JP2005185318A - 磁石装置及び磁気共鳴イメ−ジング装置 - Google Patents

磁石装置及び磁気共鳴イメ−ジング装置 Download PDF

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肇 田邉
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Abstract

【課題】 シムによる調整能力を比較的に高めて、比較的容易に均一静磁場空間領域における磁場の均一度を向上させる磁石装置を得る。
【解決手段】 環状コイルが内蔵されて対向配置された一対の磁石体の表面部に静磁場調整手段を配置し、静磁場調整手段により一対の磁石体間の中心部近傍に作られる均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにする磁石装置において、一対の磁石体が形成する均一静磁場空間領域の磁場出力成分の内、一対の磁石体の軸方向Zの2次成分をマイナスにバイアスした状態に、一対の磁石体を構成し、これを静磁場調整手段で調整して、均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、生体の画像診断に利用されるMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置(通称「磁気共鳴イメ−ジング装置」)に使用される磁石装置、および磁気共鳴イメ−ジング装置に関し、特にその均一静磁場空間領域の磁場の均一度向上に係わるものである。
磁気共鳴イメ−ジング装置は、磁石装置の形状により大別して円筒形と、一対の磁石体の間に球状の均一静磁場空間領域を形成する対向形とがあり、近年では、被検者に対する開放性や診断関係者の診断時の立ち回りの利便性の観点等で優れた対向形が主流になりつつある。この対向形の磁気共鳴イメ−ジング装置における球状の均一静磁場空間領域の磁界強さは、一般的には10000ガウス前後であり、その許容誤差は通常は数ppmである。なお、対向形の磁気共鳴イメ−ジング装置の大きさや重さは、例えば、高さ3m前後、平面における最大長2m前後、重さ40トン前後である。
前述のような対向形の磁気共鳴イメ−ジング装置においては、小型化、軽量化を図りつつ、球状の均一静磁場空間領域に磁場(磁界強さ)の均一性の確保、誤差の縮小を図ることが重要であり、例えば、本出願と同一の出願人による特許文献1に見られるような、球状の均一静磁場空間領域における磁界強さの均一化を図る技術が開発されている。
特許文献1に記載の技術は、環状コイルが内蔵されて対向配置された一対の磁石体の表面部に細片状強磁性体シムを配置し、細片状強磁性体シムにより一対の磁石体間の中心部近傍に作られた均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにする磁石装置において、環状コイルの中心線に対して同中心線状に磁石体の表面部にリング状強磁性体シムを配置したものである。
特開2002−336215号公報
しかし、従来の磁石装置では、シム(shim)による均一静磁場空間領域における磁場の均一化の許容範囲内へのシミングに調整能力が落ちる問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、磁石装置および磁気共鳴イメ−ジング装置において、シムによる調整能力を比較的に高めて、比較的容易に均一静磁場空間領域における磁場の均一度を向上させることを目的とするものである。
この発明に係わる磁石装置は、環状コイルが内蔵されて対向配置された一対の磁石体の表面部に静磁場調整手段を配置し、上記静磁場調整手段により上記一対の磁石体間の中心部近傍に作られる均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにする磁石装置において、上記一対の磁石体が形成する上記均一静磁場空間領域の磁場出力成分の内、上記一対の磁石体の軸方向Zの2次成分をマイナスにバイアスした状態に、上記一対の磁石体を構成し、これを上記静磁場調整手段で調整して、上記均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにしたものである。
