JP2009181253A - 文書処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】必要な画像情報の表示を残しつつ、表示領域に一度に表示できる縮小文書画像の個数を増やす。
【解決手段】行間境界線によって複数の行に区分された表示領域の各行に所定の整列条件にしたがって複数の縮小文書画像を整列表示する文書処理装置の構成として、表示対象となる縮小文書画像を整列条件にしたがって整列リストに登録する整列リスト作成部15と、そこで作成された整列リストから縮小文書画像を順に取り出して表示領域に配置するとともに、n行目に配置されたm番目の縮小文書画像の一部が(n+1)行目以降の行間境界線よりも下方にはみ出し、かつ当該行間境界線で区分された下の行に配置しようとするk番目の縮小文書画像とm番目の縮小文書画像とが重なる場合に、当該重なり領域に含まれるm番目の縮小文書画像の画素構成に基づいて、重なり領域にk番目の縮小文書画像を配置するか否かを制御する表示制御手段17とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、文書処理装置及びプログラムに関する。
一般に、パーソナルコンピュータ等に付属の表示装置に複数の文書画像を一覧表示するにあたって、元の文書画像(以下、「元文書画像」とも記す)を縮小して得られる縮小文書画像を整列して表示する場合がある。元文書画像のサイズ(縦×横)は、例えばA4サイズやB5サイズといった定型サイズで規定される。このため、元文書画像を一定の倍率で縮小することで縮小文書画像を生成するものとすると、縮小文書画像のサイズは、元文書画像のサイズに比例したものとなる。
文書画像の整列や再配置は、例えば文書名や更新日時の順など、ある決まった順序にしたがって行なわれる。このため、サイズの異なる複数の元文書画像を取り扱う場合は、サイズの異なる複数の縮小文書画像を整列して表示することになる。サイズの異なる複数の縮小文書画像を整列表示する技術として、例えば次のような二つの技術が知られている。
まず、第1の技術として、図16に示すように、各々の縮小文書画像の上辺が一直線状に揃うように、表示領域の行間を区分する行間境界線(一点鎖線)に沿って各々の縮小文書画像を一定の間隔をあけながら横方向(水平方向)に並べて配置する技術が知られている。第1の技術では、各々の縮小文書画像を表示領域の左から右に順に配置する過程で、次に配置しようとする縮小文書画像が表示領域の右端(終端)からはみ出す場合に、その縮小文書画像を次の行(現在の行の一つ下の行)の左端に配置する仕組みになっている。このため、表示領域全体では複数の縮小文書画像をZ字状に配置していくことになる。また、第1の技術では、表示領域の行間隔を一定(固定)として、表示領域の各行に縮小文書画像を一定の間隔(隙間)をあけながら配置するため、上記図16に示すように、行間隔よりも縦サイズの大きい縮小文書画像を配置すると、縮小文書画像の重なりが発生する。また、縮小文書画像が重ならないように、図17に示すように、表示領域の行間隔を縦サイズの最も大きい縮小文書画像に合わせて設定すると、表示領域に確保される行数が少なくなるとともに、表示領域内で縮小文書画像が存在しない無効領域が広くなり、その結果、表示領域に一度に表示できる縮小文書画像の個数が少なくなる。
また、第2の技術として、再配置前の文書画像の順序関係を保ちつつ、行列状(格子状)に区画したマス目に縮小文書画像を配置するとともに、行ごと及び列ごとに、最も大きいサイズの縮小文書画像に応じて、行の高さ(行間隔)及び列の幅(列間隔)を調整する技術が知られている(特許文献1を参照)。第2の技術では、図18に示すように、表示領域が行間境界線(横の一点鎖線)と列間境界線(縦の一点鎖線)によって行列状に区画されるとともに、各々のマス目に縮小文書画像が一つずつ配置される。このため、縮小文書画像の重なりは発生しないものの、表示領域に配置される縮小文書画像のサイズのばらつきが大きい場合に、表示領域内で縮小文書画像が存在しない無効領域が広くなり、その結果、表示領域に一度に表示できる縮小文書画像の個数が少なくなる。
特開平10−293677号公報
本発明の目的は、表示領域に配置される文書画像が重ならないように、表示領域の行間隔や列間隔を最大サイズの文書画像に合わせて設定又は調整する場合に比較して、必要な画像情報の表示を残しつつ、表示領域に一度に表示できる文書画像の個数を増やすことができる仕組みを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、元の文書画像を縮小した文書画像を生成するとともに、所定の大きさの表示領域を行間境界線によって複数の行に区分し、前記表示領域内の各行に所定の整列条件にしたがって複数の文書画像を整列表示する文書処理装置であって、表示対象となる複数の文書画像を前記表示領域に順に配置するにあたって、n行目(nは自然数)に配置されたm番目(mは自然数)の文書画像の一部が(n+1)行目以降の行間境界線よりも下方にはみ出し、かつ当該行間境界線で