JP4963253B2 - データ書換システム、データ書換方法、および建設機械 - Google Patents

データ書換システム、データ書換方法、および建設機械 Download PDF

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Description

本発明は、建設機械に搭載された複数の電子機器の記憶データを書き換えるデータ書換システム、データ書換方法、およびデータ書換システムを備えた建設機械に関する、
建設機械には、エンジンコントローラの他、通信回線を介して通信処理を行う通信端末や盗難防止用のモニタ装置などの各種電子機器が搭載されている。これら電子機器には、建設機械に関する処理を実行するプログラムやデータが記憶されており、各電子機器は、記憶されているプログラムやデータに従って、建設機械の動作を制御したり、建設機械の稼動状況や故障履歴等の情報を蓄積したりする。このため、電子機器には、建設機械ごとの特性のばらつきを補正するための補正パラメータや、建設機械の累積稼動時間を示すサービスメータなど、個々の建設機械にとって重要なデータが記憶されている。
ところで、建設機械に搭載された電子機器のプログラムがバージョンアップされた場合に、このプログラムをバージョンアップ後のプログラムに書き換えることがある。ここで、前述のように、各電子機器には建設機械にとって重要なデータが記憶されていることから、プログラムの書き換えは、これらの記憶データを消滅させないように実施しなければならない。このようなことから、プログラムの書き換え時に各電子機器の記憶データを一旦退避させ、プログラムの書き換え後に、退避させたデータを再度書き込むようにした構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)
特開2004−199490号公報
しかしながら、上記特許文献1は、書き換え処理に際して記憶データを一旦退避させるものであり、データ書き換え前に電子機器が交換されてしまった場合には、もはやこれらのデータにアクセスすることができなくなってしまう。特に、電子機器が故障してしまった場合には、重要データそものものが消滅することになる。
このような事態を回避するために、例えば、記憶データが通信回線を介して送信され、かつサーバ等に蓄積されている可能性のある電子機器の場合には、当該電子機器を交換後に、サーバから記憶データを取得して交換後の電子機器に書き込むことが考えられる。しかし、この場合であっても、サーバに最新の重要データが蓄積されているわけではないため、古い重要データしか得られないという問題がある。
これに対して、サービスマンが、交換前の電子機器の記憶データを読み取った上で、読み取ったデータを交換後の電子機器に登録することが考えられる。しかし、このような方法では、電子機器の交換およびデータの入力に時間を要してサービス性の低下を招くとともに、登録ミスが発生してしまう可能性がある。
また、例えば、エンジン始動ロックのためのパスワードを記憶している電子機器の場合には、この電子機器が交換されてしまうとパスワードの認識が不可能となり、エンジンの始動ができなくなってしまうという問題がある。
さらに、例えば、エンジンコントローラやブレーキコントローラ等の電子機器の場合には、一般的に、製造ばらつき等に起因する機差を補正するための補正パラメータが内部に記憶されている。補正パラメータは、工場等で手間を掛けて計測または調整されるのであるが、これらの電子機器が交換されてしまうと、この補正パラメータが失われてしまうことになる。
本発明の目的は、ネットワークを介して互いに接続された複数の電子機器の何れかが交換された場合に、交換後の電子機器の記憶データを、交換前の電子機器の記憶データに容易かつ確実に書き換えることのできるデータ書換システム、データ書換方法、および建設機械を提供することにある。
第1発明に係るデータ書換システムは、建設機械に搭載され、ネットワークを介して互いに接続された複数の電子機器の記憶データを書き換えるデータ書換システムであって、前記複数の電子機器の各々には、各電子機器に固有に設けられ前記各電子機器を識別可能な識別情報が設定されるとともに、前記各電子機器に応じて所定の記憶データが設定され、前記複数の電子機器のうちの少なくとも何れか1つの電子機器は、所定のタイミングで、前記各電子機器の属性を示す属性情報および前記識別情報のうちの少なくとも何れか一方の情報についての全電子機器間の相互通信を要求する相互通信要求手段を備え、前記各電子機器は、全電子機器分の前記少なくとも何れか一方の情報と、全電子機器分の前記所定の記憶データとを、それぞれ関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記少なくとも何れか一方の情報と、受信した前記少なくとも何れか一方の情報とに基づいて、前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたか否かを判定する機器交換判定手段と、前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたと判定されたときに、前記記憶手段に記憶されている交換前の電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および前記所定の記憶データを、交換後の電子機器に送信する送信手段と、前記記憶手段に記憶されている全電子機器分の前記所定の記憶データのうち、受信した前記少なくとも何れか一方の情報に対応する前記所定の記憶データを、受信した前記所定の記憶データで書き換えるデータ書換手段とを備えていることを特徴とする。
