JP2011081521A - セキュリティ装置およびセキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力が大きくなるのを抑制することが可能なセキュリティ装置を提供する。
【解決手段】このセキュリティ装置10は、ユーザの宅内に設置されるセキュリティ装置10の本体11と、本体11に設けられ、異常が発生した場合に、異常をユーザに報知するための警報音がユーザに聞こえるか否かを判断するように構成され、警報音がユーザに聞こえるか否かの判断に応じて、警報音を発生させ、または、ユーザの宅内の照明80を点滅させることにより異常をユーザに報知する制御を行う制御部14とを備える。
【選択図】図4

Description

この発明は、セキュリティ装置およびセキュリティシステムに関し、特に、異常をユーザに報知するセキュリティ装置およびセキュリティシステムに関する。
従来、異常をユーザに報知するセキュリティ装置およびセキュリティシステムが知られている(たとえば、特許文献1〜3参照)。
上記特許文献1には、人の侵入(異常)が検知された場合に、ブザー音を発生させると同時に照明器具を点灯または点滅させる制御を行うマスターコントローラ(制御部)を備える照明制御システム(セキュリティシステム)が開示されている。
また、上記特許文献2には、警報音を発生可能な音出力部と、センサ(異常検知部)により人の検知がされた場合に、警報音を発生させると同時に光源部(照明)を点滅させる制御を行う制御部とを備える防犯装置(セキュリティシステム)が開示されている。上記特許文献2による防犯装置の制御部は、夜間など周囲の環境騒音が小さい場合には、音出力部から発生させる警報音が近隣の騒音にならないように警報音の音量を下げるとともに警報音の周波数を変化させる制御を行う。また、防犯装置の制御部は、昼間など周囲の環境騒音が夜間よりも大きい場合には、音出力部から発生させる警報音が周囲の環境騒音に埋もれないように警報音の音量を上げるとともに警報音の周波数を変化させる制御を行う。
また、上記特許文献3には、火災報知器から報知される警報音をマイクにより取得した場合に、照明器具(照明)を点灯制御する照明システム(セキュリティシステム)が開示されている。
特開2004−47346号公報 特開2005−301355号公報 特開2008−204393号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3による照明制御システム(セキュリティシステム)などでは、照明の点灯または点滅は、必ず、警報音の報知と共に行われる。このため、異常の報知が行われるごとに照明の点灯または点滅、および、警報音の報知の両方が行われることに起因して、セキュリティシステム(セキュリティ装置)の消費電力が大きくなるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、消費電力が大きくなるのを抑制することが可能なセキュリティ装置およびセキュリティシステムを提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の第1の局面によるセキュリティ装置は、ユーザの宅内に設置されるセキュリティ装置本体と、セキュリティ装置本体の内部に設けられ、異常が発生した場合に、異常をユーザに報知するための警報音がユーザに聞こえるか否かを判断するとともに、警報音がユーザに聞こえるか否かの判断に応じて、警報音を発生させ、または、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させることにより異常をユーザに報知する制御を行う制御部とを備える。
この第1の局面によるセキュリティ装置では、上記のように、異常が発生した場合に、異常をユーザに報知するための警報音がユーザに聞こえるか否かを判断するとともに、警報音がユーザに聞こえるか否かの判断に応じて、警報音を発生させ、または、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させることにより異常をユーザに報知することによって、警報音がユーザに聞こえるか聞こえないかの判断に基づいて、警報音、または、照明の点灯または点滅のいずれかを選択して異常をユーザに報知することができる。これにより、警報音と照明の点灯または点滅との両方を行わなくてもユーザに異常を報知することができるので、常に警報音と照明の点灯または点滅との両方により報知する場合と比べて、異常の報知時にセキュリティ装置の消費電力が大きくなるのを抑制することができる。
上記第1の局面によるセキュリティ装置において、好ましくは、制御部は、警報音がユーザに聞こえないと判断した場合には、警報音を発生させずに、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させることにより異常をユーザに報知するとともに、警報音がユーザに聞こえると判断した場合には、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させずに、警報音を発生させることによりユーザに異常を報知する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、警報音がユーザに聞こえない環境下において、警報音を発生させずにユーザの宅内の照明を点灯または点滅させることにより異常をユーザに報知し、警報音がユーザに聞こえる環境下において、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させずに警報音を発生させることにより異常をユーザに報知することができる。これにより、音と光のいずれか片方のみを用いることにより異常をユーザに報知することができるので、異常の報知時にセキュリティ装置の消費電力が大きくなるのをより抑制することができる。
