JP7114221B2 - 無線通信システム、通信装置及び通信方法 - Google Patents

無線通信システム、通信装置及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムに関する。
近年、ロボットアームの関節部分や、ネットワークカメラと雲台との結合部分など、回転可能な部分で通信を行うシステムがある。また、上下逆挿しに対応したモバイル機器用の通信ケーブルなど、異なる複数の向きで結合可能な2つの装置の間で通信を行うシステムがある。これらのようなシステムにおける通信を無線化した場合には、送信アンテナに対する受信アンテナの向きが可変となる。
一方、特許文献1には、それぞれが2つの電極を有する送信アンテナと受信アンテナとを用いて電磁界結合による通信を行って、高品質な通信を実現する方法が記載されている。具体的には、送信アンテナが有する第1の送信電極と第2の送信電極に逆位相の電気信号である差動信号を入力することでデータを送信する方法が記載されている。
特開2016-29785号公報
しかしながら、複数の電極を有する一方のアンテナと、該アンテナに対する向きが可変である他方のアンテナとの間で無線通信を行うシステムにおいて、通信が不安定になる虞がある。例えば、一方のアンテナが有する電極と他方のアンテナが有する電極とが、ある向きにおいては対向し、別の向きにおいては対向しない場合、通信の効率がアンテナの向きによって大きく変化してしまうと考えられる。
本発明は上記課題に鑑み、複数の電極を有する一方のアンテナと、該アンテナに対する向きが可変である他方のアンテナとの間で無線通信を行うシステムにおける、通信の安定性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る無線通信システムは、例えば以下の構成を有する。すなわち、軸周りに回転可能な第1電極であって、前記軸上の位置を中心とする第1の輪の形状の少なくとも一部を成す第1電極と、前記軸周りに回転可能な第2電極であって、前記軸上の位置を中心とする第2の輪の形状の少なくとも一部を成す第2電極と、電界及び磁界の少なくとも何れかにより前記第1電極と結合する第3電極と、電界及び磁界の少なくとも何れかにより前記第2電極と結合する第4電極と、前記第1電極と前記第3電極との結合及び前記第2電極と前記第4電極との結合に基づく無線データ通信を制御する通信制御手段と、を有し、前記第1電極と前記第3電極とは、前記軸方向から見て少なくとも一部重なり、前記第2電極と前記第4電極とは、前記軸方向から見て少なくとも一部重なり、前記無線データ通信においては、前記第1電極と前記第2電極に電気信号が入力され、前記第3電極と前記第4電極から電気信号が出力され、前記第1電極に入力される電気信号は、前記第2電極に入力される電気信号に対して逆位相である
本発明によれば、複数の電極を有する一方のアンテナと、該アンテナに対する向きが可変である他方のアンテナとの間で無線通信を行うシステムにおける、通信の安定性を向上させることができる。
無線通信システム100のシステム構成について説明するための図である。 無線通信システム100において入出力される電気信号について説明するための図である。 ネットワークカメラ300への無線通信システム100の適用例について説明するための図である。 結合器103の形状の例について説明するための図である。 無線電力伝送を行う無線通信システム100の構成について説明するための図である。 無線電力伝送を行う無線通信システム100における連結部の構成について説明するための図である。 スリットを有する結合器103の形状の例について説明するための図である。 バラン902を有する無線通信システム100の構成について説明するための図である。 結合器103と結合器104の形状が異なる場合の例について説明するための図である。
[システム構成]
本実施形態に係る無線通信システム100(以降、システム100)の構成の概略を図1に示す。システム100は、信号源101、信号線102-1、信号線102-2、結合器103、結合器104、信号線105-1、信号線105-2、及び波形整形機106(以降、整形器106)を有する。本実施形態において、信号線102-1と信号線102-2を特に区別しない場合には、単に信号線102と記載する。同様に、信号線105-1と信号線105-2を特に区別しない場合には、単に信号線105と記載する。
