JP2008041370A - 車両用操作装置 - Google Patents

車両用操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008041370A
JP2008041370A JP2006212459A JP2006212459A JP2008041370A JP 2008041370 A JP2008041370 A JP 2008041370A JP 2006212459 A JP2006212459 A JP 2006212459A JP 2006212459 A JP2006212459 A JP 2006212459A JP 2008041370 A JP2008041370 A JP 2008041370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation device
steering wheel
operator
switch
pressing position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006212459A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Sugiyama
真治 杉山
Hiroki Shibato
宏樹 柴戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006212459A priority Critical patent/JP2008041370A/ja
Publication of JP2008041370A publication Critical patent/JP2008041370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

【課題】自動的に操作者の握り位置に適した位置に操作スイッチを移動させること。
【解決手段】ステアリングホイール近傍に配置される車両用操作装置であって、ステアリングホイールに対する操作者の把持位置を検出する把持位置検出手段76と、操作スイッチ60を備える操作デバイス100と、操作スイッチに対する操作者の押圧位置を検出する押圧位置検出手段78と、前記操作デバイスをステアリングホイールの周方向及び径方向に移動可能に支持する支持機構200と、前記操作デバイスの移動のための駆動力を発生する駆動手段42,46と、前記駆動手段を制御する制御手段74とを備え前記制御手段が、前記把持位置検出手段により検出された把持位置及び押圧位置検出手段により検出された押圧位置に応じたステアリングホイールの周方向及び径方向の位置へと前記操作デバイスを移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステアリングホイール近傍に配置される車両用操作装置に関する。
従来から、ステアリングホイールのリムに回転式の操作スイッチを、ステアリングホイールの周方向に沿って移動可能に設けた車両用操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2006−502911号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の発明では、操作者が、手動で操作しやすい位置に操作スイッチを移動させる必要があるため、例えば操作者が変わる毎に、新たな操作者は操作スイッチの位置を調整しなければならず、煩雑である。
そこで、本発明は、自動的に操作者の操作しやすい位置に操作スイッチを移動させることが可能な車両用操作装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、ステアリングホイール近傍に配置される車両用操作装置であって、
ステアリングホイールの周方向に沿って設けられたセンサを用いて、ステアリングホイールに対する操作者の把持位置を検出する把持位置検出手段と、
ステアリングホイール近傍に配置され、操作スイッチを備える操作デバイスと、
操作スイッチに設けられたセンサを用いて、操作スイッチに対する操作者の押圧位置を検出する押圧位置検出手段と、
前記操作デバイスをステアリングホイールの周方向及び径方向に移動可能に支持する支持機構と、
前記操作デバイスの移動のための駆動力を発生する駆動手段と、
前記駆動手段を制御する制御手段とを備え
前記制御手段が、前記把持位置検出手段により検出された把持位置及び押圧位置検出手段により検出された押圧位置に応じたステアリングホイールの周方向及び径方向の位置へと前記操作デバイスを移動させることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係る車両用操作装置において、