区分された下の行に配置しようとするk番目(kはmよりも大きい自然数)の文書画像と前記m番目の文書画像とが重なる場合に、当該重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の画素構成に基づいて、前記重なり領域に前記k番目の文書画像を配置するか否かを制御する表示制御手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の文書処理装置において、前記表示制御手段は、前記重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の無効画素の割合が所定値を超える場合に、前記重なり領域に前記k番目の文書画像を配置することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の文書処理装置において、前記表示制御手段は、前記重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の有効画素数が所定数以下の場合に、前記重なり領域に前記k番目の文書画像を配置することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の文書処理装置において、前記表示制御手段は、前記重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の無効画素の割合が所定値以下の場合に、前記重なり領域を避けた位置に前記k番目の文書画像を配置することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の文書処理装置において、前記表示制御手段は、前記重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の有効画素数が所定数を超える場合に、前記重なり領域を避けた位置に前記k番目の文書画像を配置することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の文書処理装置において、前記表示制御手段は、前記重なり領域に前記k番目の文書画像を配置しない場合に、前記行間境界線から下方にはみ出している前記m番目の文書画像の画像領域から白紙領域を抽出し、当該白紙領域に重ねて前記k番目の文書画像を配置することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の文書処理装置において、前記表示制御手段は、前記白紙領域の幅が所定幅以上の場合に、当該白紙領域に重ねて前記k番目の文書画像を配置し、前記白紙領域の幅が所定幅未満の場合に、当該白紙領域を避けた位置に前記k番目の文書画像を配置することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、所定の大きさの表示領域を行間境界線によって複数の行に区分し、前記表示領域内の各行に所定の整列条件にしたがって複数の文書画像を整列表示する処理を、コンピュータを用いて実行するためのプログラムであって、前記コンピュータを、表示対象となる複数の文書画像を前記表示領域に順に配置するにあたって、n行目(nは自然数)に配置されたm番目(mは自然数)の文書画像の一部が(n+1)行目以降の行間境界線よりも下方にはみ出し、かつ当該行間境界線で区分された下の行に配置しようとするk番目(kはmよりも大きい自然数)の文書画像と前記m番目の文書画像とが重なる場合に、当該重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の画素構成に基づいて、前記重なり領域に前記k番目の文書画像を配置するか否かを制御する表示制御手段として機能させることを特徴とする。
請求項1、8に記載の発明によれば、表示領域に配置される文書画像が重ならないように、表示領域の行間隔や列間隔を最大サイズの文書画像に合わせて設定又は調整する場合に比較して、必要な画像情報の表示を残しつつ、表示領域に一度に表示できる文書画像の個数を増やすことができる。
請求項2に記載の発明によれば、m番目の文書画像の一部で、かつk番目の文書画像との重なり領域に含まれる無効画素(画像情報を構成しない画素)の割合が相対的に多い場合は、そこに重ねてk番目の文書画像が配置される。このため、m番目の文書画像に含まれる画像情報の大部分を残した状態で、k番目の文書画像をm番目の文書画像に重ねて配置することができる。
請求項3に記載の発明によれば、m番目の文書画像の一部で、かつk番目の文書画像との重なり領域に含まれる有効画素数(画像情報を構成する画素の数)が相対的に少ない場合(例えば、重なり領域に頁番号を示す画像情報だけが存在する場合など)は、そこに重ねてk番目の文書画像が配置される。このため、m番目の文書画像に含まれる画像情報の大部分を残した状態で、k番目の文書画像をm番目の文書画像に重ねて配置することができる。
