JP2007322358A - 舵角センサ - Google Patents

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JP2007322358A JP2006155861A JP2006155861A JP2007322358A JP 2007322358 A JP2007322358 A JP 2007322358A JP 2006155861 A JP2006155861 A JP 2006155861A JP 2006155861 A JP2006155861 A JP 2006155861A JP 2007322358 A JP2007322358 A JP 2007322358A
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剛史 石川
Akio Maruhashi
昭夫 丸橋
Shinji Okayama
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Abstract

【課題】部品点数や組付け工数の増加を抑制しつつ、ステアリングホイールの絶対舵角を検出すること。
【解決手段】ウォームホイール14に内歯18を形成し、この内歯18にギヤ比の異なる複数の検出ギア22、24を噛み合せ、検出ギア22に磁石40を配置し、検出ギア24に磁石42を配置し、磁石40の磁気的変化をホール素子44、46で検出し、磁石42の磁気的変化をホール素子48、50で検出し、ホール素子44、46の検出出力とホール素子48、50の検出出力を基にステアリングホイールの絶対舵角を演算器で演算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、舵角センサに係り、特に、電動パワーステアリング装置におけるステアリングホイールの絶対舵角を検出するための舵角センサに関する。
自動車等の車両のステアリングホイールのステアリング角度(舵角)を検出するセンサとして、例えば、ステアリングホイールの1回転内の回転角度の絶対値を検出するための第1の符号ディスクと、減速ギア装置と協働して360°よりも大きい回転角度を検出するための第2の符号ディスクをそれぞれステアリングシャフトに設け、各符号ディスクの周縁部に形成された切り欠きを、各符号ディスクの周縁に配置された複数個のピックアップ(磁石・ホール検出器を含むセンサ)で走査検出するようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
特表平8−511350号公報(第4頁から第9頁、図1)
従来技術においては、第1の符号ディスクの切り欠きを検出するピックアップの出力による微信号と第2の符号ディスクの切り欠きを検出するピックアップの出力による粗信号を演算処理することで、一義的に角度を測定できるが、ステアリングシャフトに新たにギアを設け、このギアと減速ギア装置とを嵌合させなければならず、部品点数が増加するとともに、組付け工数が増加し、コストアップとなる。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、部品点数や組付け工数の増加を抑制しつつ、ステアリングホイールの絶対舵角を検出することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、ステアリング軸に固定されたウォームホイールの内歯と噛み合いながら、互いに異なる回転数で回転する複数の検出ギアと、前記一方の検出ギアに配置されて前記一方の検出ギアとともに回転する第1磁石と、前記他方の検出ギアに配置されて前記他方の検出ギアとともに回転する第2磁石と、前記第1磁石の磁気的変化を検出する第1磁気検出素子と、前記第2磁石の磁気的変化を検出する第2磁気検出素子と、前記第1磁気検出素子の検出出力と前記第2磁気検出素子の検出出力を基に前記ステアリング軸に連結されたステアリングホイールの絶対舵角を算出する算出器とを備えてなる舵角センサを構成したものである。
本発明によれば、ウォームホイールに内歯を形成し、この内歯にギヤ比の異なる複数の検出ギアを噛み合せ、一方の検出ギアに第1磁石を配置し、他方の検出ギアに第2磁石を配置し、第1磁石の磁気的変化を第1磁気検出素子で検出し、第2磁石の磁気的変化を第2磁気検出素子で検出し、第1磁気検出素子の検出出力と第2磁気検出素子の検出出力を基にステアリングホイールの絶対舵角を演算するようにしたため、ウォームホイールの内歯を舵角を検出するためのギアとして利用することができ、部品点数や組付け工数の増加を抑制しつつ、ステアリングホイールの絶対舵角を検出することができ、コスト低減に寄与することが可能になる。
本発明によれば、部品点数や組付け工数の増加を抑制しつつ、ステアリングホイールの絶対舵角を検出することができ、コスト低減に寄与することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例を示す舵角センサの正面図、図2は、舵角センサの平面図である。
図1および図2において、舵角センサ10は、電動パワーステアリング装置の一要素として、ステアリングホイール(図示せず)に連結されたステアリング軸12の周囲に配置されており、ステアリングホイールの操舵に従って回転するステアリング軸12にはウォームホイール14が固定されている。ウォームホイール14の外周側には外歯16が円周方向に形成され、内周側には内歯18が円周方向に形成されており、外歯16はウォームギア20と噛み合っている。ウォームギア20は電動モータ(図示せず)の駆動軸に連結されており、電動モータの回転駆動に伴う回転力がウォームギア20を介してウォームホイール14、ステアリング軸12に伝達されるようになっている。すなわち、電動モータの回転駆動に伴う回転力がステアリング軸12にアシスト力として作用するようになっている。