前記制御手段が、前記把持位置検出手段により所定時間以上略同一の把持位置が継続して検出された場合に、前記駆動手段を制御して前記操作デバイスを移動させることを特徴とする。これにより、操作者の把持位置が安定するまで操作デバイスの無駄な移動が防止され、操作者に煩わしさを与えることを防止できる。
本発明によれば、自動的に操作者の操作しやすい位置に操作スイッチを移動させることが可能な車両用操作装置が得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明による車両用操作装置に関連する主要構成の一例を示す機能ブロックを示す。図2は、操作デバイス100の一例を示す図である。図3は、図2のA−A断面を示し、支持機構200の概略的な構造を示す断面図である。図4は、一の操作スイッチ60の断面構造の一例を示す断面図である。
本実施例の車両用操作装置は、図1に示すように、操作デバイス100と、制御ECU70と、表示デバイス40と、第1駆動モータ42と、第2駆動モータ46と、圧力センサ18と、圧力センサ67と、他の制御ECU90とを備える。以下、区別のため、圧力センサ18を「ハンドル圧力センサ18」と称し、圧力センサ67を「スイッチ圧力センサ67」と称する。
表示デバイス40は、液晶ディスプレイにより構成される。この場合、表示デバイス40は、操作者が見やすい位置、好ましくは、操作者が運転中の視野を大きく変えることなく見ることができるような位置に配置される。例えば、表示デバイス40は、インストルメントパネル上面の中央部に配置されてよい。この場合、表示デバイス40は、ナビゲーションシステムで用いられるディスプレイ等と共用であっても良い。また、表示デバイス40は、メーター内に配置される表示板であってもよいし、フロントウインドシールドガラスに表示を映し出すヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)装置であってもよい。
操作デバイス100は、図2に示すように、ステアリングホイール近傍に配置される。ステアリングホイール10は、運転席側に配置され、図示しないステアリングシャフトに接続され、車両の車輪を転舵させるために操作される。この例では、ステアリングホイール10は、操作者により把持され回転操作される円環状のハンドル部(ステアリングリム)12と、中央部14と、ハンドル部12と中央部14をつなぐ放射状に延びるスポーク16とを備える。
操作デバイス100は、スポーク16付近に配設される。図2に示す例では、操作デバイス100は、ステアリングホイール10の右側のスポーク16付近に設定され、ステアリングホイール10のハンドル部12を把持した右手で操作されることが意図された右側の操作デバイスを構成する。但し、同様の操作デバイスが、ステアリングホイール10の左側に設定されてもよい。
操作デバイス100は、支持機構200により、ステアリングホイール10の周方向及び径方向に移動可能に支持されている。操作デバイス100は、図2にて矢印で示すように、第2駆動モータ46によりステアリングホイール10の周方向に沿って駆動され、また、第1駆動モータ42によりステアリングホイール10の径方向に沿って駆動される。第1駆動モータ42及び第2駆動モータ46は、正逆回転可能なモータであってよい。
支持機構200は、ステアリングホイール10の周方向に沿って設けられるガイドレール202と、回動アーム204と、支持ベルト206とからなる。回動アーム204は、図2及び図3に示すように、ステアリングホイール10の中心に回動軸を有する。回動アーム204の径方向外側の端部は、ガイドレール202の摺動溝内に摺動可能に保持される。回動アーム204の径方向内側の端部は、第2駆動モータ46の出力軸46Aに接続される。これにより、第2駆動モータ46が回転すると、回動アーム204がステアリングホイール10の中心まわりに回動し、これに伴い、操作デバイス100がステアリングホイール10の周方向に沿って移動される。
支持ベルト206は、回動アーム204に、回動アーム204の長手方向に沿って設けられる。支持ベルト206は、従動プーリー207と第1駆動モータ42の出力軸42Aとの間を周回するように設けられる。従動プーリー207及び第1駆動モータ42は、回動アーム204に固定支持される。支持ベルト206には、操作デバイス100が固定支持される。これにより、第1駆動モータ42が回転すると、図3に矢印にて示すように支持ベルト206が回動アーム204の長手方向に沿って駆動され、これに伴い、操作デバイス100がステアリングホイール10の径方向に沿って移動される。
ハンドル圧力センサ18は、図2に示すように、ハンドル部12にステアリングホイール10の周方向に沿って設けられる。ハンドル圧力センサ18の設置される周方向の範囲(角度範囲)は、操作デバイス100のステアリングホイール周方向に沿った可動範囲に略対応し、例えば図2に示すように、左右の標準的な把持位置を中心として90度程度の範囲であってよい。