第2発明に係るデータ書換システムは、第1発明において、前記各電子機器の前記送信手段は、前記所定のタイミングで、当該電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および前記所定の記憶データを、他の全ての電子機器に送信することを特徴とする。
第3発明に係るデータ書換方法は、建設機械に搭載され、ネットワークを介して互いに接続された複数の電子機器の記憶データを書き換えるデータ書換方法であって、前記複数の電子機器の各々に、各電子機器に固有に設けられ前記各電子機器を識別可能な識別情報を設定するとともに、前記各電子機器に応じて所定の記憶データを設定するステップと、前記複数の電子機器のうちの少なくとも何れか1つの電子機器において、所定のタイミングで、前記各電子機器の属性を示す属性情報および前記識別情報のうちの少なくとも何れか一方の情報についての全電子機器間の相互通信を要求するステップと、記憶手段にそれぞれ関連付けて記憶されている前記少なくとも何れか一方の情報と、受信した前記少なくとも何れか一方の情報とに基づいて、前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたか否かを判定するステップと、前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたと判定されたときに、前記記憶手段に記憶されている交換前の電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および前記所定の記憶データを、交換後の電子機器に送信するステップと、前記記憶手段に記憶されている全電子機器分の前記所定の記憶データのうち、受信した前記少なくとも何れか一方の情報に対応する前記所定の記憶データを、受信した前記所定の記憶データで書き換えるステップとを備えていることを特徴とする。
第4発明に係る建設機械は、ネットワークを介して互いに接続された複数の電子機器と
請求項1または請求項2に記載のデータ書換システムとを備えていることを特徴とする。
第1発明に係るデータ書換システムおよび第3発明に係るデータ書換方法によれば、各電子機器において、各電子機器の属性情報および識別情報のうちの少なくとも何れか一方の情報と所定の記憶データとが、それぞれ関連付けられて全電子機器分が記憶手段に記憶され、複数の電子機器のうちの何れかが交換されたと判定されたときに、記憶手段に記憶されている交換前の電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および所定の記憶データを、交換後の電子機器に送信する。また、各電子機器は、記憶手段に記憶されている全電子機器分の所定の記憶データのうち、受信した前記少なくとも何れか一方の情報に対応する所定の記憶データを、受信した所定の記憶データで書き換える。
これによれば、交換後の電子機器が、交換前の電子機器の所定の記憶データを他の電子機器から受信したときに、交換後の電子機器の所定の記憶データは、交換前の電子機器の所定の記憶データに自動的に書き換えられる。従って、交換後の電子機器をネットワークに接続しておくだけで、電子機器の記憶データの書き換えが容易に実施できる。さらに、交換前の電子機器の記憶データを、交換後の電子機器に手作業で登録する必要がなく、記憶データの書き換えを確実に行うことができる。
第2発明に係るデータ書換システムによれば、各電子機器は、所定のタイミングで、当該電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および所定の記憶データを、他の全ての電子機器に送信する。そして、他の全ての電子機器は、記憶手段に記憶されている全電子機器分の所定の記憶データのうち、受信した前記少なくとも何れか一方の情報に対応する所定の記憶データを、受信した所定の記憶データで書き換える。
これによれば、各電子機器は、所定のタイミングで、自分の所定の記憶データを他の全ての電子機器に送信するとともに、他の全ての電子機器の所定の記憶データを受信し、自分の記憶手段に記憶されている他の全ての電子機器の所定の記憶データを、他の全ての電子機器から受信した所定の記憶データで書き換える。これにより、各電子機器は、他の全ての電子機器の所定の記憶データについて、常に最新のデータを記憶することになる。このため、何れかの電子機器が交換されたときに、交換後の電子機器の重要データは、交換前の電子機器の最新の重要データで書き換えられる。従って、電子機器が交換されても、電子機器が搭載されている建設機械の動作や管理に影響を与えることがないため、電子機器の交換に伴って建設機械の動作や管理に問題が発生するのを防止できる。
第4発明によれば、第1発明または第2発明と同様の効果を奏する建設機械を、建設機械に搭載された各電子機器をネットワークで接続するだけの簡単な構成により提供することができる。
