JP2020162186A - モータ - Google Patents

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佳久 奥畑
Yoshihisa Okuhata
佳久 奥畑
国博 梶田
Kunihiro Kajita
国博 梶田
美香 小長谷
Mika KONAGAYA
美香 小長谷
陽介 伊東
Yosuke Ito
陽介 伊東
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Abstract

【課題】冷却流路によるステータおよびインバータ部の冷却効率を向上できる構造を有するモータの提供。【解決手段】モータは、ロータ20と、ステータ30と、ステータ30と電気的に接続されるインバータ部51と、ステータ収容部14およびインバータ収容部15を有するハウジング10と、を備える。ハウジング10は、ロータ20およびステータ30の径方向外側においてロータ20およびステータ30を囲む筒状の周壁部10bを有し、かつ単一の部材である。周壁部10bは、冷却流路61と、ステータ収容部14とインバータ収容部15とを仕切る仕切り壁部10dと、を有する。冷却流路61は、周方向に延びる。冷却流路61の少なくとも一部は、仕切り壁部10dに設けられる。冷却流路61のうち仕切り壁部10dに設けられる部分は、ステータ収容部14とインバータ部51との径方向の間において単一層の流路である。【選択図】図2

Description

本発明は、モータに関する。
ロータおよびステータとインバータ装置とがハウジングに収容され、一体化されたモータが知られる。例えば、特許文献1には、ロータおよびステータとインバータ装置とがハウジング内で中心軸線上に配置された構成が記載される。
特開2015−104257号公報
上記のようなモータにおいては、ステータおよびインバータ装置を効率的に冷却できることが求められる。ステータおよびインバータ装置を冷却する方法としては、冷媒が流れる冷却流路をハウジングに設けることが考えられる。しかし、単に冷却流路をハウジングに設けただけでは、ステータおよびインバータ装置の冷却効率を十分に得られない場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、冷却流路によるステータおよびインバータ部の冷却効率を向上できる構造を有するモータを提供することを目的の一つとする。
本発明のモータの一つの態様は、一方向に延びる中心軸に沿って配置されるモータシャフトを有するロータと、前記ロータと径方向に隙間を介して対向するステータと、前記ステータと電気的に接続されるインバータ部と、前記ステータを収容するステータ収容部および前記インバータ部を収容するインバータ収容部を有するハウジングと、を備え、前記インバータ収容部は、前記ステータ収容部の径方向外側に位置し、前記ハウジングは、前記ロータおよび前記ステータの径方向外側において前記ロータおよび前記ステータを囲む筒状の周壁部を有し、かつ単一の部材であり、前記周壁部は、冷却流路と、前記ステータ収容部と前記インバータ収容部とを仕切る仕切り壁部と、を有し、前記冷却流路は、冷媒が流入する流入口および前記冷媒が流出する流出口を有し、かつ、周方向に延び、前記冷却流路の少なくとも一部は、前記仕切り壁部に設けられ、前記冷却流路のうち前記仕切り壁部に設けられる部分は、前記ステータ収容部と前記インバータ部との径方向の間において単一層の流路である。
本発明の一つの態様によれば、冷却流路によるステータおよびインバータ部の冷却効率を向上できる構造を有するモータが提供される。
図1は、第1実施形態のモータを示す斜視図である。 図2は、第1実施形態のモータを示す図であって、図1におけるII−II断面図である。 図3は、第1実施形態のモータを示す図であって、図2におけるIII−III断面図である。 図4は、第1実施形態のモータを上側から視た図である。 図5は、第1実施形態の冷却部を示す斜視図である。 図6は、第1実施形態のモータの一部を示す断面図である。 図7は、第1実施形態における変形例のモータの一部を示す断面図である。 図8は、第2実施形態の冷却部を示す斜視図である。
各図に示すZ軸方向は、正の側を上側とし、負の側を下側とする鉛直方向Zである。Y軸方向は、各図に示す一方向に延びる中心軸Jと平行な方向であり、鉛直方向Zと直交する方向である。以下の説明においては、中心軸Jと平行な方向、すなわちY軸方向を「軸方向Y」と呼ぶ。また、軸方向Yの正の側を、「軸方向一方側」と呼び、軸方向Yの負の側を、「軸方向他方側」と呼ぶ。各図に示すX軸方向は、軸方向Yおよび鉛直方向Zの両方と直交する方向である。以下の説明においては、X軸方向を「幅方向X」と呼ぶ。また、幅方向Xの正の側を「幅方向一方側」と呼び、幅方向Xの負の側を「幅方向他方側」と呼ぶ。本実施形態において、鉛直方向Zは、所定方向に相当する。
