JP2020160726A - 情報提示システム - Google Patents

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尚貴 砂川
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Saori Iwata
沙織 岩田
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Abstract

【課題】理解し易い情報を提示可能にした情報提示システムを提供する。【解決手段】判定部6は、車両2において少なくとも注意喚起の提示を乗員に行う際に必要となる情報Saを基に、提示の内容を判定する。判定部6は、車両2に対する障害物の接近を検出する場合、検知部8から入力した情報Saを基に、障害物の方向の判定や、障害物の接近状態の判定を実行する。制御部7は、判定部6から入力する判定信号S1を基に、ユーザとの意志交換を通じたコミュニケーションが可能な情報提示装置3を動作させることにより、乗員に提示を実行する。このとき、情報提示装置3は、指示体5で障害物の方向を指し示しながら指示体5を上下に繰り返し振るビート運動により、障害物の存在を運転者等に通知する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報提示装置を用いた情報提示を実行する情報提示システムに関する。
従来、運転者等の乗員に運転に係る各種情報を提示する情報提示システムの一種として、車両の運転時に車両が障害物に近づいたことを検知して運転者に通知する障害物検知システムが周知である(特許文献1等参照)。この種の障害物検知システムでは、例えば車体に設けた近接センサで障害物との接近状態を検知し、障害物が車体に接近した場合には、例えばビープ音等でその旨を運転者に通知する。
特開2006−98359号公報
ところで、障害物の検知時、ビープ音による報知では、障害物がどの方向に存在するのかが分かり難い現状がある。この問題は、障害物検知の存在を報知する場合に限らず、運転者等の乗員に提示を行うシステムや機能についても同様である。すなわち、従来の技術では、利用者に対する情報提示が分かり難いものであるという問題があった。
本発明の目的は、理解し易い情報を提示可能にした情報提示システムを提供することにある。
前記問題点を解決する情報提示システムは、注意喚起を含む情報の提示をユーザに提示する構成であって、前記ユーザに向けた情報の提示方向を指し示す指示体と、前記指示体が可動するように支持された本体部とを有した情報提示装置を、前記ユーザに向けた情報の内容に応じて、前記情報の提示方向を前記指示体が指し示すように制御する制御部を備えた。
本発明によれば、理解し易い情報を提示することができる。
第1実施形態の情報提示システムの構成図。 情報提示装置の概要図。 車両が障害物に接近する様子を示す模式図。 情報提示装置の動作イメージを示す概要図。 第2実施形態の情報提示システムの構成図。 情報提示装置の動作イメージを示す概要図。 第3実施形態の情報提示システムの構成図。 目的地を指定する操作を示す説明図。 情報提示装置の動作例を示す説明図。 運転者が目的地を発見する様子を示す説明図。
(第1実施形態)
以下、情報提示システムの第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、情報提示システム1は、車両2の運転者等の乗員と対話形式のコミュニケーションをとることが可能な情報提示装置3を通じて、運転や走行の支援を実行するものである。情報提示システム1が実行する運転や走行の支援としては、例えば運転の安全性を確保するための注意喚起がある。また、これ以外としては、乗員等が指定した行き先がどこであるかの情報提供などがある。情報提示装置3は、この種の注意喚起や情報提供を、運転者等の乗員と対話しながら提示する。
図2に示すように、情報提示装置3は、擬人化されたエージェントであることが好ましい。この場合、情報提示装置3は、本体部4と、この本体部4に対して動作可能な指示体5とを備える。情報提示装置3は、運転者等の乗員へジェスチャによる情報伝達が可能な装置である。本体部4には、指示体5が可動するように支持されている。指示体5は、例えば擬人化エージェントの腕、頭部、身体、目線、耳、指、尻尾、触覚等であることが好ましい。
指示体5は、例えば腕や耳などの場合、付け根を支点に図の矢印A方向に揺動する動きをとることが好ましい。また、指示体5は、例えば頭部や身体などの場合、軸線L1回りの矢印B方向に回動する動きをとることが好ましい。指示体5は、例えば目線の場合、目が同図の十字矢印Bに示すように、上下左右の全方向に移動する動きをとることが好ましい。このように、指示体5は、揺動、回転、スライド等のいずれの動きでもよい。
