JP2020139708A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスケットに所望のクッション機能を発揮させることができる加熱調理器を提供すること。【解決手段】加熱調理器は、加熱室を形成する筐体と、加熱手段と、ドアと、ドアに取り付けられたガスケットとを備え、ガスケットは、ドアの内側面に取り付けられる取付部と、取付部における互いに離れた第1の位置および第2の位置からそれぞれ、ドアから離れる方向に立ち上がる第1立ち上がり部および第2立ち上がり部とを備え、第2立ち上がり部は、第1立ち上がり部に近付く方向に傾斜する第1傾斜部と、第1傾斜部から延びて第1立ち上がり部とは離れる方向に傾斜する第2傾斜部とを有し、ドアの閉成状態では、第2立ち上がり部が筐体の前面によって押され、第1立ち上がり部に接触する。【選択図】図8

Description

本開示は、加熱調理器に関する。
従来より、加熱中に蒸気や油煙がドアから漏れ出ないようにするために、ドアと加熱室前面の間をガスケットでシールするものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のガスケットは、ドアの内側面に取り付けられたチューブ状の部材であり、長手方向に連続する中空部を内部に形成している。
特開2007−78199号公報
近年では、ガスケットに所望のクッション機能を発揮させることが求められている。特許文献1のガスケットでは、中空部が常に密閉された空間であるために、温度の上昇に応じて中空部の内部圧力が高くなり、ガスケットの反発力が過剰に強くなる場合があった。特許文献1に開示される構成を含めて、ガスケットに所望のクッション機能を発揮させることに関して未だ改善の余地がある。
従って、本開示の目的は、前記問題を解決することにあって、ガスケットに所望のクッション機能を発揮させることができる加熱調理器を提供することにある。
本開示の一態様の加熱調理器は、被加熱物を収容する加熱室を形成する筐体と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱室を開閉するドアと、前記ドアに取り付けられ、閉成状態の前記ドアと前記ドアに面する前記筐体の前面との間をシールする弾性材からなるガスケットと、を備え、前記ガスケットは、前記ドアの内側面に取り付けられる取付部と、前記取付部における互いに離れた第1の位置および第2の位置からそれぞれ、前記ドアから離れる方向に立ち上がる第1立ち上がり部および第2立ち上がり部とを備え、前記第2立ち上がり部は、前記第1立ち上がり部に近付く方向に傾斜する第1傾斜部と、前記第1傾斜部から延びて前記第1立ち上がり部とは離れる方向に傾斜する第2傾斜部とを有し、前記ドアの閉成状態では、前記第2立ち上がり部が前記筐体の前記前面によって押され、前記第1立ち上がり部に接触する。
本開示の加熱調理器によれば、ガスケットに所望のクッション機能を発揮させることができる。
実施形態における加熱調理器の斜視図 実施形態における加熱調理器の斜視図 実施形態における加熱室を正面から見た模式図 実施形態における加熱室の下壁の平面図 実施形態におけるメニュー表示部の一部拡大図 実施形態におけるドアの正面図 実施形態におけるドアの背面図 図7のA−A断面図 実施形態におけるガスケットの一状態を示す断面図(ドアの開成状態) 実施形態におけるガスケットの一状態を示す断面図(ドアが閉じられる途中の状態) 実施形態におけるガスケットの一状態を示す断面図(ドアが閉じられた後の状態) 変形例におけるガスケットの断面図 別の変形例におけるガスケットの断面図 実施形態における側壁、下壁および支持壁を含む断面図 実施形態における下壁を載置した状態を示す支持壁の平面図 実施形態における接着部の周辺の拡大断面図(左側) 実施形態における接着部の周辺の拡大断面図(左側) 実施形態における接着部の周辺の拡大断面図(左側) 実施形態における接着部の周辺の拡大断面図(右側) 実施形態における接着部の周辺の拡大断面図(前側)
第1の発明は、被加熱物を収容する加熱室を形成する筐体と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱室を開閉するドアと、前記ドアに取り付けられ、閉成状態の前記ドアと前記ドアに面する前記筐体の前面との間をシールする弾性材からなるガスケットと、を備え、前記ガスケットは、前記ドアの内側面に取り付けられる取付部と、前記取付部における互いに離れた第1の位置および第2の位置からそれぞれ、前記ドアから離れる方向に立ち上がる第1立ち上がり部および第2立ち上がり部とを備え、前記第2立ち上がり部は、前記第1立ち上がり部に近付く方向に傾斜する第1傾斜部と、前記第1傾斜部から延びて前記第1立ち上がり部とは離れる方向に傾斜する第2傾斜部とを有し、前記ドアの閉成状態では、前記第2立ち上がり部が前記筐体の前記前面によって押され、前記第1立ち上がり部に接触する、加熱調理器である。
