JP4562355B2 - 回転角検出装置及び回転角検出方法 - Google Patents

回転角検出装置及び回転角検出方法 Download PDF

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    • G01D2205/20Detecting rotary movement
    • G01D2205/28The target being driven in rotation by additional gears

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗物のハンドル等の回転角を絶対角として検出する回転角検出装置及び回転角検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の乗物の運転操作性を向上させるため、運転中における自動車の姿勢制御が行われるようになってきている。特に、カーブを曲がる際には、路面状況や速度、ハンドル舵角等によって車体にかかる荷重が異なるため、例えば、そのときのハンドル舵角を検出し、その角度に応じたモーメントを車体に与えて車体の姿勢を安定させている。このとき、より細かい制御を行うためにハンドル舵角の絶対角度を検出する必要があり、様々な回転角検出装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
このような回転角検出装置は、例えば、ハンドル等の回転軸に接続された第1の回転体と、この第1の回転体と噛合されて共に回転する複数の他の回転体とを備えている。このような装置によれば、他の回転体から出力されるそれぞれの回転角の値を組み合わせることによって第1の回転体の絶対角を検出することができる。
【0003】
【特許文献1】
特表2001−505667号公報(第1図)
【特許文献2】
特表2002−531858号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の回転角検出装置にて回転角を検出する場合、第1の回転体及びその他の回転体の歯数が全て異なるので、第1の回転体とその他の回転体とのギア比や回転数に対して歯数の組み合わせの制約が大きく、回転軸の回転数や回転角度の測定精度を変更した場合でも設計自由度が小さいため対応が困難であった。また、異なる歯数の回転体を複数配設するため、部品点数が増大するという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、回転軸の絶対角を精度よく検出するとともに、回転軸及び回転軸の回転数や測定精度の変化に対応できる設計自由度の高い回転角検出装置及び回転角検出方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明の回転角検出装置は、回転可能に配設されたロータ部の回転角を絶対角で検出する回転角検出装置であって、前記ロータ部の外周面に、互いに歯数の異なる第1の伝達ギア部と第2の伝達ギア部とが回転軸方向に沿って設けられ、前記第1の伝達ギア部と回転可能に噛合し回転に応じた第1の角度信号を出力する第1の出力ギアと、前記第2の伝達ギア部と回転可能に噛合し回転に応じた第2の角度信号を出力する第2の出力ギアとを備え、前記第1の角度信号と前記第2の角度信号とから前記ロータ部の絶対角を検出する回転角検出装置であり、前記ロータ部の最大回転数をN、前記第1の伝達ギア部と前記第1の出力ギアとのギア比をnとするとき、前記第1の伝達ギア部が、N×nのm倍(mは整数)の歯数で構成され、前記第2の伝達ギア部が、N×n−1のm倍(mは整数)の歯数で構成され、前記第1の出力ギア及び前記第2の出力ギアが、前記第1の伝達ギア部と前記第2の伝達ギア部との歯数差のN倍の歯数であって同一の歯数で形成され、前記第1の角度信号と前記第2の角度信号とを検出してこれらの差分を計算し、該差分を補正して補正値を算出した後に、前記補正値と、前記第1の角度信号及び前記第2の角度信号の少なくとも一方とから、前記ロータ部の絶対角を算出するマイクロプロセッサを搭載し、前記差分は前記ロータ部の最大回転数の回転により再び0となるようになされたことを特徴とする
【0006】
