JP2020172819A - アウトセット引戸装置 - Google Patents

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義樹 西松
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義樹 西松
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Abstract

【課題】上レール及び下レールを目立たなくして、外観を良くする。【解決手段】引戸4の戸先側の上部に、開口部2内に突出する吊車取付基部6を設けるとともに、吊車取付基部6の上部に、開口部2の上側に配設された走行レール7に沿って走行自在とされる吊車本体14を備えた吊車装置8を設ける。引戸重合部5の下側の床面に、引戸4の下端部に戸幅方向に沿って配設された下レール20に係合する戸車ローラ21を備えた下戸車装置22を設ける。引戸重合部5の上方に、引戸4の上端部に戸幅方向に沿って配設されたガイド溝40に嵌合するガイドローラ38を備えた振れ止め装置31を設ける。前記走行レール7、下レール20及びガイド溝40が外観上目立たない位置に配置され、開口部2のまわりの壁面や床面にレールが設けられず、アウトセット引戸装置1の見た目がスッキリして、外観が非常に良好になる。【選択図】図1

Description

本発明は、建物の開口部に外付けで取り付けられるアウトセット引戸装置に関する。
従来より、開口部に設けられた開戸を引戸にリフォームする場合などにおいて、開口部の内部に設置するインセット引戸に比べて施工が簡単で工期及び工費が低減化できることから、アウトセット引戸が使用されている。
従来のアウトセット引戸は、引戸の上レールと下レールを開口部まわりの壁面や床面に設置し、引戸上部に取り付けた吊り車が前記上レールを走行するとともに、引戸下部に取り付けた戸車が前記下レールを走行することによって、開口部に対してスライド自在に配置されている。
ところが、このような構造のアウトセット引戸装置では、壁面や床面に設置された上レールや下レールが目立って外観を悪くする問題があった。
そこで、下レールを目立たなくする技術として、例えば下記特許文献1には、段落[0012]及び[0027]に、引戸扉がレール部材にブラケットを介して吊り下げられるとともに、引戸扉の下端部に設けられた嵌合溝に、床面に固定された振れ止め装置のガイドローラーを差し込むことにより、引戸扉の下部の前後の揺れを抑制した引戸装置が開示されている。
また、上レールを目立たなくする技術として、下記特許文献2には、建物の開口の側方の壁面の部分を引戸収納部とするとともに開口と引戸収納部との間に引戸を移動自在に配置して引戸を開閉自在にし、開口と引戸収納部との間の上方の壁面に回転自在な走行ガイド用のローラを配置し、引戸の上部の背面に引戸の幅方向に亘るようにレール部材を装着するとともにレール部材のレール溝内に上記ローラを転動自在に嵌合し、引戸の下端に戸車を回転自在に装着するとともに床面に敷設したレールに戸車を転動自在に載設して成る引戸装置が開示されている。
また、下記特許文献3には、引戸の下端と床面とに下部案内機構が設けられ、開口部と引戸収納部との間の上部の壁面と、引戸の上端背面との間には、レール部材とガイド部材とからなる上部案内機構を設け、引戸の上端背面には幅方向にわたって切欠部を設けるとともに切欠部には引戸の上端前面から露出しないようにレール部材を突設し、前記開口部と引戸収納部との間の上方の壁面には、引戸の開閉に伴って引戸の上端前面から露出しない位置にガイド部材が設けられている引戸装置が開示されている。
特開2018−31118号公報 特許第3007619号公報 特開2003−82915号公報
上記特許文献1記載の引戸装置では、床面に下レールが設置されないため外観が良くなるが、引戸扉の上部に開閉方向に沿って引戸扉を吊り下げる上レール(メンテナンスパネル)が目立つように設けられるため、外観が悪かった。
一方、上記特許文献2、3記載の引戸装置では、上レールが外側から見えない位置に設置されるため外観が向上するが、床面に引戸の下端に設けられた戸車が走行する下レールが設けられるため、外観が損なわれるとともに、開口部に設けられた下レールの段差によって、開口部を通過する際に躓いたり車椅子やカートの車輪が引っ掛かったりするおそれがあった。
そこで本発明の主たる課題は、上レール及び下レールを目立たなくして、外観を良くしたアウトセット引戸装置を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、開口部に外付けで取り付けられ、前記開口部とその側方の壁面との間を移動して開閉自在に設けられた引戸を備えたアウトセット引戸装置であって、