このような構成によれば、第2立ち上がり部がドアの開成状態では第1立ち上がり部に接触せず、閉成状態では第1立ち上がり部に接触して、段階的なクッション機能を発揮する。このようにして、ガスケットに所望のクッション機能を発揮させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明における前記ドアの前記内側面は、前記ドアの内部に入り込むように湾曲して前記第1立ち上がり部に対向する対向壁を有し、前記第1立ち上がり部は、前記ドアの前記対向壁から間隔を空けて前記対向壁に沿って延びる第1の延在部と、前記第1の延在部から前記ドアの前記対向壁に接触するように傾斜して延びる第2の延在部とを有する。
このような構成によれば、第2立ち上がり部が第1立ち上がり部に接触したときに、第1立ち上がり部の第1の延在部が対向壁に向かって移動するスペースがある。これにより、第2立ち上がり部がドアの前面によって押されることによる圧縮力を第1立ち上がり部で吸収することができ、ガスケットに所望のクッション機能を発揮させることができる。
第3の発明は、特に、第1の発明又は第2の発明における前記ドアの開成状態において前記第1立ち上がり部と前記第2立ち上がり部を前記ドアに対して垂直に投影したときに、前記第1立ち上がり部と前記第2立ち上がり部は部分的に重なる。
このような構成によれば、ドアの閉成状態で第2立ち上がり部が第1立ち上がり部により確実に接触するようになる。
第4の発明は、特に、第1の発明から第3の発明のいずれか1つにおける前記第2立ち上がり部は、前記ドアの開成状態において前記取付部から前記ドアに対して離れる方向に立ち上がり前記第1傾斜部に接続する接続部をさらに有する。
このような構成によれば、第2立ち上がり部がドアの前面によって押されることによる圧縮力を接続部で吸収することができ、ガスケットに所望のクッション性を持たせることができる。
第5の発明は、特に、第1の発明から第4の発明のいずれか1つにおける前記第2立ち上がり部は、前記第2傾斜部の先端から内側に屈曲した屈曲部をさらに有する。
このような構成によれば、屈曲部を設けることで、第2立ち上がり部がドアから離れる方向に過剰に起立することを防止することができる。
第6の発明は、特に、第1の発明から第5の発明のいずれか1つにおける前記ドアは、マイクロ波の漏洩を防止するためのチョーク構造を形成するドア本体部と、前記チョーク構造を被覆するように前記ドア本体部に取り付けられるチョークカバーとを備え、前記ガスケットは、前記ドア本体部と前記チョークカバーの間の溝に配置される。
このような構成によれば、チョーク構造によりマイクロ波の漏洩を防止しつつ、ガスケットをチョークカバーとドア本体部の間の溝に配置してシール性を発揮させることができる。
(実施形態)
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、実施形態に係る加熱調理器2の概略構成を示す図である。図1、図2は、加熱調理器2を異なる角度から見た斜視図であり、図3は、加熱室4を正面から見た模式図である。
図1、図2に示す加熱調理器2は、被加熱物である食品(図示せず)を加熱して調理する器具である。本実施形態の加熱調理器2は、被加熱物を加熱する加熱手段として、マグネトロン、ヒータ、蒸気発生手段(いずれも図示せず)を備える。マグネトロンは、マイクロ波を発生するマイクロ波発生手段であり、後述する給電室19内に設けられたアンテナ(マイクロ波放射手段)から加熱室4にマイクロ波を供給する。ヒータは、加熱室4内の被加熱物を輻射加熱する手段である。そして、蒸気発生手段は、加熱室4に蒸気を供給する手段である。本実施形態の加熱調理器2は、被加熱物をマイクロ波により調理する機能を有して電子レンジと称される。
図1、図2に示すように、加熱調理器2は、加熱室4を形成する筐体6と、ドア8と、操作部10とを備える。
