JP2020178035A - サセプタ、サセプタの再生方法、及び、成膜方法 - Google Patents

サセプタ、サセプタの再生方法、及び、成膜方法 Download PDF

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Abstract

【課題】炭化ケイ素で形成されたサセプタを危険性の高い薬品や特別な設備等を用いることなく、安価に容易に再生することができる、サセプタ、サセプタの再生方法、及び、成膜方法を提供する。【解決手段】炭化ケイ素で形成されたサセプタ本体と、前記サセプタ本体の表面に形成された、厚さが1μm〜5μmである炭素膜と、を備える、サセプタ。【選択図】図1

Description

本発明は、サセプタ、サセプタの再生方法、及び、成膜方法に関する。
炭化ケイ素は、ケイ素と炭素で構成される、化合物半導体材料である。炭化ケイ素は、絶縁破壊電界強度がケイ素の10倍で、バンドギャップがケイ素の3倍であり、半導体材料として優れている。さらに、デバイスの作製に必要なp型、n型の制御が広い範囲で可能であることなどから、ケイ素の限界を超えるパワーデバイス用材料として期待されている。
このような用途に用いられる炭化ケイ素材料は、高純度、低欠陥、均一性等、高品質であることが要求される。そのため、炭化ケイ素材料は、昇華法等で作製した炭化ケイ素のバルク単結晶から加工した、炭化ケイ素単結晶ウエハを用いて、通常、この炭化ケイ素単結晶ウエハ上に化学的気相成長法(Chemical Vapor Deposition:CVD法)によって、炭化ケイ素半導体デバイスの活性領域となる、炭化ケイ素エピタキシャル膜を成長させることにより製造することができる。
炭化ケイ素エピタキシャル膜は、例えば1500℃程度以上の高温で、プロパンガスとシランガス等の化学反応により形成される。炭化ケイ素エピタキシャル膜を形成するときに、炭化ケイ素エピタキシャル膜を形成する炭化ケイ素単結晶ウエハを均熱化するため、このウエハを載置するサセプタが用いられている。このサセプタの材質は、化学的気相成長法おける処理条件に耐性があり、炭化ケイ素エピタキシャル膜中へのコンタミネーションの要因とならないことが求められることから、炭素製または炭化ケイ素製のサセプタが用いられてきた。
特開2012−182873号公報 特開2005−129724号公報
しかしながら、炭化ケイ素単結晶ウエハのみならず、サセプタにも炭化ケイ素膜が成長するため、炭素製のサセプタを用いた場合は、炭化ケイ素膜と炭素製サセプタとの熱膨張係数の差により変形が生じて、炭化ケイ素単結晶ウエハ内の均熱性が悪化して、成膜に影響してしまうことがあるという問題があった。また、炭素製サセプタは、成膜後の工程で燃焼除去することから、一度きりしか使用できない。一方で、炭化ケイ素製のサセプタを用いた場合には、炭化ケイ素膜と炭化ケイ素製サセプタとの熱膨張係数が同じであるため変形は生じず、また、炭素製サセプタとは異なり、燃焼除去されないものである。炭化ケイ素製のサセプタが非常に高価であることから、処理コストを抑えるために、炭化ケイ素製サセプタを再利用することが求められていた。そこで炭化ケイ素製サセプタを再利用するために、表面に成膜させた炭化ケイ素膜を除去する方法が課題となっていた。
特許文献1には、炭化ケイ素膜が付着した部材を、処理チャンバー内に収容し、プラズマ化させたフッ素含有ガスとプラズマ化させた酸素含有ガスとを、処理チャンバー内に供給することにより、炭化ケイ素をエッチング除去する方法が記載されている。
また、特許文献2には、三フッ化塩素ガスを、300℃〜700℃に加熱した炭化ケイ素膜に接触させることで、炭化ケイ素をエッチング除去する方法が記載されている。
しかしながら、これらの方法は、フッ化ガス等の危険性の高いガスを大量に用いるため、専用の処理チャンバーや高額な排ガス処理設備を使用する必要があり、炭化ケイ素半導体の生産コストを増加させる要因となっていた。
従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、炭化ケイ素で形成されたサセプタを危険性の高い薬品や特別な設備等を用いることなく、安価に容易に再生することができる、サセプタ、サセプタの再生方法、及び、成膜方法を提供することを目的とする。