前記引戸の戸先側の上部に、前記開口部内に突出する吊車取付基部が設けられるとともに、前記吊車取付基部の上部に、前記開口部の上側に配設された走行レールに沿って走行自在とされる吊車本体を備えた吊車装置が設けられ、
前記引戸の開状態と閉状態のいずれにおいても前記引戸が重なる壁面の部分を引戸重合部とするとともに、前記引戸重合部の下方又は前記引戸重合部の下側の床面に、前記引戸の下端部に戸幅方向に沿って配設された下レールに係合する戸車ローラを備えた下戸車装置が設けられ、
かつ、前記引戸重合部の上方に、前記引戸の上端部に戸幅方向に沿って配設されたガイド溝に嵌合する嵌合部を備えた振れ止め装置が設けられていることを特徴とするアウトセット引戸装置が提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記引戸は、上端部が前記吊車装置によって吊り下げられ、下端部が前記下戸車装置によって支持されることにより、開口部とその側方の壁面との間を移動して開閉自在に設けられている。前記吊車装置は、引戸の戸先側の上部に設けられた開口部内に突出する吊車取付基部に設けられている。このように、引戸が戸先側の上部で吊り支持された場合には、引戸開状態の正面視で、吊り位置を支点として、引戸の戸尻側の下部が引戸の閉方向に移動する回転が生じ得るが、本引戸装置では、前記下戸車装置が開口部より引戸の開方向に離隔した前記引戸重合部の下方又は前記引戸重合部の下側の床面に設けられているため、このような回転が生じないようになっている。また、引戸が開口部内に突出した吊車取付基部の上部で吊り支持されているため、引戸の側面視で、吊り位置を支点として、引戸下側が引戸前後方向の後側に移動し、引戸上側が引戸前後方向の前側に移動する回転が生じ得るが、本引戸装置では、引戸重合部の上方に、引戸の上端部に戸幅方向に沿って配設されたガイド溝に嵌合する嵌合部を備えた振れ止め装置が設けられているため、このような回転が生じないようになっている。また、前記振れ止め装置によって引戸開閉時の前後方向の振れが抑えられている。
上記の構成によって本引戸装置では、引戸がスムーズに開閉できるようになる。また、前記吊車装置が走行する走行レールは、開口部の上側(すなわち鴨居の下面側)に配設されており、前記下戸車装置が係合する下レールは、引戸の下端部に戸幅方向に沿って配設されており、かつ前記振れ止め装置が嵌合するガイド溝は、引戸の上端部に戸幅方向に沿って配設されているため、前記走行レール、下レール及びガイド溝が外観上目立たない位置に配置され、開口部のまわりの壁面や床面にレールが設けられず、アウトセット引戸装置の見た目がスッキリして、外観が非常に良好になる。
請求項2に係る本発明として、前記吊車取付基部は、前記引戸に固定されるベース部材と、このベース部材に対して位置調整ねじによって前記引戸の前後方向に移動自在とされるとともに、前記吊車装置が固定されたスライド部材とが備えられており、
前記位置調整ねじを回動操作して前記スライド部材を移動させることにより、前記吊車装置が、前記吊車取付基部に対して、前記引戸の前後方向に位置調整可能とされている請求項1記載のアウトセット引戸装置が提供される。
上記請求項2記載の発明では、引戸をほぼ鉛直に立設するため、吊車装置を引戸の前後方向に位置調整可能としている。
請求項3に係る本発明として、前記下戸車装置は、前記戸車ローラを保持する保持枠が前記引戸の前後方向に回転中心を持つ支軸によって回動自在に支持されるとともに、前記保持枠に係合し、レール方向に回転中心を持つ戸車調整ねじに螺合された位置調整部材が備えられており、
前記戸車調整ねじを回動操作し、前記位置調整部材を螺進退させることにより、前記保持枠が前記支軸を中心に回動し、前記戸車ローラが略上下方向に位置調整可能とされている請求項1、2いずれかに記載のアウトセット引戸装置が提供される。
上記請求項3記載の発明では、前記引戸をほぼ水平に開閉するため、下戸車装置の戸車ローラを略上下方向に位置調整可能としている。
請求項4に係る本発明として、前記振れ止め装置は、前記引戸重合部に固定される外ケースと、この外ケースに対して回動自在に設けられた第1ピニオン部材と、前記第1ピニオン部材に噛合する第1ラックが前記引戸の前後方向に沿って形成されるとともに、前記第1ピニオン部材の回動操作により前記外ケース内を前記引戸の前後方向に移動自在とされた内ケースと、この内ケースに対して回動自在に設けられた第2ピニオン部材と、前記第2ピニオン部材に噛合する第2ラックが前記引戸の上下方向に沿って形成されるとともに、前記第2ピニオン部材の回動操作により前記引戸の上下方向に移動自在とされ、かつ下端部に前記嵌合部が設けられた縦軸とを備えることにより、前記嵌合部が前記引戸の前後方向及び上下方向に位置調整可能とされている請求項1〜3いずれかに記載のアウトセット引戸装置が提供される。
