JP2020145508A - 画像編集装置、画像編集方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ページ上に配置されているオブジェクトと、該ページを含む複数ページのそれぞれに配置されている共通オブジェクトと、の干渉を解消する手間を軽減させるための技術を提供すること。【解決手段】 複数ページのうち表示対象ページ上にユーザ操作に応じて配置されたページオブジェクトと、該複数ページのそれぞれに共通して配置されている共通オブジェクトと、が表示対象ページ上で干渉しているか否かを判断する。ページオブジェクトと共通オブジェクトとが表示対象ページ上で干渉していると判断される場合には、ページオブジェクトと共通オブジェクトとが表示対象ページ上で干渉しないように、表示対象ページ上における共通オブジェクトのサイズを変倍する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ページ上にオブジェクトを配置するための技術に関するものである。
近年、情報処理装置の表示画面上で任意の文字列や図形、画像等のオブジェクトを配置し、ページ毎に異なるデザインのレイアウトデータを作成するデザインプログラムが多用されている。
従来のデザインプログラムでは、レイアウトデータの各ページに対してページ番号の書体や位置、また印刷時の用紙の綴じ位置を指定することができ、その指定に基づいてレイアウトデータの各ページにページ番号を印刷し、綴じ処理を行うことができる。一方、ページ番号と綴じ位置が上下左右の同じ辺に指定された場合は、ページ番号とステイプル針が重なることによる、またはページを折り返した時にページ番号が見にくくなるなど視認性の悪化が懸念される。それを防ぐため、特許文献1に開示された文書作成装置では、ページ番号の位置を他の位置に配置しなおすことで視認性の悪化を防止することが可能となっている。
特開平7-168818号公報
特許文献1の方法では、視認性の悪化の対象としてページ番号と綴じ位置の情報しか考慮していないが、視認性が悪化するケースは他にもある。例えば、近年のデザインプログラムでは任意のオブジェクトを全てのページに同様に表示させる機能がある(一般的なワープロ系プログラムであれば、ヘッダー情報・フッター情報。パワーポイント(Microsoft社)であればスライドマスター機能が相当)。この機能を使用し、全てのページに同様に表示させるオブジェクトを以降、共通オブジェクトと記載する。共通オブジェクトを配置した際、ページ毎に配置しているオブジェクトと共通オブジェクトとの間で重なり等の干渉が起こることもある。この場合、互いに干渉するそれぞれのオブジェクトは、ページ番号や綴じ位置とは異なる情報となる。
従って、ユーザは互いのオブジェクトが干渉しないようにするため、共通オブジェクトを配置または移動する際は全ページのデザインを確認しながらオブジェクトの配置位置を調整する必要があり、確認作業に手間がかかっていた。また、1ページ毎に干渉具合が異なる場合、確認・修正するのに手間がかかるという課題がある。本発明では、ページ上に配置されているオブジェクトと、該ページを含む複数ページのそれぞれに配置されている共通オブジェクトと、の干渉を解消する手間を軽減させるための技術を提供する。
本発明の1つの様態は、複数ページのうち表示対象ページ上にユーザ操作に応じて配置されたページオブジェクトと、該複数ページのそれぞれに共通して配置されている共通オブジェクトと、が前記表示対象ページ上で干渉しているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記ページオブジェクトと前記共通オブジェクトとが前記表示対象ページ上で干渉していると判断される場合には、前記ページオブジェクトと前記共通オブジェクトとが前記表示対象ページ上で干渉しないように、前記表示対象ページ上における前記共通オブジェクトのサイズを変倍する変倍手段とを備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、ページ上に配置されているオブジェクトと、該ページを含む複数ページのそれぞれに配置されている共通オブジェクトと、の干渉を解消する手間を軽減させることができる。
画像編集装置のハードウェア構成例を示すブロック図。 第1の実施形態の動作を説明する図。 干渉回避処理のフローチャート。 画像編集装置のハードウェア構成例を示すブロック図。 第2の実施形態の動作を説明する図。 干渉回避処理のフローチャート。 共通オブジェクト用の編集画面の一例を示す図。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
先ず、本実施形態に係る画像編集装置のハードウェア構成例について、図1のブロック図を用いて説明する。画像編集装置には、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレット型端末装置、スマートフォンなどのコンピュータ装置が適用可能である。
CPU101は、RAM102に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて各種の処理を実行する。これによりCPU101は、画像編集装置全体の動作制御を行うと共に、画像編集装置が行うものとして後述する各処理を実行もしくは制御する。