以下に本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
〔1〕データ書換システム100の構成
図1には、本発明の第1実施形態に係るデータ書換システム100を備えた建設機械1の模式図が示されている。
建設機械1は、道路等の建設現場において、掘削、地均し等の作業を行う機械であり、ブルドーザ、油圧ショベル等が該当する。
この建設機械1は、図1に示すように、本実施形態のデータ書換システム100を構成するエンジンコントローラ(電子機器)2、通信端末(電子機器)3、およびモニタ装置(電子機器)4を備え、それぞれがネットワーク5に接続されている。また、通信端末3にはアンテナ6が接続されており、建設機械1の稼動状況や故障履歴等の情報が、アンテナ6を介して通信端末3から出力され、図示しない管理サーバに送信される。
データ書換システム100の構成を模式的に示す図2において、エンジンコントローラ2は、キースイッチ7やエンジン回転数センサ8等の出力信号に基づいてエンジンの各種制御を行うコンポーネントであり、独自機能部21、記憶領域部(記憶手段)22、および書換処理部23を備えている。
独自機能部21は、コンポーネント独自の機能に対する処理を行う部分であり、エンジンコントローラ2における独自機能部21は、燃料噴射制御や点火時期制御等のエンジン制御を実施する。このため、独自機能部21は、記憶領域部22と通信可能に構成されている。
記憶領域部22は、不揮発性RAM(random access memory)やROM(read only memory)等を備え、エンジン制御に用いられる制御パラメータや制御プログラムの他、エンジンコントローラ2のID番号や属性情報、重要データ管理テーブル221等を記憶している。このうちのID番号は、各エンジンコントローラ2で固有に設定され、各エンジンコントローラ2を識別可能な番号であり、本実施形態のエンジンコントローラ2には、例えば、ID=1が設定される。重要データ管理テーブル221は、図3に示すように、各コンポーネントのID番号、属性情報、および重要データをテーブル形式で記憶したものであり、これらID番号、属性情報、および重要データが、それぞれ関連付けられて記憶されている。エンジンコントローラ2の場合には、製造ばらつき等に伴うエンジンの機差を補正するための補正パラメータが、重要データとして重要データ管理テーブル221に記憶されている。
書換処理部23は、重要データ管理テーブル221の書換処理を行う部分であり、記憶領域部22と通信可能に構成されている。具体的に、書換処理部23は、図4に示す構成のパケット90を用いて、コンポーネントのID番号、属性情報、および重要データの送受信を行い、これらに基づいて、重要データ管理テーブル221の書換処理を行う。
図4において、パケット90は、属性情報91、送信元ID92、データ識別情報93、送信先ID94、および送信データ95を備えて構成される。属性情報91は、各コンポーネントの属性を示す情報であり、例えば、エンジンコントローラ2にはEが、通信端末3にはTが、モニタ装置4にはMが、それぞれ割り当てられる。送信元ID92は、送信データ95の送信元の識別情報であり、送信元のコンポーネントのID番号が用いられる。また、送信先ID94は、送信データ95の送信先の識別情報であり、送信先のコンポーネントのID番号が用いられる。
データ識別情報93は、送信データ95の内容を識別するための情報であり、例えば、ダミーパケットの場合にはDMが、重要データの送信要求にはMRが、重要データの送信にはMQが、重要データの受信通知にはMPが、それぞれ割り当てられる。パケット90には、このデータ識別情報93に対応する送信データ95が収められ、記憶領域部22に記憶されているID番号や重要データもこのような形態で送受信される。このため、書換処理部23は、パケット90の通信処理を実施するにあたり、記憶領域部22からコンポーネントの属性情報91やID番号、および送信データ95の読み取りおよび書き込み処理を実施する。
なお、重要データ管理テーブル221の書換処理の方法については、後で詳術する。
通信端末3は、アンテナ6およびネットワーク5を介して管理サーバとの間の通信処理を行う端末であり、エンジンコントローラ2と同様に、独自機能部31、記憶領域部32、および書換処理部33を備えている。このうちの記憶領域部32には、通信処理用のプログラムや、建設機械1の所有者、機械自体の号機番号、通信端末3のID番号等が記憶され、本実施形態の通信端末3には、例えば、ID=2が記憶されている。また、記憶領域部32は、重要データ管理テーブル321を記憶しており、重要データ管理テーブル321には、サービスメータが通信端末3の重要データとして記憶されている。そして、独自機能部31は、管理サーバとの間の通信処理および通信制御を行う。
モニタ装置4は、建設機械の盗難の可能性がある状況をモニタし、必要に応じてエンジンの始動ロックを行う装置であり、エンジンコントローラ2および通信端末3と同様に、独自機能部41、記憶領域部42、および書換処理部43を備えている。このうちの記憶領域部42には、モニタ用のプログラムやモニタ装置4のID番号が記憶され、本実施形態のモニタ装置4には、例えば、ID=3が記憶されている。また、記憶領域部42の重要データ管理テーブル421には、エンジン始動用のパスワードが、モニタ装置4のID番号に関連付けて記憶されている。そして、独自機能部41は、記憶されているパスワードと、図示しない入力手段に入力されたパスワードとを比較して、エンジンの始動ロック制御を行う。