上記請求項4記載の発明では、前記振れ止め装置の嵌合部とガイド溝との嵌合状態を調整するため、振れ止め装置の嵌合部を引戸の前後方向及び上下方向に位置調整可能としている。これにより、引戸のよりスムーズな開閉が可能になるとともに、引戸上端部の振れを精度良く抑えることができるようになる。
請求項5に係る本発明として、前記振れ止め装置の前記嵌合部は、前記引戸の上下方向に沿う縦軸の下端部に設けられた軸回りに回動可能なガイドローラからなる請求項1〜4いずれかに記載のアウトセット引戸装置が提供される。
上記請求項5記載の発明では、引戸上端部の振れ止めのための嵌合部として、ガイドローラを用いているため、引戸がスムーズに開閉できるとともに、このガイドローラがガイド溝に嵌合して引戸上端部の振れが防止できる。
以上詳説のとおり本発明によれば、上レール及び下レールを目立たなくして、外観を良くしたアウトセット引戸装置が提供できるようになる。
本発明に係る開状態のアウトセット引戸装置1を示す、(A)は正面図、(B)は(A)のB-B線矢視図、(C)は右側面図である。 閉状態のアウトセット引戸装置1を示す正面図である。 図1のIII部拡大図(吊車装置8の断面図)である。 図1のIV部拡大図(下戸車装置22の側面図)のである。 図1のV部拡大図(振れ止め装置31の側面図)である。 吊車装置8の斜視図である。 吊車装置8を示す、(A)は正面図、(B)は上面図、(C)は(A)のC-C線矢視図である。 吊車装置8の分解斜視図である。 下戸車装置22の斜視図である。 図9のX-X断面図である。 下戸車装置22を示す、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は上面図である。 振れ止め装置31の斜視図である。 図12のXII-XII断面図である。 図12のXIV-XIV断面図である。 図12のXV-XV断面図である。 振れ止め装置31の分解斜視図である。 (A)は外ケース32を取り除いた状態の振れ止め装置31の背面側からの斜視図、(B)は更に内ケース35を取り除いた状態の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
本発明に係るアウトセット引戸装置1は、図1〜図5に示されるように、建物の開口部2に外付け(アウトセット)で取り付けられ、前記開口部2とその側方の壁面3との間を移動して開閉自在に設けられた引戸4を備えている。前記引戸4を開口部2とその側方の壁面3との間を移動させることにより、図1(A)に示されるように、引戸4が開口部2の側方の壁面3に移動して開口部2が開放された開状態と、図2に示されるように、開口部2が引戸4によって塞がれた閉状態とに状態変化が可能となっている。
前記アウトセット引戸装置1では、前記引戸4の開状態、閉状態及びその中間の状態のいずれにおいても、常に、前記引戸4と壁面3とが重なる部分を有し、その壁面3の部分を引戸重合部5とする。前記引戸重合部5は、開口部2の直ぐ側方の壁面部分であって、引戸4の高さと同じ高さを有するとともに、開口部2の側縁から所定の幅を有する部分である。
図1及び図3に示されるように、前記引戸4の戸先側の上部には、開口部2内に突出する吊車取付基部6が設けられるとともに、前記吊車取付基部6の上部に、開口部2の上側に配設された走行レール7に沿って走行自在とされる吊車本体14を備えた吊車装置8が設けられている。また、図1及び図4に示されるように、前記引戸重合部5の下側の床面には、前記引戸4の下端部に戸幅方向に沿って配設された下レール20に係合する戸車ローラ21を備えた下戸車装置22が設けられている。更に、図1及び図5に示されるように、前記引戸重合部5の上方には、前記引戸4の上端部に戸幅方向に沿って配設されたガイド溝40に嵌合するガイドローラ38を備えた振れ止め装置31が設けられている。
これによって、前記引戸4は、上端部が前記吊車装置8によって吊り下げられ、下端部が前記下戸車装置22によって支持されることにより、開口部2とその側方の壁面3との間を移動して開閉自在に設けられている。
