JP2020156225A - ステッピングモータの駆動回路およびその制御方法、それを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】逆起電圧定数KEを測定可能な駆動回路を提供する。【解決手段】逆起電力検出回路230は、ステッピングモータ102のコイルに生ずる逆起電力VBEMF1を検出する。回転数検出回路232は、ステッピングモータ102の回転数を取得する。演算部290は、回転数が安定したことを検出すると、そのときの回転数および逆起電力にもとづいて、逆起電力定数KEを算出する。【選択図】図3

Description

本発明は、ステッピングモータの駆動技術に関する。
ステッピングモータは、電子機器、産業機械、ロボットにおいて広く採用される。ステッピングモータは、ホストコントローラが生成する入力クロックに同期して回転する同期モータであり、起動、停止、位置決めに優れた制御性を持っている。さらにステッピングモータは、オープンループでの位置制御が可能であり、またデジタル信号処理に適するという特性を有する。
図1は、従来のステッピングモータとその駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。ホストコントローラ2は、駆動回路4に対して、入力クロックCLKを供給する。駆動回路4は、入力クロックCLKと同期して、励磁位置を変化させる。
図2は、励磁位置を説明する図である。励磁位置は、ステッピングモータ6の2個のコイルL1,L2に流れるコイル電流(駆動電流)IOUT1,IOUT2の組み合わせとして把握される。図2には、8個の励磁位置1〜8が示されている。1相励磁では、第1コイルL1と第2コイルL2に交互に電流が流れ、励磁位置2,4,6,8を遷移する。2相励磁では、第1コイルL1と第2コイルL2の両方に電流が流れ、励磁位置1,3,5,7を遷移する。1−2相励磁は、1相励磁と2相励磁の組み合わせであり、励磁位置1〜8を遷移する。マイクロステップ駆動では、さらに励磁位置が細かく制御される。
通常状態において、ステッピングモータのロータは、入力クロックCLKのパルス数に比例したステップ角ずつ同期して回転する。ところが、急な負荷変動や速度変化が生ずると同期が失われる。これを脱調という。ひとたび脱調すると、その後、ステッピングモータを正常に駆動するために特別な処理が必要となるため、脱調を防止することが望まれる。
そこで、脱調の可能性が高い加速時および減速時においては、速度変化に対して脱調が起こらない程度に十分大きい出力トルクが得られるように、駆動電流の目標値IREFを、固定的な値IFULLに設定する(高トルクモード)。
特許文献5には、脱調を防止しつつ、出力トルク(すなわち電流量)をフィードバックし最適化することにより、消費電力を低減して効率を改善する技術が提案されている。
特開平9−103096号公報 特開2004−120957号公報 特開2000−184789号公報 特開2004−180354号公報 特許第6258004号公報
特許文献5に記載の技術では、コイル電流(駆動電流ともいう)IOUT1,IOUT2の振幅IREFを、フィードバック制御によって最適化し、脱調しない範囲で小さくすることにより、消費電力を低減している。より詳しくは、逆起電力にもとづいて負荷角φを推定し、推定した負荷角φが所定の目標値に近づくように、駆動電流の目標値IREFがフィードバック制御される。
負荷角φと逆起電力VBEMFの関係式は、式(1)で与えられる。
BEMF=cosφ・ω・K …(1)
は逆起電力定数、ωは角速度(回転数、回転周波数)である。逆起電力定数Kはモータに固有の定数であり、予め測定して駆動回路のメモリに保持しておく必要がある。
しかしながらステッピングモータの種類ごと、あるいは固体ごとの逆起電力定数Kを予め測定しておくことは容易ではない。また、経年変化によって逆起電力定数Kが変化した場合に、負荷角φが誤って推定されることとなる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、逆起電力定数Kを測定可能な駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、ステッピングモータの駆動回路に関する。駆動回路は、ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路と、ステッピングモータの回転数を取得する回転数検出回路と、回転数が安定したことを検出すると、そのときの回転数および逆起電力にもとづいて、逆起電力定数Kを算出する演算部と、を備える。
この態様によると、逆起電力定数Kを駆動回路において算出でき、予め測定する必要がなくなる。また経年変化で逆起電力定数Kが変化した場合も、変化後の値を取得することができる。
