JP2020174000A - ワイヤーハーネスの外装構造およびワイヤーハーネス - Google Patents

ワイヤーハーネスの外装構造およびワイヤーハーネス Download PDF

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【課題】ワイヤーハーネスを好適な状態で固定できるとともに、固定作業の負荷の増大が抑制されたワイヤーハーネスの外装構造およびワイヤーハーネスを提供すること。【解決手段】ワイヤーハーネスの外装構造は、複数の電線を含む電線束の外周を覆うように設けられる筒状の外装体と、前記外装体を、前記電線束の長手方向に相対移動が可能に前記電線束に取り付ける固定部材と、前記外装体に取り付けられた、前記電線束を固定するクリップ部材と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤーハーネスの外装構造およびワイヤーハーネスに関する。
自動車には、電装機器と電源との接続や電装機器同士の接続などのために、ワイヤーハーネスが配策される。ワイヤーハーネスの構造として、電線束の外周を覆うようにチューブが設けられ、チューブにクリップが取り付けられている構造が開示されている(特許文献1)。ここで、クリップは、ワイヤーハーネスを車体に固定するための部材であり、たとえば車体のパネルに設けられたブラケットに係止される。チューブはその両端で電線束に粘着テープにて固定されている。
特開2003−009345号公報
しかしながら、ワイヤーハーネスを車体に固定する際に、ワイヤーハーネス側のクリップと車体側のブラケットの位置とが合わない場合がある。この場合にクリップをブラケットに係止しようとすると、ワイヤーハーネスに過度の張力が掛かった状態で固定されたり、ワイヤーハーネスが車体などの意図しない箇所と接触した状態で固定されたりするという問題がある。また、ワイヤーハーネスを強く引っ張ってクリップをブラケットに係止する場合には、固定作業の作業負荷が増大するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、ワイヤーハーネスを好適な状態で固定できるとともに、固定作業の負荷の増大が抑制されたワイヤーハーネスの外装構造およびワイヤーハーネスを提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係るワイヤーハーネスの外装構造は、複数の電線を含む電線束の外周を覆うように設けられる筒状の外装体と、前記外装体を、前記電線束の長手方向に相対移動が可能に前記電線束に取り付ける固定部材と、前記外装体に取り付けられた、前記電線束を固定するクリップ部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係るワイヤーハーネスの外装構造は、前記相対移動の量が規制されるように構成されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係るワイヤーハーネスの外装構造は、前記電線束のうちの少なくとも1本の電線は、折り返すように曲げられた折り返し部を有しており、前記固定部材は、前記外装体を、前記電線における折り返し部よりも先端側に取り付けている、ことを特徴とする。
本本発明の一態様に係るワイヤーハーネスの外装構造は、前記固定部材は、前記外装体を、前記電線束の周方向に相対回転が可能に前記電線束に取り付けていることを特徴とする。
本発明の一態様に係るワイヤーハーネスの外装構造は、前記外装体の孔の断面積が前記電線束の断面積よりも大きいことを特徴とする。
本発明の一態様に係るワイヤーハーネスの外装構造は、前記外装体は可撓性を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係るワイヤーハーネスの外装構造は、前記外装体に取り付けられた、前記電線束に長尺体を固定する長尺体固定クリップ部材を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係るワイヤーハーネスは、前記電線束と、前記ワイヤーハーネスの外装構造と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ワイヤーハーネスを好適な状態で固定できるとともに、固定作業の負荷の増大が抑制されるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係るワイヤーハーネスの概略構成を示す模式図である。 図2は、図1のA−A線断面図である。 図3は、外装体を基端側に移動させた状態を示す図である。 図4は、外装体を先端側に移動させた状態を示す図である。 図5は、クリップ部材の回転を示す図である。 図6は、クリップ部材のブラケットへの取り付けを示す図である。 図7は、実施形態2に係るワイヤーハーネスの概略構成を示す模式図である。 図8は、実施形態3に係るワイヤーハーネスの概略構成を示す模式図である。 図9は、実施形態4に係るワイヤーハーネスの概略構成を示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付している。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るワイヤーハーネスの概略構成を示す模式図である。ワイヤーハーネス100は、電線束10と、テープ材15と、クリップ部材16と、外装構造20とを備えている。なお、図中、電線束10の長手方向での先端側と基端側とを矢印で示している。