RAM102は、記憶装置103からロードされたコンピュータプログラムやデータを格納するためのエリアや、CPU101が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアを有する。このようにRAM102は、各種のエリアを適宜提供する。
記憶装置103は、ハードディスクドライブ装置などの大容量情報記憶装置である。記憶装置103には、OS(オペレーティングシステム)や、画像編集装置が行うものとして後述する各処理をCPU101に実行若しくは制御(機能)させるためのコンピュータプログラムやデータが保存されている。記憶装置103に保存されているコンピュータプログラムやデータは、CPU101による制御に従って適宜RAM102にロードされ、CPU101による処理対象となる。
表示部104は、液晶画面やタッチパネル画面などにより構成されており、CPU101による処理結果を画像や文字などでもって表示することができる。後述する各種の画面は表示部104に表示される。なお、表示部104は、画像や文字を投影するプロジェクタなどの投影装置であっても良い。
操作部105は、キーボード、マウス、タッチパネルなどのユーザインターフェースであり、ユーザが操作することで各種の指示をCPU101に対して入力することができる。
CPU101、RAM102、記憶装置103、表示部104、操作部105は何れも、バス106に接続されている。
次に、画像編集装置が行うものとして後述する各処理をCPU101に実行若しくは制御させるためのデータとして記憶装置103に保存されているデータの一例について説明する。
各ページデータ121は、それぞれのページのデータ(ページデータ)を含み、該ページには、複数ページのそれぞれに共通して配置されている共通オブジェクトと、ページごとにユーザ操作に応じて配置されるページオブジェクトと、が配置されている。各ページデータ121は、1つのデザインにおいてユーザが操作部105を操作してページを追加したり削除したりする度に増減する各ページのページデータである。
共通表示ページデータ122は、共通オブジェクトのみを含むページ(共通表示ページ)のデータである。各ページに共通に配置される共通オブジェクトの配置の編集(共通表示ページの作成)は、共通オブジェクト用の編集画面にて行われる。共通オブジェクト用の編集画面の一例を図7に示す。図7に示す如く、共通オブジェクト用の編集画面では、ページの枠701内に共通オブジェクト711のみが表示され、ユーザは操作部105を操作して枠701内で共通オブジェクト711の配置を設定する。共通オブジェクト用の編集画面にて設定された共通オブジェクト711の配置は、各ページにおける共通オブジェクト711の配置となる。共通表示ページデータ122は、1つのデザインに対して1ページぶん生成されるものである。
ページデータおよび共通表示ページデータ122は何れも、ページ番号141、含有通常オブジェクト数142、通常オブジェクトデータ143、含有干渉回避表示用オブジェクト数144、干渉回避表示用オブジェクトデータ145、干渉回避検討データ146、のデータセットを含む。つまり各ページデータ121には、このデータセットがページ数分含まれており、共通表示ページデータ122には、このデータセットが1ページ分だけ含まれていることになる。
ページデータに含まれているデータセットに含まれているページ番号141は、該ページデータに対応するページのページ番号である。共通表示ページデータ122に含まれているデータセットに含まれているページ番号141は、例えば1であっても良いし、NULL等の無効値であっても良い。
ページデータに含まれているデータセットに含まれている含有通常オブジェクト数142は、該ページデータに対応するページに含まれている通常オブジェクト(共通オブジェクト、ページオブジェクト)の総数である。共通表示ページデータ122に含まれているデータセットに含まれている含有通常オブジェクト数142は、1ページ内における共通オブジェクトの総数である。
ページデータに含まれているデータセットに含まれている通常オブジェクトデータ143は、該ページデータに対応するページに含まれているそれぞれの通常オブジェクトのデータの集合である。共通表示ページデータ122に含まれているデータセットに含まれている通常オブジェクトデータ143は、1ページ内におけるそれぞれの共通オブジェクトのデータの集合である。
共通オブジェクトのデータおよびページオブジェクトのデータの何れも、オブジェクトID161、表示座標位置162、オブジェクトサイズ163、オブジェクト中心座標164、表示テキスト165、フォント情報166のデータセット(オブジェクトデータ)を含む。以下では特に断らない限りは共通オブジェクトおよびページオブジェクトを纏めて単にオブジェクトと称する。オブジェクトID161は、オブジェクトに固有の識別情報の一例である。表示座標位置162は、ページ内におけるオブジェクトの座標位置であり、例えば、オブジェクトが矩形である場合には、該矩形の左上隅の位置である。オブジェクトサイズ163は、オブジェクトの縦のサイズ(画素数)および横のサイズ(画素数)である。オブジェクト中心座標164は、オブジェクトの重心位置である。表示テキスト165は、オブジェクトが文字列(テキスト)である場合には、該文字列のデータである。フォント情報166は、オブジェクトが文字列(テキスト)である場合には、該文字列のフォントの種類、フォントサイズなど、該文字列を規定する情報の集合である。