このように、引戸4が戸先側の上部に設けられた吊車装置8で吊り支持された場合には、図1(A)に示されるように、引戸4の開状態の正面視で、前記吊車装置8による吊り位置を支点として、引戸4の戸尻側の下部が引戸4の閉方向に移動する回転を生じ得るが、本引戸装置1では、前記下戸車装置22が開口部2より引戸4の開方向(引戸4の戸尻側)に離隔した引戸重合部5の下側の床面に設けられているため、このような回転が生じないようになっている。また、引戸4が開口部2内に突出した吊車取付基部6の上部に設けられた吊車装置8によって吊り支持されているため、図1(C)に示されるように、引戸4の側面視で、前記吊車装置8による吊り位置を支点として、引戸4の下側が引戸前後方向の後側に移動するとともに、引戸4の上側が引戸前後方向の前側に移動する回転が生じ得るが、引戸重合部5の上方に、引戸4の上端部に戸幅方向に沿って配設されたガイド溝40に嵌合するガイドローラ38を備えた振れ止め装置31が設けられているため、このような回転が生じないようになっている。また、前記振れ止め装置31によって引戸開閉時の前後方向の振れが抑えられている。
上記の構成によって本引戸装置1では、引戸4がスムーズに開閉できるようになる。また、前記吊車装置8が走行する走行レール7は、開口部2の上側(すなわち鴨居の下面側)に配設されており、前記下戸車装置22が係合する下レール20は、引戸4の下端部に戸幅方向に沿って配設されており、かつ前記振れ止め装置31が嵌合するガイド溝40は、引戸4の上端部に戸幅方向に沿って配設されているため、前記走行レール7、下レール20及びガイド溝40が外観上目立たない位置に配置され、開口部2のまわりの壁面や床面にレールが設けられず、アウトセット引戸装置1の見た目がスッキリして、外観が非常に良好になる。
以下、各部について詳細に説明すると、前記吊車装置8が取り付けられる吊車取付基部6は、詳細には、図6〜図8に示されるように、引戸4に固定されるベース部材9と、このベース部材9に対して位置調整ねじ10によって引戸4の前後方向に移動自在とされるとともに、前記吊車装置8が固定されたスライド部材11と、突出部分を覆う吊車ケース12とから構成されている。
前記ベース部材9は、図7(C)に示される断面視で略クランク型に折り曲げ加工された金具であり、引戸4の背面(開口部2の対向面)に固定するための固定部9aと、この固定部9aの下端から連続して引戸4の背面と直交する方向に延びる突出部9bと、この突出部9bの先端から連続して下側に延び、中央部に前記位置調整ねじ10が螺合するネジ孔9dが形成された位置調整用フランジ部9cとから構成されている。前記固定部9aは、他の部分より幅広に形成され、引戸4に対する固定ねじ(図示せず)が挿通される複数の通孔9e…が形成されている。また、前記突出部9bには、前記吊車装置8の連結軸15が挿通され、この連結軸15を挿通した状態で、前記連結軸15が引戸4の前後方向に移動可能とされた、引戸4の前後方向に長い軸挿通用長孔9fが形成されている。
前記スライド部材11は、図7(C)に示される断面視で略L型に折り曲げ加工された金具であり、前記ベース部材9の突出部9bの下面に摺接して引戸4の前後方向に摺動可能に設けられるとともに、中央部に前記吊車装置8の連結軸15の下端部が挿入され固定される軸貫通孔11dが形成された軸固定部11aと、この軸固定部11aの先端から連続して下側に延び、中央部に前記ベース部材9の位置調整用フランジ部9cから延びる前記位置調整ねじ10の先端が取り付けられる開孔11cが形成された位置調整用フランジ部11bとから構成されている。
前記吊車装置8の連結軸15を吊車取付基部6のスライド部材11に取り付けるには、前記連結軸15の下端部を、前記ベース部材9の突出部9bに設けられた軸挿通用長孔9fに挿通した後、前記スライド部材11の軸固定部11aに設けられた軸貫通孔11dに挿通し、スライド部材11の軸固定部11aの下面側に突出した連結軸15の下端部をかしめることにより、前記連結軸15がスライド部材11に取り付けられている。
前記位置調整ねじ10は、図8に示されるように、ねじ部10aの先端に前記ねじ部10aより小径でねじ溝が形成されない小径部10bが設けられ、前記ねじ部10aが前記ベース部材9の位置調整用フランジ部9cに形成されたネジ孔9dに螺入されるとともに、前記小径部10bが前記スライド部材11の位置調整用フランジ部11bに形成された開孔11cに挿入され、反対側に突出した端部をかしめることにより、スライド部材11の開孔11cから抜け出ないように保持されている。前記位置調整ねじ10は、スライド部材11の開孔11cから抜けない一方で、軸芯回りに回動可能に取り付けられている。したがって、位置調整ねじ10を回動操作してベース部材9のネジ孔9dを螺進退させることにより、スライド部材11及びこのスライド部材11に固定された吊車装置8が一体となって引戸4の前後方向に移動できるようになっている。
