JP2020177953A - 超電導コイルアセンブリおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通電時に超電導コイルが発生する電磁力が超電導コイル自体に加わっても超電導コイルの超電導状態を維持できる超電導コイルアセンブリおよびその製造方法を提供する。【解決手段】超電導コイルアセンブリ100は、巻枠1と、複数の超電導コイル2と、巻回部材3とを備える。複数の超電導コイル2は巻枠1に巻回される。巻回部材3は複数の超電導コイル2の外周に巻回され、複数の超電導コイル2と一体化される。巻回部材3の線膨張係数は複数の超電導コイル2の線膨張係数よりも大きい。複数の超電導コイル2は容器10内に収納される。容器10内は液体冷媒11が充填される。巻枠1は容器10の一部を構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、超電導コイルアセンブリおよびその製造方法に関するものである。
巻枠に複数の超電導線が巻き付けられることで、巻枠に複数の超電導コイルが巻回され、超電導コイルアセンブリが形成される。超電導コイルアセンブリにおいては、超電導コイルは液体冷媒が充填された容器内に収納される。超電導コイルは超電導臨界温度未満の温度に保たれ超電導状態となる。超電導コイルアセンブリは、たとえば磁気共鳴画像診断(MRI:Magnetic Resonance Imaging)の装置に適用される。
巻枠に対して超電導線を高張力で巻回したり、たとえば特開2011−23724号公報(特許文献1)に開示されるように超電導コイルの外側から当該超電導コイルを支持することが好ましい。このようにすれば、外部から当該超電導コイルへの通電時に超電導コイルが発生する電磁力が超電導コイル自体に加わっても、超電導コイルはクエンチせず超電導状態が維持できる。
特開2011−23724号公報
特開2011−23724号公報においては、巻枠としての芯材に超電導線を巻回して超電導コイルが形成され、超電導コイルの外側に管状の機械的支持構造体が被せられる。超電導コイルと機械的支持構造体とは樹脂により含浸され、樹脂の硬化により互いに接合される。その後芯材を解体し除去する際に力が加わるために、超電導コイルが変形し、超電導コイルと機械的支持構造体との間に隙間が発生する。これにより超電導コイルの周囲の磁場が不均一となり、クエンチを起こす結果、超電導コイルが超電導状態を維持できなくなるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みなされたものである。その目的は、通電時に超電導コイルが発生する電磁力が超電導コイル自体に加わっても超電導コイルの超電導状態を維持できる超電導コイルアセンブリおよびその製造方法を提供することである。
本開示に従った超電導コイルアセンブリは、巻枠と、複数の超電導コイルと、巻回部材とを備える。複数の超電導コイルは巻枠に巻回される。巻回部材は複数の超電導コイルの外周に巻回され、複数の超電導コイルと一体化される。巻回部材の線膨張係数は複数の超電導コイルの線膨張係数よりも大きい。複数の超電導コイルは容器内に収納される。容器内は液体冷媒が充填される。巻枠は容器の一部を構成する。
本開示に従った超電導コイルアセンブリの製造方法では、まず巻枠が準備される。巻枠に複数の超電導線を巻回して複数の超電導コイルとされる。複数の超電導コイルの外周に巻回部材が巻回される。複数の超電導コイルと巻回部材とが真空含浸して一体化される。複数の超電導コイルが容器内に収納される。容器内に液体冷媒が充填される。巻回部材の線膨張係数は、複数の超電導コイルの線膨張係数よりも大きい。巻枠は容器の一部を構成する。
上記によれば、通電時に超電導コイルが発生する電磁力が超電導コイル自体に加わっても超電導コイルの超電導状態を維持できる超電導コイルアセンブリおよびその製造方法を提供できる。
実施の形態1に係る超電導コイルアセンブリの内部を切り開きその構成を示す概略斜視図である。 実施の形態1に係る超電導コイルアセンブリの内部構成を示す概略断面図である。 実施の形態1の超電導コイルアセンブリにおける図2の点線で囲まれた領域IIIの構成を示す概略拡大断面図である。 実施の形態1の超電導コイルアセンブリの製造方法の第1工程の態様を示す概略断面図である。 実施の形態1の超電導コイルアセンブリの製造方法の第2工程の態様を示す概略断面図である。 実施の形態1の超電導コイルアセンブリの製造方法の第3工程の態様を示す概略断面図である。 実施の形態1の超電導コイルアセンブリの製造方法の第4工程の態様を示す概略断面図である。 実施の形態1の変形例に係る超電導コイルアセンブリの内部構成を示す概略断面図である。 実施の形態2の超電導コイルアセンブリにおける図2の点線で囲まれた領域の構成を示す概略拡大断面図である。 実施の形態3の超電導コイルアセンブリにおける図2の点線で囲まれた領域の構成を示す概略拡大断面図である。 実施の形態4の超電導コイルアセンブリにおける図2の点線で囲まれた領域およびその周辺の構成を示す概略拡大断面図である。 実施の形態4の超電導コイルアセンブリの製造方法の一工程の態様を示す概略断面図である。
以下、本実施の形態について図に基づいて説明する。
実施の形態1.