結合器103及び結合器104は、電磁界結合による無線通信を行うためのアンテナとして機能する導体であり、それぞれが内側の電極と外側の電極の2つの電極を有している。そして、結合器103の外側の電極と結合器104の外側の電極との間で電気信号が伝送され、結合器103の内側の電極と結合器104の内側の電極との間で電気信号が伝送される。結合器103及び結合器104は、具体的には、FR4(Flame Retardant Type 4)などのプリント基板上やフレキシブル基板上に各電極としての銅パターンが形成された構成である。ただし結合器103及び結合器104の構成はこれに限らない。なお、本実施形態における電磁界結合には、電界結合と磁界結合の両方が含まれる。すなわち、結合器間における無線通信は電界結合によって行われてもよいし、磁界結合によって行われてもよい。本実施形態では、結合器103と結合器104との間で主に電界結合による通信が行われる場合を中心に説明する。
信号源101は、差動信号を生成して信号線102へ入力する。すなわち、信号線102-1と信号線102-2には互いに逆位相の電気信号が入力される。結合器103が有する2つの電極の一方には信号線102-1が接続され、もう一方には信号線102-2が接続され、信号源101が生成した差動信号が信号線102を介して結合器103に入力される。すなわち、結合器が有する2つの電極には信号源101により互いに逆位相の電気信号が入力される。
結合器103に差動信号が入力されると、その入力に応じて結合器104に電圧が生じる。すなわち、結合器103から送信された電気信号が結合器104により受信される。結合器104が有する2つの電極の一方には信号線105-1が接続され、もう一方には信号線105-2が接続され、結合器104により受信された差動信号が信号線105を介して整形器106へ伝送される。具体的には、結合器103の外側の電極への入力に応じて結合器104の外側の電極により受信される電気信号と、結合器103の内側の電極への入力に応じて結合器104の内側の電極により受信される電気信号とが、整形器106に入力される。
そして整形器106は、2つの電極により受信された電気信号に基づいて、信号源101が出力した信号の波形に近い形の電気信号を生成する。整形器106は生成した電気信号を、例えばシステム100が有する不図示の機能部へ出力する。ここで不図示の機能部には、例えば、入力された電気信号に基づく画像を表示部に表示させる表示制御部や、入力された電気信号に基づくデータを外部の装置に転送する転送部などが含まれる。
図2に、システム100において入出力される電気信号の波形の例を示す。図2における横軸は時間を示している。まず、信号源101により生成された図2(a)に示す送信信号が信号線102-1を介して結合器103に入力される。結合器104は結合器103と電界結合するため、結合器103に対する送信信号の入力に応じて、結合器104には図2(b)に示す受信信号が発生する。この受信信号は、結合器103に入力される信号の微分波形となっている。そして図2(b)に示す受信信号は、信号線105-1を介して整形器106に入力される。
また、信号源101は、図2(a)に示す送信信号と逆位相の信号を、信号線102-2を介して結合器103に入力する。この入力に応じて、結合器104には図2(b)に示す受信信号と逆位相の信号が発生し、発生した信号は信号線105-2を介して整形器106に入力される。
整形器106は、信号線105を介して入力された差動信号に対して整形処理を行い、信号源101から出力された送信信号と同様の波形を有する、図2(c)に示す整形済み信号を生成する。以上の過程により、デジタルデータの無線による伝送が実現する。なお、ここでは伝送される電気信号が2値のデジタル信号であるものとしたが、これに限らず、多値の信号であってもよい。
[ネットワークカメラへの適用例]
次に図3を用いて、システム100をネットワークカメラ300における撮影データの伝送に適用した場合の例について説明する。ネットワークカメラ300は撮影部302及び雲台303を有し、撮影部302と雲台303とは連結部304を境にして脱着することが可能である。雲台303は天井や壁などの設置箇所に固定されている。このような構造とすることで、故障などにより撮影部302の交換が必要になった場合に、簡単な作業で交換を実施することができる。
