JP2020172866A - 送風機および洗濯機 - Google Patents

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Sori Sasaki
聡凜 佐々木
武史 本多
Takeshi Honda
武史 本多
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Keizo Kawamura
圭三 川村
坂上 誠二
Seiji Sakagami
誠二 坂上
道太 菅原
Michita Sugawara
道太 菅原
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菊地  聡
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Yutaka Miyamasu
祐卓 宮増
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知也 吉野
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Abstract

【課題】小型化かつ高効率化が可能な送風機およびこれを備えた洗濯機を提供する。【解決手段】電動機100と、電動機100に回転自在に設けられる回転軸101と、回転軸101に設けられる遠心羽根車300と、遠心羽根車300の外周に設けられるディフューザベーン401と、遠心羽根車300の下流に設けられるスクロール流路70と、を備える。スクロール流路70は、回転軸101の軸方向かつ遠心羽根車300に対して電動機100が設置される電動機設置側に配置されている。【選択図】図14

Description

本発明は、送風機およびこれを備えた洗濯機に関する。
送風機は、電動機によって羽根車を回転させて、空気の流れを作り出す。送風機の吸込口から流入した空気は、羽根車で昇圧および増速され、静止流路で減速されることによって、流入した空気のもつ運動エネルギーが圧力エネルギーに変換され圧力が上昇する。高効率な送風機を得るには、良好な圧力回復を行う静止流路が重要である。静止流路を持つ送風機として、特許文献1に記載されているものがある。この特許文献1には、羽根車の軸方向に渦巻形高圧室が重なる構成の送風機が記載されている。
特開昭58−185998号公報
しかしながら、特許文献1に記載された送風機は、軸方向についての小型化、ならびに高効率化が考慮されていない。電動機と静止流路である高圧室が、羽根車を挟んで互いに反対側に設置されている。高圧室の流路断面積は下流に進むほど軸方向に拡大するため、送風機は軸方向に大型化する。そのため、送風機が搭載される機器の小型化にともない、送風機の設置に制約が生じ、設置自由度が低下する課題がある。
また、特許文献1に記載の送風機は、羽根車の上流側に電動機が配置されており、曲がり流路を経て羽根車へ流体が流入する構成である。このため、流入時の流体の分布が偏り、流入角と羽根車前縁角度とが不一致となることで、羽根車による昇圧および増速が十分に行われず、効率が低下する課題がある。
本発明は、前記した従来の課題を解決するものであり、小型化かつ高効率化が可能な送風機およびこれを備えた洗濯機を提供することを目的とする。
本発明は、電動機と、前記電動機に回転自在に設けられる回転軸と、前記回転軸に設けられる羽根車と、前記羽根車の下流に設けられるスクロール流路と、を備え、前記スクロール流路は、前記回転軸の軸方向かつ前記羽根車に対して前記電動機が設置される電動機設置側に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、小型化かつ高効率化が可能な送風機およびこれを備えた洗濯機を提供できる。
本実施形態の送風機が搭載される洗濯機を示す縦断面図である。 本実施形態の送風機を示す外観斜視図である。 ファンカバー側から見たときの送風機の分解斜視図ある。 電動機側から見たときの送風機の分解斜視図である。 羽根車の分解斜視図である。 羽根車の斜視図である。 ディフューザの平面図である。 ディフューザの背面図である。 図7のIX−IX線断面図である。 ディフューザベーンの子午面形状を示す図である。 変形例に係るディフューザベーンの子午面形状を示す図である。 送風機からファンカバーを取り外した状態を示す平面図である。 スクロール流路の形状を示す模式図である。 図2のXIV−XIV線断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の送風機が搭載される洗濯機を示す縦断面図である。なお、以下では、縦型洗濯乾燥機を例に挙げて説明するが、前面側に洗濯物の出し入れ口が形成されたドラム式洗濯乾燥機に適用することもできる。
図1に示すように、洗濯機Sは、筐体である外枠1、洗濯水を貯留する外槽2、回転槽3、駆動モータ10、送風機22などを備える。外槽2は、外枠1内に内蔵されるとともに外枠1に防振支持されている。回転槽3は、洗浄、乾燥される衣類などの洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽であり、外槽2の内部に設けられている。また、回転槽3は、外槽2内に回転自在に支持される。
回転槽3の底部には、洗濯物を撹拌して洗う攪拌翼4が回動自在に設けられている。この攪拌翼4は、洗濯運転時および乾燥運転時に、正転/逆転を繰り返す動作が行われる。また、攪拌翼4は、脱水運転時に、回転槽3と一緒に高速回転し、回転槽3内の洗濯物に含まれる水分を脱水するようになっている。
駆動モータ10は、外枠1内に設けられ、攪拌翼4および回転槽3の回転駆動を行う。また、駆動モータ10は、例えばDCブラシレスモータが使用される。DCブラシレスモータは、ベクトル制御によって行われる。なお、本実施形態では、駆動モータ10により、攪拌翼4および回転槽3を直接回転駆動しているが、ベルトなど(図示せず)を用いて駆動してもよい。
また、外枠1の上部には、外蓋5が設けられている。この外蓋5は、外枠1の上部に設けられたトップカバー6に開閉自在に設けられている。外槽2の上部には、内蓋34が開閉自在に設けられている。外蓋5および内蓋34を開くことで、回転槽3に対して洗濯物の出し入れを行うことができる。
また、外枠1内には、トップカバー6の背面側に、給水ユニット7が設けられている。この給水ユニット7は、内部に複数の水路を有する給水ボックス(図示せず)を有し、給水ホース接続口8からの水道水や風呂水を外槽2に供給する。また、トップカバー6の前側には、洗剤、仕上剤の投入装置35が設けられている。洗剤、仕上剤は、投入ホース36により、外槽2と回転槽3の間に注がれる。