また、本発明の回転角検出方法は、回転可能に配設されたロータ部の回転角を絶対角で検出する回転角検出方法であって、前記ロータ部の外周面に、互いに歯数の異なる第1の伝達ギア部と第2の伝達ギア部とを回転軸方向に沿って設け、前記第1の伝達ギア部と回転可能に噛合し回転に応じた第1の角度信号を出力する第1の出力ギアと、前記第2の伝達ギア部と回転可能に噛合し回転に応じた第2の角度信号を出力する第2の出力ギアとを設け、前記第1の角度信号と前記第2の角度信号との差分と、前記第1の角度信号及び前記第2の角度信号の少なくとも一方とから、前記ロータ部の絶対角を検出するとともに、 前記ロータ部の最大回転数をN、前記第1の伝達ギア部と前記第1の出力ギアとのギア比をnとするとき、前記第1の伝達ギア部を、N×nのm倍(mは整数)の歯数で構成し、前記第2の伝達ギア部を、N×n−1のm倍(mは整数)の歯数で構成し、前記第1の出力ギア及び前記第2の出力ギアを、前記第1の伝達ギア部と前記第2の伝達ギア部との歯数差のN倍の歯数であって同一の歯数で形成し、前記差分は前記ロータ部の最大回転数の回転により再び0となるようになされたことを特徴とする。
【0007】
これらの回転角検出装置及び回転角検出方法では、ロータ部の回転に対して、第1の出力ギアと第2の出力ギアとが異なる回転数で回転する。そのため、出力される第1の角度信号と第2の角度信号との間に差が生じ、しかも、ロータ部の絶対角によって異なる差分を有する。そこで、ロータ部、第1の出力ギア、及び第2の出力ギアの何れもが複数回転する場合でも、第1の角度信号及び第2の角度信号の少なくとも一方を角度検出の基準値とするとともに上記の差分と対応付けすることによって、ロータ部の絶対角度を高精度に検出することができる。
また、第1の伝達ギア部、第2の伝達ギア部、第1の出力ギア、及び第2の出力ギアの歯数の組み合わせを従来よりも多く設定することができる。
【0010】
これらの回転角検出装置及び回転角検出方法では、mの値にかかわらず、ロータ部がN回回転する間に第1の出力ギアがN×n回回転し、第2の出力ギアがN×n−1回回転する。そのため、ロータ部の回転に伴い第1の出力ギアと第2の出力ギアとの回転角にずれが生じ、ロータ部がN回回転すると1回転分の差までになる。この差分は、ロータ部の絶対角によってそれぞれ異なる値となるので、第1の角度信号及び第2の角度信号の少なくとも一方と対応付けすることにより、ロータ部の絶対角を検出することができる。
また、ロータ部の外径及び回転総数に合わせた歯型に調整する際、mの値を選択することによって第1の出力ギア部及び第2の出力ギア部の大きさを容易に設定することができる。
さらに、第1の出力ギア及び第2の出力ギアの歯数がm×Nの同一の値となるので、第1の出力ギアと第2の出力ギアとの間で部品の共通化をすることができる。
【0011】
本発明の回転角検出装置は、前記回転角検出装置であって、前記ロータ部が、乗物のハンドルの回転軸に連結されることを特徴とする。
この回転角検出装置は、乗物のハンドルの回転軸に連結されているので、自動車等の乗物のハンドル舵角の絶対角を高精度に検出することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。
本実施形態に係る回転角検出装置1は、自動車等のハンドル回転軸部材2に連結されてハンドル舵角の絶対角を検出するための装置である。この回転角検出装置1は、図1及び図2に示すように、本体3と、ハンドル回転軸部材2に配設されて回転するロータ部4と、ロータ部4の回転に伴い回転する第1の出力ギア5と、ロータ部4の回転に伴い回転する第2の出力ギア6と、ロータ部4の回転角を演算する、例えば、マイクロプロセッサ7とを備えている。
【0013】
本体3は、図2に示すように、基板部3Aとそれに被さる形状からなる蓋型のカバー部材3Bとからなり、基板部3Aの中央には孔部3Cが形成され、カバー部材3Bの中央には孔部3Dが形成されている。
孔部3Cの内周縁には、円環状の軸受凸部3Eが形成され、孔部3Dの内周縁には、円環状の軸受凸部3Fが形成されている。
ロータ部4は、例えば、ポリアセタール等の樹脂製であり、外周面には、互いに歯数の異なる第1の伝達ギア部4Aと第2の伝達ギア部4Bとが互いに異なるピッチ円を有して、図2に示すように、回転軸C方向に沿って設けられている。
ロータ部4は、第1の伝達ギア4A側に形成された周溝部4Cが軸受凸部3Eと嵌合され、第2の伝達ギア4B側に形成された周溝部4Dが軸受凸部3Fと嵌合されて、基板部3Aとカバー部材3Bとの間で回転自在に支持されている。
【0014】
第1の伝達ギア部4Aの歯数は、ロータ部4の最大回転数をN(Nは整数)、第1の伝達ギア部4Aと第1の出力ギア5とのギア比をn(nは整数)とするとき、N×nのm倍(mは整数)で構成されている。