図1に戻り、情報提示システム1は、ユーザにどのような内容の提示を実行するのかを判定する判定部6と、判定部6の判定結果を基に情報提示装置3の動作を制御する制御部7とを備える。判定部6は、車両2において少なくとも注意喚起の情報の提示を乗員に行う際に必要となる情報Saを基に、提示の内容を判定する。本例の場合、情報提示装置3が注意喚起のジェスチャを実行する場合、判定部6は、運転の注意喚起を行う際に必要となる情報Saを取得し、この情報Saを基に乗員への提示の内容を判定する。判定部6は、運転の注意喚起を行う際に必要となる情報Saを検知部8から取得する。
本例の場合、注意喚起は、車両2が障害物に接近することに対しての乗員への注意喚起である。この場合、検知部8は、例えば車体に設けられた障害物検知センサであることが好ましい。障害物検知センサは、例えば車体の四隅に配設された近接センサである。また、これ以外の検知部8としては、例えばカメラ、ミリ波レーダ、赤外線センサなどがある。
判定部6は、車両2に対する障害物の接近を検出する場合、障害物判定部であることが好ましい。障害物判定部は、検知部8から入力した情報Saを基に、障害物の方向の判定や、障害物の接近状態の判定を実行する。判定部6は、判定完了後、判定結果である判定信号S1を制御部7に出力する。
制御部7は、判定部6から入力する判定信号S1を基に、ユーザとの意志交換を通じたコミュニケーションが可能な情報提示装置3を動作させることにより、乗員に提示を実行する。制御部7は、判定部6から入力した判定信号S1に基づく出力信号S2を情報提示装置3に出力することにより、判定部6の判定結果に基づくジェスチャを情報提示装置3に実行させる。また、本例の制御部7は、本体部4及び指示体5を有する情報提示装置3を、ユーザに向けた情報の内容に応じて、情報の提示方向を指示体5が指し示すように制御する。
情報提示装置3は、情報提示装置3の動作を制御する装置制御部10を備える。指示体5は、指示体5ごとに設けられた各々の駆動部11を介して装置制御部10に接続されている。装置制御部10は、制御部7から入力する出力信号S2を基に、駆動部11を通じて指示体5を動作させることにより、指示体5によるジェスチャを実行する。指示体5のジェスチャは、例えば障害物の方向を提示方向として指示体5で指し示しながら指示体5を上下に繰り返し振るビート運動であることが好ましい。
情報提示装置3は、情報提示装置3において周辺の音を収集する集音部12と、情報提示装置3からの音出力を可能にする音出力部13と、視覚的な意志表示を可能にする表示部14とを備える。集音部12は、例えばマイクである。音出力部13は、例えばスピーカである。表示部14は、情報提示装置3が擬人化エージェントの場合、例えばエージェントに設けられた照明であることが好ましい。情報提示装置3は、集音部12、音出力部13及び表示部14を制御して、乗員との音声対話を通じたコミュニケーションを実行する。
次に、図3及び図4を用いて、本実施形態の情報提示システム1の作用について説明する。
図3に示すように、例えば車両2が前進している場合に、車体右前部に障害物15が接近したとする。このとき、車体の右側前部に設けた近接センサ等の検知部8で障害物15を検知する。検知部8は、車体から見た障害物15の方向や、障害物15との間の距離に応じた情報Saを判定部6に出力する。判定部6は、検知部8から入力した情報Saを基に、障害物15の方向及び接近状態を判定し、その判定結果として判定信号S1を制御部7に出力する。制御部7は、この判定信号S1に基づく出力信号S2を情報提示装置3に出力し、車両2に接近する障害物15との状況に応じたジェスチャを情報提示装置3に実行させる。
図4に示すように、情報提示装置3は、車両2が障害物15に接近した場合、その障害物15の方向を提示方向として同方向に指示体5を向かせ、指示体5をビート運動させる。ビート運動は、指示体5を上下に繰り返し振る運動である。このとき、指示体5のビート運動は、車両2に対する障害物15の接近度合いに応じて変化するようにしてもよい。例えば、車両2に障害物15が接近する程、ビート運動が速くなったり、振る量が大きくなったりするとよい。こうすることで、車両2が障害物15に接触してしまう緊迫度を運転者に伝えることが可能となる。
上記実施形態の情報提示システム1によれば、以下のような効果を得ることができる。