また、洗濯機Sは、乾燥機構9を備えている。この乾燥機構9は、回転槽3内の洗濯物を乾燥する乾燥用空気の循環送風や除湿を行う。また、乾燥機構9は、大部分が乾燥用空気循環路で占められる。乾燥用空気循環路は、外槽2の底部に連通するように接続される底部循環路20、底部循環路20から上向きに延びる除湿用縦通路21を備える。
送風機22の吸込側は、除湿用縦通路21の上側に接続される。送風機22の排出側は、戻り接続循環路25と連通するように接続されている。また、送風機22と除湿用縦通路21の間には乾燥フィルタ45が配置され、送風機22に異物が流入しないようになっている。なお、送風機22の詳細については後述する。
戻り接続循環路25は、上部蛇腹ホース23を有し、この上部蛇腹ホース23を介して外槽2の上部に連通するように接続される。底部循環路20も下部蛇腹ホース26を有し、この下部蛇腹ホース26を介して外槽2の底部に連通するように接続される。
下部蛇腹ホース26は、外槽2の底落込部31に接続される。この底落込部31は、下部連通管41を介して洗濯水排水路42と洗濯水循環水路43に連通する。洗濯水排水路42には排水弁44が設けられている。洗濯水循環水路43には異物除去トラップ32が設けられている。
排水弁44は、洗濯運転時や乾燥運転時には閉じられている。また、排水弁44は、洗濯水を排水する排水時に開いて、外槽2に溜まっている洗濯水やすすぎ水を、洗濯水排水路42から洗濯機Sの外部(機外)に排出する。
洗濯水循環水路43は、洗濯水循環水縦水路46に接続される。この洗濯水循環水縦水路46は、外槽2の外側面に沿って上昇して回転槽3の上側まで延び、回転槽3の上側に設けられている洗濯糸屑除去装置33に連通するように接続される。
外槽2に溜まる洗濯水やすすぎ水は、洗濯水循環水縦水路46を流れて洗濯糸屑除去装置33から回転槽3に散布するように注がれる。この散布注水が続くなかで洗濯やすすぎが行われるので、少ない水量で洗濯、すすぎが行われる。
また、洗濯機Sは、外槽2に溜まる洗濯水やすすぎ水の水位を検知する水位センサ47を備えている。外槽2の底部近傍にはエアートラップ50が設けられている。このエアートラップ50に連通するようにエアーチューブ49が接続されている。このエアーチューブ49の上端には水位センサ47が連通するように接続される。外槽2内の水位変動を水位センサ47が感知して水位検知が行われる。
また、洗濯機Sでは、送風機22の遠心羽根車300(図2参照)が回転することによって乾燥用空気が回転槽3内を流通し、回転槽3内の洗濯物を乾燥させる。また、送風機22の電気ヒータ24(図3参照)によって、除湿領域で水分が凝縮された乾燥用空気が再加熱されて回転槽3を流れるので、洗濯物の水分をさらに蒸発させる。この水分除去が乾燥用空気の循環で繰り返されることにより洗濯物が乾燥される。
図2は、本実施形態の送風機を示す外観斜視図である。
図2に示すように、送風機22は、ファンカバー51、ファンケーシング52、電動機100、遠心羽根車300、ディフューザ400(図3参照)、電気ヒータ24(図3参照)を備えて構成されている。なお、送風機22を洗濯機Sに搭載する場合には、例えば、送風機22のファンカバー51が略下向きとなるようにして外枠1(図1参照)内に設置される。
ファンカバー51には、吸込口57と排出口58が形成されている。吸込口57は、乾燥フィルタ45(図1参照)を介して除湿用縦通路21(図1参照)に接続される。排出口58は、乾燥用空気循環路の戻り接続循環路25(図1参照)に接続される。
図3は、ファンカバー側から見たときの送風機の分解斜視図である。
図3に示すように、ファンカバー51は、一方向に細長い形状を有し、長手方向の一方に吸込口57が形成され、長手方向の他方に排出口58が形成されている。吸込口57は、円形状の貫通孔であり、遠心羽根車300の吸込開口302の中央と対向する。排出口58は、円形状の貫通孔であり、電気ヒータ24の下流側に位置している。また、排出口58の直径は、吸込口57の直径よりも大きく形成されている。また、吸込口57と排出口58は、略同じ方向を向いて形成されている。
また、ファンカバー51は、吸込口57の周囲には、円環状の突出部51aが軸方向Axに突出して形成されている。なお、軸方向Axとは、電動機100の回転軸101が延びる方向を意味する。また、ファンカバー51は、電気ヒータ24が設けられる位置に略矩形状の突出部51bが形成されている。
また、ファンカバー51の周縁部には、ファンケーシング52とねじ固定されるねじ固定部91が複数箇所に形成されている。
ファンケーシング52は、ファンカバー51に対応する形状であり、ファンカバー51と組み合わせたときに、ファンカバー51とファンケーシング52との間に、遠心羽根車300、ディフューザ400および電気ヒータ24が配置される空間が形成されるように構成されている。
また、ファンケーシング52は、ディフューザ400が配置される背面(下面)側にスクロール流路70が形成されている。このスクロール流路70は、舌端部71側の流路幅が狭く形成され、舌端部71から時計回り方向に向けて流路幅が徐々に広くなるように構成されている。なお、舌端部71は、スクロール流路70の開始点である。また、スクロール流路70の出口は、ケーシング吐出口59である(斜線部参照)。
また、ファンケーシング52は、スクロール流路70から電気ヒータ24に空気を導入する導入路72aが形成されている。電気ヒータ24は、多数のフィンを備え、スクロール流路70から流出し、導入路72aを通過した空気を加熱する。導入路72aは、電気ヒータ24に向けて流路幅が広がるように構成されている。詳述すると、導入路72aは、電気ヒータ24の加熱部分24aの幅と略同一の幅に広がるように構成されている。また、ファンカバー51の導入路72b(図4参照)についても、導入路72aと同様に下流に向けて流路幅が広がるように構成されている。ファンケーシング52とファンカバー51とを組み合わせることで、電気ヒータ24の矩形状の加熱部分24aに沿った形状の導入路72(図4参照)が形成される。
また、ファンケーシング52は、電気ヒータ24の下流側に、ファンカバー51の排出口58に連通する凹形状の流路77が形成されている。また、流路77は、排出口58に向けて傾斜するように、斜め上向きとなるように構成されている。
