JP2020161906A - 位置監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】子供を取り巻く環境を考慮しつつ、より安全に子供の状況を監視するシステムを提供する。【解決手段】GPS端末と、サーバーと、設定端末を備える位置監視システムであって、前記GPS端末は、位置情報送信部と警告発信部を備え、前記位置情報送信部は、当該GPS端末が存在する位置についての位置情報を、予め定められたタイミングで前記サーバーへ送信し、前記警告発信部は、前記サーバーから受信した警告命令に基づいて警告を発信し、前記設定端末は、前記GPS端末が存在する位置に関して予め定められた位置条件を設定可能に構成され、前記サーバーは、記憶部と警告命令送信部を含み、前記記憶部は、前記位置条件を記憶し、前記警告命令送信部は、前記GPS端末から受信した前記位置情報が、前記位置条件を満たした場合に、前記GPS端末へ警告命令を送信する、位置監視システムが提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、位置監視システムに関する。
近年、登下校時の子供の狙った事件が増加しており、このような事件に巻き込まれないように子供を見守るための位置監視システムの開発が進められている。たとえば、特許文献1には、携帯端末を所持した子供の周囲に、携帯端末を所持した親が存在しない時間が所定の時間を超過したときに、警告情報を監視者に発信する位置監視システムが開示されている。
特開2006−11949号公報
しかし、上記特許文献1における技術では、親が共働きの場合などには子供の傍にいることができないため、当該位置監視システムを使用することができない。そのような場合、子供自身が自分の安全を確保しなければならないが、地域によっては子供にとって安全な区域と危険な区域が混在しており、そのような環境情報を考慮しつつ子供の安全を確保したいというニーズがある。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、子供を取り巻く環境を考慮しつつ、より安全に子供の状況を監視するシステムを提供することである。
本発明によれば、GPS端末と、サーバーと、設定端末を備える位置監視システムであって、前記GPS端末は、位置情報送信部と警告発信部を備え、前記位置情報送信部は、当該GPS端末が存在する位置についての位置情報を、予め定められたタイミングで前記サーバーへ送信し、前記警告発信部は、前記サーバーから受信した警告命令に基づいて警告を発信し、前記設定端末は、前記GPS端末が存在する位置に関して予め定められた位置条件を設定可能に構成され、前記サーバーは、記憶部と警告命令送信部を含み、前記記憶部は、前記位置条件を記憶し、前記警告命令送信部は、前記GPS端末から受信した前記位置情報が、前記位置条件を満たした場合に、前記GPS端末へ警告命令を送信する、位置監視システムが提供される。
このような構成とすることにより、保護者は地域の環境を考慮して危険な地域を設定することができる。そして、GPS端末を所持した子供が設定された場所に立ち入った場合に、GPS端末が子供に対して警告を発信するため、子供の安全を確保することが可能となる。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴が独立に発明を構成する。
好ましくは、前記設定端末はスマートフォンである。
好ましくは、前記設定端末は、前記警告の種類を設定可能に構成される。
好ましくは、前記警告は音声、振動、または、発光の少なくとも1つである。
好ましくは、前記GPS端末は、振動を検知するための振動センサーを備える。
好ましくは、前記サーバーは、前記位置情報が予め定められた条件を満たした場合に、前記警告命令を送信したことを前記設定端末へ連絡する。
好ましくは、前記GPS端末は、使用者が任意のタイミングで押下可能なボタンを備え、前記ボタンが押下されたタイミングに、前記位置情報を前記サーバーへ送信する。
好ましくは、前記サーバーは、前記ボタンが押下されたタイミングにおける前記位置情報を、前記設定端末へ送信する。
好ましくは、前記サーバーは、前記GPS端末の所持者が行動する地域における危険に関する地域危険情報が登録された地域危険情報サーバーと通信可能に構成され、前記設定端末は、前記地域危険情報を表示可能に構成される。