上記第1の局面によるセキュリティ装置において、好ましくは、制御部は、異常の報知時のユーザ周辺の音の大きさと、警報音の大きさとに基づいて、ユーザに警報音が聞こえるか否かを判断するように構成されている。このように構成すれば、異常の報知時のユーザ周辺の音の大きさと警報音の大きさとを比較するなどして、警報音がユーザに聞こえるか否かを容易に判断することができる。
上記第1の局面によるセキュリティ装置において、好ましくは、制御部は、異常が発生した場合に、照明色または発光パターンの少なくともいずれか一方を異常の種類毎に対応して異ならせるように、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、照明により異常が報知された場合に、異常の種類毎に対応した色またはパターンに基づいて、容易に、ユーザは異常の種類を認識することができる。
上記第1の局面によるセキュリティ装置において、好ましくは、セキュリティ装置本体に設けられた通信部をさらに備え、制御部は、異常が発生した場合に、警報音による報知または照明による報知とともに、予め登録された携帯端末に異常の情報の通知を通信部により行う制御を行うように構成されている。このように構成すれば、たとえば、予め登録された携帯端末を宅内にいるユーザ以外の第三者が持つようにすれば、宅内にいるユーザ以外の外出などしている第三者に異常の報知を行うことができるので、より確実に異常の報知を行うことができる。
この場合において、好ましくは、制御部は、警報音がユーザに聞こえないと判断した場合において予め登録された携帯端末に異常の情報の通知を行う際に、異常の情報に加えて、警報音がユーザに聞こえない状況である情報の通知を行う制御を行うように構成されている。このように構成すれば、異常の通知が行われた予め登録された携帯端末の外出などしているユーザに対して、より正確な異常の情報を報知することができる。
上記第1の局面によるセキュリティ装置において、好ましくは、セキュリティ装置本体に設けられた通信部をさらに備え、制御部は、警報音がユーザに聞こえると判断した場合において、通信部と通信可能な音を発する機器がオン状態であると判断した場合に、オン状態である機器から発せられる音の音量を小さくさせる制御を通信部を介して行うように構成されている。このように構成すれば、警報音により異常を報知する場合に、音を発する機器が発する音量を小さくすることにより、ユーザに警報音をより届きやすくすることができる。
上記第1の局面によるセキュリティ装置において、好ましくは、警報音を発生可能な報知部をさらに備え、制御部は、警報音がユーザに聞こえると判断した場合に、報知部に警報音を報知させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、セキュリティ装置以外に警報音を発生させる機器がない場合にも、セキュリティ装置の報知部により警報音を発生させることができる。
上記第1の局面によるセキュリティ装置において、好ましくは、ユーザ周辺の音を検知する音検知部をさらに備え、制御部は、音検知部により検知された異常報知時のユーザ周辺の音の大きさと、警報音の大きさとに基づいて、ユーザに警報音が聞こえるか否かを判断するように構成されている。このように構成すれば、音検知部によりセキュリティ装置の近くにいると考えられるユーザ周辺の音の大きさを容易に検知することができるので、ユーザに警報音が聞こえるか否かを容易に判断することができる。
上記第1の局面によるセキュリティ装置において、好ましくは、写真画像を表示可能な電子フォトフレームとしての表示部をさらに備える。このように構成すれば、セキュリティ端末を電子フォトフレームとしても用いることができる。
この発明の第2の局面によるセキュリティシステムは、ユーザの宅内に設置された照明と、ユーザの宅内に設置されるセキュリティ装置本体と、セキュリティ装置本体の内部に設けられ、異常が発生した場合に、異常をユーザに報知するための警報音がユーザに聞こえるか否かを判断するとともに、警報音がユーザに聞こえるか否かの判断に応じて、警報音を発生させ、または、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させることにより異常をユーザに報知する制御を行う制御部とを含むセキュリティ装置とを備える。
この第2の局面によるセキュリティシステムでは、上記のように、異常が発生した場合に、異常をユーザに報知するための警報音がユーザに聞こえるか否かを判断するとともに、警報音がユーザに聞こえるか否かの判断に応じて、警報音を発生させ、または、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させることにより異常をユーザに報知することによって、警報音がユーザに聞こえるか聞こえないかの判断に基づいて、警報音、または、照明の点灯または点滅のいずれかを選択して異常をユーザに報知することができる。これにより、警報音と照明の点灯または点滅との両方を行わなくてもユーザに異常を報知することができるので、常に警報音と照明の点灯または点滅との両方により報知する場合と比べて、異常の報知時にセキュリティ装置の消費電力が大きくなるのを抑制することができる。
上記第2の局面によるセキュリティシステムにおいて、好ましくは、セキュリティ装置の制御部は、異常が発生した場合に、照明色または発光パターンの少なくともいずれか一方を異常の種類毎に対応して異ならせるように、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、照明により異常が報知された場合に、異常の種類毎に対応した色またはパターンに基づいて、容易に、ユーザは異常の種類を認識することができる。