まず、本実施の形態の超電導コイルアセンブリの構成について図1〜図3を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る超電導コイルアセンブリの内部を切り開きその構成を示す概略斜視図である。図2は、実施の形態1に係る超電導コイルアセンブリの内部構成を示す概略断面図である。
図1および図2を参照して、実施の形態1の超電導コイルアセンブリ100は、磁気共鳴画像診断用の部材である。超電導コイルアセンブリ100は、巻枠1と、複数の超電導コイル2と、巻回部材3とを備えている。超電導コイル2は巻枠1に巻回されている。巻回部材3は、超電導コイル2の外周に巻回され、超電導コイル2と一体化されている。巻回部材3の線膨張係数は、超電導コイル2の線膨張係数よりも大きい。以下、上記の特徴を有する超電導コイルアセンブリ100についてより詳細に説明する。
巻枠1は、中央部分に空洞を有するたとえば円筒形状である。巻枠1の外側を向く筒状の側面である外側面上には、壁部4が形成されている。壁部4はそれ以外の領域に対して巻枠1の外側面が外側に突起した領域である。壁部4は巻枠1の延びる方向すなわち図2の左右方向に沿って間隔をあけて複数形成されている。複数の壁部4のそれぞれは、巻枠1の外側面を1周する形状を有している。すなわち巻枠1が円筒形状であれば、複数の壁部4のそれぞれは円環形状である。複数の壁部4のうち、隣り合う1対の壁部4の間に挟まれるように、複数の超電導コイル2のうちの1つが配置される。したがって複数の超電導コイル2のそれぞれは、巻枠1の外側面上のうち、1対の壁部4の間に挟まれ溝状となった領域に、互いに間隔をあけて1周ずつ巻回されている。それぞれの超電導コイル2は、これを挟む1対の壁部4により、巻枠1の延びる方向について動かないように位置決めされている。
壁部4は巻枠1の延びる方向の一方および他方の端部にも形成されてもよい。図2に示すように、当該一方および他方の端部としての壁部4は、他の壁部4すなわち上記一方の端部および他方の端部の間の領域の壁部4よりも図2の上下方向に長く延びていてもよい。
巻枠1には複数の超電導コイル2が巻回される。超電導コイル2を構成する超電導線は、たとえば一般公知のニオブチタンなどにより形成されている。これにより、外部から超電導コイルアセンブリ100への通電により超電導コイル2がつくる磁場の均一性が高められる。
図1および図2において、巻枠1に超電導コイル2が巻回される位置および数は、外部から超電導コイルアセンブリ100への通電により超電導コイル2がつくる磁場の強度およびその磁場の均一性の仕様を満たすように設計される。したがって超電導コイル2の巻回される密度は、必ずしも図2の左右方向において全体に亘り均等でなくてもよい。
図3は、実施の形態1の超電導コイルアセンブリにおける図2の点線で囲まれた領域IIIの構成を示す概略拡大断面図である。図3を参照して、巻回部材3は、複数の超電導コイル2のそれぞれの巻回される最外周の表面上を覆うように、超電導コイル2の表面上に巻回されている。個々の超電導コイル2の表面上に対し、1本の巻回部材3が複数回巻回されることが好ましい。ただし、ある超電導コイル2とそれに隣接する超電導コイル2との上には、互いに別個の巻回部材3が巻回される。本実施の形態における巻回部材3は丸線3Aである。丸線3Aは、その延在方向に交差する断面の外周部が曲線状である線材である。一例として図3の丸線3Aは、その断面の外周部が円形である。ただしこれに限らず、丸線3Aの断面の外周部は楕円形であってもよいし、その他の曲線状であってもよい。丸線3Aは、たとえば非磁性かつ極低温環境で使用できるアルミニウムにより形成されることが好ましい。
超電導コイルアセンブリ100において、巻回部材3としての丸線3Aは、超電導コイル2よりも巻回されるテンションが高い。ここでのテンションは、巻回部材3および超電導コイル2の延びる方向についての引張力である。ただしその丸線3Aの巻回されるテンションおよび巻数は、外部から超電導コイルアセンブリ100への通電により超電導コイル2に自身のつくる電磁力が加わっても、超電導コイル2が超電導状態を維持できる程度の少ない変形量で済むように設計される。ここで巻数とは、1本の丸線3Aが複数回巻回される場合にはその巻回回数を意味する。