逆起電力定数の算出のために逆起電力を取得する際に、ステッピングモータは、第1所定量の駆動電流で駆動されてもよい。これによりステッピングモータを一定トルクで駆動し、逆起電力および回転数を安定化することができ、逆起電力定数Kの検出精度を高めることができる。
第1所定量は、ステッピングモータに始動時に供給される第2所定量の0.4〜0.6倍であってもよい。第1所定量を、負荷角φが所定値となるような値に設定することにより、逆起電力定数Kを正確に測定できる。起動時の第2所定量は、フルトルクに対応する電流量であってもよく、この場合、第1所定量はフルトルクの電流の0.4〜0.6倍程度となる。
第1所定量は、cosφ=1となるように規定するとよい。φは負荷角である。これにより逆起電力定数Kの計算処理を簡略化でき、ハードウェア構成を簡素化できる。
駆動回路は、コイルに流れるコイル電流の目標量を示す電流設定値を生成する電流値設定回路と、コイルに流れるコイル電流の検出値が電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、パルス変調信号に応じて、コイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、をさらに備えてもよい。
電流値設定回路は、ステッピングモータを高効率モードで駆動する際に、逆起電力および逆起電力定数Kにもとづいて、電流設定値をフィードバックにより生成してもよい。
電流値設定回路は、逆起電力および逆起電力定数Kにもとづいて負荷角を推定する負荷角推定部と、推定された負荷角が所定の目標角に近づくように、電流設定値を生成するフィードバック制御器と、を含んでもよい。
逆起電力定数Kは、駆動回路の電源投入のたびに算出されてもよい。
定電流チョッパ回路は、コイル電流の検出値を、電流設定値にもとづくしきい値と比較するコンパレータと、所定の周波数で発振するオシレータと、コンパレータの出力に応じてオフレベルに遷移し、オシレータの出力に応じてオンレベルに遷移するパルス変調信号を出力するフリップフロップと、を含んでもよい。
駆動回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、駆動回路により、逆起電力定数Kを取得できる。
従来のステッピングモータとその駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。 励磁位置を説明する図である。 実施の形態に係る駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。 図3の駆動回路の動作波形図である。 駆動回路の構成例を示す回路図である。 電流値設定回路の別の構成例を示す図である。 図7(a)〜(c)は、駆動回路を備える電子機器の例を示す斜視図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
本明細書において参照する波形図やタイムチャートの縦軸および横軸は、理解を容易とするために適宜拡大、縮小したものであり、また示される各波形も、理解の容易のために簡略化され、あるいは誇張もしくは強調されている。
(実施の形態)
図3は、実施の形態に係る駆動回路200を備えるモータシステム100のブロック図である。駆動回路200は、ステッピングモータ102およびホストコントローラ2とともにモータシステム100を構成する。ステッピングモータ102は、PM(Permanent Magnet)型、VR型(Variable Reluctance)型、HB(Hybrid)型であるとを問わない。
駆動回路200の入力ピンINには、ホストコントローラ2から入力クロックCLKが入力される。また駆動回路200の方向指示ピンDIRには、時計回り(CW)、反時計回り(CCW)を指示する方向指示信号DIRが入力される。
駆動回路200は、入力クロックCLKが入力されるたびに、方向指示信号DIRに応じた方向に、ステッピングモータ102のロータを所定角、回転させる。
駆動回路200は、ブリッジ回路202_1,202_2、電流値設定回路210、逆起電力検出回路230、回転数検出回路232、定電流チョッパ回路250_1,250_2、ロジック回路270、演算部290を備え、ひとつの半導体基板上に一体集積化される。
本実施の形態において、ステッピングモータ102は2相モータであり、第1コイルL1と第2コイルL2を含む。駆動回路200の駆動方式は特に限定されず、1相励磁、2相励磁、1−2相励磁、あるいはマイクロステップ駆動(W1−2相駆動、2W1−2相駆動など)のいずれであってもよい。
第1チャンネルCH1のブリッジ回路202_1は、第1コイルL1と接続される。第2チャンネルCH2のブリッジ回路202_2は、ステッピングモータ102の第2コイルL2と接続される。
