JP2020144545A - 施工データ管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
かかる施工データ管理システムによれば、欠落した計測データを素早く再送信できるので、トラブルに迅速に対応することができる。
かかる施工データ管理システムによれば、通信装置を遠隔地から制御できるので、トラブルが発生しても通信装置の設置場所に作業員を派遣する必要がなく、運用コストを抑制し、トラブルに迅速に対応することができる。
かかる施工データ管理システムによれば、通信装置でトラブルが発生した処理を自動的に判定できるので、トラブルに迅速に対応することができる。
[杭施工データ管理システムの概要]
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1を参照し、本発明の実施形態に係る杭施工データ管理システム(施工データ管理システム)1の概要について説明する。
以下、「無線LAN機能付きSDカード3」を「SDカード3」と略記する。
以下、杭施工データ管理システム1の構成について説明する。
計測装置2は、杭打ち機9の計測値をリアルタイムで収集し、掘削完了時や施工完了時の計測データを生成、記憶するものである。そして、計測装置2は、テキスト形式の計測データをグラフ化して画像ファイルに変換する。例えば、画像ファイルの形式としては、jpg形式、gif形式、bmp形式、pdf形式をあげることができる。本実施形態では、計測装置2は、テキスト形式の計測データをjpg形式の画像ファイルに変換することとする。画像ファイルがテキスト形式のデータに比べて改竄しにくいので、改竄を抑制できる。
また、通信装置4は、無線通信回線を介して、制御情報をクラウドサーバ5から受信し、受信した制御情報に従って各種装置制御を実行する。この装置制御としては、例えば、欠落した計測データの再送信やプログラムの更新があげられる。
また、計測装置2、SDカード3、スマートフォン6及びシステム監理装置7は、一般的なものであるため、これ以上の説明を省略する。
図4を参照し、通信装置4及びクラウドサーバ5の構成について説明する。
通信装置4は、SDカード3から計測データを受信し、受信した計測データをクラウドサーバ5に送信するものである。図2に示すように、通信装置4は、記憶部41と、無線LAN入出力部42と、送受信部(送信部)43と、送信ログ生成部44と、装置制御部45と、データ読み取り位置設定部(再送信指示部)46とを備える。
制御情報とは、通信装置4を制御するための情報のことである。例えば、制御情報には、装置制御情報、プログラムバージョン情報、データ読み取り位置情報、現場名情報、SDカード設定情報が含まれる。
プログラムバージョン情報とは、通信装置4を制御するプログラム(アプリケーション)のバージョンを示す情報である。つまり、通信装置4は、インストールされているプログラムのバージョンがプログラムバージョン情報より旧い場合、そのプログラムを更新する。
データ読み取り位置情報とは、後記する計測データのファイル名一覧(図9〜図11)において、通信装置4がSDカード3から計測データを読み取る位置を示す情報である。つまり、データ読み取り位置情報は、通信装置4がSDカード3から読み取る計測データを指定する情報である。通信装置4は、データ読み取り位置情報が示す計測データを読み取って、クラウドサーバ5に送信する。
SDカード設定情報は、通信装置4がSDカード3を認識するための情報である。例えば、SDカード設定情報は、Wi−Fiを介して、通信装置4とSDカード3とを接続するためのネットワーク情報である。
送信ログとは、通信装置4の処理毎に、識別情報と、処理内容と、経過時間とを示すログのことである。識別情報は、通信装置4の各処理に一意で割り当てた処理IDを表す。また、処理内容は、通信装置4で行った各処理の内容を表す。また、経過時間は、通信装置4で行った各処理が終了するまでの経過を表す。なお、通信装置4がクラウドサーバ5に送信するログであるため、送信ログと呼ばれる。
応答ログとは、通信装置4に応答するログのことである。つまり、応答ログは、クラウドサーバ5が送信ログを正常に受信したことを示すログである。なお、クラウドサーバ5が送信ログを受信した際、クラウドサーバ5が通信装置4に応答するログであるため、応答ログと呼ばれる。
