JP2010272633A - 超電導マグネット - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルを支持する巻枠及び支持部材の材料及び加工費を減少化させた超電導マグネットを得る。
【解決手段】磁場発生用主コイル2である第1のコイル群と、前記第1のコイル群と同軸に配置され前記第1のコイル群と逆方向の磁場を発生し、外部に漏洩する磁場を打ち消すシールドコイル3である第2のコイル群とを備える超電導マグネットにおいて、前記第2のコイル群の軸方向の配置は、前記第2のコイル群が前記第1のコイル群から受ける軸方向の電磁力と、前記第2のコイル群が発生する軸方向の電磁力とが均衡し相殺する位置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として磁気共鳴画像診断(MRI)装置,核磁気共鳴(NMR)分析装置,及び単結晶引き上げ装置等に用いられる超電導マグネットに関するものである。
MRI装置,NMR分析装置,及び単結晶引き上げ装置等においては、計測や単結晶の製造のために高磁場を必要とするために、超電導マグネットが用いられる。
図12は従来の超電導マグネットの構造を示す斜視断面図である。図13は図12の平面断面図である。超電導マグネットは、所望の領域(以下、磁場発生領域1という)に高磁場を発生させることが求められる。MRI用超電導マグネットを例にとれば、診断画像を取得するための空間(マグネット円筒内部の例えば直径50cmの球空間)に、例えば1.5テスラの高磁場を発生させることが必要である。その一方で、超電導マグネット外部に漏洩する磁場はできる限り小さいことが要求される。例えば、MRI用超電導マグネットでは、マグネットからの距離が5mの各地点での漏洩磁場が0.5ミリテスラよりも小さいことが要求される。漏洩磁場により磁性体が吸引されたり、電子機器等に影響を与えたりする領域はできる限り小さいことが望ましいからである。
そこで、従来の超電導マグネットは、所望の磁場を発生させる主コイル2と、主コイル2から外部に漏洩する磁場を打ち消すシールドコイル3という2種類の超電導コイルを内部に備え、漏洩磁場の低減を図っている。シールドコイル3は、主コイル2とは逆方向の磁場を発生させるコイルであり、これを適当な位置に配置することで漏洩磁場を打ち消す効果を得る。
以後、磁場発生領域1の中心を原点として、軸方向の座標をZ座標、径方向の座標をR座標と呼ぶ。主コイル2及びシールドコイル3は、それぞれ複数個の超電導コイルからなり、同軸上に配置される。主コイル2及びシールドコイル3の配置・大きさは、できる限りコストを抑えつつ超電導マグネットとしての性能を確保するために、必要な磁場強度や磁場均一性、漏洩磁場の仕様を満たし、かつ、コイルの主材料である超電導線の量が最少となるような位置・大きさが選ばれる。
その結果、一般に、主コイル2は磁場発生領域に最も近いR座標が小さい内筒面に張り付くように配置され、シールドコイル3は磁場発生領域1に最も遠い、R座標及びZ座標が最大の点(図13において、マグネット内部領域の四隅)に張り付くように配置される。シールドコイル3は逆極性のコイルであることから、磁場発生領域1の磁場をも打ち消す効果を有しており、磁場発生領域1から離した方が効率的に磁場を発生できる。このような配置が最も超電導線使用量に対する効率がよいため、超電導線の量を少なくすることができるからである。
主コイル2及びシールドコイル3はそれぞれ、主巻枠21、シールド巻枠31に巻きつけられ、保持されている。シールド巻枠31は、シールド巻枠支持部材32により主巻枠21と連結され支持されている。マグネットに所望の高磁場を発生させるためには、超電導コイルに数百アンペアの大電流を通電することが必要である。その結果、各超電導コイルの近傍は高磁場になり、超電導コイルには大きな電磁力が働く。該電磁力により超電導コイルが動いたり撓んだりすると、コイル外面又は内部で熱が発生し、超電導状態が破壊され常電導転移するいわゆるクエンチ現象に発展するおそれがある。前記クエンチ現象が起きないようにするために、従来の超電導マグネットでは、主巻枠21、シールド巻枠31、シールド巻枠支持部材32を板厚の大きな材料で製作したり、強固な連結構造にしたりして、該電磁力による超電導コイルの動き、撓みを抑えていた。また、シールド巻枠31の剛性を高めるため、マグネットのほぼ全長にわたる一体の円筒によりシールド巻枠31を構成していた。
特開2007−288193号公報