また、環状コイルが内蔵されて対向配置された一対の磁石体の表面部に静磁場調整手段を配置し、上記静磁場調整手段により上記一対の磁石体間の中心部近傍に作られる均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにする磁石装置において、
上記均一静磁場空間領域を挟んで対向する上記一対の磁石体の対向側外周部に環状突出部を形成して、その内部に上記環状コイルを内蔵すると共に、上記一対の磁石体の対向面側中央部の上記環状突出部に囲まれる窪みに上記静磁場調整手段と傾斜磁場コイルを配置し、上記一対の磁石体が形成する上記均一静磁場空間領域の磁場出力成分の内、上記一対の磁石体の軸方向Zの2次成分をマイナスにバイアスした状態に、上記一対の磁石体を構成し、これを上記静磁場調整手段で調整して、上記均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにしたものである。
この発明の磁石装置によれば、シムによる調整能力を比較的に高めて、比較的容易に均一静磁場空間領域における磁場の均一度を向上させることができる。
また、シムによる調整能力を比較的に高めて、比較的容易に均一静磁場空間領域における磁場の均一度を向上させることができると共に、中央部の窪みに静磁場調整手段と傾斜磁場コイルを配置したので、一対の磁石体の対向面間寸法を縮めることができ、磁石体の起磁力を大幅に減じることができる。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1〜図7により説明する。図1は対向形の磁気共鳴イメ−ジング装置全体の主要部の構成を示す平面図、図2は図1のII−II線における断面を矢印方向に見た縦断面図、図3は第1の磁石体のシム取付部材を図1において下方から見た拡大下面図、図4は図3のIV−IV線における断面を矢印方向に見た断面図、図5は図2の一部を拡大して各種シム取付部材の事例を示す断面図、図6は式(1)のr,θ,φの座標系を示す説明図、図7は細片状鉄シムが発生するZ偶数成分の分布状況を示す説明図である。なお、各図中、同一符号は同一部分を示す。
図1〜図5において、対向形の磁気共鳴イメ−ジング装置は、環状の第1の主磁石(環状コイル)1を内蔵し外観が円柱状の第1のクライオスタット部(以下磁石体という)2と、環状の第2の主磁石(環状コイル)3を内蔵し外観が円柱状の第2のクライオスタット部(以下磁石体)4と、第1の磁石体2と第2の磁石体4とに跨って延在し、第1の磁石体2と第2の磁石体4とを各磁石体2,4の外周部において連結する連結柱部5とから構成されている。
第1の磁石体2と第2の磁石体4とは、それらの環状の第1及び第2の主磁石1,3の各中心線6が図示のように同軸状になるように配設され、両者の対向面間には所定の空間7が、連結柱部5により保持されている。なお、空間7の中心部近傍に、被検者の画像診断に必要な球状の均一静磁場空間領域8が存在する。また、空間7に、被検者を載せるベッド71が、矢印イ(図1参照)あるいは矢印ロ(図1参照)の方向に挿入される。
第1の磁石体2は、周知のように、アルミニウムやステンレス鋼等の非磁性金属製の真空容器部201と、この真空容器部201内に当該真空容器部201の器壁から離間して配設されたヘリウム(He)容器などの冷媒容器(図示省略)と、この冷媒容器と真空容器部201との間に当該冷媒容器および真空容器部201から離間して配設され真空容器部201から冷媒容器への輻射熱を遮る熱シ−ルド(図示省略)とから、主として構成されている。なお、冷媒容器内に環状超電導コイル等の第1の主磁石1が内蔵されている。
真空容器部201は、中心線6と同軸の非磁性の円筒部202と、この円筒部202の両端に設けられた円板状の非磁性の端壁部203,204と、円筒部202を囲繞し両端壁部203,204の各周面間に跨って延在している非磁性の周壁部205とで構成されている。
なお、端壁部204には、空間7側にその中心部が中心線6と同軸状となる円形窪み206を形成する底壁部207及び周壁部208が設けられている。つまり、換言すれば、空間7側(一対の磁石体2,4の対向面側)の端壁部204を、その外周部近傍が空間7側に突出した環状突出部とし、当該突出した円形壁部209に連なる各周壁部205,208と当該円形壁部209とにより真空容器部201の内側にド−ナツ状窪み210が形成されている。このド−ナツ状窪み210内に、真空容器部201内の冷媒容器内に内蔵の第1の主磁石1が配設されている。
