JP2020175782A - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020175782A
JP2020175782A JP2019079525A JP2019079525A JP2020175782A JP 2020175782 A JP2020175782 A JP 2020175782A JP 2019079525 A JP2019079525 A JP 2019079525A JP 2019079525 A JP2019079525 A JP 2019079525A JP 2020175782 A JP2020175782 A JP 2020175782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
steering wheel
airbag unit
wheel
center axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019079525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7098566B2 (ja
Inventor
誠司 小畑
Seiji Obata
誠司 小畑
祐也 大林
Yuya Obayashi
祐也 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2019079525A priority Critical patent/JP7098566B2/ja
Priority to CN202010242116.1A priority patent/CN111824238A/zh
Priority to US16/840,488 priority patent/US20200331417A1/en
Publication of JP2020175782A publication Critical patent/JP2020175782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7098566B2 publication Critical patent/JP7098566B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • B60R21/2032Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns the inflator or inflatable member not being rotatable with the steering wheel; Arrangements using the steering column or steering wheel rim for storing, supplying or evacuating the inflation gas or for storing the inflatable member
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/04Hand wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D3/00Steering gears
    • B62D3/02Steering gears mechanical

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】ステアリングホイールの内周側のインストルメントパネル方向の視界を良好にでき、かつ、エアバッグユニットの形状の自由度を高めることができるステアリング装置を提供する。【解決手段】ステアリング装置は、ステアリングホイール11と、支持フレームと、フレーム固定部と、操舵伝達部と、エアバッグユニット16と、を備えている。フレーム固定部は、ステアリングホイール11の回転中心軸線oと略平行に延び、支持フレームを車体に固定する。操舵伝達部は、支持フレームに対するステアリングホイール11の回転を車輪の転舵機構に伝達する。支持フレームとフレーム固定部とは、ステアリングホイール11の正面視において、ステアリングホイールの回転中心軸線oと重ならない位置に配置されている。エアバッグユニット16は、フレーム固定部に取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両操舵用のステアリング装置に関するものである。
車両のステアリング装置は、運転席の前方から車両の後部上方に向かって突出するステリングシャフトにステアリングホイールが取り付けられている。ステアリングシャフトの下端側は、運転席の前部側下方において、前輪の転舵機構に連結されている。ステアリングホイールは、ステアリングシャフトの先端部に連結されるボス部と、運転者によって把持されるリム部と、ボス部とリム部を連結する複数のスポーク部と、を備えている。ボス部は、環状のリム部の回転中心位置(回転中心軸線上)に配置されている。ボス部の運転席側に向く面には、ホーン操作部を兼ねるエアバッグユニットが取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−139319号公報
しかし、従来のステアリング装置は、ステアリングホイールの回転中心軸線上にボス部が配置され、そのボス部が、ステアリングホイールの支持部を兼ねるステアリングシャフトに連結されている。このため、ステアリングホイールの内周側の中央領域は、ボス部やエアバッグユニット等によってインストルメントパネル方向の視界を遮られることになる。
また、従来のステアリング装置の場合、エアバッグユニットは、ステリングシャフトの先端部にステアリングホイールのボス部と重ねられて配置されるため、奥行き幅の狭い略扁平な形状に制限される。このため、搭載するエアバッグユニットの形状の自由度が限られていた。
そこで本発明は、ステアリングホイールの内周側のインストルメントパネル方向の視界を良好にでき、かつ、エアバッグユニットの形状の自由度を高めることができるステアリング装置を提供しようとするものである。