ブリッジ回路202_1、202_2はそれぞれ、4つのトランジスタM1〜M4を含むHブリッジ回路である。ブリッジ回路202_1のトランジスタM1〜M4は、ロジック回路270からの制御信号CNT1にもとづいてスイッチングされ、それにより、第1コイルL1の電圧(第1コイル電圧ともいう)VOUT1がスイッチングされる。
ブリッジ回路202_2は、ブリッジ回路202_1と同様に構成され、そのトランジスタM1〜M4は、ロジック回路270からの制御信号CNT2にもとづいてスイッチングされ、それにより、第2コイルL2の電圧(第2コイル電圧ともいう)VOUT2がスイッチングされる。
電流値設定回路210は、電流設定値IREFを生成する。ステッピングモータ102の始動直後は、電流設定値IREFはある所定値(フルトルク設定値という)IFULLに固定される。所定値IFULLは、電流設定値IREFが取り得る範囲の最大値としてもよく、この場合、ステッピングモータ102はフルトルクで駆動される。この状態をフルトルクモードと称する。
ステッピングモータ102が安定的に回転しはじめると、言い換えると脱調のおそれが低下すると、高効率モードに遷移する。電流値設定回路210は高効率モードにおいて、電流設定値IREFを、フィードバック制御により調整し、これにより消費電力を削減する。
逆起電力検出回路230は、ステッピングモータ102のコイルL1(L2)に生ずる逆起電力VBEMF1(VBEMF2)を検出する。逆起電力の検出方法は特に限定されず、公知技術を用いればよい。一般的には逆起電力は、ある検出窓(検出区間)を設定し、コイルの両端をハイインピーダンスとし、そのときのコイルの電圧をサンプリングすることにより得ることができる。たとえば1相励磁や1−2相励磁では、逆起電力VBEMF1(VBEMF2)を、監視対象のコイルの一端(ブリッジ回路の出力)がハイインピーダンスとなる励磁位置(図2の2,4,6,8)ごとに、すなわち所定の励磁位置ごとに測定することができる。
定電流チョッパ回路250_1は、第1コイルL1の通電中に、第1コイルL1に流れるコイル電流IL1の検出値INF1が電流設定値IREFにもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWM1を生成する。定電流チョッパ回路250_2は、第2コイルL2に通電中に、第2コイルL2に流れるコイル電流IL2の検出値INF2が電流設定値IREFに近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWM2を生成する。
ブリッジ回路202_1,202_2はそれぞれ、電流検出抵抗RNFを含み、電流検出抵抗RNFの電圧降下が、コイル電流Iの検出値となる。なお、電流検出抵抗RNFの位置は限定されず、電源側に設けてもよいし、ブリッジ回路の2つの出力の間に、コイルと直列に設けてもよい。
ロジック回路270は、パルス変調信号SPWM1に応じて、第1コイルL1に接続されるブリッジ回路202_1を制御する。またロジック回路270は、パルス変調信号SPWM2に応じて、第2コイルL2に接続されるブリッジ回路202_2を制御する。
ロジック回路270は、入力クロックCLKが入力される度に、励磁位置を変化させ、電流を供給するコイル(もしくはコイルのペア)を切り替える。励磁位置は、第1コイルL1のコイル電流と第2コイルL2それぞれのコイル電流の大きさと向きの組み合わせとして把握される。励磁位置は、入力クロックCLKのポジエッジのみに応じて遷移してもよいし、ネガエッジのみに応じて遷移してもよいし、それらの両方に応じて遷移してもよい。
電流値設定回路210は、モータの始動直後は、コイル電流の振幅を規定する電流設定値IREFを、フルトルクに相当する大きな値に固定し、モータが安定的に回転しはじめると、言い換えると脱調のおそれが低下すると、その後、高効率モードに遷移し、電流設定値IREFを、フィードバック制御により調整する。
逆起電力検出回路230は、ステッピングモータ102のコイルL1(L2)に生ずる逆起電力VBEMF1(VBEMF2)を検出する。
回転数検出回路232は、ステッピングモータ102の回転数(ω)を取得し、回転数ωを示す検出信号を生成する。たとえば回転数検出回路232は、回転数ωの逆数に比例する周期T(=2π/ω)を測定し、周期Tを検出信号として出力してもよい。脱調が生じていない状況では、入力クロックCLKの周波数(周期)は、ステッピングモータ102の回転数(周期)と比例する。したがって回転数検出回路232は、入力クロックCLK、またはそれにもとづいて生成される内部信号の周期を測定し、検出信号としてもよい。
演算部290は、回転数ω(周期T)が安定したことを検出すると、そのときの回転数ωおよび逆起電力VBEMFにもとづいて、逆起電力定数Kを算出する。式(1)を変形すると、式(2)を得る。