前記吊車ケース12は、上面が開放する中空の略直方体に成形された樹脂材などからなる函体であり、突出側端面には、前記位置調整ねじ10を回動操作する工具を挿入するための開孔12aが設けられている。また、両側壁の上端縁の中央部には、前記ベース部材9の突出部9bの両側部に係合可能な爪部12b、12bが設けられている。
前記吊車装置8は、側部に4つのローラ13、13…を備え、走行レール7に沿って走行自在に案内される吊車本体14と、前記吊車本体14と前記スライド部材11とを連結している連結軸15とから主に構成されるものである。
前記吊車本体14は、詳細には図3及び図8に示されるように、両側にそれぞれ2個ずつ、ローラ支軸14a、14bによって支持されたローラ13、13…を備え、これらローラ13、13…が走行レール7の走行溝7a、7aを転動することにより前記走行レール7に沿って移動自在となっている。
吊車本体14の中央部には、上下方向に貫通する軸貫通孔14cが設けられており、この軸貫通孔14cの下側より連結軸15の上部を挿入した後、上端部に平座金16を挿入して先端をかしめることにより、前記連結軸15が下側に抜け出ないように保持されている。一方、前記連結軸15の軸方向中間には大径部15aが形成されており、この大径部15aの上端が前記軸貫通孔14cの下端縁に当接することにより、連結軸15の上側への移動が制限されている。
前記連結軸15の下部は、下端部から平座金17を挿入した後、前記吊車取付基部6のベース部材9に形成された軸挿通用長孔9f及びスライド部材11の軸貫通孔11dに挿入され、前記軸貫通孔11dより下側に突出する部分の先端をかしめることにより、吊車取付基部6が抜け落ちないように保持されている。
本引戸装置1では、前記吊車装置8が引戸4の背面の戸先側の上部に取り付けられ、前記吊車装置8が開口部2の上側に配置された走行レール7を走行する関係上、引戸4は、図1(A)に示される全開状態においても開口部2の一部を覆っている。つまり、開口部2の開口幅より、引戸4を全開したときの有効開口幅が小さくなっている。引戸4の全開状態で引戸4の戸先側が開口部2の一部を覆っているため、引戸4の全開状態においても引戸4の背面側から把手4aを掴んで引戸4の閉操作が可能となる。
前記引戸重合部5の下側の床面には、前記引戸4の下端部に戸幅方向に沿って配設された下レール20に係合する戸車ローラ21を備えた下戸車装置22が設けられている。前記戸車ローラ21が下レール20に係合し、戸車ローラ21が回転することによって引戸4が開閉方向に移動自在となっている。前記下戸車装置22は、引戸重合部5の下側の床面に設置する構成に代えて、引戸重合部5の下方の壁面に設置してもよい。
前記引戸4の下端部には、戸幅方向に沿うとともに上方に向けて窪む溝状の凹部23が戸幅方向の全長に亘って設けられ、この凹部23の底面(引戸4の上方側の面)に前記下レール20が固定されている。前記凹部23は、引戸4の下端及び両側端が開放するとともに、引戸4の前面側及び背面側にそれぞれ引戸パネルから下方に延在する垂下片部が設けられることによって形成されている。前記凹部23の深さは、前記戸車ローラ21を下レール20に係合させた状態で、前記下戸車装置22の上側の大部分を覆う深さで形成するのが好ましい。なお、前記下戸車装置22が引戸重合部5の下方に配置される場合、引戸4の下端には、前記凹部23に代えて、引戸4の背面側が開放する切欠部を形成するのが好ましい。
前記下戸車装置22は、図9及び図10に示されるように、外ケース24内に、戸車ローラ21及びその保持枠25からなる下戸車本体26が収容されるとともに、前記下戸車本体26を略上下方向に沿う方向に位置調整可能とした上下方向調整機構が備えられている。
前記上下方向調整機構は、前記下戸車本体26の保持枠25を貫いて外ケース24の引戸前後方向に対面する側壁間に横架された引戸前後方向配置の支軸27によって前記下戸車本体26を回動可能に支持するとともに、前記保持枠25に係合し前記下レール20のレール方向に回転中心を持つ戸車調整ねじ29に螺合された位置調整部材28を設けることによって、この戸車調整ねじ29の回動に伴う位置調整部材28の位置調整により前記下戸車本体26を前記支軸27を中心に回動させ略上下方向に位置調整可能としている。