本発明のサセプタは、炭化ケイ素で形成されたサセプタ本体と、前記サセプタ本体の表面に形成された、厚さが1μm〜5μmである炭素膜と、を備えるものである。
本発明のサセプタの再生方法は、本発明のサセプタを再利用する方法であって、前記炭素膜を燃焼除去する除去工程を含むものである。
本発明のサセプタの再生方法において、前記サセプタは、前記炭素膜に載置された炭化ケイ素ウエハに、化学的気相成長法により炭化ケイ素膜を成膜させる成膜させたサセプタであり、前記除去工程よりも前に、前記炭化ケイ素膜を除去して、前記炭素膜を露出させる露出工程を含んでもよい。
本発明の成膜方法は、本発明のサセプタに載置した炭化ケイ素ウエハ上に、化学的気相成長法により炭化ケイ素膜を成膜させる成膜工程を含むものである。
本発明であれば、炭化ケイ素で形成されたサセプタを危険性の高い薬品や特別な設備等を用いることなく、安価に容易に再生することができる、サセプタ、サセプタの再生方法、及び、成膜方法を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるサセプタを模式的に示す、側面断面図である。 図1に示したサセプタを用いて炭化ケイ素膜を成膜させる成膜装置の一例を模式的に示す、側面断面図である。 本発明の一実施形態にかかるサセプタの再生方法の各工程における、サセプタや炭化ケイ素膜を模式的に示す、側面断面図であり、図3(A)は、成膜工程前の状態を示し、図3(B)は、成膜工程後の状態を示し、図3(C)は、露出工程後の状態を示し、図3(D)は、除去工程後の状態を示す図である。 本発明の変形例にかかるサセプタを模式的に示す、側面断面図である。 本発明の変形例にかかるサセプタを模式的に示す、平面図である。
(サセプタ)
本発明の一実施形態にかかるサセプタ100について、図面を参照して説明する。本実施形態のサセプタ100は、炭化ケイ素ウエハ等の成膜対象を載置して、化学蒸着により炭化ケイ素のエピタキシャル膜、多結晶膜を成膜対象に成膜させるときに用いることができる。また、本明細書において、「炭化ケイ素膜」という記載は、炭化ケイ素エピタキシャル膜と、炭化ケイ素多結晶膜とを含む。本実施形態では、図3に示すように、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを炭化ケイ素ウエハSに成膜させる場合について説明する。
サセプタ100は、図1に示すように、炭化ケイ素で形成された円形の平行平板状のサセプタ本体110と、サセプタ本体110の表面110aに形成された、厚さが1μm〜5μmである炭素膜120と、を備える。炭素膜120は、サセプタ本体110の表面110a全体に亘って形成されている。また、サセプタ本体110は、炭素膜120に載置する炭化ケイ素ウエハと熱膨張が同等のものを用いることができ、炭化ケイ素インゴットから切り出したものや、炭化ケイ素焼結体を用いることができる。
また、炭素膜120の厚さの上記数値範囲は、平均膜厚ではなく、炭素膜120の
最大膜厚と最小膜厚の範囲である。炭素膜120がこの範囲であれば、図3(B)のように炭化ケイ素ウエハS上に炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させるときに、炭素膜120と炭化ケイ素との熱膨張係数の差は成膜に影響しない。また、炭素膜120の厚さが1μmよりも薄い場合には、化学的気相成長法よる成膜中に、炭素膜120の炭素が脱離して、炭素膜120が消失してしまう可能性があり、炭化ケイ素ウエハSとサセプタが、炭化ケイ素の析出により、一体化してしまうおそれがある。また、炭素膜120の厚さが5μmよりも厚い場合には、炭素膜120に成膜させた炭化ケイ素と炭素膜120の炭素との熱膨張係数の差が影響して、炭素膜120がサセプタ本体110から剥離したり、サセプタ本体110が変形したりする可能性がある。また、炭素膜120は、サセプタ本体110の表面110aに、凹凸が少なく、また、膜厚の均一性が高い膜を形成することができる方法であれば特に限定されず、例えば抵抗加熱式の真空蒸着等により形成することができる。