好ましくは、前記設定端末は、前記地域危険情報を前記地域危険情報サーバーに登録可能に構成される。
本発明の第1実施形態に係る位置監視システム100の概要を説明する図である。 位置監視システム100の機能ブロック図である。 GPS端末20の斜視図である。 GPS端末20のハードウェア構成を示すブロック図である。 設定端末10の画面遷移を示す図である。 設定端末10の画面遷移を示す図である。 位置監視システム100の処理の流れを説明する図である。 第2実施形態に係る位置監視システム200の概要を示す図である。 設定端末10の画面遷移を示す図である。 位置監視システム200の処理の流れを説明する図である。 第3実施形態に係る位置監視システム300の概要を示す図である。 位置監視システム300の処理の流れを説明する図である。
<1.第1実施形態>
(1.1.位置監視システム100の概要)
図1を参照し、本発明の実施形態1に係る位置監視システム100の概要を説明する。図1に示すように、位置監視システム100は、設定端末10とGPS端末20とサーバー30とを備える。
設定端末10は、たとえば保護者が所有するスマートフォンなどの携帯端末で実現され、サーバー30と通信可能に構成される。GPS端末20は、たとえば子供などの保護対象者に所持され、サーバー30と通信可能に構成される。
保護者は、設定端末10を操作することにより、GPS端末20の位置に関する条件(以下、位置条件ともいう)を設定する。具体的には、保護対象者にとって危険なエリアを位置条件として設定する。GPS端末20は、予め定められたタイミング(たとえば5分おき)に、GPS端末20が存在する位置についての情報(以下、位置情報ともいう)をサーバー30へ送信する。
サーバー30は、GPS端末20から受信した位置情報が、設定端末10から設定された位置条件を満たすか否かを判定し、位置情報が位置条件を満たした場合に、GPS端末20に対して警告命令を送信する。GPS端末20は警告命令を受信すると、音声によって保護対象者に対して警告を行う。これにより、保護対象者は自身が危険なエリアに進入したことを認知することができる。
一方、サーバー30は、設定端末10に対して警告命令を送信したことを連絡する。保護者は、設定端末10を確認することにより、保護対象者が危険にエリアに進入したことを検知することができる。
(1.2.位置監視システム100の機能構成)
図2を参照し、位置監視システム100の機能構成の一例を説明する。上述したように、位置監視システム100は、設定端末10とGPS端末20とサーバー30とを備える。以下、各構成について説明する。
(1.2.1.設定端末10)
設定端末10は、入力部11と表示部14とデータ送受信部17とを備える。入力部11は使用者(保護者)が操作することにより、位置条件を入力可能に構成される。表示部14はディスプレイで構成され、各種情報を表示する。データ送受信部17は、サーバー30とのデータの送受信が可能に構成されている。
(1.2.2.GPS端末20)
GPS端末20は、位置情報取得部21と位置情報送信部23と警告発信部25とを備える。位置情報取得部21は、予め定められたタイミングで、GPS衛生からの測位信号を受信する。位置情報送信部23は、受信した測位信号に基づいて検出されたGPS端末20の位置情報を、サーバー30へ送信する。
警告発信部25は、サーバー30から受信する警告命令に基づいて、保護対象者に警告を発信する。警告は、たとえば、音声により発信される。ただし、この例に限定されず、発光、または、振動、およびそれらの組み合わせにより警告を発信してもよい。
(1.2.3.サーバー30)
サーバー30は、記憶部31とデータ更新部33と判定部35と警告命令送信部37とを備える。記憶部31は、保護者が設定した位置条件を記憶する。データ更新部33は、設定端末10から受信した位置条件に基づいて、記憶部31のデータを更新可能に構成される。
判定部35は、GPS端末20から位置情報を受信すると、記憶部31を参照し、位置情報が位置条件を満たすか否かを判定する。位置情報が位置条件を満たす場合、警告命令送信部37は、GPS端末20へ警告命令を送信する。また、判定部35は、警告命令を発信したことを設定端末10へ連絡する。