なお、モニタ装置4および通信端末3のその他の構成は、エンジンコントローラ2の場合と同様であるため、説明を省略する。
以上のような建設機械1において、エンジンコントローラ2、通信端末3、およびモニタ装置4のような、建設機械1ごとに設定された重要データを記憶しているコンポーネントが故障等の理由により交換されると、コンポーネント内の重要データが消滅してしまうことになる。このため、コンポーネントの交換に際しては、交換後のコンポーネントの重要データを、交換前のコンポーネントに記憶されている重要データで書き換える必要がある。
〔2〕データ書換システム100におけるデータ書換制御の制御構造
次に、図5および図6を参照して、データ書換システム100におけるデータ書換制御の制御構造について、エンジンコントローラ2の書換処理部23の制御構造を中心に説明する。
エンジンコントローラ2の書換処理部23は、図5に示すように、受信手段231、エンジン始動判定手段232、受信データ判定手段233、データ送信元認識手段234、コンポーネント交換判定手段(機器交換判定手段)235、コンポーネント特定手段236、管理テーブル書換手段(データ書換手段)237、および送信手段238を備えている。
受信手段231は、ネットワーク5からの情報を受信する部分であり、各コンポーネントから送信された各種情報を受信する。
エンジン始動判定手段232は、エンジン回転数センサ8から取得したエンジン回転数に基づいて、エンジンが始動されたか否かを判定する。すなわち、エンジン始動判定手段232は、エンジン回転数が所定値以上となったか否かを判定する。
ここで、判定に用いられる所定回転数は、エンジンのアイドリング回転数の近傍値であり、例えば500rpmが用いられる。
受信データ判定手段233は、パケット90のデータ識別情報93に基づいて、受信したデータの内容を判定する。例えば、パケット90のデータ識別情報93がMRの場合に、受信データ判定手段233は、重要データ送信要求を受信したことを認識する。
データ送信元認識手段234は、パケット90の送信元ID92に基づいて、パケット90の送信元のコンポーネントを認識する。具体的に、データ送信元認識手段234は、受信したパケット90から送信元のID番号を取り出し、このID番号から、パケット90を送信したコンポーネントを認識する。
コンポーネント交換判定手段235は、パケット90の送信元ID92のID番号に基づいて、データ書換システム100における何れかのコンポーネントが交換されたか否かを判定する。具体的に、コンポーネント交換判定手段235は、重要データ送信要求時に受信したパケット90の送信元ID92のID番号が重要データ管理テーブル内に存在しない場合には、コンポーネントが交換されたと判定し、そうでない場合にはコンポーネントが交換されていないと判定する。
コンポーネント特定手段236は、データ書換システム100のコンポーネントが交換された場合に、交換されたコンポーネントを特定する。すなわち、コンポーネント特定手段236は、受信したパケット90の属性情報91と同じ属性情報91が関連付けられたID番号を重要データ管理テーブル221内で検索し、検索したID番号に対応するコンポーネントを、交換されたコンポーネントと特定する。このように、交換されたコンポーネントをID番号および属性情報91を用いて特定することにより、複数のコンポーネントから重要データ管理テーブル内に存在しないID番号を受信した場合でも、属性情報91を参照することで、どのID番号がどのコンポーネントに対応するかを判断できる。
管理テーブル書換手段237は、重要データ管理テーブル221の内容を書き換える。すなわち、管理テーブル書換手段237は、コンポーネント交換判定手段235の判定結果およびコンポーネント特定手段236の特定結果に基づいて、重要データ管理テーブル221に記憶されているID番号を書き換えるとともに、他のコンポーネントから受信したパケット90のID番号に対応する重要データを、受信したパケット90の重要データで書き換える。
送信手段238は、各判定手段232,233,235の判定結果に基づいて、ネットワーク5上に送信する情報の生成および送信を行う。
具体的に、送信手段238は、エンジン始動判定手段232においてエンジンが始動されたと判定された場合に、重要データの送信要求を示すMRをデータ識別情報93とするパケット90を生成し、他の全てのコンポーネントに送信する。すなわち、送信手段238は、エンジン始動時に各コンポーネントに対して相互通信を要求する相互通信要求手段としても機能する。
また、送信手段238は、受信データ判定手段233で重要データ送信要求を受信したと判定された場合に、自分のID番号を送信元ID92とし、ダミーパケットを示すDMをデータ識別情報93とするダミーパケットの生成および送信を行う。