また、ファンケーシング52は、電気ヒータ24の加熱部分から外れた位置が空気の流れの邪魔にならないように、幅方向に突出する形状を有している。
また、ファンケーシング52には、スクロール流路70の中心に、電動機100の回転軸101が挿入される軸挿入孔80が形成されている。また、ファンケーシング52の外周縁部には、ファンカバー51のねじ固定部91に対応する位置に、ねじ(不図示)が挿通されるねじ挿通部92が形成されている。
また、ファンケーシング52には、軸挿入孔80とスクロール流路70との間に、ディフューザ400をファンケーシング52に固定するためのねじ穴93が複数箇所(本実施形態では4箇所)に形成されている。これらのねじ穴93は、軸挿入孔80を囲むように形成されている。また、ファンケーシング52は、ねじ穴93の周縁に、円形の凹部93aが形成されている。
また、ファンケーシング52には、ねじ穴93の径方向外周側に、ファンケーシング凹部94(凹状の溝部)が形成されている。このファンケーシング凹部94は、環状に形成されている。
電動機100は、径方向の中心に遠心羽根車300と結合される回転軸101を有し、ファンケーシング52に取り付けられる。また、電動機100は、回転軸101に固定されるロータ(回転子)、ロータの周囲に設けられるステータ(固定子)、回転軸101を回転自在に支持する軸受を有している。また、電動機100は、ロータ、ステータおよび軸受を収容する略円柱状のケース102を有している。このケースの外周面(側面)には、円環状のつば部103が形成されている。つば部103には、電動機100をファンケーシング52にねじ固定するためのねじ挿通孔104が周方向に間隔を置いて複数箇所(本実施形態では4箇所)に形成されている。
ディフューザ400は、例えば合成樹脂によって形成され、遠心羽根車300の軸方向Axの面と対向する円形の底板400aを有している。この底板400aは、径方向の中心に円形の貫通孔400bが形成されている。この貫通孔400bは、ファンケーシング52の軸挿入孔80よりも大径に形成されている。また、底板400aは、貫通孔400bの周囲に、該ディフューザ400をファンケーシング52に固定するためのねじ(不図示)が挿通されるねじ挿通孔430が複数箇所に形成されている。このねじ挿通孔430は、ファンケーシング52のねじ穴93と対応(対向)する位置に形成されている。
また、ディフューザ400は、ねじ挿通孔430の周縁に、図示しないねじの頭部が、底板400aの表面(図示上面)から突出しないようにするための窪み部430aが形成されている。これにより、遠心羽根車300が回転したときに、底板400aと遠心羽根車300との距離を縮めつつ、遠心羽根車300がねじ(不図示)に接触しないようになっている。
底板400aの外周縁部の全体には、該底板400aよりも軸方向Axに一段高く形成されたディフューザ外側底面部(基部)400cが形成されている。このディフューザ外側底面部400cの軸方向Axの上面(ファンカバー51側の面)には、ディフューザベーン401が周方向に沿って等間隔に形成されている。
図4は、電動機側から見たときの送風機の分解斜視図である。
図4に示すように、ファンカバー51の吸込口57には、ベルマウス部57aが形成されている。また、ファンカバー51は、ベルマウス部57aの周囲にリング状のシール部材56(図13参照)が収容される凹部51cが形成されている。また、ファンカバー51には、シール部材56を凹部51cに保持させる環状の抑え部材55(図13参照)が設けられている。この抑え部材55は、凹部51cの周囲に形成され、凹部51cよりも一段高く(浅く)形成された環状の凹部51dに載置される。また、抑え部材55は、凹部51dの周囲に形成された固定部51eを介して固定される。
また、ファンカバー51には、円環状に形成された弾性部材90が設けられている。なお、図4では、弾性部材90がファンカバー51に取り付けられた状態を図示している。この弾性部材90は、ディフューザベーン401の先端(上端)と対向する位置に配置されている。
また、ファンカバー51は、スクロール流路70(図3参照)から電気ヒータ24に向けて延びる導入路72bが形成されている。この導入路72bは、導入路72a(図3参照)に沿って形成されている。また、導入路72bは、スクロール流路70(図3参照)側から電気ヒータ24に向けて流路の深さ寸法H(流路高さ)が深く(高く)なるように構成されている。
ファンケーシング52のスクロール流路70は、電動機100が設置される側(電動機設置側)に膨らむようにして構成されている。また、スクロール流路70は、舌端部71(図3参照)側の流路から、導入路72a(図3参照)側に向けて、流路深さ(軸方向Axの深さ)が徐々に深くなるように構成されている。また、導入路72aは、電気ヒータ24に向けて流路深さが略一定となるように構成されている。電気ヒータ24の下流側の流路77は、ファンカバー51側に持ち上がるようにして構成されている。
また、ファンケーシング52には、電動機100を該ファンケーシング52に固定するためのねじボス78が複数箇所(本実施形態では4箇所)に形成されている。
ディフューザ400は、ディフューザベーン401が設けられる面とは反対側(背面側)に凸条部440が形成されている。この凸条部440は、ファンケーシング52のファンケーシング凹部94(図3参照)と嵌合する。
また、ディフューザ400のねじ挿通孔430には、ファンケーシング52の凹部93a(図3参照)と凹凸嵌合する突起部430bが形成されている。それぞれの突起部430bは、ファンケーシング52のそれぞれの対応する凹部93aと嵌合する。
また、ディフューザ400が有するねじ挿通孔430とファンケーシング52のねじ穴93とが、ねじ(図示せず)によって固定される。電動機100の回転軸101(図3参照)は、ファンケーシング52の軸挿入孔80に挿通される。そして、回転軸101は、ディフューザ400の貫通孔400bに挿通され、遠心羽根車300に回転軸101の先端が結合(固定)される。
ファンカバー51とファンケーシング52は、ねじ(図示せず)がねじ挿通部92に挿通され、ねじ固定部91に固定されることで互いに結合される。これにより、送風機22は、遠心羽根車300とディフューザ400を配置するケーシング部61(図2参照)と、電気ヒータ24を配置するヒータ部62(図2参照)と、を形成する。なお、ケーシング部61とヒータ部62の接続空間境界面をケーシング吐出口59(図3参照)とする。
図5は、羽根車の分解斜視図である。図6は、遠心羽根車の斜視図である。