超電導コイル2とその外周に巻回される丸線3Aとは、樹脂材料、特にたとえばワニスが含浸されることにより、互いに一体化されている。
超電導コイルアセンブリ100において、以上の超電導コイル2は、容器10内に収納されている。容器10は巻枠1の外表面の外側に、巻枠1を包むように形成されている、筒状の部材である。ただし巻枠1は容器10の一部を構成する。すなわち容器10は、巻枠1と、フランジ5と、外筒6とにより形成されている。巻枠1とフランジ5と外筒6とはいずれも同一の材質である、たとえばステンレス、アルミニウムまたはガラス繊維強化エポキシ樹脂により形成されることが好ましい。
フランジ5は巻枠1の外表面の一部、特に巻枠1の延びる方向の一方および他方の端部に接合されている。フランジ5は、巻枠1に接合される領域に比べてその延びる方向すなわち図2の左右方向の寸法が巻枠1よりも少し小さくなるような形状を有している。具体的には、フランジ5は、図2の左右方向の一方及び他方の端部が左右方向に沿って互いに向かい合うように延びている。図2の左右方向の間隔を保ちつつ、フランジ5は巻枠1から離れるように、すなわち巻枠1の外側に向けて延びている。このためにフランジ5は、図2の左右方向から、巻枠1から離れる外側方向に延びるように屈曲している。
外筒6はフランジ5の延びる方向の一方および他方の端部に接合されている。外筒6は巻枠1およびフランジ5を外側から囲むようにフランジ5の延びる方向に延びる、筒状、たとえば円筒状の部材である。ただし図示されないが外筒6はフランジ5からその外側に延びる部分を含んでいてもよい。フランジ5と外筒6とを併せた部分が、巻枠1を外側から覆う蓋のように配置されている。
フランジ5と外筒6とが接合されることにより、フランジ5の巻枠1と反対側すなわち外側の縁に近い領域には、そこから図の左右方向に延びる部分と、屈曲部と、図の上下方向に延びる部分とを有するように壁部4が形成されている。この壁部4と、フランジ5と、外筒6の延びる方向すなわち図2の左右方向の端部とに囲まれた領域が形成されている。この囲まれた領域にも、超電導コイル2および巻回部材3が配置される。
このように巻枠1とフランジ5と外筒6とが接合されることで形成された容器10の内部には、液体冷媒11が充填されている。
次に、図4〜図7を用いて、本実施の形態の超電導コイルアセンブリ100の製造方法について説明する。
図4は、実施の形態1の超電導コイルアセンブリの製造方法の第1工程の態様を示す概略断面図である。図4を参照して、まず巻枠1が準備される。ここで準備される巻枠1は、上記のように間隔をあけて複数の壁部4が形成されていることが好ましい。この1対の壁部4の図5の左右方向の間隔は、次工程にてその壁部4の間に挟まれるように巻回される超電導コイル2の幅にほぼ等しくなり、壁部4が超電導コイル2に接触する程度の間隔であることが好ましい。
図5は、実施の形態1の超電導コイルアセンブリの製造方法の第2工程の態様を示す概略断面図である。図5を参照して、巻枠1に複数の超電導線が巻回される。つまり巻枠1に形成された複数の壁部4のうち互いに隣り合う1対の壁部4の間に挟まれる領域に、複数の超電導線のそれぞれが1周ずつ巻回される。これにより巻回された超電導線は複数の超電導コイル2となる。このとき、超電導線が膨らまない程度の比較的小さいテンションで超電導線が巻回される。これにより、超電導線の巻回による巻枠1の変形を小さくできる。巻枠1の変形を小さくすることで、超電導コイル2の位置精度が向上する。これにより、超電導コイルアセンブリ100への通電時に超電導コイル2がつくる磁場の均一性が高められる。
図6は、実施の形態1の超電導コイルアセンブリの製造方法の第3工程の態様を示す概略断面図である。図6を参照して、超電導コイル2の外周に巻回部材3として、図3の丸線3Aが1本、複数回巻回される。巻回部材3の線膨張係数は、超電導コイル2の線膨張係数よりも大きい。ただし具体的には、超電導コイル2を構成する超電導線の種類に応じて、巻回部材3の線膨張係数は異なる。
巻回部材3は、超電導コイル2の超電導線よりも高いテンションで巻回される。ただし具体的には、当該テンションの値は超電導線の種類により異なる。なお当該テンションは、テンションコントローラにより測定される。その測定結果がフィードバック制御によりサーボモータにフィードバックされる。これにより、サーボモータが巻回部材3を巻回するためのトルクが制御される。