=VBEMF・ω−1・(cosφ)−1
=VBEMF・T/2π・(cosφ)−1 …(2)
逆起電力定数Kの算出に必要な量VBEMFおよびTは、負荷角φが所定値となるような状況において測定するとよい。周期Tを用いることで、除算を乗算に置き換えることができ、回路を簡素化できる。
好ましくは負荷角φ=0°、すなわちcosφ=1の状況において、逆起電力定数Kを算出するとよい。この場合、式(2)は式(3)に簡略化される。
=VBEMF・T/2π …(3)
負荷角φ=0°とするためには、ある程度大きなトルクでステッピングモータ102を駆動すればよい。そのために、定電流チョッパ回路250_1,250_2は、逆起電力定数Kを取得するための期間(パラメータ測定モードという)において、電流設定値IREFを、逆起電力定数Kの取得用の第1所定量(検出用設定値という)IMEASに設定するとよい。この値IMEASは、始動時に使用される第2所定量(フルトルク設定値という)IFULLより小さく定めればよい。たとえばIMEASは、IFULLの0.4〜0.6倍とすることができ、IMEAS=0.5×IFULLとしてもよい。
演算部290が算出した逆起電圧定数Kは、高効率モードでステッピングモータ102を駆動するときのパラメータとして用いてもよい。また駆動回路200は、逆起電圧定数Kを、ホストコントローラ2やその他の回路に出力可能であってもよい。
以上が駆動回路200の構成である。続いて、その動作を説明する。図4は、図3の駆動回路200の動作波形図である。駆動回路200は、電源投入のたびに、逆起電力定数Kを測定してもよい。あるいはホストコントローラからの指示に応じて、逆起電力定数Kを測定するモードに移行してもよい。
時刻tに、ホストコントローラ2から、入力クロックCLKが供給される。入力クロックCLKの周波数は、0から、ステッピングモータ102の目標回転数に応じた値に向かって増大していく(これを台形波駆動ともいう)。
ステッピングモータ102の始動直後において、フルトルクモードが選択され、電流値設定回路210は、電流設定値IREFをフルトルク設定値IFULLとする。これにより、ステッピングモータ102がフルトルクで駆動され、入力クロックCLKの周波数fの増加にともなって、ステッピングモータ102の回転数も増加していく。
時刻t以降、入力クロックCLKの周波数fが一定となる。演算部290は、回転数検出回路232によって検出される周期T(回転数)が一定であるか否かを判定する。たとえば連続して測定される複数N個の周期Tの誤差が所定範囲に含まれるときに、周期Tが一定と判定し、キャプチャ信号CAPTUREをアサート(ハイ)する。時刻tに、周期Tが一定であると判定されると、電流値設定回路210は電流設定値IREFを、検出用設定値IMEASに切り替える。これによりcosφが1近傍に維持される。
演算部290は、このときの周期T(回転数ω)と逆起電力VBEMFをキャプチャし、式(3)にもとづいて逆起電力定数Kを算出する。演算部290は、連続して測定される複数個の逆起電力VBEMFの平均値を用いて、逆起電力定数Kを算出してもよい。
以上が駆動回路200の動作である。この駆動回路200によれば、逆起電力定数Kを高い精度で算出でき、予め測定する必要がなくなる。このことは、モータシステム100の設計者の負担の軽減を意味する。
また経年変化で逆起電力定数Kが変化した場合も、変化後の値を取得することができる。後述のように逆起電力定数Kを利用して、負荷角φを推定する駆動回路においては、この利点は特に重要である。
図5は、駆動回路200の構成例を示す回路図である。図5には、第1コイルL1に関連する部分のみが示される。
ロジック回路270は、入力クロックCLKと同期して励磁位置を変化させる。ロジック回路270において、いくつかの中間信号が生成される。それらのうち、タイミング信号PHASE_A、PHASE_Bは、出力OUT1Aがハイインピーダンスとなる期間あるいはタイミング、出力OUT1Bがハイインピーダンスとなる期間あるいはタイミングを示す信号として利用できる。
逆起電力検出回路230は、タイミング信号PHASE_A,PHASE_Bに応答して、逆起電力VBEMF1を測定する。
回転数検出回路232は、カウンタ234を含む。カウンタ234は、タイミング信号PHASE_A、PHASE_Bの少なくとも一方の周期Tを測定する。タイミング信号PHASE_A,PHASE_Bの周期Tは、ステッピングモータ102の回転数に反比例する。
演算部290は、判定部291、メモリ293、平均回路295、演算器297を含む。判定部291は、回転数検出回路232による検出値Tを監視し、一定値に安定化したか否かを判定し、検出値Tの安定を検出すると、判定信号DETをアサートする。判定信号DETは、電流値設定回路210に供給される。電流値設定回路210は、この判定信号DETのアサートをトリガーとして、電流設定値IREFを、IFULLからIMEASに切り替える。また、安定化したときの検出値Tを、検出値Tsとして出力する。