ウォームホイール14内周側の内歯18とステアリング軸12との間には、互いに歯車の数が異なる検出ギア22、24が配置されている。検出ギア22、24は、円盤状に形成された本体26、28と、実装基板30に固定されて、本体26、28を回転自在に支持する回転軸32、34を備え、本体26、28の外周側にはギア比が互いに異なるギア36、38が形成されている。すなわち、検出ギア22、24は、内歯18と噛み合いながら互いに異なる回転数で回転するようになっており、検出ギア22は、検出ギア24よりも歯車の数が多いので、検出ギア24よりも低い回転数で回転する。
検出ギア22、24の回転数を検出するために、検出ギア22、24の本体26、28には、リング状の磁石40、42が配置されており、磁石40は、第1磁石として、磁石42は、第2磁石として、リング状の領域がS極とN極で二分されている。各磁石40、42に相対向して、実装基板30には、各磁石40、42の磁気的変化を検出する磁気検出素子として、例えば、ホール素子44、46、48、50が配置されている。ホール素子44、46は一対の第1磁気検出素子として、互いに90°の磁気的位相差を保って配置されており、ホール素子48、50は一対の第2磁気検出素子として、互いに90°の磁気的位相差を保って配置されている。ホール素子44、46の検出出力とホール素子48、50の検出出力はそれぞれ演算器(図示せず)に入力されている。演算器は、例えば、マイクロコンピュータで構成されて、実装基板30に固定されており、ホール素子44、46の検出出力とホール素子48、50の検出出力を基にステアリング軸12の回転角度をステアリングホイールの絶対角度として演算するようになっている。
具体的には、ウォームホイール14の回転に伴って検出ギア22、24が回転すると、ホール素子44、46の間には、磁気的位相差が90°あるので、例えば、ホール素子44からはsinθの信号がステアリング角度に応じて出力され、ホール素子46からはcosθの信号がステアリング角度に応じて出力される。これらの信号を合成して、arctanθの信号に変換すると、ホール素子44、46全体の信号として、図3の実線で示すように、三角波状の角度信号100がステアリング角度に応じて出力される。
同様に、ウォームホイール14の回転に伴って検出ギア22、24が回転すると、ホール素子48、50の間には、磁気的位相差が90°あるので、例えば、ホール素子48からはsinθの信号がステアリング角度に応じて出力され、ホール素子50からはcosθの信号がステアリング角度に応じて出力される。これらの信号を合成して、arctanθの信号に変換すると、ホール素子48、50全体の信号として、図3の破線で示すように、三角波状の角度信号102がステアリング角度に応じて出力される。この場合、検出ギア22よりも検出ギア24の回転数が高いため、角度信号102は、角度信号100よりも周波数の高い信号となる。これら角度信号100、102が演算器に入力されると、演算器において、図4に示すように、角度信号100、102を基にステアリングのLock to Lockをリニアに演算する処理が実行され、ステアリング軸12の回転角度がステアリングホイールの絶対舵角として演算される。
本実施例によれば、ウォームホイール14に内歯18を形成し、この内歯18にギヤ比の異なる複数の検出ギア22、24を噛み合せ、検出ギア22に磁石40を配置し、検出ギア24に磁石42を配置し、磁石40の磁気的変化をホール素子44、46で検出し、磁石42の磁気的変化をホール素子48、50で検出し、ホール素子44、46の検出出力とホール素子48、50の検出出力を基にステアリングホイールの絶対舵角を演算器で演算するようにしたため、ウォームホイール14の内歯18を、舵角を検出するためのギアとして利用することができ、部品点数や組付け工数の増加を抑制しつつ、ステアリングホイールの絶対舵角を検出することができ、コスト低減に寄与することが可能になる。
本実施例においては、磁気検出素子として、ホール素子44〜50を用いたものについて述べたが、ホール素子44〜50の代わりに、GMR(Giant Magnetic Resistance)素子やMR(Magnetic Resistance)素子、あるいはホールIC(Integrated Circuit)を用いることもできる。
本発明の一実施例を示す舵角センサの正面図である。 舵角センサの平面図である。 ホール素子の出力信号とステアリング角度との関係を示す波形図である。 ホール素子の出力信号を演算器でリニアに演算処理したときの波形図である。
符号の説明
10 舵角センサ
12 ステアリング軸
14 ウォームホイール
16 外歯
18 内歯
20 ウォームギア
22、24 検出ギア
26、28 本体
30 実装基板
36、38 ギア
40、42 磁石
44、46、48、50 ホール素子

Claims (2)

  1. ステアリング軸に固定されたウォームホイールの内歯と噛み合いながら、互いに異なる回転数で回転する複数の検出ギアと、前記一方の検出ギアに配置されて前記一方の検出ギアとともに回転する第1磁石と、前記他方の検出ギアに配置されて前記他方の検出ギアとともに回転する第2磁石と、前記第1磁石の磁気的変化を検出する第1磁気検出素子と、前記第2磁石の磁気的変化を検出する第2磁気検出素子と、前記第1磁気検出素子の検出出力と前記第2磁気検出素子の検出出力を基に前記ステアリング軸に連結されたステアリングホイールの絶対舵角を算出する算出器とを備えてなる舵角センサ。
  2. 前記第1磁気検出素子と前記第2磁気検出素子はそれぞれ一対ずつ備えて構成され、前記各対の磁気検出素子は、互いに磁気的位相差を保って配置されてなることを特徴とする請求項1に記載の舵角センサ。
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