ネットワークカメラ300においては、撮影部302に結合器103が含まれ、雲台303に結合器104が含まれる。そして撮影制御部305による撮影に基づく画像データが、結合器103から結合器104へ送信され、整形器106を介して外部のネットワークに伝送される。このように連結部304における通信を無線化することで、画像データを伝送するための伝送線やコネクタを連結部304に設置する必要がなくなり、省スペース化や耐候性の向上が実現できる。
なお本実施形態では、撮影部302と雲台303とは複数の異なる向きで連結可能であるものとする。例えば、撮影部302を雲台303から取り外し、撮影部302を座標系310のZ軸方向の軸まわりに180度回転させて雲台303に再装着することができる。このような構成により、撮影部302の向きを簡単に変更することができる。
このように結合器103に対する結合器104の向きが可変である場合に、向きが変化しても結合器同士の結合度などが大きく変化しないように、本実施形態では結合器103の形状を図4に示すような形状とする。図4(a)-(d)はそれぞれ、結合器103を座標系310のZ軸方向から見た場合の形状を示している。
図4(a)において、結合器103は外側の電極401と内側の電極402を有する。外側の電極401は内側の電極402を囲うように配置される。すなわち、外側の電極401は穿孔部を有し、内側の電極402はその穿孔部の内部に、外側の電極401と接触しないように位置する。そして外側の電極401は、電極401の面と垂直なZ軸方向の視点において、略点対象な形状(矩形)である。このような構成により、結合器104に対する結合器103の向きが、穿孔部の略中心を通る軸であってZ軸方向と略平行な軸まわりに可変であっても、結合器同士の結合度は略一定であり、結合器間で安定した通信を行うことが可能となる。
なお、結合器104に対する結合器103の向きは、180度反転可能な場合に限らず、60度や120度回転させた複数の異なる向きに変更可能であってもよい。このような場合には、図4(b)に示すように外側の電極403を略正多角形とすることで、安定した通信を実現できる。また、図4(c)のように外側の電極405を略円形としてもよい。
また、結合器103の内側の電極も、Z軸方向の視点において略点対象の形状とし、図4(a)の電極402のように穿孔部の中心付近に位置させると、結合器間の結合度が略一定となるため望ましい。ただしこれに限らず、例えばシステム100が多少の結合度の変化を許容できるような場合には、図4(b)に示すように、内側の電極404が穿孔部の中心からずれていていもよい。また、回転軸が電極403の内部を通れば、電極403の中心を通らなくてもよい。また、図4(d)に示すように内側の電極406が穿孔部を有する構成とすれば、連結部304において結合器103の中心を通る軸部材や有線ケーブルを設置することができる。
一方、結合器104も同様に、図4に示すような形状であってよい。そしてZ軸方向の視点において、結合器104と結合器103の外側の電極同士が少なくとも一部重なりあい、結合器104と結合器103の内側の電極同士が少なくとも一部重なりあうように位置することで、電磁界結合による無線通信を効率よく行える。ただし、結合器104と結合器103の形状は異なっていてもよい。
なお、結合器103と結合器104の内側の電極同士の結合度と外側の電極同士の結合度との差を小さく抑えることで、通信の品質を向上することができる。そのため、例えば結合器103と結合器104とが同形状であり、外側の電極と内側の電極とが同一平面上に位置する場合、外側の電極の面積を内側の電極の面積の10倍以下とすることが望ましい。また、外側の電極の面積を内側の電極の面積の2倍以下とすることで、より通信品質を向上できる。なお、本実施形態では結合器103及び結合器104において内側の電極と外側の電極とが略同一平面上に位置するものとするが、これに限らない。すなわち、内側の電極と外側の電極とのZ軸方向における位置が異なっていてもよい。