本発明に係るステアリング装置は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係るステアリング装置は、運転者によって回転操作される略環状のステアリングホイール(例えば、実施形態のステアリングホイール11)と、前記ステアリングホイールを回転自在に支持する支持フレーム(例えば、実施形態の支持フレーム12)と、前記ステアリングホイールの回転中心軸線(例えば、実施形態の回転中心軸線o)と略平行に延び、前記支持フレームを車体に固定するフレーム固定部(例えば、実施形態の固定用ステイ13)と、前記支持フレームに対する前記ステアリングホイールの回転を車輪の転舵機構(例えば、実施形態の転舵機構14)に伝達する操舵伝達部(例えば、実施形態の操作伝達機構15)と、衝撃の入力時に袋体(例えば、実施形態の袋体56)が運転席方向に膨張展開するエアバッグユニット(例えば、実施形態のエアバッグユニット16)と、を備え、前記支持フレームと前記フレーム固定部とが、前記ステアリングホイールの正面視において、前記回転中心軸線と重ならない位置に配置され、前記エアバッグユニットが、前記フレーム固定部に取り付けられていることを特徴とする。
上記の構成により、ステアリングホイールが回転操作されると、ステアリングホイールは支持フレームに支持された状態で、支持フレームに対して回転する。ステアリングホイールが回転すると、その回転が操舵伝達部を通して車輪の転舵機構に伝達される。略環状のステアリングホイールを支持する支持フレームとフレーム固定部は、ステアリングホイールの正面において、ステアリングホイールの回転中心軸線と重ならない位置に配置されているため、ステアリングホイールの内周側の中央領域には、インストルメントパネル方向の視界を遮らない空間部が確保される。また、エアバッグユニットは、ステアリングホイールの回転中心軸線からオフセットした位置において、当該回転中心軸線と略平行に延びるフレーム固定部に取り付けられている。このため、エアバッグユニットの奥行幅を拡げ、ステアリングホイールを正面から見たときにおけるエアバッグユニットの正面視形状を小型化することができる。
前記エアバッグユニットは、前記ステアリングホイールの正面視において、前記回転中心軸線と重ならない位置に配置されることが望ましい。
この場合、フレーム固定部に設置されたエアバッグユニットも、ステアリングホイールの内周側の中央領域を大きく占有しなくなる。この結果、ステアリングホイールの内周側におけるインストルメントパネル方向の視界が大きく確保される。
前記エアバッグユニットは、前記袋体の膨張展開時に破断を開始する破断誘導部(例えば、実施形態の破断誘導部60)を備え、前記破断誘導部の少なくとも一部は、前記エアバッグユニットの前記回転中心軸線に向く面に設けられるようにしても良い。
この場合、エアバッグユニットの袋体が膨張展開するときには、袋体が破断誘導部を破断して、最初にステアリングホイールの内周側の回転中心軸線の方向に向かって膨張展開を開始し、その後に袋体が運転席の方向に向かって膨張展開する。したがって、本構成を採用した場合には、エアバッグユニットの袋体が膨張展開の開始初期に運転席の方向に向かって急激に展開するのを抑制することができる。
前記エアバッグユニットは、運転席に向く方向に対して略直角な方向に延出する取付軸(例えば、実施形態の支持ピン63)を有し、前記取付軸によって前記フレーム固定部に取り付けられるようにしても良い。
この場合、エアバッグユニットをフレーム固定部に取り付ける取付軸が、運転席に向く方向に対して略直角な方向に延出しているため、エアバッグユニットの袋体が運転席の方向に向かって膨張展開するときに、袋体からの反力を取付軸によって有利に受け止めることができる。
前記エアバッグユニットは、前記フレーム固定部に略鉛直方向、若しくは、略水平方向に変位可能に取り付けられ、ホーン操作部を構成するようにしても良い。
この場合、小型な正面視形状のエアバッグユニットによってホーン操作部が構成されるため、外部からの見栄えを良好にすることができる。また、ホーン(エアバッグユニット)の操作方向を略鉛直方向にした場合には、乗員が上方から押し下げ操作することができるため、ホーンの操作性が良好になる。
前記エアバッグユニットは、弾性部材(例えば、実施形態のゴム状弾性部材64a)を介して前記フレーム固定部に変位可能に取り付けられ、前記エアバッグユニットの質量と前記弾性部材とがダイナミックダンパを構成するようにしても良い。
この場合、小型な正面視形状のエアバッグユニットにより、ステアリングホイールの振動を抑制することができる。
本発明では、略環状のステアリングホイールを支持する支持フレームとフレーム固定部が、ステアリングホイールの正面視において、ステアリングホイールの回転中心軸線と重ならない位置に配置される。このため、本発明のステアリング装置を採用した場合には、ステアリングホイールの内周側にインストルメントパネル方向の視界を遮らない空間部が確保され、インストルメントパネル方向の視界が良好になる。
また、本発明では、ステアリングホイールの回転中心軸線からオフセットした位置において、エアバッグユニットが、当該回転中心軸線と略平行に延びるフレーム固定部に取り付けられている。このため、本発明のステアリング装置を採用した場合には、エアバッグユニットの奥行幅を拡げ、エアバッグユニットの形状の自由度を高めることができる。
第1実施形態のステアリング装置を運転席側から見た正面図である。 第1実施形態のステアリング装置の主要部の斜視図である。 第1実施形態のステアリング装置の主要部の正面図である。 第1実施形態のステアリング装置の主要部の分解斜視図である。 第1実施形態のステアリング装置の主要部の動作説明図である。 第1実施形態のステアリング装置の図3のVI−VI線に沿う断面図である。 第1実施形態のステアリング装置の一部の斜視図である。 第1実施形態のステアリング装置の一部の分解斜視図である。 第1実施形態のエアバッグモジュールの一部の斜視図である。 第1実施形態のエアバッグユニットの作動状態を示すステアリング装置の側面図である。 第2実施形態のステアリング装置の斜視図である。 第2実施形態のステアリング装置の主要部の斜視図である。 第2実施形態のステアリング装置の主要部の正面図である。 第2実施形態のステアリング装置の主要部の分解斜視図である。 第2実施形態のステアリング装置の図13のXV−XV線に沿う断面図である。 第2実施形態のステアリング装置の主要部の動作説明図である。 第3実施形態のステアリング装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下で説明する各実施形態では、共通部分に同一符号を付し、重複する説明を省略するものとする。