近年、超電導マグネットの発生磁場はより高磁場化しており、また、装置自体もコンパクトなものが求められる傾向にある。その結果、超電導コイル近傍の磁場もより高磁場化し、電磁力も大きくなっている。従来技術によれば、主巻枠21、シールド巻枠31、及びシールド巻枠支持部材32をより強固な構造にすることで電磁力に耐える構造を実現していたが、近年の超電導マグネットにおける電磁力の増大に伴い、巻枠及び支持構造に用いる材料が増大し、重量の増大、製作・冷却・運搬コストが増大するという課題があった。
本発明は前記のような課題を解決するためになされたものであり、コイルを支持する巻枠及び支持部材の材料及び加工費を減少化させた超電導マグネットを提供することを目的とする。
本発明に係わる超電導マグネットは、磁場発生用主コイルである第1のコイル群と、前記第1のコイル群と同軸に配置され前記第1のコイル群と逆方向の磁場を発生し、外部に漏洩する磁場を打ち消すシールドコイルである第2のコイル群とを備える超電導マグネットにおいて、前記第2のコイル群の軸方向の配置は、前記第2のコイル群が前記第1のコイル群から受ける軸方向の電磁力と、前記第2のコイル群が発生する軸方向の電磁力とが均衡し相殺する位置である。
また、本発明に係わる超電導マグネットは、磁場発生用主コイルである第1のコイル群と、前記第1のコイル群と同軸に配置され前記第1のコイル群と逆方向の磁場を発生し、前記第1のコイル群から外部に漏洩する磁場を打ち消すシールドコイルである第2のコイル群とを備える超電導マグネットにおいて、前記第1のコイル群が発生する磁場発生領域の中心を原点とするとき、前記第2のコイル群の軸方向の配置は、前記第2のコイル群の軸方向の最外端の軸方向座標が、前記第1のコイル群の軸方向の最外端の軸方向座標の0.63〜0.87倍の範囲内にある。
本発明の超電導マグネットによれば、シールド巻枠及びシールド巻枠支持部材を簡素化することができ、シールドコイルの支持構造の材料及び加工費を低減することができる。さらに、マグネット全体の重量を軽量化することができ、冷却に必要な寒剤の量を低減することができる。これにより、超電導マグネットの電磁力の増大化に伴う、巻枠及び支持構造の材料及び加工費の増大に対して、使用する巻枠と支持部材の量を大幅に減少させ、部材調達,加工,冷却に係るコストを低減することができ、さらに軽量化を図ることができる。
本発明の実施の形態1における超電導マグネットの構造を示す断面図である。 実施の形態1〜5における、シールドコイルのZ方向位置と、超電導線の使用量及びシールドコイルに働く電磁力の関係を示す図である。 コイルのZ方向座標Zs,Zmの定義を示す図である。 実施の形態2の超電導マグネットにおけるZ方向に平行な面の断面図である。 図4のZ方向に垂直な面の断面図である。 実施の形態3の超電導マグネットにおけるZ軸に平行な面の断面図である。
図6のZ軸に垂直な面の断面図である。 実施の形態4の超電導マグネットの構造を示す断面図である。 実施の形態4におけるシールドコイル及びシールド巻枠の斜視断面図である。 実施の形態5の超電導マグネットの構造を示す断面図である。 実施の形態5における、シールドコイル及びシールド巻枠の斜視断面図である。 従来の超電導マグネットの構造を示す斜視断面図である。 図12の平面断面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の超電導マグネットにおけるZ軸に平行な断面を示す図である。なお、各図において、同一符号は同一又は相当部分を示し、その説明の一部を省略する。図1において、1はマグネットにより磁場を出力する磁場発生領域、2は磁場発生領域に所望の磁場を発生させる主コイル、3は外部に漏洩する磁場を打ち消すシールドコイルである。シールドコイル3は主コイル2のZ軸と同軸に配置され、主コイル3より外側(Z方向に垂直であるR方向の半径が大)に配置されている。主コイル2及びシールドコイル3は、例えばニオブチタン及び銅からなる超電導線材を巻きまわし、エポキシ樹脂で固定した構造を有しており、それぞれ主巻枠21及びシールド巻枠31に巻きつけられてヘリウム槽43内に収納されて一定の位置に保持されている。シールド巻枠31は、シールド巻枠支持部材33により主巻枠21と連結され結合されている。前記コイルは極低温に冷却することで超電導状態となる。