本実施形態では、例えば、ロータ部4が左右に2回転ずつ回転する間(最大回転数N=4)の絶対角を検出するものとし、第1の伝達ギア部4Aと第1の出力ギア5とのギア比をn=2としてmの値を8とすると、歯数が64(4×2(=8)の8倍)となる。
【0015】
また、第2の伝達ギア部4Bの歯数はN×n−1のm倍(mは整数)の歯数で構成されている。
本実施形態では、歯数が56(4×2−1(=7)の8倍)で形成されている。
【0016】
第1の出力ギア5は、例えば、ポリアセタール等の樹脂製であり、本体3を構成する基板部3Aの内面の一部に配設された軸受部3Gに軸支されたギア軸部材8に、第1の伝達ギア部4Aと回転自在に噛合するよう配設され、図3(a)に示すように回転に応じた第1の角度信号9を出力する。
第1の出力ギア5は、第1の伝達ギア部4Aが上述の構成を有するものとするとき、歯数が第1の伝達ギア部4Aと第2の伝達ギア部4Bとのそれぞれの歯数差のN倍で構成されている。
本実施形態では、N=4であり、歯数差が64−56=8であるから、第1の出力ギア5の歯数は4×8=32で構成されている。
【0017】
この第1の出力ギア5には、円環状の磁石10と、この磁石10の中央部にあって、磁界の変化を検出する、例えば、GMR(Giant Magneto-Resistive)センサ(巨大磁気抵抗センサ)11とが設けられている。GMRセンサ11は、磁界の変化を電圧値の変化に変換して出力するセンサで、磁石10が第1の出力ギア5の回転とともに回転することによって磁界が周期的に変化する場合には、出力される電圧値も周期的に変化する。ここでは、図3に示すように、第1の出力ギア5が1回転すると、0度から360度までの変化を0%から100%までリニアに変化する角度比に変換した第1の角度信号9を出力する。第1の出力ギア5が2回転目となると、出力値が0%に不連続的に戻り、回転とともに再びリニアに増加する。この角度比を検出することによって、0度から360度までの1回転分の絶対角の検出を繰り返し行うことができる。本実施形態では、第1の角度信号9を角度検出の基準値とする。
【0018】
第2の出力ギア6も第1の出力ギア5と同様の材料で構成されており、本体3を構成する基板部3Aの内面の一部に配設された軸受部3Hに軸支されたギア軸部材8を介して第2の伝達ギア部4Bと回転可能に噛合し、回転に応じた第2の角度信号12を出力する。
第2の出力ギア6の歯数は、第2の伝達ギア部4Bが上述の構成を有するものとするとき、第1の出力ギア5と同様の関係式で構成されており、本実施形態では32とされている。
第2の出力ギア6にも、第1の出力ギア5と同様に、円環状の磁石10とこの磁石10の中央部にGMRセンサ11とが設けられている。そして、このGMRセンサ11が第1の角度信号9と同様の第2の角度信号12を出力する。
なお、第1の伝達ギア部4A、第2の伝達ギア部4B、第1の出力ギア5、及び第2の出力ギア6それぞれの歯数の組み合わせは、表1に示す各歯数パターンであれば、どのパターンであっても構わない。
【0019】
【表1】
Figure 0004562355
【0020】
マイクロプロセッサ7は、第1の角度信号9と第2の角度信号12とを検出して、ロータ部4の絶対回転角を算出するための演算処理を行う。
この演算処理は、図4に示すように、第1の角度信号9と第2の角度信号12とを検出してこれらの差分を計算する第1のステップ(S1)と、この差分を補正する第2のステップ(S2)と、ロータ部4の絶対角を算出する第3のステップ(S3)とを備えている。
ロータ部4の回転に対して、第1の出力ギア5と第2の出力ギア6とが異なる回転数で回転するので、回転角の値にずれが生じて第1の角度信号9と第2の角度信号12との間に差が生じてくる。
【0021】
そこで、第1のステップ(S1)は、図3(b)に示すように、第1の角度信号9の出力値から第2の角度信号12の出力値を差し引いて差分13を算出する処理を行う。この差分13はロータ部4の絶対角によって異なる値となり、ロータ部4が4回転すると第1の出力ギア5と第2の出力ギア6とは1回転分の回転角度差となって、差分13は再び0となる。
第2のステップ(S2)は、図3(c)に示すように、差分13が負の値を示しているときにこの差分値に100%分の電圧値を加えて補正値14を算出する処理を行う。この補正値14も、検出すべき絶対角の全範囲と1対1で対応しており、その間0%から100%までリニアに変化する値を示す。