また、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向θ」と呼ぶ。また、周方向θにおいて、軸方向他方側から軸方向一方側に向かって視て、反時計回りに進む側、すなわち図において周方向θを示す矢印の進む側と逆側を「周方向一方側」と呼び、時計回りに進む側、すなわち図において周方向θを示す矢印の進む側を「周方向他方側」と呼ぶ。
なお、鉛直方向、上側および下側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
<第1実施形態>
図1および図2に示すように、本実施形態のモータ1は、ハウジング10と、蓋部11と、カバー部材12と、センサカバー13と、中心軸Jに沿って配置されるモータシャフト21を有するロータ20と、ステータ30と、インバータユニット50と、コネクタ部18と、回転検出部70と、を備える。
図2に示すように、ハウジング10は、ロータ20とステータ30と回転検出部70とインバータユニット50とを収容する。ハウジング10は、単一の部材である。ハウジング10は、例えば、砂型鋳造で作製される。ハウジング10は、周壁部10bと、底壁部10aと、ベアリング保持部10cと、角筒部10eと、を有する。
周壁部10bは、ロータ20およびステータ30の径方向外側においてロータ20およびステータ30を囲む筒状である。本実施形態において周壁部10bは、中心軸Jを中心とする略円筒状である。周壁部10bは、軸方向一方側に開口する。周壁部10bは、ステータ30およびインバータユニット50を冷却する冷却部60を有する。
底壁部10aは、周壁部10bの軸方向他方側の端部に設けられる。底壁部10aは、周壁部10bの軸方向他方側を塞ぐ。底壁部10aは、底壁部10aを軸方向Yに貫通するセンサ収容部10gを有する。センサ収容部10gは、軸方向Yに沿って視て、例えば、中心軸Jを中心とする円形状である。底壁部10aと周壁部10bとによって、ステータ収容部14が構成される。すなわち、ハウジング10は、周壁部10bと底壁部10aとを有する有底筒状のステータ収容部14を有する。
ベアリング保持部10cは、底壁部10aの軸方向一方側の面におけるセンサ収容部10gの周縁部から軸方向一方側に突出する円筒状である。ベアリング保持部10cは、後述するロータコア22よりも軸方向他方側においてモータシャフト21を支持するベアリングを保持する。
図1から図4に示すように、角筒部10eは、周壁部10bから上側に延びる角筒状である。角筒部10eは、上側に開口する。本実施形態において角筒部10eは、例えば、正方形筒状である。図2に示すように、角筒部10eを構成する壁部のうち軸方向他方側の壁部は、底壁部10aの上端部に繋がる。角筒部10eは、角筒部10eを構成する壁部のうち軸方向一方側の壁部を軸方向Yに貫通する貫通孔10fを有する。貫通孔10fの下端部は、周壁部10bの軸方向一方側の開口と繋がる。角筒部10eと周壁部10bとによって、インバータ収容部15が構成される。すなわち、ハウジング10は、インバータ収容部15を有する。
インバータ収容部15は、ステータ収容部14の径方向外側に位置する。本実施形態においてインバータ収容部15は、軸方向Yと直交する鉛直方向Zにおいて、ステータ収容部14の上側に位置する。ステータ収容部14とインバータ収容部15とは、仕切り壁部10dによって鉛直方向Zに仕切られる。仕切り壁部10dは、周壁部10bの上側の部分である。すなわち、周壁部10bは、ステータ収容部14とインバータ収容部15とを仕切る仕切り壁部10dを有する。
図3に示すように、仕切り壁部10dの鉛直方向Zの寸法は、軸方向Yおよび鉛直方向Zの両方と直交する幅方向Xにおいて中心軸Jから離れる程、大きくなる。すなわち、仕切り壁部10dの鉛直方向Zの寸法は、幅方向Xの位置が中心軸Jと同じ中央部分において最も小さく、中央部分から幅方向Xの両側に離れるに従って大きくなる。
図2に示す蓋部11は、板面が鉛直方向Zと直交する板状である。蓋部11は、角筒部10eの上端部に固定される。蓋部11は、角筒部10eの上側の開口を閉塞する。なお、図4においては、蓋部11の図示を省略する。図1および図2に示すように、カバー部材12は、板面が軸方向Yと直交する板状である。カバー部材12は、周壁部10bおよび角筒部10eの軸方向一方側の面に固定される。カバー部材12は、周壁部10bの軸方向一方側の開口および貫通孔10fを閉塞する。
