JP2020163322A - トリガー式噴出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストンに装着されたストッパーの回転を規制できるトリガー式噴出装置を提供する。【解決手段】液体容器の口頸部への装着部41より起立する起立筒8の上側から射出筒12を、当該起立筒8の下側から前面開口のシリンダ筒16をそれぞれ前方突設すると共に、このシリンダ筒16内に前後動可能に挿入されたピストン20の前部に、前記射出筒12から前後方向への揺動可能に垂下されたトリガー22を連携させ、前記射出筒12の前部にノズル14を付設した噴出器2と、前記ピストン20の前部を挟持する一対の挟持片48を含む装着部41から摘み部54を垂設したストッパー40とを具備する。前記一対の挟持片48の上端の間には上方挿入口A1が形成されており、前記ストッパー40の適所に形成した係合突子Sと、前記噴出器2に形成された係合受面Rとにより、前記ストッパー40の回り止め手段Tを形成した。【選択図】図1

Description

本発明は、トリガー式噴出装置に関する。
この種のトリガー式噴出装置として、先端のノズルを付設した射出筒の下側に、同一方向に向けたシリンダ筒を配置するとともに、このシリンダ筒に嵌合されたピストンの前部を、前記射出筒の前部から垂下したトリガーに連係させた噴出器と、前記ピストンに装着されたストッパーとからなるものが知られている(特許文献1)。
前記ストッパーは、上側に上方挿入口を有するC字形の装着部から摘み部を垂設させた構造を有する。
特開2015−85289
特許文献1のものでは、例えば搬送中の振動により、或いは、前記摘み部に他物が接触することにより、前記ピストンの回りをストッパーが回転してしまう可能性があった。そしてストッパーの回転により、当該ストッパーがピストンから脱落したり、部品の変形により機能の損失が生ずるおそれがあった。
本発明の第1の目的は、ピストンに装着されたストッパーの回転を規制できるトリガー式噴出装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、勝手の良いトリガー式噴出装置を提供することである。
第1の手段は、容器内の液体を吸引、加圧、圧送するポンプ機構Pを組み込んだ噴出器本体6を有し、この噴出器本体6に対して、前記ポンプ機構Pのピストン20を横向きのシリンダ筒16内で前後方向に往復動させるトリガー22を保持させるとともに、前記ピストン20を前方へ付勢する付勢手段28を設けた噴出器2と、
前記ピストン20の前部を左右方向から挟持する一対の挟持片48を含む装着部41から摘み部54を垂設してなり、前記装着部41を前記シリンダ筒16と前記トリガー22との間に離脱可能に介在させることにより、前記トリガー22の後退を規制したストッパー40とを具備し、
前記一対の挟持片48の上端の間には、前記ピストン20を挿入させるための上方挿入口A1が形成されており、
前記ストッパー40の適所に形成した係合突子Sと、前記噴出器2に形成され、前記係合突子Sを当接させることが可能な係合受面Rとにより、前記ストッパー40が前記ピストン20の周囲を回転することを規制する回り止め手段Tを形成した。
本手段では、図1に示す如く、噴出器2のシリンダ筒16と前記トリガー22との間に介在させて、ピストン20の前部にストッパー40を装着させるとともに、このストッパーが前記ピストン20の周囲を回転することを規制する回り止め手段Tを設けることを提案する。この回り止め手段は、前記ストッパー40の適所に形成した係合突子Sと、前記噴出器2に形成され、前記係合突子Sを当接させることが可能な係合受面Rとにより形成されている。
この構成によれば、例えば前記ストッパー40の摘み部54に他物が衝突することなどによって、前記ピストン20の回りをストッパー40が回転して脱落したり、ストッパーが変形することにより性能が失われるなどの不利益を防止できる。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
前記係合受面Rを、相互に向かい合う左右一対の係合受面Rとするとともに、これら係合受面Rの下方に係合子挿入用の空隙である下方挿入口A2を形成させ、