第3のステップ(S3)は、予め求めたロータ部4の絶対角と補正値との関係に対し、算出した補正値14を対応付けて実際のロータ部4の絶対角の角度範囲を決定し、そのとき得られた第1の角度信号9とから真の絶対角を算出する処理を行う。
【0022】
次に、本実施形態に係る回転角検出装置1による回転角検出方法について説明する。
運転者が自動車の図示しないハンドルを回転させると、ハンドルとともにハンドル回転軸部材2及びロータ部4が回転する。このとき、第1の伝達ギア部4Aを介して第1の出力ギア5がロータ部4とは逆方向に回転し、第2の伝達ギア部4Bを介して第2の出力ギア6が第1の出力ギア5と同じ方向に回転する。この際、第1の伝達ギア部4Aと第1の出力ギア5とのギア比が2なので、ロータ部4が1回転する間に第1の出力ギア5は2回転する。
【0023】
第1の出力ギア5は、ロータ部4が180度回転する度に1回転する。そこで、この間の第1の角度信号9は、0%から100%まで変化する三角波であらわされる。ロータ部4が4回転して絶対角が0度から1440度の間を変化する間に第1の出力ギア5は8回転するので、この三角波は、図3(a)に示すように全体で8周期となる。
一方、第2の角度信号12も同様の三角波となり、ロータ部4が4回転する間に第2の出力ギア6は7回転するので、図3(a)に示すようにこの三角波の周期は全体で7周期となる。
【0024】
第1の角度信号9及び第2の角度信号12に対して第1のステップ(S1)の処理を行うと、図3(b)に示すように、第1の角度検出信号8と第2の角度検出信号11との出力差である差分13を算出する。この差分13は負の範囲13aを有するので、この値を第2ステップ(S2)で補正して、図3(c)に示すような補正値14を算出する。続いて、第3ステップ(S3)に移り、補正値14と絶対角との関係式に対応付けて、現在の絶対角の角度範囲を180度ずつの範囲で特定する。そして、第1の角度信号9から換算した0度から180度の間における絶対角の値を加算して真の絶対角を検出する。
【0025】
この回転角検出装置1によれば、180度毎のロータ部4の回転から絶対角を算出することができるので、高精度な絶対角を得ることができる。
また、第1の伝達ギア部4A、第2の伝達ギア部4B、第1の出力ギア5、及び第2の出力ギア6の歯数の組み合わせを従来よりも多く設定することができるので、ハンドル回転軸部材2の径や回転角検出装置1の設置スペースに応じて選択することができる。
さらに、ギア比を変更することによって検出精度を任意に変更することができる。
【0026】
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態に係る回転角検出装置は自動車用としているが、自動車に限られるものではなく、電車や船等の一般的な乗物に用いても構わない。
また、上記実施形態ではギア比をn=2としているが、n=3とすると、表2に示す歯数パターンが得られる。この歯数パターンであれば、図5に示すように、0度から120度の範囲で周期的に変化する第1の角度信号の出力と第2の角度信号12の出力を得て、差分13及び補正値14からロータ部の絶対角を検出することができる。
さらに、N、n、mの値は上記実施形態の場合に限られることはなく、ハンドルの回転数や要求精度にあわせて変更しても、同様の作用・効果を得ることができる。
また、第1の出力ギア5及び第2の出力ギア6の歯数が同一であるので、両者の部品の共通化を図ることができる。
【0027】
【表2】
Figure 0004562355
【0028】
【発明の効果】
以上説明した本発明においては以下の効果を奏する。
本発明の回転角検出装置及び回転角検出方法によれば、ロータ部の外周面に、互いに歯数の異なる第1の伝達ギア部と第2の伝達ギア部とを回転軸方向に沿って設け、これらに噛み合う第1の出力ギア及び第2の出力ギアを、第1の伝達ギア部と第2の伝達ギア部との歯数差のN倍の歯数であって同一の歯数で形成し、第1の出力ギアからの角度信号と第2の出力ギアからの角度信号とを検出してこれらの差分を計算し、該差分を補正して補正値を算出した後に、補正値と、第1の角度信号及び第2の角度信号の少なくとも一方とから、ロータ部の絶対角を算出するマイクロプロセッサを搭載し、差分はロータ部の最大回転数の回転により再び0となるようにしたので、ロータ部の絶対角を精度よく検出することができるとともに、ハンドル回転軸部材の径、回転数、及び回転角の検出精度の変更に容易に対応でき、高い設計自由度を有することができる。
従って、本発明の回転角検出装置を用いれば、ハンドル舵角に応じた車体姿勢制御を高精度に行うことが可能である。