本発明の一実施形態によるセキュリティシステムの構成を説明するためのシステム図である。 本発明の一実施形態によるセキュリティシステムの構成を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態によるセキュリティシステムのセキュリティ装置が警報を報知する際の照明色および発光パターンを示した図である。 本発明の一実施形態によるセキュリティシステムのセキュリティ装置の制御部および照明の制御部の制御フローを説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態によるセキュリティシステム1の構成について説明する。
図1に示すように、セキュリティシステム1は、異常が発生した場合にユーザに異常を報知するためのセキュリティ装置10と、宅内通信によりセキュリティ装置10と通信可能なテレビジョン装置21およびオーディオ装置22と、Bluetooth(登録商標)によりセキュリティ装置10と通信可能なヘッドフォン30と、外部の通信基地局100を利用してセキュリティ装置10と通信可能な携帯端末40と、微弱電波によりセキュリティ装置10と通信可能な室内センサ50、室外センサ60、火災センサ70および照明80とにより構成されている。なお、テレビジョン装置21、オーディオ装置22およびヘッドフォン30は、本発明の「音を発する機器」の一例である。
セキュリティ装置10は、ユーザの宅内に設置されており、電子フォトフレーム型の形態を有する本体11を有する。なお、本体11は、本発明の「セキュリティ装置本体」の一例である。このセキュリティ装置10は、図2に示すように、写真画像を電子的に表示可能な表示部12と、電源部13と、セキュリティ装置10の制御を司る制御部14と、電子メールアドレスなどが記憶されている記憶部15と、通信制御部16と、WAN(Wide Area Network)およびLAN(Local Area Network)に対応するネットワークインターフェース16aとにより構成されている。また、セキュリティ装置10は、さらに、特定小電力無線モジュール17と、アンテナ18aと、Bluetoothモジュール18と、アンテナ18aと、スピーカ19と、マイクロフォン20とにより構成されている。なお、通信制御部16、特定小電力無線モジュール17およびBluetoothモジュール18は、それぞれ、本発明の「通信部」の一例である。また、スピーカ19は、本発明の「報知部」の一例であり、マイクロフォン20は、本発明の「音検知部」の一例である。
また、電源部13は、セキュリティ装置10の各部に電力を供給する機能を有する。通信制御部16は、テレビジョン装置21、オーディオ装置22および携帯端末40とデータ通信する際のデータの情報処理を行う機能を有する。ネットワークインターフェース16aは、WANまたはLANを用いることによって、テレビジョン装置21、オーディオ装置22および携帯端末40との間で通信を行う機能を有する。特定小電力無線モジュール17は、発信する電波の最大電力強さが所定の大きさ(0.01W)以下の無線通信モジュールであり、近距離の機器間の通信で用いられる。この場合、セキュリティ装置10は、特定小電力無線モジュール17によって、アンテナ18aを介して微弱電波を発信することにより、室内センサ50、室外センサ60、火災センサ70および照明80と通信可能に構成されている。また、Bluetoothモジュール18は、アンテナ18aを介して、ヘッドフォン30と相互にデータ通信ができるように構成されている。また、Bluetoothモジュール18には、ヘッドフォン30と通信可能なように予めペアリングパスキーが設定されている。なお、ペアリングパスキーとは、Bluetoothモジュールを有する機器間でBluetooth通信を行うために、各Bluetoothモジュールで設定可能な通信暗号である。また、スピーカ19は、異常が発生した場合に、警報音を発生可能に構成されている。また、マイクロフォン20は、セキュリティ装置10周辺の音を検知するために設けられている。このマイクロフォン20によりユーザ周辺の音を検知することが可能である。
ここで、本実施形態では、セキュリティ装置10の制御部14は、本体11に設けられている。この制御部14は、室内センサ50、室外センサ60および火災センサ70から異常の信号が通知された場合に、異常をユーザに報知するための警報音がユーザに聞こえるか否かを判断する機能を有する。そして、制御部14は、警報音がユーザに聞こえるか否かの判断に応じて、警報音を発生させ、または、ユーザの宅内の照明80を点滅させることにより、ユーザに異常を報知する機能を有する。具体的には、制御部14は、マイクロフォン20によりセキュリティ装置10周囲の音を集音するように構成されている。そして、制御部14は、集音した音の大きさとスピーカ19から発生可能な警報音の大きさとを比較することにより、ユーザに警報音が聞こえるか否かを判断するように構成されている。そして、制御部14は、警報音がユーザに聞こえると判断した場合には、スピーカに警報音を発生させることによりユーザに異常を報知し、警報音がユーザに聞こえないと判断した場合には、ユーザの宅内の照明80を点滅させることによりユーザに異常を報知する制御を行うように構成されている。また、記憶部15には、異常が発生した場合に異常があったことを通知するために、携帯端末40などの電子メールのアドレスが予め登録されている。制御部14は、異常が発生した場合に、記憶部15に記憶された携帯端末40などの電子メールのアドレスに、異常があったことが記載された電子メールを送信する制御を行うように構成されている。