操作デバイス100は、図2に示すように、本体101と、複数の操作スイッチ60とを備える。操作スイッチ60は、携帯電話(又は車両電話)の着呼及び切断のためのスイッチ、ナビゲーションシステムの地図表示を表示させるためのVIEWスイッチ、認識させる音声を発話する際に押す音声認識スイッチ等である。各操作スイッチ60の操作部材(スイッチノブ)の表面には、それぞれの機能を表す文字ないし図柄が付与されている。尚、操作スイッチ60は、オーディシステムの再生出力を増加又は減少させるためのスイッチ、モードスイッチ等を含んでよい。また、操作スイッチ60は、このような固定機能が割り当てられたスイッチに限られず、各種システムを共通に操作できる「選択」スイッチや「決定」スイッチのような多機能スイッチであってもよい。
操作スイッチ60は、操作者により操作される操作部材64を備える。操作デバイス100の本体101の内部では、図4に示すように、操作部材64の裏側が、基板68上に立設される弾性部材からなる脚部(ラバードーム)65により支持される。脚部65の付け根付近には接点(閉回路)66が設けられ、操作部材64が操作者により押圧操作されたときに、脚部65が弾性変形して当該接点66が基板68上の接点(開回路)69に接触する。これにより、操作スイッチ60に対するスイッチ操作が電気的に検出される。尚、操作スイッチ60のスイッチ構造については、各種バネを用いて操作感を出すことも可能であり、また、電気接点式のものに限らず、容量変化検知式等の他の形態であってもよい。操作スイッチ60にて生成される操作信号は、例えばFPC(フレキシブル印刷回路)を介して制御ECU70(図1参照)に供給される。制御ECU70は、他の制御ECUを介して、各種操作信号に応じた機能を実現させるように各種車載機器80(例えばナビゲーションシステム、オーディオ及びエアコン等)を制御する。
操作部材64には、スイッチ圧力センサ67が埋設される。スイッチ圧力センサ67は、操作スイッチ60に作用する操作者の操作力の分布を検出する。操作者の操作力の分布は、好ましくは、操作スイッチ60の幅方向(≒ステアリングホイール10の径方向)に沿った分布である。この目的のため、スイッチ圧力センサ67は、ステアリングホイール10の径方向(操作スイッチ60の幅方向)に延在し、操作スイッチ60の略幅全体に亘って検出領域を有する。
制御ECU70は、マイクロコンピューターを中心に構成されている。即ち、制御ECU70は、所与の実行プログラムに従って各種処理を行うCPU、このCPUの実行プログラム、演算結果等を格納するメモリ(例えばROM、RAM,EEPROM等)、タイマ、カウンタ、入出力インターフェイス等を有している。これらCPU、メモリ、及び入出力インターフェイスは、データバスにより相互に接続されている。尚、以下で説明する制御ECU70の各部72,74,76,78の機能は、CPUによって実行されるプログラムによって実現される。
制御ECU70は、図1に示すように、制御ECU70は、図1に示すように、入力信号処理部72と、モータ制御部74と、把持位置検出部76と、押圧位置検出部78とを含む。
制御ECU70の入力信号処理部72は、操作デバイス100との間で無線又は有線により通信を行う。制御ECU70の入力信号処理部72は、操作デバイス100から各種操作信号を受信すると、各種操作信号に応じた制御信号を生成する。入力信号処理部72で生成される制御信号は、表示デバイス40での表示画面の切り換え(各種操作メニュー画像の生成)や選択釦の移動(即ちカーソル移動)等を行うための信号や、他の制御ECU90に所定機能を実行させるための信号を含む。他の制御ECU90は、入力信号処理部72からの信号に応答し、各種操作信号に応じた機能を実現するよう車載機器80を制御する。
制御ECU70の把持位置検出部76は、ハンドル圧力センサ18の検出結果に基づいて、操作者がステアリングホイール10のハンドル部12の周方向におけるどの部分を把持しているかを検出する。この場合、例えば、図2に示すように、ハンドル圧力センサ18の検出領域を領域a1〜a5に5分割し、操作者の把持位置は、領域a1〜a5のどの領域で検出される圧力が最も大きいかに基づいて判断されてよい。尚、この例の場合、ハンドル圧力センサ18は、領域a1〜a5毎に分割して配置してもよい。
制御ECU70の押圧位置検出部78は、スイッチ圧力センサ67の検出結果に基づいて、操作者が操作部材64のどの部分に触れているか、又はどの部分を押圧しているかを検出する。この場合、例えば、図5(A)に示すように、スイッチ圧力センサ67の検出領域を領域b1〜b3に3分割し、操作者の押圧位置は、領域b1〜b3のどの領域で検出される圧力が最も大きいかに基づいて判断されてよい。例えば、押圧位置検出部78は、領域b3の圧力が最も大きい場合には、操作者の押圧位置が操作部材64の径方向外側であると判断してよい。また、押圧位置検出部78は、領域b2の圧力が最も大きい場合には、操作者の押圧位置が操作部材64の中心付近であると判断してよい。また、押圧位置検出部78は、領域b1の圧力が最も大きい場合には、操作者の押圧位置が操作部材64の径方向内側であると判断してよい。尚、この例の場合、スイッチ圧力センサ67は、図5(A)にて点線で示すように、領域b1〜b3毎に分割して配置してもよい。