無線LAN入出力部42は、Wi−Fiを介して、SDカード3との間でデータの入出力を行うものである。本実施形態では、無線LAN入出力部42は、SDカード3を認識した際、SDカード3の認識を送信ログ生成部44に通知する。そして、無線LAN入出力部42は、データ読み取り位置設定部46が指示した計測データをSDカード3から受信し、受信した計測データを送受信部43に出力する。
なお、データ読み取り位置の設定については、詳細を後記する。
クラウドサーバ5は、通信装置4が受信した計測データ及びスマートフォンに入力された画像データを、施工データとして対応付けて記憶するものである。図4に示すように、クラウドサーバ5は、記憶部51と、送受信部(受信部)52と、応答ログ生成部53と、第1判定部54と、第2判定部55と、通知部56とを備える。
一方、第1判定部54は、送受信部52が画像データ又は対応データの少なくとも一方を受信していない場合、施工データの欠落と判定する。つまり、第1判定部54は、記憶部51において、計測データ及び画像データの一方又は両方が足りていない場合、施工データの欠落と判定する。
図5〜図7を参照し、杭施工データ管理システム1の動作について説明する。
図5に示すように、ステップS1において、通信装置4は、定期処理を開始する。この定期処理とは、以下で説明する、通信装置4が実行する各処理のことである。通信装置4は、任意の間隔で定期処理を実行可能であり、例えば、3分毎に定期処理を実行する。
ステップS3,S4において、システム監理装置7は、制御情報をクラウドサーバ5に設定する。例えば、オペレータがシステム監理装置7を操作して、制御情報を手動で設定する。なお、スマートフォン6でも制御情報を設定可能である(破線で図示)。
ステップS5において、クラウドサーバ5は、制御情報を記憶部51に記憶する。
ステップS6において、装置制御部45は、通信装置4のプログラムを起動する。
経過時間の閾値判定では、「送信ログ:起動通知」の経過時間が予め設定した閾値以上の場合、トラブルが発生したと判定する。この経過時間の閾値は、任意の値で設定できる。このように、杭施工データ管理システム1では、定期処理の開始から各処理の終了までの経過時間に閾値を設け、その経過時間が閾値以上の場合、トラブルが発生したとみなす。
ログの有無判定では、「送信ログ:起動通知」と「応答ログ:起動通知」との何れか一方又は両方が記憶部51に記憶されていない場合、トラブルが発生したと判定する。
なお、ステップS6でトラブルが発生した場合、オペレータが、システム監理装置7を操作して、記憶部51に記憶されているログ等を参照し、トラブルの発生原因を調査することになる(後記するステップS16,S23,S28,S33,S38,S45も同様)。
ステップS12において、通信装置4は、制御情報を記憶部41に記憶する。
ステップS13において、送信ログ生成部44は、制御情報の記憶を示す「送信ログ:制御情報記憶」を生成し、クラウドサーバ5に送信する。この「送信ログ:制御情報記憶」には、ステップS12の処理IDと、その処理内容と、経過時間とが含まれている。この経過時間は、ステップS1の処理開始からステップS12の処理終了までの時間を表す。
経過時間の閾値判定では、「送信ログ:制御情報記憶」の経過時間が予め設定した閾値以上の場合、トラブルが発生したと判定する。
ログの有無判定では、「送信ログ:制御情報記憶」と「応答ログ:制御情報記憶」との何れか一方又は両方が記憶部51に記憶されていない場合、トラブルが発生したと判定する。
ステップS17において、装置制御部45は、記憶部41の制御情報(装置制御情報)に従って、通信装置4の装置制御(起動、停止、待機)を実行する。
装置制御部45は、通信装置4にインストールさているプログラムのバージョンがプログラムバージョン情報より旧くない場合(ステップS18でNo)、プログラムを更新しないと判定し、ステップS24の処理に進む。
経過時間の閾値判定では、送信ログ:プログラム更新の経過時間が予め設定した閾値以上の場合、トラブルが発生したと判定する。
ログの有無判定では、「送信ログ:プログラム更新」と「応答ログ:プログラム更新」との何れか一方又は両方が記憶部51に記憶されていない場合、トラブルが発生したと判定する。
プログラムバージョン照合では、制御情報で指定されたプログラムのバージョンと、ステップS19でインストールしたプログラムのバージョンとが一致しない場合、トラブルが発生したと判定する。