情報提示システム1に制御部7を設け、本体部4及び指示体5を有した情報提示装置3を、ユーザに向けた情報の内容に応じて、情報の提示方向を指示体5が指し示すように制御する。本例の場合、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションが可能な情報提示装置3を用い、提示の内容に応じた態様で情報提示装置3を動作させることにより、乗員に注意喚起の提示を行うことが可能となる。よって、情報提示装置3を利用した理解し易い態様で情報を提示することができる。また、障害物15を発見するに際しての視認負担も軽減することができる。
制御部7は、ユーザに提示する情報に対する対象が存在する場合に、情報提示装置3の指示体5を連続動作、いわゆるビート動作させる。よって、指示体5の連続動作によって、種々の意思提示をユーザに提供することができる。
制御部7は、ユーザに提示する情報を注意喚起とする場合、その注意喚起の度合いに応じた態様で指示体5を動作させる。よって、どの程度の度合いの注意喚起なのかをユーザに直ちに認識させることが可能となるので、適切な対処をユーザに適宜取らせることができるようになる。
注意喚起は、ユーザが乗車する車両2が障害物15に接近することを知らせる通知である。よって、車外の障害物15に対する車両2の接近を、運転者等の乗員に直感的に理解させることが可能となる。よって、適切な運転支援を実施することができる。
制御部7は、情報提示装置3に設けられた指示体5を動作させることにより、乗員対する提示を実行する。よって、指示体5を動かすという直感的な理解し易い態様で、乗員に各種提示を行うことができる。
制御部7は、注意喚起の対象が存在する方向を、情報提示装置3の指示体5によって指し示す。よって、注意喚起の対象がどこに存在するのかを、ユーザに分かり易く通知することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図5及び図6に従って説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態に記載した提示の対象を変更した実施例である。よって、第1実施形態と同様の部分には同一符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
図5に示すように、本例の情報提示システム1は、乗員への注意喚起や情報提供を、情報提示装置3のジェスチャを通じて実行する。注意喚起としては、例えばユーザが使用した機器20が動作未完了であることの通知がある。情報提供としては、例えば発話者が車内の誰であるかなどの通知がある。機器20は、車載機器であることが好ましい。本例の場合、機器20が動作未完了であるとは、例えば車両ドアが半ドアであること、車両ドアの窓が全閉状態でないこと、室内ランプを消し忘れていることなどがある。また、情報提供としては、例えば車内で発話があった場合に、その発話者が車内のどの場所に位置するのかを運転者に知らせる通知がある。
本例の検知部8は、車両ドアの開閉を検出するドア開閉センサ21と、車両ドアの窓の開閉を検出する窓開閉センサ22と、車内ランプのオンオフを検出する車内ランプスイッチ23と、乗員を撮影可能なカメラ24とを含む。ドア開閉や窓開閉は、センサで検出することに限らず、スイッチで検出してもよい。また、カメラは、車内に設置されたカメラに限定されず、車外に設置されたカメラでもよい。検知部8は、情報Saとして、センサ信号、スイッチ信号、検出データ等を判定部6に出力する。
本例の判定部6は、半ドア判定部25、窓開閉判定部26、ランプオンオフ判定部27、発話者判定部28及び状態判定部29を含む。半ドア判定部25は、ドア開閉センサ21のセンサ信号を基に半ドアか否かを判定し、その判定信号S11を状態判定部29に出力する。窓開閉判定部26は、窓開閉センサ22のセンサ信号を基に窓の開閉量や開閉状態を判定し、その判定信号S12を状態判定部29に出力する。ランプオンオフ判定部27は、車内ランプスイッチのスイッチ信号を基に車内ランプがオン又はオフのいずれかを判定し、その判定信号S13を状態判定部29に出力する。発話者判定部28は、カメラ24から取得した画像データを基に、発話者が車内の誰であるのかを判定し、その判定結果S14を状態判定部29に出力する。
状態判定部29は、これら判定信号S11〜S14を基に、注意喚起すべき内容を判定する。例えば、車両ドアが半ドアの場合、状態判定部29は、車両ドアが動作未完了であると判定し、その車両ドアを注意喚起すべき対象として判定する。そして、状態判定部29は、注意喚起すべき内容の判定結果を判定信号S15として制御部7に出力する。制御部7は、状態判定部29から入力した判定信号S15を基に、情報提示装置3にジェスチャを実行させ、そのジェスチャを通じて、注意喚起したい機器20の位置を通知する。