巻回部材3が巻回された後、超電導コイル2と巻回部材3とが、真空含浸により一体化される。具体的には、超電導コイル2および巻回部材3が巻回された巻枠1が乾燥された後、これが真空装置内に投入され、真空装置内が比較的低真空の状態とされる。真空装置内が必要な真空度となったところで、装置内にワニスが注入され、超電導コイル2および巻回部材3の表面上にワニスが供給される。このとき超電導コイル2と巻回部材3とに挟まれた領域にもワニスが供給される。ワニスが供給された後に、装置内がさらに高真空状態とされる。高真空状態で一定時間保持され、その後、大気圧以上の圧力となるように装置内が加圧される。その後、巻枠1およびこれに巻回された超電導コイル2および巻回部材3が加熱装置内に移される。巻回部材3の表面上に供給されたワニスが加熱により硬化される。これにより超電導コイル2と巻回部材3とが一体化される。
図7は、実施の形態1の超電導コイルアセンブリの製造方法の第4工程の態様を示す概略断面図である。図7を参照して、巻枠1等が加熱装置から取り出された後、巻枠1の外表面上に、フランジ5および外筒6が、たとえば気密溶接により取り付けられる。これにより、巻枠1とフランジ5と外筒6とからなる容器10が形成され、図6の工程での超電導コイル2は容器10内に収納される。なお図7に示すように、フランジ5と外筒6との境界部分に追加で壁部4が形成され、ここにも超電導コイル2および巻回部材3が巻回され両者が一体化された部材が配置されてもよい。
再度図2を参照して、超電導コイル2および巻回部材3が収納された容器10内には、液体冷媒11が充填される。これにより超電導コイルアセンブリ100が形成される。
図8は、実施の形態1の変形例に係る超電導コイルアセンブリの内部構成を示す概略断面図である。図8を参照して、当該変形例の超電導コイルアセンブリ100は大筋で図1および図2の超電導コイルアセンブリ100と同様の構成を有する。このため以下では同一の構成要素には同一の符号を付し、構成が共通する部分はその説明を繰り返さない。図8の変形例においては、容器10が、巻枠1と筒状体7とにより形成される。筒状体7は、第1の部分7Aと、第1の部分7Aに交差する第2の部分7Bとからなっており、第1の部分7Aと第2の部分7Bとが一体となっている。
第1の部分7Aは図2のフランジ5に相当し、第2の部分7Bは図2の外筒6に相当する。第1の部分7Aは図8の巻枠1の左右方向の一方および他方の端部に接合されており、そこから巻枠1の外側に向けて延びている。すなわち第1の部分7Aは、フランジ5のように図8の左右方向に沿って互いに向かい合うように延びる部分を有していない。この意味で第1の部分7Aは図2のフランジ5よりも単純な形状を有している。また第2の部分7Bは第1の部分7Aから屈曲して図8の左右方向に延びている部分である。このため筒状体7は巻枠1を外側から囲むように巻枠1の延びる方向に延びている。本実施の形態の容器10においてはフランジ5のような屈曲部を有する構成は必要ではない。図8の変形例のように巻枠1と、第1の部分7Aおよび第2の部分7Bのみを有する筒状体7とのみにより容器10が構成されてもよい。
図8の変形例における超電導コイルアセンブリ100の製造方法は、基本的に図4〜図7の超電導コイルアセンブリ100の製造方法と同様であるため、同一の工程についてはその説明を繰り返さない。ただし図8の製造工程においては、超電導コイル2を容器10内に収納する際に、巻枠1の外側に、容器10の一部である巻枠1とは別の部材であり、容器10の他の一部を構成する筒状体7が取り付けられる。これにより、巻枠1と筒状体7とからなる容器10が形成される。このように形成することで、図2の容器10と同等の機能を有する容器10を、図2よりも簡単な形状の部材を形成することにより、図2よりも容易に形成することができる。
次に、本実施の形態の背景について説明しつつ、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態を適用しない場合、すなわち超電導コイル2の外周に巻回部材3が巻回されない構成においては、超電導コイル2が変形してその位置が変わることにより、たとえば外部から超電導コイルアセンブリ100への通電時に超電導コイル2がつくる磁場が不均一となることがある。超電導コイル2の位置が変化しないように維持することは、超電導コイル2によって発生する磁場が安定するよう維持し、その結果としてクエンチの発生しない安定した超電導状態を維持するために重要である。しかし超電導コイル2が変形しないようこれを支持する構造体を設ける場合、その加工精度を高くする必要があり、加工コストが高騰する。