前記ピストン20が前記上方挿入口A1を通って前記一対の挟持片48の間に挟持されることにより、前記係合突子Sが前記下方挿入口A2を通って前記一対の係合受面Rの間に当接させることができるように、前記上方挿入口A1と前記係合突子S及び前記一対の係合受面Rとの位置関係を設定した。
本手段では、前記ストッパー40の上方挿入口A1と前記係合突子S及び前記一対の係合受面Rとの位置関係を提案する。
具体的には、前記噴出器2に形成された左右一対の係合受面Rの下側に下方挿入口A2を開口させておき、そして前記ピストン20がストッパー40の上方挿入口A1を通って一対の挟持片48の間に挟持されることにより、前記係合突子Sが前記下方挿入口A2を通って前記一対の係合受面Rの間に当接させることができるように設計する。
この構成によれば、ピストン20を一対の挟持片48の間へ押し込む一つの動作により、ピストンに対してストッパー40が装着されるともにピストン周りのストッパー40の回り止めが可能となる。従って、別に回り止めの措置を講ずる必要がないので、使い勝手が良い。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記シリンダ筒16の前端側の下面に前後方向に穿設したスリット18の左右側面を、一対の係合受面Rとし、
前記係合突子Sとして、前記摘み部54から後方へ延出させた係合板部56を、前記スリット18に嵌合させた。
本手段では、係合受面R及び係合突子Sの好適な一つの態様を示している。
すなわち、シリンダ筒16の前端側の下面に前後方向に穿設したスリット18の左右側面を、一対の係合受面Rとしている。
また前記係合突子Sとして、図1に示すように、前記摘み部54から後方へ延出させた係合板部56を、図3(B)に示す如く、前記シリンダ筒16の前端側の下面に前後方向に穿設させたスリット18に嵌着させるように構成している。
この構成によれば、当該スリット18に係合板部56を嵌合させることにより、確実にストッパーの回り止めが可能となる。
第4の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記付勢手段28を、前記噴出器本体6と前記トリガー22との間に架設した左右一対のスプリング28で形成し、
これら一対のスプリング28の下端部を、前記トリガー22より後方へ突出して、これらスプリング28の後端部の内面を、一対の係合受面Rとし、
前記係合突子Sとして、前記一対の挟持片48の左右方向の側外面に形成した左右一対の当接リブ50を、前記係合受面Rに当接させた。
本手段では、係合受面R及び係合突子Sの好適な他の態様を示している。
すなわち、図4(A)に示す如く、付勢手段である一対のスプリング28の後端部を、前記トリガー22より後方へ突出して、これらスプリング28の後端部の内面を、一対の係合受面Rとしている。
また図5に示す如く、前記係合突子Sとして、前記一対の挟持片48の左右方向の側外面に少なくとも左右一対の当接リブ50を形成する。
そしてこれら当接リブ50を、前記係合受面Rに当接させている。
この構成によれば、係合突子の受部材を新たに設ける必要がなく、既成の噴出器の構造を大きく変更することを要しないので有利である。
第5の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記トリガー22は、前板22aの左右両端から左右一対の側板22bを後方突出させてなり、これら側板22bの内面を、左右一対の係合受面Rに形成し、
前記装着部41は、基部42から前記一対の挟持片48を上方へ突出しており、前記係合突子Sとして、前記基部42の前面に形成した左右一対の係止リブ46を、前記係合受面Rに係止させた。
本手段では、係合受面R及び係合突子Sの好適な他の態様を示している。
すなわち、図6(A)に示す如く、前記トリガー22の前板22aの左右両端から後方突出した左右一対の側板22bの内面を、左右一対の係合受面Rとしている。
また、図6(B)に示す如く、前記装着部41は、基部42から前記一対の挟持片48を上方へ突出しており、前記係合突子Sとして、前記基部42の前面に左右一対の係止リブ46を形成している。