前記外ケース24の内部には、前記下戸車本体42を収容するための上側に開口した下戸車本体収容空間24aと、前記下戸車本体収容空間24aの下側に連通して前記戸車調整ねじ29が引戸4の開閉方向の端面間に横架した状態で配置される調整ねじ設置空間24bとが設けられている。引戸4の開閉方向に対面する両端面にはそれぞれ、前記戸車調整ねじ29を挿通する挿通孔24c、24dが形成されている。
また、引戸4の前後方向に対面する両側壁にはそれぞれ、下戸車本体26を回動支持する支軸27を挿通するための軸挿通孔24e、24eが形成されるとともに、前記位置調整部材28の側部が係合し、前記戸車調整ねじ29の軸方向に沿って移動可能なように前記戸車調整ねじ29の軸方向に長く形成された開口24k、24kが設けられている。
また、前記外ケース24の下側には、該外ケース24を床面に固定するための固定台座24fが備えられている。前記固定台座24fは、上面に前記外ケース24の下端部に設けられた係合部が水平方向に係合するレール溝が形成されている。前記固定台座24fは、前記外ケース24よりレール方向(引戸4の開閉方向)に延出する縦長に形成されており、前記外ケース24と重なる前記レール溝の底部には、皿ビスなどの固定ビス24gの頭部が表面に大きく突出しない状態で嵌入される断面形状を有する開孔24hが形成されるとともに、前記外ケース24より延出する前記レール溝の底部には、ナベビスなどの固定ビス24iの頭部が表面に突出する状態で取り付けられる開孔24jが形成されている。前記外ケース24を床面に固定するには、前記開孔24hに皿ビスなどの固定ビス24gを挿入して固定台座24fを床面に設置した状態で、外ケース24の下端部に設けられた係合部を固定台座24fのレール溝に差し込んで外ケース24によって前記固定ビス24gが覆われる位置までスライドさせた後、前記開孔24jにナベビスなどの固定ビス24iを挿入することによって、前記固定ビス24iの頭部によって外ケース24が固定台座24fから外れないようにする。
前記下戸車本体26は、戸車ローラ21と、この戸車ローラ21を回転軸30により回転自在に支持する保持枠25とから構成されている。前記保持枠25は、金属板の成形により断面略コ字状に加工された部材であり、その対峙する両壁面は、戸車ローラ21が挿入できる程度に離隔している。この対峙する両壁面の上方には、回転軸30が挿通するための通孔と、支軸27が挿通するための通孔とが形成されている。
前記下戸車装置8により引戸4の上下方向調整を行うには、戸車調整ねじ29をねじ回し等の工具を用いて左右方向の一方に回転させて下戸車本体26の上下方向位置を調整する。前記戸車調整ねじ29には位置調整部材28が螺合され、戸車調整ねじ29を左方向に回転すると調整部材28が螺進し下戸車本体26を支軸27回りに回転させ、下戸車本体26が略下方向に沿う方向に移動し、引戸4が下方に移動するようになっている。また、前記戸車調整ねじ29を右方向に回転すると、逆に下戸車本体26が略上方向に沿う方向に移動し、引戸4が上方に移動するようになっている。
次に、前記振れ止め装置31について、図5及び図12〜図15に基づいて説明する。前記振れ止め装置31は、引戸重合部5に固定される外ケース32と、この外ケース32に対して回動自在に設けられた第1ピニオン部材33と、前記第1ピニオン部材33に噛合する第1ラック34が前記引戸4の前後方向に沿って形成されるとともに、前記第1ピニオン部材33の回動操作により前記外ケース32内を引戸4の前後方向に移動自在とされた内ケース35と、この内ケース35に対して回動自在に設けられた第2ピニオン部材36と、前記第2ピニオン部材36に噛合する第2ラック37が前記引戸4の上下方向に沿って形成されるとともに、前記第2ピニオン部材36の回動操作により前記引戸4の上下方向に移動自在とされ、かつ引戸4の上端部に戸幅方向に沿って配設されたガイド溝40に嵌合するガイドローラ38が下端部に設けられた縦軸39とを備えている。これにより、前記ガイドローラ38が引戸4の前後方向及び上下方向に位置調整可能とされている。
前記外ケース32は、引戸4の前側に開口する中空部32aが設けられるとともに、後端部の両側に外方に突出するフランジが設けられ、そのフランジの中央部に振れ止め装置31を壁面に固定するための固定ビスが挿入される開孔32bが形成されている。両側壁の上端部にはそれぞれ、引戸4の前後方向に長い長孔32c、32cが形成されている。また、一方の側壁には、前記第1ピニオン部材33を回動操作する工具を挿入するための引戸4の前後方向に長い長孔32dが形成されるとともに、前記第2ピニオン部材36の回動軸が挿入される開孔32eが形成されている。また、上下面にはそれぞれ、前記縦軸39が挿通可能な切欠き32f、32fが設けられている。