主コイル2は、センターコイル2a、ミドルコイル2b、サイドコイル2cの3種類からなる。センターコイル2aは、Z方向(軸方向)中央に1個配置し、ミドルコイル2b、サイドコイル2c、シールドコイル3の各コイルは、磁場中心(原点)を通りZ軸に垂直な面に関して対称に配置される。主巻枠2の端部には、ヘリウム槽フランジ41が取り付けられ、ヘリウム槽フランジ上部にはヘリウム槽外筒42が取り付けられる。主巻枠21,ヘリウム槽フランジ41及びヘリウム槽外筒42の組合せは、ヘリウム槽43を構成し、内部に超電導コイルを冷却する液体ヘリウム44が貯留されている。
主巻枠21,シールド巻枠31,シールド巻枠支持部材33,ヘリウム槽フランジ41及びヘリウム槽外筒42は、例えばステンレスやアルミニウムのような非磁性の材料から構成される。ヘリウム槽43は、外部からの輻射熱を遮断する熱シールド45に囲まれており、熱シールド45はさらにマグネット内部を真空断熱する真空槽46で覆われている。熱シールド45は、例えばアルミニウムのような反射率の高い非磁性の材料からなり、表面に多層断熱材(スーパーインシュレーション)(図示しない)が貼り付けられる。真空槽46は、例えばステンレスやアルミニウムのような非磁性の材料からなる。マグネット上部には、熱シールド45を冷却し気化したヘリウムを再液化する冷凍機47、液体ヘリウムの補充や励消磁等を行なうサービスポート48が設置されている。
実施の形態1における超電導マグネットは、7個の主コイル2(1個のセンターコイル2a、4個のミドルコイル2b、2個のサイドコイル2c)及び2個のシールドコイル3を内蔵する。7個の主コイル2で第1のコイル群を構成し、2個のシールドコイル3で第2のコイル群を構成する。真空槽46内部を真空にし真空断熱し、ヘリウム槽43内に液体ヘリウムを貯液することで、超電導コイルを絶対温度4.2ケルビンに冷却し、主コイル2及びシールドコイル3を超電導状態にする。主コイル2及びシールドコイル3は全て直列に接続されており、略450アンペアの電流を通電することで、磁場発生領域1に略1.5テスラの磁場を発生させることができる。
主コイル2及びシールドコイル3は、(1)磁場発生領域に1.5テスラの磁場を発生させる、(2)磁場発生領域(50cm球空間)の磁場の均一性が10ppm以下、(3)漏洩磁場0.5ミリテスラの領域が超電導マグネットから5m以上広がらない、という条件を満たし、かつ超電導線材の使用量が少なくなり、シールドコイル3に働く電磁力が最も小さくなるような位置に配置される。
ここで、シールドコイル3に働く電磁力及び超電導線の使用量は、図2に示すようにシールドコイル3を配置するZ座標により変化する。図2において、横軸はシールドコイル3の軸方向の外端のZ座標(Zs)と主コイル2の軸方向の外端のZ座標(Zm)との比率(以下、Zs/Zmと呼ぶ。図3参照)、左側縦軸は超電導マグネットに対する超電導線使用量の比率、右側縦軸はシールドコイル3に働くZ方向電磁力である。なお、図3はシールドコイル3の軸方向の外端のZ座標(Zs)と主コイル2の軸方向の外端のZ座標(Zm)の定義を示す図である。Zsは、シールドコイル3が1又は複数のコイルからなる第2コイル群の場合は、1又は複数のコイルの中の軸方向の最外端のZ座標である。Zmは主コイル2が1又は複数のコイルからなる第1コイル群の場合は、1又は複数のコイルの中の軸方向の最外端のZ座標である。
図13の断面図に示されているように、従来の超電導マグネットにおいては、Zs/Zmは1か1に近い数値であった。このとき、シールドコイル3に働くZ方向電磁力は、約35トンと非常に大きな値であり、増大化の傾向にある。Zs/Zmが0.63〜0.87の範囲内になると、シールドコイル3に働く電磁力は半減し、かつ超電導線の使用量は従来に比べ9%程度多くなる程度に納めることができる。更に、0.63〜0.81の範囲内では、電磁力は1/3程度(10トン以下)に減少し、かつ超電導線の使用量は従来に比べ9%程度多くなる程度に納めることができる。さらに、Zs/Zmが0.73〜0.87の範囲内になると、シールドコイル3に働く電磁力は半減し、かつ超電導線の使用量は従来に比べ7%程度多くなる程度に納めることができる。更に、0.73〜0.81の範囲内では、電磁力は1/3程度に減少し、かつ超電導線の使用量は従来に比べ7%程度多くなる程度に納めることができる。
実施の形態1においては、Zs/Zmは0.73付近であり、その付近が、第2のコイル群(シールドコイル)が第1のコイル群(主コイル)から受ける軸方向の電磁力と、第2のコイル群が発生する軸方向の電磁力とが均衡し相殺する位置である。そのときの超電導線の使用量は従来に比べ7%程度多くなるが、Z方向電磁力はほぼゼロになる。