この構成によれば、既成のトリガー22の構造を大きく変更することなく、ストッパー40の回り止め用の受け部材として活用することができる。
第6の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記噴出器2は、前記射出筒12の上面を覆う頂壁32aから左右一対の側壁32bを垂設させたカバー32を含み、
前記一対の側壁32bの内面を、左右一対の係合受面Rに形成し、
前記係合突子Sとして、前記装着部41から側外方へ突設する左右一対のプレート状フランジ52を、前記係合受面Rに当接させた。
本手段では、係合突子Sとして、図7(B)に示す如く、前記装着部41から側外方へ左右一対のプレート状フランジ52を突設するとともに、これらプレート状フランジ52を、図7(A)に示す如く、カバー32の両側壁32bの内面を左右一対の係合受面Rとしている。
この構成によれば、既成のカバー32の構造をストッパー40の回り止め用の受け部材として活用することができる。
第1の手段に係る発明によれば、噴出器2のシリンダ筒16と前記トリガー22との間に介在させて、ピストン20の前部にストッパー40を装着させ、このストッパー40の適所に形成した係合突子Sと、前記噴出器2に形成され、前記係合突子Sを当接させることが可能な係合受面Rとにより、前記ストッパー40がピストン20の周囲を回転することを規制する回り止め手段Tを形成したから、前記ピストン20の回りをストッパー40が回転して脱落してしまうのを防止できる。
第2の手段に係る発明によれば、噴出器2に形成された左右一対の係合受面Rの下側に下方挿入口A2を開口させ、ピストン20がストッパー40の上方挿入口A1を通って一対の挟持片48の間に挟持されることにより、前記係合突子Sが前記下方挿入口A2を通って前記一対の係合受面Rの間に当接されるから、一つの動作でピストンへのストッパー40の装着とストッパー40の回り止めとが可能となり、使い勝手が良い。
第3の手段に係る発明によれば、シリンダ筒16の前端側の下面に穿設したスリット18の左右側面を一対の係合受面Rとし、前記係合突子Sとして、前記摘み部54から後方へ係合板部56を延出させたから、確実にストッパーの回転を防止することができる。
第4の手段に係る発明によれば、付勢手段である一対のスプリング28の後端部を、前記トリガー22より後方へ突出して、これらスプリング28の後端部の内面を、一対の係合受面Rとしたから、係合突子の受部材を新たに設ける必要がなく、既成の噴出器の構造を大きく変更することを要しないので有利である。
第5の手段に係る発明によれば、前記トリガー22の前板22aの左右両端から後方突出した左右一対の側板22bの内面を、左右一対の係合受面Rとしたから、既成のトリガー22の構造をストッパー40の回り止め用の受け部材として活用することができる。
第6の手段に係る発明によれば、カバー32の両側壁32bの内面を左右一対の係合受面Rとしたから、既成のカバー32の構造をストッパー40の回り止め用の受け部材として活用することができる。
本発明の第1実施形態のトリガー式噴出装置を側方から見た断面図である。 図1のトリガー式噴出装置のストッパーの構成を示す図であり、同図(A)はストッパーの正面図、同図(B)はストッパーの側方から見た断面図である。 図1のトリガー式噴出装置のシリンダの構成を示す図であり、同図(A)はシリンダの正面図、同図(B)はシリンダの下面図、同図(C)はシリンダの断面図、同図(D)はシリンダの上面図である。 本発明の第2実施形態のトリガー式噴出装置の構成を示す図であり、同図(A)はトリガー式噴出装置の主要部(カバーを除く部分)の側面図であり、同図(B)はトリガー式噴出装置のストッパーの正面図である。 図4(B)のストッパーの要部の拡大図である。 本発明の第3実施形態のトリガー式噴出装置の構成を示す図であり、同図(A)はトリガー式噴出装置の主要部(カバーを除く部分)の側面図であり、同図(B)はトリガー式噴出装置のストッパーの正面図である。 本発明の第4実施形態のトリガー式噴出装置の構成を示す図であり、同図(A)はトリガー式噴出装置を側方から見た断面図であり、同図(B)はトリガー式噴出装置のストッパーの正面図である。