また、炭素膜120は、(サセプタの再生方法)の項目で詳述するように、炭化ケイ素膜Fの成膜後に、既存の燃焼炉等の設備で炭化ケイ素膜Fが成膜したサセプタ100を加熱することにより、燃焼除去することができる。また、炭素膜120を燃焼除去した後のサセプタ本体110は、再利用に差し支えないものである。すなわち、本実施形態のサセプタ100は、危険性の高い薬品や特別な設備等を用いることなく、炭化ケイ素で形成されたサセプタ本体110を安価に容易に再生することができる。
(成膜方法)
次に、本発明の一実施形態にかかる成膜方法を、図面を参照して説明する。本実施形態の成膜方法は、炭化ケイ素ウエハ等の成膜対象を載置して、化学蒸着により炭化ケイ素のエピタキシャル膜、多結晶膜を成膜対象に成膜させる場合に用いることができる。本実施形態では、前述したサセプタ100と、図2に示す成膜装置1000を用いて、炭化ケイ素ウエハS上に炭化ケイ素エピタキシャル膜Fa(図3(c))を成膜させる場合について説明する。なお、以下の説明は成膜方法の一例であり、問題のない範囲で、成膜装置の構成や、温度、圧力、ガス雰囲気等の各条件や、手順等を変更してもよい。
本実施形態の成膜方法は、例えば成膜装置1000に設けたサセプタ100に載置した、炭化ケイ素ウエハS上に、化学的気相成長法により炭化ケイ素膜Fを成膜させる成膜工程を含む。
図2に示すように、成膜装置1000は、化学的気相成長法により、炭化ケイ素ウエハSに炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させることができる。成膜装置1000は、成膜装置1000の外装となる筐体1010と、炭化ケイ素ウエハSに炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させる成膜室1020と、成膜室1020より排出された原料ガスやキャリアガスを後述のガス排出口1040へ導入する排出ガス導入室1050と、排出ガス導入室1050を覆うボックス1060と、ボックス1060の外部より成膜室1020内を加温する、カーボン製のヒーター1070と、成膜室1020の上部に設けられ、成膜室1020に原料ガスやキャリアガスを導入するガス導入口1030と、原料ガス等を成膜装置外に排出するガス排出口1040と、サセプタ100を回転可能に支持する支柱1080を有する。支柱1080は、サセプタ100を保持する不図示の保持機構と、成膜工程においてサセプタ100を回転させる不図示の回転機構と、を有する。
成膜工程について説明する。まず、サセプタ100を支柱1080に保持させて、炭素膜120の上面120aに、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faの成膜対象となる炭化ケイ素ウエハSを載置する(図3(A))。この炭化ケイ素ウエハSは、例えば、昇華法等で作製した炭化ケイ素のバルク単結晶から加工した、円形の平行平板状の、4H−SiC単結晶ウエハを用いることができる。なお、厚さ100μm程度の炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させる場合、厚さ250μm〜750μm程度の炭化ケイ素ウエハSを用いることができる。次に、減圧状態にして、Ar等の不活性ガス雰囲気下で、成膜の反応温度まで、ヒーター1070によりサセプタ100を加熱する。成膜の反応温度(例えば、1650℃程度)まで達したら、不活性ガスの供給を止めて、成膜室1020内に炭化ケイ素エピタキシャル膜Faの成分を含む原料ガスやキャリアガスを供給する。このとき、サセプタ100を図2の矢印A方向に回転させながら、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させる。