以上の説明では、連結部304において撮影部302と雲台303とが複数の異なる向きで連結可能であるものとしたが、連結部304は撮影部302を雲台303に対して回転移動させる機構を有していてもよい。例えば連結部304は、撮影部302と雲台303とを連結する部材をモータにより回転させることで、座標系310のZ軸方向の軸まわりに撮影部302を回転させてもよい。このような回転移動可能な連結部304における通信を無線化することで、例えば既存技術であるスリップリングを連結部304に用いて通信を行う場合と比べて、摩耗による経年劣化の抑制やデータ伝送レートへの高速化などが可能となる。
撮影部302を雲台303に対して回転させる移動制御が行われる場合、撮影部302に含まれる結合器103は、雲台に含まれる結合器104に対して回転移動する。このような場合には、図4(c)や図4(d)に示すように結合器103が有する電極405を略円形とすることで、回転移動に伴う結合器103と結合器104との間の結合度の変動をより抑制することができる。その結果、結合器104が受信する電気信号における振幅の増減や極性の反転を抑制することができ、回転移動中でも安定したデータ通信を継続することが可能となる。
なおこの場合には、通信の安定性を向上するために、電極405の穿孔部の略中心を通りZ軸方向と略平行な軸を回転軸とすることが望ましい。また、結合器103の内側の電極も電極404や電極406のように略円形とすることで、より通信の安定性を向上できる。ただし、この用途に用いる結合器103の電極の形状は必ずしも円形である必要はなく、例えばシステム100が多少の結合度の変動を許容できるような場合には、図4(a)や図4(b)に示したような形状の結合器103を用いてもよい。
[無線電力伝送との共存]
以上ではネットワークカメラ300の連結部304におけるデータ通信を無線化する構成について説明したが、同時に連結部304における電力伝送を無線化してもよい。電力伝送の無線化を実現することで、連結部304に電力を伝送するためのケーブルを設置する必要がなくなるため、より利便性が高くなる。
無線通信に加えて無線電力伝送を行うシステム100のネットワークカメラ600への適用例を図5に示す。図5において、図3と同様の構成要素には同一の符号を付している。ネットワークカメラ600は、図3のネットワークカメラ300の構成に加えて、電力線603、DC/AC変換回路604(以降、変換回路604)、送電アンテナ605、受電アンテナ606、及び整流回路607を有する。
送電アンテナ605と受電アンテナ606との間では、電磁界結合による無線電力伝送が行われる。なお、無線電力伝送のために発生する電磁界が結合器103と結合器104との間の電界結合による無線通信に干渉することを抑制するためには、電磁誘導方式や磁界共鳴方式などの磁界結合による無線電力伝送を行うことが望ましい。そのため、本実施形態では送電アンテナ605及び受電アンテナ606がコイル状の導体であり、磁界結合による無線電力伝送が行われる場合について説明する。ただしこれに限らず、例えば送電アンテナ605及び受電アンテナ606が電極となり、電界結合による無線電力伝送が行われてもよい。
電力線603は、変換回路604にDC(直流)電力を供給する。変換回路604は、供給された電力をAC(交流)電力に変換し、送電アンテナ605に入力する。送電アンテナ605に入力されたAC電力は、磁界結合により受電アンテナ606に伝送される。受電アンテナ606は、受電したAC電力を整流回路607に供給する。そして整流回路607は、供給されたAC電力をDC電力に変換し、ネットワークカメラ600内の機能部(例えば撮影制御部305)に供給する。
図6に、図5の連結部304における結合器103、結合器104、送電アンテナ605及び受電アンテナ606の詳細な構成を示す。座標系310のZ軸方向の視点において、結合器103は受電アンテナ606が成すループの内部に位置し、結合器104は送電アンテナ605成すループの内部に位置する。このような構成とすることで、撮影部302が回転しても送電アンテナ605と受電アンテナ606との位置関係が大きく変化することがなく、電力伝送の安定性を向上できる。なお、送電アンテナ605と結合器104とが同心円状に位置し、受電アンテナ606と結合器103とが同心円状に位置することで、電力伝送の安定性をより向上できる。
送電アンテナ605に電力が入力されると、連結部304には磁束701が発生し、この磁束701を介して受電アンテナ606は電力を受電する。ここで、結合器103を図4に示す形状とした場合、電極401、電極403、電極405及び電極406のような閉ループ形状の電極を磁束701が貫くことにより、結合器103に誘導起電力が発生することが考えられる。そこで、このようなノイズとなり得る誘導起電力を低減するために、結合器103の電極を、図7に示すようにスリットを有する形状としてもよい。