また、送信手段238は、コンポーネント交換判定手段235でコンポーネントが交換されたと判定された場合に、重要データ管理テーブル221内の自分のID番号の重要データを送信データ95とするパケット90と、交換されたコンポーネントのID番号に対応する重要データを送信データ95とするパケット90とを生成して送信する。
また、送信手段238は、受信データ判定手段233において、他のコンポーネントからの重要データ送信を受信したと判定された場合に、重要データを送信してきたコンポーネントへの重要データ受信通知をデータ識別情報93とするパケット90の生成および送信を行う。
一方、通信端末3の書換処理部33は、図6に示すように、受信手段331、受信データ判定手段333、データ送信元認識手段334、コンポーネント交換判定手段335、コンポーネント特定手段336、管理テーブル書換手段337、および送信手段338を備えている。すなわち、通信端末3の書換処理部33は、エンジン始動判定手段を備えておらず、この点において、エンジンコントローラ2の書換処理部23と構成が相違する。
なお、モニタ装置4の書換処理部43は、通信端末3の書換処理部33と同様な構成であるため、書換処理部43における各手段の説明および符合を省略する。
〔3〕データ書換システム100の作用
以下、図7〜図10に基づき、データ書換システム100の作用について説明する。ここでは、例えば、図7示すように、通信端末3が別の通信端末3Aに交換された際のデータ書換システム100の作用を説明する。すなわち、通信端末3Aの記憶領域部32Aには、ID=4のID番号と、このID番号を含む重要データ管理テーブル321Aとが記憶され、通信端末3,3AのID番号がID=2からID=4に変化する場合である。
なお、通信端末3Aの独自機能部31A、記憶領域部32A、および書換処理部33Aの構成は、通信端末3の独自機能部31、記憶領域部32、および書換処理部33と同様であり、ID番号および重要データ管理テーブル321Aの記憶内容のみが相違する。
重要データ送信要求を実施するまでのフローを示す図8において、エンジンコントローラ2は、先ず、キースイッチ7がオンされてエンジンコントローラ2に電力が供給された時点で初期化される。この際、エンジンコントローラ2の書換処理部23は、エンジンの始動状態を示すエンジン始動フラグをリセットする(ステップS11)。そして、エンジンコントローラ2のエンジン始動判定手段232は、エンジン始動フラグがセットされているか否かを判定し(ステップS12)、エンジン始動フラグがセットされていないと判定された場合に、エンジン始動判定手段232は、エンジン回転数が所定値を超えているか否かを判定する(ステップS13)。
エンジン回転数が所定値を超えている場合に、エンジンコントローラ2の送信手段238は、エンジンが始動されたと認識し、通信端末3およびモニタ装置4に重要データ送信要求を送信する(ステップS14)。
ここで、重要データ送信要求がなされると、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の各送信手段238,338は、自分のID番号を送信元ID92とするダミーパケットを送信するため、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4間でID番号の相互通信が実施されることになる。つまり、エンジンコントローラ2の送信手段238は、エンジン始動時に、ID番号についてエンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4間の相互通信を要求する相互通信要求手段として機能する。
そして、重要データ送信要求がなされると、エンジンコントローラ2の書換処理部23は、エンジン始動フラグをセットする(ステップS15)。
一方、ステップS12でエンジン始動フラグがセットされていると判定された場合、およびステップS13でエンジン回転数が所定値以下の場合に、エンジンコントローラ2の書換処理部23は、再度ステップS12の処理から同様の処理を繰り返す。
次に、図9に示されるフローチャートに基づいて、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4における各重要データ管理テーブル221,321A,421の書換処理について説明する。
先ず、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4において、各受信データ判定手段233,333は、受信したパケット90のデータ識別情報93に基づいて、重要データ送信要求を受信したかか否かを判定する(ステップS21)。そして、重要データ送信要求を受信したと判定された場合に、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の各送信手段238,338は、それぞれダミーパケットを送信する(ステップS22)。