原料ガスとしては、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させることができれば、特に限定されず、一般的に炭化ケイ素エピタキシャル膜Faの成膜に使用されるSi系原料ガス、C系原料ガスを用いることができる。例えば、Si系原料ガスとしては、シラン(SiH)を用いることができるほか、モノクロロシラン(SiHCl)、ジクロロシラン(SiHCl)、トリクロロシラン(SiHCl)、テトラクロロシラン(SiCl)などのエッチング作用があるClを含む塩素系Si原料含有ガス(クロライド系原料)を用いることができる。C系原料ガスとしては、例えば、メタン(CH)、プロパン(C)、アセチレン(C)等の炭化水素を用いることができる。上記のほか、トリクロロメチルシラン(CHClSi)、トリクロロフェニルシラン(CClSi)、ジクロロメチルシラン(CHClSi)、ジクロロジメチルシラン((CHSiCl)、クロロトリメチルシラン((CHSiCl)等のSiとCとを両方含むガスも、原料ガスとして用いることができる。
また、キャリアガスとしては、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faの成膜を阻害することなく、原料ガスをサセプタ100へ展開することができれば、一般的に使用されるキャリアガスを用いることができる。例えば、熱伝導率に優れ、炭化ケイ素に対してエッチング作用があるHガスをキャリアガスとして用いることができる。また、これら原料ガスおよびキャリアガスと同時に、第3のガスとして、パージガスや、導電型を制御するための不純物ドーピングガスを同時に供給することもできる。パージガスは、SiやCを含まないガスであり、例えば、Hを含むエッチング作用があるガスのほか、Ar、He等の不活性ガス(希ガス)を用いることもできる。不純物ドーピングガスは、例えば、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faをサセプタ100から分離することで得られる炭化ケイ素エピタキシャル膜の導電型をn型とする場合には窒素(N)、p型とする場合にはトリメチルアルミニウム(TMA)を用いることができる。
炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させる際には、上記のガスを適宜混合して供給する。また、所望の炭化ケイ素エピタキシャル膜Faの性状に応じて、成膜工程の途中でガスの混合割合、供給量等の条件を変更してもよい。また、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させる場合には、成膜対象である炭化ケイ素ウエハSの結晶と同一方位の単結晶を成長させるために、1回の成膜工程で所望の膜厚になるまで膜を形成させるのではなく、複数回の成膜工程を行って、所望の膜厚を得てもよい。
炭化ケイ素ウエハSの表面や気相での化学反応により、図3(B)に示すように、加熱した炭化ケイ素ウエハSに炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させることができる。なお、成膜工程後は、図3(B)に示すように、炭化ケイ素ウエハSだけではなく、サセプタ100の炭素膜120の表面にも炭化ケイ素膜Fが成膜している。なお、炭化ケイ素ウエハS上ではエピタキシャル成長により炭化ケイ素エピタキシャル膜が成膜するものの、炭化ケイ素ウエハSとは異なる場所ではエピタキシャル成長が起こらない場合があり、炭化ケイ素多結晶等の炭化ケイ素エピタキシャル膜とは異なるものが堆積している場合がある。
本実施形態の成膜方法によれば、(サセプタの再生方法)の項目で詳述するように、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faの成膜後に、既存の燃焼炉等の設備で炭化ケイ素エピタキシャル膜Fa等が成膜したサセプタ100を加熱することにより、炭素膜120を燃焼除去することができる。このことから、炭化ケイ素で形成されたサセプタ本体110を危険性の高い薬品や特別な設備等を用いることなく、安価に容易に再生することができる。
(サセプタの再生方法)
次に、本発明の一実施形態にかかるサセプタの再生方法を、図面を参照して説明する。
本実施形態では、前述の成膜方法により、炭化ケイ素ウエハSに炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させた前述のサセプタ100(図3(B))を再生する方法について説明する。