ページデータに含まれているデータセットに含まれている含有干渉回避表示用オブジェクト数144は、該ページデータに対応するページ内のページオブジェクトと重複する共通オブジェクトに基づいて後述する処理により生成された干渉回避表示用オブジェクトの、該ページにおける総数である。共通表示ページデータ122に含まれているデータセットに含まれている含有干渉回避表示用オブジェクト数144にはNULL等の無効値が設定されている。
ページデータに含まれているデータセットに含まれている干渉回避表示用オブジェクトデータ145は、該ページデータに対応するページに含まれているそれぞれの干渉回避表示用オブジェクトのデータの集合である。干渉回避表示用オブジェクトのデータもまた上記のオブジェクトデータを含み、干渉回避表示用オブジェクトもまた単にオブジェクトと称すれば上記のオブジェクトデータに係る説明は、干渉回避表示用オブジェクトにも適用できる。共通表示ページデータ122に含まれているデータセットに含まれている干渉回避表示用オブジェクトデータ145にはNULL等の無効値が設定されている。
ページデータに含まれているデータセットに含まれている干渉回避検討データ146は、該ページデータに対応するページにおける干渉回避表示用オブジェクトを生成するために用いた情報の集合であり、干渉共通オブジェクトID181、干渉ページオブジェクトID182、干渉領域座標183、干渉領域サイズ184、干渉領域中心座標185、干渉回避方向186、水平方向回避サイズ割合187、垂直方向回避サイズ割合188、のデータセットを含む。共通表示ページデータ122に含まれているデータセットに含まれている干渉回避検討データ146にはNULL等の無効値が設定されている。
干渉共通オブジェクトID181は、ページ内でページオブジェクトと重なりなどの干渉が生じている共通オブジェクトのオブジェクトIDである。干渉ページオブジェクトID182は、ページ内で共通オブジェクトと干渉しているページオブジェクトのオブジェクトIDである。干渉領域座標183は、ページ内でページオブジェクトと共通オブジェクトとが干渉している干渉領域(共通オブジェクトにおいてページオブジェクトによって隠蔽されている隠蔽部分)の座標位置であり、例えば干渉領域が矩形である場合には、該矩形の左上隅の位置である。干渉領域サイズ184は、干渉領域の縦のサイズ(画素数)および横のサイズ(画素数)である。干渉領域中心座標185は、干渉領域の重心位置である。干渉回避方向186は、ページオブジェクトとの干渉を回避するために参照する方向である。水平方向回避サイズ割合187は、共通オブジェクトにおいてページオブジェクトに隠蔽されていない部分の水平方向の割合である。垂直方向回避サイズ割合188は、共通オブジェクトにおいてページオブジェクトに隠蔽されていない部分の垂直方向の割合である。
干渉回避設定123は、ページ上で共通オブジェクトとページオブジェクトとが干渉している場合に、この干渉を回避するための処理(干渉回避処理)を行うのか否かの設定情報である。例えば図2(e)に示すGUI211のチェックボックス211aをユーザが操作部105を操作して指示することで該チェックボックス211aをオンにする(チェックマークを付ける)と、CPU101は干渉回避処理を行う旨を示す設定情報を干渉回避設定123として記憶装置103に登録する。一方、GUI211のチェックボックス211aをユーザが操作部105を操作して指示することで該チェックボックス211aをオフにする(チェックマークを外す)と、CPU101は干渉回避処理を行わない旨を示す設定情報を干渉回避設定123として記憶装置103に登録する。
またユーザが操作部105を操作して、通常オブジェクトの編集(配置、再配置、リサイズなど)を行うと、その編集結果に応じてCPU101は、対応するオブジェクトの表示座標位置162、オブジェクトサイズ163、オブジェクト中心座標164等を更新する。またユーザが操作部105を操作してテキストを入力/編集したり、テキストのフォント情報を入力/編集すると、CPU101はユーザによる操作に応じて表示テキスト165、フォント情報166を更新する。
共通表示ページ、共通オブジェクトとページオブジェクトとに干渉がないページ、共通オブジェクトとページオブジェクトとに干渉があるページ、の一例を図2(a)に示す。共通表示ページ201は上記の如く、共通オブジェクト(テキスト「Confidentinal」のオブジェクト)のみが配置されたページであり、各ページにはこの配置でもって共通オブジェクトが配置される。
ページ202(1ページ目)上には3つの通常オブジェクト(上の2つはページオブジェクト、下の1つは共通オブジェクト)が配置されており、それぞれに重なりなどの干渉は生じていない。