次に、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の各受信データ判定手段233,333は、パケット90のデータ識別情報93に基づいて、他のコンポーネントからダミーパケットを受信したか否かを判定する(ステップS23)。ダミーパケットを受信したと判定された場合に、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の各データ送信元認識手段234,334は、受信した複数のパケット90の各々からID番号を取り出して、パケット90の送信元を認識する(ステップS24)。そして、各コンポーネント交換判定手段235,335は、パケット90から取り出したID番号が、各々の重要データ管理テーブル221,321A,421内に存在するか否かを判定する(ステップS25)。
ここで、パケット90から取り出したID番号のうち、ID=4は、エンジンコントローラ2およびモニタ装置4の重要データ管理テーブル221,421に存在しないため、エンジンコントローラ2およびモニタ装置4の各コンポーネント交換判定手段235は、ID=4が自分の重要データ管理テーブル221,421内に存在しないと判定する。そして、エンジンコントローラ2およびモニタ装置4の各コンポーネント特定手段236は、ID番号を取り出したパケット90内の属性情報91と同じ属性情報91のID番号を重要データ管理テーブル221,421内で検索する(ステップS26)。すると、エンジンコントローラ2およびモニタ装置4の各管理テーブル書換手段237は、自分の重要データ管理テーブル221,421内で検索されたID番号を、新たに取得したID番号、すなわちID=4で書き換える(ステップS27)。これにより、エンジンコントローラ2およびモニタ装置4の重要データ管理テーブル221,421では、図10に示すように、通信端末3Aに対応するID番号が2から4に書き換えられる。
図9に戻り、その後、エンジンコントローラ2およびモニタ装置4の各送信手段238は、重要データ管理テーブル221,421内の自分のID番号の重要データと、書き換えられたID番号に対応する重要データとを送信データとし、書き換えられたID番号に対応するコンポーネントに重要データ送信するパケット90の生成および送信を行う(ステップS28)。すなわち、エンジンコントローラ2およびモニタ装置4の各送信手段238は、自分の重要データと、通信端末3AのID=4に対応するサービスメータとを送信データとして、それぞれのID番号とともに通信端末3Aに送信する。
一方、ステップS25で、パケット90から取り出したID番号が自分の重要データ管理テーブル221,321A,421内に存在すると判定された場合に、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の各送信手段238,338は、重要データ管理テーブル221,321A,421内の自分のIDの重要データを、それぞれのID番号とともに重要データ送信するパケット90の生成および送信を行う(ステップS29)。
ステップS28またはステップS29の後、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の各受信データ判定手段233,333は、パケット90のデータ識別情報93に基づいて、他のコンポーネントから重要データ送信を受信したか否かを判定する(ステップS30)。他のコンポーネントから重要データ送信を受信したと判定された場合に、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の各管理テーブル書換手段237,337は、それぞれの重要データ管理テーブル221,321A,421について、受信したパケット90の送信元ID92のID番号に対応する重要データを、受信したパケット90の重要データで書き換える(ステップS31)。この際、通信端末3Aの書換処理部33Aは、重要データ管理テーブル321A内の自分のID番号の重要データを、記憶領域部32Aの所定の領域にコピーする。
そして、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の各送信手段238,338は、重要データを送信してきたコンポーネントへの重要データ受信通知を含むパケット90を生成し、重要データを送信してきたコンポーネントへ当該パケット90を送信する(ステップS32)。
以上のようなデータ書換システム100によれば、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の何れかが交換されると、交換後のコンポーネントの重要データを、交換前のコンポーネントの重要データで自動的に書き換えるため、交換に伴って重要データが消滅してしまうのを防止することができる。
また、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の交換の有無をエンジンの始動毎に判定するため、交換判定は、常に建設機械1の作業開始前に実施される。このため、交換後のコンポーネントの重要データを書き換える前に作業が開始されてしまうのを防止できる。従って、機差に合った補正パラメータが記憶されていないことで生じる建設機械の動作不良や、建設機械に関するパスワードの認識ができないことで起こる不具合を防止することができる。