テレビジョン装置21およびオーディオ装置22は、LANケーブル(図示せず)によりセキュリティ装置10と接続されており、セキュリティ装置10と通信可能に構成されている。具体的には、テレビジョン装置21は、電源部21aと、テレビジョン装置21の制御を司る制御部21bと、通信制御部21cと、ネットワークインターフェース21dと、スピーカ部21eとにより主に構成されている。また、オーディオ装置22は、電源部22aと、オーディオ装置22の制御を司る制御部22bと、通信制御部22cと、ネットワークインターフェース22dと、スピーカ部22eとにより主に構成されている。電源部21aおよび22aは、それぞれ、テレビジョン装置21およびオーディオ装置22の各部に電力を供給する機能を有する。通信制御部21cおよび22cは、セキュリティ装置10とデータ通信する際のデータの情報処理を行う機能を有する。ネットワークインターフェース21dおよび22dは、WANまたはLANを用いることによって、セキュリティ装置10と通信処理をする機能を有する。また、スピーカ部21eおよび22eは、それぞれ、テレビジョン装置21およびオーディオ装置22の使用時に音声を発するように構成されている。これらスピーカ部21eおよび22eから発せられる音声の大きさは、それぞれ、制御部21bおよび22bにより調整可能に構成されている。また、制御部21bおよび22bは、それぞれ、通信制御部21cおよび22cを介して、セキュリティ装置10から送信される操作信号に基づいて、スピーカ部21eおよび22eから発せられる音声の大きさを変更することが可能なように構成されている。
ヘッドフォン30は、上記のようにペアリングパスキーを設定することにより、Bluetooth通信によりセキュリティ装置10と接続されている。具体的には、ヘッドフォン30は、電源部30aと、ヘッドフォン30の制御を司る制御部30bと、Bluetoothモジュール30cと、アンテナ30dと、スピーカ部30eとにより主に構成されている。電源部30aは、ヘッドフォン30の各部に電力を供給する機能を有する。Bluetoothモジュール30cは、アンテナ30dを介してセキュリティ装置10とデータ通信する際のデータの情報処理を行う機能を有する。また、Bluetoothモジュール30cは、Bluetoothモジュールが内蔵されたオーディオ装置(図示せず)などと接続可能に構成されている。そして、制御部30bは、オーディオ装置(図示せず)により再生中の音声信号をBluetoothモジュール30cを介して取得可能に構成されている。つまり、このヘッドフォン30は、音声ケーブル(図示せず)がオーディオ装置(図示せず)に接続されていない場合にも、Bluetooth通信により、スピーカ部30eからオーディオ装置(図示せず)により再生中の音声を発することが可能なように構成されている。また、制御部30bは、Bluetoothモジュール30cを介してセキュリティ装置10から送信される操作信号に基づいて、スピーカ部30eから発せられる音声の大きさを変更することが可能なように構成されている。
携帯端末40は、上記セキュリティ装置10の記憶部15に記憶された電子メールのアドレスが割り当てられている携帯端末であり、外部の通信基地局100を利用してインターネット通信可能に構成されている。具体的には、携帯端末40は、電源部41と、携帯端末40の制御を司る制御部42と、通信制御部43と、WAN(Wide Area Network)に対応するネットワークインターフェース44と、アンテナ45と、LCDディスプレイからなる表示部46とにより構成されている。電源部41は、携帯端末40の各部に電力を供給する機能を有する。通信制御部43は、セキュリティ装置10から送信された電子メールなどの受信処理を行うとともに、携帯端末40から送信する電子メールなどの送信処理を行う機能を有する。また、外部ネットワークインターフェース44は、通信基地局100(図1参照)から送信される電子メールなどをアンテナ45を介して受信するとともにアンテナ45を介して電子メールなどを送信する窓口機能を有している。また、表示部46は、携帯端末40を操作する際の操作画面を表示するとともに、受信した電子メールなどを表示する機能を有する。
室内センサ50および室外センサ60は、図1に示すように、ユーザ宅の室内(図示せず)および室外に設置されており、室内および室外に人間が存在するか否かを検知する人感センサである。また、室内センサ50および室外センサ60は、それぞれ、室内および室外に人間が存在するか否かをセキュリティ装置10に通知するように構成されている。具体的には、室内センサ50は、図2に示すように、電源部51と、室内センサ50の制御を司る制御部52と、特定小電力無線モジュール53と、アンテナ54と、人間の存在を検知する検知部55とにより構成されている。また、室外センサ60は、室内センサ50と同様に、電源部61、制御部62、特定小電力無線モジュール63、アンテナ64および検知部65によって構成されている。電源部51および61は、それぞれ、室内センサ50および室外センサ60の各部に電力を供給する機能を有する。特定小電力無線モジュール53および63は、上記セキュリティ装置10の特定小電力無線モジュール17と同様に、発信する電波の最大電力強さが所定の大きさ(0.01W)以下の無線通信モジュールである。この場合、特定小電力無線モジュール53および63によって、室内センサ50および室外センサ60は、それぞれ、アンテナ54および64を介して微弱電波を発信することにより、セキュリティ装置10と通信可能に構成されている。また、検知部55および65は、人間が発する赤外線などを検知するように構成されている。そして、制御部52および62は、それぞれ、セキュリティ装置10からの要求により、検知部55および65により室内および室外に人間がいることを検知したか否かの情報を特定小電力無線により送信する制御を行うように構成されている。
火災センサ70は、図1に示すように、ユーザ宅の室内(図示せず)に設置されており、室内において火が発生しているか否かを検知する機能を有する。また、火災センサ70は、室内において火が発生しているか否かをセキュリティ装置10に特定小電力無線により通知するように構成されている。なお、火災センサ70の構成は、上記室内センサ50および室外センサ60と同様に、図2に示すように、電源部71、制御部72、特定小電力無線モジュール73、アンテナ74および検知部75によって構成されている。