ページ203(2ページ目)上には4つの通常オブジェクト(上の3つはページオブジェクト、下の1つは共通オブジェクト)が配置されており、共通オブジェクトと最下のページオブジェクトとには干渉が生じている。この干渉している部分付近を拡大した図2(b)に示す如く、共通オブジェクトとページオブジェクトで重複している領域(干渉領域)205が存在している。
本実施形態では、ページオブジェクトと干渉しない干渉回避表示用オブジェクトを共通オブジェクトから生成し、該干渉回避表示用オブジェクトを配置する干渉回避処理を行う。干渉回避処理について図3のフローチャートに従って説明する。図3のフローチャートに従った処理は、各ページデータ121に含まれている各ページのページデータについて行う。以下では一例として共通オブジェクトがテキストであるものとする。
ステップS301では、CPU101は、干渉回避設定123が干渉回避処理を行うことを示す設定情報であるのか、それとも干渉回避処理を行わないことを示す設定情報であるのか、を判断する。この判断の結果、干渉回避設定123が干渉回避処理を行うことを示す設定情報である場合には、処理はステップS302に進み、干渉回避設定123が干渉回避処理を行わないことを示す設定情報である場合には、処理はステップS319に進む。
ステップS302ではCPU101は、ページ(対象ページ)内のそれぞれの共通オブジェクトについて、該共通オブジェクトと重なり等の干渉が生じているページオブジェクトが存在するか否かを判断する。例えばCPU101は、共通オブジェクトの表示座標位置162およびオブジェクトサイズ163から該共通オブジェクトの表示領域を特定し、ページオブジェクトの表示座標位置162およびオブジェクトサイズ163から該ページオブジェクトの表示領域を特定し、該特定したそれぞれの表示領域間で重なりなどの干渉が生じているか否かを判断する。
そして、ページオブジェクトとの間で重なりなどの干渉が生じている共通オブジェクトが1つでもあれば、処理はステップS303に進み、ページオブジェクトとの間で重なりなどの干渉が生じている共通オブジェクトが1つもなければ、処理はステップS319に進む。以下では、ページオブジェクトとの間で重なりなどの干渉が生じている共通オブジェクトを干渉共通オブジェクトと称する。
ステップS303では、CPU101は、ステップS302においてページオブジェクトとの間で干渉が生じていると判断された干渉共通オブジェクトのオブジェクトID161を干渉共通オブジェクトID181として登録し、該ページオブジェクトのオブジェクトID161を干渉ページオブジェクトID182として登録する。
ステップS304では、CPU101は、干渉共通オブジェクトID181に対応する干渉共通オブジェクトの表示座標位置162およびオブジェクトサイズ163から特定した該干渉共通オブジェクトの表示領域と、干渉ページオブジェクトID182に対応するページオブジェクトの表示座標位置162およびオブジェクトサイズ163から特定した該ページオブジェクトの表示領域と、で重複している領域(干渉領域)を特定し、該干渉領域の位置を干渉領域座標183として登録し、該干渉領域の縦のサイズおよび横のサイズを干渉領域サイズ184として登録し、該干渉領域の中心位置を干渉領域中心座標185として登録する。
ステップS305では、CPU101は、ステップS304において求めた干渉領域の中心位置、縦のサイズおよび横のサイズが、干渉共通オブジェクトの中心位置、縦のサイズおよび横のサイズ、のそれぞれと同じ(もしくは差分が規定範囲内)であるか否かを判断する。この判断の結果、同じ(もしくは差分が規定範囲内)であれば、処理はステップS318に進み、同じではない(もしくは差分が規定範囲外)であれば、処理はステップS306に進む。
ステップS306では、CPU101は、干渉領域の中心位置から干渉共通オブジェクトの中心位置に向かう方向ベクトルを求め、「上」、「右上」、「右」、「右下」、「下」、「左下」、「左」、「左上」のうち該求めた方向ベクトルが示す方向に最も近い方向を干渉回避方向186として登録する。これは、方向ベクトルの成分や、水平方向もしくは垂直方向に対して方向ベクトルが成す角度から、方向ベクトルが「上」、「右上」、「右」、「右下」、「下」、「左下」、「左」、「左上」の何れを向いているのかを特定することができる。
ステップS307では、CPU101は、干渉回避方向186が「右上」、「右」、「右下」、「左下」、「左」、「左上」の何れかであるか(水平方向の成分を含むか)否かを判断する。この判断の結果、干渉回避方向186が「右上」、「右」、「右下」、「左下」、「左」、「左上」の何れかである場合には、処理はステップS308に進み、干渉回避方向186が「右上」、「右」、「右下」、「左下」、「左」、「左上」の何れでもない場合には、処理はステップS309に進む。
ステップS308では、CPU101は、干渉共通オブジェクトの水平方向の長さ(幅)から干渉領域の水平方向の長さ(幅)を引いた長さを非干渉領域の幅として求め、干渉共通オブジェクトの幅に対する非干渉領域の幅の割合を求め、該求めた割合を水平方向回避サイズ割合187として登録する。
例えば図2(c)の場合、干渉共通オブジェクトの幅207から干渉領域の幅を引いた非干渉領域の幅297を求め、干渉共通オブジェクトの幅207に対する非干渉領域の幅297の割合を水平方向回避サイズ割合187として登録する。