図2に示すように、カバー部材12は、カバー部材12を軸方向Yに貫通する出力軸孔12aを有する。出力軸孔12aは、例えば、中心軸Jを通る円形状である。カバー部材12は、カバー部材12の軸方向他方側の面における出力軸孔12aの周縁部から軸方向他方側に突出するベアリング保持部12bを有する。ベアリング保持部12bは、後述するロータコア22よりも軸方向一方側においてモータシャフト21を支持するベアリングを保持する。
センサカバー13は、底壁部10aの軸方向他方側の面に固定される。センサカバー13は、センサ収容部10gの軸方向他方側の開口を覆い、閉塞する。センサカバー13は、回転検出部70を軸方向他方側から覆う。
ロータ20は、モータシャフト21と、ロータコア22と、マグネット23と、第1エンドプレート24と、第2エンドプレート25と、を有する。モータシャフト21は、軸方向両側の部分をそれぞれベアリングによって回転自在に支持される。モータシャフト21の軸方向一方側の端部は、周壁部10bの軸方向一方側の開口から軸方向一方側へ向けて突出する。モータシャフト21の軸方向一方側の端部は、出力軸孔12aを通り、カバー部材12よりも軸方向一方側に突出する。モータシャフト21の軸方向他方側の端部は、センサ収容部10gに挿入される。
ロータコア22は、モータシャフト21の外周面に固定される。マグネット23は、ロータコア22に設けられたロータコア22を軸方向Yに貫通する孔部に挿入される。第1エンドプレート24および第2エンドプレート25は、径方向に拡がる円環板状である。第1エンドプレート24と第2エンドプレート25とは、ロータコア22と接触した状態で、ロータコア22を軸方向Yに挟む。第1エンドプレート24と第2エンドプレート25とは、ロータコア22の孔部に挿入されたマグネット23を軸方向両側から押さえる。
ステータ30は、ロータ20と径方向に隙間を介して対向する。ステータ30は、ステータコア31と、ステータコア31に装着される複数のコイル32と、を有する。ステータコア31は、中心軸Jを中心とした円環状である。ステータコア31の外周面は、周壁部10bの内周面に固定される。ステータコア31は、ロータコア22の径方向外側に隙間を介して対向する。
インバータユニット50は、ステータ30に供給される電力を制御する。インバータユニット50は、インバータ部51と、コンデンサ部52と、を有する。すなわち、モータ1は、インバータ部51と、コンデンサ部52と、を備える。インバータ部51は、インバータ収容部15に収容される。インバータ部51は、回路基板として、第1回路基板51aと、第2回路基板51bと、を有する。第1回路基板51aおよび第2回路基板51bは、板面が鉛直方向Zと直交する板状である。第2回路基板51bは、第1回路基板51aの上側に離れて配置される。第1回路基板51aと第2回路基板51bとは電気的に接続される。第1回路基板51aには、コネクタ端子53を介してコイル線32aが接続される。これにより、インバータ部51は、ステータ30と電気的に接続される。
図2および図4に示すように、コンデンサ部52は、幅方向Xに長い直方体状である。コンデンサ部52は、インバータ収容部15に収容される。コンデンサ部52は、インバータ部51の軸方向他方側に配置される。すなわち、インバータ収容部15において、インバータ部51とコンデンサ部52とは、軸方向Yに並んで配置される。コンデンサ部52は、インバータ部51と電気的に接続される。図2に示すように、コンデンサ部52は、仕切り壁部10dの上面に固定される。コンデンサ部52は、仕切り壁部10dに接触する。
図1に示すように、コネクタ部18は、角筒部10eの幅方向他方側の面に設けられる。コネクタ部18には、図示しない外部電源が接続される。コネクタ部18に接続された外部電源からインバータユニット50に電源が供給される。
回転検出部70は、ロータ20の回転を検出する。本実施形態において回転検出部70は、例えば、VR(Variable Reluctance)型レゾルバである。図2に示すように、回転検出部70は、センサ収容部10gに収容される。すなわち、回転検出部70は、底壁部10aに配置される。回転検出部70は、被検出部71と、センサ部72と、を有する。
被検出部71は、周方向θに延びる環状である。被検出部71は、モータシャフト21に嵌め合わされて固定される。被検出部71は、磁性体製である。センサ部72は、被検出部71の径方向外側を囲む環状である。センサ部72は、センサ収容部10gに嵌め合わされる。センサ部72は、センサカバー13によって軸方向他方側から支持される。すなわち、センサカバー13は、回転検出部70を軸方向他方側から支持する。センサ部72は、周方向θに沿って複数のコイルを有する。