或いは、操作者の押圧位置は、操作スイッチ60の操作部材64に対する操作者の押圧力の方向に基づいて、操作者の押圧位置が判断されてもよい。例えば、図5(B)に示すように、押圧方向が径方向内側(中心側)に向かう方向c3である場合には、押圧位置検出部78は、操作者の押圧位置が操作部材64の径方向外側であると判断してよい。また、押圧方向が径方向外側に向かう方向c1である場合には、操作者の押圧位置が操作部材64の径方向内側であると判断してよい。また、押圧方向が操作部材64に対して略垂直方向c2である場合には、操作者の押圧位置が操作部材64の中心付近であると判断してよい。尚、操作者の押圧位置は、必ずしも3段階で検出される必要はなく、2段階又は4段階以上で検出されてもよい。
制御ECU70のモータ制御部74は、把持位置検出部76及び押圧位置検出部78の検出結果に基づいて、第2駆動モータ46及び第1駆動モータ42を制御して、操作デバイス100を、ステアリングホイール10の径方向及び周方向で適切な位置に移動させる。
具体的には、モータ制御部74は、把持位置検出部76により検出された操作者の把持位置と、現在の操作デバイス100の周方向の位置に差異がある場合には、第2駆動モータ46を駆動して回動アーム204を回動させることで、検出された操作者の把持位置に応じた周方向の位置に、操作デバイス100を移動させる。例えば、図2に示す例で、領域a1に操作者の把持位置が対応すると検出された場合には、モータ制御部74は、図2に示す操作デバイス100の標準位置から、領域a1に対応する周方向の位置まで反時計回りに操作デバイス100を移動させる。
同様に、モータ制御部74は、押圧位置検出部78により検出された操作者の押圧位置が操作部材64の中心付近でない場合には、第1駆動モータ42を駆動して支持ベルト206を回転させることで、操作者の押圧位置に応じた径方向の位置に、操作デバイス100を移動させる。例えば、図5(A)に示す例では、モータ制御部74は、操作者の押圧位置が操作部材64の径方向外側である場合には、操作デバイス100を径方向外側へと移動させ、操作者の押圧位置が操作部材64の径方向内側である場合には、操作デバイス100を径方向内側へと移動させる。また、モータ制御部74は、操作者の押圧位置が操作部材64の中心付近である場合には、操作デバイス100が適切な位置にあると判断して操作デバイス100を移動させない。
図6は、制御ECU70により実行される主要処理の具体例を示すフローチャートである。
ステップ300では、把持位置検出部76は、ハンドル圧力センサ18の検出結果に基づいて、略同一の把持位置が一定時間以上継続して検出されたか否かを判断する。一定時間とは、例えば5秒程度であってよい。略同一の把持位置が一定時間以上継続して検出された場合には、ステップ310に進む。
ステップ310では、モータ制御部74は、把持位置検出部76により検出された操作者の把持位置が、現在の操作デバイス100の周方向の位置に差異がある場合には、検出された操作者の把持位置へと操作デバイス100を移動させる。
ステップ320では、入力信号処理部72は、操作デバイス100からの操作信号の入力があったか否かを判断する。即ち、操作デバイス100に対する操作者の操作があったか否かを判断する。操作デバイス100に対する操作者の操作があった場合には、ステップ330に進む。尚、この場合、当該スイッチ操作の際、上述の如く操作スイッチ60に対する操作者の押圧位置が押圧位置検出部78により検出されることになる。
ステップ330では、入力信号処理部72は、操作デバイス100からの操作信号に応じた処理を行う。これにより、操作者の意図した操作が実現される。
ステップ340では、モータ制御部74は、上記のステップ320で検出されたスイッチ操作時に押圧位置検出部78により検出された押圧位置が、操作部材64の中心付近で無い場合には、押圧位置が操作部材64の中心付近になる方向に、操作デバイス100を移動させる。
このように、本実施例によれば、操作者が変化した場合にも、それぞれの操作者にとって操作しやすい位置へと自動的に操作デバイス100を移動させることができる。即ち、操作者毎に異なる把持位置の癖や手の大きさ、指の長さ等に対応して、それぞれの操作者にとって操作しやすい位置へと自動的に操作デバイス100を移動させることができる。これにより、操作者に負担をかけることなく、操作デバイス100の操作性を高めることができる。
また、本実施例によれば、一定時間以上、略同一の把持位置が検出された場合に限り、操作デバイス100を移動させるので、例えばカーブ等でステアリングホイール10を大きく操舵したときに把持位置が短時間だけ変化した場合には、それに応じて操作デバイス100が移動されることが無くなる。これにより、不要な操作デバイス100の移動が頻繁に実現されることが防止される。同様の観点から、ステアリングセンサの舵角値が中立位置に近い状態で検出された把持位置が、一定時間以上略同一であった場合に、操作デバイス100を移動させることとしてもよい。