第1の磁石体2内には、第1の主磁石1と円筒部202との間に、円形窪み206の底壁部207に対向して環状の第1の調整磁石91が配設されている。換言すれば、第1の調整磁石91は、円筒部202を囲繞し、第1の主磁石1に囲繞されており、その中心線は中心線6と同軸状である。なお第1の調整磁石91としては、例えば、真空容器部201内の冷媒容器内に内蔵された超電導コイルが使用される。
また、第1の磁石体2内には、中心線6と同軸状をなす環状の外域磁場打消磁石10,11が設けられている。これら外域磁場打消磁石10,11としては、真空容器部201内の冷媒容器(図示省略)内に内蔵された超電導コイル、或は冷媒容器外の真空容器部201内に設けられた非超電導コイルが使用されている。また、外域磁場打消磁石10は、真空容器部201の周壁部205に近接して設けられ、外域磁場打消磁石11は、外域磁場打消磁石10より円筒部202寄りに設けられている。
一方、第2の磁石体4は、第1の磁石体2と対称に同様に構成されているので、その説明は簡略化する。第2の磁石体4は、真空容器部401と、この真空容器部401内に配設された冷媒容器(図示省略)と、この冷媒容器と真空容器部401との間に配設された熱シ−ルド(図示省略)とから、主として構成されている。なお、上記冷媒容器内に超電導コイル等の環状の第2の主磁石3が内蔵されている。
真空容器部401は、中心線6と同軸の円筒部402と、この円筒部402の両端に設けられた端壁部403,404と、円筒部402を囲繞し両端壁部403,404の各周面間に跨って延在している周壁部405とで構成されている。
なお、空間7側の端壁部404には、空間7側にその中心部が中心線6と同軸状となる円形窪み406を形成する底壁部407及び周壁部408が設けられている。つまり、換言すれば、空間7側の端壁部404を、その外周部近傍を空間7側に突出した環状突出部とし、当該突出した円形壁部409に連なる各周壁部405,408と当該円形壁部409とにより真空容器部401の内側にド−ナツ状窪み410が形成されている。このド−ナツ状窪み410内に、真空容器部401内の冷媒容器内に内蔵の第2の主磁石3が配設されている。
第2の磁石体4内には、第2の主磁石3と円筒部402との間に、円形窪み406の底壁部407に対向して環状の第2の調整磁石92が配設されている。換言すれば、第2の調整磁石92は、円筒部402を囲繞し、第2の主磁石3に囲繞されており、その中心線は中心線6と同軸状である。なお、第2の調整磁石92としては、例えば真空容器部401内の冷媒容器内に内蔵された超電導コイルが使用される。また、第2の磁石体4内には、中心線6と同軸状をなす環状の外域磁場打消磁石12,13が設けられている。
連結柱部5は、支持骨部501と、この支持骨部501を内蔵する外壁部502とから構成されており、第1の磁石体2と第2の磁石体4とを支えている。支持骨部501は、前部支柱部503と、後部支柱部504と、端部支柱部505,506とで構成されている。また、前部支柱部503と、後部支柱部504と、端部支柱部505,506とは溶接などにより一体化されている。また、この支持骨部501と外壁部502とは溶接などにより一体化されている。
外壁部502は、前壁部507と、後壁部508と、端壁部509,510と、上壁部511と、底壁部512とで構成されている。また、前壁部507と、後壁部508と、端壁部509,510、上壁部511と、底壁部512とは溶接などにより一体化されている。なお、連結柱部5は、その外壁部502の内部が真空容器となっており、後述の冷媒連通管18を内蔵し、外壁部502から冷媒連通管18への輻射熱を遮る熱シ−ルド(図示省略)も内蔵している。また、連結柱部5の上壁部511には、冷凍機14および非磁性の冷媒注入口部15が設けられている。