図示は省略するが、モータ1は、回転検出部70とインバータ部51とを電気的に接続するセンサ配線をさらに備える。センサ配線の一端は、被検出部71に接続される。センサ配線は、被検出部71から、底壁部10aの内部および仕切り壁部10dを径方向に貫通する貫通孔を通って、インバータ収容部15内まで引き回される。センサ配線の他端は、例えば、第1回路基板51aに接続される。
モータシャフト21とともに被検出部71が回転することによって、センサ部72のコイルには、被検出部71の周方向位置に応じた誘起電圧が生じる。センサ部72は、誘起電圧を検出することで、被検出部71の回転を検出する。これにより、回転検出部70は、モータシャフト21の回転を検出して、ロータ20の回転を検出する。回転検出部70が検出したロータ20の回転情報は、センサ配線を介してインバータ部51に送られる。
図5に示すように、冷却部60は、冷却流路61を有する。すなわち、周壁部10bは、冷却流路61を有する。本実施形態では、冷却部60は、1つの冷却流路61のみで構成される。なお、図5においては、冷却部60の内部空間を立体形状として示す。
冷却流路61には、冷媒が流れる。冷媒は、ステータ30およびインバータ部51を冷却できる流体ならば、特に限定されない。冷媒は、水であってもよいし、水以外の液体であってもよいし、気体であってもよい。
冷却流路61は、周方向θに延びる。冷却流路61は、流路本体部61aと、流入口61bと、流出口61cと、を有する。流路本体部61aは、軸方向Yに幅広で周方向θに延びる円弧状である。図3に示すように、流路本体部61aは、周壁部10bにおける幅方向他方側の部分から、周壁部10bを周方向θに沿ってほぼ一周して設けられる。流路本体部61aの中心角φは、180°よりも大きい。これにより、冷却流路61は、中心角φが180°よりも大きい円弧状である。冷却流路61は、幅方向他方側に開口するC字形状である。
図5に示すように、流入口61bは、冷却流路61の周方向一方側の端部における軸方向Yの中央に位置する。流入口61bは、流路本体部61aの周方向一方側の端部から幅方向他方側に突出する。流入口61bには、冷媒が流入する。流入口61bの幅方向Xと直交する断面形状は、例えば、円形状である。図3に示すように、流入口61bには、流入パイプ16が連結される。流入パイプ16は、ハウジング10に設けられた孔部に挿し込まれる。流入パイプ16は、ハウジング10から幅方向他方側に突出する。
流出口61cは、冷却流路61の周方向他方側の端部における軸方向Yの中央に位置する。流出口61cは、流路本体部61aの周方向他方側の端部から幅方向他方側に突出する。流出口61cからは、冷媒が流出される。流出口61cの幅方向Xと直交する断面形状は、例えば、円形状である。流出口61cの形状は、流入口61bの形状と同様である。図5に示すように、流入口61bと流出口61cとは、軸方向Yにおいて同じ位置に配置される。流入口61bと流出口61cとは、鉛直方向Zに間隔を空けて配置される。
図3に示すように、流出口61cには、流出パイプ17が連結される。流出パイプ17は、ハウジング10に設けられた孔部に挿し込まれる。流出パイプ17は、ハウジング10から幅方向他方側に突出する。図1に示すように、流入パイプ16と流出パイプ17とは、軸方向Yにおいて同じ位置に配置される。流入パイプ16と流出パイプ17とは、鉛直方向Zに間隔を空けて配置される。
流入パイプ16から流入口61bを介して冷却流路61に流入した冷媒は、周方向一方側から周方向他方側に向かって流れ、流出口61cから流出パイプ17を介して、ハウジング10の外部に流出する。本実施形態において冷却流路61を流れる冷媒は、周方向θのうち一方の向きのみに流れる。すなわち、本実施形態においては、冷却流路61を流れる冷媒は、周方向一方側から周方向他方側に向かってのみ流れ、周方向他方側から周方向一方側に向かっては流れない。そのため、冷媒の流れる向きが互いに異なる複数の冷却流路が設けられる場合に比べて、冷却流路61に冷媒を循環させることが容易である。
本明細書において「冷媒が、周方向θのうち一方の向きのみに流れる」とは、冷媒の移動する向きのベクトル成分のうち周方向θに沿ったベクトル成分が、周方向θの一方の向きのみの場合を含む。すなわち、冷媒の位置が周方向θにおいて一方の向きに移動するならば、冷媒全体としての流れる向きが周方向θに対して傾いていてもよい。
図6に示すように、冷却流路61の少なくとも一部は、仕切り壁部10dに設けられる。したがって、冷却流路61を流れる冷媒によって、仕切り壁部10dで仕切られるステータ収容部14とインバータ収容部15とを冷却することができ、ステータ収容部14に収容されるステータ30およびインバータ収容部15に収容されるインバータ部51を冷却することができる。
