JP2020178625A - 乗用型農作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、操縦席に座った作業者が安定した操縦姿勢を保持出来るようにするとともに、エンジンの上部を開放し易くしてメンテナンス作業を行い易くすることを課題とする。【解決手段】走行車体2の前後略中央に操縦座席28を設けた乗用型農作業車において、走行装置を装着するメインフレーム7にエンジン10を搭載し、該メインフレーム7を前後に連結するシートフレーム12L、12Rでエンジン10の上部を覆い、このシートフレーム12L、12R上に操縦座席28を装着し、エンジン10の上部を覆うエンジンカバー23をシートフレーム12L、12Rに取り付けたことを特徴とする乗用型農作業車とする。【選択図】図5

Description

本発明は、走行車体の後部に苗移植装置を搭載した田植機等の乗用型農作業車に関する。
特許文献1や特許文献2に記載の田植機は、左右一対の前後輪で支持した走行車体の後部に苗移植作業機を装着し、走行車体の後部左右中央に前後輪と苗移植作業機を駆動するエンジンを搭載し、エンジンの上部をエンジンカバーで覆い、このエンジンカバー上に作業者が座る操縦席を設け、操縦席に座った作業者が走行車体の前部に立設するステアリングハンドルを操作して操縦するようにしている。
特許第4638998号公報 特許第6320212号公報
前記の乗用型農作業車は、エンジンカバー上に作業者が座る操縦席を設けているために、板金で構成するエンジンカバーの剛性が低く操縦席に座った作業者の姿勢が不安定になったり、エンジンのメンテナンス作業時には操縦席を含めてエンジンカバーを取り外す面倒な作業が必要になったりする。
本発明は、操縦席に座った作業者が安定した操縦姿勢を保持出来るようにするとともに、エンジンの上部を開放し易くしてメンテナンス作業を行い易くすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、走行車体2の前後略中央に操縦座席28を設けた乗用型農作業車において、走行装置を装着するメインフレーム7にエンジン10を搭載し、該メインフレーム7を前後に連結するシートフレーム12L、12Rでエンジン10の上部を覆い、このシートフレーム12L、12R上に操縦座席28を装着し、エンジン10の上部を覆うエンジンカバー23をシートフレーム12L、12Rに取り付けたことを特徴とする乗用型農作業車とする。
請求項2の発明は、シートフレーム12L、12Rより低い位置でメインフレーム7にフロアステップ26を設け、操縦座席28側部の左右にエンジンカバー23と同じ高さ位置でフラットなサイドステップ24L、24Rを設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用型農作業車とする。
請求項3の発明は、サイドステップ24L、24Rを取り外してエンジンの側部を開放可能にしたことを特徴とする請求項2に記載の乗用型農作業車とする。
請求項4の発明は、シートフレーム12L、12R上にスライドレール13を設けて操縦座席28を前後スライド調整可能にすると共に操縦座席28の前端下部に設ける枢支軸14で操縦座席28を前に倒してエンジン10上を開放可能にすることを特徴とする請求項1或いは請求項2の何れか1項に記載の乗用型農作業車とする。
請求項1の発明で、エンジン10が強固なメインフレーム7に搭載され、この強固なメインフレーム7を前後に連結するシートフレーム12L、12Rに操縦座席28を装着しているので、操縦座席28がメインフレーム7と一体になって安定して操縦操作を確実に行える。また、エンジンカバー23のみをシートフレーム12L、12Rから外すとエンジン10の上部が解放されて簡単にメンテナンス作業が行える。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、操縦座席28の左右側部に設けるサイドステップ24L、24Rは作業者が立って苗の補給等の準備作業を行え、アシスタント作業者がサイドステップ24L、24Rに腰かけて操縦座席28に座ったメイン作業者と同乗して移動することが出来る。
請求項3の発明で、請求項2の効果に加えて、サイドステップ24L、24Rをメインフレーム7から取り外すとエンジン10の側部が広く開放されてメンテナンス作業がさらに行い易くなる。