冷凍機14は、その動力源は電動機であり、上壁部511の上側つまり外側に位置し、真空容器部201内における冷媒容器内の冷媒を冷却して冷媒容器内へ連通路16を介して戻すと共に、真空容器部201内の熱シ−ルドを、真空容器部201の温度と冷媒容器の温度との中間の温度まで冷却するために設けられている。また、冷凍機14は、冷媒容器内の液冷媒の液面より高い位置に配設されている。従って、冷媒容器内の冷媒が液化ヘリウム(He)の場合、つまり冷媒容器内の第1の主磁石1および第2の主磁石3が液化ヘリウム(He)により極低温に冷却される超電導コイルの場合には、冷凍機14は真空容器部201内における冷媒容器内のヘリウム(He)ガスを冷却することによって、液化したヘリウム(He)は、自重により連通路16内に入り、連通路16内に入った液化ヘリウムは、自重により冷媒容器内へ戻る。なお、この冷凍機14は、その重量は20kg前後あり、定期的な保守点検時には、上壁部511から取り外される。
冷媒注入口部15は、上壁部511の上側つまり外側に位置し、真空容器部201内の冷媒容器内へ連通路17を介して冷媒を注入するために設けられている。冷媒容器内の液冷媒が液化ヘリウム(He)の場合、冷媒注入口部15から真空容器部201内における冷媒容器内へ液化ヘリウム(He)が注入される。また、冷媒注入口部15は、真空容器部201内における冷媒容器内の冷媒ガスを抜き出す場合にも使用される。
なお、第1の磁石体2の真空容器部201内における冷媒容器と第2の磁石体4の真空容器部401内における冷媒容器とは冷媒連通管18を介して連通されており、第1の磁石体2の冷媒容器内の液冷媒は第2の磁石体4の冷媒容器内へ連通管18を介して供給される。なお、冷媒が液化ヘリウム(He)の場合は、液冷媒はその自重により第1の磁石体2の冷媒容器内から第2の磁石体4の冷媒容器内へ入っていく。
第1の磁石体2の円形窪み206における底壁部207には、その球状の均一静磁場空間領域8側の面に、円板状のシム取付部材191が取り付けられている。この円板状のシム取付部材191の中心線6は、球状の均一静磁場空間領域8の中心と交わるように配設されている。また、このシム取付部材191の均一静磁場空間領域8側の面には多数のシム取付穴192(図3参照)が配設されており、この多数のシム取付穴192のうちの必要な位置のシム取付穴には、磁性片(軟磁性材、例えば、鉄、珪素鋼板、パーマロイ等を用いる)からなるシム193(図3における黒色円形の部分)が着脱可能に螺着されている。
円形窪み206における周壁部208の内周面(球状の均一静磁場空間領域8側の面)に、周壁部208の中心線6方向に延在(即ち、周壁部208の中心線6と平行に延在)する多数のシム(図5参照)が、当該周壁部208の全周に亘って必要な間隔で、当該周壁部208に着脱可能に取り付けられる。円筒状または板状のシム取付部材221(例えば、ガラスエポキシ製)はビスで周壁部208に固定されている。図5(a)では、磁性片シム222が、シム取付部材221の位置決め具の必要な位置に収納される。図5(b)では、磁性細長片状シム223が、シム取付部材221内に必要本数が収納される。細長片状シム223は渦電流を発生しにくいため効果的である。
同様に第2の磁石体4の円形窪み406における底壁部407には、その球状の均一静磁場空間領域8側の面に、円板状のシム取付部材196が取り付けられている。この円板状のシム取付部材196の中心線6は、球状の均一静磁場空間領域8の中心と交わるように配設されている。また、このシム取付部材196には、第1の磁石体2側のシム取付部材191と同様に、その均一静磁場空間領域8側の面には多数のシム取付穴(図示省略)が設けられており、この多数のシム取付穴のうちの必要な位置のシム取付穴には、第1の磁石体2側のシム193と同様に、磁性片からなるシム(図示省略)が着脱可能に螺着されている。
同様に、円形窪み406における周壁部408の内周面(上記球状の均一静磁場空間領域8側の面)に、周壁部408の中心線6方向に延在する多数のシムが、当該周壁部408の全周に亘って必要な間隔で、当該周壁部208に着脱可能に取り付けられる。円筒状または板状のシム取付部材226はビスで周壁部408に固定されている。
第1の磁石体2の円形窪み206には、シム取付部材191及びシム取付部材221と所定の空隙gを介して第1の傾斜磁場コイル211が設けられている。この第1の傾斜磁場コイル211は、通常はX軸傾斜磁場コイルとY軸傾斜磁場コイルとZ軸傾斜磁場コイルとを絶縁材料で一体化して構成される。X軸傾斜磁場コイルとY軸傾斜磁場コイルとZ軸傾斜磁場コイルによる磁界によって熱シールドに生じる渦電流を抑制するシ−ルドコイルを底壁部207側に有している場合もある。