図1から図3は、本発明の第1実施形態に係るトリガー式噴出装置を示している。このトリガー式噴出装置は、噴出器2と、ストッパー40とで構成されている。これら各部材は、例えば合成樹脂材又は金属等で形成することができる。
噴出器2は、図1に示す如く、装着筒4と、噴出器本体6と、ノズル14と、ピストン20と、トリガー22と、スプリング28と、カバー32とで構成されている。
前記装着筒4は、容器体100の口頸部102の外面へ装着させるための部材である。
前記噴出器本体6は、前記装着筒4から起立する起立筒8を有し、この起立筒の上側から射出筒12を、当該起立筒8の下側から前面開口のシリンダ筒16をそれぞれ前方へ突設させている。このシリンダ筒16と前記起立筒8とは、連通孔bを介して連通しており、また起立筒8の内部には、前記連通孔bの下側に位置する第1逆止弁V1と連通孔bの上側に位置する第2逆止弁V2とが設けられている。また前記起立筒8からは、吸上げパイプ10を垂下させている。
なお、本明細書において図面の左側を“前”と、右側を“後”といい、紙面と直交する方向を“左右”というものとする。
図示例の起立筒8は内筒8aと外筒8bとで形成するとともに、その外筒8bから一体的にシリンダ保持筒13を前方突出している。そしてこのシリンダ保持筒13の内部に、前記シリンダ筒16を嵌合させている。もっとも、これらの構造は適宜変更することができる。前記シリンダ筒16と後述のピストン20とでポンプ機構Pが形成されている。
図示のシリンダ筒16は、図3(C)に示す如く、前面開口の主筒部16aを有し、この主筒部16aの後面を閉塞する底壁の中心から前方へボス筒16dを前方突出している。
また、図3(A)に示す如く、前記主筒部16aの前面の下端及び上端からそれぞれ前記シリンダ保持筒13の外側へ折り返す折返し片16b、16cを後方へ突出している。
上側の折返し片16cには、図3(D)に示す如く、その下端から前端近くまで延びる切割り19が形成されている。
下側の折返し片16bには、図3(B)に示す如く、前端から後端まで開通するスリット18が穿設されている。このスリットに関しては後述する。
前記ノズル14は、前記射出筒12の前端に嵌合されている。
前記ピストン20は、前記シリンダ筒16内を前後方向へ進退可能に嵌合されている。このピストン20の前部には、凹部21が形成されている。
前記トリガー22は、前記射出筒12の前部から、図1に点線で示す枢着軸Oを中心とする前後方向への揺動可能に垂下している。図示例のトリガー22は前下方へ傾斜している。
前記トリガー22の上下方向の中間部には、前記ピストン20の前部が連係されている。
図示例では、前記トリガー22は、縦長の前板22aの左右両端全体から、左右一対の側板22bを後方突出している。
前記前板22aの一部(幅方向中間部)には貫通筒23を貫設させている。この貫通筒23の後部内には、前記ピストン20の前部が挿入されており、貫通筒23の内面に付設した連係ピン24を、前記凹部21に挿入させている。
また前記一対の側板22bの内面には、前記貫通筒23の筒壁下部と平行な補助壁25が付設されている。
また前記一対の側板22bの外面には、後述の掛止片30を挿入させるための上端開口のポケット26が形成されている。
前記スプリング28は、前記ピストン20を前方へ付勢する付勢手段としての役割を有し、前記射出筒12とトリガー22との間に架設されている。
図示例のスプリング28は、上端側を射出筒12の側面に連結した、弧状に変形された長円形のスプリング本体29と、この本体の下端から下方へ突出した掛止片30とを有する。この掛止片30を前記ポケット26内に挿入され、従来既知の方法で連結させている。この構成を説明するために、後述の第2実施形態の図4(A)を援用する。
前記カバー32は、前後方向に長い頂壁32aの左右両端から左右一対の側壁32bを垂下させている。
なお、この側壁32aの垂下長は、図1に点線で示す如く、前方側に向かって短くなっており、下側の折返し片16bが側方から目視可能である。従って、この折返し片16bのスリット18に後述の係合板部56を嵌め合わせるときに、スリット18に目視して嵌合作業を行うことができ、操作性が良い。