請求項4に記載の発明によれば、m番目の文書画像の一部で、k番目の文書画像との重なり領域に含まれる無効画素(画像情報を構成しない画素)の割合が相対的に少ない場合は、その重なり領域を避けた位置にk番目の文書画像が配置される。このため、重なり領域に含まれる画像情報を隠すことなく、k番目の文書画像を配置することができる。
請求項5に記載の発明によれば、m番目の文書画像の一部で、k番目の文書画像との重なり領域に含まれる有効画素数(画像情報を構成する画素の数)が相対的に多い場合は、その重なり領域を避けた位置にk番目の文書画像が配置される。このため、重なり領域に含まれる画像情報を隠すことなく、k番目の文書画像を配置することができる。
請求項6に記載の発明によれば、m番目の文書画像の一部で、k番目の文書画像との重なり領域に画像情報が存在する場合に、当該画像情報を避けた位置で、m番目の文書画像の画像領域にk番目の文書画像を重ねて配置することができる。
請求項7に記載の発明によれば、m番目の文書画像の画像領域から抽出した白紙領域の幅が所定幅以上の場合は、その白紙領域に重ねてk番目の文書画像を配置することにより、表示領域の行内で文書画像の配置密度を優先した配置形態を採用することができ、白紙領域の幅が所定幅未満の場合は、その白紙領域を避けた位置にk番目の文書画像を配置することにより、表示領域の行内で文書画像の見やすさを優先した配置形態を採用することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本発明の技術的範囲は以下に記述する実施の形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
図1は本発明の実施の形態に係る文書処理装置を実現するコンピュータ装置の構成例を示す概略図である。図示したコンピュータ装置は、コンピュータのハードウェア資源として、CPU(Central Processing Unit)1、ROM(Read-Only Memory)2、RAM(Random Access Memory)3、HDD(Hard Disk Drive)4、入力装置5、表示装置6などを備え、これらの構成要素がバスライン7を介して相互に接続されている。
CPU1は、ROM2又はHDD4に格納(記憶)された各種のプログラムをRAM3に読み出して実行することにより、各種の処理を行なうものである。ROM2は、CPU1によって実行されるプログラムを格納するものである。RAM3は、CPU1がプログラムを実行する際の作業領域として利用されるものである。
HDD4は、CPU1によって実行されるプログラムや各種のデータを格納する補助記憶装置である。HDD4に格納されるプログラムは、大きくは、オペレーティングシステム(OS)とアプリケーションプログラムに分けられる。オペレーティングシステムは、コンピュータ資源の管理を行なうものである。アプリケーションプログラムは、オペレーティングシステムによってRAM3上に読み出されて実行されるものである。なお、補助記憶装置としては、HDD4の他に、例えばCDやDVDなどの記録媒体に対してデータの読み出しや書き込みを行なうドライブを備えたものであってもよい。
入力装置5は、コンピュータに情報を入力するものである。入力装置5は、例えば、キーボード、マウス、タブレットなどで構成されるものである。
表示装置6は、コンピュータで処理する各種の情報(文書画像を含む)を画面に表示するものである。表示装置6は、例えば、CRT(cathode-ray tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成されるものである。
図2は、上記コンピュータ装置を用いて実現される、本発明の実施の形態に係る文書処理装置の機能的な構成例を示すブロック図である。図示した文書処理装置は、UI(User Interface)部11と、文書画像格納部12と、縮小画像生成部13と、整列条件決定部14と、整列リスト作成部15と、行間隔設定部16と、表示制御部17と、表示部18とを備えた構成となっている。
UI部11は、入力装置5と表示装置6とを用いて実現され、表示部18は、表示装置6を用いて実現されるものである。また、文書画像格納部12は、HDD4を用いて実現され、それ以外の構成要素(縮小画像生成部13、整列条件設定部14、整列リスト作成部15、行間隔設定部16、表示制御部17)は、ROM2又はHDD4に格納されたプログラムをCPU1がRAM3に読み出して実行することにより実現されるものである。そのためのプログラムは、予め文書処理装置(コンピュータ装置)にインストールされていてもよいし、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して提供されてもよいし、有線又は無線などの通信網を介して提供されてもよい。
UI部11は、文書処理装置を使用する使用者(操作者)と、文書処理装置を実現するコンピュータ装置との間で、各種の情報のやり取りするための機能部である。文書画像格納部12は、文書処理装置で取り扱う文書画像を格納する機能部である。