本実施形態のサセプタ100の再生方法は、炭化ケイ素膜Fを除去して、炭素膜120を露出させる露出工程と、炭素膜120を燃焼除去する除去工程と、を含む。露出工程及び除去工程におけるサセプタ100は、炭素膜120に炭化ケイ素ウエハSを載置した後に、成膜工程において炭化ケイ素膜を成膜させたものであり、図3(B)に示すように、炭素膜120及び炭化ケイ素ウエハSに、炭化ケイ素膜Fが成膜されている。
露出工程においては、図3(B)に示すように、炭素膜120及び炭化ケイ素ウエハSに、炭化ケイ素膜Fが形成されたサセプタ100を端面加工装置等に供して、例えば、炭化ケイ素膜Fを図3(B)の線Bまで研磨して、炭化ケイ素膜Fを除去することにより、図3(C)のように、炭素膜120の側面125を露出させる。なお、炭化ケイ素膜Fの除去は、炭素膜120が露出するように、一部でよいが、側面の一部の他、図3(B)の線Cのように、裏面全体を除去して、炭素膜120の下面120bを露出させれば、燃焼除去効率が良い。
露出工程の後に除去工程を行う。除去工程は、炭素膜120及び炭化ケイ素ウエハSに炭化ケイ素膜が形成されたサセプタ100(例えば図3(C))を、燃焼炉等の既存の設備を用いて、Oや空気等の酸化性ガス雰囲気下で数百度に加熱して、炭素膜120のみを燃焼させることにより行う。除去工程により炭素膜120のみを除去することができる。これにより、図3(D)に示すように、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faが成膜した炭化ケイ素ウエハSと、サセプタ本体110とが得られ、炭素膜120の下面120bに成膜した炭化ケイ素膜Fbが除去できる。以上の工程により、炭素膜120を形成する前と同等の状態のサセプタ本体110が得られ、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させた後であっても、サセプタ本体110を再生することができる。また、再生したサセプタ本体110について、サセプタ本体110の表面110aに炭素膜120を形成すれば、再度、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させるときのサセプタとして、再利用することができる。
本実施形態のサセプタの再生方法によれば、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faの成膜後に、除去工程において、既存の燃焼炉等の設備で炭化ケイ素エピタキシャル膜Faが成膜したサセプタ100を加熱することにより、炭素膜120を燃焼除去することができる。このことから、本実施形態のサセプタの再生方法であれば、炭化ケイ素で形成されたサセプタ本体110を危険性の高い薬品や特別な設備等を用いることなく、安価に容易に再生することができる。また、露出工程により炭素膜120を露出させることで、除去工程において、より確実に炭素膜120を燃焼除去することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の工程等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。なお、以下の変形例において、前述した実施形態と同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。