Zs/Zmを小さくすると、シールドコイル3のZ方向電磁力が小さくなるのは以下の理由による。主コイル2(2a、2b、2c)とシールドコイル3は逆極性のコイルであるから互いに反発の電磁力が働く。そのため、Zs/Zmが1かそれ以上の状態では、シールドコイル3が主コイル2の3種類のコイル(2a、2b、2c)から受ける電磁力はいずれもZ+方向である。しかしZs/Zmを小さくしてシールドコイル3をサイドコイル2cよりもZ方向内側に置くと、シールドコイル3がサイドコイル2cから受ける電磁力はZ−方向であり、他のセンターコイル2a、ミドルコイル2bから受けるZ+方向の電磁力と相殺する。したがって、シールドコイル3が受けるZ方向電磁力は小さくなる。
前述のシールドコイル3の配置により、シールドコイル3に働くZ方向電磁力はほぼゼロになる。また、シールドコイル3にはR方向の電磁力も働くが、この電磁力はR方向外側に働くため巻枠及び支持部材自体に作用するものではない。よって、シールド巻枠の支持は、従来のように大きな電磁力を支える必要はなく、自重を支えうる強度の支持でよい。実施の形態1においては、シールド巻枠31は、主巻枠21から垂直に立ち上げたシールド巻枠支持部材33により支持される。シールド巻枠支持部材33は、例えば厚さ10mmの円盤であり、例えばステンレス等の非磁性材料からなる。中央部には主巻枠21を通す孔が開いおり、全体として環状円盤形であり、シールド巻枠支持部材33と主巻枠21,シールド巻枠31は、溶接により結合される。シールド巻枠支持部材33は主巻枠21のZ方向で主コイル2が存在しない位置に溶接されている。なお、前述では、ヘリウム槽フランジ41,シールド巻枠31,シールド巻枠支持部材33はそれぞれ溶接により結合されているが、ボルト締め等他の結合手段で結合しても同等の作用効果を奏する。
以上のように、実施の形態1では、超電導コイルの配置は、超電導線の使用量を最小にする配置ではないが、超電導線の使用量の増加を(10%以下に)抑えつつ、シールドコイル3に働くZ方向電磁力を大幅(半減,1/3,ほぼ零)に減少化している。その結果、従来一体の筒状であったシールド巻枠を例えば、シールドコイル1個毎に分割し、支持構造を簡略化することができる。これにより、近年の超電導マグネットにおける電磁力の増大化に伴う、巻枠及び支持構造の材料及び加工費の増大に対して、使用する巻枠と支持部材の量を大幅に減少させ、部材調達,加工,冷却に係るコストを低減することができ、さらに軽量化を図ることができる。また、伝導冷却方式の超電導マグネットにおいては、冷却時間を短縮することができる。
実施の形態2.
図4は実施の形態2の超電導マグネットにおけるZ軸に平行な面の断面図である。図5は図4のZ軸に垂直な面の断面図である。実施の形態2における超電導マグネットは、主コイル2,主巻枠21,シールドコイル3,シールド巻枠31,ヘリウム槽フランジ41,ヘリウム槽外筒42,熱シールド45,真空槽46,冷凍機47及びサービスポート48を有する点で実施の形態1と共通している。また、シールドコイル3の配置については、超電導線の使用量の増加を抑えつつ、シールドコイル3に働くZ方向電磁力を最小化する位置にシールドコイル3を配置するために、Zs/Zmを0.73程度にする点で実施の形態1と共通する。
実施の形態2における超電導マグネットのシールド巻枠支持部材34は、板状であり、板の面をZ軸と平行に配置し、主巻枠21とシールド巻枠31を連結する。シールド巻枠支持部材34は、例えば20mmの板厚を有するステンレス等の非磁性の材料でできており、30度ピッチで1シールドコイルあたり12枚、マグネット全体では合計24枚配置される。シールド巻枠支持部材34と主巻枠21及びシールド巻枠31は、溶接により固定、結合される。シールド巻枠31,シールド巻枠支持部材34はそれぞれ溶接により結合されているが、ボルト締め等他の結合手段で結合してもよい。実施の形態2では、シールドコイル3及びシールド巻枠31の重量が小さい場合には、シールド巻枠支持部材34の板厚及び枚数を少なくすることができ、シールド巻枠支持部材34の材料の量が少なくて済むという利点を有する。
以上のように実施の形態2においても、他の実施の形態と同様、シールドコイル3をZ方向の電磁力の小さい場所に配置することで、従来一体の筒状であったシールド巻枠31をシールドコイル1個毎に分割し、支持構造を簡略化することができる。これにより使用する巻枠と支持部材の量が大幅に減少し、部材調達,加工,冷却に係るコストを低減することができ、さらに軽量化を図ることができる。
実施の形態3.