上記構成によれば、図1の状態から、トリガー22を後方へ引くと、前記ピストン20が後退して、前記シリンダ筒16内が高圧化するため、前記第2逆止弁V2が開き、シリンダ筒16内の液体が第2逆止弁V2及び射出筒12を通ってノズルから噴出される。
前記トリガー22を解放すると、前記スプリング28の復元力により、前記ピストン20が前進し、前記シリンダ筒16の内部が負圧化するので、前記第2逆止弁V2が閉じるとともに第1逆止弁V1が開き、容器体100内の液体が前記シリンダ筒16内へ吸い上げられる。
ストッパー40は、装着部41と摘み部54とで形成されている。図示例のストッパー40は、一体成形品として形成されているが、この構造は適宜変更することができる。
前記装着部41は、前記噴出器2へ装着させるための部位であり、図2(A)に示す如く、正面から見て、基部42から左右一対の挟持片48を上方へ突設している。これら挟持片は、撓み変形が可能に形成する。
図示例の基部42は、基板部43の幅方向中間部から連結片44を起立してなる。この連結片44の上端から前記一対の挟持片48が突出されている。
前記基板部43は、前記シリンダ筒16とトリガー22との間に介在されるつっかえ棒としての役割を有する。
図示例では、図1に示す如く、前記一対の挟持片48の間に前記ピストン20を挟持させた状態で、前記基板部43の前端部が前記トリガー22の補助壁25の後端に突き当たり、かつ、前記基板部43の後端部が前記シリンダ筒16の前端部に突き当たるように設計されている。
図示例の基板部43は、全体として略水平板状に形成されている。これら水平板の上下両面は、図2(A)に示す如く、正面から見て弓状に形成されているが、その形態は適宜変更できる。
前記基板部43の前面と連結片44の前面との間には、図2(B)に示す如く、上向きの段部D1が形成されている。また前記基板部43の前面は、その下端部を、上向きの段部D2を介して前方へ突出させている。そして図1に示す如く、下側の段部D2には、前記補助壁25の後端が掛止され、上側の段部D1にも前記トリガー22の側板22bの後縁が掛止されているように形成している。もっともこの構造は適宜変更することができる。
前記一対の挟持片48は、本実施形態において、リング(円環)の上側を切り割った割れリング形状(或いはC字形状)に形成されている。
その切割り箇所には上方挿入口A1が形成されている。さらに前記一対の挟持片48は、切割り箇所から、上外方へ拡開する拡開端部48aを有する。この構成とすることにより、前記ピストン20を前記一対の挟持片48の間へ押し込むことが容易となる。
前記一対の挟持片48の内面の輪郭は、前記ピストン20の上部の断面形状(図示例では円形)に対応させて、ピストン20の上部の外周面にフィットするように形成することが望ましい。このような構成とすることにより、前記ピストン20からの挟持片の脱落を防止できる。また一対の挟持片48が前記ピストン20に対して上下方向にずれて装着されることがないので、後述の係合突子Sと係合受面Rとの位置合わせが容易となる。
図示例では、前記一対の挟持片48は、上端側が開口した割れ筒状に形成されており、その後端部から左右一対の垂直な当接板部49を左右方向の外方へ突出している。これら当接板部49は、前記シリンダ筒16の前端面に当接されている。
また前記装着部41の前面は、図2(B)に示すように、全体として、下側から上後方への傾く上側傾斜面i1に形成されている。こうすることにより、図1に示すように、前下方へ傾斜するトリガー22に前記挟持片48が衝突して邪魔になることを回避している。
他方、前記装着部41の後面は、同図に示すように、垂直面jに形成されている。
前記摘み部54は、図示例において、垂直な平板状に形成されている。前記摘み部54の下端部は、図2(A)に示すように、指掛け用の拡幅部55に形成されている。
前記摘み部54の前面は、上側から下後方へ傾斜する下側傾斜面i2に形成されている。
そして本実施形態では、図2(B)に示すように、前記摘み部54を後方へ延長して、その延長部分で形成する係合板部56が形成されている。