本実施形態では、冷却流路61に流入した冷媒は、周壁部10bの上端部、すなわち仕切り壁部10dと、周壁部10bの幅方向一方側の端部と、周壁部10bの下端部と、を順に通って流れる。そのため、流入口61bから冷却流路61に流入した直後の比較的温度が低い冷媒を仕切り壁部10dに流すことができ、インバータ部51を冷却できる。これにより、インバータ部51をより冷却しやすい。インバータ部51は、特に発熱が大きくなりやすいため、インバータ部51を冷却しやすいことで、より好適にモータ1の冷却を行える。
本実施形態において冷却流路61のうち仕切り壁部10dに設けられる部分は、ステータ収容部14とインバータ部51との径方向の間において単一層の流路である。そのため、複数層の流路が径方向に並んで設けられる場合に比べて、冷却流路61の構成を簡単化できる。これにより、単一層の冷却流路61によってステータ30とインバータ部51との両方を冷却することができ、効率的である。また、仕切り壁部10dの径方向の寸法を小さくしやすく、モータ1を小型化しやすい。また、冷却流路61が周方向θに延びるため、例えば冷却流路が軸方向Yに延びる場合に比べて、冷却流路61によってステータ30の周囲を囲みやすく、ステータ30を冷却しやすい。
以上により、本実施形態によれば、冷却流路61によるステータ30およびインバータ部51の冷却効率を向上できる構造を有するモータ1が得られる。
本明細書において「ある流路が、ある部分において単一層の流路である」とは、ある部分内において、ある連続した流路が1つのみ設けられることを含む。例えば、全体として連続した同じ流路であっても、ある部分内において非連続となる2つの部分が設けられる場合には、ある部分において複数層の流路が設けられた状態である。本実施形態では、ステータ収容部14とインバータ部51との径方向の間に設けられる冷却流路61の部分は、連続した1つの部分のみである。
また、本実施形態によれば、冷却流路61は、1つのみ設けられ、周方向θに延びる。そのため、例えば冷却流路を波形状にする場合に比べて、冷却流路61を作製しやすい。また、例えば冷却流路を波形状にする場合、波形に並ぶ流路部分同士の間には、冷媒が流れないため、冷却流路の面積を十分に大きくしにくい場合があった。これに対して、本実施形態によれば、冷却流路61は、周方向θに延びる単一の流路であるため、冷却流路61の面積を大きくしやすく、冷却流路61によって冷却できる範囲を大きくしやすい。
また、本実施形態によれば、冷却流路61は、中心角φが180°よりも大きい円弧状である。そのため、冷却流路61によってステータ30の周りを囲みやすく、ステータ30をより冷却することができる。
また、本実施形態によれば、冷却流路61によって、インバータ収容部15に収容されるコンデンサ部52も冷却することができる。これにより、1つの冷却流路61によって3つの部分を同時に冷却することができ、冷却流路61の数を少なくしつつ、より効率的に冷却を行うことができる。
本実施形態では、流路本体部61aの上側部分が、仕切り壁部10dに設けられる。図6に示すように、鉛直方向Zに沿って視て、冷却流路61のうち仕切り壁部10dに設けられる部分は、インバータ部51と重なる部分と、コンデンサ部52と重なる部分と、を有する。そのため、冷却流路61に流れる冷媒によって、ステータ30とインバータ部51とコンデンサ部52とをより冷却しやすい。
また、上述したように、本実施形態においてコンデンサ部52は、仕切り壁部10dに接触する。そのため、コンデンサ部52の熱が、仕切り壁部10dを伝って冷却流路61内の冷媒に放出されやすい。したがって、冷却流路61によってコンデンサ部52をより冷却しやすい。
仕切り壁部10dのうち冷却流路61とインバータ収容部15との径方向の間に位置する部分10jにおいて、冷却流路61とインバータ部51との径方向の間に位置する部分10iは、冷却流路61とコンデンサ部52との径方向の間に位置する部分10hよりも、径方向の寸法が小さい。すなわち、部分10iの径方向の寸法L1は、部分10hの径方向の寸法L3よりも小さい。これにより、冷却流路61をインバータ部51に近づけることができ、インバータ部51をより冷却しやすい。
仕切り壁部10dのうち冷却流路61とインバータ収容部15との径方向の間に位置する部分10jは、仕切り壁部10dのうち冷却流路61とステータ収容部14との径方向の間に位置する部分10kよりも、径方向の寸法が小さい。すなわち、部分10iの径方向の寸法L1および部分10hの径方向の寸法L3は、部分10kの径方向の寸法L2よりも小さい。これにより、冷却流路61をステータ収容部14よりもインバータ収容部15に近づけることができ、インバータ収容部15をより冷却しやすい。また、寸法L2を比較的大きくしやすいため、周壁部10bのうちステータコア31と接する部分の径方向の寸法を大きくしやすい。これにより、周壁部10bにおけるステータコア31を保持する強度を比較的大きくできる。以上のように、寸法L1と寸法L2と寸法L3とは、L1<L3<L2の関係を満たす。