縮小画像生成部13は、文書処理装置で取り扱う文書画像を一覧表示するために、各々の文書画像を予め設定された倍率(縮小率)で縮小処理することにより、元の文書画像よりも小さい(換言すると、表示倍率の値が低い)縮小文書画像を生成するものである。縮小画像生成部13による縮小文書画像の生成処理は、実際に文書画像の一覧表示を行なう前であれば、いずれの段階で行なってもよい。例えば、文書画像格納部12に文書画像が格納された段階で、その後の文書画像の一覧表示に備えて、縮小文書画像の生成処理を事前に行なってもよいし、文書画像の一覧表示を行なう段階で、縮小文書画像の生成処理を行ってもよい。また、縮小画像生成部13で生成した縮小文書画像は、元の文書画像に対応付けて文書画像格納部12に格納してもよいし、前述した所定の段階で、その都度、縮小画像生成部13で生成してもよい。
整列条件決定部14は、縮小画像生成部13で生成された縮小文書画像を表示部18の表示領域に整列して表示する場合に適用される整列条件を決定するものである。表示部18の表示領域とは、縮小文書画像を整列表示するために表示部18の画面上に確保される矩形の領域(ウィンドウ)をいう。縮小文書画像を整列表示するための表示領域は、表示部18の表示画面全域に確保される場合と、表示部18の表示画面の一部に確保される場合がある。また、表示領域の大きさは、初期値(デフォルト)にしたがって自動設定される場合や、使用者の指示(操作)にしたがって手動設定される場合がある。
整列リスト作成部15は、整列表示の対象となる縮小文書画像の並び順を、整列条件決定部14で決定された整列条件に基づいて決定し、その並び順にしたがって縮小文書画像をリスト登録することにより、表示対象のすべての縮小文書画像が登録された整列リストを作成するものである。縮小文書画像の並び順とは、表示部18の表示領域に縮小文書画像を並べて配置する場合の順序(順番)をいう。ここでは、縮小文書画像の並び順が、1番、2番、3番、4番、…、と順に決められるものとする。
行間隔設定部16は、表示部18の表示領域内で行間を区分する行間境界線の間隔を設定するものである。行間境界線は、表示領域内で縮小画像が配置される行を区分するために、行方向(縦方向)に隣り合う二つの行の間(1行目と2行目の間、2行目と3行目の間、3行目と4行目の間など)に1本ずつ設けられるものである。表示領域の上から数えて1本目の行間境界線は、表示領域の上端から1行分の配置間隔(行間隔設定部16で設定される行間隔)を隔てた位置に設けられる。また、表示領域の上から数えて2本目の行間境界線は、その一つ上の1本目の行間境界線から1行分の配置間隔を隔てた位置に設けられ、3本目以降の行間境界線も同様に設けられる。行間境界線は、表示領域に可視の横線として表示してもよいし、非表示としてもよい。
表示制御部17は、整列リスト作成部15で作成された整列リストに登録されている縮小文書画像を、当該整列リストから順に取り出して、表示部18の表示領域に一つずつ配置する処理を行なうものである。また、表示制御部17は、表示部18の表示領域に、左から右に、及び、上から下に、Z字形に縮小文書画像を順に配置する際に、各々の縮小文書画像の配置位置を制御するものである。
続いて、本発明の実施の形態に係る表示制御方法について、図3及び図4のフローチャートを用いて説明する。図示した表示制御方法は、表示対象として使用者がUI部11を用いて指定(選択)した文書画像格納部12内の文書格納場所(フォルダ等)に格納されている複数の文書画像を表示部18の画面内に一覧表示するにあたって、元の文書画像を縮小画像生成部13で縮小処理して得られる縮小文書画像を表示部18の表示領域に整列表示(再配置を含む)する場合に適用される処理手順を示している。なお、本発明で整列配置の対象とする文書画像は、本発明の実施の形態で例示する「縮小文書画像」に限らず、これ以外の文書画像、例えば、元の文書画像そのものや、元の文書画像を拡大して得られる文書画像であってもよい。
本発明に係る縮小文書画像(サムネイル)の表示制御の仕組みは、コンピュータを用いてソフトウェアで実現することもでき、このためのプログラムやこのプログラムを格納した記録媒体を発明として抽出することも可能である。ソフトウェアにより実行させる仕組みとすることで、ハードウェアの変更を伴うことなく、処理手順などを容易に変更できる利点を享受できるようになる。また、本発明の実施の形態においては、サイズの異なる複数の縮小文書画像を整列表示する場合を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限らず、表示対象となる複数の縮小文書画像のサイズがすべて同一である場合などにも適用してもかまわない。