照明80は、図1に示すように、ユーザ宅の室内に設置されている。この照明80は、図2に示すように、電源部81と、照明80の制御を司る制御部82と、特定小電力無線モジュール83と、アンテナ84と、記憶部85と、照明80の光源となる赤LED86、青LED87および緑LED88とにより構成されている。電源部81は、照明80の各部に電力を供給する機能を有する。特定小電力無線モジュール83は、発信する電波の最大電力強さが所定の大きさ(0.01W)以下の無線通信モジュールである。この場合、照明80は、特定小電力無線モジュール83によって、アンテナ84を介して微弱電波を発信することにより、セキュリティ装置10と通信可能に構成されている。また、記憶部85には、図3に示すように、後述する赤LED86、青LED87および緑LED88の照明パターンが予め記憶されている。
また、本実施形態では、制御部82は、異常が発生した場合における警報音がユーザに聞こえないとセキュリティ装置10の制御部14が判断した場合に、制御部14からの操作信号に基づいて、赤LED86、青LED87および緑LED88のいずれか1つの点滅制御を行うように構成されている。具体的には、図3に示すように、制御部82は、火災センサ70により検知された場合には、短い時間T1の点灯が所定の時間間隔で繰り返されることにより点滅される第1のパターンで赤LED86を制御するように構成されている。また、制御部82は、室内センサ50により検知された場合には、短い時間T2の点灯および時間T2よりも長い時間T3の点灯が交互に繰り返されることにより点滅される第2のパターンで青LED87を制御するように構成されている。また、制御部82は、室外センサ60により検知された場合には、時間T1、T2およびT3よりも長い時間T4の点灯が所定の時間間隔で繰り返されることにより点滅される第3のパターンで緑LED88を制御するように構成されている。つまり、制御部82は、異常が発生した場合に、異常(火災センサ70、室内センサ50および室外センサ60の異常)の種類毎に対応して色および点滅パターンを異ならせるように、ユーザの宅内の照明80を点滅する制御を行うように構成されている。
次に、図2〜図4を参照して、本発明の一実施形態によるセキュリティシステム1のセキュリティ装置10の制御部14および照明80の制御部82の制御フローについて説明する。まず、セキュリティ装置10の制御部14の制御フローについて説明する。
図4に示すように、ステップS1において、セキュリティ装置10の制御部14(図2参照)により、室内センサ50、室外センサ60および火災センサ70のいずれかから異常の検知を受信したか否かが判断される。そして、ステップS1において、異常の検知を受信しない場合には、異常の検知を受信するまでこの判断は繰り返される。また、ステップS1において、室内センサ50、室外センサ60および火災センサ70のいずれかから異常の検知を受信した場合には、ステップS2に進む。
その後、ステップS2において、制御部14は、マイクロフォン20により検出された音(ユーザの周囲の音)を取得するとともに、ステップS3において、マイクロフォン20により検出されたユーザの周囲の音の音量と、スピーカ19から発生可能な警報音の音量とを比較して、警報音が周囲に聞こえるか否かを判断する。そして、ステップS3において、警報音の音量が周囲に聞こえると判断された場合には、ステップS4に進む。
そして、ステップS4において、照明80を点滅させることなくスピーカ19に警報音を報知させ、ステップS5に進む。そして、ステップS5において、テレビジョン装置21、オーディオ装置22およびヘッドフォン30などの音を発する機器がオン状態であるか否かが判断される。具体的には、ステップS5において、通信制御部16およびネットワークインターフェース16aを介して、テレビジョン装置21およびオーディオ装置22にオン状態であるか否かを確認する確認信号が送信される。そして、確認信号に対する信号が返信された場合には、テレビジョン装置21およびオーディオ装置22がオン状態であると判断され、信号が返信されない場合には、テレビジョン装置21およびオーディオ装置22がオフ状態であると判断される。また、Bluetoothモジュール18およびアンテナ18aを介して、ヘッドフォン30がオン状態であるか否かを確認する確認信号が送信される。そして、確認信号に対する信号が返信された場合には、ヘッドフォン30がオン状態であると判断され、信号が返信されない場合には、ヘッドフォン30がオフ状態であると判断される。
そして、ステップS5において、テレビジョン装置21、オーディオ装置22およびヘッドフォン30などの音を発する機器がオン状態であると判断された場合には、ステップS6に進む。そして、ステップS6において、オン状態であるテレビジョン装置21、オーディオ装置22およびヘッドフォン30に音量を下げる信号が送信される。つまり、制御部14は、テレビジョン装置21、オーディオ装置22およびヘッドフォン30に音量を下げることを指示する。これにより、テレビジョン装置21の制御部21b、オーディオ装置22の制御部22bおよびヘッドフォン30の制御部30bは、それぞれ、テレビジョン装置21のスピーカ部21e、オーディオ装置22のスピーカ部22eおよびヘッドフォン30のスピーカ部30eに音量を下げる制御を行う。また、ステップS5において、テレビジョン装置21、オーディオ装置22およびヘッドフォン30などの音を発する機器がオン状態ではないと判断された場合には、ステップS7に進む。
その後、ステップS7において、記憶部15に予め記憶されている携帯端末40の電子メールアドレスに、異常が発生した旨が記載された電子メールが送信される。なお、この携帯端末40の電子メールには、異常のあったセンサ(室内センサ50、室外センサ60および火災センサ70)が記載されている。つまり、この電子メールには、異常の具体的な箇所が記載されているので、ユーザは具体的にどのような異常があったのかを把握することが可能である。