加熱室4は、被加熱物を配置するための空間である。図1、図2に示すように、筐体6の複数の内壁面によって加熱室4が構成されている。具体的には、図3に示すように、左右一対の側壁12A、12B、上壁14、下壁16および奥壁18により、大略直方体の加熱室4が形成されている。側壁12A、12Bは、「左右側壁」、「側面」と称してもよく、上壁14は、「天面」あるいは「上面」と称してもよく、下壁16は、「底面」あるいは「下面」と称してもよく、奥壁18は、「奥面」と称してもよい。
図3に示すように、側壁12A、12Bと下壁16を支持する部材として、支持壁17が設けられている。支持壁17は、下壁16を下方から支持しつつ、下壁16との間に給電室19を形成する。下壁16と支持壁17を接着する部材として、接着部21A、21Bが設けられている。接着部21A、21Bおよび支持壁17については後述する。
図1、図2に戻ると、ドア8は、加熱室4を開閉する部材である。ドア8は、筐体6の前面40に回転可能な状態で固定されている。本実施形態のドア8は、水平方向に延びる軸を回転軸として上下に回転する「縦開き」のドアである。
操作部10は、ユーザが調理メニューを選択して操作するための部材である。本実施形態の操作部10は、筐体6の前面40においてドア8に対向しない位置に設けられている。本実施形態の操作部10は、液晶、ボタン、ダイヤル等により構成されている。
(メニュー表示部)
図2に示すように、本実施形態の加熱調理器2では、加熱室4の下壁16に複数の表示部20、22、24を設けている。これらの表示部について、図4〜図6を用いて説明する。
図4は、加熱室4の下壁16の平面図である。図4に示すように、加熱室4の奥側Y1から手前側Y2に向かって順番に、第1の表示部20、第2の表示部22、第3の表示部24が設けられている。
第1の表示部20は、被加熱物の配置場所を案内するための案内表示部である。第2の表示部22は、加熱調理器2の使用に関する注意事項を表示した注意表示部である。第3の表示部24は、調理メニューを表示したメニュー表示部である。
特に、第3の表示部24を加熱室4の下壁16に記載することで、ユーザはドア8を開けた状態で調理メニューを見ることができる。前述した操作部10(図1、図2)はドア8に対向しない位置に設けられているため、ユーザはドア8を開けた状態で、第3の表示部24に基づいて調理メニューを見ながら操作部10を操作して、調理メニューを選択することができる。
図4に示すように、第3の表示部24は、加熱室4の下壁16の中心に位置する第1の表示部20よりも加熱室4の手前側Y2に設けられている。特に第3の表示部24は、第3の表示部24とは別の表示部である第1の表示部20および第2の表示部22よりも加熱室4の手前側Y2に設けられている。このような配置によれば、メニュー表示がより見やすくなり、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
さらに本実施形態では、加熱室4を照らす庫内灯(図示せず)を設けている。本実施形態の庫内灯は、側壁12Aあるいは側壁12Bに設けられ、加熱室4の下壁16を照らすように傾斜して設けられている。本実施形態の庫内灯は、ドア8を開くと自動で点灯するように、制御部(図示せず)によって制御される。このような構成によれば、ドア8を開くと庫内灯が自動的に点灯することで第3の表示部24が見やすくなり、暗所でも容易にメニュー選択が可能となる。
次に、第3の表示部24の一部拡大図を図5に示す。図5に示すように、第3の表示部24は、メニュー名称32と、符号34とを有する。メニュー名称32は、調理メニューの名称である。符号34は、各調理メニューに対応する符号である。本実施形態の符号34は、各調理メニューに対応する番号である。メニュー名称32と符号34が併記されて第3の表示部24が構成される。このような構成によれば、ユーザは調理メニューを容易に選択することができる。
次に、ドア8の前面26を図6に示す。図6はドア8の正面図である。図6に示すように、ドア8の前面26は、透明部28と非透明部30とを備える。透明部28は透明材料により構成された部分であり、非透明部30は非透明材料が塗布された部分である。ユーザは、透明部28を介して加熱室4の内部を視認することができる。非透明部30はドア8の前面26の外枠を構成する。
図6に示すように、透明部28には文字や記号等の表示部は設けられていない。従来の加熱料理器では、透明部28にメニュー表示部が印刷されている場合があったが、本実施形態の加熱調理器2では、加熱室4の下壁16に第3の表示部24を設けているため、透明部28にメニュー表示部を設けていない。これにより、透明部28の視認領域を広げることができ、透明部28を介した加熱室4内部の視認性を向上させることができる。さらに、ドア8のデザイン性も向上させることができる。