電線束10は、複数の電線、本実施形態では4本の電線11、12、13、14が束ねられたものである。電線束10は、ビニールテープなどのテープ材15でハーフラップまたは荒巻きされ、かつクリップ部材16によって結束されている。なお、電線束10の長手方向の先端側ではテープ材15は施されておらず、所定の長さの電線11、12、13、14が露出している。電線11、12、13、14はそれぞれ先端にコネクタ11a、12a、13a、14aを備えている。なお、1本の電線14は電線束10の基端側に折り返すように曲げられている。曲げられた部分を折り返し部14bとすると、コネクタ14aは折り返し部14bよりも電線14の先端側に位置する。なお、コネクタ14aは溶接ジョイントに置き換えてもよい。
外装構造20は、外装体21と、固定部材22と、クリップ部材23と、長尺体固定クリップ部材24とを備えている。
外装体21は、電線束10の外周を覆うように設けられる筒状の部材である。本実施形態では外装体21は円筒状であり、たとえば樹脂からなる。
図2は、図1のA−A線断面図である。符号17は電線11、12、13、14の断面を一体として示すものである。外装体21の孔の断面積は断面部17の断面積よりも大きい。本実施形態では、外装体21の孔は円状であり、断面部17も円状であるので、外装体21の孔の内径が断面部17の直径よりも大きい。そのため外装体21と断面部17(電線束10)との間にはクリアランスCが形成される。
固定部材22は、外装体21を電線束10に取り付ける部材である。本実施形態では固定部材22はビニールテープなどのテープ部材である。固定部材22は、折り返された電線14のコネクタ14aと外装体21とを束ねるように巻回されている。これにより固定部材22は外装体21を電線束10に取り付ける。より具体的には、固定部材22は、外装体21を、電線14における折り返し部14bよりも先端側に取り付けている。
クリップ部材23は、外装体21に取り付けられて固定されている。クリップ部材23は外装体21と一体形成されたものでもよい。クリップ部材23は突起状の係止部23aを有する。クリップ部材23は、後述するようにワイヤーハーネス100の電線束10を車体に固定するために使用される。
長尺体固定クリップ部材24は、外装体21に取り付けられて固定されている。長尺体固定クリップ部材24は外装体21と一体形成されたものでもよい。長尺体固定クリップ部材24は、電線束10に長尺体を固定するものである。長尺体の例としては、自動車の場合、ボンネットを開けるためのフードケーブルや、シートを動かすためのシートケーブルや、ウィンドウウオッシャー液を流すウォッシャーチューブなどである。
ここで、固定部材22は、外装体21を、電線束10の長手方向に相対移動が可能に電線束10に取り付けている。
たとえば、図1に示す外装体21の先端の位置を長手方向における基準位置Pとする。図3に示すように、外装体21を矢印Ar1のように基端側に引っ張ると、外装体21は電線束10に対して、基準位置Pよりも矢印Ar2だけ基端側に相対移動する。このとき、図3に示すように電線14は基端側に引っ張られるが、テープ材15によってある程度以上は引っ張られない。その結果、外装体21は相対移動の量が規制される。
車体側のブラケットBが図3に示す位置にある場合、外装体21が基準位置Pにあるときはクリップ部材23と位置ずれしている。このような位置ずれは、ワイヤーハーネス100の構成部材の個々の寸法ばらつきの累積や、組み付け作業の順番などによって生じる可能性がある。
そこで、外装体21が基準位置Pよりも矢印Ar2だけ基端側に相対移動させることによって、クリップ部材23の係止部23aと車体側のブラケットBの係止孔Hとを位置合わせできる。これにより、電線束10自体を強く引っ張らなくても係止部23aを係止孔Hに挿入することができ、ワイヤーハーネス100を好適な状態で車体に固定することができる。また、固定作業の負荷の増大が抑制される。
一方、図4に示すように、外装体21を矢印Ar3のように先端側に引っ張ると、外装体21は電線束10に対して、基準位置Pよりも矢印Ar4だけ先端側に相対移動する。このとき、図4に示すように電線14は先端側に押し込まれるが、ある程度以上は押し込まれない。その結果、外装体21は相対移動の量が規制される。
車体側のブラケットBが図4に示す位置にある場合、外装体21が基準位置Pにあるときはクリップ部材23と位置ずれしている。そこで、外装体21が基準位置Pよりも矢印Ar2だけ先端側に相対移動させることによって、クリップ部材23の係止部23aと車体側のブラケットBの係止孔Hとを位置合わせできる。これにより、電線束10自体を強く引っ張らなくても係止部23aを係止孔Hに挿入することができ、ワイヤーハーネス100を好適な状態で車体に固定することができる。また、電線束10に過度の張力が掛かった状態で固定されることを防止することができる。また、固定作業の負荷の増大が抑制される。また、電線束10に過度の張力が掛かった状態を防止することができる。