なお、上述した寸法L1と寸法L2と寸法L3との大小関係は、少なくとも各寸法の最小値同士の間において成り立てばよい。例えば、本実施形態では、寸法L1および寸法L2は周方向θの位置によって異なるが、寸法L1の最小値と寸法L2の最小値とを寸法L3と比べた際に、上述したL1<L3<L2の関係を満たせばよい。本実施形態では、寸法L1と寸法L2と寸法L3との大小関係は、仕切り壁部10dにおける幅方向Xの中央部分において、L1<L3<L2の関係を満たす。
図5に示すように、冷却流路61の軸方向Yの寸法L4は、周方向θの位置によらず略均一である。図6に示すように、冷却流路61の軸方向Yの寸法L4は、第1回路基板51aの軸方向Yの寸法L5および第2回路基板51bの軸方向Yの寸法L6よりも大きい。そのため、冷却流路61の軸方向Yの寸法L4を比較的大きくでき、1つの冷却流路61によって冷却できる範囲を広くできる。また、冷却流路61内に流れる冷媒の流量を大きくできる。したがって、冷却流路61による冷却効率をより向上できる。第1回路基板51aの軸方向Yの寸法L5は、第2回路基板51bの軸方向Yの寸法L6よりも小さい。すなわち、寸法L4と寸法L5と寸法L6とは、L5<L6<L4の関係を満たす。
冷却流路61の軸方向Yの寸法L4は、コンデンサ部52の軸方向Yの寸法よりも大きい。図4に示すように、本実施形態において冷却流路61の軸方向Yの寸法L4は、第2回路基板51bの幅方向Xの寸法およびコンデンサ部52の幅方向Xの寸法よりも小さい。図示は省略するが、冷却流路61の軸方向Yの寸法L4は、第1回路基板51aの幅方向Xの寸法よりも小さい。
ここで、本実施形態によれば、上述したように、流入口61bは、冷却流路61の周方向一方側の端部における軸方向Yの中央に位置し、流出口61cは、冷却流路61の周方向他方側の端部における軸方向Yの中央に位置する。そのため、冷却流路61の軸方向Yの寸法L4を比較的大きくした場合であっても、冷却流路61内において冷媒が淀むことを抑制しやすく、流入口61bから流出口61cに向けて冷媒を流しやすい。したがって、冷却流路61を流れる冷媒の圧力損失を低減できる。
冷却流路61の幅方向Xの最大寸法は、第2回路基板51bの幅方向Xの寸法およびコンデンサ部52の幅方向Xの寸法よりも大きい。また、図示は省略するが、冷却流路61の幅方向Xの最大寸法は、第1回路基板51aの幅方向Xの寸法よりも大きい。そのため、冷却流路61によって、インバータ部51およびコンデンサ部52をより冷却しやすい。冷却流路61の幅方向Xの最大寸法とは、冷却流路61において最も幅方向一方側に位置する部分と、冷却流路61において最も幅方向他方側に位置する部分と、の間の幅方向Xの距離である。本実施形態において冷却流路61の幅方向Xの最大寸法は、円弧状の冷却流路61の外径に相当する。
本実施形態において冷却部60は、ハウジング10が砂型鋳造によって作製される際に、冷却部60の形状を有する砂型の部分によって成形される。図1および図2に示すように、ハウジング10は、冷却部60を成形する砂型を排出するための複数の排出孔部19を有する。砂型鋳造によってハウジング10を製造した後、排出孔部19から冷却部60を成形する砂型を排出する。排出孔部19は、冷却部60と繋がる。排出孔部19には栓体80が圧入される。栓体80によって排出孔部19が閉塞され、冷却部60内の冷媒がハウジング10の外部に漏れることを抑制できる。
(第1実施形態の変形例)
図7に示すように、本変形例のハウジング110において、仕切り壁部110dのうち冷却流路161とインバータ収容部15との径方向の間に位置する部分110jにおいて、冷却流路161とコンデンサ部52との径方向の間に位置する部分110hは、冷却流路161とインバータ部51との径方向の間に位置する部分110iよりも、径方向の寸法が小さい。すなわち、部分110hの径方向の寸法L9は、部分110iの径方向の寸法L7よりも小さい。これにより、冷却流路161をコンデンサ部52に近づけやすく、コンデンサ部52をより冷却しやすい。本変形例においてコンデンサ部52が接触する仕切り壁部110dの上面は、インバータ部51が設置される仕切り壁部110dの上面よりも下側に位置する。
仕切り壁部110dのうち冷却流路161とステータ収容部14との径方向の間に位置する部分110kは、仕切り壁部110dのうち冷却流路161とインバータ収容部15との径方向の間に位置する部分110jよりも、径方向の寸法が小さい。すなわち、部分110kの径方向の寸法L8は、部分110iの径方向の寸法L7および部分110hの径方向の寸法L9よりも小さい。これにより、冷却流路161をインバータ収容部15よりもステータ収容部14に近づけることができ、ステータ収容部14をより冷却しやすい。このように、寸法L7と寸法L8と寸法L9とは、L8<L9<L7の関係を満たす。