図7(a)-(d)は、それぞれ図4(a)-(d)に示す結合器103にスリットが加えられた形状を示している。例えば図7の電極801は、図4の電極401にスリットが加えられた形状であり、電極801の外側と穿孔部が存在する電極801の内側とを繋ぐスリットを有する。結合器103の電極がこのようなスリットを有することで、磁束701によって結合器103に発生する誘導起電力が低減され、結合器103と結合器104との間の無線通信におけるノイズの発生を抑制することができ、通信の安定性を向上できる。なお、図7(d)に示すように、結合器103の内側の電極806も穿孔部を有する場合には、内側の電極806もスリットを有する形状とすることで通信の安定性をより向上できる。
なお、結合器104も結合器103と同様にスリットを有する形状である場合には、結合器104に対する結合器103の向きの変化に伴って結合器間の結合度が変動する。そのため、結合度の変動がシステム100において許容される所定の閾値を超えない程度に、スリットの幅を小さく設定することが望ましい。
[変形例]
以下では、上述したシステム100の変形例について説明する。図8は、図1のシステム100における送電側(結合器103より左側)にバラン902を追加した場合の構成例である。結合器103は図1の場合と同様である。信号線903は、図1における信号線102と同様に、差動信号を伝送する。
図1の場合と異なる点として、バラン902が追加されることにより、信号源901と結合器103をアイソレートすることができる。すなわち、バラン902を境とする信号源901側と結合器103側とで基準電位を変えることができる。これにより、結合器103と結合器104の内側の電極同士の結合度と外側の電極同士の結合度とが一致しないことによる通信品質の低下を抑制することができる。また、信号源901による電気信号の出力を、差動出力に限らずシングルエンド(単相)出力とすることもできる。信号源901がシングルエンド出力を行う場合でも、バラン902の効果により信号線903には差動信号が流れ、結合器103と結合器104とは差動信号を送受信することになる。
なお、図8においてはバラン902がソーターバランであるものとしたが、バラン902の構成はこの構成に限らない。また、バラン902の代わりにトランスを用いて信号源901と結合器103をアイソレートする方式を採用しても、同様の効果が得られる。
また、図3や図6を用いた以上の説明においては、結合器103の形状と結合器104の形状が同一な場合を中心に説明したが、これに限らず、結合器103と結合器104の形状が異なっていてもよい。例えば図9のように、結合器103の外側の電極を略円形とし、結合器104の外側の電極を弧形としても、結合器104に対する結合器103の回転移動に伴う外側の電極同士の結合度の変化は小さく抑えることができる。また同様に、結合器103の内側の電極と結合器104の内側の電極の一方が略点対象の形状であれば、他方が略点対象でなかったとしても、向きの変化に伴う結合の変化を小さく抑えることができる。
なお、結合器103の形状と結合器104の形状を逆転させても同様の効果が得られる。すなわち、図9において、信号線105から結合器104へ差動信号を入力し、結合器103により受信された差動信号が信号線102を介して出力されてもよい。この場合には、信号線102に整形器106が接続され、信号線105に信号源101が接続される。
また、本実施形態では結合器103から結合器104へ差動信号が単方向に送信される場合について説明した。差動信号を用いて通信を行うことで、シングルエンド伝送を行う場合よりも、無線通信における外部からのノイズの影響が低減される。ただしこれに限らず、本実施形態で説明した形状の結合器103を双方向通信に適用してもよい。
例えば、信号線102-1から結合器103の内側の電極に第1電気信号が入力され、信号線105-2から結合器104の外側の電極に第2電気信号が入力されてもよい。そして、第1電気信号の入力に応じて結合器104の内側の電極により受信された電気信号が信号線105-1へ出力され、第2電気信号の入力に応じて結合器103の外側の電極により受信された電気信号が信号線102-2へ出力されてもよい。この場合には、信号線102と信号線105のそれぞれに、信号源101と整形器106の両方が接続される。