[第1実施形態]
最初に、図1〜図10に示す第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のステアリング装置10を採用した車両の運転席の前方を示す図である。図2は、ステアリング装置10の主要部の斜視図であり、図3は、ステアリング装置10の主要部の正面図である。図4は、ステアリング装置10の主要部の分解斜視図である。なお、図1中の符号1は、運転席の前方のインストルメントパネルであり、符号2は、運転席の前方のフロントガラスである。
ステアリング装置10は、運転者によって回転操作される略円環状のステアリングホイール11と、ステアリングホイール11を回転可能に支持する支持フレーム12と、支持フレーム12を図示しない車体のフレーム部材に固定する固定用ステイ13(図2参照)と、ステアリングホイール11の回転を図示しない転舵機構14に伝達する操作伝達機構15(操舵伝達部)と、衝撃の入力時に袋体56(図10参照)を膨張展開させるエアバッグユニット16と、を備えている。
図5は、ステアリング装置10の主要部の動作説明図である。図5は、図3の主要部の正面図に対して一部の部品(後述するホイール半体17a)が取り外されている。また、図6は、図3のVI−VI線に沿う断面図である。なお、図3の断面の縮尺は適宜調整されている。
ステアリングホイール11は、図2〜図6に示すように、略円環状の二つのホイール半体17a,17bが相互に結合され、結合された二つのホイール半体17a,17bの周囲が表皮材18(図1)によって覆われている。二つのホイール半体17a,17bの間には、内周面に内歯19aが形成されたリングギヤ19が挟み込まれて固定されている。リングギヤ19の外径は、二つのホイール半体17a,17bの最大外径とほぼ同じに形成されている。リングギヤ19の内径は、二つのホイール半体17a,17bの最小内径よりも大きく設定されている。二つのホイール半体17a,17bとリングギヤ19の間には、径方向内側に開口する開口部20が環状に形成されている。
なお、図1以外の図面では図示が省略されているが、ステアリングホイール11には、運転者がステアリングホイール11を把持した状態のまま、車両の変速操作を行うことができる一対のパドルレバー40が取り付けられている。また、ステアリングホイール11の運転席側に向く面には、タコメータ等の計器41が取り付けられている。計器41は、ステアリングホイール11が中立位置にあるときに、上方側に位置される部位に配置されている。
支持フレーム12は、略円環状の板材(金属板)によって形成されている。支持フレーム12は、略円環状のリング部12aと、リング部12aの内周縁部の一部(下方領域)から径方向内側に向かって突出する略矩形状の突片12b(突出部)と、有している。リング部12aと突片12bとに跨る部分には、大径の第1ギヤ収容孔21が形成され、突片12bの第1ギヤ収容孔21に隣接する二位置には、小径の第2ギヤ収容孔22aと第3ギヤ収容孔22bが形成されている。第2ギヤ収容孔22aと第3ギヤ収容孔22bは第1ギヤ収容孔21に連通している。リング部12aの外周面のうちの、突片12bの設けられる領域には、第1ギヤ収容孔21の一部をリング部12aの外周側に開口する切欠き部23が設けられている。切欠き部23は、第1ギヤ収容孔21の一部を、リング部12aの円周方向に沿って所定幅開口している。
第1ギヤ収容孔21には、大径の第1ギヤ24が回転可能に収容されている。第1ギヤ24は外周面に外歯24aを有する。第1ギヤ24の外歯24aは、リング部12aの切欠き部23を通してリング部12aの外周側に露出している。第1ギヤ24は、図6に示すように、回転軸24bを有し、回転軸24bが図示しない軸支持部を介して突片12bに回転可能に支持されている。
支持フレーム12のリング部12aは、ステアリングホイール11の内周側の開口部20内に摺動可能に収容されている。リング部12aは、リング部12aの軸心である回転中心軸線oを中心として、ステアリングホイール11を回転可能に支持している。ステアリングホイール11は、リング部12aに同軸に支持される。リング部12aの切欠き部23から外側に露出した第1ギヤ24の外歯24aは、ステアリングホイール11の開口部20内において、リングギヤ19の内歯19aと噛合している。このため、運転者によってステアリングホイール11が回転操作されると、ステアリングホイール11の回転は、リングギヤ19を介して第1ギヤ24に伝達される。
また、第2ギヤ収容孔22aと第3ギヤ収容孔22bには、小径の第2ギヤ25と第3ギヤ26が各々回転可能に収容されている。第2ギヤ25と第3ギヤ26は、夫々外歯25a,26aを有し、各外歯25a,26aが第1ギヤ24の外歯24aと噛合している。本実施形態では、第2ギヤ25に出力シャフト27が一体回転可能に連結されている。出力シャフト27は、インストルメントパネル1を貫通して、車両の前部下方に設置された転舵機構14に動力伝達可能に連結されている。したがって、ステアリングホイール11に加えられた回転操作力は、リングギヤ19から第1ギヤ24、第2ギヤ25、出力シャフト27を介して転舵機構14に伝達される。転舵機構14は、ステアリングホイール11の回転方向と回転力に応じて車両の前輪を転舵する。
なお、第3ギヤ26はバランス用のギヤであり、省略することも可能である。本実施形態では、第1ギヤ24と第2ギヤ25と出力シャフト27とが、機械式の操作伝達機構15(操舵伝達部)を構成している。また、第1ギヤ24と第2ギヤ25は、リングギヤ19の回転を転舵機構14に伝達する動力伝達ギヤを構成している。