なお、所定の空隙gとは、第1の傾斜磁場コイル211に所定の数百アンペアのパルス電流が供給された際に生じる第1の傾斜磁場コイル211の振動によって、第1の傾斜磁場コイル211が、第1の磁石体2側のシム取付部材191とシム取付部材221等の各部材に接触しないように確保してある空隙である。
また、図示してないが、第1の傾斜磁場コイル211は、第1の磁石体2、第2の磁石体4、および連結柱部5とは非接触の支持体により、第2の磁石体4および連結柱部5と同様に据付フロア22上に取り付けられたり、振動吸収機構や振動吸収部材を介して連結柱部5に取り付けられたりしている。第1の傾斜磁場コイル211の均一静磁場空間領域8側には、均一静磁場空間領域8に対応して第1の高周波コイル(RFコイルとも言われる)231が配設されている。同様に、第2の磁石体4の円形窪み406には、第2の傾斜磁場コイル212が設けられている。
また、図示してないが、第2の傾斜磁場コイル212は、第1の磁石体2、第2の磁石体4、および連結柱部5とは非接触の支持体により、第2の磁石体4および連結柱部5と同様に据付フロア22上に取り付けられたり、振動吸収機構や振動吸収部材を介して連結柱部5に取り付けられたりしている。第2の傾斜磁場コイル212の均一静磁場空間領域8側には、均一静磁場空間領域8に対応して第2の高周波コイル(RFコイルとも言われる)232が配設されている。
次に上記各磁石(各コイル)の機能、および各磁石やシムの相対的機能について説明する。第1の磁石体2側の第1の主磁石1および第2の磁石体4側の第2の主磁石3は、両者で、球状均一静磁場空間領域8およびその近傍に図示矢印で示すような第1の磁石体2から第2の磁石体4へ向かう均一静磁場を発生する。
第1の磁石体2側の第1の調整磁石91、第2の磁石体4側の第2の調整磁石92、第1の磁石体2側のシム取付部材191に取り付けられたシム193(図3参照)、第2の磁石体4側のシム取付部材196に取り付けられたシム(図示省略)、第1の磁石体2側のシム取付部材221に取り付けられたシム、および第2の磁石体4側のシム取付部材226に取り付けられたシムは、それらにより、球状均一静磁場空間領域8における第1の主磁石1および第2の主磁石3による均一静磁場の均一度を、許容誤差の数ppmまで上げるものである。
第1の傾斜磁場コイル211と第2の傾斜磁場コイル212は均一静磁場空間領域8に所定の傾斜磁場を発生させる。シ−ルドコイルがある場合は、シ−ルドコイルは第1の傾斜磁場コイル211と第2の傾斜磁場コイル212のそれぞれと逆方向の磁場を発生することにより、斜磁場コイル211と第2の傾斜磁場コイル212の外側に生じる磁場の強さを低減させる作用をする。この働きにより、近接した導電体での渦電流の発生を効果的に抑制する。
第1の磁石体2側の外域磁場打消磁石10,11、および第2の磁石体4側の外域磁場打消磁石12,13は、連結柱部5の上部(冷凍機14が在る部分)、球状均一静磁場空間領域8より遠い側、および連結柱部5の各部A,B,C,Dにおける第1の主磁石1および第2の主磁石3の外域磁場(図2に点線矢印131で示してある磁場)を打ち消す方向に磁場(図2に、点線矢印と逆方向の一点鎖線132で示してある磁場(外域磁場と逆方向の磁場))を発生し、連結柱部5の各部A,B,C,Dにおける第1の主磁石1および第2の主磁石3の外域磁場(図2に点線矢印で示してある磁場)の強さを、冷凍機14の電動機の特性低下や寿命低下を来たさない或は軽減する強さまで抑制するものである。
なお、外域磁場打消磁石10〜13を設けることにより、球状均一静磁場空間領域8における第1の主磁石1および第2の主磁石3による磁場の強さは若干低減するので、第1の主磁石1および第2の主磁石3による磁場の強さは、外域磁場打消磁石10〜13を設けない場合に比べて大きくして球状均一静磁場空間領域8における磁場の強さを所定の強さにしてある。
次に第1の磁石体2と第2の磁石体4の設計(磁気共鳴イメ−ジング装置の設計)について述べる。環状の第1及び第2の主磁石(環状コイル)1,3のコイル数を設定し、又、全ての誤差磁場成分がほぼ零になるように、環状コイル1,3の寸法、配置、巻数、電流密度等を厳密に設定する。MRI用磁気共鳴イメ−ジング装置の場合、一般に寸法や配置が1mmずれると誤差磁場成分全体で数十ppm程度の影響が出てくる。