請求項4の発明で、請求項1又は請求項2の効果に加えて、操縦座席28が前後にスライド調整して作業者の体格に合わせた座席位置とすることが可能で、枢支軸14で操縦座席28を前に倒すとエンジン10の上部メンテナンス作業に邪魔にならない。
本発明の実施の形態にかかる、施肥装置付き苗移植機の右側面図である。 同上施肥装置付き苗移植機の平面図である。 同上施肥装置を後側からみた背面図である。 同上施肥装置の肥料貯留ホッパを排出姿勢にした時の拡大右側面図である。 同上苗移植機の操縦座席の拡大右側面図である。 同上操縦座席を中心とする斜視図である。
以下に、本発明の乗用型農作業車としての苗移植機を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、施肥装置付き苗移植機を示す右側面図である。図2は、施肥装置付き苗移植機の平面図である。なお、以下の説明においては、苗移植機1−1の前進方向を前方側(図1および図2の左側)とし、前進方向の逆向きの方向を後方側(図1および図2の右側)とし、苗移植機1−1の機体前後方向に対して左右に直交する方向を機体左右方向(図2の車幅方向)とし、苗移植機1−1の機体前後方向に対して上下に直交する方向を鉛直方向としている。
本苗移植機1−1の走行車体2は、左右一対の前輪4と、同様に左右一対の後輪5とからなる走行装置を有しており、走行時には前輪4と後輪5を駆動する四輪駆動車としている。これにより、走行車体2は、圃場や道路を走行することが可能になっている。また、走行車体2の後部には、苗植付部昇降機構40によって昇降可能な苗植付部50が備えられている。
この走行車体2を構成するメインフレーム7は、前輪4と後輪5を装着し、前後略中央にエンジン10を搭載し、エンジン10の駆動力を前輪4と後輪5と苗植付部50とに伝える動力伝達装置15を備えている。つまり、この苗移植機1−1では、動力源であるエンジン10で発生した動力は、走行車体2を前進や後進させるために用いるのみでなく、苗植付部50を駆動させるためにも使用される。
また、エンジン10は、メインフレーム7の前後略中央で、かつ、メインフレーム7よりも上方に突出させた状態で配置され、メインフレーム7から上方に弯曲する左右一対のパイプ状シートフレーム12L、12Rでエンジン10の上側を囲んでいる。エンジン10としては、例えば、ディーゼル機関やガソリン機関等の熱機関が用いられる。
左右シートフレーム12L、12Rにはスライドレール13を取り付け、このスライドレール13に操縦座席28を前後位置調整可能に取り付け、前下部の枢支軸14で操縦座席28を前に起立して、エンジン10の上部が開放されるようにしている。
また、左右シートフレーム12L、12Rの前側と上部は前後に分割したエンジンカバー23F、23Rをノブボルトで取り外し可能に取り付け、そのエンジンカバー23F、23Rの左右側部にサイドステップ24L、24Rをメインフレーム7に設ける支持枠で着脱可能に取り付けている。(図6参照)サイドステップ24L、24Rの上面はエンジンカバー23F、23Rより僅かに低く、フラットで作業者が載って苗補給作業を行える。また、フロアステップ26からサイドステップ24L、24Rの上面までの高さは作業者が座り易い高さとしている。
フロアステップ26は、走行車体2の前部とエンジン10の前側部との間に亘って設けられてメインフレーム7上に取り付けられており、その一部が格子状になることにより、靴に付いた泥を圃場に落とせるようになっている。
操縦座席28の前方で、かつ、走行車体2の前側中央部には、操縦部30が立設されている。この操縦部30は、フロアステップ26の床面から上方に突出した状態で配置されており、フロアステップ26の前部側を左右に分断している。
操縦部30の前部には、開閉可能なフロントカバー31が設けられている。また、操縦部30の上部には、操作装置を作動させる変速レバー等や計器類、苗植付部50を昇降させる植付部昇降レバー、ハンドル32等が配設されている。このハンドル32は、作業者が前輪4を操舵操作することにより走行車体2を操舵する操舵部材として設けられており、操縦部30内の操作装置等を介して前輪4を転舵させることが可能になっている。
また、フロアステップ26における操縦部30の左右それぞれの側方に位置する部分には、補給用の苗を載せておく予備苗載台65が配置されている。この予備苗載台65は、フロアステップ26の床面から突出した支持軸66によって回転自在に支持されており、作業者の手、または電動モータ等の回動部材によって回動させることが可能になっている。