図6は実施の形態3の超電導マグネットにおけるZ軸に平行な面の断面図である。図7は図6のZ軸に垂直な面の断面図である。実施の形態3における超電導マグネットは、主コイル2,主巻枠21,シールドコイル3,シールド巻枠31,ヘリウム槽フランジ41,ヘリウム槽外筒42,熱シールド45,真空槽46,冷凍機47及びサービスポート48を有する点で実施の形態1と共通している。また、シールドコイル3の配置については、超電導線の使用量の増加を抑えつつ、シールドコイル3に働くZ方向電磁力を最小化する位置にシールドコイル3を配置するために、Zs/Zmを0.73程度にする点で実施の形態1と共通する。
実施の形態3では、シールド巻枠31は、ヘリウム槽フランジ41間に渡された梁35の上に配置される。梁35は、例えばステンレスのような非磁性の材料でできている角材であり、30度ピッチでマグネット全体では合計12本配置される。梁35にシールドコイルを取り付ける場所には、シールド巻枠31を取り付けられるように、はめあいの溝が設けられている。シールド巻枠31は、そのはめあいに合わせて配置した上で、溶接により梁35に固定、結合される。ヘリウム槽フランジ41,シールド巻枠31,梁35はそれぞれ溶接により結合されているが、ボルト締め等他の結合手段で結合してもよい。
以上のように実施の形態2においても、他の実施の形態と同様、シールドコイル3をZ方向の電磁力の小さい場所に配置することで、支持構造を簡略化することができる。これにより使用する巻枠と支持部材の量が大幅に減少し、部材調達,加工,冷却に係るコストを低減することができ、さらに軽量化を図ることができる。
実施の形態4.
図8は実施の形態4の超電導マグネットの構造を示す断面図である。実施の形態1と異なる点を説明する。実施の形態4では、シールド巻枠36の形状が他の実施の形態と異なる。図9にシールド巻枠36及びシールドコイル3の斜視断面図を示す。シールド巻枠36は、Z軸方向に大きくせり出し、ヘリウム槽フランジ41との接合部分51を有し、接合部分51においてヘリウム槽フランジ41に連結結合される。連結部分は、溶接により固定される。ボルト締め等他の結合手段で結合してもよい。実施の形態4においても、他の実施の形態と同様、シールドコイル3をZ方向の電磁力の小さい場所に配置することで、支持構造を簡略化することができる。これにより使用する巻枠と支持部材の量が大幅に減少し、部材調達,加工,冷却に係るコストを低減することができ、さらに軽量化を図ることができる。
実施の形態5.