この係合板部56の上面は、水平面hに形成されており、前記基板部43の下面とほぼ同じ高さに設けられている。係合板部56は、前記ピストン20に前記一対の挟持片48を嵌着させたときに、前記水平面hが前記シリンダ保持筒13の下面に沿う高さにあるように設けられている。また前記係合板部56の厚みは、前記シリンダ筒16の下側の折返し片16bに形成されたスリット18の幅とほぼ同じとする。
このような構成とすることにより、本実施形態では、前記係合板部56を、前記ストッパー40の回り止め手段Tの係合突子Sとするとともに、前記スリット18の内側面を、前記回り止め手段Tの係合受面Rとしている。また前記スリット18の下面開口を、係合子挿入用の空隙である下方挿入口A2としている。
前記回り止め手段Tの役割は、前記一対の挟持片48が前記ピストン20の前部に装着された状態で、前記係合板部56が前記スリット18内に嵌合されることで、前記ピストン20回りのストッパー40の回転を規制することである。
ここで、“嵌合”という用語は、図示例のように、スリット18内に隙間なく嵌め込まれている“嵌着”の他に、若干の遊び(隙間)を存して嵌められている“遊嵌”を含むものとする。但し、ピストンからのストッパーの脱落を生じない程度の遊びであるものとする。
上記構成によれば、図1の状態において、前記ストッパー40の係合板部56は、前記シリンダ筒16のスリット18の内側面である一対の係合受面Rの間に嵌合されているから、前記ピストン20の回りのストッパー40の回転を効果的に防止することができる。
前記ストッパー40を前記噴出器2に組み付けるときには、前記ストッパー40の一対の挟持片48の上端の間に前記ピストン20を当てて、そのままストッパー40を押し込めばよく、この作業により、前記係合受面R及び前記係合突子Sを係合状態にすることができるから、使い勝手が良い。
また既存のトリガー式噴出装置の構造を利用して、前記係合受面Rを形成しているから、係合受面Rを設けるための別個の部材が必要ないから、パーツ数が増えることがなく、経済的である。
以下、本発明の他の実施形態に係るトリガー式噴出装置を説明する。これらの説明において第1実施形態と同じ構成に関しては解説を省略する。
図4は、本発明の第2実施形態に係るトリガー式噴出装置を示している。
本実施形態では、第1実施形態の係合突子S及び係合受面Rに代えて、左右一対の挟持片48の側面に係合突子Sを、また左右一対のスプリング28の内面に係合受面Rをそれぞれ形成している。
具体的には、前記係合突子Sとして、図4(B)に示すように、前記一対の挟持片48の外側面に当接リブ50を側外方へ突設している。
図示例では、図4(A)に示すように、各挟持片48の左右の側外面に、それぞれ、上下一対の当接リブ50を前後方向に長く形成している。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
本実施形態の当接リブ50は、上記係合受面Rへ当接させたことにより、前記ピストン20回りのストッパー40の回転を防止している。
ここで、“当接させた”という用語は、図示例のように、図4(A)に示す初期状態で係合受面に圧接している態様と、初期状態で僅かな遊びを存して係合受面に近接している態様とを含む。但し、後者では、前記ピストン20に対してストッパー40を回転させようとすると、係合受面に係合突子が衝突して、ストッパーを回転させることができない。
好適な図示例では、前記係合受面Rとの圧接面積を広くとるために、図5に示すように、各当接リブ50を、突設方向の先端に、広く平坦な当接面50aを有する台状部に形成している。また図示例では、2つの当接リブ50の当接面50aが仮想の垂直線Lに沿って面一になるように形成している。これにより、前記ストッパー40の回転に対する抵抗力が更に高まる。
前記左右一対のスプリング28は、前述の変形長円形のスプリング本体29の後端部分を前記トリガー22の後縁より後方へ突出させている。そして、これら後端部分の内面を前記左右一対の係合受面Rとしている。これら係合受面R同士の距離は、前記左右一対の挟持片48の当接面50a同士の間の距離と同程度とするものとする。