ステップS309では、CPU101は、干渉回避方向186が「上」、「右上」、「右下」、「下」、「左下」、「左上」の何れかであるか(垂直方向の成分を含むか)否かを判断する。この判断の結果、干渉回避方向186が「上」、「右上」、「右下」、「下」、「左下」、「左上」の何れかである場合には、処理はステップS310に進み、干渉回避方向186が「上」、「右上」、「右下」、「下」、「左下」、「左上」の何れでもない場合には、処理はステップS311に進む。
ステップS310では、CPU101は、干渉共通オブジェクトの垂直方向の長さ(高さ)から干渉領域の垂直方向の長さ(高さ)を引いた長さを非干渉領域の高さとして求め、干渉共通オブジェクトの高さに対する非干渉領域の高さの割合を求め、該求めた高さを垂直方向回避サイズ割合188として登録する。
例えば図2(c)の場合、干渉共通オブジェクトの高さ208から干渉領域の高さを引いた非干渉領域の高さ298を求め、干渉共通オブジェクトの高さ208に対する非干渉領域の高さ298の割合を垂直方向回避サイズ割合188として登録する。
ステップS311では、CPU101は、水平方向回避サイズ割合187および垂直方向回避サイズ割合188のうち大きい方を選択する。なお、水平方向回避サイズ割合187および垂直方向回避サイズ割合188のうち一方しか求めていない場合には、該求めた一方を選択する。またCPU101は、選択した割合に対応する方向を最終回避方向とする。例えば、干渉回避方向186が「左上」の場合、水平方向回避サイズ割合187>垂直方向回避サイズ割合188であれば、最終回避方向は「左」となり、水平方向回避サイズ割合187<垂直方向回避サイズ割合188であれば、最終回避方向は「上」となる。このように、最終回避方向は、「上」、「下」、「右」、「左」のいずれかとなる。
ステップS312では、CPU101は、干渉共通オブジェクトにおいて最終回避方向の端部(例えば最終回避方向が「左」であれば左端)から非干渉領域の長さ(最終回避方向が「上」もしくは「下」であれば高さ、最終回避方向が「左」もしくは「右」であれば幅)の範囲内に干渉共通オブジェクトのテキストが収まるような該テキストのフォントサイズを求める。
ステップS313では、CPU101は、干渉共通オブジェクトを複製したものを干渉回避表示用オブジェクトとして生成し、該生成した干渉回避表示用オブジェクトのデータを干渉回避表示用オブジェクトデータ145として登録すると共に、含有干渉回避表示用オブジェクト数144を1つインクリメントする。含有干渉回避表示用オブジェクト数144の初期値は0である。
ステップS314では、CPU101は、ステップS313で生成した干渉回避表示用オブジェクトのフォントサイズを、ステップS312で求めたフォントサイズに更新することで、該干渉共通オブジェクトを変倍する。またCPU101は、この更新に応じて、干渉回避表示用オブジェクトの表示座標位置162、オブジェクトサイズ163、オブジェクト中心座標164、フォント情報166等を適宜更新する。
そして、CPU101は、ステップS314により生成したそれぞれの干渉回避表示用オブジェクトについてステップS315の処理を行う(含有干渉回避表示用オブジェクト数144が示す数だけ繰り返す)。ステップS315では、CPU101は、ステップS314にて生成された干渉回避表示用オブジェクトを、該干渉回避表示用オブジェクトのオブジェクトデータに従ってページ上に配置(描画)する。例えば図2(d)に示す如く、図2(c)に示した干渉共通オブジェクトの場合は水平方向回避サイズ割合187>垂直方向回避サイズ割合188であり、最終回避方向は左であるから、左端から非干渉領域の幅内に収まるようなフォントサイズのテキストのオブジェクトである干渉回避表示用オブジェクト210が表示される。
次にCPU101は、ページ上に配置する全ての共通オブジェクトについて(ページデータに含まれているそれぞれの共通オブジェクトのオブジェクトデータについて)、ステップS316、S317の処理を行う。
ステップS316では、CPU101は、ページ上に未だ配置していない共通オブジェクトのオブジェクトID161が干渉共通オブジェクトID181に含まれているか否かを判断する。この判断の結果、ページ上に未だ配置していない共通オブジェクトのオブジェクトID161が干渉共通オブジェクトID181に含まれている場合には、ページ上に未だ配置していない他の共通オブジェクトについてステップS316の処理を行う。一方、ページ上に未だ配置していない共通オブジェクトのオブジェクトID161が干渉共通オブジェクトID181に含まれていない場合には、処理はステップS317に進む。
ステップS317では、CPU101は、この共通オブジェクト(干渉共通オブジェクトID181に含まれていないオブジェクトID161に対応する共通オブジェクト)を、該共通オブジェクトのオブジェクトデータに従ってページ上に配置する。
一方、ステップS318では、CPU101は、干渉回避処理が実行できない旨のメッセージを表示部104に表示する。メッセージは文字列であっても良いし、画像であっても良い。また、電子メールの送信、光源の点滅、音の出力など他の手法でもってメッセージを通知するようにしても良い。