上述したように、実施形態の加熱調理器2は、被加熱物を収容する加熱室4を形成する筐体6と、加熱室4を開閉するドア8と、筐体6の前面40においてドア8と対向しない位置に設けられた操作部10とを備える。このような構成において、加熱室4の底面である下壁16に、メニュー表示部である第3の表示部24を設けている。
このように加熱室4の底面にメニュー表示部を設けることで、ユーザはドア8を開けた状態でメニュー表示部を見ながら、操作部10を操作して調理メニューを選択することができる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。また従来のように、ドア8の前面26にメニュー表示部を印刷する必要がないため、ドア8を介した加熱室4内部の視認性を向上させることができ、ドア8のデザイン性も向上させることができる。
(ガスケット)
図1に戻ると、ドア8の裏面36には、ガスケット38が設けられている。本実施形態の加熱調理器2に用いられるガスケット38について、図7〜図9Cを用いて説明する。
図7はドア8の背面図であり、ドア8の裏面36が示される。図7に示すガスケット38は、ドア8の裏面36に取り付けられたシール部材であり、ドア8と筐体6の間をシールする。加熱室4をドア8で閉じた状態、すなわちドア8の閉成状態では、ドア8の裏面36と筐体6の前面40とが対向するところ、両面の隙間をガスケット38でシールする。これにより、加熱室4で生じる蒸気等が加熱料理器2の外部に漏れることを防止する。
図7に示すように、本実施形態のガスケット38は、ドア8の外枠に沿って連続する環状の部材である。
図7のA−A断面図を図8に示す。図8はドア8が開いた状態、すなわち、ドア8の開成状態を示す。図8における紙面手前側にドア8の前面26が示され、紙面奥側にドア8の裏面36が示される。前面26はドア8の外側面に対応し、裏面36はドア8の内側面に対応する。
図8に示すように、ドア8の裏面36は、ドア本体部41とチョークカバー42とにより構成されている。
ドア本体部41は、ドア8の本体部分である。ドア本体部41は先端にチョーク構造44を形成する。チョーク構造44は、マイクロ波の透過を防止するための構造であり、櫛歯状の金属板が複数並べられている。
チョークカバー42は、チョーク構造44を覆うカバー部材である。チョークカバー42は、チョーク構造44を覆う位置にてドア本体部41に取り付けられる。
ドア本体部41とチョークカバー42の間には溝46が形成されている。溝46にはガスケット38が取り付けられる。溝46に取り付けられたガスケット38は、ドア本体部41とチョークカバー42の間を封止する。ガスケット38はドア8から離れる方向であるC方向に突出し、筐体6の前面40と接触可能に構成される。
ガスケット38の詳細な構成について、図9A〜図9Cを用いて説明する。図9A〜図9Cはそれぞれ、ガスケット38の異なる状態を示す断面図である。図9Aは、ドア8の開成状態に対応し、図9B、図9Cは、ドア8の閉成状態に対応する。図9Bは、ドア8が閉じられる途中の状態を示し、図9Cは、ドア8が閉じられた後の状態を示す。
図9Aに示すように、ガスケット38は、取付部48と、第1立ち上がり部50と、第2立ち上がり部52とを備える。
取付部48は、ガスケット38をドア8に取り付けるための部分である。本実施形態の取付部48は、チョークカバー42の先端に嵌合する。
第1立ち上がり部50および第2立ち上がり部52はともに、取付部48から立ち上がる部分である。第1立ち上がり部50および第2立ち上がり部52は、ドア8から離れる方向であるC方向に立ち上がる。
第1立ち上がり部50は、取付部48における第1の位置P1から立ち上がる部分である。第1立ち上がり部50は、ドア本体部41の対向壁54に対向している。対向壁54は、ドア8の内部に入り込むようにドア本体部41の途中で湾曲した部分である。
第1立ち上がり部50は、第1の延在部50Aと、第2の延在部50Bとを有する。第1の延在部50Aは、取付部48から延びる部分であり、第2の延在部50Bは、第1の延在部50Aから傾斜して延びる部分である。
第1の延在部50Aは、対向壁54から間隔を空けて配置され、対向壁54に沿って延びる。すなわち、第1の延在部50Aは対向壁54に接触しない。第2の延在部50Bは、第1の延在部50Aから対向壁54に向かって傾斜して延びており、先端が対向壁54に接触する。このような構成によれば、第1立ち上がり部50と対向壁54との間に隙間S1が生じる。