図6に示すように、情報提示装置3は、注意喚起すべき対象の機器20が存在する場合、指示体5をその機器20の方向に向けて指し示すようにすることにより、注意喚起する対象の機器20を運転者に通知する。通知例としては、例えば情報提示装置3の指示体5である頭部及び腕を注意喚起の対象に向けるようにしてもよい。また、情報提示装置3は、音出力部13から注意喚起のメッセージを報知してもよい。こうすることで、運転者に対し、動作未完了の機器20がどれであるのかを直感的に理解させることが可能となる。
また、情報提示装置3は、車内で乗員同士に会話があった場合に、その会話の発話者の方向に、指示体5を向けるジェスチャも可能である。この場合、発話者判定部28は、車内における乗員同士の会話の映像やカメラ24で取得し、会話の発話者を識別する。状態判定部29は、発話者判定部28の判定結果や、集音部12で取得した音声等に基づき、会話の発話者を特定し、その発話者の方向に指示体5を向ける。このようにして、車内の会話における発話者が誰であるかを、情報提示装置3によって的確に案内することも可能となる。
上記実施形態の情報提示システム1によれば、以下のような効果を得ることができる。
制御部7は、注意喚起や情報提供の対象が存在する方向を、情報提示装置3の指示体5によって指し示す。よって、注意喚起や情報提供の対象がどこに存在するのかを、ユーザに分かり易く通知することができる。また、警告音等で情報提示を行う場合、警告音が突然報知されることに比べて、運転者は何の提示であるかを情報提示装置3の動きから把握し易い。さらに、情報提示装置3のジェスチャで対象を案内してから音声等による報知を行えば、運転者は情報の把握が容易となる。
制御部7は、注意喚起や情報提供する対象が存在する場合に、情報提示装置3の指示体5の連続動作、いわゆるビート運動を通じて、注意喚起や情報提供を実行する。よって、指示体5の連続動作によって、種々の意思提示をユーザに提供することができる。
注意喚起は、ユーザが使用した機器20の動作未完了の状態であることの通知である。このため、機器20が動作未完了の状態であることを、運転者等の乗員に直感的に理解させることが可能となる。よって、機器20を動作未完了のまま放置させずに済むので、車両2のセキュリティ性確保に有利となる。
ユーザに提示する情報は、乗員間の会話における対話者の位置を通知する情報提供を含む。よって、対話者の位置を直ぐに理解することが可能となるので、乗員同士のスムーズな会話を確保することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態を図7〜図10に従って説明する。なお、第3実施形態も、第1実施形態及び第2実施形態に対して異なる部分についてのみ説明する。
図7に示すように、本例の情報提示システム1は、乗員への情報提供を、情報提示装置3のジェスチャを通じて実行する。本例の場合、乗員への情報提供は、乗員が行き先として指定した車両2の目的地を運転者等の乗員に通知する情報提供である。乗員が指定する目的地は、例えば飲食店や、曲がりたい交差点などがある。
本例の検知部8は、車内を撮影する車内カメラ32と、車両2の運転を支援するカーナビゲーションシステム33と、近距離無線通信が可能な近距離無線部34とを含む。近距離無線部34は、例えばブルートゥース(Bluetooth:登録商標)を通じて、高機能携帯電話等の端末35と通信する。端末35は、例えば車内において運転者以外の乗員が所持する高機能携帯電話であることが好ましい。検知部8は、乗員が指定した行き先の目的地を検知し、その情報Saを判定部6に出力する。
本例の判定部6は、乗員が行き先として指定した目的地を情報提示装置3で提示する場合、位置判定部であることが好ましい。位置判定部は、検知部8から入力する情報Saを基に、乗員が指定した行き先の目的地がどこであるのかを判定する。位置判定部は、目的地の判定が完了すると、その判定結果として判定信号S1を制御部7に出力する。制御部7は、判定部6から入力した判定信号S15を基に、情報提示装置3にジェスチャを実行させ、乗員が指定した行き先の目的地を運転者に通知する。
次に、図8〜図10を用いて、本実施形態の情報提示システム1の作用について説明する。
図8に示すように、例えば助手席や後席の乗員が、指差し等のジェスチャ、視線、カーナビゲーションシステム33の操作、端末35の操作などにより、行き先となる目的地を入力する操作を実行したとする。ジェスチャ及び視線は、車内カメラ32によって検知される。カーナビゲーションシステム33で目的地を指定する場合、画面に表示された地図で目的地を指定する。また、端末35で目的地を指定する場合、端末35の画面に地図アプリケーションを表示し、同アプリケーションで目的地を指定する。端末35で目的地が入力された場合、その位置データは、近距離無線通信を通じて車両2に送信される。