また、ステップS3において、警報音の音量が周囲に聞こえないと判断された場合には、ステップS8に進む。そして、ステップS8において、室内センサ50で検知された異常である場合には、特定小電力モジュール16およびアンテナ18aを介して、室内センサ50で検知された異常であることに対応する信号が照明80に無線通信される。また、室外センサ60で検知された異常である場合には、室外センサ60で検知された異常であることに対応する信号が照明80に無線通信され、火災センサ70で検知された異常である場合には、火災センサ70で検知された異常であることに対応する信号が照明80に無線通信される。これにより、後述する照明80の制御フローが実行される。
その後、ステップS9において、記憶部15に予め記憶されている携帯端末40の電子メールアドレスに、異常が発生した旨が記載された電子メールが送信される。なお、この携帯端末40の電子メールには、異常のあったセンサ(室内センサ50、室外センサ60および火災センサ70)が記載されている。また、ステップS9では、警報音が聞こえる状態において電子メールを送信する上記ステップS7とは異なり、上記異常の情報に加えて、警報音が宅内のユーザに聞こえない状況である旨の情報の通知も行われる。
その後、ステップS10において、ユーザなどにより警報音の停止ボタン(図示せず)が押圧されることにより、警報解除信号が受信されたか否かが判断される。そして、ステップS10において、上記判断が繰り返され、警報解除信号が受信されたと判断された場合には、ステップS11に進む。
そして、ステップS11において、警報が解除され、セキュリティ装置10の制御部14の制御フローが終了する。なお、ステップS11において、特定小電力モジュール16およびアンテナ18aを介して、警報解除指示の信号が照明80に無線送信される。
次に、照明80の制御部82の制御フローについて説明する。
ステップS21において、照明80の制御部82により、上述したステップS8においてセキュリティ装置10の制御部14から送信された照明警報指示信号(室内センサ50、室外センサ60および火災センサ70のいずれかの異常の信号)が取得される。
その後、ステップS22において、制御部82により、上記ステップS21において受諾した信号が火災センサ70の異常に基づいた信号であるか否かが判断される。そして、ステップS22において、受諾した信号が火災センサ70の異常に基づいた信号であると判断された場合には、ステップS23に進む。そして、ステップS23において、火災センサ70の異常の場合に対応する第1のパターン(図3参照)で照明80の赤LED86を点滅させ、後述するステップS28に進む。また、ステップS22において、受諾した信号が火災センサ70の異常に基づいた信号ではないと判断された場合には、ステップS24に進む。
その後、ステップS24において、上記ステップS21において受諾した信号が室内センサ50の異常に基づいた信号であるか否かが判断される。そして、ステップS24において、受諾した信号が室内センサ50の異常に基づいた信号であると判断された場合には、ステップS25に進む。そして、ステップS25において、室内センサ50の異常の場合に対応する第2のパターン(図3参照)で照明80の青LED87を点滅させ、後述するステップS28に進む。また、ステップS24において、受諾した信号が室内センサ50の異常に基づいた信号ではないと判断された場合には、ステップS26に進む。
そして、ステップS26において、上記ステップS21において受諾した信号が室外センサ60の異常に基づいた信号であると判断され、ステップS27に進む。その後、ステップS27において、室外センサ60の異常の場合に対応する第3のパターン(図3参照)で照明80の緑LED88を点滅させ、ステップS28に進む。
その後、ステップS28において、上述したステップS11においてセキュリティ装置10の制御部14から送信された警報解除指示信号が受諾される。つまり、ユーザなどにより警報音の停止ボタン(図示せず)が押圧されたことが認識される。そして、ステップS29において、警報が解除され、照明80の制御部82の制御フローが終了される。
本実施形態では、上記のように、異常が発生した場合に、異常をユーザに報知するための警報音がユーザに聞こえるか否かを判断するとともに、警報音がユーザに聞こえるか否かの判断に応じて、警報音を発生させ、または、ユーザの宅内の照明80を点滅させることにより異常をユーザに報知することによって、警報音がユーザに聞こえるか聞こえないかの判断に基づいて、警報音または照明80の点滅のいずれかを選択して異常をユーザに報知することができる。これにより、警報音と照明80の点滅との両方を行わなくてもユーザに異常を報知することができるので、常に警報音と照明80の点滅との両方により報知する場合と比べて、異常の報知時にセキュリティ装置10の消費電力が大きくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、警報音がユーザに聞こえないと判断した場合には、警報音を発生させずに、ユーザの宅内の照明80を点滅させることにより異常をユーザに報知するとともに、警報音がユーザに聞こえると判断した場合には、ユーザの宅内の照明80を点滅させずに、警報音を発生させることによりユーザに異常を報知することによって、警報音がユーザに聞こえない環境下において、警報音を発生させずにユーザの宅内の照明80を点滅させることにより異常をユーザに報知し、警報音がユーザに聞こえる環境下において、ユーザの宅内の照明80を点滅させずに警報音を発生させることにより異常をユーザに報知することができる。これにより、音と光のいずれか片方のみを用いることにより異常をユーザに報知することができるので、異常の報知時にセキュリティ装置の消費電力が大きくなるのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、異常の報知時のユーザ周辺の音の大きさと、警報音の大きさとに基づいて、ユーザに警報音が聞こえるか否かを判断することによって、異常の報知時のユーザ周辺の音の大きさと警報音の大きさとを比較するなどして、警報音がユーザに聞こえるか否かを容易に判断することができる。