ステップS24において、装置制御部45は、記憶部41の制御情報(現場名情報)に従って、現場名を更新する。
経過時間の閾値判定では、「送信ログ:現場名更新」の経過時間が予め設定した閾値以上の場合、トラブルが発生したと判定する。
ログの有無判定では、「送信ログ:現場名更新」と「応答ログ:現場名更新」との何れか一方又は両方が記憶部51に記憶されていない場合、トラブルが発生したと判定する。
現場名の照合では、制御情報で指定された現場名と、ステップS24で更新した現場名とが一致しない場合、トラブルが発生したと判定する。
ステップS29において、データ読み取り位置設定部46は、記憶部41の制御情報(データ読み取り位置情報)に従って、計測データの読み取り位置を設定する。なお、ステップS29の詳細は後記する。
経過時間の閾値判定では、「送信ログ:データ読み取り位置設定」の経過時間が予め設定した閾値以上の場合、トラブルが発生したと判定する。
ログの有無判定では、「送信ログ:データ読み取り位置設定」と「応答ログ:データ読み取り位置設定」との何れか一方又は両方が記憶部51に記憶されていない場合、トラブルが発生したと判定する。
データ読み取り位置の照合では、制御情報で指定されたデータ読み取り位置と、ステップS29で設定したデータ読み取り位置とが一致しない場合、トラブルが発生したと判定する。
ステップS34において、装置制御部45は、記憶部41の制御情報(SDカード設定情報)に従って、SDカード3を認識する。これにより、無線LAN入出力部42は、Wi−Fiを介して、SDカード3との間でデータの入出力を行うことができる。
経過時間の閾値判定では、「送信ログ:SDカード認識」の経過時間が予め設定した閾値以上の場合、トラブルが発生したと判定する。
ログの有無判定では、「送信ログ:SDカード認識」と「応答ログ:SDカード認識」との何れか一方又は両方が記憶部51に記憶されていない場合、トラブルが発生したと判定する。
SDカード設定情報の照合では、制御情報で指定されたSDカード設定情報と、ステップS34で認識したSDカード3の設定情報とが一致しない場合、トラブルが発生したと判定する。
ステップS39において、データ読み取り位置設定部46は、計測データの読み取り位置が示す計測データの読み取りを無線LAN入出力部42に指示する。無線LAN入出力部42は、データ読み取り位置設定部46が指示した計測データをSDカード3から受信する。
ステップS41において、スマートフォン6は、ステップS40の計測データに対応した画像データをクラウドサーバ5に送信する。そして、送受信部52は、受信した計測データを記憶部51に書き込む。
経過時間の閾値判定では、「送信ログ:計測データ送信」の経過時間が予め設定した閾値以上の場合、トラブルが発生したと判定する。
ログの有無判定では、「送信ログ:計測データ送信」と「応答ログ:計測データ送信」との何れか一方又は両方が記憶部51に記憶されていない場合、トラブルが発生したと判定する。
計測データの送受信件数の照合では、「送信ログ:計測データ送信」の送信件数と「応答ログ:計測データ送信」の受信件数とが一致しない場合、トラブルが発生したと判定する。
ステップS46において、第1判定部54は、施工データが欠落していか否かを判定する。つまり、第1判定部54は、記憶部51において、計測データ及び画像データが記憶部51に記憶されている場合、施工データの正常受信と判定する。一方、第1判定部54は、計測データ及び画像データの一方又は両方が記憶部51に記憶されていない場合、施工データの欠落と判定する。
施工データを正常に受信した場合(ステップS46でNo)、通信装置4及びクラウドサーバ5は、処理を正常終了する。
ステップS48において、通知部56は、ステップS47で抽出した計測データのデータ番号をシステム監理装置7に通知する。
ステップS49,S50において、システム監理装置7は、欠落した計測データの再送信を行うため、制御情報(データ読み取り位置情報)を修正する。例えば、ステップS48の通知を参照し、オペレータがシステム監理装置7を操作して、制御情報(データ読み取り位置情報)を手動で修正する。
図8〜図11を参照し、データ読み取り位置の設定方法について説明する。