図5に示すように、遠心羽根車300は、シュラウド板301と、ハブ板311と、複数枚の羽根321と、を備えて構成されている。
シュラウド板301は、円形の金属板によって形成されるとともに、径方向の中央部に、空気を吸込む円形の吸込開口302が形成されている。また、シュラウド板301は、吸込開口302が円筒状に形成され、ハブ板311と軸方向Axの反対側(図示上方)に突出して形成されている。
また、シュラウド板301は、吸込開口302の周囲に、各羽根321に形成された爪322aと嵌合する貫通孔303が形成されている。
ハブ板311は、円形の金属板によって形成されるとともに、径方向の中央に、回転軸101(図3参照)が固定される孔312が設けられている。この孔312には、補強板314a,314b(補強板314bは図4参照)が、ハブ板311の円板を軸方向Axの両側から挟み込むようにして固定されている。
また、ハブ板311は、シュラウド板301と同様に、各羽根321に形成された爪322bと嵌合する貫通孔313が形成されている。
羽根321は、細長い矩形状の金属板を湾曲に曲げて形成されている。換言すると、羽根321は、遠心羽根車300の回転方向Wに対して、内径側(内周側)から外径側(外周側)にかけて後退するように湾曲している。このような羽根321は、一般には後ろ向き羽根とも呼ばれ、このような羽根形状を持つ羽根車を用いたものはターボファンとも呼ばれる。
また、羽根321は、上端部(軸方向Axの一端側)に爪322aが、下端部(軸方向Axの他端側)に爪322bが長手方向に間隔を置いて複数箇所(本実施形態ではそれぞれ5箇所)形成されている。これら爪322a,322bは、矩形状に形成され、上下方向(軸方向Ax)に突出して形成されている。また、羽根321は、周方向に等間隔に配置される。
図6に示すように、羽根321は、爪322a(図5参照)がシュラウド板301の貫通孔303に挿入される。また、羽根321は、爪322b(図5参照)がハブ板311の貫通孔313(図5参照)に挿入される。そして、それぞれの爪322a,322bを加締める(かしめる)。これにより、羽根321がシュラウド板301およびハブ板311に固定され、遠心羽根車300が構成される。
また、遠心羽根車300は、羽根321の内径端部が、吸込開口302よりも径方向外側に位置している。また、遠心羽根車300は、羽根321の外径端部が、シュラウド板301の外周縁部とハブ板311の外周縁部と略一致するように構成されている。
なお、本実施形態では、シュラウド板301を有するクローズドタイプの遠心羽根車300を例に挙げて説明したが、樹脂によりハブ板311と羽根321を一体成型したオープンタイプの遠心羽根車としてもよい。これにより、部品点数を低減でき、低コスト化が図られる。また、樹脂型とすることで、三次元化も容易となり、高効率化も図られる。なお、三次元化とは、羽根にさらにひねりを加えて形成することである。これにより、さらに効率化が図れる。
また、本実施形態では、後向き羽根を持つターボファンを例に挙げて説明したが、前向き羽根を持つシロッコファンを適用しもよい。また、羽根車の形状は遠心型に限定されるものではなく、斜流型でもよい。斜流型とすることで、羽根車の外径を小型化でき、送風機22の小型化が可能となる。
図7は、ディフューザの平面図である。図8は、ディフューザの背面図である。図9は、図7のIX−IX線断面図である。
図7に示すように、ディフューザ400は、底板400aの周囲に、複数のディフューザベーン401が周方向全体に等間隔で配置されるようにして構成されている。このディフューザベーン401は、底板400aの周囲に形成されたディフューザ外側底面部400cに対して直交する向き(軸方向Ax)に立ち上がるようにして形成されている。また、ディフューザベーン401は、遠心羽根車300の外周縁部よりも外側に位置している。
ディフューザベーン401は、薄板状に形成され、平面視において周方向に延びて形成されている。また、ディフューザベーン401は、その前縁412(一端)よりも後縁402(他端)が径方向外側に位置するように構成されている。また、ディフューザベーン401A(401)は、周方向の略中央、かつ、ディフューザベーン401Aの径方向の内側に、周方向に隣り合うディフューザベーン401B(401)の前縁412が位置している。換言すると、ディフューザベーン401B(401)は、周方向の略中央、かつ、ディフューザベーン401Bの径方向の外側に、周方向に隣り合うディフューザベーン401A(401)の後縁402が位置している。また、隣り合うディフューザベーン401A,401B間には後記するディフューザ流路410が形成される。このディフューザ流路410は、前縁412側から後縁402側に向けて径方向の幅が徐々に広くなるように構成されている。
また、ディフューザベーン401A(401)は、ディフューザ外側底面部400cの外周縁部が、後縁402から、隣接するディフューザベーン401Bの圧力面403に対して略垂直に延びるようにして切込部404が形成されている。なお、圧力面403とは、ディフューザベーン401の径方向外側に向いている前縁412から後縁402までの全体の面を意味している。このような切込部404が形成されることで、ディフューザ外側底面部400cの外周縁部に、軸方向Axに貫通する略三角形状の切欠部405が形成されている。換言すると、ディフューザ400の外周縁部は、周方向に沿って鋸歯状になるように形成されている。
これにより、ディフューザ400をファンケーシング52(図3参照)に取り付けたときに、ファンケーシング52と、ディフューザベーン401と、切込部404とで形成された略三角形状の連通路420が形成される。
図8に示すように、ディフューザ400の背面には、凸条部440が形成されている。この凸条部440は、ディフューザベーン401よりも径方向内側に位置している。また、凸条部440は、ねじ挿通孔430よりも径方向外側に位置している。
また、凸条部440は、軸方向Axからの平面視において真円形とならないように、複数の曲率の曲線を繋げた形状である。すなわち、凸条部440は、ディフューザ400の径方向中心Oからねじ挿通孔430A(430)を通る距離R10が最も短く形成されている。また、凸条部440は、ディフューザ400の径方向中心Oからねじ挿通孔430B(430)を通る距離R20が距離R10よりも長く形成されている。また、凸条部440は、ディフューザ400の径方向中心Oからねじ挿通孔430C(430)を通る距離R30が距離R20よりも長く形成されている。また、凸条部440は、ディフューザ400の径方向中心Oからねじ挿通孔430D(430)を通る距離R40が距離R30よりも長く形成されている。