これらの係合受面Rは、前記ストッパー40の挟持片48の間に前記ピストン20を挟持させた状態で、図4(B)に想像線で示すように、前記当接リブ50に当接する位置に配置されるように設計されている。従って、当接リブ50と係合受面Rとの圧接により、前記ストッパー40の回り止めを確実に実現することができる。
前記一対の挟持片48の間に前記ピストン20を嵌め込むことにより、前記当接リブ50の位置は前記係合受面Rと当接される位置となり、特別な位置決め作業を必要としないから、使い勝手がよい。
また、前記構成によれば、既製の噴出器2の構成を大きく変更することなく、前記回り止め手段Tの係合受面Rを形成することができ、新たに係合受面Rを有するパーツを必要としないので、経済的である。
なお、本実施形態では、前記挟持片48の側外面に、前記2本の当接リブ50の上側及び下側に位置させて上下一対の横リブ51a、51bを形成している。
図6は、本発明の第3実施形態に係るトリガー式噴出装置を示している。
本実施形態では、第1実施形態の係合突子S及び係合受面Rに代えて、前記基部42の前面に係合突子Sを、また前記トリガー22の内面に係合受面Rをそれぞれ形成するとともに、前記基部42の形状を変更している。
まず前記基部42は、前記基板部43の左右両側からそれぞれ連結片44を起立してなる。そして各連結片44の上端からは、前記ピストン20の輪郭にフィットする形状の挟持片48が上方へ突設されている。
そして前記一対の連結片44の前面より、前記係合突子として、図6(A)に示すように、側方から見て略直角三角形状の係止リブ46を起立している。これら一対の係止リブ46の側外面と前記連結片44の側外面とは面一に形成されている。
また前記トリガー22の左右の側板22bの内面を係合受面Rとしている。これら側板の下側には、係合突子挿入用の空隙である下方挿入口A2が形成されている。
本実施形態では、前記ピストン20に前記一対の挟持片48を装着させた状態で、係合突子Sである前記一対の係止リブ46の側外面が前記係止リブ46に当接されるので、前記ストッパー40の回転を防止することができる。
また既製のトリガー22の構成を大きく変更する必要がなく、係合受面Rを含むパーツを導入することを要しないので、経済的である。
図7は、本発明の第4実施形態に係るトリガー式噴出装置を示している。
本実施形態もまた、前述の係合突子S及び係合受面Rの構成を変更したものである。
本実施形態では、第1実施形態の係合板部を省略するとともに、前記当接板部49を縦長のプレート状フランジ52に変更して、このプレート状フランジ52を係合突子Sとしている。
また本実施形態では、前記下側の折返し片を省略するとともに、前記カバー32の左右の側壁32bの内面を係合受面Rとしている。
この構成によれば、前記側壁32bの内面に縦長のプレート状フランジ52の端部を当接させたから、ストッパー40の回転をより確実に規制することができる。
また既製のカバー32の構造をそのまま係合受面Rとして活用しており、係合受面Rを有する新たなパーツを設ける必要がないから、経済的である。
2…噴出器 4…装着筒 6…噴出器本体 8…起立筒 8a…内筒 8b…外筒
10…吸上げパイプ 12…射出筒 13…シリンダ保持筒 14…ノズル
16…シリンダ筒 16a…主筒部 16b…下側の折返し片
16c…上側の折返し片 16d…ボス筒 18…スリット 19…切割り
20…ピストン 21…凹部
22…トリガー 22a…前板 22b…側板 23…貫通筒 24…連係ピン
25…補助壁 26…ポケット
28…スプリング(付勢手段) 29…スプリング本体 30…掛止片
32…カバー 32a…頂壁 32b…側壁
40…ストッパー 41…装着部 42…基部 43…基板部 44…連結片
46…係止リブ 48…挟持片 48a…拡開端部 49…当接板部
50…当接リブ 50a…当接面 51a、51b…横リブ
52…プレート状フランジ 54…摘み部
55…拡幅部 56…係合板部
100…容器体 102…口頸部
A1…上方挿入口 A2…下方挿入口 b…連通孔
D1…上側段部 D2…下側段部
h…水平面 i1…上側斜面 i2…下側斜面 j…垂直面 L…垂直線
O…枢着軸 P…ポンプ機構 R…係合受面 S…係合突子 T…回り止め手段
V1…第1逆止弁 V2…第2逆止弁