取付部48においても同様に、対向壁54に対向する箇所に複数の突起56が形成されている。突起56が対向壁54に接触し、突起56を除く取付部48の部分が対向壁54に接触しない。前述した第1立ち上がり部50と同様に、取付部48と対向壁54の間に隙間S2が生じる。
第2立ち上がり部52は、取付部48における第1の位置P1とは異なる第2の位置P2から立ち上がる部分である。第2立ち上がり部52は、接続部52Aと、第1の傾斜部52Bと、第2の傾斜部52Cと、屈曲部52Dとを有する。
接続部52Aは、取付部48から立ち上がる部分である。本実施形態の接続部52Aは、取付部48から垂直に立ち上がる。接続部52Aは第1の傾斜部52Bに接続される。
第1の傾斜部52Bは、接続部52Aから傾斜して延びる部分である。第1の傾斜部52Bは、前述した第1立ち上がり部50に近付く方向であるD1方向に傾斜している。本実施形態のD1方向は、ドア8の回転軸(図示せず)に近付く方向である。
第2の傾斜部52Cは、第1の傾斜部52Bから傾斜して延びる部分である。第2の傾斜部52Cは、第1の傾斜部52Bとは逆方向、すなわち、第1立ち上がり部50から遠ざかる方向であるD2方向に傾斜している。本実施形態のD2方向は、ドア8の回転軸から遠ざかる方向である。
第1の傾斜部52Bと第2の傾斜部52Cを有することにより、第2立ち上がり部52は「くの字状」に形成される。第1の傾斜部52Bと第2の傾斜部52Cが接続される点を屈曲点53とする。図9Aに示すドア8の開成状態では、第1の傾斜部52Bと第2の傾斜部52Cはいずれも第1立ち上がり部50とは接触していない。第1立ち上がり部50と第2立ち上がり部52の間には隙間S3が形成されている。隙間S3は、ドア8の開成状態では閉塞されておらず、外側に露出する袋状の空間である。
図9Aの点線で示すように、第1立ち上がり部50と第2立ち上がり部52をドア8に対して垂直に投影したときに、それぞれの立ち上がり部50、52は互いに部分的に重複している。
屈曲部52Dは、第2の傾斜部52Cから内側に屈曲した部分である。このような屈曲部52Dを設けることにより、第2立ち上がり部52がドア8から離れるC方向に過剰に起立することを防止することができる。
図9Bに示すように、筐体6に対してドア8が閉じられていくと、ガスケット38の第2立ち上がり部52が筐体6の前面40と接触する。第2立ち上がり部52は筐体6の前面40によって押されることで圧縮され、湾曲していく。前述したように、第2立ち上がり部52は「くの字状」に形成されているため、第1の湾曲部52Bと第2の湾曲部52Cは互いに近付く方向に湾曲するとともに、屈曲点53は第1立ち上がり部50に近付く方向に移動する。このため、図9Bに示すように第1の湾曲部52Bが第1立ち上がり部50と接触し、隙間S3が閉塞される。
上述したように、ドア8の開成状態では第2立ち上がり部52が第1立ち上がり部50と接触せず、ドア8の閉成状態では第2立ち上がり部52が第1立ち上がり部50に接触し、隙間S3が閉塞される。これにより、第2立ち上がり部52が第1立ち上がり部50に接触するまでの段階ではガスケット38による反発力が弱いのに対して、接触した後の段階では反発力が強くなる。このように、ガスケット38による段階的なクッション性を発揮することができる。
また隙間S3は閉塞されるが、第1立ち上がり部50と第2立ち上がり部52は一体的な部材ではないため、隙間S3の閉塞性は弱い。このため、第1立ち上がり部50と第2立ち上がり部52が接触した後も、ガスケット38による反発力は過剰に強くならない。これにより、ガスケット38による所望のクッション性を発揮することができる。
ここで比較例として、第1立ち上がり部50と第2立ち上がり部52を一体的に構成し、隙間S3を常に閉塞させて中空部を形成する構成が考えられる。しかしながら当該構成では、中空部が常に密閉された空間であるために、温度上昇によって中空部の内部圧力が増加してガスケット38の反発力が過剰に強くなる場合がある。また中空部を形成するには、ガスケット38の製造方法が押出し成形に限定されてしまい、他の製造方法で作ることができない。これに対して、本実施形態のガスケット38では隙間S3が常に閉塞された隙間ではないため、ガスケット38の反発力が過剰に強くなることを防止することができる。さらに、ガスケット38に中空部を形成する必要がないため、押出し成形に限らず、プレス加工や射出成形等、その他の工法によりガスケット38を作ることもできる。