判定信号DETのアサートをトリガーとして、所定回数分の逆起電力の検出信号VBEMF1がメモリ293に取り込まれる。メモリ293は、たとえば3回分の検出信号VBEMF1を保持してもよい。平均回路295は、メモリ293に格納される3個の検出信号VBEMF1の平均値VBEMF1(AVE)を算出する。演算器297は、検出信号VBEMF1の平均値VBEMF1(AVE)と判定部291において取得される周期Tsにもとづいて、逆起電力定数Kを算出する。
=A×VBEMF(AVE)・Ts …(3)
Aは適切にスケーリングするための定数である。
電流値設定回路210は、フィードバックコントローラ220、フィードフォワードコントローラ240、マルチプレクサ212を含む。フィードフォワードコントローラ240は、始動開始直後のフルトルクモード、あるいはパラメータ測定モードにおいて使用される固定的な電流設定値Ix(=IFULL or IMEAS)を出力する。フィードフォワードコントローラ240は、判定部291からの判定信号DETに応じて、出力Ixの値をIFULLからIMEASに切り替える。
フィードバックコントローラ220は、高効率モードにおいてアクティブとなり、逆起電力VBEMFにもとづいてフィードバック制御される電流設定値Iyを出力する。図5の駆動回路200において、逆起電力定数Kは、高効率モードにおける電流設定値IREFの生成に利用される。
マルチプレクサ216は、駆動回路200の動作モードに応じて、2つの信号Ix,Iyの一方を選択し、電流設定値Irefとして出力する。
フィードバックコントローラ220は、負荷角推定部222、減算器224、PI制御器226を含む。
負荷角推定部222は、逆起電力VBEMF1にもとづいて負荷角φを推定する。負荷角φは、第1コイルL1に流れる駆動電流で定まる電流ベクトル(つまり位置指令)と、ロータ(可動子)の位置の差に相当する。上述のように、逆起電力VBEMF1は、以下の式で与えられる。
BEMF1=K・ω・cosφ
は逆起電力定数、ωは回転数である。したがって、逆起電力VBEMFを測定することで、負荷角φと相関を有する検出値を生成することができる。たとえば、cosφを検出値としてもよく、この場合、検出値は式(4)で表される。
cosφ=VBEMF1・ω−1/K
=VBEMF1・(T/2π)・K −1 …(4)
フィードバックコントローラ220は、推定された負荷角φが所定の目標角φREFに近づくように、電流設定値Iyを生成する。具体的には減算器224は、負荷角φにもとづく検出値cosφとその目標値cos(φREF)の誤差ERRを生成する。PI(比例・積分)制御器236は、誤差ERRがゼロとなるようにPI制御演算を行い、電流設定値Iyを生成する。PI制御器に代えて、P(比例)制御演算を行うP制御器、PID(比例・積分・微分)制御演算を行うPID制御器を用いてもよい。あるいはフィードバックコントローラ220の処理は、誤差増幅器を用いたアナログ回路でも実現可能である。
定電流チョッパ回路250_1は、D/Aコンバータ252、PWMコンパレータ254、オシレータ256、フリップフロップ258を含む。D/Aコンバータ252は、電流設定値IREFをアナログ電圧VREFに変換する。PWMコンパレータ254は、フィードバック信号INF1を基準電圧VREFと比較し、INF1>VREFとなると、オフ信号SOFFをアサート(ハイ)する。オシレータ256は、チョッピング周波数を規定する周期的なオン信号SONを生成する。フリップフロップ258は、オン信号SONに応じてオンレベル(たとえばハイ)に遷移し、オフ信号SOFFに応じてオフレベル(たとえばロー)に遷移するPWM信号SPWM1を出力する。
以上が図5の駆動回路200の構成である。経年変化にかかわらず、常に同じ値の逆起電力定数Kを用いると、負荷角φが誤って計算されるため、トルク不足による脱調が生じたり、反対に過トルクとなって消費電力が増加し、効率が低下する可能性がある。これに対して、図5の駆動回路200によれば、実測した逆起電力定数Kをパラメータとして利用して、高効率モードにおける電流設定値IREFを生成するため、脱調や効率低下を抑制できる。
図6は、電流値設定回路210の別の構成例を示す図である。フィードバックコントローラ220は、高効率モードにおいてアクティブとなり、負荷角φが目標値φREFに近づくように値が調節される電流補正値ΔIを生成する。電流補正値ΔIは、フルトルクモードおよびパラメータ測定モードにおいてゼロである。