固定用ステイ13は、図2に示すように、平坦な上壁13uと、上壁13uの左右の端部から下方に延出する側壁13sとを有する断面略コ字状に形成され、その断面がステアリングホイール11の回転中心軸線oと略平行に延出している。なお、固定用ステイ13の断面形状は略コ字状に限定されるものではない。固定用ステイ13の延出方向の一端部は、図示しない車体のフレーム部材に固定され、延出方向の他端部は、支持フレーム12の突片12bに一体に結合されている。本実施形態では、固定用ステイ13は、支持フレーム12を車体に固定するフレーム固定部を構成している。
本実施形態では、固定用ステイ13(フレーム固定部)と支持フレーム12が別体部品によって構成されているが、固定用ステイ13(フレーム固定部)は支持フレーム12と一体部品によって構成することも可能である。
固定用ステイ13と、固定用ステイ13に結合された支持フレーム12の突片12bとは、ステアリングホイール11の回転中心軸線oから下方に所定量オフセットした位置に配置されている。また、支持フレーム12のリング部12aは、ステアリングホイール11の内周側の開口部20の内側に配置されている。したがって、固定用ステイ13と支持フレーム12(突片12bおよびリング部12a)とは、ステアリングホイール11の正面視において、ステアリングホイール11の回転中心軸線oと重ならない位置に配置されている。
図7は、ステアリング装置10のエアバッグユニット16の取付け部の斜視図である。図8は、ステアリング装置10からエアバッグユニット16が取り外された状態を示す分解斜視図であり、図9は、一部の部品(後述するステアリングパッド59)が取り外されたエアバッグユニット16の斜視図である。また、図10は、エアバッグユニット16の作動状態を示すステアリング装置10の側面図である。
エアバッグユニット16は、固定用ステイ13の上壁13uに取り付けられている。固定用ステイ13の上壁13uには、図2及び図8に示すように、エアバッグユニット16を設置するための一対の取付孔55が形成されている。
エアバッグユニット16は、図8,図9に示すように、折り畳まれた袋体56(図10参照)と図示しないインフレータ等を有するユニット本体57と、警告用のホーンスイッチ58と、を内蔵し、これらの上面と運転席側の前面とを含む周域が樹脂製のカバー部材であるステアリングパッド59によって覆われている。ユニット本体57は、回転中心軸線oに沿う方向(ほぼ車両前後方向)が長尺である略長方形状の上面視形状に形成されている。ユニット本体57を覆うステアリングパッド59も同様に略長方形状の上面視形状に形成されている。ステアリングパッド59は、回転中心軸線oの方向に向く上面と、運転席側に向く前面とに、破断誘導部60(ティアライン)が連続して形成されている。破断誘導部60は、周囲の他の部位に比較して肉薄に形成され、袋体56の膨張展開時にステアリングパッド59を破断誘導部60に沿うように破断させる。
エアバッグユニット16は、上面側に上記のユニット本体57が取り付けられる金属製のリテーナ61と、ユニット本体57の外側を覆った状態でリテーナ61に取り付ける上記のステアリングパッド59と、リテーナ61の下方に配置されてリテーナ61を上下方向に進退変位可能に保持する金属製のベースプレート62と、を備えている。
リテーナ61とベースプレート62の間には、リテーナ61を上方に付勢するための図示しないスプリングが介装されている。ユニット本体57を保持するリテーナ61は、図示しない変位規制部により、ベースプレート62に対する上方変位を規制されている。また、ベースプレート62とリテーナ61には、ホーンスイッチ58を構成する固定接点58aと可動接点58bが夫々設けられている。可動接点58bは、リテーナ61がベースプレート62から離間した初期状態では、固定接点58aと非接触状態とされており、ステアリングパッド59が下方に押し下げられてリテーナ61がベースプレート62に近接したときに、固定接点58aに対して接触する。この結果、図示しないホーン回路がオンになり、ホーンが警告音を発する。
ベースプレート62の下面には、一対の支持ピン63(取付軸)が相互に離間して突設されている。両支持ピン63は、運転席に向く方向に対して略直角な下向き方向(ほぼ鉛直下方)に延出している。各支持ピン63は、固定用ステイ13の上壁13uの取付孔55に挿入され、図示しないスナップフィット構造によって上壁13uに抜け止めされている。各支持ピン63は、取付孔55に摺動可能に挿入されている。これにより、ベースプレート62は、上壁13uに対して微少な上下変位が可能とされている。
また、ベースプレート62の下面には、三つのダンパユニット64が取り付けられている。各ダンパユニット64は、弾性変形可能なゴム状弾性部材64aを有する。ダンパユニット64の下面は、ベースプレート62が支持ピン63を介して固定用ステイ13の上壁13uに取り付けられた状態で、上壁13uの上面に当接している。したがって、エアバッグユニット16は、三つのダンパユニット64のゴム状弾性部材64aを介して固定用ステイ13の上壁13uに支持されている。ゴム状弾性部材64aは、エアバッグユニット16の質量をダンパマスとするダイナミックダンパを構成している。このダイナミックダンパは、所定周波数域の車両振動と共振することにより、ステアリング装置10の振動を抑制する。
なお、上記のように固定用ステイ13に取り付けられたエアバッグユニット16は、ステアリングホイール11の正面視において、ステアリングホイール11の回転中心軸線oと重ならない領域(回転中心軸線oに対して下方に所定量オフセットした領域)に位置されている。
エアバッグユニット16は、図示しないセンサによって衝撃の入力が検知されると、ユニット本体57内のインフレータが作動して袋体56を膨張展開させる。このとき、袋体56は、ステアリングパッド59の上面の破断誘導部60を破断し、図10に示すように、最初にステアリングホイール11の内周側の回転中心軸線pの方向(上方)に向かって展開を開始する。袋体56は、この後に展開方向を運転席側に変化させ、最終的に運転席の前方側でステアリングホイール11の後方側の広い範囲を覆うように展開する。