上述した構成要素は、設定端末10、GPS端末20、およびサーバー30に適宜インストールされるソフトウェア(いわゆるアプリを含む)によって実現してもよく、ハードウェアによって実現してもよい。ソフトウェアによって実現する場合、CPUなどの制御装置がソフトウェアを構成するプログラムを実行することによって各種機能を実現することができる。
プログラムは、設定端末10、GPS端末20、およびサーバー30が内蔵する記憶装置(記憶部31を含み、メモリ、HDDまたはSSDなどを指す)に格納してもよく、コンピューターが読み取り可能な非一時的な記録媒体に格納してもよい。また、外部の記憶装置に格納されたプログラムを読み出し、いわゆるクラウドコンピューティングにより実現してもよい。ハードウェアによって実現する場合、ASIC、SOC、FPGA、またはDRPなどの種々の回路によって実現することができる。
(1.3.GPS端末20のハードウェア構成)
図3および図4を参照し、GPS端末20のハードウェア構成を説明する。図3に示すように、GPS端末20は、上面および底面が正方形状の直方体形状に構成されており、ボタン1と、音声出力部3と発光部5とを備える。
ボタン1は、GPS端末20の電源のオン/オフを操作するときに押下する。また、所持者が任意のタイミングでボタン1を一定時間以上押しつづけると、位置情報送信部23は、そのタイミングにおける位置情報をサーバー30へ送信する。
この場合、サーバー30は、GPS端末の位置情報を設定端末10へ送信するようにしてもよい。このようにすることにより、保護対象者が迷子になったとき、または、何らかのトラブルに巻き込まれたときに、自身の位置を保護者に送信することが可能となる。
音声出力部3は、警告発信部25が発信する警告に対応する音声を出力する。当該音声の内容は、GPS端末20において設定可能に構成されている。
発光部5は、GPS端末の状態(起動状態、または充電状況など)を通知するために発光する。また、発光部5による発光により、保護対象者に対する警告を発信してもよい。
図4は、GPS端末20を実現するためのハードウェア構成の一例を示す。図4において、制御装置201は、例えばSOC(System оn a chip)などで構成され、GPS端末20内の制御を行う。メモリ203は、制御装置201の演算処理におけるメモリとして機能する。
スピーカー211は、制御装置201からの命令に基づいて、警告としての音声を発信する。LEDランプ213は、制御装置201からの命令に基づいて、発光部5を発光させるためにLED光を点灯する。
ジャイロセンサー215(特許請求の範囲における「振動センサー」の一例)は、GPS端末20における振動を検知する。リセットタイマー223は、所定の時間(たとえば10分)を計測し、その期間にGPS端末20に対する振動が検知されなかった場合、制御装置201はスイッチ221を制御して電源220からの供給をオフにする。
このような構成とすることで、保護対象者が学校における授業中などで長時間一定の場所にいる場合(すなわち、振動を検知しない場合)には電源をオフにしつつ、保護者が移動した場合(すなわち、振動を検知した場合)に電源をオンにするといった制御をすることが可能に構成されている。
GPSモジュール216は、GPS衛星からの測位信号を所定時間ごとに受信する。無線モジュール217は、GPS端末20とサーバー30との間での無線通信を行う。
(1.4.設定端末10の画面遷移)
図5および図6を参照し、設定端末10における画面遷移を説明する。なお、上述の通り、設定端末10はスマートフォンで実装されている。すなわち、以下の説明では、スマートフォンのディスプレイが表示部14として機能し、それと同時に入力部11としても機能する。
画面G1は、設定端末10の表示部14に表示されるホーム画面である。画面G1には、設定端末10で位置監視の対象となっている保護対象者の情報が示されている。具体的には、領域D1と領域D1′に保護対象者の情報がそれぞれ記載されている。領域D1を押下すると、画面G2へ遷移する。また、領域D2を押下すると、画面G5へ遷移する。また、領域D10を押下すると、画面G10へ遷移する。
画面G2は、画面G1の領域D1に対応する保護対象者の現在位置の詳細情報を表示する画面である。保護者は、画面G2を確認することにより、保護対象者の現在位置、およびその周辺地域の情報を確認することができる。画面G2における領域D3を押下すると、画面G3に押下する。また、領域D4を押下すると、画面G4へ遷移する。