尚、本実施例において、上述の操作デバイス100の径方向及び周方向の一の調整は、操作者が変化する毎に実行されてよく、この場合、1トリップに1回だけ実行されてよい。例えば、1トリップにおいて、操作デバイス100の周方向の位置調整は、一定の把持位置が検出された際に1回だけ実行されてよく、操作デバイス100の径方向の位置調整は、初回又は所定回数以上のスイッチ操作が検出された際に、当該スイッチ操作時に検出された押圧位置に基づいて1回だけ実行されてよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、回動アーム204や支持ベルト206を用いた支持機構200を示しているが、操作デバイス100を径方向及び周方向に移動可能に支持する支持機構は、ラック&ピニオン等の各種ギア機構や、ボールネジ、ワイヤ等を用いた他の機構により実現されてもよい。
また、上述の実施例では、操作デバイス100をステアリングホイール10の周方向及び径方向に沿って移動可能とすることで、操作デバイス100を周方向及び径方向に移動可能に構成しているが、操作デバイス100を左右・上下方向の2軸に沿って移動可能とすることで、操作デバイス100を周方向及び径方向に移動可能に構成してもよい。
また、上述の実施例において、ステアリングホイール10の左側にも、操作デバイス100と同様の態様で、径方向及び周方向に移動可能な操作デバイスを設けてもよい。
また、上述の実施例では、ハンドル圧力センサ18をステアリングホイール10の周方向の一部にしか設定していないが、同様のハンドル圧力センサをステアリングホイール10の全周に亘り設けると共に、同様の操作デバイスをステアリングホイール10の全周に亘り移動可能な構成としてもよい。これにより、ステアリングホイール10のスポーク16の位置に拘らず運転者の好みの把持位置に操作デバイスを移動可能になり、どのような把持状態にも対応することができる。
また、上述の実施例において、ハンドル圧力センサ18及びスイッチ圧力センサ67に代えて、静電容量センサ等を用いて、操作者の把持位置や押圧位置を検出してもよい。
本発明による車両用操作装置に関連する主要構成の一例を示す機能ブロック図である。 操作デバイス100の一例を示す図である。 支持機構200の概略的な構造を示す断面図である。 操作スイッチ60の断面構造の一例を示す断面図である。 図5(A)は、操作スイッチ60の平面視で、操作者の押圧位置の検出方法を示す図あり、図5(B)は、操作スイッチ60の断面視で、その他の操作者の押圧位置の検出方法を示す図ある。 制御ECU70のモータ制御部74により実行される主要処理の具体例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ステアリングホイール
12 ハンドル部
14 中央部
18 ハンドル圧力センサ
40 表示デバイス
42 第1駆動モータ
46 第2駆動モータ
60 操作スイッチ
64 操作部材
67 スイッチ圧力センサ
70 制御ECU
72 入力信号処理部
74 モータ制御部
76 把持位置検出部
78 押圧位置検出部
80 車載機器
90 他の制御ECU
100 操作デバイス
200 支持機構
202 ガイドレール
204 回動アーム
206 支持ベルト
207 従動プーリー

Claims (2)

  1. ステアリングホイール近傍に配置される車両用操作装置であって、
    ステアリングホイールの周方向に沿って設けられたセンサを用いて、ステアリングホイールに対する操作者の把持位置を検出する把持位置検出手段と、
    ステアリングホイール近傍に配置され、操作スイッチを備える操作デバイスと、
    操作スイッチに設けられたセンサを用いて、操作スイッチに対する操作者の押圧位置を検出する押圧位置検出手段と、
    前記操作デバイスをステアリングホイールの周方向及び径方向に移動可能に支持する支持機構と、
    前記操作デバイスの移動のための駆動力を発生する駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する制御手段とを備え
    前記制御手段が、前記把持位置検出手段により検出された把持位置及び押圧位置検出手段により検出された押圧位置に応じたステアリングホイールの周方向及び径方向の位置へと前記操作デバイスを移動させることを特徴とする、車両用操作装置。
  2. 前記制御手段が、前記把持位置検出手段により所定時間以上略同一の把持位置が継続して検出された場合に、前記駆動手段を制御して前記操作デバイスを移動させることを特徴とする、請求項1に記載の車両用操作装置。