本実施形態のステアリング装置10では、ステアリングホイール11の内周側の回転中心軸線oを含む中央領域には、固定用ステイ13やエアバッグユニット16、支持フレーム12、エアバッグユニット16等が配置されておらず、運転者のインストルメントパネル1方向の視界を遮らない大きな空間部が確保されている。この空間部は、インストルメントパネル1に対して視認と操作が可能なアクセス領域Aとされている。
本実施形態の場合、図1に示すように、インストルメントパネル1の運転席の前面位置には、タッチ操作が可能な液晶パネル等の表示パネル30が配置されている。表示パネル30は、図示しない切換スイッチの操作によって車両速度等の現在の運転状況の表示と、ナビゲーション画面の表示やその他の情報表示等を適宜切り換えられるようになっている。表示パネル30の画面は、ステアリングホイール11の内側の広いアクセス領域Aを通して視認することができる。また、表示パネル30上のタッチ操作等もステアリングホイール11の内周側の広いアクセス領域Aを通して行うことができる。
また、本実施形態のステアリング装置10は、ステアリングホイール11の回転中心軸線o上にステアリングシャフトやステアリングコラム等が存在しないため、一般にステアリングコラム等に設置されるウィンカースイッチやワイパースイッチ等の各種のスイッチS1〜S6は、図1に示すように、インストルメントパネル1の前面位置に設置されている。
以上の構成のステアリング装置10では、ステアリングホイール11が運転者によって回転操作されると、ステアリングホイール11は支持フレーム12に保持された状態で、支持フレーム12に対して回転する。こうして、ステアリングホイール11が回転すると、その回転が操舵伝達部であるリングギヤ19、第1ギヤ24、第2ギヤ25、出力シャフト27を順に介して転舵機構14に伝達される。
このとき、略環状のステアリングホイール11を支持する支持フレーム12と固定用ステイ13(フレーム固定部)は、ステアリングホイール11の正面視において、ステアリングホイール11の回転中心軸線oと重ならない位置に配置されている。この構成により、ステアリングホイール11の内周側の中央領域には、インストルメントパネル1方向の視界を遮らない空間部(アクセス領域A)が確保される。したがって、本実施形態のステアリング装置10を採用した場合には、インストルメントパネル方向の視界が良好になる。
また、本実施形態のステアリング装置10では、エアバッグユニット16は、ステアリングホイール11の回転中心軸線oから下方にオフセットした位置において、回転中心軸線oと略平行に延びる固定用ステイ13の上壁13uに取り付けられている。このため、エアバッグユニット16の車両前後方向の奥行幅を拡げ、ステアリングホイール11を正面から見たときにおけるエアバッグユニット16の正面視形状を小型化することができる。したがって、本実施形態のステアリング装置10を採用した場合には、エアバッグユニット16の形状の自由度を高めることができる。
また、本実施形態のステアリング装置10では、固定用ステイ13に取り付けられたエアバッグユニット16も、ステアリングホイール11の回転中心軸線oから下方にオフセットした位置に配置されている。このため、エアバッグユニット16も、ステアリングホイール11の内周側の中央領域を大きく占有しなくなる。この結果、ステアリングホイール11の内周側におけるインストルメントパネル方向の視界が大きく確保される。さらに、本実施形態のステアリング装置10を採用した場合には、ステアリングホイール11の内周側に、広いアクセス領域Aが確保されているため、その広いアクセス領域Aを通して、インストルメントパネル1に対する視認と表示パネル30に対するタッチ操作等を容易に行うことができる。
さらに、本実施形態のステアリング装置10は、エアバッグユニット16の破断誘導部60が回転中心軸線oに向く上面に設けられているため、エアバッグユニット16の袋体56が膨張展開の開始初期に運転席の方向に向かって急激に展開するのを抑制することができる。
また、本実施形態のステアリング装置10では、エアバッグユニット16が、運転席に向く方向に対して略直角な方向(略鉛直下方)に延出する支持ピン63(取付軸)によって固定用ステイ13(フレーム固定部)に取り付けられている。このため、エアバッグユニット16の袋体56が運転席の方向に向かって膨張展開するときに、袋体56からの反力を支持ピン63によって有利に受け止めることができる。つまり、袋体56が膨張展開する際の反力は、支持ピン63に対して軸直角方向から作用するため、支持ピン63を介して固定用ステイ13に剛的に受け止められることになる。
また、本実施形態のステアリング装置10では、回転中心軸線oとオフセットして配置されたエアバッグユニット16が、固定用ステイ13に略鉛直方向に変位可能に取り付けられ、ホーン操作部を構成している。本実施形態の場合、小型な正面視形状のエアバッグユニット16によってホーン操作部が構成されるため、外部からの見栄えを良好にすることができる。特に、本実施形態の場合、ホーン(エアバッグユニット16)の操作方向が略鉛直下方であるため、乗員が上方から手で容易に押し下げ操作することができ、ホーンの操作性が良好になる。
さらに、本実施形態のステアリング装置10では、エアバッグユニット16がゴム状弾性部材64aを介して固定用ステイ13に変位可能に取り付けられ、ゴム状弾性部材64aがエアバッグユニット16の質量とともにダイナミックダンパを構成している。したがって、本実施形態のステアリング装置10を採用した場合には、小型な正面視形状のエアバッグユニット16により、ステアリングホイール11の振動を抑制することができる。
[第2実施形態]
図11は、第2実施形態のステアリング装置310の斜視図である。また、図12は、ステアリング装置310の主要部の斜視図であり、図13は、ステアリング装置310の主要部の正面図である。図14は、ステアリング装置310の主要部の分解斜視図である。