前述した実施形態のサセプタ100は、例えば図1に示すように、サセプタ本体110の表面110aの全体に亘って、炭素膜120が形成されていたが、炭素膜は、サセプタ本体110の表面110aの全体ではなく表面110aの一部に形成されていてもよい。例えば、図4のサセプタ100Aは、炭化ケイ素で形成された円形の平行平板状のサセプタ本体110と、サセプタ本体110の表面110aに形成された、厚さが1μm〜5μmである炭素膜120Aと、を備える。炭素膜120Aは、図4に示すように、サセプタ本体110の側面110b及び下面110a2においては全面に形成され、また、サセプタ本体110の上面110a1においては、全面には形成されておらず、上面110a1の外周端縁から円環状に形成されており、露出しているサセプタ本体110と炭化ケイ素ウエハSとは接触しておらず、これらの間に隙間Zがある。図4に示すように、サセプタ100Aに載置する炭化ケイ素ウエハSの外周端縁の、サセプタ100Aへの接地箇所Saが外周端縁の全体に亘って炭素膜120Aと接していれば、隙間Zへ原料ガスが進入せず、隙間Z内で炭化ケイ素が析出しないため、サセプタ本体110と炭化ケイ素ウエハSは、成膜工程において析出した炭化ケイ素により固着することがない。よって、サセプタ100Aを用いた場合にも、除去工程により炭素膜120Aを燃焼除去して、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faが成膜した炭化ケイ素ウエハSとサセプタ本体110とを分離することができる。また、除去工程で炭素膜120Aを燃焼除去する場合、サセプタ本体110と炭化ケイ素ウエハSの間の部分においては、炭素膜120Aの、サセプタ本体110の上面110a1に形成された円環の状部分が燃焼すればよく、サセプタ本体110の上面110a1全体に炭素膜120を形成する場合に比べて、除去工程の加熱処理時間を短くすることができる。また、図4のサセプタ100Aの場合、成膜後も隙間Zにおいて炭素膜120Aが露出した状態を維持することから、露出工程が不要となる。また、隙間Zがあることで、炭化ケイ素製のサセプタ本体110と炭化ケイ素ウエハSとの間に炭素膜があることによる、熱膨張係数の差に起因する、サセプタ本体110の変形等の不具合の発生をより確実に防止することができる。
また、前述した実施形態においては、図2に示すように、成膜装置1000にサセプタ100を1つ設けたものについて例示したが、成膜装置1000にサセプタを複数設けてもよい。サセプタを複数設ける場合、例えば、図5に示すように、複数個のサセプタ100を設置(図5では4つ)できるステージ200を用いてもよい。図5に示すステージ200は、4つのサセプタ設置部210と、サセプタ設置部210に設置したサセプタ100を矢印D方向に回転させる不図示のサセプタ回転機構と、を有する。サセプタ100には、炭化ケイ素ウエハSを載置する。また、ステージ200は、成膜装置1000の支柱1080により支持されて、ステージ200が矢印E方向に回転するように構成されている。すなわち、サセプタ100とステージ200は逆の方向に回転し、これにより、炭化ケイ素膜の膜厚がより均一になる。また、ステージ200に複数のサセプタ100を設置できることにより、一度に複数の炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させることができる。なお、図5の矢印D、矢印Eで示したサセプタ100とステージ200の回転の方向や、サセプタ100とステージ200の回転数は適宜設定することができる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
以下、本発明の実施例および比較例によって、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例によって何ら限定されることはない。
本実施例においては、前述した実施形態のサセプタ100を設けた成膜装置1000を用いて炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを成膜させたのち、サセプタ100を再生した。
(実施例1)
サセプタ本体110として、直径160mm、厚さ1000μmの円形の平行平板状で炭化ケイ素製のものを用いた。炭素膜120は、サセプタ本体110の表面110aに抵抗加熱式の真空蒸着により形成し、蒸着源に炭素を使用した抵抗加熱式の真空蒸着により形成し、厚さが均一な3μmの炭素膜120を形成した。以上により、サセプタ100を得た。