ステップS319の処理は、ページ上に配置する全ての共通オブジェクトについて行われる。ステップS319では、CPU101は、ページ上に未だ配置していない共通オブジェクトを、該共通オブジェクトのオブジェクトデータに従ってページ上に配置する。
ステップS321の処理は、ページ上に配置する全てのページオブジェクトについて行われる。ステップS321では、CPU101は、ページ上に未だ配置していないページオブジェクトを、該ページオブジェクトのオブジェクトデータに従ってページ上に配置する。
なお、本実施形態では、フォントサイズを変更することで共通オブジェクトを変倍して干渉を回避しているが、フォントサイズの変更に加えて若しくは代えて、改行位置の変更や空白の追加、フォント形状の変更やテキストデータの変更などのうち1つ以上により共通オブジェクトを変倍して干渉を回避するようにすることも可能である。
また、本実施形態では、テキストを含むオブジェクトを対象にしているが、例えばイメージオブジェクトや図形オブジェクトなど座標とサイズを有するオブジェクトを対象とすることも可能である。
また本実施形態では、干渉が生じている共通オブジェクトを変更することで干渉を回避しているが、干渉が生じているページオブジェクトを変更することで干渉を回避することも可能である。
また本実施形態では、「上」、「右上」、「右」、「右下」、「下」、「左下」、「左」、「左上」の8方向を候補方向とし、該候補方向のうち方向ベクトルが示す方向に最も近い方向を干渉回避方向186として登録していたが、候補方向の数は8に限らない。
また本実施形態では、最終回避方向の候補方向を「上」、「右」、「下」、「左」の4方向としていたが、最終回避方向の候補方向の数は4に限らない。
また本実施形態では、干渉共通オブジェクトと該干渉共通オブジェクトに対応する干渉回避表示用オブジェクトとの両方を配置していたが、該干渉共通オブジェクトに代わりに該干渉回避表示用オブジェクトを配置するようにしても構わない。
また、本実施形態では、共通表示ページは1ページのみとしたが複数ページとしても構わない。
また本実施形態では、図3のフローチャートに従った処理を全てのページについて行うものとしたが、一部のページについて行うようにしても構わない。
また、記憶装置103に保存されているものとして説明した上記のデータ群(図1の右側に示したデータ群)は、全て記憶装置103に保存されることに限らず、一部若しくは全部を他の装置(例えばネットワークを介して画像編集装置とデータ通信が可能な外部装置)に保存しておき、必要に応じてCPU101がRAM102にダウンロードするようにしてもかなわない。
また、画像編集装置にはRAM102、記憶装置103以外のメモリ装置を加えても構わない。画像編集装置に加えても良いメモリ装置としては、例えば、磁気記憶媒体(フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ等)、光ディスク(MOやPD等の光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-ROM、DVD-RAM、DVD-R、DVD-RAM、DVD-R、DVD-RW、DVD+RW等)、半導体ストレージ、紙テープ、ROM素子などを挙げることができる。
また、画像編集装置には、上記の各ページを印刷する印刷装置を、USBやRC-232C、IrDA、IEEE1394等のシリアルインターフェイスや、IEEE1284、SCSI、IDEなどのパラレルインターフェイス、或いは/及び、ネットワークインターフェイスを介して接続するようにしても構わない。また、画像編集装置を該印刷装置に組み込んでも構わない。
[第2の実施形態]
以下では第1の実施形態との差分について説明し、以下で特に触れない限りは第1の実施形態と同様であるものとする。本実施形態では、図4に示す如く、オブジェクトデータには、テキスト表示エリア座標468、テキスト表示エリアサイズ469、テキスト表示エリア中心座標470が更に含まれている。また本実施形態では、干渉回避検討データ146には、水平回避時残干渉サイズ487、水平回避時回避率488、垂直回避時残干渉サイズ489、垂直回避時回避率490が更に含まれている。
本実施形態に係る干渉回避処理について図6のフローチャートに従って説明する。図6において図3に示した処理ステップと同じ処理ステップには同じステップ番号を付しており、該処理ステップに係る説明は省略する。
図6のフローチャートに従った処理は、各ページデータ121に含まれている各ページのページデータについて行う。以下では一例として共通オブジェクトがテキストであるものとする。
ステップS606では、CPU101は、干渉領域の中心位置から、干渉共通オブジェクト内のテキストの領域(テキスト領域)の中心位置に向かう方向ベクトルを求める。干渉共通オブジェクト内におけるテキスト領域の中心位置は上記のテキスト表示エリア中心座標470として登録されている。そしてCPU101は、「上」、「右上」、「右」、「右下」、「下」、「左下」、「左」、「左上」のうち該求めた方向ベクトルが示す方向に最も近い方向を干渉回避方向186として登録する。