本実施形態のステアリング装置310は、基本的な構成は第1実施形態とほぼ同様であるが、ステアリングホイール311の構造が第1実施形態のものと異なっている。本実施形態のステアリングホイール311は、運転者が把持する大径の主ホイール50と、主ホイール50の内周側に配置されて主ホイール50と一体に回転する小径の補助ホイール51と、を備えている。主ホイール50と補助ホイール51とは略円環状に形成され、複数の連結片52を介して相互に連結されている。補助ホイール51は、主ホイール50に対して前方側にオフセットした位置において、主ホイール50と同軸に配置されている。なお、図示は省略されているが、運転者が直接把持しない補助ホイール51には、ナビケーション装置の操作スイッチやハザードスイッチ等を設置することができる。
図15は、図13のXV−XV線に沿う断面図である。図15の断面の縮尺は適宜調整されている。図16は、ステアリング装置310の主要部の動作説明図である。図16は、図13の主要部の正面図に対して一部の部品(後述する補助ホイール半体53a)が取り外されている。
補助ホイール51は、略円環状の二つの補助ホイール半体53a,53bが相互に結合されている。二つの補助ホイール半体53a,53bの間には、リングギヤ19が挟み込まれている。リングギヤ19は、二つの補助ホイール半体53a,53bの外周縁部に固定され、補助ホイール半体53a,53bの内周縁部との間で環状の開口部20を形成している。開口部20の内側には。支持フレーム12のリング部12aが収容されている。リング部12aは、補助ホイール51を摺動自在に保持している。補助ホイール51と主ホイール50とは、回転中心軸線oを中心として、支持フレーム12に回転自在に支持されている。
支持フレーム12は、第1実施形態と同様の構造とされている。支持フレーム12は、上記のリング部12aと、突片12b(突出部)と、を有し、突片12b(突出部)とリング部12aとに跨る領域に第1ギヤ24と、第2,第3ギヤ25,26とが保持されている。第1ギヤ24は、リングギヤ19の内歯19aと噛合され、第2ギヤ25には、出力シャフト27が連結されている。主ホイール50が運転者によって回転操作されると、図16中の矢印で示すように、補助ホイール51のリングギヤ19が主ホイール50とともに回転する。こうしてリングギヤ19が回転すると、その回転が第1ギヤ24と第2ギヤ25を介して出力シャフト27に伝達される。
本実施形態の場合も、支持フレーム12と固定用ステイ13(フレーム固定部)とは、ステアリングホイール311の正面視において、ステアリングホイール311の回転中心軸線oと重ならない位置に配置されている。また、固定用ステイ13の上壁13uには、第1実施形態と同様のエアバッグユニット16(図11参照)が取り付けられている。エアバッグユニット16は回転中心軸線oに対して下方にオフセットして配置されている。したがって、本実施形態の場合も、ステアリングホイール311(補助ホイール51)の内周側には、回転中心軸線oの通る部分を含む広いアクセス領域Aが確保されている。
本実施形態のステアリング装置310は、基本的な構成は第1実施形態とほぼ同様であるため、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
ただし、本実施形態のステアリング装置310では、通常時に運転者が把持しない補助ホイール51が、支持フレーム12に回転自在に支持される。このため、運転者が主ホイール50を把持した状態のまま、支持フレーム12の突片12bを横切る位置までステアリングホイール11を回転操作した場合であっても、主ホイール50を把持した運転者の指が突片12bに接触することがない。したがって、本実施形態のステアリング装置310では、ステアリングホイール11を把持した運転者の回転操作が容易になるという利点がある。
[第3実施形態]
図17は、第3実施形態のステアリング装置410の模式的な概略構成図である。
以上で説明した各実施形態では、ステアリングホイールの回転を車輪の転舵機構に伝達する操舵伝達部が機械式の操作伝達機構によって構成されていた。しかし、本実施形態のステアリング装置410では、操舵伝達部が、ステアリングホイール11の回転情報を検出する操舵検出部70と、操舵検出部70で検出した情報に基づいて転舵機構14を操作するモータ等の転舵アクチュエータ71と、を有する構成とされている。
本実施形態の場合も、ステアリングホイール11を回転自在に支持する支持フレーム12と、固定用ステイ13(フレーム固定部)は、ステアリングホイール11の正面視において、ステアリングホイール11の回転中心軸線と重ならない位置に配置されている。固定用ステイ13は回転中心軸線と略平行に延び、その上面にエアバッグユニット16が取り付けられている。エアバッグユニット16は回転中心軸線から下方にオフセットした位置に配置されている。
操舵検出部70は、例えば、支持フレーム12に設置したカメラやセンサ等の情報読み取り装置と、ステアリングホイール11の内側内周面に付設した検出ターゲットと、よって構成することができる。操舵検出部70によって読み取った情報は、図示しない制御装置に入力され、制御装置が操舵情報に応じて転舵アクチュエータ71を制御する。なお、操舵検出部70の構成は上記のものに限らず、ステアリングホイール11の回転方向や回転位置、操作速度等を電気信号として検出できるものであれば、静電容量式のものや、QRコード(登録商標)を用いたもの、バーコードを用いたもの等の種々のものを採用することができる。
本実施形態のステアリング装置410は、ステアリングホイール11の操舵情報を操舵検出部70によって検出し、その検出情報に基づいて転舵アクチュエータ71を制御する構成とされている。このため、ステアリングホイール11の操作力を機械的な操作伝達機構を介して転舵機構14に伝達する場合に比較して、構成部品の配置の自由度を高めることができる。したがって、本実施形態の構成を採用した場合には、車両の部品レイアウトの上で有利となる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、エアバッグユニット16の下面側に支持ピン63(取付軸)が突設され、その支持ピン63が固定用ステイ13(フレーム固定部)の上壁13uにスナップフィット構造によって取り付けられているが、支持ピン63は、ナット等によって固定用ステイ13に取り付けることも可能である。