さらに、交換の有無にかかわらず、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の最新の重要データが、エンジンの始動毎に他の全てのコンポーネントに送信され、各重要データ管理テーブル221,321,421に記憶される。これにより、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の最新の重要データが共有されるため、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4のどれが交換されても、交換後のコンポーネントに、交換前のコンポーネントの最新の重要データを書き込むことができる。従って、建設機械の経年劣化等に対する継続的な学習により得られる補正パラメータの演算処理や、サービスメータの稼働時間の累積処理が断たれるのを防止でき、このような重要データの信頼性が低下することを防止できる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、データ書換システム100は、エンジンコントローラ2、通信端末3,3A、およびモニタ装置4を備えて構成されたがこれに限られず、データ書換システム100は、任意のコンポーネントを備えてもよい。例えば、データ書換システム100は、ブレーキの制御を行うブレーキコントローラや、作業機の動作を制御する作業機コントローラを備えることができる。
前記実施形態では、ネットワーク5に接続されたエンジンコントローラ2、通信端末3,3A、およびモニタ装置4のそれぞれのID番号、属性情報91、および重要データが重要データ管理テーブル221,321,321A,421に記憶され、それぞれの記憶データが書き換えの対象となっていたがこれに限られない。ネットワーク5に接続された全コンポーネントを、記憶データの書き換えの対象とする必要はなく、例えば、エンジンコントローラ2および通信端末3,3AのID番号、属性情報91、および重要データを重要データ管理テーブル221,321,321Aに記憶し、これらの記憶データのみを書き換えの対象としてもよい。
前記実施形態では、エンジンコントローラ2にはID=1が、通信端末3にはID=2が、モニタ装置4にはID=3が、それぞれID番号として設定されていたがこれに限られない。要は、データ書換システム100において各コンポーネントが識別できればよく、データ書換システム100の各コンポーネントには、任意のID番号その他の識別情報が設定できる。
前記実施形態では、エンジンコントローラ2に対してはエンジンの補正パラメータが、通信端末3,3Aに対してはサービスメータが、モニタ装置4に対してはパスワードが、それぞれ重要データとして用いられていたがこれに限られず、建設機械1ごとに設定されたり記憶されたりするデータであれば、本発明の重要データに相当する。
また、前記実施形態では、データ書換システム100は、各コンポーネントの重要データを書き換えの対象としていたがこれに限られず、各コンポーネントに記憶されているデータであれば、データ書換システム100における書き換えの対象とすることができる。
前記実施形態では、送信手段238は、エンジン始動判定手段232の判定結果に基づいて、重要データの相互通信を要求していたがこれに限られない。送信手段238は、相互通信要求手段として機能する場合には、所定の条件を満たした際に各コンポーネントに対して相互通信を要求すればよく、例えば、計時手段および時間経過判定手段を設け、所定時間の経過毎に、各コンポーネントに対して相互通信を要求するようにしてもよい。また、送信手段238は、キースイッチ7の出力信号に基づいて、キースイッチ7が操作される度に各コンポーネントに対して相互通信を要求するようにしてもよい。
前記実施形態では、重要データ管理テーブル221,321,321A,421は、各コンポーネントのID番号、属性情報、および重要データを備えて構成されていたがこれに限られず、例えば、各コンポーネントのID番号および重要データで構成されてもよい。この場合であっても、交換されたコンポーネントが1つであれば、交換されたコンポーネントを特定でき、このコンポーネントに対して重要データの書き換えを実施することができる。
前記実施形態では、属性情報91に各コンポーネントの属性を用いていたがこれに限られない。例えば、属性情報91に重要データの属性を用いたり、各コンポーネントの属性および重要データの属性の両方を用いたりしてもよい。これによれば、1つのコンポーネントから複数の重要データが重要データ管理テーブル221,321,321A,421に記憶される場合でも、各コンポーネントおよび各重要データを容易に特定することができ、重要データ管理テーブル221,321,321A,421の重要データの増加にも対応できる。
前記実施形態では、データ書換システム100は、建設機械1に搭載された複数のコンポーネント間のデータ書き換えに用いられたがこれに限られず、各コンポーネントがネットワーク5で接続され、これらコンポーネントに記憶されているデータを書き換えるものであれば、他の機械または装置に適用することができる。
本発明は、建設機械に搭載された電子機器のデータの書き換えに用いられる他、ネットワークで接続された複数の電子機器から構成されるシステムのデータ書換に利用することができる。