そしてステップS307において、干渉回避方向186が「右上」、「右」、「右下」、「左下」、「左」、「左上」の何れかである場合には、処理はステップS608に進む。
ステップS608では、CPU101は、テキスト領域を干渉共通オブジェクトの端部(干渉回避方向186が「右上」、「右」、「右下」の何れかであれば右端、「左下」、「左」、「左上」の何れかであれば左端)に水平方向に移動させた場合に該テキスト領域と干渉領域とで重複する領域を残干渉領域として特定する。テキスト領域は、テキスト領域の位置(例えば左上隅の位置)であるテキスト表示エリア座標468およびテキスト領域の縦のサイズおよび横のサイズであるテキスト表示エリアサイズ469によって特定される。重複する領域の特定方法については第1の実施形態と同様である。
そしてCPU101は、残干渉領域の水平方向の長さ(幅)を水平回避時残干渉サイズ487として登録する。例えば図5(a)に示す如く、テキスト「Confidential」の領域を矢印で示す如く干渉共通オブジェクトの左端に移動させた場合には、移動後のテキスト領域と干渉領域とで重複している残干渉領域の幅507を水平回避時残干渉サイズ487として登録する。そしてCPU101は、テキスト領域の水平方向の長さ(幅)から水平回避時残干渉サイズ487を引いた長さを求め、該テキスト領域の幅に対する「テキスト領域の幅から水平回避時残干渉サイズ487を引いた長さ」の割合を求め、該求めた割合を水平回避時回避率488として登録する。
そしてステップS309において、干渉回避方向186が「上」、「右上」、「右下」、「下」、「左下」、「左上」の何れかである場合には、処理はステップS610に進む。
ステップS610では、CPU101は、テキスト領域を干渉共通オブジェクトの端部(干渉回避方向186が「上」、「右上」、「左上」の何れかであれば上端、「下」、「右下」、「左上」の何れかであれば下端)に垂直方向に移動させた場合における該テキスト領域と干渉領域とで重複する領域を残干渉領域として特定する。
そしてCPU101は、残干渉領域の垂直方向の長さ(高さ)を垂直回避時残干渉サイズ489として登録する。例えば図5(b)に示す如く、テキスト「Confidential」の領域を矢印で示す如く干渉共通オブジェクトの下端に移動させた場合には、移動後のテキスト領域と干渉領域とで重複している残干渉領域の高さ509を垂直回避時残干渉サイズ489として登録する。そしてCPU101は、テキスト領域の垂直方向の長さ(高さ)から垂直回避時残干渉サイズ489を引いた長さを求め、該テキスト領域の高さに対する「テキスト領域の高さから垂直回避時残干渉サイズ489を引いた長さ」の割合を求め、該求めた割合を垂直回避時回避率490として登録する。
ステップS611では、CPU101は、水平回避時回避率488および垂直回避時回避率490のうち大きい方を選択する。なお、水平回避時回避率488および垂直回避時回避率490のうち一方しか求めていない場合には、該求めた一方を選択する。またCPU101は、選択した回避率に対応する方向を最終回避方向とする。例えば、干渉回避方向186が「左上」の場合、水平回避時回避率488>垂直回避時回避率490であれば、最終回避方向は「左」となり、水平回避時回避率488<垂直回避時回避率490であれば、最終回避方向は「上」となる。このように、最終回避方向は、「上」、「下」、「右」、「左」のいずれかとなる。
ステップS612では、CPU101は、テキスト領域を干渉共通オブジェクトにおいて最終回避方向の端部(例えば最終回避方向が「左」であれば左端)に移動させた場合に、該端部から非干渉領域の長さ(最終回避方向が「上」もしくは「下」であれば高さ、最終回避方向が「左」もしくは「右」であれば幅)の範囲内にテキストが収まるような該テキストのフォントサイズを求める。
ステップS614では、CPU101は、干渉回避表示用オブジェクト内のテキスト領域を干渉共通オブジェクトにおいて最終回避方向の端部に移動させ、該テキスト領域内のテキストのフォントサイズを、ステップS612で求めたフォントサイズに更新する。またCPU101は、この更新に応じて、テキスト表示エリア座標468、テキスト表示エリアサイズ469、テキスト表示エリア中心座標470、フォント情報166等を適宜更新する。
本実施形態では、例えば図5(c)に示す如く、干渉共通オブジェクトの下端から非干渉領域の高さの範囲内に収まるようなテキスト領域511が表示される。なお、本実施形態ではテキスト領域の移動範囲を干渉共通オブジェクト内としているが、ユーザが操作部105を操作して指定した領域内としても良い。
なお、第1の実施形態および第2の実施形態において共通オブジェクト、ページオブジェクト、干渉回避表示用オブジェクトなどのオブジェクトの配置は、オブジェクトの位置、姿勢(回転角度)、サイズ等のうち1つ以上を含むものとしている。
[第3の実施形態]
以上説明した画面の構成やその操作方法、データ構成、具体的な数値は一例であり、以上説明した各実施形態は、上記の画面の構成やその操作方法、上記のデータ構成、上記の具体的な数値に限定することを意図したものではない。また、以上説明した各実施形態の一部若しくは全部は適宜組み合わせて使用しても構わないし、選択的に使用しても構わない。