また、図9Aで示したように、第1立ち上がり部50と第2立ち上がり部52をドア8に対して垂直に投影したときに部分的に重なる領域があるため、図9Bに示すように、第2立ち上がり部52を第1立ち上がり部50により確実に接触させることができる。
図9Bに示す状態からガスケット38の圧縮がさらに進むと、図9Cに示すように、第1立ち上がり部50が第2立ち上がり部52によって押され、対向壁54に近付くD1方向に移動する。前述したように、第1立ち上がり部50は対向壁54との間に隙間S1を形成しており、第1立ち上がり部50の移動に伴って隙間S1は小さくなる。このような隙間S1を設けることにより、第2立ち上がり部52が筐体6から押されることによる圧縮力を第1立ち上がり部50で吸収することができる。これにより、ガスケット38の反発力の上昇度合いを緩やかにすることができ、ガスケット38に所望のクッション機能を発揮させることができる。
また、本実施形態の第2立ち上がり部52は接続部52Aを有しているため、第2立ち上がり部52が筐体6から押されることによる圧縮力をさらに吸収することができる。
図9Cに示す状態では、筐体6とドア8の間がガスケット38により封止されており、加熱室4の蒸気等が外部に漏出することが防止されている。
上述したように、実施形態の加熱調理器2は、被加熱物を収容する加熱室4を形成する筐体6と、加熱室4を開閉するドア8と、ガスケット38とを備える。ガスケット38はドア8に取り付けられ、閉成状態のドア8とドア8に面する筐体6の前面40との間をシールする弾性材である。ガスケット38は、ドア8の内側面である裏面36に取り付けられる取付部48と、第1立ち上がり部50と、第2立ち上がり部52とを備える。第1立ち上がり部50および第2立ち上がり部52は、取付部48における互いに離れた第1の位置P1および第2の位置P2からそれぞれ、ドア8から離れるC方向に立ち上がる部分である。第2立ち上がり部52は、第1傾斜部52Bと、第2傾斜部52Cとを有する。第1傾斜部52Bは、第1立ち上がり部50に近付くD1方向に傾斜し、第2傾斜部52Cは、第1傾斜部52Bから延びて第1立ち上がり部50とは離れるD2方向に傾斜する。ドア8の閉成状態では、第2立ち上がり部52が筐体6の前面40によって押されて第1立ち上がり部50に接触する。
このような構成によれば、第2立ち上がり部52がドア8の開成状態では第1立ち上がり部50に接触せず、ドア8の閉成状態では第1立ち上がり部50に接触する。これにより、ガスケット38に所望のクッション機能を発揮させることができる。
また、実施形態の加熱調理器2によれば、ドア8は、ドア本体部41と、チョークカバー42とを備える。ドア本体部41は、マイクロ波の漏洩を防止するためのチョーク構造44を形成する部材である。チョークカバー42は、チョーク構造44を被覆するようにドア本体部41に取り付けられる部材である。ガスケット38は、ドア本体部41とチョークカバー42の間の溝46に配置される。このような構成によれば、チョーク構造44によりマイクロ波の漏洩を防止しつつ、ガスケット38をチョークカバー42とドア本体部41の間の溝46に配置してシール性を発揮させることができる。
なお上記では、第2立ち上がり部52における第1傾斜部52Bと第2傾斜部52Cの断面形状が直線的に延びる場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、図10、図11に示すように、第2傾斜部58の断面形状を曲線的に湾曲させてもよい。また図11に示すように、屈曲部59を曲線的に湾曲させてもよい。
(接着部)
次に、図3に示した接着部21A、21Bおよび支持壁17について、図12〜図16を用いて説明する。
図12は、側壁12A、12B、下壁16および支持壁17を含む断面図である。図13は、下壁16を載置した状態の支持壁17の平面図である。
図12に示すように、支持壁17は、第1壁部60と、第2壁部62と、底壁64とを備える。
第1壁部60は、支持壁17の左右端部を構成する部分である。第1壁部60は、側壁12A、12Bを下方から支持する。第2壁部62は、第1壁部60の内側において第1壁部60から下方に凹んだ部分である。第2壁部62は、下壁16を下方から支持する。底壁64は、第2壁部62の内側においてさらに下方に凹んだ部分である。底壁64は、下壁16との間に給電室19を形成する。
給電室19は、加熱室4に向けてマイクロ波を撹拌して放射するためのアンテナ(図示せず)等が設けられた空間である。下壁16は、給電室19と加熱室4を上下に仕切る仕切り部材である。