図10は実施の形態5の超電導マグネットの構造を示す断面図である。実施の形態1と異なる点を説明する。実施の形態5では、図11で示すように、シールド巻枠37の形状が他の実施の形態と異なる。シールド巻枠37は、他の実施の形態におけるシールド巻枠31及び36に比べて、シールド巻枠37のフランジ部が高い構造を有しており、そのフランジ部の端(接合部分52)をヘリウム槽外筒42の内面に接合する。接合部分52とヘリウム槽外筒42は、溶接により直接固定する。ボルト締め等他の結合手段で結合してもよい。シールド巻枠37のフランジ面にはヘリウム通り孔53が設けられ、孔53を通って液体ヘリウムが直接シールドコイル3に触れシールドコイル3を冷却する。実施の形態5においても、他の実施の形態と同様、シールドコイル3をZ方向の電磁力の小さい場所に配置することで、シールド巻枠37や支持構造を簡略化することができる。これにより使用する巻枠と支持部材の量が大幅に減少し、部材調達,加工,冷却に係るコストを低減することができ、さらに軽量化を図ることができる。
1 磁場発生領域 2 主コイル
2a センターコイル 2b ミドルコイル
2c サイドコイル 3 シールドコイル
21 主巻枠 31 シールド巻枠
33 シールド巻枠支持部材 34 シールド巻枠支持部材
35 梁 36 シールド巻枠
37 シールド巻枠 41 ヘリウム槽フランジ
42 ヘリウム槽外筒 43 ヘリウム槽
44 液体ヘリウム 45 熱シールド
46 真空槽 47 冷凍機
48 サービスポート 51 接合部分
52 接合部分 53 液体ヘリウム通り孔

Claims (10)

  1. 磁場発生用主コイルである第1のコイル群と、前記第1のコイル群と同軸に配置され前記第1のコイル群と逆方向の磁場を発生し、外部に漏洩する磁場を打ち消すシールドコイルである第2のコイル群とを備える超電導マグネットにおいて、前記第2のコイル群の軸方向の配置は、前記第2のコイル群が前記第1のコイル群から受ける軸方向の電磁力と、前記第2のコイル群が発生する軸方向の電磁力とが均衡し相殺する位置であることを特徴とする超電導マグネット。
  2. 磁場発生用主コイルである第1のコイル群と、前記第1のコイル群と同軸に配置され前記第1のコイル群と逆方向の磁場を発生し、前記第1のコイル群から外部に漏洩する磁場を打ち消すシールドコイルである第2のコイル群とを備える超電導マグネットにおいて、
    前記第1のコイル群が発生する磁場発生領域の中心を原点とするとき、
    前記第2のコイル群の軸方向の配置は、前記第2のコイル群の軸方向の最外端の軸方向座標が、前記第1のコイル群の軸方向の最外端の軸方向座標の0.63〜0.87倍の範囲内にあることを特徴とする超電導マグネット。
  3. 前記第2のコイル群の軸方向の最外端の軸方向座標が、前記第1のコイル群の軸方向の最外端の軸方向座標の0.73〜0.87倍の範囲内にあることを特徴とする請求項2記載の超電導マグネット。
  4. 前記第2のコイル群の軸方向の最外端の軸方向座標が、前記第1のコイル群の軸方向の最外端の軸方向座標の0.63〜0.81倍の範囲内にあることを特徴とする請求項2記載の超電導マグネット。
  5. 前記第2のコイル群の軸方向の最外端の軸方向座標が、前記第1のコイル群の軸方向の最外端の軸方向座標の0.73〜0.81倍の範囲内にあることを特徴とする請求項4記載の超電導マグネット。
  6. 前記第1のコイル群を保持する第1の巻枠と、
    前記第2のコイル群を保持する第2の巻枠と、
    環状円盤形の巻枠支持部材とを備え、
    前記環状円盤形の巻枠支持部材により前記第1の巻枠と前記第2の巻枠を結合する請求項1〜5のいずれか1項に記載の超電導マグネット。
  7. 前記第1のコイル群を保持する第1の巻枠と、
    前記第2のコイル群を保持する第2の巻枠と、
    板状の巻枠支持部材とを備え、
    前記板状の巻枠支持部材により前記第1の巻枠と前記第2の巻枠を結合する請求項1〜5のいずれか1項に記載の超電導マグネット。
  8. 前記第1のコイル群を保持する第1の巻枠と、
    前記第2のコイル群を保持する第2の巻枠と、
    梁状の巻枠支持部材とを備え、
    前記梁状の巻枠支持部材と前記第2の巻枠を結合する請求項1〜5のいずれか1項に記載の超電導マグネット。
  9. 前記第1のコイル群を保持する第1の巻枠と、
    前記第2のコイル群を保持する第2の巻枠と、
    内部に前記第1のコイル群と前記第2のコイル群を収納し液体ヘリウムを貯蔵するヘリウム槽とを備え、
    前記ヘリウム槽の側壁と前記第2の巻枠を結合し、前記ヘリウム槽で前記第2の巻枠を支持する請求項1〜5のいずれか1項に記載の超電導マグネット。
  10. 前記第1のコイル群を保持する第1の巻枠と、
    前記第2のコイル群を保持する第2の巻枠と、
    内部に前記第1のコイル群と前記第2のコイル群を収納し液体ヘリウムを貯蔵するヘリウム槽とを備え、
    前記ヘリウム槽の外筒と前記第2の巻枠を結合し、前記ヘリウム槽の外筒で前記第2の巻枠を支持する請求項1〜5のいずれか1項に記載の超電導マグネット。
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