このような場合にも、上述した形状の結合器103を用いることで、結合器104に対する結合器103の向きが可変である場合の通信の安定性を向上させることができる。また逆に、結合器103の外側の電極から結合器104の外側の電極へ第1電気信号が送信され、結合器104の内側の電極から結合器103の内側の電極に第2電気信号が送信されてもよい。さらに、結合器103の内側の電極と外側の電極に、それぞれ異なるデータに関する独立した電気信号を入力することで、2系統単方向のベースバンド通信を行ってもよい。
また、図3、図5、図6及び図9では、信号線が結合器の面に垂直に接続されているように示したが、接続の形態はこれに限らない。例えば信号線102は、結合器103が形成される基板上に存在するマイクロストリップラインであってもよい。また、以上の説明では結合器103を回転移動させる場合を中心に説明したが、結合器104を回転移動させてもよいし、結合器103と結合器104の両方を回転移動させてもよい。
また、図3及び図5を用いた以上の説明では、ネットワークカメラにおける通信の無線化のためにシステム100を適用する場合について説明した。ただし、システム100の適用先はこれに限らない。例えば、FA(Factory Automation)におけるロボットアームの関節部分や、回転可能なディスプレイ、上下逆挿しに対応したモバイル機器用の通信ケーブルなどに適用してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るシステム100は、第2アンテナとの間で電磁界結合による無線通信を行うための第1アンテナと、第1アンテナに対する向きが所定の軸まわりに可変である第2アンテナとを有する。そして第1アンテナは、穿孔部を有する第1電極であって、該軸が前記穿孔部の内部を通る第1電極と、該軸と平行な基準方向の視点において該穿孔部の内部に位置する第2電極とを有する。また第2アンテナは、第1電極との間で電気信号が伝送される第3電極と、
第2電極との間で電気信号が伝送される第4電極とを有する。このような構成により、複数の電極を有する一方のアンテナと、該アンテナに対する向きが可変である他方のアンテナとの間で電磁界結合による無線通信を行うシステムにおける、通信の安定性を向上させることができる。
100 無線通信システム
103 結合器
104 結合器

Claims (11)

  1. 軸周りに回転可能な第1電極であって、前記軸上の位置を中心とする第1の輪の形状の少なくとも一部を成す第1電極と、
    前記軸周りに回転可能な第2電極であって、前記軸上の位置を中心とする第2の輪の形状の少なくとも一部を成す第2電極と、
    電界及び磁界の少なくとも何れかにより前記第1電極と結合する第3電極と、
    電界及び磁界の少なくとも何れかにより前記第2電極と結合する第4電極と、
    前記第1電極と前記第3電極との結合及び前記第2電極と前記第4電極との結合に基づく無線データ通信を制御する通信制御手段と、を有し、
    前記第1電極と前記第3電極とは、前記軸方向から見て少なくとも一部重なり、
    前記第2電極と前記第4電極とは、前記軸方向から見て少なくとも一部重なり、
    前記無線データ通信においては、前記第1電極と前記第2電極に電気信号が入力され、前記第3電極と前記第4電極から電気信号が出力され、
    前記第1電極に入力される電気信号は、前記第2電極に入力される電気信号に対して逆位相であることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記第1の輪の中心と前記第2の輪の中心とは一致し、
    前記第1の輪の半径と前記第2の輪の半径とは異なることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記第1電極と前記第2電極とは同一の基板上に位置することを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記第3電極は、前記軸上の位置を中心とする第3の輪の形状の少なくとも一部を成し、