Claims (6)

  1. 容器内の液体を吸引、加圧、圧送するポンプ機構(P)を組み込んだ噴出器本体(6)を有し、この噴出器本体(6)に対して、前記ポンプ機構(P)のピストン(20)を横向きのシリンダ筒(16)内で前後方向に往復動させるトリガー(22)を保持させるとともに、前記ピストン(20)を前方へ付勢する付勢手段(28)を設けた噴出器(2)と、
    前記ピストン(20)の前部を左右方向から挟持する一対の挟持片(48)を含む装着部(41)から摘み部(54)を垂設してなり、前記装着部(41)を前記シリンダ筒(16)と前記トリガー(22)との間に離脱可能に介在させることにより、前記トリガー(22)の後退を規制したストッパー(40)とを具備し、
    前記一対の挟持片(48)の上端の間には、前記ピストン(20)を挿入させるための上方挿入口(A1)が形成されており、
    前記ストッパー(40)の適所に形成した係合突子(S)と、前記噴出器(2)に形成され、前記係合突子(S)を当接させることが可能な係合受面(R)とにより、前記ストッパー(40)が前記ピストン(20)の周囲を回転することを規制する回り止め手段(T)を形成したことを特徴とする、トリガー式噴出装置。
  2. 前記係合受面(R)を、相互に向かい合う左右一対の係合受面(R)とするとともに、これら係合受面(R)の下方に係合子挿入用の空隙である下方挿入口(A2)を形成させ、
    前記ピストン(20)が前記上方挿入口(A1)を通って前記一対の挟持片(48)の間に挟持されることにより、前記係合突子(S)が前記下方挿入口(A2)を通って前記一対の係合受面(R)の間に当接させることができるように、前記上方挿入口(A1)と前記係合突子(S)及び前記一対の係合受面(R)との位置関係を設定したことを特徴とした、請求項1に記載したトリガー式噴出装置。
  3. 前記シリンダ筒(16)の前端側の下面に前後方向に穿設したスリット(18)の左右側面を、一対の係合受面(R)とし、
    前記係合突子(S)として、前記摘み部(54)から後方へ延出させた係合板部(56)を、前記スリット(18)に嵌合させたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトリガー式噴出装置。
  4. 前記付勢手段(28)を、前記噴出器本体(6)と前記トリガー(22)との間に架設した左右一対のスプリング(28)で形成し、
    これら一対のスプリング(28)の下端部を、前記トリガー(22)より後方へ突出して、これらスプリング(28)の後端部の内面を、一対の係合受面(R)とし、
    前記係合突子(S)として、前記一対の挟持片(48)の左右方向の側外面に形成した左右一対の当接リブ(50)を、前記係合受面(R)に当接させたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトリガー式噴出装置。
  5. 前記トリガー(22)は、前板(22a)の左右両端から左右一対の側板(22b)を後方突出させてなり、これら側板(22b)の内面を、左右一対の係合受面(R)に形成し、
    前記装着部(41)は、基部(42)から前記一対の挟持片(48)を上方へ突出しており、前記係合突子(S)として、前記基部(42)の前面に形成した左右一対の係止リブ(46)を、前記係合受面(R)に係止させたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトリガー式噴出装置。
  6. 前記噴出器(2)は、前記射出筒(12)の上面を覆う頂壁(32a)から左右一対の側壁(32b)を垂設させたカバー(32)を含み、
    前記一対の側壁(32b)の内面を、左右一対の係合受面(R)に形成し、
    前記係合突子(S)として、前記装着部(41)から側外方へ突設する左右一対のプレート状フランジ(52)を、前記係合受面(R)に当接させたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトリガー式噴出装置。
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