画面G3は、保護対象者の行動履歴を表示する画面である。保護者は、画面G3を確認することにより、保護対象者が移動した場所の履歴を確認することができる。これにより、保護対象者が危険なエリアに進入していないかを把握することができる。
画面G4は、保護対象者の現在位置の風景画像を表示する画面である。保護者は、画面G4を確認することにより、保護対象者の現在位置がどのような場所であるかを把握することができる。
画面G5は、各種設定事項を選択する画面である。設定事項としては、たとえば、設定端末10の使用者(すなわち、保護者)の情報、位置条件の設定、GPS端末20で発信される警告の種類(音声の内容、音量、振動の強度、発光の強度等)などが含まれる。画面G5において領域D5を押下すると、画面G6へ遷移する。
画面G6は、位置条件の確認画面である。画面G6には、すでに設定された位置条件が表示されている。画面G6において領域D6を押下すると、画面G7へ遷移する。
画面G7は、位置条件の設定画面である。画面G7において地図上の位置を押下して指定することにより、指定した位置を位置条件として設定することができる。ここで、領域D7を操作することにより、位置条件としての範囲を指定することができる。領域D8を押下すると、画面G8へ遷移する。
画面G8は、位置条件の決定画面である。領域D9を押下することにより、画面G7で設定した位置条件をサーバー30の記憶部31に登録することができる。
画面G10は、保護対象者ごとに設定された位置条件を表示する画面である。設定された位置条件の一例として、領域D11を押下すると、画面G11へ遷移する。
画面G11は、設定された位置条件の詳細を表示する画面である。ここで例えば、領域D12を操作することにより、設定されたエリアに進入したタイミングに警告を発信するか、設定されたエリア外から戻ったタイミングに警告を発するかといった、GPS端末20が保護対象者に警告を発信するタイミングを設定することができる。
また、領域D13を操作することにより、GPS端末20の警告の音声について設定することができる。具体的には、音声の有無、音声の音量、音声の内容などが設定可能となっている。
また、領域D14を操作することにより、位置条件を適用する曜日を指定することができる。このようにすることにより、習い事や塾などで保護対象者が所定の場所に行くことが決まっている場合に、位置条件を解除することができる。そのため、より保護対象者の生活環境を反映した形で、位置監視を行うことが可能となる。
(1.5.位置監視システム100の処理の流れ)
図7を参照し、位置監視システム100における処理の流れを説明する。ステップS100において、保護者は、設定端末10の入力部11に位置条件を入力する。ステップS101において、設定端末10は入力部11を介して位置条件を取得する。ステップS102において、設定端末10のデータ送受信部17は、位置条件をサーバー30のデータ更新部33へ送信する。
ステップS103において、サーバー30のデータ更新部33は位置条件を取得する。ステップS104において、データ更新部33は位置条件を記憶部31へ登録する。ステップS105において、データ更新部33は登録内容を設定端末10のデータ送受信部17へ送信する。
ステップS106において、設定端末10のデータ送受信部17は登録内容を受信する。ステップS107において、設定端末10の表示部14は登録内容を表示する。ステップS108において、保護者は表示部14に表示された登録内容を確認する。
一方、ステップS110において、GPS端末20の位置情報取得部21は、あらかじめ定められたタイミングでGPS衛星からの測位信号を受信し、GPS端末20の位置情報を取得する。ステップS111において、GPS端末20の位置情報送信部23は、サーバー30へ位置情報を送信する。
ステップS112において、サーバー30の判定部35は位置情報を受信する。ステップS113において、判定部35は、記憶部31を参照して位置情報が位置条件を満たしているか否かを判定する。
ここで、位置情報が位置条件を満たしていない場合、ステップS110〜ステップS113が繰り返される。一方、位置情報が位置条件を満たしている場合、ステップ114が行われる。