図8に示すように、各計測データは、異なる命名規約でファイル名が付与されている場合が多い。図8(a)の例では、計測データのファイル名が、データ番号a、日時b、杭番号c、フラグd、ページ数e、及び、拡張子fをピリオド「.」で区切ったものとなっている。一方、図8(b)の例では、計測データのファイル名が、データ番号a及び拡張子fをピリオド「.」で区切ったものとなっている。
日時bは、計測データのタイムスタンプであり、例えば、計測データを生成した日時を表す。
杭番号(施工対象物番号)cは、施工作業の対象物たる杭を一意に識別する4桁の数値である。
フラグdは、例えば、掘削完了「00」、又は、最終「01」を表す2桁の数値である。
ページ数eは、画像ファイルに変換した計測データのページ数である。つまり、画像ファイルの計測データがページ単位で表示されるので、ページ数eはそのページ数を表す。
拡張子fは、画像ファイルの形式を表す文字列である。例えば、画像ファイルがjpg形式の場合、拡張子fは「jpg」となる。
図9には、ケースAにおけるデータ読み取り位置の設定方法を図示した。図9に示すように、ケースAでは、オペレータの手動設定(手動操作)、計測データの先頭、既存の計測データのスキップ、データ番号a、日時b又は杭番号cにより、データ読み取り位置を設定できる。この図9は、通信装置4がクラウドサーバ5に送信した計測データのファイル名の一覧を表しており、計測データの時系列順にファイル名が並んでいる。例えば、計測データのファイル名一覧は、記憶部51の「送信ログ:計測データ送信」を参照すれば取得可能である。
「計測データの先頭」とは、計測データの先頭位置をデータ読み取り位置として設定することである。図9の例では、データ番号「2353」で始まる計測データがデータ読み取り位置として設定されている。
例えば、データ番号「2395」で始まる計測データのデータ番号a、日時b又は杭番号cをデータ読み取り位置として指定する。この場合、既にクラウドサーバ5に記憶されているデータ番号「2395」及び「2397」で始まる計測データの再送信はスキップされ、データ番号「2396」で始まる計測データが再送信される。
また、データ番号「2396」で始まる計測データのデータ番号a、日時b又は杭番号cをデータ読み取り位置として指定してもよい(不図示)。この場合も、データ番号「2396」で始まる計測データが再送信される。
なお、計測データ及び画像データの両方が欠落した場合、その次の計測データ及び画像データがクラウドサーバ5に送信された後でないと、その欠落を判定できない。
図11には、ケースBにおけるデータ読み取り位置の設定方法を図示した。図11のファイル名一覧では、データ番号「2496」で始まる計測データが欠落しているため、その計測データが含まれていない。ケースBでは、オペレータの手動設定(手動操作)、計測データの先頭又はデータ番号aにより、データ読み取り位置を設定できる。つまり、ケースBは、日時b又は杭番号cをデータ読み取り位置として設定できない以外、ケースAと同様のため、これ以上の説明を省略する。
以上のように、杭施工データ管理システム1は、施工データの受信状況を自動監視できるので、運用コストを抑制し、トラブルに迅速に対応することができる。
さらに、杭施工データ管理システム1は、欠落した計測データを素早く再送信できるので、トラブルに迅速に対応することができる。
さらに、杭施工データ管理システム1は、計測機器のメーカや機種毎に計測データの命名規約が異なる場合でも、各命名規約に応じた形式で欠落した計測データを指定できるので、汎用性を向上させることができる。
さらに、杭施工データ管理システム1は、通信装置でトラブルが発生した処理を自動的に判定できるので、トラブルに迅速に対応することができる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、本発明は前記した実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
施工データ管理システムの動作は、前記した動作例に限定されない。
計測データのデータ項目やレイアウトは、図3に限定されないことは言うまでもない。また、計測データのファイル名は、前記した例に限定されない。例えば、計測データのファイル名は、ピリオド「.」以外を区切り文字としてもよい。
前記した実施形態では、SDカードが、Wi−Fi等の無線LANを用いることとして説明したが、これに限定されない。例えば、SDカードは、bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信や、IrDA等の近距離赤外線通信を用いてもよい。