まず、整列条件決定部14は、設定ファイルに格納されている設定用情報にしたがって縮小文書画像の整列条件を決定する(ステップS1)。ここでは、一連の処理を開始する前に、縮小文書画像の整列条件(整列順序)を決定する項目として、例えば、文書名、文書更新日時、文書サイズといった三つの選択候補の中から、いずれか一つを使用者がUI部11で選択し、当該選択した情報が、設定用情報の一つとして設定ファイルに格納されるようになっている。設定ファイルはHDD4に格納される。このため、ステップS1においては、設定ファイルに格納されている設定用情報の中で、縮小文書画像の整列条件を決定する項目として、前述した文書名、文書更新日時、文書サイズのうち、いずれの候補が選択されているかを読み出すことにより、縮小文書画像をどのような順序で整列すればよいかの条件を決定することになる。整列条件の初期値は、例えば文書名で設定される。このため、使用者が選択操作を行わない場合は、縮小文書画像の整列条件が自動的に文書名で決定される。
次に、整列リスト作成部15は、ステップS1で決定した縮小文書画像の整列条件に基づいて縮小文書画像の並び順を決定し、その並び順にしたがって縮小文書画像を整列リストに登録する(ステップS2)。例えば、縮小文書画像の整列条件が文書名で指定された場合は、文書名のアルファベット順や五十音順で縮小文書画像の並び順を決定する。また、縮小文書画像の整列条件が文書更新日時で指定された場合は、文書更新日時の新旧順で縮小文書画像の並び順を決定し、縮小文書画像の整列条件が文書サイズで指定された場合は、文書サイズの大小順で縮小文書画像の並び順を決定する。縮小文書画像の並び順は、昇順で行なう場合と降順で行なう場合があり、昇順が初期値となっている。これにより、整列リスト作成部15で作成された整列リストには、図5に示すように、上記の整列条件に基づく並び順にしたがって、1番目から順番に、複数の縮小文書画像が登録された状態となる。
次に、行間隔設定部16は、設定ファイルに格納されている設定用情報にしたがって表示領域の行間隔を設定する(ステップS3)。ここでは、一連の処理を開始する前に、表示領域の行間隔を決定する項目として、例えば、元文書画像の大きさを規定するB5サイズ,B4サイズ,A4サイズ,A3サイズといった四つの選択候補と、元文書画像の向きを規定する縦向き、横向きといった二つの選択候補の中から、それぞれいずれか一つを使用者がUI部11で選択(指定)し、当該選択した情報が、設定用情報の一つとして設定ファイルに格納されるようになっている。このため、ステップS3においては、設定ファイルに格納されている設定用情報の中で、元文書画像の大きさと向きがいずれの候補で選択されているかを読み出すことにより、表示領域の行間隔をどのような基準寸法で設定すればよいかを決めることになる。例えば、設定用情報の中で、元文書画像の大きさが「A4サイズ」で選択され、元文書画像の向きが「縦向き」で選択されている場合は、A4サイズの長手寸法(297mm)を基準寸法として表示領域の行間隔を設定する。
これにより、元文書画像の縦サイズがA4サイズの長手寸法と等しいものであれば、当該元文書画像を縮小して得られる縮小文書画像を整列表示する場合に適した寸法(換言すると、縮小文書画像が過度の隙間なく行内に収まる寸法)で、図6に示すように、表示領域21の行間隔Pyが複数本(図例では3本)の行間境界線H12,H23,H34によって設定される。こうして設定された行間隔は表示領域21の全域に適用される。このため、表示領域21の内部には、上記図6に示すように、複数本の行間境界線H12,H23,H34が行方向Yに一定の間隔(Py)で設けられることになる。上記複数本の行間境界線H12,H23,H34のうち、上から数えて1本目の行間境界線H12は、表示領域21の1行目と2行目を区分する境界線であり、上から数えて2本目の行間境界線H23は、表示領域21の2行目と3行目を区分する境界線であり、上から数えて3本目の行間境界線34は、表示領域21の3行目と4行目を区分する境界線である。行間隔の初期値は、例えば最も出現頻度の高い文書サイズ(例えば、縦向きのA4サイズ)に合わせて設定される。このため、使用者が選択操作を行わない場合は、表示領域の行間隔が初期値にしたがって自動的に設定される。
その後、表示制御部17は、ステップS4〜ステップS17の処理を行なう。まず、ステップS4においては、現在の文書配置基準位置を初期位置に設定する。文書配置基準位置は、表示領域の各行に縮小文書画像を配置する際に基準となる位置である。文書配置基準位置の初期位置は、表示領域の1行目の左上隅に設定される。このため、表示部18の画面内に所定の大きさで矩形の表示領域が設定されている場合は、上記図6に示すように、表示領域21の左上隅から列方向Xと行方向Yにそれぞれマージン(余白)Mx,Myをとって、現在の文書配置基準位置Pを、初期位置である1行目の左上隅に設定する。