フィードフォワードコントローラ240は、高効率モードにおいて、所定の高効率設定値ILOWを出力する。IFULL>IMEAS>ILOWの関係が成り立っていてもよい。電流値設定回路210は、図5のマルチプレクサ212に代えて加算器214を含み、加算器214は、フィードフォワードコントローラ240が生成する高効率設定値ILOWに、電流補正値ΔIを加算する。これにより負荷角φが目標値φREFに近づくように、電流設定値IREF=ILOW+ΔIが調節される。
最後に、駆動回路200の用途を説明する。駆動回路200は、さまざまな電子機器に利用される。図7(a)〜(c)は、駆動回路200を備える電子機器の例を示す斜視図である。
図7(a)の電子機器は、光ディスク装置500である。光ディスク装置500は、光ディスク502と、ピックアップ504、を備える。ピックアップ504は、光ディスク502にデータを書き込み、読み出すために設けられる。ピックアップ504は、光ディスク502の記録面上を、光ディスクの半径方向に可動となっている(トラッキング)。また、ピックアップ504と光ディスクの距離も可変となっている(フォーカシング)。ピックアップ504は、図示しないステッピングモータにより位置決めされる。駆動回路200は、ステッピングモータを制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ピックアップ504を高精度に位置決めできる。
図7(b)の電子機器は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯電話端末など、撮像機能付きデバイス600である。デバイス600は、撮像素子602、オートフォーカス用レンズ604を備える。ステッピングモータ102は、オートフォーカス用レンズ604の位置決めを行う。駆動回路200はステッピングモータ102を駆動するこの構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、オートフォーカス用レンズ604を高精度に位置決めできる。オートフォーカス用レンズの他、手ぶれ補正用のレンズの駆動に駆動回路200を用いてもよい。あるいは駆動回路200は、絞り制御に用いてもよい。
図7(c)の電子機器は、プリンタ700である。プリンタ700は、ヘッド702、ガイドレール704を備える。ヘッド702は、ガイドレール704に沿って位置決め可能に支持されている。ステッピングモータ102は、ヘッド702の位置を制御する。駆動回路200は、ステッピングモータ102を制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ヘッド702を高精度に位置決めできる。ヘッド駆動用のほか、用紙送り機構用のモータの駆動に、駆動回路200を用いてもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
ロジック回路270は、負荷角φが目標角φREFに近づくように、パルス変調信号S2のデューティ比を調節することに代えて、あるいはそれと組み合わせて、ブリッジ回路202に供給される電源電圧VDDを調節してもよい。電源電圧VDDを変化させることにより、ステッピングモータ102のコイルL1、L2に供給される電力を変化させることができる。
(変形例2)
実施の形態では、ブリッジ回路202がフルブリッジ回路(Hブリッジ)で構成される場合を説明したが、それには限定されず、ハーフブリッジ回路で構成されてもよい。またブリッジ回路202は、駆動回路200とは別チップであってもよいし、ディスクリート部品であってもよい。
(変形例3)
高効率モードにおける電流設定値IREF(Iy)の生成方法は、実施の形態で説明したものに限定されない。たとえば逆起電力VBEMF1の目標値VBEMF(REF)を定めておき、逆起電力VBEMF1が目標値VBEMF(REF)に近づくように、フィードバックループを構成してもよい。
(変形例4)
図2では、励磁位置にかかわらず、2つのコイルの電流IOUT1,IOUT2が一定であるが、励磁位置に応じて、トルクが一定となるように電流IOUT1,IOUT2を修正してもよい。たとえば1−2相励磁では、励磁位置2,4,6,8における電流IOUT1,IOUT2の量を、励磁位置1,3,5,7における電流の量の√2倍としてもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
L1 第1コイル
L2 第2コイル
2 ホストコントローラ
100 モータシステム
102 ステッピングモータ
200 駆動回路
202 ブリッジ回路
210 電流値設定回路
212 マルチプレクサ
214 加算器
NF 検出抵抗
220 フィードバックコントローラ
222 負荷角推定部
224 減算器
226 制御器
230 逆起電力検出回路
232 回転数検出回路
234 カウンタ
240 フィードフォワードコントローラ
250 定電流チョッパ回路