また、ディフューザ400の背面には、凸条部440の径方向外側にディフューザ外側背面部450が形成されている。このディフューザ外側背面部450は、軸方向Ax(紙面垂直方向)からの平面視において略C型に形成されている。また、ねじ挿通孔430Cからねじ挿通孔430Dにおける凸条部440の径方向外側には、ディフューザ外側背面部450が形成されていないディフューザ外側非背面部451となっている。
図9に示すように、凸条部440は、底板400aの背面から、ねじ挿通孔430よりも軸方向Axに高く(長く)形成されている。また、凸条部440は、ファンケーシング凹部94(図3参照)と嵌合する。また、凸条部440よりも径方向内側の近傍には、ねじ挿通孔430(430A〜430D)が位置している。ディフューザ400は、ねじ(図示せず)を、ねじ挿通孔430に挿通して、ファンケーシング52のねじ穴93(図3参照)にねじ込むことによってファンケーシング52に固定される。
このとき、凸条部440の径方向内側には、弾性体のシール部材460が設けられる。このような位置にシール部材460を設けることで、凸条部440をファンケーシング凹部94に嵌合させたときに、スクロール流路70(図4参照)側へのシール部材460の漏れ流れを抑制できる。本実施形態では、シール部材460としてシリコーン系の接着剤を挙げることができるが、その限りではなく、ゴム発泡体などを用いてもよい。また、シール部材460の位置は、凸条部40の径方向内側に限定されるものではなく、凸条部440の先端でもよい。
また、ファンケーシング52に取り付けたディフューザ400がファンカバー51(図3、図4参照)によって覆われることで、ディフューザベーン401とファンカバー51とでディフューザ流路410が形成される。
図10は、ディフューザベーンの子午面形状を示す図である。なお、図10では、流体の流れを破線で示している。
図10に示すように、ディフューザベーン401の子午面形状は、後縁402側が軸方向Axのスクロール流路70側(底面側)に緩やかに傾斜している。本実施形態では、このような形状にすることで、軸方向Axに傾斜したディフューザ流路410が構成されている。この傾斜により、略三角形状の連通路420(図7参照)からスクロール流路70への流れを、軸方向Axのスクロール流路70側へスムーズ(円滑)に転向させることができる。
図11は、変形例に係るディフューザベーンの子午面形状を示す図である。
なお、本実施形態においてディフューザベーン401の子午面形状は、ディフューザベーン401の上縁401a側は傾斜していないが(図10参照)、上縁401a側も軸方向Axのスクロール流路70側に傾斜してもよい。これにより、スクロール流路70への流れを、軸方向Axのスクロール流路70側へさらにスムーズに転向させることができ、損失低減が可能になる。
図12は、送風機からファンカバーを取り外した状態を示す平面図である。
図12に示すように、遠心羽根車300は、その中心が電動機100(図13参照)の回転軸101に固定される。また、遠心羽根車300は、ファンケーシング52に固定されたディフューザ400の底板400a(図9参照)上に配置され、遠心羽根車300の周囲全体にディフューザベーン401が配置される。このとき、遠心羽根車300は、それぞれのディフューザベーン401と接触しないように、所定の間隔を開けて配置されている。
送風機22は、スクロール流路70と、ディフューザ流路410と、を備えている。スクロール流路70は、舌端部71からケーシング吐出口59までの流路を意味している。また、スクロール流路70は、スクロール部75(流路部)と、吐出部(吐出路)76と、を備えている。なお、本実施形態では、遠心羽根車300の回転方向Wに対して、先端側のスクロール流路70の開始端部を舌端部71(点Aで示す位置)とする。また、ディフューザ流路410は、スクロール流路70の上流側であって、舌端部71の点Aから、ディフューザベーン401がファンケーシング52の流路壁面から離れる位置(点Bの位置)を意味している。また、図12の点Aから点A1の範囲についても、ディフューザベーン401がファンケーシング52の流路壁面に接している状態であるとして説明する。
ディフューザ400の径方向の外周には、略三角形状の連通路420が周方向に並んで形成されている。この連通路420の上流側は、隣り合うディフューザベーン401,401と、ディフューザ外側底面部400cと、ファンカバー51(図3、図4参照)とで囲まれるディフューザ流路410と連通する。遠心羽根車300がW方向に回転することで、遠心羽根車300の外周から空気(流体)が吐出される。吐出された空気は、図12の矢印で示すように、ディフューザ流路410を通り、略三角形状の連通路420に流れ込み、ディフューザ400の背面側に設けられたスクロール流路70(図12の紙面垂直方向の奥側)に流れ込む。
スクロール流路70に流れた空気は、スクロール部75を通り、吐出部76に吐出される。そして、吐出部76を通過した空気は、ケーシング吐出口59を通り、導入路72に導入される。なお、吐出部76は、点Bからケーシング吐出口59までのスクロール流路70を意味している。
図13は、スクロール流路の形状を示す模式図である。なお、図13は、ファンケーシング52から電気ヒータ24、電動機100、遠心羽根車300およびディフューザ400の内部部品を全て取り外した状態を示している。また、図13では、遠心羽根車300の外周縁部(最外周)を符号110で示し、ディフューザ400の外周縁部(最外周)を符号111で示している。
また、スクロール流路70を形成する内壁面について、回転軸101の径方向中心Oから径方向距離が近い側の壁面を径方向内側壁面73とし、遠い側の壁面を径方向外側壁面74とする。この場合、回転軸101の径方向中心Oから径方向内側壁面73までの径方向距離をΔRsc,inとし、回転軸101の径方向中心Oから径方向外側壁面74までの径方向距離をΔRsc,outとする。
また、本実施形態では、ΔRsc,inを舌端部71からケーシング吐出口59に向かうにつれて一部において減少させている。これにより、遠心羽根車300はスクロール流路70と少なくとも一部の領域において軸方向Axに重なっている。なお、図13では、スクロール流路70が遠心羽根車300と軸方向Axにおいて重なる部分を斜線で示している。また、点Bよりも下流側では、ΔRsc,inが徐々に増加して、その後、径方向内側壁面73が遠心羽根車300の外周縁部110と一致している。