また、本実施形態では、上記のように、異常が発生した場合に、照明色および発光パターンを異常の種類ごとに対応して異ならせるように、ユーザの宅内の照明80を点滅する制御を行うことによって、照明80により異常が報知された場合に、異常の種類(室内センサ50の異常、室外センサ60の異常および火災センサ70の異常)ごとに対応した照明80の色または点滅パターンに基づいて、容易に、ユーザは異常の種類を認識することができる。
また、本実施形態では、上記のように、異常が発生した場合に、スピーカ19による警報音の報知または照明80による報知とともに、通信制御部16およびネットワークインターフェース16aにより予め登録された携帯端末40に異常の情報の通知を行うことによって、予め登録された携帯端末40を宅内にいるユーザ以外の第三者が持つようにすれば、宅内にいるユーザ以外の外出などしている第三者に異常の報知を行うことができるので、より確実に異常の報知を行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、警報音がユーザに聞こえると判断した場合において、通信部(通信制御部16およびBluetoothモジュール18)と通信可能な音を発する機器(テレビジョン装置21、オーディオ装置22およびヘッドフォン30)がオン状態であると判断した場合に、オン状態である機器(テレビジョン装置21、オーディオ装置22およびヘッドフォン30)から発せられる音の音量を小さくさせる制御を行うことによって、警報音により異常を報知する場合に、音を発する機器が発する音量を小さくすることにより、ユーザに警報音をより届きやすくすることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、電子フォトフレームにセキュリティ機能を搭載したセキュリティ装置を本発明に適用した例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、テレビジョン装置およびルータなどにセキュリティ機能を搭載したセキュリティ装置など、フォトフレーム以外の機器にセキュリティ機能を搭載したセキュリティ装置を本発明に適用してもよい。また、他の機器の機能を統合させることなく、セキュリティ機能のみの機能を有するセキュリティ装置を本発明に適用してもよい。
また、上記実施形態では、警報音がユーザに聞こえないと判断した場合には、警報音を発生させずに、照明を点滅させた例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、警報音がユーザに聞こえないと判断した場合には、警報音を発生させるとともに、照明を点滅または点灯させる制御を行ってもよい。この場合にも、警報音が聞こえる場合には、警報音のみ報知し、照明は点灯または点滅されないので、全ての場合に警報音および照明により異常の報知を行う場合よりも消費電力が大きくなるのを抑制することができる。
また、上記実施形態では、警報音がユーザに聞こえないと判断した場合には、照明を点滅させた例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、照明を点灯させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、火災センサの異常を報知する際に赤LEDを第1のパターンで点滅させ、室内センサの異常を報知する際に青LEDを第2のパターンで点滅させ、室外センサの異常を報知する際に緑LEDを第3のパターンで点滅させた例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、赤、青および緑の色の種類を設けずに、赤、青、緑または白一色で、かつ、各異常に対応した上記第1〜第3のパターンで照明を点滅させてもよいし、上記第1〜第3のパターンを設けずに、各異常に対応した赤、青または緑のLEDで色のみ異ならせて照明を点灯または点滅させてもよい。また、色のパターンおよび点滅のパターンを設けずに、点灯または点滅で異常の報知を行ってもよい。
また、上記実施形態では、警報音がユーザに聞こえると判断した場合に、Bluetooth通信可能なヘッドフォンの音量を、Bluetoothモジュールを介して、下げるように構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、Bluetooth通信をすることができないヘッドフォンの場合には、オーディオ装置の音量をLAN通信によって下げるようにしてもよいし、赤外線通信など、その他の通信方法によりヘッドフォンの音量を下げるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、火災センサ、室内センサおよび室外センサのいずれかに対応する3つの警報パターンの例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、上記センサ以外にセンサが設けられている場合には、上記センサ以外のセンサに対応する警報パターンを新たに設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、警報音を報知するスピーカをセキュリティ装置に設けた例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、オーディオ装置のスピーカなど、他の装置のスピーカにより警報音を報知してもよいし、別途新たに設けたスピーカ装置により警報音を報知してもよい。
また、上記実施形態では、警報音がユーザに聞こえると判断した場合に、ヘッドフォン、テレビジョン装置、オーディオ装置など音を発する機器の音量を下げるように構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、ヘッドフォン、テレビジョン装置、オーディオ装置など音を発する機器の音を消すように制御してもよいし、音を発する機器の電源をオフにするように制御してもよい。