前記内ケース35は、略直方体の外形を成すとともに、一方の側面の上端部にほぼ全長に亘って側方に突出する凸部が形成され、この凸部の下面に前記第1ラック34が形成されている。前記内ケース35の内部は後面に開口する中空部35a(図17(A))が形成されるとともに、この中空部35aの前側に連通して上下方向に貫通する前記縦軸39が挿通可能な軸挿通孔35bが形成されている。また、両側壁の上端部にはそれぞれ、前記外ケース32の中空部32aに嵌装した状態で、前記長孔32cに嵌入され、この長孔32cに沿って移動可能な突起部35c、35cが形成されている。また、一方の側壁には、前記第2ピニオン部材36の回動軸が挿入される開孔35dが形成され、他方の側壁には、前記第2ピニオン部材36を構成する軸部材36Bが挿通可能な開孔35eが形成されている。
前記縦軸39は、断面略四角形の角柱体からなり、後面に軸方向に沿って第2ラック37が形成されている。前記縦軸39の下端部には、前記ガイドローラ38の中央開孔部に挿入可能な下端軸部39aが設けられ、また、上端部には、前記内ケース35の軸挿通孔35b内に形成された段差部に係合し、縦軸39が下側へ抜け落ちないように保持する外方に突出したフランジ部39bが設けられている。
本実施形態例では、前記縦軸39の下端部にガイドローラ38が備えられることにより、前記ガイド溝40に滑らかに嵌合できるようにしているが、前記ガイド溝40に嵌合可能な嵌合部であれば、回転ローラでなくてもく、例えば単なる突起物などで構成しもよい。
前記第1ピニオン部材33及び第2ピニオン部材36はそれぞれ、ギア部材33A、36Aと、このギア部材33A、36Aの中心に形成された開孔33a、36aに挿入される軸部材33B、36Bとから構成されている。前記軸部材33B、36Bは、一方側の端面に回動操作用のプラスドライバーの先端が挿入される凹部33b、36bが形成されるとともに、他方側の端縁に軸部より大径の外形が略六角形に形成された係合部33c、36cが設けられている。前記係合部33c、36cは、軸部材33B、36Bをギア部材33A、36Aの開孔33a、36aに挿入した際、このギア部材33A、36Aの側面に形成された外形が略六角形に形成された凹部33d、36dに嵌合して、軸部材33B、36Bとギア部材33A、36Aとが一体となって回動できるようにするための連結部である。前記ギア部材33A、36Aと軸部材33B、36Bとを組み立てた状態で、前記軸部材33B、36Bの一方側の端部は、前記ギア部材33A、36Aの側面より外側に突出し、前記外ケース32の開孔32e又は前記内ケース35の開孔35dにそれぞれ挿入できるようになっている。
前記振れ止め装置31の組立ては、前記縦軸39を前記内ケース35の軸挿通孔35に上側から挿入し、縦軸39の下端軸部39aを内ケース35の下側に突出させた後、この下側に突出した下端軸部39aにガイドローラ38を挿入するとともに、前記第2ピニオン部材36のギア部材36Aを内ケース35の後側の開口から中空部35a内に配置し、前記第2ピニオン部材36と第2ラック37とを噛合させた状態で、内ケース35の側壁に形成された開孔35e(図15)から前記軸部材36Bをギア部材36Aの開孔36aに挿入するとともに、前記ギア部材36Aの反対側に突出した軸部材36Bの先端を内ケース35の側壁に形成された開孔35dに挿入する。その後、外ケース32の内部に、前記第1ピニオン部材33を配置した状態で、前記第1ピニオン部材33と第1ラック34とを噛合させながら内ケース35を外ケース32の内部に挿入し、内ケース35の突起部35cを外ケース32の長孔32cに係合させる。
前記ガイド溝40は、上側に開放する断面コの字形の溝部材であり、引戸4の戸幅方向のほぼ全長に亘って配置されている。前記ガイド溝40は、図5に示されるように、引戸4の上端部に形成された上側及び後側に開放する切欠き部に配置されている。このガイド溝40の前側には、引戸4のパネル前面と面一の起立壁が設けられており、この起立壁によって前記ガイド溝40及び振れ止め装置31が引戸4の正面から見えないようになっている。
前記引戸4の建込みは、前記吊車装置8の吊車本体14を走行レール7に嵌装するとともに、前記下戸車装置22の戸車ローラ21を下レール20に係合し、前記振れ止め装置31のガイドローラ38をガイド溝40に嵌合することにより行う。
次に、前記引戸4の建込み後の調整方法について説明する。引戸4をほぼ鉛直に立設するため、前記吊車装置8の吊り位置を引戸4の前後方向に調整する。具体的には、位置調整ねじ10を回動操作して吊車装置8を引戸4の前後方向に移動することにより、下端部の下戸車装置22と下レール20との係合位置に対して上端部がほぼ鉛直位置となるように調整する。