次に、サセプタ100を成膜装置1000の成膜室1020内の支柱に保持させて、炭素膜120の上面120aに、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faの成膜対象となる、直径6インチで厚さ350μmの炭化ケイ素ウエハSを載置した。炭化ケイ素ウエハSは、昇華法で作製した炭化ケイ素のバルク単結晶から加工した、円形の平行平板状の、4H−SiC単結晶ウエハを用いた。
次に、成膜工程を行った。成膜室1020内を不図示の排気ポンプにより真空引きをした後、1650℃まで加熱した。原料ガスとして、SiH、Cを用い、パージガスとしてH、HClを用い、不純物ドーピングガスとしてNを用いた。炭化ケイ素膜Fの成膜は、SiH:C:H:HCl:N=0.230:0.110:97.360:2.100:0.001の比率で上記ガスを混合して、成膜室1020内に合計で180slm、15分間供給し、サセプタ100を600rpmで回転させながら、炭化ケイ素ウエハS上に炭化ケイ素エピタキシャル膜を成長させた。このとき、炉内圧力は25kPaであった。得られたエピタキシャル膜について、膜厚を測定した。膜厚の測定は5点とし、中心、円周端部、および中心と円周端部との間にあり、中心からの距離と円周端部からの距離が同じ地点について、斜入射型光学測定器により膜厚の測定を行った。なお、測定した膜厚から炭化ケイ素ウエハSの厚さを差し引いた数値を、炭化ケイ素エピタキシャル膜の膜厚とした。1回のエピタキシャル成長で得られた炭化ケイ素エピタキシャル膜の平均膜厚は8μmで、同一面内における膜厚のばらつきは3%以下であり、均質かつ低欠陥、高品質で、半導体材料として問題のない炭化ケイ素エピタキシャル膜を得ることができた。以上の工程を30回繰り返してエピタキシャル膜成長を行い、平均膜厚が240μmで、同一面内における膜厚のばらつきが±10%以下の炭化ケイ素エピタキシャル膜Faを形成した。以上により成膜工程が終了した。
次に、成膜した炭化ケイ素ウエハSとサセプタ100とを分離させると共に、炭化ケイ素製のサセプタ本体110の再生させる再生工程を行った。まず、露出工程を行った。炭素膜120及び炭化ケイ素ウエハSに炭化ケイ素膜が形成されたサセプタ100を、端面加工装置に供して、炭化ケイ素膜を図3(B)の線Bまで研磨して、図3(C)のように、炭素膜120の側面125を露出させた。続いて、除去工程を行った。炭素膜120及び炭化ケイ素ウエハSに炭化ケイ素膜が形成されたサセプタ100を燃焼炉に供して、大気雰囲気下、800℃で、24時間加熱処理を行った。焼成炉から取り出したところ、炭素膜120が消失しており、図3(D)に示すように、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faが成膜した炭化ケイ素ウエハSと、サセプタ本体110が得られ、また、炭素膜120の下面120bに成膜した炭化ケイ素膜Fbを分離することができた。以上の工程により、炭化ケイ素エピタキシャル膜とサセプタ本体110とを分離することができた。再生したサセプタ本体110の状態を観察したところ、再生したサセプタ本体110には変形、歪み等はなく、炭素膜120を形成する前の状態と同等であり、サセプタとして再生可能な状態のものであった。
(実施例2)
実施例2として、サセプタ100に替えて、図4に示すように、サセプタ本体110の側面110b及び下面110a2において全体に形成され、また、サセプタ本体110の上面110a1の外周端縁から1.5cm内側の位置まで円環状に炭素膜120Aが形成されたサセプタ100Aを用いた。なお、サセプタ本体110の上面110a1における炭素膜120Aを形成しない箇所にはマスキングを施しておき、炭素膜120Aを形成した。また、除去工程における処理時間を10時間とした。サセプタ100Aを用いたこと、露出工程を行わないこと、除去工程の処理時間を変更したこと以外は、実施例1と同様にして行った。以上の工程により、炭素膜120が消失し、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faとサセプタ本体110とを分離することができた。再生したサセプタ本体110の状態を観察したところ、再生したサセプタ本体110には変形、歪み等はなく、炭素膜120を形成する前の状態と同等であった。また、サセプタ本体110の上面110a1全体に炭素膜120を形成した実施例1に比べて、除去工程の処理時間を短くすることができることが示された。