判定部6は、車内カメラ32から入力する画像データや、カーナビゲーションシステム33から入力する位置情報や、端末35から近距離無線通信を通じて受信した位置情報などを基に、乗員が行き先として指定した目的地の位置を判定する。判定部6は、位置判定が完了すると、判定結果としての判定信号S1を制御部7に出力する。そして、制御部7は、判定部6から入力した判定信号S1を基に、情報提示装置3にジェスチャを実行させ、そのジェスチャを通じて、乗員により指定された目的地を通知する。
図9に示すように、情報提示装置3は、行き先となる目的地の判定後、乗員が指定した目的地に指示体5が向くジェスチャを実行する。本例の場合、例えば情報提示装置3の身体や目線を、乗員が行き先として指定した目的地に向けて、情報提示装置3の視線を目的に向くようにする。
図10に示すように、情報提示装置3は、運転者の視線に入り易い位置に配置されている。このため、運転者は、情報提示装置3によるジェスチャから直感的に行き先の目的地を理解することが可能となる。すなわち、視認し易い位置に配置された情報提示装置3のジェスチャから、乗員が行き先として指定した目的地が直ぐに判断することが可能となる。なお、視認し易い位置とは、例えば車内のダッシュボードの上面などが好ましい。
上記実施形態の情報提示システム1によれば、以下のような効果を得ることができる。
ユーザに提示する情報は、走行時において乗員が行き先として指定した車両2の目的地に係る情報提供を含む。このため、乗員が指定した車両2の目的地を運転者に直感的に理解させることが可能となる。よって、適切な運転支援を実施することができる。また、運転者の目線の移動量を少なく抑えることができ、かつ乗員間のコミュニケーションの円滑化も実現することができるようになる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
[情報提示装置3について]
・各実施形態において、情報提示装置3は、集音部12、音出力部13及び表示部14が省略されてもよい。この場合、車載された同様の機器を利用して、音声対話によるコミュニケーションを実施してもよい。
・各実施形態において、情報提示装置3は、擬人化されたデザインのものに限定されず、例えば動物、植物、キャラクターを模写したものでもよい。
・各実施形態において、情報提示装置3は、車体に対して着脱可能に構成されてもよい。
・各実施形態において、情報提示装置3は、車両2の部品として車体に組み込まれてもよい。
・各実施形態において、情報提示装置3は、擬人化したデザインに限定されず、指示体5を有する構成のものであればよい。
[指示体5及びその動作について]
・各実施形態において、指示体5は、ジェスチャを表現できる部位であればよい。
・各実施形態において、指示体5が指し示す方向は、一方向に限定されず、指示の対象が複数存在する場合には、複数方向としてよい。
・各実施形態において、指示体5による指し示しは、指示体5を所定方向に向ける態様に限定されず、例えば指し示す方向に指示体5を大きく振るなど、乗員が方向を認識できる態様であればよい。
・各実施形態において、指示体5の連続動作は、ビート運動に限定されず、動きの量の大小は存在していても同様の動きを繰り返す動作であればよい。
・各実施形態において、指示体5を注意喚起の度合いに応じた態様で動作させる場合、その際の動作の表現は、動作の速度や量で度合いを表現することに限定されず、指示体5が通常とは異なるように動かすことであればよい。
・各実施形態において、行き先の目的地は、運転中に乗員が指定した行き先に限らず、例えば予め端末35やネットワーク上で登録しておいた地点や、サービスが提供するおすすめの場所など、乗員指定以外の場所としてもよい。
[注意喚起を含む情報について]
・各実施形態において、注意喚起は、障害物接近等に限定されず、運転時における乗員の安全確保や、車両不正使用に係るセキュリティ確保のための通知を含む。
・各実施形態において、注意喚起は、事故防止のための正常な運転を確保する通知を含む。
・各実施形態において、注意喚起は、情報提示装置3によるジェスチャに加え、音声による通知を含めてもよい。また、注意喚起は、情報提示装置3によるジェスチャに加え、車載されたスピーカ、ブザー、ディスプレイ等による通知も含めてもよい。
・各実施形態において、情報提供は、乗員間のコミュニケーションを円滑に行うための通知を含む。
・各実施形態において、情報提供は、運転をサポートするための通知を含む。