さらには、外装体21が基準位置Pにあるときにクリップ部材23の係止部23aと車体側のブラケットBの係止孔Hとの位置が合っており、そのまま係合し、車体に固定できる場合もある。このように車体に固定した後に、電線束10のコネクタ11a、12a、13aを電装機器や他のワイヤーハーネスと接続する場合がある。このとき、接続のために電線束10を引っ張っても、外装体21が電線束10に対して相対移動できるので、電線束10に過度の張力が掛かった状態で接続されることを防止することができる。
さらに、固定部材22は、外装体21を、電線束10の周方向に相対回転も可能に電線束10に取り付けている。その結果、図5に示すように、外装体21とクリップ部材23とが一体になって矢印Ar5、Ar6、Ar7、Ar8のように回転する。なお、外装体21の相対的回転角は、電線14を捻ることができる範囲に規制される。その結果、クリップ部材23と、車体側のブラケットBとが捻れの位置にあっても、外装体21を相対回転させることによって、電線束10自体を強く捻らなくても係止部23aを係止孔Hに挿入することができ、ワイヤーハーネス100を好適な状態で車体に固定することができる。また、電線束10に捻れ応力が掛かった状態で固定されることを防止することができる。また、固定作業の負荷の増大が抑制される。
また、図6の左側に示すように、断面部17とブラケットBとの間の距離が長く、そのままでは係止部23aを係止孔Hに係止できないような場合について説明する。ワイヤーハーネス100では、外装体21と断面部17との間にはクリアランスCが形成されている。そのため、矢印Ar9のように外装体21をブラケットBに近づけると、外装体21と断面部17とはオフセットされた状態となり、線Lで示す断面部17の中心の位置を変えることなく、クリップ部材23をブラケットBに近づけて、係止を行うことができる。その結果、電線束10自体を強く引っ張らなくても、また電線束10に余長を設けなくても、ワイヤーハーネス100を好適な状態で車体に固定することができる。また、固定作業の負荷の増大が抑制される。
以上説明したように、外装構造20を備えるワイヤーハーネス100は、好適な状態で固定することができる。また、固定作業の負荷の増大が抑制される。
(実施例、比較例)
実施例として、図1に示す構成のワイヤーハーネスを作製した。また比較例として、特許文献1と同様に外装体の両端を電線束にテープで固定し、外装体が電線束に対して移動しないようにしたワイヤーハーネスを作製した。
比較例のワイヤーハーネスを、クリップ部材を中心に長手方向に5mm引っ張ったところ、61.6Nの荷重が電線束に掛かった。一方、実施例のワイヤーハーネスを、クリップ部材を中心に長手方向に5mm引っ張ったところ、電線束に掛かった荷重は3.8Nと大幅に低減された。
また、比較例のワイヤーハーネスを、クリップ部材を中心に45度の角度だけ捻ったところ、97.8Nの荷重が電線束に掛かった。一方、実施例のワイヤーハーネスを、クリップ部材を中心に45度の角度だけ捻ったところ、電線束に掛かった荷重は0.7Nと大幅に低減された。
(実施形態2)
図7は、実施形態2に係るワイヤーハーネスの概略構成を示す模式図である。ワイヤーハーネス100Aは、実施形態1に係るワイヤーハーネス100の外装構造20を外装構造20Aに置き換えた構成を有する。外装構造20Aは、外装構造20の外装体21を外装体21Aに置き換えた構成を有する。
外装体21Aは、電線束10の外周を覆うように設けられる筒状の部材である。本実施形態では外装体21Aは円筒状であり、かつ蛇腹状のコルゲートチューブである。したがって、外装体21Aは可撓性を有し、様々な曲率半径で曲げることができる。その結果、電線束10を、直線L2に対して矢印Ar10で示すように曲げたとしても、外装体21Aはその曲げに追従して曲がることができる。その結果、ワイヤーハーネス100Aは、曲げて配策される箇所であっても、好適な状態で固定することができる。また、固定作業の負荷の増大が抑制される。
(実施形態3)
図8は、実施形態3に係るワイヤーハーネスの概略構成を示す模式図である。ワイヤーハーネス100Bは、実施形態1に係るワイヤーハーネス100の電線束10、テープ材15、クリップ部材16を、それぞれ、電線束10B、テープ材15B、クリップ部材16Bに置き換えた構成を有する。
電線束10Bは、複数の電線、本実施形態では3本の電線11、12、13が束ねられたものである。電線束10Bは、ビニールテープなどのテープ材15Bでハーフラップまたは荒巻きされ、かつクリップ部材16Bによって結束されている。なお、電線束10Bの長手方向の先端側ではテープ材15Bは施されておらず、所定の長さの電線11、12、13が露出している。電線11、12、13はそれぞれ先端にコネクタ11a、12a、13aを備えている。なお、電線13は電線束10Bの基端側に折り返すように曲げられている。曲げられた部分を折り返し部13bとすると、コネクタ13aは折り返し部13bよりも電線13の先端側に位置する。