また、舌端部71から、点Bで示すスクロール部75の終点(ディフューザベーン401がファンケーシング52の流路壁面から離れ始める位置)にかけて、ΔRsc,outが一定となる区間を有する。また、点Bからケーシング吐出口59にかけて、ΔRsc,outが徐々に拡大(変化)する区間を有する。また、ディフューザ流路410(点Aから点Bまでの区間)は、全体がスクロール流路70と軸方向Axにおいて重なっている。
図14は、図2のXIV−XIV線断面図である。
図14に示すように、スクロール流路70は、ファンカバー51と、ファンケーシング52と、ディフューザ外側背面部450とに囲まれることで構成されている。また、ディフューザベーン401の上面はファンカバー51に具備された弾性部材90に当接し、ディフューザ流路410の空気の漏れ流れを抑制している。
ここで、遠心羽根車300がスクロール流路70と軸方向Axに重なる領域とは、回転軸101の径方向中心Oから遠心羽根車300の外周縁部110までの径方向距離をR1とすると、R1>ΔRsc,inとなる領域を意味する。
同様に、ディフューザ流路410とスクロール流路70とが軸方向Axに重なる領域とは、回転軸101の径方向中心Oからディフューザ400の外周縁部111までの径方向距離をR2とすると、R2>ΔRsc,inとなる領域を意味する。図13において説明した斜線部は、遠心羽根車300がスクロール流路70(スクロール部75、吐出部76)と軸方向において重なる領域112を示している。
また、スクロール流路70は、舌端部71からケーシング吐出口59にかけて徐々に流路断面積を拡大させている。このように、スクロール部75の全体が、ΔRsc,outが一定となる区間を有する(ΔRsc,outが増加する区間を有しない)ことで送風機22の径方向の小型化を図っている。そのため、ΔRsc,inを徐々に減少させることで流路断面積の拡大を可能にしている。これは、スクロール流路70を遠心羽根車300の回転面上(径方向外側)に配置せず、遠心羽根車300の回転面から軸方向Axにずらした位置にスクロール流路70を配置したことにより実現可能となっている。さらに、ΔRsc,inを遠心羽根車300の外径(外周縁部110)より小さくすることで、同じ流路断面積を保ちつつ、流路断面の軸方向Axの高さを抑えることができ、送風機22の軸方向Axの長さを短くすることが可能になる。
なお、本実施形態において、遠心羽根車300がスクロール流路70と少なくとも一部の領域において軸方向Axに重なっているが(図13参照)、この限りではなく、複数の領域および全周にわたって重なってもよい。これにより、送風機22を設置する空間に柔軟に対応したスクロール流路70の形状を実現できる。また、全周にわたって重なった場合、ΔRsc,inの減少に伴い、ΔRsc,outを減少させることができるため、更なる送風機22の径方向の小型化を図ることができる。
また、本実施形態において、舌端部71からケーシング吐出口59に向かう、流路方向に直交するスクロール流路断面形状は略円形(図14の左側の流路断面を参照)から略矩形(図14の右側の流路断面を参照)へと徐々に変化させている。これにより、電気ヒータ24に流入する流れの分布を均一化させることができ、電気ヒータ24において発生する損失を低減できる。つまり、スクロール流路断面形状が略円形のままの場合、電気ヒータ24に対して速度分布が生じ、流速の速いところで電気ヒータ24に当たる摩擦が増えて、損失が増えることになる。そこで、本実施形態では、電気ヒータ24の加熱部分(加熱素子が位置しているフィン部分)24aの形状に合わせて、流路断面を略矩形状にすることで、電気ヒータ24に流れ込む空気の流速が均一化する。その結果、本実施形態では、損失を低減できるようになり、高効率化を図ることが可能になる。
なお、スクロール流路70のスクロール流路断面形状を略円形のまま変化させない構成であってもよい。このようにスクロール流路断面積形状が略円形のままの場合、流路断面形状が軸方向電動機側に大きくなるが、スクロール流路70内における流れの剥離を抑制することができ、損失の低減を図ることが可能になる。
また、本実施形態では、ディフューザ流路410が略矩形状を成しているが(図13参照)、その限りではなく、ディフューザベーン401の翼厚みを変更することで、ディフューザ外側底面部400cの形状(ディフューザ流路410の底側形状)を、略円形形状(湾曲形状、半円形状)などにしてもよい。これにより、ディフューザベーン401とディフューザ流路410で形成されるコーナー部411(図9参照)において発生する剥離流れを抑制することができ、損失を低減することが可能になる。
また、本実施形態では、ディフューザ400にディフューザベーン401が設けられた構成を例に挙げて説明したが、ディフューザベーン401を設けない構成であってもよい。ディフューザベーン401を設けない構成とは、ディフューザ400の底板400aおよびディフューザ外側底面部400cのみの構成(略三角形状の連通路420は設ける)である。このような構成の場合、広い流量範囲で安定した送風機22の動作が可能となる。ちなみに、広い流量範囲とは、作動する流量範囲(風が多く流れない場合、風が多く流れる場合)を意味する。また、ディフューザベーン401が設けられている場合、作動する流量範囲は絞られるが、ディフューザベーン401が設けられていない場合、作動する流量範囲が広くなる。ただし、効率の面では、ディフューザベーン401を設けた方が好ましい。
次に送風機22内における空気の流れについて図14を参照して説明する。
電動機100を駆動し、回転軸101と同軸の遠心羽根車300が回転すると、ファンカバー51の吸込口57から空気が遠心羽根車300内に流入する。流入した空気は遠心羽根車300内で昇圧および増速され、遠心羽根車300から吐出される。遠心羽根車300から吐出された空気は、ディフューザ400に導かれる。ディフューザ400のディフューザ流路410で空気が減速されることによって、空気の持つ運動エネルギーが圧力エネルギーに変換され(圧力回復という)、昇圧される。
ディフューザ流路410から吐出された空気は、連通路420(図12参照)によって軸方向Axに転向され、スクロール流路70に流入する。スクロール流路70に流入した空気は、遠心羽根車300の回転方向W(図13参照)に減速しながら進行し、スクロール流路70(スクロール部75および吐出部76)を通ってケーシング吐出口59に排出される。スクロール流路70からケーシング吐出口59に向かって進行する空気は、運動エネルギーが圧力エネルギーに変換されてさらに昇圧される。