ステップS114において、サーバー30の警告命令送信部37は、GPS端末20へ警告命令を送信する。ステップS115において、GPS端末の警告発信部25は警告命令を受信する。ステップS116において、警告発信部25は保護対象者に向けて警告を発信する。ステップS117において、保護対象者は警告を認知する。
また、ステップS124において、サーバー30の判定部35は、警告を発信した旨の連絡を設定端末10へ送信する。ステップS125において、設定端末10のデータ送受信部17は、警告を発信した旨の連絡を受信する。ステップS126において、設定端末10の表示部14は受信内容を表示する。ステップS127において、保護者は表示部14に表示された内容を確認する。
以上のようにして、本実施形態に係る位置監視システム100は、GPS端末20と、サーバー30と、設定端末10を備える。GPS端末20は保護対象者に所持され、GPS端末20が存在する位置についての位置情報を、予め定められたタイミングでサーバー30へ送信する位置情報送信部23と、サーバー30から受信した警告命令に基づいて警告を発信する警告発信部25とを備える。
設定端末10は、GPS端末20が存在する位置に関して予め定められた位置条件を保護者によって設定可能に構成される。サーバー30は位置条件を記憶する記憶部31と、GPS端末20から受信した位置情報が予め定められた位置条件を満たした場合に、GPS端末20へ警告命令を送信する警告命令送信部37とを含む。
このような構成とすることにより、保護者は設定端末10を用いて地域の環境を考慮して危険なエリアを位置条件として設定することができる。そして、GPS端末20を所持した保護対象者が設定された場所に立ち入った場合には、位置情報が位置条件を満たしたとして、GPS端末が子供に対して警告を発信する。そのため、子供自身に注意喚起することが可能となり、子供の安全を確保することができる。
<2.第2実施形態>
(2.1.位置監視システム200の概要)
図8を参照して、第2実施形態に係る位置監視システム200の概要を説明する。なお、以下の説明においては、第1実施形態と同一の構成、機能、処理については同一の符号を付し、説明は繰り返さない。
図8に示すように、第2実施形態に係る位置監視システム200は、予め登録された地域住民(以下、登録者ともいう)が当該地域における危険なエリアの情報(以下、地域危険情報ともいう)を登録可能に構成された地域危険情報サーバー40を備える。サーバー30は、地域危険情報サーバー40と通信可能に構成される。すなわち、第2実施形態では、登録者が地域危険情報サーバー40に送信し、登録された情報に基づいて、保護者は位置条件を設定することができる。また、保護者は、設定端末10を操作して、地域危険情報サーバー40へ地域危険情報を登録することもできる。
(2.2.設定端末10の画面遷移)
図9を参照し、設定端末10における画面遷移を説明する。
画面G21は、地域危険情報を表示する画面である。保護者は、画面G21を確認することにより、登録者が登録した当該地域における危険なエリアの情報を確認することができる。画面G21において領域D21を押下すると、画面G22へ遷移する。また、領域D22を押下すると、画面G23へ遷移する。
画面G22は、画面G21に表示される地域危険情報の絞り込みの条件を設定する画面である。ここで、領域D23を操作することにより、地域危険情報を登録した登録者を絞り込むことができる。また、領域D24を操作することにより、地域危険情報のジャンル(交通事故、水難事故、土砂災害、など)を絞り込むことができる。
画面G23は、設定端末10を操作する保護者が、地域危険情報を登録する画面である。ここで、領域D25を操作することにより、地域における危険なエリアを入力することができる。そして、領域D26を押下すると、画面G24へ遷移する。
画面G24は、画面G23で入力したエリアについての詳細情報を入力する画面である。ここで、領域D27を操作することにより、画面G23で入力したエリアについての情報を入力することができる。また、領域D28を操作することにより、当該エリアのジャンルを選択することができる。領域D29を押下すると、入力した内容が地域危険情報サーバー40へ登録される。
(2.3.位置監視システム200の処理の流れ)
図10を参照し、位置監視システム200における処理の流れを説明する。ステップS200において、登録者は、例えばスマートフォンなどを用いて地域危険情報を送信する。ステップS201において、地域危険情報サーバー40は、地域危険情報を登録する。