前記した実施形態では、通信装置のログ(送信ログ、応答ログ)を参照していないが、これらのログを参照してもよい。
具体的には、同一のSDカードを最初に認識した際、最新の計測データのファイル名を通信装置が取得し、クラウドサーバの記憶部に記憶しておく。そして、通信装置は、最新の計測データより旧い計測データを再送信しなければよい。
この場合、通信装置の定期処理において、現場開設時、同一のSDカードを最初に認識した際、そのSDカードに計測データが記憶されていない場合、データ読み取り位置を「計測データの先頭」に設定する。一方、そのSDカードに計測データが記憶されている場合、データ読み取り位置を「既存の計測データのスキップ」に設定する。これにより、施工データ管理システムは、SDカードに記憶されている計測データが2重で再送信されてしまう事態を防止できる。
2 計測装置
3 無線LAN機能付きSDカード3
4 通信装置
5 クラウドサーバ(サーバ)
6 スマートフォン(入力装置)
7 システム監理装置(監理装置)
41 記憶部
42 無線LAN入出力部
43 送受信部(送信部)
44 送信ログ生成部
45 装置制御部
46 データ読み取り位置設定部(再送信指示部)
51 記憶部
52 送受信部(受信部)
53 応答ログ生成部
54 第1判定部
55 第2判定部
56 通知部
Claims (5)
- 計測装置で計測された計測データを受信する通信装置と、
前記計測データに対応した対応データが入力される入力装置と、
前記通信装置が受信した計測データ及び前記入力装置に入力された対応データを施工データとして対応付けて記憶するサーバと、
前記サーバを介して、前記通信装置を監理する監理装置と、を備える施工データ管理システムであって、
前記サーバは、
前記通信装置から前記計測データを受信し、前記入力装置から前記対応データを受信する受信部と、
前記計測データ及び前記対応データの両方を受信した場合、前記施工データの正常受信と判定し、前記計測データ又は前記対応データの少なくとも一方を受信していない場合、前記施工データの欠落と判定する第1判定部と、
前記第1判定部の判定結果を前記監理装置に通知する通知部と、を備えることを特徴とする施工データ管理システム。 - 前記通知部は、前記施工データの欠落と判定された場合、欠落した前記計測データの識別情報を前記監理装置に通知し、
前記受信部は、前記監理装置から再送信が必要な計測データの識別情報を受信し、受信した当該識別情報の計測データの再送信を前記通信装置に要求することを特徴とする請求項1に記載の施工データ管理システム。 - 前記受信部は、
前記識別情報であるデータ番号が前記計測データのファイル名に含まれる場合、手動設定、先頭又は前記データ番号により前記計測データの再送信を要求し、
前記計測データのファイル名に前記データ番号、日時及び施工対象物番号が含まれる場合、前記手動設定、前記先頭、前記データ番号、前記日時又は前記施工対象物番号により前記計測データの再送信を要求することを特徴とする請求項2に記載の施工データ管理システム。 - 前記通信装置は、
前記サーバからの指示により前記通信装置を制御する装置制御部と、
前記計測データを送信する送信部と、
前記サーバから要求された計測データを前記送信部に再送信させる再送信指示部と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の施工データ管理システム。 - 前記通信装置は、
前記通信装置の処理毎に、処理内容と経過時間とを示す送信ログを生成する送信ログ生成部、をさらに備え、
前記送信部は、前記送信ログを前記サーバに送信し、
前記サーバは、
前記受信部が、前記送信ログを受信し、
前記送信ログを受信した場合、前記通信装置に応答する応答ログを生成する応答ログ生成部と、
前記送信ログの経過時間の閾値判定結果と、前記送信ログ及び前記応答ログの有無と、所定項目の照合結果とに基づいて、前記通信装置でトラブルが発生した処理を判定する第2判定部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の施工データ管理システム。
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