ケーシング吐出口59から吐出された空気は導入路72を通って電気ヒータ24を通過し(図12参照)、ファンカバー51の排出口58から排出される。電気ヒータ24を通過する空気は、加熱され乾燥に適した温度となる。
また、ディフューザ400とスクロール流路70により、遠心羽根車300からの空気の流れを減速している。また、ケーシング吐出口59の形状を略矩形形状にすることによって、電気ヒータ24へ流入する空気の分布が一様になるようにしている。これにより、電気ヒータ24で発生する圧力損失を低減でき、送風機の高効率化を図ることができる。
また、送風機22は、スクロール流路70が、遠心羽根車300に対して軸方向Axの電動機100側(電動機設置側)に配置され、遠心羽根車300と電動機100(つば部103)との間に位置している。このように、遠心羽根車300と電動機100との間にスクロール流路70を形成することで、送風機22の径方向への小型化を図ることが可能になる。
また、送風機22は、ファンケーシング52の、ディフューザ400が設けられる面と軸方向Axの反対側に、遠心羽根車300と同軸の回転軸101を備える電動機100が設けられている。電動機100のねじ挿通孔104(図3参照)に、ねじ(図示せず)を用いて固定する際、弾性体のブッシュ106(防振ゴム、図3、図14参照)を介して固定される。これにより、電動機100から発生する振動を緩和させることができる。
また、電動機100のケース102には、回転軸101の周囲に、円環状の凹部102aが、凹面がファンケーシング52側に向くように形成されている。そして、凹部102aには防振ゴム105(弾性部材)が設けられている。電動機100は、防振ゴム105を介してファンケーシング52に取り付けられている。これにより、電動機100から発生する振動を緩和させることができる。
ところで、良好な圧力回復を得るために、スクロール流路70の流路断面積は、舌端部71からケーシング吐出口59にかけて、徐々に拡大することが望ましい。そのため一般的には、スクロール流路70の径方向外側壁面74を径方向外側に拡大し、ΔRsc,outを舌端部71からケーシング吐出口59かけて増加させることで、流路断面積の拡大を図っている。しかし、このように構成した場合、流路断面積が拡大するにつれてスクロール流路70の径方向の大きさも拡大し、ひいては送風機22が大型化する。
そこで、本実施形態では、スクロール流路70を、舌端部71からケーシング吐出口59にかけて、ΔRsc,outが一定となる区間(舌端部71からディフューザベーン401が流路壁面から離れる点Bまで)を有し、ΔRsc,inを舌端部71から吐出部76の開始点(スクロール部75の終点、または点Bの位置)に向かうにつれて減少させている(図13参照)。これにより、回転軸101の径方向外側にスクロール流路70を増加させることなく、徐々に流路断面積を拡大でき、良好な圧力回復を行うスクロール流路70を実現できる。
なお、本実施形態では、スクロール流路70においてΔRsc,outが一定となる区間(点Aから点Bまでの流路)を有するが、流路断面積が増加する範囲内でΔRsc,outを減少させる構成であってもよい。
また、スクロール流路70は、ΔRsc,inおよびΔRsc,outは一定でもよい。この場合、軸方向Ax(電動機100側)にスクロール流路70を拡大することで、径方向外側へのスクロール流路70の大きさを大きくすることなく、圧力回復を行う空間を確保することができる。また、この場合、径方向内側への流れの転向による損失を低減できるため、より良好な圧力回復が得られる。良好な圧力回復が得られることで、送風機22への入力を小さくできる。その結果、消費電力を抑えることができ、高効率な送風機22を得ることが可能になる。また、送風機22が前記のようなスクロール流路70を備えることにより、径方向に小型であり、高効率な送風機22が提供される。
以上説明したように、本実施形態の送風機22は、電動機100と、電動機100に回転自在に設けられる回転軸101と、回転軸101に設けられる遠心羽根車300と、遠心羽根車300の下流に設けられるスクロール流路70と、を備える(図14参照)。スクロール流路70は、回転軸101の軸方向Axかつ遠心羽根車300に対して電動機100が設置される電動機設置側に配置されている(図14参照)。これにより、軸方向Axの長さを変えずに、径方向の大きさを小さくできるので、送風機22の小型化を図ることができる。また、吸込口57側に電動機100が存在しないため、遠心羽根車300に流入する空気の分布に偏りが少なくなる。その結果、流入角と遠心羽根車300の前縁角度を一致させることができ、送風機22の高効率化が可能になる。
また、本実施形態は、遠心羽根車300とスクロール流路70は、軸方向Axに少なくとも一部が重なって配置されている(図14参照)。これにより、スクロール流路70の遠心羽根車300の径方向への拡大を抑えることでき、径方向の小型化を図ることができる。
また、本実施形態は、遠心羽根車300の外周(径方向外側)に配置され、遠心羽根車300から吐出された風の流れを減速するディフューザ流路410を備える(図12参照)。これにより、ディフューザ流路410が設けられていない場合に比べて効率を高めることができる。
また、本実施形態は、スクロール流路70が軸方向Axかつディフューザ流路410に対して電動機設置側に配置されている(図14参照)。これにより、スクロール流路70が遠心羽根車300の径方向に拡大するのを抑えることができるので、送風機22の小型化を図ることができる。また、吸込口57側に電動機100を配置する必要がなくなるため、遠心羽根車300に流入する空気の分布に偏りが少なくなる。その結果、流入角と遠心羽根車300の前縁角度を一致させることができ、送風機22の高効率化が可能になる。
また、本実施形態は、ディフューザ流路410とスクロール流路70は、軸方向Axに重なって配置されている(図14参照)。これにより、スクロール流路70の遠心羽根車300の径方向への拡大を抑えることができ、径方向の小型化を図ることができる。
また、本実施形態は、ディフューザ流路410とスクロール流路70とが軸方向に繋がる連通路420によって接続されている(図7、図12、図14参照)。これにより、ディフューザ400の外周とファンカバー51との距離を小さくすることができ、径方向の小型化を可能にしている。