本発明の一実施形態に係るデータ書換システムを備えた建設機械を示す模式図。 前記実施形態に係るデータ書換システムの構成を示すための図。 前記実施形態に係る重要データ管理テーブルを示す図。 前記実施形態に係るデータ書換システムで送受信されるパケットの構成を示す図。 前記実施形態に係るデータ書換システムを構成する電子機器の制御ブロック図。 前記実施形態に係るデータ書換システムを構成する別の電子機器の制御ブロック図。 前記実施形態に係るデータ書換システムの作用を説明するための図。 前記実施形態のデータ書換システムの作用を説明するためのフローチャート。 前記実施形態のデータ書換システムの作用を説明するための別のフローチャート。 前記実施形態に係るデータ書換システムの作用を説明するための図。
符号の説明
1…建設機械、2…エンジンコントローラ(電子機器)、3,3A…通信端末(電子機器)、4…モニタ装置(電子機器)、5…ネットワーク、22,32,32A,42…記憶領域部(記憶手段)、235,335…コンポーネント交換判定手段(機器交換判定手段)、237,337…管理テーブル書換手段(データ書換手段)、238,338…送信手段、100…データ書換システム。

Claims (4)

  1. 建設機械に搭載され、ネットワークを介して互いに接続された複数の電子機器の記憶データを書き換えるデータ書換システムであって、
    前記複数の電子機器の各々には、各電子機器に固有に設けられ前記各電子機器を識別可能な識別情報が設定されるとともに、前記各電子機器に応じて所定の記憶データが設定され、
    前記複数の電子機器のうちの少なくとも何れか1つの電子機器は、所定のタイミングで、前記各電子機器の属性を示す属性情報および前記識別情報のうちの少なくとも何れか一方の情報についての全電子機器間の相互通信を要求する相互通信要求手段を備え、
    前記各電子機器は、
    全電子機器分の前記少なくとも何れか一方の情報と、全電子機器分の前記所定の記憶データとを、それぞれ関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記少なくとも何れか一方の情報と、受信した前記少なくとも何れか一方の情報とに基づいて、前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたか否かを判定する機器交換判定手段と、
    前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたと判定されたときに、前記記憶手段に記憶されている交換前の電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および前記所定の記憶データを、交換後の電子機器に送信する送信手段と、
    前記記憶手段に記憶されている全電子機器分の前記所定の記憶データのうち、受信した前記少なくとも何れか一方の情報に対応する前記所定の記憶データを、受信した前記所定の記憶データで書き換えるデータ書換手段とを備えている
    ことを特徴とするデータ書換システム。
  2. 請求項1に記載のデータ書換システムにおいて、
    前記各電子機器の前記送信手段は、前記所定のタイミングで、当該電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および前記所定の記憶データを、他の全ての電子機器に送信する
    ことを特徴とするデータ書換システム。
  3. 建設機械に搭載され、ネットワークを介して互いに接続された複数の電子機器の記憶データを書き換えるデータ書換方法であって、
    前記複数の電子機器の各々に、各電子機器に固有に設けられ前記各電子機器を識別可能な識別情報を設定するとともに、前記各電子機器に応じて所定の記憶データを設定するステップと、
    前記複数の電子機器のうちの少なくとも何れか1つの電子機器において、所定のタイミングで、前記各電子機器の属性を示す属性情報および前記識別情報のうちの少なくとも何れか一方の情報についての全電子機器間の相互通信を要求するステップと、
    記憶手段にそれぞれ関連付けて記憶されている前記少なくとも何れか一方の情報と、受信した前記少なくとも何れか一方の情報とに基づいて、前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたか否かを判定するステップと、
    前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたと判定されたときに、前記記憶手段に記憶されている交換前の電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および前記所定の記憶データを、交換後の電子機器に送信するステップと、
    前記記憶手段に記憶されている全電子機器分の前記所定の記憶データのうち、受信した前記少なくとも何れか一方の情報に対応する前記所定の記憶データを、受信した前記所定の記憶データで書き換えるステップとを備えている
    ことを特徴とするデータ書換方法。
  4. 建設機械であって、
    ネットワークを介して互いに接続された複数の電子機器と
    請求項1または請求項2に記載のデータ書換システムとを備えている
    ことを特徴とする建設機械。
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