ステップS202において、サーバー30は、予め定められたタイミングで地域危険情報サーバー40へ地域危険情報の要求を送信する。ステップS203において、地域危険情報サーバー40は、サーバー30からの要求を受信する。
ステップS204において、地域危険情報サーバー40は地域危険情報をサーバー30へ送信する。ステップS205において、サーバー30は地域危険情報を受信する。
ステップS206において、サーバー30は地域危険情報を設定端末10へ送信する。ステップS207において、設定端末10は地域危険情報を受信する。
ステップS208において、設定端末10は地域危険情報を表示部14に表示する。ステップS209において、保護者は地域危険情報を確認する。
以上のようにして、本実施形態に係る位置監視システム200では、サーバー30は、登録者が地域危険情報を登録可能に構成された地域危険情報サーバー40と通信可能に構成されている。保護者は、設定端末10に表示された地域危険情報に基づいて、位置条件を入力することができる。
このような構成とすることにより、保護者は、登録者が登録した危険なエリアについての情報を参照しつつ、位置条件を設定することができるため、保護対象者を取り巻く環境をより正確に把握した上で、より安全に監視することが可能となる。
<3.第3実施形態>
(3.1.位置監視システム300の概要)
図11を参照して、第3実施形態に係る位置監視システム300の概要を説明する。以下においては、上記実施形態との相違点を中心に説明する。
図11に示すように、第3実施形態に係る位置監視システム300では、サーバー30は、予め登録された学校などの施設(以下、登録施設ともいう)が配信する当該地域における不審者の出没に関する情報(以下、不審者情報ともいう)を登録可能に構成された地域危険情報サーバー40と合わせて、不審者情報を管理する機関(以下、不審者情報機関ともいう)が有する不審者情報サーバー50と通信可能に構成されている。第3実施形態では、登録施設が配信した情報と、不審者情報機関が管理している情報とに基づいて、保護対象者が危険なエリアにいるか否かを判定する。
(3.2.位置監視システム300の処理の流れ)
図12を参照し、位置監視システム300における処理の流れを説明する。ステップS301において、不審者情報サーバー50は不審者情報をサーバー30へ送信する。ステップS302において、サーバー30は不審者情報を受信する。
ステップS110〜ステップS113において、サーバー30は、GPS端末20から受信した位置情報にもとづいて位置情報の判定を行う。GPS端末から受信した位置情報が、不審者が出没したエリアに該当する場合には、ステップS114〜ステップS117において、サーバー30はGPS端末20へ警告命令を発信し、GPS端末20が保護対象者へ警告を発信する。
以上のようにして、本実施形態に係る位置監視システム300では、サーバー30は、登録施設が配信した不審者情報を登録可能に構成された地域危険情報サーバー40と合わせて、不審者情報機関が有する不審者情報サーバー50と通信可能に構成されている。サーバー30は、地域危険情報サーバー40および不審者情報サーバー50から取得した不審者情報に基づいて、GPS端末20を所持する保護対象者が危険なエリアにいるか否かを判定する。
このような構成とすることにより、登録施設が配信した情報だけでなく、より多くの情報に基づいて保護対象者が危険なエリアにいるか否かを判定することが可能となるため、保護対象者を取り巻く環境をより正確に把握した上で、より安全に監視することが可能となる。
<4.その他の実施形態>
以上、本願発明における実施形態およびその変形例について説明したが、本開示の適用は上述の内容に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、設定端末10は、スマートフォンなどの携帯端末として実現されていたが、この例に限定されることはない。たとえば、家庭用のPCなどにソフトウェアをインストールすることにより、設定端末10を実現してもよい。
さらに、本発明は、上述のシステムを実現させるために設定端末10およびサーバー30を機能させるプログラムとして実現することもできる。
さらに、本発明は、上述のプログラムを格納する、コンピューター読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現することもできる。