また、上記の実施形態では、エアバッグユニット16が略鉛直方向に変位可能とされ、ホーン操作時に、ステアリングパッド59が下方に押し込まれる構造とされているが、エアバッグユニット16を略水平方向に変位可能とし、ホーン操作時に、ステアリングパッド59を車両前方側に押し込む構造としても良い。
10…ステアリング装置
11…ステアリングホイール
12…支持フレーム
13…固定用ステイ(フレーム固定部)
14…転舵機構
15…操作伝達機構(操舵伝達部)
16…エアバッグユニット
56…袋体
60…破断誘導部
63…支持ピン(取付軸)
64a…ゴム状弾性部材(弾性部材)
o…回転中心軸線

Claims (6)

  1. 運転者によって回転操作される略環状のステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールを回転自在に支持する支持フレームと、
    前記ステアリングホイールの回転中心軸線と略平行に延び、前記支持フレームを車体に固定するフレーム固定部と、
    前記支持フレームに対する前記ステアリングホイールの回転を車輪の転舵機構に伝達する操舵伝達部と、
    衝撃の入力時に袋体が運転席方向に膨張展開するエアバッグユニットと、を備え、
    前記支持フレームと前記フレーム固定部とが、前記ステアリングホイールの正面視において、前記回転中心軸線と重ならない位置に配置され、
    前記エアバッグユニットが、前記フレーム固定部に取り付けられていることを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記エアバッグユニットは、前記ステアリングホイールの正面視において、前記回転中心軸線と重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記エアバッグユニットは、前記袋体の膨張展開時に破断を開始する破断誘導部を備え、
    前記破断誘導部の少なくとも一部は、前記エアバッグユニットの前記回転中心軸線に向く面に設けられていることを特徴とすることを特徴とする請求項1または2に記載のステアリング装置。
  4. 前記エアバッグユニットは、運転席に向く方向に対して略直角な方向に延出する取付軸を有し、前記取付軸によって前記フレーム固定部に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  5. 前記エアバッグユニットは、前記フレーム固定部に略鉛直方向、若しくは、略水平方向に変位可能に取り付けられ、ホーン操作部を構成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  6. 前記エアバッグユニットは、弾性部材を介して前記フレーム固定部に変位可能に取り付けられ、
    前記エアバッグユニットの質量と前記弾性部材とがダイナミックダンパを構成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のステアリング装置。
JP2019079525A 2019-04-18 2019-04-18 ステアリング装置 Active JP7098566B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019079525A JP7098566B2 (ja) 2019-04-18 2019-04-18 ステアリング装置
CN202010242116.1A CN111824238A (zh) 2019-04-18 2020-03-31 转向装置
US16/840,488 US20200331417A1 (en) 2019-04-18 2020-04-06 Steering apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019079525A JP7098566B2 (ja) 2019-04-18 2019-04-18 ステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020175782A true JP2020175782A (ja) 2020-10-29
JP7098566B2 JP7098566B2 (ja) 2022-07-11

Family

ID=72832886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019079525A Active JP7098566B2 (ja) 2019-04-18 2019-04-18 ステアリング装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20200331417A1 (ja)
JP (1) JP7098566B2 (ja)
CN (1) CN111824238A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7080846B2 (ja) * 2019-04-18 2022-06-06 本田技研工業株式会社 ステアリング装置
KR102452475B1 (ko) * 2020-08-26 2022-10-11 현대모비스 주식회사 차량용 운전석 에어백 장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000264158A (ja) * 1999-03-15 2000-09-26 Nippon Plast Co Ltd 自動車用エアバッグ装置
JP2001206184A (ja) * 2000-01-14 2001-07-31 Takata Corp エアバッグ装置
US20100175499A1 (en) * 2009-01-09 2010-07-15 Ford Global Technologies, Llc Vehicle steering wheel assembly