図12に示すように、本実施形態の左右の側壁12A、12Bと下壁16は、左右方向であるX方向において間隔X1を空けて設けられている。側壁12A、12Bと下壁16の間には接着部21A、21Bが設けられている。
接着部21A、21Bは、下壁16と支持壁17を接着するための部材である。接着部21A、21Bは、シリコンゴム等の接着剤により構成されている。
接着部21A、21Bの塗布方法について、図14A、図14B、図14Cを用いて説明する。図14A、図14B、図14Cは、加熱室4を正面から見たときの左側における接着部21Aの周辺の拡大断面図である。
図14Aに示すように、まず、支持壁17の上に下壁16を載置する。具体的には、支持壁17の第2壁部62の上に下壁16を載置する。
次に、接着部21Aを塗布する。具体的には、図14Bに示すように、下壁16の外周縁部27と支持壁17の間の隙間を埋めるように接着部21Aを塗布する。図14Bは図13と対応する。
このとき、接着部21Aの一方側の先端66が下壁16の上面に位置するように塗布する。同時に、接着部21Aの他方側の先端67が支持壁17の第1壁部60の所定位置まで届くように塗布する。第1壁部60の表面には、接着部21Aの先端67の位置を案内する2本の案内ライン68A、68Bが描かれている。接着部21Aを第1壁部60に塗布する際には、2本の案内ライン68A、68Bの間に接着部21Aの先端67が位置するように塗布量を制御することで、接着部21Aを所定位置まで塗布することができる。
図14Bに示すように、接着部21Aの横幅は幅W1となる。
次に、支持壁17に側壁12Aを接合する。具体的には、図14Cに示すように、側壁12Aを支持壁17の第1壁部60の上に載置して接合する。本実施形態では、突き出しフランジ孔70を用いて側壁12Aと支持壁17を機械的に接合する。具体的には、突き出しフランジ孔70にネジを挿通してネジ接合する。ネジ接合に限らず、カシメ接合や溶接等、任意の接合方法を採用してもよい。
図14Cに示すように、側壁12Aと第1壁部60の間には隙間72が形成されている。前述した案内ライン68A、68Bは、接着部21Aが側壁12Aと第1壁部60の隙間72にまで到達するように、予めその位置が設定されている。このため、図14Cに示すように隙間72は接着部21Aにより埋められて封止される。
このように、隙間72を接着部21Aにより封止することで、側壁12Aと第1壁部60の接合を強化することができる。さらに、加熱調理器2の運転時には加熱室4に蒸気等が生じるが、そのような蒸気等が隙間72を介して加熱室4の外部に漏れることを防止することができる。支持壁17の下方にはモータや制御回路等の内部部品(図示せず)が配置されており、そのような内部部品に蒸気の水滴が付着すると故障するおそれがあるところ、隙間72を封止することで、隙間72を介して内部部品に水滴が付着することが防止される。これにより、加熱調理器2の内部部品の故障を抑制することができ、加熱調理器2の信頼性を向上させることができる。
図14A〜図14Cでは、加熱室4を正面から見たときの左側における接着部21Aおよび側壁12Aについて説明したが、右側における接着部21Bについても同様の塗布方法を適用する。具体的には、図15に示すように、接着部21Bにより下壁16の外周縁部27と支持壁17を接着しつつ、接着部21Bが側壁12Bと第1壁部60の間の隙間74を埋める位置まで到達するように、接着部21Bを塗布する。これにより、突き出しフランジ孔76に挿通したネジ締めによる側壁12Bと支持壁17の接合強度を高めつつ、隙間74を介した蒸気等の漏れを防止することができる。これにより、加熱調理器2の内部部品の故障を抑制することができ、加熱調理器2の信頼性を向上させることができる。
図15に示すように、接着部21Bの横幅は幅W2となる。
上述したように、本実施形態の加熱調理器2では、接着部21A、21Bは、下壁16の外周縁部27から、左右側壁12A、12Bと第1壁部60との間の隙間72、74まで延びる領域を左右にそれぞれ第1領域、第2領域として有する。これにより、加熱調理器2の内部部品の故障を抑制することができ、加熱調理器2の信頼性を向上させることができる。
図13に戻ると、支持壁17の前方部分(すなわち、紙面手前側)には第4壁部65が設けられている。第4壁部65は、ドア8に最も近い位置に設けられた部分であり、前述した第1壁部60から連続して形成されている。第1壁部60と同様に、第4壁部65は接着部により下壁16と接着される。
図16は、第4壁部65を下壁16と接着する接着部77の周辺の拡大断面図である。図16に示すように、接着部77は、下壁16の外周縁部27と支持壁17とを接着しており、横幅は幅W3である。