また、動力伝達装置15は、エンジン10から伝達される駆動力を変速する変速装置である油圧式無段変速機16と、この油圧式無段変速機16にエンジン10からの動力を伝えるベルト式動力伝達機構17と、を有している。このうち、油圧式無段変速機16は、HST(HydroStaticTransmission)といわれる静油圧式の無段変速装置として構成されている。これにより、油圧式無段変速機16は、エンジン10からの動力で駆動する油圧ポンプによって油圧を発生させ、この油圧を油圧モータで機械的な力(回転力)に変換して出力する。これにより、油圧式無段変速機16は、エンジン10で発生する動力を、前輪4と後輪5を駆動する力に変換する。
その際に、油圧式無段変速機16は、回転力の方向や回転速度を変更することにより、走行車体2の前後進および走行速度を変更することが可能になっており、変速レバー(図示省略)は、この油圧式無段変速機16の出力および出力方向を変更することによって、走行車体2の前後進および走行速度を操作することが可能になっている。
この油圧式無段変速機16は、エンジン10よりも前方で、かつ、フロアステップ26の床面よりも下方に配置されており、本苗移植機1−1では、機体前後方向において、エンジン10の前方に配置されている。
また、ベルト式動力伝達機構17は、エンジン10の出力軸に取り付けたプーリと、油圧式無段変速機16の入力軸に取り付けたプーリと、双方のプーリに巻き掛けたベルトと、さらに、このベルトの張力を調整するテンションプーリと、を備えている。これにより、ベルト式動力伝達機構17は、エンジン10で発生した動力を、ベルトを介して油圧式無段変速機16に伝達可能になっている。
さらに、動力伝達装置15は、ベルト式動力伝達機構17を介して油圧式無段変速機16に伝達され、油圧式無段変速機16で変速したエンジン10からの駆動力を各部に伝達する伝動装置であるミッションケース18を有している。このミッションケース18は、路上走行時や植付時等における走行車体2の作業速度を切り替える副変速機構(図示省略)を内設しており、メインフレーム7の前部に取り付けられている。副変速レバー(図示省略)は、ミッションケース18内の副変速機構を操作することにより、走行車体2の走行速度を切り替えることが可能になっている。ミッションケース18は、ベルト式動力伝達機構17と油圧式無段変速機16とを介して伝達されたエンジン10からの出力を、当該ミッションケース18内の副変速機構で変速して、前輪4と後輪5への走行用動力と、苗植付部50への駆動用動力とに分けて出力可能になっている。
このうち、走行用動力は、一部が左右の前輪ファイナルケース21を介して前輪4に伝達可能になっており、残りが左右の後輪ギアケース22を介して後輪5に伝達可能になっている。左右それぞれの前輪ファイナルケース21は、ミッションケース18の左右それぞれの側方に配設されており、左右の前輪4は、車軸を介して左右の前輪ファイナルケース21に連結されている。また、この前輪ファイナルケース21は、ハンドル32の操舵操作に応じて駆動し、前輪4を転舵させることが可能になっている。同様に、左右それぞれの後輪ギアケース22には、車軸を介して後輪5が連結されている。一方、駆動用動力は、走行車体2の後部に設けた植付クラッチ(図示省略)に伝達され、この植付クラッチの係合時に植付伝動軸(図示省略)によって苗植付部50へ伝達される。
また、走行車体2の後部に備えられる苗植付部50を昇降させる苗植付部昇降機構40は、昇降リンク装置41を有しており、苗植付部50は、この昇降リンク装置41を介して走行車体2に取り付けられている。この昇降リンク装置41は、走行車体2の後部と苗植付部50とを連結させる平行リンク機構42を備えている。この平行リンク機構42は、上リンクと下リンクとを有しており、これらのリンクが、メインフレーム7の後部端に立設した背面視門型のリンクベースフレーム43に回動自在に連結され、各リンクの他端側が苗植付部50に回動自在に連結されることにより、苗植付部50を昇降可能に走行車体2に連結している。
また、苗植付部昇降機構40は、油圧によって伸縮する油圧昇降シリンダ44を有しており、油圧昇降シリンダ44の伸縮動作によって、苗植付部50を昇降させることが可能になっている。苗植付部昇降機構40は、その昇降動作によって、苗植付部50を非作業位置まで上昇させたり、対地作業位置(対地植付位置)まで下降させたりすることが可能になっている。