次に、上記の整列リストに登録されたすべての縮小文書画像に関して、縮小文書画像の整列が完了したかどうかを判断する(ステップS5)。そして、縮小文書画像の整列が完了していないと判断した場合は、次に表示領域に配置(整列)すべき縮小文書画像を整列リストから一つ取り出す(ステップS6)。これにより、整列リストに登録されている複数の縮小文書画像が、その並び順にしたがって1番目から順に一つずつ取り出されることになる。整列リストには、上記ステップS2の段階で、表示対象となるすべての縮小文書画像が登録される。このため、例えば、ステップS6で整列リストから縮小文書画像を取り出すたびに、整列リストにおける縮小文書画像の登録数が減少するものとすると、ステップS5においては、整列リストの中に縮小文書画像が残っているかどうかにより、縮小文書画像の整列が完了したかどうかを判断することができる。また、これ以外にも、例えば、上記ステップS2で整列リストの総数を数えておき、その後、整列リストから縮小文書画像を取り出すたびに取り出した数を数えるものとすると、ステップS5において、整列リストから取り出した縮小文書画像の数が整列リストの総数と等しいか比較することにより、縮小文書画像の整列が完了したかどうかを判断することができる。
次に、現在の文書配置基準位置を基準にして次に配置しようとする縮小文書画像(以下、「次縮小文書画像」と記す)が、当該縮小文書画像よりも上の行に配置されている縮小文書画像(以下、「上縮小文書画像」と記す)と重なるかどうかを確認する(ステップS7)。そして、次縮小文書画像が上縮小文書画像と重ならない場合は、次縮小文書画像が表示領域の右端(列方向Xの終端)からはみ出すかどうかを確認する(ステップS8)。次縮小文書画像が表示領域の右端からはみ出さない場合は、現在の文書配置基準位置を基準に表示領域に次縮小文書画像を配置する(ステップS9)。例えば図7に示すように、現在の文書配置基準位置Pが1行目の左上隅に設定され、次縮小文書画像が1番目の縮小文書画像である場合は、1番目の縮小文書画像の左上隅を現在の文書配置基準位置Pに位置合わせするかたちで、表示領域21内に1番目の縮小文書画像を配置する。
ここで、前述した「重なり領域」とは、表示領域のn行目(nは自然数)に配置されたm番目(mは自然数)の縮小文書画像と、表示領域の(n+1)行目以降に配置しようとしているk番目(kはmよりも大きい自然数)の縮小文書画像とが、互いに重なる領域をいう。したがって、上述のように上縮小文書画像が次縮小文書画像と重なる場合は、上縮小文書画像がm番目の縮小文書画像に相当し、次縮小文書画像がk番目の縮小文書画像に相当するものとなる。
次に、上記ステップS9で配置した縮小文書画像の右側に現在の文書配置基準位置Pを移動する(ステップS10)。例えば図8に示すように、表示領域21の1行目に1番目の縮小文書画像を配置した直後の段階では、現在の文書配置基準位置Pが1番目の縮小文書画像の右側に移動する。このとき、直前に配置した縮小文書画像の右辺と移動後の文書配置基準位置Pとの間には、上記同様のマージンMxが確保される。すなわち、文書配置基準位置Pの列方向Xへの移動距離は、直前に配置した縮小文書画像の幅とマージンMxとを加算した距離に設定されている。また、同じ行内で文書配置基準位置Pを移動する場合、行方向Yにおける文書配置基準位置Pは一定に維持される。これにより、図9に示すように、表示領域21に一つの縮小文書画像を配置するたびに、現在の文書配置基準位置Pが、直前に配置した縮小文書画像の右側に移動される。また、表示領域21の同一行内に配置される各々の縮小文書画像の上辺は、表示領域21の上辺に沿って横に一直線状に揃えて配置される。
上記ステップS8において、次縮小文書画像が表示領域の右端からはみ出す場合は、現在の文書配置基準位置を次の行の左上隅に移動する(ステップS11)。例えば図10に示すように、表示領域21の1行目に7番目の縮小文書画像を配置した段階で、当該配置後に7番目の縮小文書画像の右側へと移動した文書配置基準位置Pから表示領域21の右端までの距離L1が、次に配置しようとする8番目の縮小文書画像の幅W以下であった場合は、現在の文書配置基準位置Pを2行目の左上隅に移動する。このとき、移動後の文書配置基準位置Pと表示領域21の左端(始端)との間には上記同様のマージンMxが確保され、移動後の文書配置基準位置Pと行間境界線H12との間には上記同様のマージンMyが確保される。このため、各行の左端に配置される縮小文書画像の左辺は、表示領域21の左辺に沿って縦に一直線状に揃えて配置される。その後、上記ステップS7に戻る。これにより、上記図10に示すように、8番目の縮小文書画像は、表示領域21の2行目の左端に配置される。この場合、表示領域21の行間隔は一定であることから、行方向Yで隣り合う二つの行(例えば、1行目と2行目)に配置される縮小文書画像の上辺間距離も一定(行間隔と同一距離)となる。
上記ステップS7において、次縮小文書画像が上縮小文書画像と重なる場合は、双方の縮小文書画像が重なる領域(以下、「重なり領域」と記す)に関して、当該重なり領域に含まれる上縮小文書画像の画素構成として、例えば重なり領域に含まれる上縮小文書画像の無効画素の割合を求める(ステップS12)。ここでは、重なり領域内で上縮小文書画像を構成するすべての画素を、例えば画素値(濃度値)に応じて有効画素と無効画素に分類し、全画素(有効画素+無効画素)に占める無効画素の割合を演算によって求める。有効画素とは、縮小文書画像に含まれる図形や写真、文字列などの画像情報を構成する画素をいい、無効画素とは、有効画素以外の画素すなわち縮小文書画像に含まれる図形や写真、文字列などの画像情報を構成しない画素(白画素)をいう。