そこで本実施の形態の超電導コイルアセンブリ100は、巻枠1と、複数の超電導コイル2と、巻回部材3とを備えている。複数の超電導コイル2は巻枠1に巻回される。巻回部材3は複数の超電導コイル2の外周に巻回され、複数の超電導コイル2と一体化される。巻回部材3の線膨張係数は、複数の超電導コイル2の線膨張係数よりも大きい。複数の超電導コイル2は容器10内に収納される。容器10内は液体冷媒11が充填される。巻枠1は容器10の一部を構成する。
また本実施の形態の超電導コイルアセンブリ100の製造方法においては、巻枠1が準備され、巻枠1に複数の超電導線を巻回して複数の超電導コイル2とされる。複数の超電導コイル2の外周に巻回部材3が巻回される。複数の超電導コイル2と巻回部材3とが真空含浸され一体化される。複数の超電導コイル2が容器10内に収納される。容器10内に液体冷媒11が充填される。巻回部材3の線膨張係数は、複数の超電導コイル2の線膨張係数よりも大きい。巻枠1は容器10の一部を構成する。
超電導コイル2よりも大きい線膨張係数を有する巻回部材3が超電導コイル2の外周に巻回され、これらが収納される容器10内に液体冷媒11が充填される。このため超電導コイル2よりもその外周の巻回部材3の方が、液体冷媒11の冷却作用による体積の収縮量が大きい。したがって超電導コイル2をその外周側から、外側に動かないように拘束する効果が高められる。したがって超電導コイル2の変形を抑制し、超電導コイル2の発生する磁場を安定させることで、クエンチの発生しない安定した超電導状態を維持する効果が得られる。
超電導コイルアセンブリ100において超電導コイル2の変形等を抑制する巻回部材3は、超電導コイル2の外周に巻回されるだけで設けられる。このためたとえば超電導コイル2の固定用の部材を別途高コストで加工する必要がない。これにより超電導コイル2の固定のための加工コストを低減できる。
上記超電導コイルアセンブリ100およびその製造方法において、巻回部材3は、複数の超電導コイル2よりも巻回されるテンションが高いことが好ましい。このようにすれば、巻回部材3の巻回される総数を少なくすることができる。これにより、巻回部材3の材料コストを削減できる。
その他、上記超電導コイルアセンブリ100およびその製造方法において、巻回部材3は延在方向に交差する断面の外周部が曲線状である丸線3Aである。これにより、巻回部材3を高速で巻回することができるため、巻回工程の作業時間を短縮することができる。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2の超電導コイルアセンブリにおける図2の点線で囲まれた領域の構成を示す概略拡大断面図である。図9を参照して、本実施の形態の超電導コイルアセンブリ100は大筋で実施の形態1の超電導コイルアセンブリ100と同様の構成を有する。このため以下では同一の構成要素には同一の符号を付し、構成が共通する部分はその説明を繰り返さない。図9においては、巻回部材3は角線3Bである。角線3Bは、その延在方向に交差する断面の外周部が多角形状である線材である。一例として図9の角線3Bは、その断面の外周部が四角形状であり、長方形状または正方形状である。ただしこれに限らず、丸線3Aの断面の外周部は六角形状または八角形状であってもよいし、その他の多角形状であってもよい。角線3Bは、たとえば非磁性かつ極低温環境で使用できるアルミニウムにより形成されることが好ましい。角線3Bは、たとえば非磁性かつ極低温環境で使用できるアルミニウムにより形成されることが好ましい。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。本実施の形態は、実施の形態1と同様の作用効果の他に、以下の追加の作用効果を奏する。
本実施の形態の超電導コイルアセンブリ100およびその製造方法においては、巻回部材3は延在方向に交差する断面の外周部が多角形状である角線3Bである。このため角線3Bの占積率を増やし、巻回部材3の使用量を減らせる。このため巻回部材3の材料コストを削減できる。
実施の形態3.