<第2実施形態>
図8に示すように、本実施形態の冷却部260において、冷却流路261の周方向一方側の端部は、周方向他方側から周方向一方側に向かうに従って軸方向Yの寸法が小さくなる第1縮小部261dである。第1縮小部261dは、流路本体部261aの周方向一方側の端部である。冷却流路261の周方向他方側の端部は、周方向一方側から周方向他方側に向かうに従って軸方向Yの寸法が小さくなる第2縮小部261eである。第2縮小部261eは、流路本体部261aの周方向他方側の端部である。
本実施形態において流入口261bは、第1縮小部261dの周方向一方側の端部に位置する。これにより、流入口261bから流入する冷媒は、第1縮小部261dにおける軸方向Yの寸法が比較的小さい部分から冷却流路261に流入し、周方向他方側に進む。そのため、流入口261bから流入した冷媒が冷却流路261内で淀むことを抑制できる。また、第1縮小部261dの軸方向Yの寸法は、周方向他方側に向かうに従って大きくなるため、冷却流路261に流れる冷媒の流量を確保できる。
流出口261cは、第2縮小部261eの周方向他方側の端部に位置する。これにより、流出口261cから流出する冷媒は、第2縮小部261eにおける軸方向Yの寸法が比較的小さい部分から流出する。そのため、冷却流路261を流れる冷媒を流出口261cに向けて集めることができ、流出口261cの周辺部において冷媒が淀むことを抑制できる。
以上のように、本実施形態によれば、冷却流路261の軸方向Yの寸法を大きくしつつ、冷却流路261に流入する冷媒および冷却流路261から流出する冷媒が淀むことを抑制できる。したがって、冷却流路261によって冷却できる範囲を広くしつつ、冷媒の圧力損失を低減することができる。本実施形態において流入口261bと流出口261cとは、鉛直方向Zにおいて同じ位置に配置される。流入口261bと流出口261cとは、軸方向Yに間隔を空けて配置される。
第1縮小部261dと第2縮小部261eとは、軸方向Yに沿って視て、互いに重なる。すなわち、冷却流路261の周方向一方側の端部と冷却流路261の周方向他方側の端部とは、軸方向Yに沿って視て、互いに重なる。そのため、冷却流路261によって、ステータ30の径方向外側の全周を囲むことができ、ステータ30をより冷却できる。第1縮小部261dは、第2縮小部261eの軸方向一方側に配置される。
第1縮小部261dおよび第2縮小部261eは、冷却流路261における幅方向他方側の部分である。すなわち、冷却流路261のうち軸方向Yに沿って視て互いに重なる部分は、冷却流路261の幅方向他方側の部分である。そのため、本実施形態において冷却流路261のうち仕切り壁部10dに設けられる部分は、冷却流路261のうち軸方向Yに沿って視て互いに重なる部分とは異なる部分である。したがって、冷却流路261のうち軸方向Yの寸法が比較的大きい部分を、仕切り壁部10dに設けることができる。これにより、冷却流路261によってステータ30およびインバータ部51をより冷却しやすい。
本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成を採用することもできる。冷却流路は、中心角φが180°以下の円弧状であってもよい。冷却流路の軸方向Yの寸法は、インバータ部における回路基板の軸方向Yの寸法より小さくてもよい。冷却流路の軸方向Yの寸法は、回路基板の幅方向Xの寸法およびコンデンサ部の幅方向Xの寸法より大きくてもよい。
冷却流路は、2つ以上設けられてもよい。この場合、冷却流路ごとに設けられる流入口および流出口も2つ以上ずつ設けられる。この場合、複数の冷却流路の径方向の寸法および軸方向Yの寸法は、互いに異なってもよいし、同じであってもよい。また、この場合、複数の冷却流路の形状は、互いに異なってもよいし、同じであってもよい。冷却流路のうち仕切り壁部に設けられる部分は、鉛直方向Zに沿って視て、インバータ部と重ならなくてもよいし、コンデンサ部と重ならなくてもよい。
流入口は、冷却流路の周方向一方側の端部における軸方向Yの中央以外の位置に設けられてもよい。流出口は、冷却流路の周方向他方側の端部における軸方向Yの中央以外の位置に設けられてもよい。
上述した実施形態のモータの用途は、特に限定されない。上述した実施形態のモータは、例えば、車両に搭載される。また、上述した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