252 D/Aコンバータ
254 PWMコンパレータ
256 オシレータ
258 フリップフロップ
270 ロジック回路
280 インタフェース回路
288 D/Aコンバータ
290 演算部
291 判定部
293 メモリ
295 平均回路
297 演算器

Claims (13)

  1. ステッピングモータの駆動回路であって、
    前記ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路と、
    前記ステッピングモータの回転数を取得する回転数検出回路と、
    前記回転数が安定したことを検出すると、そのときの回転数および前記逆起電力にもとづいて、逆起電力定数Kを算出する演算部と、
    を備えることを特徴とする駆動回路。
  2. 前記逆起電力定数の算出のために前記逆起電力を取得する際に、前記ステッピングモータは、第1所定量の駆動電流で駆動されることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記第1所定量は、前記ステッピングモータに始動時の駆動電流である第2所定量の0.4〜0.6倍であることを特徴とする請求項2に記載の駆動回路。
  4. 前記コイルに流れるコイル電流の目標値を示す電流設定値を生成する電流値設定回路と、
    前記コイルに流れるコイル電流の検出値が前記電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、
    前記パルス変調信号に応じて、前記コイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の駆動回路。
  5. 前記電流値設定回路は、前記ステッピングモータを高効率モードで駆動する際に、前記逆起電力および前記逆起電力定数Kにもとづいて、前記電流設定値をフィードバックにより生成することを特徴とする請求項4に記載の駆動回路。
  6. 前記電流値設定回路は、
    前記逆起電力および前記逆起電力定数Kにもとづいて負荷角を推定する負荷角推定部と、
    推定された前記負荷角が所定の目標角に近づくように、前記電流設定値を生成するフィードバック制御器と、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の駆動回路。
  7. 前記逆起電力定数Kは、前記駆動回路の電源投入のたびに算出されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の駆動回路。
  8. 前記定電流チョッパ回路は、
    前記コイル電流の検出値を、前記電流設定値にもとづくしきい値と比較するコンパレータと、
    所定の周波数で発振するオシレータと、
    前記コンパレータの出力に応じてオフレベルに遷移し、前記オシレータの出力に応じてオンレベルに遷移する前記パルス変調信号を出力するフリップフロップと、
    を含むことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の駆動回路。
  9. ひとつの半導体基板に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の駆動回路。
  10. ステッピングモータと、
    前記ステッピングモータを駆動する請求項1から9のいずれかに記載の駆動回路と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  11. ステッピングモータの制御方法であって、
    前記ステッピングモータの回転数が安定した状態を検出するステップと、
    前記回転数が安定した状態において、前記ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出するステップと、
    安定した前記回転数および前記逆起電力にもとづいて、逆起電力定数Kを算出するステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  12. 前記ステッピングモータの通常駆動時において、前記逆起電力定数Kを用いて、前記ステッピングモータの負荷角を算出するステップをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記ステッピングモータの通常駆動時において、前記負荷角が所定の目標値に近づくように電流設定値を生成するステップと、
    前記コイルに流れるコイル電流を、前記電流設定値に基づく目標量に安定化するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
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