また、苗植付部50は、苗を植え付ける範囲を複数の区画、あるいは複数の列で植え付けることができ、本苗移植機1−1では、苗を4つの区画で植え付ける、いわゆる4条植の苗植付部50になっている。この苗植付部50は、苗植付装置60と、苗載置台51およびフロート45を備えている。このうち、苗載置台51は、走行車体2の後部に複数条の苗を積載する苗載置部材として設けられており、走行車体2の左右方向において仕切られた植付条数分の苗載せ面52を有し、それぞれの苗載せ面52に土付きのマット状苗を載置することが可能になっている。これにより、苗載置台51に載置した苗が植え付けられて無くなるたびに、予備苗載台65からマット状苗を補給して、圃場外に用意している苗を取りに戻る必要が無く、連続した作業を行えるので、作業能率が向上する。
また、苗植付装置60は、苗載置台51の下部に配設されており、苗載置台51の前面側に配設される植付支持フレーム53によって支持されている。この苗植付装置60は、苗載置台51に載置されたマット状苗から所定量の苗を掻き取って圃場に植え付ける装置になっており、植付伝動ケース64と植込杆61と植付伝動軸(図示省略)とを有している。このうち、植込杆61は、苗載置台51から苗を取って圃場に植え付けることができるように構成されており、植付伝動ケース64は、植込杆61に駆動力を供給することが可能になっている。
詳しくは、植付伝動ケース64は、エンジン10から苗植付部50に伝達された動力を、植込杆61に供給可能に構成されており、植込杆61は、植付伝動ケース64に対して回転可能に連結されている。また、植込杆61は、苗載置台51から苗を取って圃場に植え付ける植込杆62と、植込杆62を回転可能に支持するとともに植付伝動ケース64に対して回転可能に連結されるロータリケース63と、を有している。ロータリケース63は、植付伝動ケース64から伝達された駆動力によって植込杆62を回転させる際に、回転速度を変化させながら回転させることのできる不等速伝動機構(図示省略)を内装している。これにより、植込杆61の回転時には、植込杆62は、ロータリケース63に対する回転角度によって回転速度が変化しながら回転をすることができる。
このように構成される苗植付装置60は、2条毎に1つずつ配設されており、即ち、複数の苗植付装置60は、それぞれ植付条が割り当てられている。また、各植付伝動ケース64は、2条分の植込杆61を回転可能に備えており、つまり、1つの植付伝動ケース64には、2つのロータリケース63が、機体左右方向の両側に連結されている。本苗移植機1−1が有する苗植付装置60は、この植付伝動ケース64を2つ備えており、これにより、4条分の植込杆61を備えている。
また、フロート45は、走行車体2の移動とともに、圃場面上を滑走して整地するものであり、走行車体2の左右方向における苗植付部50の中央側に位置するセンターフロート46と、左右方向における苗植付部50の両側に位置するサイドフロート47と、を有している。
また、苗植付部50の下方側の位置における前側には、圃場の整地を行う整地用ロータ67が設けられている。この整地用ロータ67は、後輪ギアケース22を介して伝達されるエンジン10からの動力によって回転可能に構成されている。
苗植付部50が有する複数の苗植付装置60は、植付伝動ケース64を支持するとともに、苗植付装置60に駆動力を伝動可能に構成される苗植込杆(図示省略)に備えられている。この苗植込杆62は、植付支持フレーム53に支持されており、これにより、苗植付装置60が有する複数の植付伝動ケース64は、植付支持フレーム53に装着されている。苗植込杆62は、エンジン10で発生した駆動力をミッションケース18から苗植付装置60に対して伝達可能に構成されている。複数の植付伝動ケース64は、伝達された駆動力により植込杆61を回転させる。
また、走行車体2における操縦座席28の後方には、圃場に肥料を供給する施肥装置70が搭載されている。この施肥装置70は、肥料が貯留される肥料貯留ホッパ71,72に対して機体前後方向に回動自在に支持されて開閉可能な蓋部73,74と、肥料貯留ホッパ71,72から供給される肥料を苗植付部50側の圃場上へ搬送する施肥ホース(図示省略)と、施肥ホースに搬送風を供給することにより、施肥ホース内の肥料を苗植付部50側に移送する起風装置であるブロワ77(図3参照)と、を有している。