図10は、実施の形態3の超電導コイルアセンブリにおける図2の点線で囲まれた領域の構成を示す概略拡大断面図である。図10を参照して、本実施の形態の超電導コイルアセンブリ100は大筋で実施の形態1の超電導コイルアセンブリ100と同様の構成を有する。このため以下では同一の構成要素には同一の符号を付し、構成が共通する部分はその説明を繰り返さない。図10においては、巻回部材3は、延在方向に交差する方向の幅が複数の超電導コイル2の幅に等しいシート材3Cである。なおここでの「等しい」とは両者の幅が完全に同一である場合に限らず、シート材3Cの幅は超電導コイル2の幅に対して10%以内の増減を許容するものとする。すなわちシート材3Cは、図9のたとえば四角形状の断面を有する角線3Bの左右方向の幅が、超電導コイル2の幅にほぼ等しくなるように引き伸ばされた構成を有している。本実施の形態においても実施の形態2の角線3Bと同様に、シート材3Cの断面は四角形状に限らず、他の多角形状であってもよい。またシート材3Cは、たとえば非磁性かつ極低温環境で使用できるアルミニウムにより形成されることが好ましい。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。本実施の形態は、実施の形態1と同様の作用効果の他に、以下の追加の作用効果を奏する。
本実施の形態の超電導コイルアセンブリ100およびその製造方法においては、巻回部材3は延在方向に交差する方向の幅が複数の超電導コイル2の幅に等しいシート材3Cである。このため角線3Bに比べてその巻回時のターン数を減らすことができる。これにより、巻回工程の作業時間を短縮することができる。
以上の実施の形態1〜3に示すように、超電導コイルアセンブリ100およびその製造方法の巻回部材3は、延在方向に交差する断面の外周部が曲線状である丸線3A、延在方向に交差する断面の外周部が多角形状である角線3B、および延在方向に交差する方向の幅が複数の超電導コイルの幅に等しいシート材3Cのいずれかであることが好ましい。
実施の形態4.
図11は、実施の形態4の超電導コイルアセンブリにおける図2の点線で囲まれた領域およびその周辺の構成を示す概略拡大断面図である。図11を参照して、本実施の形態の超電導コイルアセンブリ100は大筋で実施の形態1の超電導コイルアセンブリ100と同様の構成を有する。このため以下では同一の構成要素には同一の符号を付し、構成が共通する部分はその説明を繰り返さない。図11においては、巻枠1に巻回された複数の超電導コイル2のそれぞれと、当該複数の超電導コイル2のそれぞれと一体化された丸線3Aとの間にワニス8が存在する。なおワニス8は超電導コイル2の表面上に多数回巻回された丸線3Aの多数の環状の線材部分同士の間に浸み込んでおり、そこから丸線3Aと超電導コイル2との境界部に達している。またワニス8は、図11の左右方向に隣り合う1対の超電導コイル2の間にも配置されてもよい。すなわちワニス8は、1対の超電導コイル2を挟む隣り合う1対の壁部4の間に挟まれるように配置されてもよい。
なお図11においては巻回部材3として丸線3Aが図示されているが、本実施の形態においては、巻回部材3として角線3Bまたはシート材3Cが用いられてもよい。
図12は、実施の形態4の超電導コイルアセンブリの製造方法の一工程の態様を示す概略断面図である。図12においては、実施の形態1における製造方法の特に図5に示す第2工程に相当する工程が示される。図12を参照して、本実施の形態の超電導コイルアセンブリ100の製造方法は、基本的に実施の形態1の図4〜図7に示す超電導コイルアセンブリ100の製造方法と同様であるため、同一の工程についてはその説明を繰り返さない。ただし図12に示すように、本実施の形態においては、図5に示す超電導線を巻回し複数の超電導コイル2とする工程において、巻枠1にワニス8を塗りながら超電導線が巻回される。また図6に示す巻回部材3を巻回する工程においても、図12と同様に、巻枠1および超電導コイル2にワニス8を塗りながら巻回部材3が巻回される。この点において本実施の形態は、巻回部材3が巻かれた後に真空装置内でワニスが供給されながら真空含浸される実施の形態1と異なる。