そして、例えば図11に示すように、行間境界線H12から下方にはみ出す3番目の縮小文書画像に対して、2行目に配置しようとしている10番目の縮小文書画像(図中、二点鎖線で示す)が重なる場合は、その重なり領域(図中、二点鎖線で囲まれた領域)に含まれる3番目の縮小文書画像の無効画素の割合を求める。なお、図11においては、3番目の縮小文書画像に対して、10番目の縮小文書画像の全部が重なる配置形態となっているため、両者の重なり領域は、10番目の縮小文書画像全体の大きさで規定されるが、例えば、3番目の縮小文書画像に対して、10番目の縮小文書画像の一部が重なる配置形態となる場合は、当該10番目の縮小文書画像の一部の大きさで重なり領域が規定されることになる。
次に、上記ステップS12で求めた無効画素の割合が所定値を超えるかどうかを判断し(ステップS13)、当該無効画素の割合が所定値を超える場合は、上記ステップS8に移行する。これにより、例えば上記図11に示すように、行間境界線H12から下方にはみ出している3番目の縮小文書画像の一部(重なり領域)に重ねて10番目の縮小文書画像が表示領域21の2行目に配置される。
また、上記ステップS12で求めた無効画素の割合が所定値以下の場合は、次縮小文書画像を配置しようとしている行内で、行間境界線から下方にはみ出している上縮小文書画像を、次縮小文書画像の縦サイズ範囲内で、当該上縮小文書画像の右辺から左辺に向かって画素単位で走査することにより、当該上縮小文書画像の画像領域から白紙領域を抽出する(ステップS14)。具体的には、走査範囲内で無効画素が連続する矩形の領域を白紙領域として抽出する。例えば図12に示すように、10番目の縮小文書画像の右隣に所定のマージンMxをあけて11番目の縮小文書画像を配置しようとする場合は、3番目の縮小文書画像と11番目の縮小文書画像との重なり領域において、当該重なり領域に含まれる3番目の縮小文書画像の無効画素の割合が図形の存在によって所定値以下となる。この場合は、図13に示すように、表示領域21の2行目において、行間境界線H12から下方にはみ出している3番目の縮小文書画像を、当該縮小文書画像の右辺から左辺に向かって走査することにより、当該走査範囲内で無効画素が連続する矩形の領域を白紙領域Eとして抽出する。
次に、上記ステップS14で抽出した白紙領域の幅が所定幅以上であるかどうかを確認し(ステップS15)、所定幅以上であれば、当該白紙領域に重ねて次縮小文書画像を配置すべく、現在の文書配置基準位置を上記白紙領域内に移動する(ステップS16)。具体的には、例えば上記図13に示すように、3番目の縮小文書画像の右辺から白紙領域の幅相当だけ左側にずれた位置から、上記マージンMxだけ右側にずれた位置へと、現在の文書配置基準位置Pを移動する。その後、上記ステップS8に移行する。これにより、例えば図14に示すように、白紙領域Eに重なるように、3番目の縮小文書画像の上に11番目の縮小文書画像が配置される。
また、上記ステップS14で抽出した白紙領域の幅が所定幅未満の場合は、当該白紙領域を避けた位置に次縮小文書画像を配置すべく、現在の文書配置基準位置を上縮小文書画像の右側に移動する(ステップS17)。これにより、例えば図15に示すように、3番目の縮小文書画像の画像領域から抽出された白紙領域Eの幅が所定幅未満の場合は、現在の文書配置基準位置Pを3番目の縮小文書画像の右側に移動する。その後、上記ステップS8に移行する。これにより、上記図15に示すように、白紙領域Eと重ならないように、3番目の縮小文書画像の右隣に11番目の縮小文書画像が配置される。
以上の処理を、上記ステップS5で縮小文書画像の整列が完了したと判断するまで繰り返す。
なお、上記ステップS12においては、重なり領域に含まれるm番目の縮小文書画像の「画素構成」として「無効画素の割合」を求めることとしたが、これに代えて「有効画素数」を求めてもよい。その場合は、次のステップS13において、重なり領域における無効画素の割合が所定値を超えるかどうかの判断に代えて、重なり領域における有効画素数が所定数以下であるかどうかを判断し、当該有効画素数が所定値以下の場合は、上記ステップS8に移行し、当該有効画素数が所定値を超える場合は、上記ステップS14に進むものとする。
本発明に係る文書処理装置を実現するコンピュータ装置の構成例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る文書処理装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る表示制御方法に基づく処理手順を示すフローチャート(その1)である。 本発明の実施の形態に係る表示制御方法に基づく処理手順を示すフローチャート(その2)である。 整列リストの一例を示す模式図である。 表示制御に係る処理過程を説明する図(その1)である。 表示制御に係る処理過程を説明する図(その2)である。 表示制御に係る処理過程を説明する図(その3)である。 表示制御に係る処理過程を説明する図(その4)である。 表示制御に係る処理過程を説明する図(その5)である。 表示制御に係る処理過程を説明する図(その6)である。 表示制御に係る処理過程を説明する図(その7)である。 表示制御に係る処理過程を説明する図(その8)である。 表示制御に係る処理過程を説明する図(その9)である。 表示制御に係る処理過程を説明する図(その10)である。 従来技術の第1例を説明する図である。 従来技術の第2例を説明する図である。 従来技術の第3例を説明する図である。