    前記第4電極は、前記軸上の位置を中心とする第4の輪の形状の少なくとも一部を成すことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の無線通信システム。
  5. 前記第1電極と前記第2電極はそれぞれ、切れ目を有する輪の形状であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の無線通信システム。
  6. 軸周りに回転可能な第1電極であって、前記軸上の位置を中心とする輪の形状の少なくとも一部を成す第1電極と、
    前記軸周りに回転可能な第2電極であって、前記軸上の位置を中心とする略点対象の形状を成す第2電極と、
    電界及び磁界の少なくとも何れかにより前記第1電極と結合する第3電極と、
    電界及び磁界の少なくとも何れかにより前記第2電極と結合する第4電極と、
    前記第1電極と前記第3電極との結合及び前記第2電極と前記第4電極との結合に基づく無線データ通信を制御する通信制御手段と、を有し、
    前記第1電極と前記第3電極とは、前記軸方向から見て少なくとも一部重なり、
    前記第2電極と前記第4電極とは、前記軸方向から見て少なくとも一部重なり、
    前記無線データ通信においては、前記第1電極と前記第2電極に電気信号が入力され、前記第3電極と前記第4電極から電気信号が出力され、
    前記第1電極に入力される電気信号は、前記第2電極に入力される電気信号に対して逆位相であることを特徴とする無線通信システム。
  7. 前記第1電極と前記第2電極とを前記軸周りに回転させる回転制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の無線通信システム。
  8. 軸周りに回転可能な第1電極であって、前記軸上の位置を中心とする第1の輪の形状の少なくとも一部を成す第1電極と、
    前記軸周りに回転可能な第2電極であって、前記軸上の位置を中心とする第2の輪の形状の少なくとも一部を成す第2電極と、
    前記第1電極と第3電極との間での電界及び磁界の少なくとも何れかによる結合、及び、前記第2電極と第4電極との間での電界及び磁界の少なくとも何れかによる結合に基づく無線データ通信を制御する通信制御手段と、を有し、
    前記第1電極と前記第3電極とは、前記軸方向から見て少なくとも一部重なり、
    前記第2電極と前記第4電極とは、前記軸方向から見て少なくとも一部重なり、
    前記無線データ通信においては、前記第1電極と前記第2電極に電気信号が入力され、前記第3電極と前記第4電極から電気信号が出力され、
    前記第1電極に入力される電気信号は、前記第2電極に入力される電気信号に対して逆位相であることを特徴とする通信装置。
  9. 前記第1電極と前記第2電極とを前記軸周りに回転させる回転制御手段を有することを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 第1電極、第2電極、第3電極、及び第4電極を有する無線通信システムによる通信方法であって、
    前記第1電極と前記第2電極とを軸周りに回転させる回転制御工程と、
    前記第1電極と前記第3電極との間での電界及び磁界の少なくとも何れかによる結合、及び、前記第2電極と前記第4電極との間での電界及び磁界の少なくとも何れかによる結合に基づく無線データ通信を制御する通信制御工程と、を有し、
    前記第1電極は、前記軸上の位置を中心とする第1の輪の形状の少なくとも一部を成し、
    前記第2電極は、前記軸上の位置を中心とする第2の輪の形状の少なくとも一部を成し、
    前記第1電極と前記第3電極とは、前記軸方向から見て少なくとも一部重なり、
    前記第2電極と前記第4電極とは、前記軸方向から見て少なくとも一部重なり、
    前記通信制御工程においては、前記第1電極と前記第2電極に電気信号が入力され、前記第3電極と前記第4電極から電気信号が出力され、
    前記第1電極に入力される電気信号は、前記第2電極に入力される電気信号に対して逆位相であることを特徴とする通信方法。
  11. 前記第1電極と前記第2電極とは同一の基板上に位置することを特徴とする請求項10に記載の通信方法。
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