また、本実施形態は、ディフューザ流路410を構成するディフューザベーン401は、軸方向Axのスクロール流路70側に向けて傾斜している(図10、図11参照)。これにより、スクロール流路70への流れを、軸方向Axのスクロール流路70側へスムーズに転向させることができ、損失低減が可能になる。
また、本実施形態は、スクロール流路70が遠心羽根車300と電動機100の間に配置されている(図14参照)。これにより、送風機22の小型化を図ることができる。
また、本実施形態は、電動機100の少なくとも一部が、スクロール流路70を形成する軸方向Axの電動機100側の内壁面79よりも、軸方向Axの遠心羽根車300側に位置している(図14参照)。これにより、電動機100が軸方向外側に飛び出す飛出量を抑えることができるので、軸方向の小型化を図ることが可能になる。
また、本実施形態は、スクロール流路70が風の流れるスクロール部(流路部)75と、風を吐出する吐出部76と、を有する。スクロール部75は、回転軸101から、スクロール部75の径方向外側壁面74までの径方向距離ΔRsc,outは一定である(図13参照)。これにより、スクロール部75が径方向外側に拡大するのを抑えることができるので、送風機22の小型化を図ることができる。
また、本実施形態は、回転軸101から、スクロール部75の径方向内側壁面73までの径方向距離ΔRsc,inが、流路下流に向かうにつれて減少する(図13参照)。これにより、径方向外側壁面74を径方向外側に拡大させることなく流路下流に向けて流路断面を拡大することができ、送風機22の小型化を図ることができる。
また、本実施形態は、回転軸101から、スクロール部75の径方向内側壁面73までの径方向距離ΔRsc,inの少なくとも一部(点A〜点A1、図13参照)が一定であり、スクロール部75の流路断面が軸方向Axに拡大する(図14参照)。これにより、径方向距離ΔRsc,inを一部において一定にしたとしても、スクロール部75の径方向外側への流路拡大を抑えることができるので、送風機22の小型化を図ることができる。
また、本実施形態は、送風機22が洗濯機Sに備えられている(図1参照)。これにより、搭載性が良く、乾燥運転時の送風機22への入力電力を低減できるため、消費電力量を抑えた洗濯機Sを提供することができる。また、径方向に小さくできるため、同じ筐体の洗濯機に本発明の送風機を搭載した場合、径方向の空いた空間に吸音材等を設置することができ、洗濯機の低騒音化を図ることが可能になる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 外枠
2 外槽
3 回転槽
22 送風機
24 電気ヒータ
51 ファンカバー
52 ファンケーシング
57 吸込口
59 ケーシング吐出口
61 ケーシング部
62 ヒータ部
70 スクロール流路
71 舌端部
72 導入路
73 径方向内側壁面
74 径方向外側壁面
75 スクロール部
76 吐出部
79 内壁面
90 弾性部材
100 電動機
101 回転軸
300 遠心羽根車(羽根車)
400 ディフューザ
401 ディフューザベーン
410 ディフューザ流路
420 連通路
Ax 軸方向
ΔRsc,in 径方向距離(回転軸からスクロール部の径方向内側壁面までの径方向距離)
ΔRsc,out 径方向距離(回転軸からスクロール部の径方向外側壁面までの径方向距離)
S 洗濯機
W 回転方向

Claims (13)

  1. 電動機と、
    前記電動機に回転自在に設けられる回転軸と、
    前記回転軸に設けられる羽根車と、
    前記羽根車の下流に設けられるスクロール流路と、を備え、
    前記スクロール流路は、前記回転軸の軸方向かつ前記羽根車に対して前記電動機が設置される電動機設置側に配置されていることを特徴とする送風機。
  2. 請求項1に記載の送風機において、
    前記羽根車と前記スクロール流路は、前記軸方向に少なくとも一部が重なって配置されていることを特徴とする送風機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の送風機において、
    前記羽根車の外周に配置され、前記羽根車から吐出された風の流れを減速するディフューザ流路を備えることを特徴とする送風機。
  4. 請求項3に記載の送風機において、
    前記スクロール流路は、前記軸方向かつ前記ディフューザ流路に対して前記電動機設置側に配置されていることを特徴とする送風機。
  5. 請求項3または請求項4に記載の送風機において、
    前記ディフューザ流路と前記スクロール流路は、前記軸方向に重なって配置されていることを特徴とする送風機。
  6. 請求項5に記載の送風機において、
    前記ディフューザ流路と前記スクロール流路とが前記軸方向に繋がる連通路によって接続されていることを特徴とする送風機。
  7. 請求項3に記載の送風機において、
    前記ディフューザ流路を構成するディフューザベーンは、前記軸方向の前記スクロール流路側に向けて傾斜していることを特徴とする送風機。
  8. 請求項1に記載の送風機において、
    前記スクロール流路は、前記羽根車と前記電動機の間に配置されていることを特徴とする送風機。
  9. 請求項1に記載の送風機において、
    前記電動機の少なくとも一部が、前記スクロール流路を形成する前記軸方向の前記電動機側の内壁面よりも、前記軸方向の前記羽根車側に位置していることを特徴とする送風機。
  10. 請求項1に記載の送風機において、
    前記スクロール流路は、風の流れるスクロール部と、風を吐出する吐出部と、を有し、
    前記スクロール部は、前記回転軸から、前記スクロール部の径方向外側壁面までの径方向距離は一定であり、
    前記吐出部は、前記回転軸から、前記スクロール部の径方向外側壁面までの径方向距離は流路下流に向けて増加することを特徴とする送風機。
  11. 請求項10に記載の送風機において、
    前記回転軸から、前記スクロール部の径方向内側壁面までの径方向距離が、流路下流に向かうにつれて減少することを特徴とする送風機。
  12. 請求項10に記載の送風機において、
    前記回転軸から、前記スクロール部の径方向内側壁面までの径方向距離の少なくとも一部が一定であり、前記スクロール部の流路断面が軸方向に拡大することを特徴とする送風機。
  13. 請求項1に記載の送風機を備えたことを特徴とする洗濯機。
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