JP4963253B2 - データ書換システム、データ書換方法、および建設機械 - Google Patents
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Description
これに対して、サービスマンが、交換前の電子機器の記憶データを読み取った上で、読み取ったデータを交換後の電子機器に登録することが考えられる。しかし、このような方法では、電子機器の交換およびデータの入力に時間を要してサービス性の低下を招くとともに、登録ミスが発生してしまう可能性がある。
さらに、例えば、エンジンコントローラやブレーキコントローラ等の電子機器の場合には、一般的に、製造ばらつき等に起因する機差を補正するための補正パラメータが内部に記憶されている。補正パラメータは、工場等で手間を掛けて計測または調整されるのであるが、これらの電子機器が交換されてしまうと、この補正パラメータが失われてしまうことになる。
請求項1または請求項2に記載のデータ書換システムとを備えていることを特徴とする。
〔1〕データ書換システム100の構成
図1には、本発明の第1実施形態に係るデータ書換システム100を備えた建設機械1の模式図が示されている。
建設機械1は、道路等の建設現場において、掘削、地均し等の作業を行う機械であり、ブルドーザ、油圧ショベル等が該当する。
この建設機械1は、図1に示すように、本実施形態のデータ書換システム100を構成するエンジンコントローラ(電子機器)2、通信端末(電子機器)3、およびモニタ装置(電子機器)4を備え、それぞれがネットワーク5に接続されている。また、通信端末3にはアンテナ6が接続されており、建設機械1の稼動状況や故障履歴等の情報が、アンテナ6を介して通信端末3から出力され、図示しない管理サーバに送信される。
独自機能部21は、コンポーネント独自の機能に対する処理を行う部分であり、エンジンコントローラ2における独自機能部21は、燃料噴射制御や点火時期制御等のエンジン制御を実施する。このため、独自機能部21は、記憶領域部22と通信可能に構成されている。
なお、重要データ管理テーブル221の書換処理の方法については、後で詳術する。
なお、モニタ装置4および通信端末3のその他の構成は、エンジンコントローラ2の場合と同様であるため、説明を省略する。
次に、図5および図6を参照して、データ書換システム100におけるデータ書換制御の制御構造について、エンジンコントローラ2の書換処理部23の制御構造を中心に説明する。
エンジン始動判定手段232は、エンジン回転数センサ8から取得したエンジン回転数に基づいて、エンジンが始動されたか否かを判定する。すなわち、エンジン始動判定手段232は、エンジン回転数が所定値以上となったか否かを判定する。
ここで、判定に用いられる所定回転数は、エンジンのアイドリング回転数の近傍値であり、例えば500rpmが用いられる。
具体的に、送信手段238は、エンジン始動判定手段232においてエンジンが始動されたと判定された場合に、重要データの送信要求を示すMRをデータ識別情報93とするパケット90を生成し、他の全てのコンポーネントに送信する。すなわち、送信手段238は、エンジン始動時に各コンポーネントに対して相互通信を要求する相互通信要求手段としても機能する。
また、送信手段238は、受信データ判定手段233で重要データ送信要求を受信したと判定された場合に、自分のID番号を送信元ID92とし、ダミーパケットを示すDMをデータ識別情報93とするダミーパケットの生成および送信を行う。
また、送信手段238は、受信データ判定手段233において、他のコンポーネントからの重要データ送信を受信したと判定された場合に、重要データを送信してきたコンポーネントへの重要データ受信通知をデータ識別情報93とするパケット90の生成および送信を行う。
なお、モニタ装置4の書換処理部43は、通信端末3の書換処理部33と同様な構成であるため、書換処理部43における各手段の説明および符合を省略する。
以下、図7〜図10に基づき、データ書換システム100の作用について説明する。ここでは、例えば、図7示すように、通信端末3が別の通信端末3Aに交換された際のデータ書換システム100の作用を説明する。すなわち、通信端末3Aの記憶領域部32Aには、ID=4のID番号と、このID番号を含む重要データ管理テーブル321Aとが記憶され、通信端末3,3AのID番号がID=2からID=4に変化する場合である。
なお、通信端末3Aの独自機能部31A、記憶領域部32A、および書換処理部33Aの構成は、通信端末3の独自機能部31、記憶領域部32、および書換処理部33と同様であり、ID番号および重要データ管理テーブル321Aの記憶内容のみが相違する。
ここで、重要データ送信要求がなされると、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の各送信手段238,338は、自分のID番号を送信元ID92とするダミーパケットを送信するため、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4間でID番号の相互通信が実施されることになる。つまり、エンジンコントローラ2の送信手段238は、エンジン始動時に、ID番号についてエンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4間の相互通信を要求する相互通信要求手段として機能する。