このように磁気共鳴イメ−ジング装置の設計においては、全ての誤差磁場成分がほぼ零になるように厳密な最適化を行って寸法、配置、巻数、電流密度等を設定するが、製作時の寸法公差や使用材料の磁性等により、実際に励磁した場合には数百ppm以上に劣化した均一度になるのが普通である。特に、上下分割型磁気共鳴イメ−ジング装置の場合は、これまでの円筒ソレノイド型磁気共鳴イメ−ジング装置に比し、上下の第1の磁石体2と第2の磁石体4間の位置誤差が加わる分だけ均一度が悪くなりがちである。
数百ppm以上に劣化した均一度、及び磁気共鳴イメ−ジング装置の設置室の鉄骨や周囲の機器の磁性の影響等の設置環境の影響を補正して、実使用状態で均一度を向上させるために、従来より一般に細片状の鉄シムが用いられている。シム(静磁場調整手段)はシム取付部材191,196及びシム取付部材221,226の必要な位置に取付られる。シムの取り付けは、均一静磁場空間領域8の均一度調整を行う上では、均一静磁場空間領域8に近い底壁部207,407の中央部が少量のシムで大きな補正を行うことができる。
このように上下の第1の磁石体2と第2の磁石体4のシム取付部材191,196及びシム取付部材221,226にシムを多数配置し、シムの個数を調整して磁場の均一度を向上させる。一般的には、部位毎のシムが受ける磁場の強さからシムの磁気モーメントや、磁気モーメントが均一静磁場空間領域8に作る磁場成分を詳細に解析しておき、数百ppmの均一度の誤差磁場成分の分析結果より成分毎の補償量を設定し、シムを取り付ける部位や個数を最適化して配置する。一般に1回の施工では所望の均一度は得難いので、数回操作を繰り返して徐々に均一度を向上させて行く。
なお、均一静磁場空間領域8における磁場の強さは一般に、Legendre関数展開を用いて式(1)により表される。式(1)におけるr、θ、φは図6に示す。
Figure 2005185318
磁場はLegendre関数展開の(m、n)値によって成分で呼称される。(0、0)成分が必要な一様磁場成分で、他は全て均一静磁場空間領域8内で不均一な誤差磁場成分である。これらの誤差磁場成分の内 m=0 すなわち(0、n)成分を総称してZ成分(第1の磁石体2と第2の磁石体4の軸方向成分)、m≠0成分を総称してR成分と呼称する。一般に、誤差磁場成分の内(0、n)成分すなわちZ成分の補正が、R成分の補正に比し難易度が高い。
第1の磁石体2と第2の磁石体4のうち、片側のみにシムを取付ければ、(0、n)のZ成分の中でnが奇数の成分を発生する。また、両方の第1の磁石体2と第2の磁石体4の同部位に同量のシムを取付ければnが偶数の成分を発生する。そこで、補償すべき誤差磁場成分と誤差量に応じて、上下、又は各部のシムの取付け量を変えることになる。
図7は細片状鉄シムが発生するZ偶数成分の分布状況を示す説明図である。細片状鉄シムとしては、磁性材料である直径10mm、厚さ15mmの円柱鋼材を使用した。横軸は第1の磁石体2と第2の磁石体4の中心線からの半径方向距離(mm)を表し、縦軸は出力(ガウス)(相対値)を表す。図7では各ポイント(小丸、小四角、小△)が、第1の磁石体2のシム取付部材191,221と第2の磁石体4のシム取付部材196,226に対して、第1の磁石体2と第2の磁石体4に細片状鉄シム1個をそれぞれ配置する場合に、細片状鉄シムの配置位置の半径と(0,2)〜(0,6)成分(つまり、Zの2次成分,Zの4次成分,Zの6次成分)の出力変化を示している。図中、Z2はZの2次成分、Z4はZの4次成分、Z6はZの6次成分を示す。
図7において、半径が小さい領域では各成分出力が大きく、しかも正の値が取りやすく逆に半径が大きい領域では各成分出力は小さくなり負の値又は零付近の値をとることが判る。
なお、図7の出力分布は第1と第2の主磁石1,3や第1と第2の調整磁石91,92の配置により変化するため、厳密には、上記磁石群の配置設計に対応した出力分布補正を行う必要がある。
前述のように、第1の磁石体2のシム取付部材191,221と第2の磁石体4のシム取付部材196,226に取付けるシムについては、図7に示すように、半径が小さい領域では各成分出力が大きく、しかも正の値が取りやすく逆に半径が大きい領域では各成分出力は小さくなり負の値又は零付近の値をとるため、この発明では、次のように、第1の磁石体2と第2の磁石体4を設計する。