固定部材22は、折り返された電線13と外装体21とを束ねるように巻回されている。これにより固定部材22は外装体21を電線束10Bに取り付ける。より具体的には、固定部材22は、外装体21を、電線13におけるコネクタ13aと折り返し部13bとの間に取り付けている。
ワイヤーハーネス100Bは、ワイヤーハーネス100と同様に、好適な状態で固定することができる。また、固定作業の負荷の増大が抑制される。さらに、ワイヤーハーネス100Bでは、電線13のコネクタ13aを、他の電装機器や他の電線のコネクタとの接続に利用できる。
なお、上記実施形態では、外装体と電線束との間にクリアランスが形成されているが、外装体が電線束に対して長手方向に相対移動が可能であれば、クリアランスは無くてもよい。また、上記実施形態では、ワイヤーハーネスは1つの外装構造を備えているが、長手方向に離間して配置された複数の外装構造を備えていてもよい。以下に、2つの外装構造を備える場合について、実施形態4として説明する。
(実施形態4)
図9は、実施形態4に係るワイヤーハーネスの概略構成を示す模式図である。ワイヤーハーネス100Cは、実施形態1に係るワイヤーハーネス100に、さらにクリップ部材16と、外装構造20とを追加した構成を有する。2つの外装構造20は離間して配置されている。追加された外装構造20の固定部材22は、テープ材15の外側に取り出されて折り返された電線14のコネクタ14cと外装体21とを束ねるように巻回されている。これにより固定部材22は外装体21を、電線束10の長手方向に相対移動が可能に電線束10に取り付ける。なお、電線13は電線14とともにテープ材15の外側に取り出されており、コネクタ13cは他の電装機器や他の電線のコネクタとの接続に利用できる。
また、外装体を、電線束の長手方向に相対移動が可能に電線束に取り付ける構成は、上記実施形態のものに限定されない。たとえば、固定部材をゴムなどの伸縮可能の材料で構成し、外装体を固定部材にて電線束に取り付けてもよい。この場合、固定部材の伸縮可能な範囲にて相対移動の量が規制される。
なお、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上述した各実施形態の構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
10、10B 電線束
11、12、13、14 電線
11a、12a、13a、13c、14a、14c コネクタ
13b、14b 折り返し部
15、15B テープ材
16、16B クリップ部材
17 断面部
20、20A 外装構造
21、21A 外装体
22 固定部材
23 クリップ部材
23a 係止部
24 長尺体固定クリップ部材
100、100A、100B ワイヤーハーネス
Ar1、Ar2、Ar3、Ar4、Ar5、Ar6、Ar7、Ar8、Ar9、Ar10 矢印
B ブラケット
C クリアランス
H 係止孔
P 基準位置

Claims (8)

  1. 複数の電線を含む電線束の外周を覆うように設けられる筒状の外装体と、
    前記外装体を、前記電線束の長手方向に相対移動が可能に前記電線束に取り付ける固定部材と、
    前記外装体に取り付けられた、前記電線束を固定するクリップ部材と、
    を備えることを特徴とするワイヤーハーネスの外装構造。
  2. 前記相対移動の量が規制されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネスの外装構造。
  3. 前記電線束のうちの少なくとも1本の電線は、折り返すように曲げられた折り返し部を有しており、
    前記固定部材は、前記外装体を、前記電線における折り返し部よりも先端側に取り付けている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤーハーネスの外装構造。
  4. 前記固定部材は、前記外装体を、前記電線束の周方向に相対回転が可能に前記電線束に取り付けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のワイヤーハーネスの外装構造。
  5. 前記外装体の孔の断面積が前記電線束の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のワイヤーハーネスの外装構造。
  6. 前記外装体は可撓性を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のワイヤーハーネスの外装構造。
  7. 前記外装体に取り付けられた、前記電線束に長尺体を固定する長尺体固定クリップ部材を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のワイヤーハーネスの外装構造。
  8. 前記電線束と、
    請求項1〜7のいずれか一つに記載のワイヤーハーネスの外装構造と、
    を備えることを特徴とするワイヤーハーネス。
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