次いで引戸4をほぼ水平に開閉移動するため、下戸車装置22の戸車ローラ21の上下方向位置を調整する。本引戸装置1では、前記下戸車装置22が前記吊車装置8より戸尻側に離隔した位置に配置されているため、前記戸車ローラ21を上下方向に位置調整することによって、図1(A)に示される引戸4の正面視で、引戸4が回転し、引戸4の開閉操作時の角度が調整できるようになる。
最後に前記吊車装置8及び下戸車装置22によって調整した引戸4の位置に合わせて、前記振れ止め装置31のガイドローラ38の位置を調整する。前記ガイドローラ38は、引戸4の前後方向及び上下方向に位置調整可能に設けられているため、引戸4の上端部に設けられたガイド溝40に滑らかに嵌合し、引戸4の開閉時の振れが生じない位置に調整する。
1…アウトセット引戸装置、2…開口部、3…壁面、4…引戸、5…引戸重合部、6…吊車取付基部、7…走行レール、8…吊車装置、9…ベース部材、10…位置調整ねじ、11…スライド部材、12…吊車ケース、13…ローラ、14…吊車本体、15…連結軸、20…下レール、21…戸車ローラ、22…下戸車装置、23…凹部、24…外ケース、25…保持枠、26…下戸車本体、27…支軸、28…位置調整部材、29…戸車調整ねじ、30…回転軸、31…振れ止め装置、32…外ケース、33…第1ピニオン部材、34…第1ラック、35…内ケース、36…第2ピニオン部材、37…第2ラック、38…ガイドローラ、39…縦軸、40…ガイド溝

Claims (5)

  1. 開口部に外付けで取り付けられ、前記開口部とその側方の壁面との間を移動して開閉自在に設けられた引戸を備えたアウトセット引戸装置であって、
    前記引戸の戸先側の上部に、前記開口部内に突出する吊車取付基部が設けられるとともに、前記吊車取付基部の上部に、前記開口部の上側に配設された走行レールに沿って走行自在とされる吊車本体を備えた吊車装置が設けられ、
    前記引戸の開状態と閉状態のいずれにおいても前記引戸が重なる壁面の部分を引戸重合部とするとともに、前記引戸重合部の下方又は前記引戸重合部の下側の床面に、前記引戸の下端部に戸幅方向に沿って配設された下レールに係合する戸車ローラを備えた下戸車装置が設けられ、
    かつ、前記引戸重合部の上方に、前記引戸の上端部に戸幅方向に沿って配設されたガイド溝に嵌合する嵌合部を備えた振れ止め装置が設けられていることを特徴とするアウトセット引戸装置。
  2. 前記吊車取付基部は、前記引戸に固定されるベース部材と、このベース部材に対して位置調整ねじによって前記引戸の前後方向に移動自在とされるとともに、前記吊車装置が固定されたスライド部材とが備えられており、
    前記位置調整ねじを回動操作して前記スライド部材を移動させることにより、前記吊車装置が、前記吊車取付基部に対して、前記引戸の前後方向に位置調整可能とされている請求項1記載のアウトセット引戸装置。
  3. 前記下戸車装置は、前記戸車ローラを保持する保持枠が前記引戸の前後方向に回転中心を持つ支軸によって回動自在に支持されるとともに、前記保持枠に係合し、レール方向に回転中心を持つ戸車調整ねじに螺合された位置調整部材が備えられており、
    前記戸車調整ねじを回動操作し、前記位置調整部材を螺進退させることにより、前記保持枠が前記支軸を中心に回動し、前記戸車ローラが略上下方向に位置調整可能とされている請求項1、2いずれかに記載のアウトセット引戸装置。
  4. 前記振れ止め装置は、前記引戸重合部に固定される外ケースと、この外ケースに対して回動自在に設けられた第1ピニオン部材と、前記第1ピニオン部材に噛合する第1ラックが前記引戸の前後方向に沿って形成されるとともに、前記第1ピニオン部材の回動操作により前記外ケース内を前記引戸の前後方向に移動自在とされた内ケースと、この内ケースに対して回動自在に設けられた第2ピニオン部材と、前記第2ピニオン部材に噛合する第2ラックが前記引戸の上下方向に沿って形成されるとともに、前記第2ピニオン部材の回動操作により前記引戸の上下方向に移動自在とされ、かつ下端部に前記嵌合部が設けられた縦軸とを備えることにより、前記嵌合部が前記引戸の前後方向及び上下方向に位置調整可能とされている請求項1〜3いずれかに記載のアウトセット引戸装置。
  5. 前記振れ止め装置の前記嵌合部は、前記引戸の上下方向に沿う縦軸の下端部に設けられた軸回りに回動可能なガイドローラからなる請求項1〜4いずれかに記載のアウトセット引戸装置。
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