第1の磁石体2と第2の磁石体4の設計時点では、全ての誤差磁場成分をほぼ零にするのではなく、一対の第1と第2の磁石体2,4が形成する均一静磁場空間領域の磁場出力成分の内、上記一対の磁石体の軸方向Zの2次成分をマイナス(Z2はおおよそ−2000から−5000ppm程度で設計される。)にバイアスした状態に、上記一対の磁石体を構成する。磁気共鳴イメージング装置の設置環境も含めて、より深めにZの2次成分をマイナスにバイアスした状態に一対の磁石体を構成しておくことは効果的である。そして、Zの2次成分をマイナスにバイアスした状態に構成した一対の磁石体を、シム(静磁場調整手段)で調整して、均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにする。
Zの2次成分をマイナスにバイアスした状態に構成した一対の第1と第2の磁石体2,4に対して、図7で示すように、鉄シムを、第1の磁石体2と第2の磁石体4の中心軸近傍(半径が小さい)にそれぞれ配置すると、鉄シム1個当たりの調整能力が高いため、鉄シムの個数が少なくて比較的簡単にマイナス分を補うことができる。特に、実施の形態1では、第1と第2の磁石体の対向面中央部の円形窪み206,406に、シム取付部材191,196,221,226が配置されており、円形窪み206,406の半径が500〜600mm程度と調整可能領域が限られていので、調整し易くしておく必要がある。なお、このとき、円形窪み206,406の深さは100mm程度、第1と第2の磁石体2,4の外形は半径が800〜1100mm程度であり、第1と第2の磁石体の外周部の対向間距離は600〜800mm程度である。
これに対して、Zの2次成分がプラスにバイアスされた状態に構成した一対の第1と第2の磁石体2,4に対しては、鉄シムを、第1の磁石体2と第2の磁石体4の中心軸から比較的に遠い(半径が大きい)位置にそれぞれ配置する必要があり、鉄シム1個当たりの調整能力が低いため、鉄シムの個数を多くしても十分な補償が得られない場合がある。
実施の形態1では、均一静磁場空間領域8を挟んで対向する一対の磁石体2,4の対向側外周部に環状突出部を形成して、その内部に環状コイル1,3を内蔵すると共に、一対の磁石体2,4の対向側中央部の上記環状突出部に囲まれる円形窪み206,406に静磁場調整手段と傾斜磁場コイル211,212を配置し、一対の磁石体2,4が形成する均一静磁場空間領域8の磁場出力成分の内、一対の磁石体2,4の軸方向Zの2次成分をマイナスにバイアスした状態に、一対の磁石体2,4を構成し、これを静磁場調整手段で調整して、均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにした。このようにすると、シムによる調整能力を比較的に高めて、比較的容易に均一静磁場空間領域における磁場の均一度を向上させることができる。さらに、円形窪み206,406に静磁場調整手段と傾斜磁場コイル211,212を配置した分、対向面間寸法を縮めることができ、磁石体の起磁力を大幅に減じることができる。
なお、実施の形態1では、円形窪み206,406の底壁部207,407側にシム取付部材191,196を配置し、均一静磁場空間領域8側に傾斜磁場コイル211,212を配置しているが、逆にシム取付部材191,196を均一静磁場空間領域8側に配置してもよく、さらには、シ−ルドコイルを有する傾斜磁場コイル211,212が2層に形成されている場合には、両層の間にシム取付部材191,196を配置してもよい。
また、実施の形態1では、シム取付部材191,196,221,226を円形窪み206,406に限って配置しているが、その1部を端壁部204,404に配置してもよい。
さらに、第1と第2の磁石体2,4の対向面側に窪み206,406が形成されてなく、対向面側が平坦な場合でも、この平坦な対向面側に静磁場調整手段を構成しておいて、一対の磁石体2,4が形成する均一静磁場空間領域8の磁場出力成分の内、一対の磁石体2,4の軸方向Zの2次成分をマイナスにバイアスした状態に、一対の磁石体2,4を構成し、これを上記静磁場調整手段で調整して、均一静磁場空間領域8の磁場の均一度を向上させることも、磁場の均一度を向上にとって有効である。
この発明は、生体の画像診断に利用される磁気共鳴イメ−ジング装置に使用される磁石装置に適用して好適である。