101:CPU 102:RAM 103:記憶装置 104:表示部 105:操作部 106:バス

Claims (7)

  1. 複数ページのうち表示対象ページ上にユーザ操作に応じて配置されたページオブジェクトと、該複数ページのそれぞれに共通して配置されている共通オブジェクトと、が前記表示対象ページ上で干渉しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記ページオブジェクトと前記共通オブジェクトとが前記表示対象ページ上で干渉していると判断される場合には、前記ページオブジェクトと前記共通オブジェクトとが前記表示対象ページ上で干渉しないように、前記表示対象ページ上における前記共通オブジェクトのサイズを変倍する変倍手段と
    を備えることを特徴とする画像編集装置。
  2. 前記変倍手段は、
    前記共通オブジェクトが前記ページオブジェクトにより隠蔽されている隠蔽部分の位置から前記共通オブジェクトの位置に向かう方向に基づいて前記共通オブジェクトを変倍することを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 前記変倍手段は、
    前記方向に近い規定の方向が水平方向の成分を含む場合、前記共通オブジェクトの水平方向の長さに対する、前記共通オブジェクトの水平方向の長さから前記隠蔽部分の水平方向の長さを引いた長さの割合を第1の割合として求め、
    前記方向に近い規定の方向が垂直方向の成分を含む場合、前記共通オブジェクトの垂直方向の長さに対する、前記共通オブジェクトの垂直方向の長さから前記隠蔽部分の垂直方向の長さを引いた長さの割合を第2の割合として求め、
    前記第1の割合および前記第2の割合のうち求めた方、若しくはより大きい方の割合に対応する方向に基づいて前記共通オブジェクトを変倍したオブジェクトを生成し、該生成したオブジェクトを前記表示対象ページに配置する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像編集装置。
  4. 前記変倍手段は、
    前記共通オブジェクトがテキストデータで構成される場合には、前記共通オブジェクトの矩形領域のうち前記テキストデータの領域が前記ページオブジェクトにより隠蔽されている隠蔽部分を特定し、該隠蔽部分が表示されるように前記共通オブジェクトにおける前記テキストデータの領域のサイズを変倍する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像編集装置。
  5. 前記変倍手段は、
    前記隠蔽部分の位置から前記共通オブジェクトの位置に向かう方向に最も近い規定の方向が水平方向の成分を含む場合、前記テキストデータの領域を該規定の方向に応じて前記共通オブジェクトの端部まで移動させ、該移動させたテキストデータの領域において前記隠蔽部分によって隠蔽されている部分を特定し、該テキストデータの領域の水平方向の長さに対する、該テキストデータの領域の水平方向の長さから該部分の水平方向の長さを引いた長さの割合を第1の割合として求め、
    前記方向に最も近い規定の方向が垂直方向の成分を含む場合、前記テキストデータの領域を該規定の方向に応じて前記共通オブジェクトの端部まで移動させ、該移動させたテキストデータの領域において前記隠蔽部分によって隠蔽されている部分を特定し、該テキストデータの領域の垂直方向の長さに対する、該テキストデータの領域の垂直方向の長さから該部分の垂直方向の長さを引いた長さの割合を第2の割合として求め、
    前記第1の割合および前記第2の割合のうち求めた方、若しくはより大きい方の割合に対応する方向に前記テキストデータの領域を移動させて変倍して前記表示対象ページに配置する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像編集装置。
  6. 画像編集装置が行う画像編集方法であって、
    前記画像編集装置の判断手段が、複数ページのうち表示対象ページ上にユーザ操作に応じて配置されたページオブジェクトと、該複数ページのそれぞれに共通して配置されている共通オブジェクトと、が前記表示対象ページ上で干渉しているか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程において前記ページオブジェクトと前記共通オブジェクトとが前記表示対象ページ上で干渉していると判断される場合には、前記画像編集装置の変倍手段が、前記ページオブジェクトと前記共通オブジェクトとが前記表示対象ページ上で干渉しないように、前記表示対象ページ上における前記共通オブジェクトのサイズを変倍する変倍工程と
    を備えることを特徴とする画像編集方法。
  7. コンピュータを、請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像編集装置が有する各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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