図3は、図1に示す苗移植機の施肥装置を後側からみた図である。図4は、図1に示す苗移植機の肥料貯留ホッパ71、72の排出姿勢時の側面図である。肥料貯留ホッパ71,72は、貯留姿勢時において、機体左右方向に長い略直方体状の外形を有しており、上方に開口71a,72aを有している。肥料貯留ホッパ71,72は、貯留姿勢時において、機体左右方向において左右に二分割されており、それぞれの肥料貯留ホッパ71,72の下部には二つの漏斗部71b,72bが形成されている。この漏斗部71b,72bのそれぞれには、肥料貯留ホッパ71,72の貯留姿勢時において、下方に供給口71d,72d(図2参照)が開口されている。肥料貯留ホッパ71,72の貯留姿勢時において、複数の漏斗部71b、72bのそれぞれの下部には、供給口71d,72dを開閉可能なシャッター75(図1、図4参照)が配設されている。シャッター75は、例えば、作業者の手作業により、供給口71d,72dを開閉操作可能に構成されている。これにより、シャッター75により供給口71d,72dを閉じることで、肥料貯留ホッパ71,72からの肥料の供給を停止可能である。
また、肥料貯留ホッパ71,72は、貯留姿勢時において、漏斗部71b,72bの下部の機体前後方向の後側に、軸線方向が機体左右方向に平行な回動軸71c,72cを有しており、回動軸71c,72c周りに機体前後方向に回動自在に支持されている。肥料貯留ホッパ71,72は、肥料を貯留可能な貯留姿勢、および肥料を排出可能な排出姿勢のそれぞれに切り替え可能に支持されている。肥料貯留ホッパ71,72は、回動軸71c,72c周りに機体前後方向の前方に回転されると貯留姿勢となり、回動軸71c,72c周りに機体前後方向の後方に回転されると排出姿勢となる。(図4参照)なお、肥料貯留ホッパ71,72は、苗植付部50が植付位置(図1参照)で干渉しない範囲(例えば、90度程度の範囲)で回動自在となっている。ここで、肥料貯留ホッパ71,72の貯留姿勢は、上方に開口71a,72aが位置し、下方に供給口71d,72dが位置する姿勢であり、図1や図3に示す姿勢である。また、肥料貯留ホッパ71,72の排出姿勢は、機体前後方向の前方に供給口71d,72d(図3参照)が位置し、機体前後方向の後方に開口71a,72aが位置する姿勢であり、図4に示す姿勢である。
2 走行車体
7 メインフレーム
10 エンジン
12L、12R シートフレーム
13 スライドレール
14 枢支軸
23 エンジンカバー
24L、24R サイドステップ
26 フロアステップ
28 操縦座席

Claims (4)

  1. 走行車体(2)の前後略中央に操縦座席(28)を設けた乗用型農作業車において、前記走行装置を装着するメインフレーム(7)にエンジン(10)を搭載し、該メインフレーム(7)を前後に連結するシートフレーム(12L)、(12R)で前記エンジン(10)の上部を覆い、このシートフレーム(12L)、(12R)上に前記操縦座席(28)を装着し、前記エンジン(10)の上部を覆うエンジンカバー(23)を前記シートフレーム(12L)、(12R)に取り付けたことを特徴とする乗用型農作業車。
  2. 前記シートフレーム(12L)、(12R)より低い位置で前記メインフレーム(7)にフロアステップ(26)を設け、前記操縦座席(28)側部の左右に前記エンジンカバー(23)と同じ高さ位置でフラットなサイドステップ(24L)、(24R)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用型農作業車。
  3. 前記サイドステップ(24L)、(24R)を取り外して前記エンジンの側部を開放可能にしたことを特徴とする請求項2に記載の乗用型農作業車。
  4. 前記シートフレーム(12L)、(12R)上にスライドレール(13)を設けて前記操縦座席(28)を前後スライド調整可能にすると共に前記操縦座席(28)の前端下部に設ける枢支軸(14)で前記操縦座席(28)を前に倒して前記エンジン(10)上を開放可能にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗用型農作業車。
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