また、本発明によれば、出力ギアは1種類のものを2個用意すれば、準備することができ、第1の出力ギアと第2の出力ギアを構成できるので、第1の出力ギアと第2の出力ギアとの間で部品の共通化をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る回転角検出装置を示す平面図である。
【図2】 図1におけるII−II断面を示す図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る回転角検出装置におけるロータ部の絶対角と各角度信号の出力との関係を示すグラフである。
【図4】 本発明の一実施形態に係る回転各検出方法の処理フローを示すフローチャートである。
【図5】 本発明の一実施形態に係るギア比3の場合の回転角検出装置におけるロータ部の絶対角と各角度信号の出力との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 回転角検出装置
4 ロータ部
4A 第1の伝達ギア部
4B 第2の伝達ギア部
5 第1の出力ギア
6 第2の出力ギア
9 第1の角度信号
12 第2の角度信号

Claims (5)

  1. 回転可能に配設されたロータ部の回転角を絶対角で検出する回転角検出装置であって、前記ロータ部の外周面に、互いに歯数の異なる第1の伝達ギア部と第2の伝達ギア部とが回転軸方向に沿って設けられ、前記第1の伝達ギア部と回転可能に噛合し回転に応じた第1の角度信号を出力する第1の出力ギアと、前記第2の伝達ギア部と回転可能に噛合し回転に応じた第2の角度信号を出力する第2の出力ギアとを備え、前記第1の角度信号と前記第2の角度信号とから前記ロータ部の絶対角を検出する回転角検出装置であり、
    前記ロータ部の最大回転数をN、前記第1の伝達ギア部と前記第1の出力ギアとのギア比をnとするとき、前記第1の伝達ギア部が、N×nのm倍(mは整数)の歯数で構成され、前記第2の伝達ギア部が、N×n−1のm倍(mは整数)の歯数で構成され、前記第1の出力ギア及び前記第2の出力ギアが、前記第1の伝達ギア部と前記第2の伝達ギア部との歯数差のN倍の歯数であって同一の歯数で形成され、
    前記第1の角度信号と前記第2の角度信号とを検出してこれらの差分を計算し、該差分を補正して補正値を算出した後に、前記補正値と、前記第1の角度信号及び前記第2の角度信号の少なくとも一方とから、前記ロータ部の絶対角を算出するマイクロプロセッサを搭載し、前記差分は前記ロータ部の最大回転数の回転により再び0となるようになされたことを特徴とする回転角検出装置。
  2. 前記補正値は、差分が負の値を示しているときにこの差分値に100%分の電圧値を加えて算出処理した値であることを特徴とする請求項1に記載の回転角検出装置。
  3. 前記ロータ部が、乗物のハンドルの回転軸に連結されることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転角検出装置。
  4. 回転可能に配設されたロータ部の回転角を絶対角で検出する回転角検出方法であって、前記ロータ部の外周面に、互いに歯数の異なる第1の伝達ギア部と第2の伝達ギア部とを回転軸方向に沿って設け、前記第1の伝達ギア部と回転可能に噛合し回転に応じた第1の角度信号を出力する第1の出力ギアと、前記第2の伝達ギア部と回転可能に噛合し回転に応じた第2の角度信号を出力する第2の出力ギアとを設け、前記第1の角度信号と前記第2の角度信号との差分と、前記第1の角度信号及び前記第2の角度信号の少なくとも一方とから、前記ロータ部の絶対角を検出するとともに、
    前記ロータ部の最大回転数をN、前記第1の伝達ギア部と前記第1の出力ギアとのギア比をnとするとき、前記第1の伝達ギア部を、N×nのm倍(mは整数)の歯数で構成し、前記第2の伝達ギア部を、N×n−1のm倍(mは整数)の歯数で構成し、
    前記第1の出力ギア及び前記第2の出力ギアを、前記第1の伝達ギア部と前記第2の伝達ギア部との歯数差のN倍の歯数であって同一の歯数で形成し、
    前記差分は前記ロータ部の最大回転数の回転により再び0となるようになされたことを特徴とする回転角検出方法。
  5. 前記第1の角度信号と前記第2の角度信号との差分は、該差分が負の値を示しているときにこの差分値に100%分の電圧値を加えて算出処理した値であることを特徴とする請求項4に記載の回転角検出方法。
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