JP2020178165A5 - 無線通信装置、無線通信システムおよび通信方法 - Google Patents

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信システムおよび通信方法に関する。

本発明の一観点によれば、無線通信装置であって、前記無線通信装置と他の無線通信装置との間で電界結合により差動信号の無線通信を行うための電極として機能する第１の導体及び第２の導体と、前記無線通信装置と前記他の無線通信装置との間で電界結合により無線通信を行うための電極として機能する第３の導体及び第４の導体とを有し、前記第１の導体の重心と前記第３の導体の重心との間の第１の距離と、前記第２の導体の重心と前記第３の導体の重心との間の第２の距離との差が、前記第１の導体の幅及び前記第２の導体の幅より短く、前記第１の導体の重心と前記第４の導体の重心との間の距離は、前記第１の距離よりも長く、前記第２の導体の重心と前記第４の導体の重心との間の距離は、前記第２の距離よりも長いことを特徴とする無線通信装置が提供される。

Claims (14)

1. 無線通信装置であって、
   前記無線通信装置と他の無線通信装置との間で電界結合により差動信号の無線通信を行うための電極として機能する第１の導体及び第２の導体と、
   前記無線通信装置と前記他の無線通信装置との間で電界結合により無線通信を行うための電極として機能する第３の導体及び第４の導体とを有し、
   前記第１の導体の重心と前記第３の導体の重心との間の第１の距離と、前記第２の導体の重心と前記第３の導体の重心との間の第２の距離との差が、前記第１の導体の幅及び前記第２の導体の幅より短く、
   前記第１の導体の重心と前記第４の導体の重心との間の距離は、前記第１の距離よりも長く、
   前記第２の導体の重心と前記第４の導体の重心との間の距離は、前記第２の距離よりも長いことを特徴とする無線通信装置。
2. 前記第１の導体、前記第２の導体、前記第３の導体、及び前記第４の導体は、同一基板上に配置されることを特徴とする請求項１に記載の無線通信装置。
3. 前記第１の導体の重心と前記第４の導体の重心との間の第３の距離と、前記第２の導体の重心と前記第４の導体の重心との間の第４の距離との差が、前記第１の導体の幅及び前記第２の導体の幅よりも短いことを特徴とする請求項１又は２に記載の無線通信装置。
4. 前記第１の距離と前記第２の距離とは略等しく、
   前記第３の距離と前記第４の距離とは略等しいことを特徴とする請求項３に記載の無線通信装置。
5. 前記第１の導体と前記第３の導体との結合度と、前記第２の導体と前記第３の導体との結合度とは略等しいことを特徴とする請求項１に記載の無線通信装置。
6. 前記第１の導体と前記第４の導体との結合度と、前記第２の導体と前記第４の導体との結合度とは略等しいことを特徴とする請求項５に記載の無線通信装置。
7. 前記第１の導体の重心と前記第２の導体の重心とを通る第１の直線と、前記第３の導体の重心と前記第４の導体の重心とを通る第２の直線とは略直交することを特徴とする請求項１～６のいずれか１項に記載の無線通信装置。
8. 前記第２の直線は、前記第１の導体の重心と前記第２の導体の重心との間を通ることを特徴とする請求項７に記載の無線通信装置。
9. 前記第１の導体と前記第２の導体とは、第１の差動信号の無線通信に用いられ、
   前記第３の導体と前記第４の導体とは、第２の差動信号の無線通信に用いられることを特徴とする請求項１～８のいずれか１項に記載の無線通信装置。
10. 前記第１の導体と前記第２の導体とは、差動信号の無線通信に用いられ、
    前記第３の導体は、前記第４の導体の電位を基準電位として、シングルエンド信号の無線通信に用いられることを特徴とする請求項１～８のいずれか１項に記載の無線通信装置。
11. 前記第１の導体と前記第２の導体とは、前記無線通信装置が前記他の無線通信装置から電界結合により信号を無線受信するために用いられ、
    前記第３の導体と前記第４の導体とは、前記無線通信装置が前記他の無線通信装置へ電界結合により信号を無線送信するために用いられることを特徴とする請求項１～１０のいずれか１項に記載の無線通信装置。
12. 前記第１の導体と前記第２の導体とは、前記無線通信装置が前記他の無線通信装置へ電界結合により信号を無線送信するために用いられ、
    前記第３の導体と前記第４の導体とは、前記無線通信装置が前記他の無線通信装置へ電界結合により信号を無線送信するために用いられることを特徴とする請求項１～１０のいずれか１項に記載の無線通信装置。
13. 第１の導体、第２の導体、第３の導体、及び第４の導体を有する第１の無線通信装置と、
    第５の導体、第６の導体、第７の導体、及び第８の導体を有する第２の無線通信装置とを有し、
    前記第１の導体と前記第５の導体とは対向して配置され、
    前記第２の導体と前記第６の導体とは対向して配置され、
    前記第３の導体と前記第７の導体とは対向して配置され、
    前記第４の導体と前記第８の導体とは対向して配置され、
    前記第１の導体と前記第２の導体とは、前記第１の無線通信装置と前記第２の無線通信装置との間で電界結合により差動信号の無線通信を行うための電極として機能し、
    前記第３の導体と前記第４の導体とは、前記第１の無線通信装置と前記第２の無線通信装置との間で電界結合により無線通信を行うための電極として機能し、
    前記第１の導体の重心と前記第３の導体の重心との間の第１の距離と、前記第２の導体の重心と前記第３の導体の重心との間の第２の距離との差が、前記第１の導体の幅及び前記第２の導体の幅よりも短く、
    前記第１の導体の重心と前記第４の導体の重心との間の距離は前記第１の距離よりも長く、
    前記第２の導体の重心と前記第４の導体の重心との間の距離は前記第２の距離よりも長いことを特徴とする無線通信システム。
14. 第１の導体、第２の導体、第３の導体、及び第４の導体を有する無線通信装置による通信方法であって、
    前記第１の導体と前記第２の導体とを電極として用いて、前記無線通信装置と他の無線通信装置との間で電界結合により差動信号の無線通信を行い、
    前記第３の導体と前記第４の導体とを電極として用いて、前記無線通信装置と前記他の無線通信装置との間で電界結合により無線通信を行い、
    前記第１の導体の重心と前記第３の導体の重心との間の第１の距離と、前記第２の導体の重心と前記第３の導体の重心との間の第２の距離との差が、前記第１の導体の幅及び前記第２の導体の幅よりも短く、
    前記第１の導体の重心と前記第４の導体の重心との間の距離は前記第１の距離よりも長く、
    前記第２の導体の重心と前記第４の導体の重心との間の距離は前記第２の距離よりも長いことを特徴とする通信方法。