1…モータ、10,110…ハウジング、10b…周壁部、10d,110d…仕切り壁部、14…ステータ収容部、15…インバータ収容部、20…ロータ、21…モータシャフト、30…ステータ、51…インバータ部、51a…第1回路基板(回路基板)、51b…第2回路基板(回路基板)、52…コンデンサ部、61,161,261…冷却流路、61b,261b…流入口、61c,261c…流出口、261d…第1縮小部、261e…第2縮小部、J…中心軸、Y…軸方向、Z…鉛直方向(所定方向)、θ…周方向、φ…中心角

Claims (11)

  1. 一方向に延びる中心軸に沿って配置されるモータシャフトを有するロータと、
    前記ロータと径方向に隙間を介して対向するステータと、
    前記ステータと電気的に接続されるインバータ部と、
    前記ステータを収容するステータ収容部および前記インバータ部を収容するインバータ収容部を有するハウジングと、
    を備え、
    前記インバータ収容部は、前記ステータ収容部の径方向外側に位置し、
    前記ハウジングは、前記ロータおよび前記ステータの径方向外側において前記ロータおよび前記ステータを囲む筒状の周壁部を有し、かつ単一の部材であり、
    前記周壁部は、
    冷却流路と、
    前記ステータ収容部と前記インバータ収容部とを仕切る仕切り壁部と、
    を有し、
    前記冷却流路は、冷媒が流入する流入口および前記冷媒が流出する流出口を有し、かつ、周方向に延び、
    前記冷却流路の少なくとも一部は、前記仕切り壁部に設けられ、
    前記冷却流路のうち前記仕切り壁部に設けられる部分は、前記ステータ収容部と前記インバータ部との径方向の間において単一層の流路である、モータ。
  2. 前記インバータ部は、回路基板を有し、
    前記冷却流路の軸方向の寸法は、前記回路基板の軸方向の寸法よりも大きい、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記流入口は、前記冷却流路の周方向一方側の端部における軸方向の中央に位置し、
    前記流出口は、前記冷却流路の周方向他方側の端部における軸方向の中央に位置する、請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記冷却流路は、中心角が180°よりも大きい円弧状である、請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ。
  5. 前記冷却流路の周方向一方側の端部は、周方向他方側から周方向一方側に向かうに従って軸方向の寸法が小さくなる第1縮小部であり、
    前記冷却流路の周方向他方側の端部は、周方向一方側から周方向他方側に向かうに従って軸方向の寸法が小さくなる第2縮小部であり、
    前記流入口は、前記第1縮小部の周方向一方側の端部に位置し、
    前記流出口は、前記第2縮小部の周方向他方側の端部に位置する、請求項1から4のいずれか一項に記載のモータ。
  6. 前記冷却流路の周方向一方側の端部と前記冷却流路の周方向他方側の端部とは、軸方向に沿って視て、互いに重なる、請求項5に記載のモータ。
  7. 前記冷却流路のうち前記仕切り壁部に設けられる部分は、前記冷却流路のうち軸方向に沿って視て互いに重なる部分とは異なる部分である、請求項6に記載のモータ。
  8. 前記インバータ部と電気的に接続されるコンデンサ部をさらに備え、
    前記インバータ収容部は、軸方向と直交する所定方向において前記ステータ収容部の一方側に位置し、
    前記所定方向に沿って視て、前記冷却流路のうち前記仕切り壁部に設けられる部分は、前記インバータ部と重なる部分と、前記コンデンサ部と重なる部分と、を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載のモータ。
  9. 前記仕切り壁部のうち前記冷却流路と前記インバータ収容部との径方向の間に位置する部分において、前記冷却流路と前記インバータ部との径方向の間に位置する部分は、前記冷却流路と前記コンデンサ部との径方向の間に位置する部分よりも、径方向の寸法が小さい、請求項8に記載のモータ。
  10. 前記仕切り壁部のうち前記冷却流路と前記インバータ収容部との径方向の間に位置する部分は、前記仕切り壁部のうち前記冷却流路と前記ステータ収容部との径方向の間に位置する部分よりも、径方向の寸法が小さい、請求項1から9のいずれか一項に記載のモータ。
  11. 前記冷却流路を流れる前記冷媒は、周方向のうち一方の向きのみに流れる、請求項1から10のいずれか一項に記載のモータ。
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