・各実施形態において、情報提供は、目的地への円滑な運転を支援する通知を含む。
・各実施形態において、情報提供は、情報提示装置3によるジェスチャに加え、音声による通知を含めてもよい。また、情報提供は、情報提示装置3によるジェスチャに加え、車載されたスピーカ、ブザー、ディスプレイ等による通知も含めてもよい。
[提示の内容の判定に用いる情報Saについて]
・各実施形態において、情報Saは、車載されたセンサ類やスイッチ類から取得することに限定されず、例えばユーザが所持する端末35や計器類機器から取得する情報も含む。
・各実施形態において、情報Saは、ネットワーク通信を通じてサーバ等の外部から取得したデータでもよい。
[ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションについて]
・各実施形態において、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションは、音声対話に限定されず、ユーザの表情や仕草等も判断対象としたものも含む。
・各実施形態において、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションは、情報提示装置3のみを使用した態様に限らず、例えば車載された機器(スピーカ、カーナビゲーション装置のディスプレイ、車内の照明等)や、ユーザが所持する高機能携帯電話等の端末35を連携させた態様でもよい。
[機器20の動作未完了について]
・各実施形態において、機器20の動作未完了とは、例えば車両2が駐車の際に機器20がとるべき状態をとっていないことをいう。
・機器20は、車載機器に限定されず、ユーザによって使用された機器類であればよい。
[判定部6及び制御部7について]
・各実施形態において、判定部6及び制御部7は、車体側に設けられることに限らず、例えば情報提示装置3に設けられてもよい。
・各実施形態において、判定部6及び制御部7は、処理の一部を外部のサーバや、ユーザが所持する高機能携帯電話等の端末に課す構成としてもよい。
[その他]
・各実施形態において、検知部8は、車載された装置や部品に限定されず、例えば高機能携帯電話等の端末35でもよい。この場合、例えば端末に設けられたカメラ機能やマイク機能を用いて、ジェスチャを収集するとよい。
・各実施形態において、情報提示システム1は、車両2に使用されることに限定されず、他の機器やシステムに使用してもよい。
1…情報提示システム、2…車両、3…情報提示装置、4…本体部、5…指示体、6…判定部、7…制御部、15…障害物、20…機器、Sa…情報。

Claims (7)

  1. 注意喚起を含む情報の提示をユーザに提示する情報提示システムであって、
    前記ユーザに向けた情報の提示方向を指し示す指示体と、前記指示体が可動するように支持された本体部とを有した情報提示装置を、前記ユーザに向けた情報の内容に応じて、前記情報の提示方向を前記指示体が指し示すように制御する制御部を備えた情報提示システム。
  2. 前記制御部は、前記ユーザに提示する情報に対する対象が存在する場合に、前記情報提示装置の前記指示体を連続動作させる
    請求項1に記載の情報提示システム。
  3. 前記制御部は、前記ユーザに提示する情報を注意喚起とする場合、その注意喚起の度合いに応じた態様で前記指示体を動作させる
    請求項1又は2に記載の情報提示システム。
  4. 前記注意喚起は、前記ユーザが乗車する車両が障害物に接近することを前記ユーザに知らせる通知である
    請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の情報提示システム。
  5. 前記注意喚起は、前記ユーザが使用した機器の動作未完了の状態であることの通知である
    請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の情報提示システム。
  6. 前記情報は、ユーザ間の会話における対話者の位置を通知する情報提供を含む
    請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の情報提示システム。
  7. 前記情報は、前記ユーザが乗車する車両において乗員が行き先として指定した前記車両の目的地に係る情報提供を含む
    請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の情報提示システム。
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