巻回部材3の巻回後、超電導コイル2および巻回部材3が加熱炉中に投入され熱硬化される。これにより両者は一体化される。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。本実施の形態は、実施の形態1と同様の作用効果の他に、以下の追加の作用効果を奏する。
本実施の形態の超電導コイルアセンブリ100は、複数の超電導コイル2のそれぞれと、複数の超電導コイル2と一体化された巻回部材3との間にワニス8が存在する。このような構成は、超電導コイル100の製造工程において、超電導線を巻回する工程および巻回部材3を巻回する工程は、巻枠1にワニス8を塗りながらなされる。つまり巻回部材3の巻回が完了する前にワニス8が巻枠1などに供給される。これにより、巻回部材3の巻回後に真空装置内でワニス8が注入されながら真空含浸される実施の形態1に比べ、複数の超電導コイル2と一体化された巻回部材3との隙間にワニス8を確実に浸み込ませ、両者を確実に一体化させることができる。また本実施の形態の製造方法によれば、巻回部材3の巻回後に真空装置内でワニス8が注入されながら真空含浸される実施の形態1に比べ、工程数を減らすことができる。
以上に述べた各実施の形態(に含まれる各例)に記載した特徴を、技術的に矛盾のない範囲で適宜組み合わせるように適用してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 巻枠、2 超電導コイル、3 巻回部材、3A 丸線、3B 角線、3C シート材、4 壁部、5 フランジ、6 外筒、7 筒状体、7A 第1の部分、7B 第2の部分、10 容器、11 液体冷媒、100 超電導コイルアセンブリ。

Claims (8)

  1. 巻枠と、
    前記巻枠に巻回される複数の超電導コイルと、
    前記複数の超電導コイルの外周に巻回され、前記複数の超電導コイルと一体化された巻回部材とを備え、
    前記巻回部材の線膨張係数は、前記複数の超電導コイルの線膨張係数よりも大きく、
    前記複数の超電導コイルは容器内に収納され、
    前記容器内は液体冷媒が充填され、
    巻枠は前記容器の一部を構成する、超電導コイルアセンブリ。
  2. 前記巻回部材は、延在方向に交差する断面の外周部が曲線状である丸線、延在方向に交差する断面の外周部が多角形状である角線、および延在方向に交差する方向の幅が前記複数の超電導コイルの幅に等しいシート材のいずれかである、請求項1に記載の超電導コイルアセンブリ。
  3. 前記巻回部材は、前記複数の超電導コイルよりも巻回されるテンションが高い、請求項1または2に記載の超電導コイルアセンブリ。
  4. 前記複数の超電導コイルのそれぞれと前記複数の超電導コイルと一体化された前記巻回部材との間にワニスが存在する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の超電導コイルアセンブリ。
  5. 巻枠を準備する工程と、
    前記巻枠に複数の超電導線を巻回して複数の超電導コイルとする工程と、
    前記複数の超電導コイルの外周に巻回部材を巻回する工程と、
    前記複数の超電導コイルと前記巻回部材とを真空含浸して一体化する工程と、
    前記複数の超電導コイルを容器内に収納する工程と、
    前記容器内に液体冷媒を充填する工程とを備え、
    前記巻回部材の線膨張係数は、前記複数の超電導コイルの線膨張係数よりも大きく、
    前記巻枠は前記容器の一部を構成する、超電導コイルアセンブリの製造方法。
  6. 前記巻回部材は、延在方向に交差する断面の外周部が曲線状である丸線、延在方向に交差する断面の外周部が多角形状である角線、および延在方向に交差する方向の幅が前記複数の超電導コイルの幅に等しいシート材のいずれかである、請求項5に記載の超電導コイルアセンブリの製造方法。
  7. 前記超電導線を巻回する工程および前記巻回部材を巻回する工程は、前記巻枠にワニスを塗りながらなされる、請求項5または6に記載の超電導コイルアセンブリの製造方法。
  8. 前記収納する工程では、前記巻枠の外側に、前記容器の一部である前記巻枠とは別の前記容器の他の一部を構成し前記巻枠を収納可能な筒状体が取り付けられることで前記容器が形成される、請求項5〜7のいずれか1項に記載の超電導コイルアセンブリの製造方法。
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