この発明の実施の形態1に係わり、対向形の磁気共鳴イメ−ジング装置全体の主要部の構成を示す平面図である。 図1のII−II線における断面を矢印方向に見た縦断面図である。 第1の磁石体のシム取付部材を図1において下方から見た拡大下面図である。 図3のIV−IV線における断面を矢印方向に見た断面図である。 図2の一部を拡大して各種シム取付部材を示す断面図である。 式(1)のr,θ,φの座標系を示す説明図である。 細片状鉄シムが発生するZ偶数成分の分布状況を示す説明図である。
符号の説明
1 第1の主磁石(環状コイル)
2 第1のクライオスタット部(磁石体)
3 第2の主磁石(環状コイル)
4 第2のクライオスタット部(磁石体)
5 連結柱部 6 中心線
7 空間 8 均一静磁場空間領域
10,11 外域磁場打消磁石 12,13 外域磁場打消磁石
14 冷凍機 15 冷媒注入口部
16 連通路 17 連通路
18 冷媒連通管 22 据付フロア
71 被検者用ベッド 91 第1の調整磁石
92 第2の調整磁石 191 シム取付部材
192 シム取付穴 193 シム
196 シム取付部材 201 真空容器部
202 円筒部 203,204 端壁部
205 周壁部 206 円形窪み
207 底壁部 208 周壁部
209 円形壁部 210 ド−ナツ状窪み
211 第1の傾斜磁場コイル 212 第2の傾斜磁場コイル
221 シム取付部材 222 磁性片シム
223 細長片状シム 226 シム取付部材
231 第1の高周波コイル 232 第2の高周波コイル
401 真空容器部 402 円筒部
403,404 端壁部 405 周壁部
406 円形窪み 407 底壁部
408 周壁部 409 円形壁部
410 ド−ナツ状窪み 501 支持骨部
502 外壁部 503 前部支柱部
504 後部支柱部 505,506 端部支柱部
507 前壁部 508 後壁部
509,510 端壁部 511 上壁部
512 底壁部

Claims (6)

  1. 環状コイルが内蔵されて対向配置された一対の磁石体の表面部に静磁場調整手段を配置し、上記静磁場調整手段により上記一対の磁石体間の中心部近傍に作られる均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにする磁石装置において、
    上記一対の磁石体が形成する上記均一静磁場空間領域の磁場出力成分の内、上記一対の磁石体の軸方向Zの2次成分をマイナスにバイアスした状態に、上記一対の磁石体を構成し、これを上記静磁場調整手段で調整して、上記均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにした磁石装置。
  2. 上記均一静磁場空間領域を挟んで対向する上記一対の磁石体の対向面側中央部に窪みを設け、その窪みに上記静磁場調整手段の全部又は一部を収容するようにした請求項1記載の磁石装置。
  3. 環状コイルが内蔵されて対向配置された一対の磁石体の表面部に静磁場調整手段を配置し、上記静磁場調整手段により上記一対の磁石体間の中心部近傍に作られる均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにする磁石装置において、
    上記均一静磁場空間領域を挟んで対向する上記一対の磁石体の対向側外周部に環状突出部を形成して、その内部に上記環状コイルを内蔵すると共に、上記一対の磁石体の対向面側中央部の上記環状突出部に囲まれる窪みに上記静磁場調整手段と傾斜磁場コイルを配置し、上記一対の磁石体が形成する上記均一静磁場空間領域の磁場出力成分の内、上記一対の磁石体の軸方向Zの2次成分をマイナスにバイアスした状態に、上記一対の磁石体を構成し、これを上記静磁場調整手段で調整して、上記均一静磁場空間領域の磁場の均一度を向上させるようにした磁石装置。
  4. 上記静磁場調整手段は上記中央部の窪みの底壁部及び周壁部に設けるようにした請求項2又は請求項3記載の磁石装置。
  5. 上記周壁部に設ける上記静磁場調整手段はZ方向に長い細長片状シムである請求項4記載の磁石装置。
  6. 上記請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の磁石装置を用いた磁気共鳴イメ−ジング装置。
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