一方、ステップS12でエンジン始動フラグがセットされていると判定された場合、およびステップS13でエンジン回転数が所定値以下の場合に、エンジンコントローラ2の書換処理部23は、再度ステップS12の処理から同様の処理を繰り返す。
先ず、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4において、各受信データ判定手段233,333は、受信したパケット90のデータ識別情報93に基づいて、重要データ送信要求を受信したかか否かを判定する(ステップS21)。そして、重要データ送信要求を受信したと判定された場合に、エンジンコントローラ2、通信端末3A、およびモニタ装置4の各送信手段238,338は、それぞれダミーパケットを送信する(ステップS22)。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、データ書換システム100は、エンジンコントローラ2、通信端末3,3A、およびモニタ装置4を備えて構成されたがこれに限られず、データ書換システム100は、任意のコンポーネントを備えてもよい。例えば、データ書換システム100は、ブレーキの制御を行うブレーキコントローラや、作業機の動作を制御する作業機コントローラを備えることができる。
また、前記実施形態では、データ書換システム100は、各コンポーネントの重要データを書き換えの対象としていたがこれに限られず、各コンポーネントに記憶されているデータであれば、データ書換システム100における書き換えの対象とすることができる。
Claims (4)
- 建設機械に搭載され、ネットワークを介して互いに接続された複数の電子機器の記憶データを書き換えるデータ書換システムであって、
前記複数の電子機器の各々には、各電子機器に固有に設けられ前記各電子機器を識別可能な識別情報が設定されるとともに、前記各電子機器に応じて所定の記憶データが設定され、
前記複数の電子機器のうちの少なくとも何れか1つの電子機器は、所定のタイミングで、前記各電子機器の属性を示す属性情報および前記識別情報のうちの少なくとも何れか一方の情報についての全電子機器間の相互通信を要求する相互通信要求手段を備え、
前記各電子機器は、
全電子機器分の前記少なくとも何れか一方の情報と、全電子機器分の前記所定の記憶データとを、それぞれ関連付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記少なくとも何れか一方の情報と、受信した前記少なくとも何れか一方の情報とに基づいて、前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたか否かを判定する機器交換判定手段と、
前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたと判定されたときに、前記記憶手段に記憶されている交換前の電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および前記所定の記憶データを、交換後の電子機器に送信する送信手段と、
前記記憶手段に記憶されている全電子機器分の前記所定の記憶データのうち、受信した前記少なくとも何れか一方の情報に対応する前記所定の記憶データを、受信した前記所定の記憶データで書き換えるデータ書換手段とを備えている
ことを特徴とするデータ書換システム。 - 請求項1に記載のデータ書換システムにおいて、
前記各電子機器の前記送信手段は、前記所定のタイミングで、当該電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および前記所定の記憶データを、他の全ての電子機器に送信する
ことを特徴とするデータ書換システム。 - 建設機械に搭載され、ネットワークを介して互いに接続された複数の電子機器の記憶データを書き換えるデータ書換方法であって、
前記複数の電子機器の各々に、各電子機器に固有に設けられ前記各電子機器を識別可能な識別情報を設定するとともに、前記各電子機器に応じて所定の記憶データを設定するステップと、
前記複数の電子機器のうちの少なくとも何れか1つの電子機器において、所定のタイミングで、前記各電子機器の属性を示す属性情報および前記識別情報のうちの少なくとも何れか一方の情報についての全電子機器間の相互通信を要求するステップと、
記憶手段にそれぞれ関連付けて記憶されている前記少なくとも何れか一方の情報と、受信した前記少なくとも何れか一方の情報とに基づいて、前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたか否かを判定するステップと、
前記複数の電子機器のうちの何れかが交換されたと判定されたときに、前記記憶手段に記憶されている交換前の電子機器の前記少なくとも何れか一方の情報および前記所定の記憶データを、交換後の電子機器に送信するステップと、
前記記憶手段に記憶されている全電子機器分の前記所定の記憶データのうち、受信した前記少なくとも何れか一方の情報に対応する前記所定の記憶データを、受信した前記所定の記憶データで書き換えるステップとを備えている
ことを特徴とするデータ書換方法。 - 建設機械であって、
ネットワークを介して互いに接続された複数の電子機器と
請求項1または請求項2に記載のデータ書換システムとを備えている
ことを特徴とする建設機械。
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