WO2012032860A1 (ja) * 2010-09-09 2012-03-15 本田技研工業株式会社 エアバッグモジュールを備えたステアリングホイール構造
US20140300090A1 (en) * 2011-11-15 2014-10-09 Faurecia Innenraum System Gmbh Interior trim panel and interior equipment system

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2919284A1 (de) * 1979-05-12 1980-11-20 Colani Luigi Kraftfahrzeug
GB2245346A (en) * 1990-06-21 1992-01-02 Hubert Henry Hoskin Vehicle steering wheel and column assembly
DE20210741U1 (de) * 2002-07-16 2002-11-28 Trw Automotive Safety Sys Gmbh Fahrzeug-Lenkrad
JP4562355B2 (ja) * 2003-05-14 2010-10-13 アルプス電気株式会社 回転角検出装置及び回転角検出方法
CN2794967Y (zh) * 2004-12-05 2006-07-12 李佐江 中空复式方向盘
JP5271564B2 (ja) * 2008-02-18 2013-08-21 本田技研工業株式会社 操舵装置
JP4752942B2 (ja) * 2009-04-02 2011-08-17 トヨタ自動車株式会社 コラム付けニーエアバッグ装置
DE102011112079B4 (de) * 2011-09-01 2014-02-06 Audi Ag Lenkradanordnung für ein Kraftfahrzeug
WO2013077215A1 (ja) * 2011-11-24 2013-05-30 本田技研工業株式会社 ステアリングホイールの振動低減構造
JP6185798B2 (ja) * 2013-05-07 2017-08-23 日本プラスト株式会社 ステアリングホイール
US10427705B2 (en) * 2017-06-30 2019-10-01 GM Global Technology Operations LLC Steering wheel with fixed eccentric center hub

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000264158A (ja) * 1999-03-15 2000-09-26 Nippon Plast Co Ltd 自動車用エアバッグ装置
JP2001206184A (ja) * 2000-01-14 2001-07-31 Takata Corp エアバッグ装置
US20100175499A1 (en) * 2009-01-09 2010-07-15 Ford Global Technologies, Llc Vehicle steering wheel assembly
WO2012032860A1 (ja) * 2010-09-09 2012-03-15 本田技研工業株式会社 エアバッグモジュールを備えたステアリングホイール構造
US20140300090A1 (en) * 2011-11-15 2014-10-09 Faurecia Innenraum System Gmbh Interior trim panel and interior equipment system

Also Published As

Publication number Publication date
CN111824238A (zh) 2020-10-27
US20200331417A1 (en) 2020-10-22
JP7098566B2 (ja) 2022-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7098566B2 (ja) ステアリング装置
CN111824237B (zh) 转向装置
JP6477437B2 (ja) ステアリングホイール構造
JP2001106089A (ja) 車両用操舵ユニット
JP5060247B2 (ja) シフト装置
WO2020256025A1 (ja) 運転補助装置
EP2369607B1 (en) Switch for vehicle
JP2002114121A (ja) エアバッグ装置
JP4561334B2 (ja) ステアリングホイールの操作装置
JP4180455B2 (ja) 力覚付与型入力装置
JP2017149425A (ja) 車両用表示装置
JP2019032936A (ja) 車載機器操作装置
JP2006335284A (ja) 車両用操舵装置
JP2008041370A (ja) 車両用操作装置
JP6247828B2 (ja) 車両用表示装置
KR20070079397A (ko) 틸트 위치 표시 장치가 구비된 자동차용 스티어링 칼럼
JP4804966B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
WO2023032579A1 (ja) ステアリング
JP6557201B2 (ja) 車載機器操作装置
KR20170051962A (ko) 운전석용 에어백 장치
JP6236212B2 (ja) 車両用表示装置
JP2010137654A (ja) 自動車用入力装置
JP2008094276A (ja) スイッチ装置、エアバッグ装置、ステアリング装置
KR20070080300A (ko) 틸트 센서 및/또는 텔레스코픽 센서를 구비한 자동차용스티어링 칼럼
JP2005193806A (ja) 乗員保護装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7098566

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150