JP2006212459A 2006-08-03 2006-08-03 車両用操作装置 Pending JP2008041370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212459A JP2008041370A (ja) 2006-08-03 2006-08-03 車両用操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212459A JP2008041370A (ja) 2006-08-03 2006-08-03 車両用操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008041370A true JP2008041370A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39176163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006212459A Pending JP2008041370A (ja) 2006-08-03 2006-08-03 車両用操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008041370A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2094070A2 (en) 2008-02-22 2009-08-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Power amplification device and transmitter using it
JP2014061761A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Yuhshin Co Ltd 車載機器操作装置
US9136075B2 (en) 2011-12-09 2015-09-15 Hyundai Motor Company Switch module built in steering wheel

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2094070A2 (en) 2008-02-22 2009-08-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Power amplification device and transmitter using it
US9136075B2 (en) 2011-12-09 2015-09-15 Hyundai Motor Company Switch module built in steering wheel
JP2014061761A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Yuhshin Co Ltd 車載機器操作装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5842157B2 (ja) 車両用入力装置及び車両用入力方法
US20180208212A1 (en) User Interface Device for Selecting an Operating Mode for an Automated Drive
CN114750826A (zh) 用于转向盘的旋转控制系统和方法
JP2011063103A (ja) 車載機器操作システム
JP4779813B2 (ja) 車両用操作装置
JP5924355B2 (ja) 車両用情報表示装置
JP6085182B2 (ja) 表示制御装置
WO2017130815A1 (ja) ステアリング制御装置
JP2011201497A (ja) 操作受付装置、方法およびプログラム
JP2006264615A (ja) 車両用表示装置
JP2003118588A (ja) 移動体用操舵装置
JP6266090B2 (ja) 操作装置
JP3668834B2 (ja) 車両用表示装置
JP2008041370A (ja) 車両用操作装置
JP4180455B2 (ja) 力覚付与型入力装置
JP6201864B2 (ja) 車両用操作装置
JP2017065513A (ja) ステアリング用機器操作装置
KR20090109605A (ko) 차량의 스티어링 휠 장치 및 서비스 방법
JP5681542B2 (ja) 自動車における車載機器の操作装置
JP2003095038A (ja) 適応型スイッチ装置
JP6187618B2 (ja) 車両用情報表示装置
JP2011107900A (ja) 入力表示装置
WO2019142366A1 (ja) 表示装置
WO2017216869A1 (ja) 車両用入力装置
JP5342587B2 (ja) 自動車における車載機器の操作装置