(従来例)
従来例として、実施例1のサセプタ100に替えて、直径160mm、厚さ1000μmの平行平板状の黒鉛製サセプタを用い、炭素膜を形成せずに黒鉛製サセプタに炭化ケイ素ウエハを直接載置して炭化ケイ素エピタキシャル膜を成膜した。また、除去工程における処理時間は48時間とした。また、成膜工程における成膜条件、露出工程は実施例と同様にして行った。得られた炭化ケイ素エピタキシャル膜を観察したところ、クラックと反りが観察された。このことから、炭化ケイ素製のサセプタを用いずに黒鉛製のサセプタを用いると、炭化ケイ素と炭素との熱膨張係数の差により、炭化ケイ素エピタキシャル膜に損傷が発生したことが示された。
(比較例1)
比較例1として、実施例1のサセプタ100に替えて、炭素膜120を形成せずにサセプタ本体110をサセプタとして、すなわち、無処理の炭化ケイ素製サセプタを用いた。サセプタ本体110をサセプタとして用いたこと以外は実施例1と同様にして成膜工程を行った。成膜工程後にサセプタを取り出したところ、炭化ケイ素エピタキシャル膜Faがサセプタにも析出しており、載置面の平滑性が損なわれていたため、特許文献1や特許文献2のような手間のかかる処理をしなければ、サセプタ本体を再生することができない状態であった。
(比較例2、比較例3)
比較例2、比較例3として、サセプタ100における炭素膜120の厚さをそれぞれ0.3μm、13μmとしたこと以外は実施例1と同様に行った。比較例2においては、成膜工程後にサセプタを取り出し、炭化ケイ素膜が成膜したサセプタの露出工程に供したところ、炭素膜が一部消失していた。そして、その焼失した部分において、炭化ケイ素ウエハとサセプタとが固着しており、サセプタ本体を再生することができなかった。これにより、比較例2においては、炭素膜の膜厚が薄すぎて、成膜工程中に炭素膜の炭素が脱離して、炭素膜が消失してしまったことで、サセプタの再生ができないことが示された。
比較例3においては、成膜工程後にサセプタを取り出して観察したところ、炭素膜が剥離した箇所があった。また、炭化ケイ素膜が成膜したサセプタを露出工程、除去工程に供したところ、炭素膜を燃焼除去して得られたサセプタ本体に変形があった。これにより、比較例3においては、炭素膜の膜厚が厚すぎて、炭素膜に成膜させた炭化ケイ素と炭素膜の炭素との熱膨張係数の差により、炭素膜がサセプタ本体から剥離し、また、サセプタ本体が変形したことが示された。
本発明の例示的態様である実施例1、実施例2において、表面に適切な膜厚の炭素膜を形成したサセプタに炭化ケイ素ウエハを載置して炭化ケイ素エピタキシャル膜を成膜させた後に、危険性の高い薬品や特別な設備等を用いることなく、サセプタ本体を安価に容易に再生することができることが示された。また、再生したサセプタ本体には変形、歪み等は見られず、再度、サセプタ本体を成膜に用いることができることが示された。
100、100A サセプタ
110 サセプタ本体
110a サセプタ本体の表面
120、120A 炭素膜
S 炭化ケイ素ウエハ
F 炭化ケイ素膜
Fa 炭化ケイ素エピタキシャル膜

Claims (4)

  1. 炭化ケイ素で形成されたサセプタ本体と、
    前記サセプタ本体の表面に形成された、厚さが1μm〜5μmである炭素膜と、を備える、サセプタ。
  2. 請求項1に記載のサセプタを再生する方法であって、
    前記炭素膜を燃焼除去する除去工程を含む、サセプタの再生方法。
  3. 前記サセプタは、前記炭素膜に載置された炭化ケイ素ウエハに、化学的気相成長法により炭化ケイ素膜を成膜させる成膜させたサセプタであり、
    前記除去工程よりも前に、前記炭化ケイ素膜を除去して、前記炭素膜を露出させる露出工程を含む、請求項2に記載のサセプタの再生方法。
  4. 請求項1に記載のサセプタに載置した炭化ケイ素ウエハ上に、化学的気相成長法により炭化ケイ素膜を成膜させる成膜工程を含む、成膜方法。
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