1 セキュリティシステム
10 セキュリティ装置
11 本体(セキュリティ装置本体)
12 表示部
14 制御部
16 通信制御部(通信部)
17 特定小電力無線モジュール(通信部)
18 Bluetoothモジュール(通信部)
19 スピーカ(報知部)
20 マイクロフォン(音検知部)
21 テレビジョン装置(音を発する機器)
22 オーディオ装置(音を発する機器)
30 ヘッドフォン(音を発する機器)
40 携帯端末
80 照明

Claims (12)

  1. ユーザの宅内に設置されるセキュリティ装置本体と、
    前記セキュリティ装置本体の内部に設けられ、異常が発生した場合に、前記異常をユーザに報知するための警報音がユーザに聞こえるか否かを判断するとともに、前記警報音がユーザに聞こえるか否かの判断に応じて、前記警報音を発生させ、または、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させることにより前記異常をユーザに報知する制御を行う制御部とを備える、セキュリティ装置。
  2. 前記制御部は、前記警報音がユーザに聞こえないと判断した場合には、前記警報音を発生させずに、前記ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させることにより前記異常をユーザに報知するとともに、前記警報音がユーザに聞こえると判断した場合には、前記ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させずに、前記警報音を発生させることによりユーザに前記異常を報知する制御を行うように構成されている、請求項1に記載のセキュリティ装置。
  3. 前記制御部は、前記異常の報知時のユーザ周辺の音の大きさと、前記警報音の大きさとに基づいて、ユーザに前記警報音が聞こえるか否かを判断するように構成されている、請求項1または2に記載のセキュリティ装置。
  4. 前記制御部は、前記異常が発生した場合に、照明色または発光パターンの少なくともいずれか一方を前記異常の種類毎に対応して異ならせるように、前記ユーザの宅内の照明を点灯または点滅する制御を行うように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のセキュリティ装置。
  5. 前記セキュリティ装置本体に設けられた通信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記異常が発生した場合に、前記警報音による報知または前記照明による報知とともに、予め登録された携帯端末に前記異常の情報の通知を前記通信部により行う制御を行うように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のセキュリティ装置。
  6. 前記制御部は、前記警報音がユーザに聞こえないと判断した場合において前記予め登録された携帯端末に前記異常の情報の通知を行う際に、前記異常の情報に加えて、前記警報音がユーザに聞こえない状況である情報の通知を行う制御を行うように構成されている、請求項5に記載のセキュリティ装置。
  7. 前記セキュリティ装置本体に設けられた通信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記警報音がユーザに聞こえると判断した場合において、前記通信部と通信可能な音を発する機器がオン状態であると判断した場合に、前記オン状態である前記機器から発せられる音の音量を小さくさせる制御を前記通信部を介して行うように構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のセキュリティ装置。
  8. 警報音を発生可能な報知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記警報音がユーザに聞こえると判断した場合に、前記報知部に前記警報音を報知させる制御を行うように構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載のセキュリティ装置。
  9. ユーザ周辺の音を検知する音検知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記音検知部により検知された前記異常発生時のユーザ周辺の音の大きさと、前記警報音の大きさとに基づいて、ユーザに前記警報音が聞こえるか否かを判断するように構成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載のセキュリティ装置。
  10. 写真画像を表示可能な電子フォトフレームとしての表示部をさらに備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載のセキュリティ装置。
  11. ユーザの宅内に設置された照明と、
    ユーザの宅内に設置されるセキュリティ装置本体と、前記セキュリティ装置本体の内部に設けられ、異常が発生した場合に、前記異常をユーザに報知するための警報音がユーザに聞こえるか否かを判断するとともに、前記警報音がユーザに聞こえるか否かの判断に応じて、前記警報音を発生させ、または、ユーザの宅内の照明を点灯または点滅させることにより前記異常をユーザに報知する制御を行う制御部とを含むセキュリティ装置とを備える、セキュリティシステム。
  12. 前記セキュリティ装置の制御部は、前記異常が発生した場合に、照明色または発光パターンの少なくともいずれか一方を前記異常の種類ごとに対応して異ならせるように、前記ユーザの宅内の照明を点灯または点滅する制御を行うように構成されている、請求項11に記載のセキュリティシステム。
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