本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 :ボタン
3 :音声出力部
5 :発光部
10 :設定端末
11 :入力部
14 :表示部
17 :データ送受信部
20 :GPS端末
21 :位置情報取得部
23 :位置情報送信部
25 :警告発信部
30 :サーバー
30 :サーバー
31 :記憶部
33 :データ更新部
35 :判定部
37 :警告命令送信部
40 :地域危険情報サーバー
50 :不審者情報サーバー
100 :位置監視システム
114 :ステップ
200 :位置監視システム
201 :制御装置
203 :メモリ
211 :スピーカー
213 :LEDランプ
215 :ジャイロセンサー
216 :GPSモジュール
217 :無線モジュール
220 :電源
221 :スイッチ
223 :リセットタイマー
300 :位置監視システム

Claims (10)

  1. GPS端末と、サーバーと、設定端末を備える位置監視システムであって、
    前記GPS端末は、位置情報送信部と警告発信部を備え、
    前記位置情報送信部は、当該GPS端末が存在する位置についての位置情報を、予め定められたタイミングで前記サーバーへ送信し、
    前記警告発信部は、前記サーバーから受信した警告命令に基づいて警告を発信し、
    前記設定端末は、前記GPS端末が存在する位置に関して予め定められた位置条件を設定可能に構成され、
    前記サーバーは、記憶部と警告命令送信部を含み、
    前記記憶部は、前記位置条件を記憶し、
    前記警告命令送信部は、前記GPS端末から受信した前記位置情報が、前記位置条件を満たした場合に、前記GPS端末へ警告命令を送信する、位置監視システム。
  2. 請求項1に記載の位置監視システムであって、
    前記設定端末はスマートフォンである、位置監視システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の位置監視システムであって、
    前記設定端末は、前記警告の種類を設定可能に構成される、位置監視システム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の位置監視システムであって、
    前記警告は音声、振動、または、発光の少なくとも1つである、位置監視システム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の位置監視システムであって、
    前記GPS端末は、振動を検知するための振動センサーを備える、位置監視システム。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の位置監視システムであって、
    前記サーバーは、前記位置情報が予め定められた条件を満たした場合に、前記警告命令を送信したことを前記設定端末へ連絡する、位置監視システム。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の位置監視システムであって、
    前記GPS端末は、使用者が任意のタイミングで押下可能なボタンを備え、
    前記ボタンが押下されたタイミングに、前記位置情報を前記サーバーへ送信する、位置監視システム。
  8. 請求項7に記載の位置監視システムであって、
    前記サーバーは、前記ボタンが押下されたタイミングにおける前記位置情報を、前記設定端末へ送信する、位置監視システム。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の位置監視システムであって、
    前記サーバーは、前記GPS端末の所持者が行動する地域における危険に関する地域危険情報が登録された地域危険情報サーバーと通信可能に構成され、
    前記設定端末は、前記地域危険情報を表示可能に構成される、位置監視システム。
  10. 請求項9に記載の位置監視システムであって、
    前記設定端末は、前記地域危険情報を前記地域危険情報サーバーに登録可能に構成される、位置監視システム。
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