符号の説明
11…UI部、12…文書画像格納部、13…縮小画像生成部、14…整列条件決定部、15…整列リスト作成部、16…行間隔設定部、17…表示制御部、18…表示部、21…表示領域

Claims (8)

  1. 所定の大きさの表示領域を行間境界線によって複数の行に区分し、前記表示領域内の各行に所定の整列条件にしたがって複数の文書画像を整列表示する文書処理装置であって、
    表示対象となる複数の文書画像を前記表示領域に順に配置するにあたって、n行目(nは自然数)に配置されたm番目(mは自然数)の文書画像の一部が(n+1)行目以降の行間境界線よりも下方にはみ出し、かつ当該行間境界線で区分された下の行に配置しようとするk番目(kはmよりも大きい自然数)の文書画像と前記m番目の文書画像とが重なる場合に、当該重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の画素構成に基づいて、前記重なり領域に前記k番目の文書画像を配置するか否かを制御する表示制御手段を備える
    ことを特徴とする文書処理装置。
  2. 請求項1記載の文書処理装置において、
    前記表示制御手段は、前記重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の無効画素の割合が所定値を超える場合に、前記重なり領域に前記k番目の文書画像を配置する
    ことを特徴とする文書処理装置。
  3. 請求項1記載の文書処理装置において、
    前記表示制御手段は、前記重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の有効画素数が所定数以下の場合に、前記重なり領域に前記k番目の文書画像を配置する
    ことを特徴とする文書処理装置。
  4. 請求項1記載の文書処理装置において、
    前記表示制御手段は、前記重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の無効画素の割合が所定値以下の場合に、前記重なり領域を避けた位置に前記k番目の文書画像を配置する
    ことを特徴とする文書処理装置。
  5. 請求項1記載の文書処理装置において、
    前記表示制御手段は、前記重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の有効画素数が所定数を超える場合に、前記重なり領域を避けた位置に前記k番目の文書画像を配置する
    ことを特徴とする文書処理装置。
  6. 請求項1記載の文書処理装置において、
    前記表示制御手段は、前記重なり領域に前記k番目の文書画像を配置しない場合に、前記行間境界線から下方にはみ出している前記m番目の文書画像の画像領域から白紙領域を抽出し、当該白紙領域に重ねて前記k番目の文書画像を配置する
    ことを特徴とする文書処理装置。
  7. 請求項6記載の文書処理装置において、
    前記表示制御手段は、前記白紙領域の幅が所定幅以上の場合に、当該白紙領域に重ねて前記k番目の文書画像を配置し、前記白紙領域の幅が所定幅未満の場合に、当該白紙領域を避けた位置に前記k番目の文書画像を配置する
    ことを特徴とする文書処理装置。
  8. 所定の大きさの表示領域を行間境界線によって複数の行に区分し、前記表示領域内の各行に所定の整列条件にしたがって複数の文書画像を整列表示する処理を、コンピュータを用いて実行するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    表示対象となる複数の文書画像を前記表示領域に順に配置するにあたって、n行目(nは自然数)に配置されたm番目(mは自然数)の文書画像の一部が(n+1)行目以降の行間境界線よりも下方にはみ出し、かつ当該行間境界線で区分された下の行に配置しようとするk番目(kはmよりも大きい自然数)の文書画像と前記m番目の文書画像とが重なる場合に、当該重なり領域に含まれる前記m番目の文書画像の画素構成に基づいて、前記重なり領域に前記k番目の文書画像を配置するか否かを制御する表示制御手段として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013004051A (ja) * 2011-06-22 2013-01-07 Hitachi Systems Ltd 画面項目位置調整プログラム及び方法

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