前述した接着部21A、21Bが第1領域、第2領域に対応するのに対して、接着部77は、第1領域と第2領域を接続するように左右方向に延びる第3領域に対応する。本実施形態では、第1領域の幅W1および第2領域の幅W2は、第3領域の幅W3よりも一律に長くなるように設定している。これにより、接着部21A、21Bの横幅を十分に確保することができ、側壁12A、12Bと第1壁部60との隙間72、74をより確実に封止することができる。
以上、上述の実施形態を挙げて本開示の発明を説明したが、本開示の発明は上述の実施形態に限定されない。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本開示は、被加熱物を加熱調理する加熱調理器であれば適用可能である。
2 加熱調理器
4 加熱室
6 筐体
8 ドア
10 操作部
12A、12B 側壁(左右側壁)
14 上壁(天面)
16 下壁(底面)
17 支持壁
18 奥壁(奥面)
19 給電室
20 第1の表示部
21A、21B 接着部
22 第2の表示部
24 第3の表示部(メニュー表示部)
26 前面(外側面)
28 透明部
30 非透明部
32 メニュー名称
34 符号
36 裏面(内側面)
38 ガスケット
40 前面
41 ドア本体部
42 チョークカバー
44 チョーク構造
46 溝
48 取付部
50 第1立ち上がり部
50A 第1の延在部
50B 第2の延在部
52 第2立ち上がり部
52A 接続部
52B 第1の傾斜部
52C 第2の傾斜部
52D 屈曲部
53 屈曲点
54 対向壁
56 突起
58 第2の傾斜部
59 屈曲部
60 第1壁部
62 第2壁部
64 底壁
65 第4壁部
66 一方側の先端
67 他方側の先端
68A、68B 案内ライン
70 突き出しフランジ孔
72 隙間
74 隙間
76 突き出しフランジ孔
77 接着部
P1 第1の位置
P2 第2の位置
S1、S2、S3 隙間
W1、W2、W3 幅
X1 間隔
Y1 奥側
Y2 手前側

Claims (6)

  1. 被加熱物を収容する加熱室を形成する筐体と、
    前記被加熱物を加熱する加熱手段と、
    前記加熱室を開閉するドアと、
    前記ドアに取り付けられ、閉成状態の前記ドアと前記ドアに面する前記筐体の前面との間をシールする弾性材からなるガスケットと、を備え、
    前記ガスケットは、前記ドアの内側面に取り付けられる取付部と、前記取付部における互いに離れた第1の位置および第2の位置からそれぞれ、前記ドアから離れる方向に立ち上がる第1立ち上がり部および第2立ち上がり部とを備え、
    前記第2立ち上がり部は、前記第1立ち上がり部に近付く方向に傾斜する第1傾斜部と、前記第1傾斜部から延びて前記第1立ち上がり部とは離れる方向に傾斜する第2傾斜部とを有し、
    前記ドアの閉成状態では、前記第2立ち上がり部が前記筐体の前記前面によって押され、前記第1立ち上がり部に接触する、加熱調理器。
  2. 前記ドアの前記内側面は、前記ドアの内部に入り込むように湾曲して前記第1立ち上がり部に対向する対向壁を有し、
    前記第1立ち上がり部は、前記ドアの前記対向壁から間隔を空けて前記対向壁に沿って延びる第1の延在部と、前記第1の延在部から前記ドアの前記対向壁に接触するように傾斜して延びる第2の延在部とを有する、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記ドアの開成状態において前記第1立ち上がり部と前記第2立ち上がり部を前記ドアに対して垂直に投影したときに、前記第1立ち上がり部と前記第2立ち上がり部は部分的に重なる、請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記第2立ち上がり部は、前記ドアの開成状態において前記取付部から前記ドアに対して離れる方向に立ち上がり前記第1傾斜部に接続する接続部をさらに有する、請求項1から3のいずれか1つに記載の加熱調理器。
  5. 前記第2立ち上がり部は、前記第2傾斜部の先端から内側に屈曲した屈曲部をさらに有する、請求項1から4のいずれか1つに記載の加熱調理器。
  6. 前記ドアは、マイクロ波の漏洩を防止するためのチョーク構造を形成するドア本体部と、前記チョーク構造を被覆するように前記ドア本体部に取り付けられるチョークカバーとを備え、
    前記ガスケットは、前記ドア本体部と前記チョークカバーの間の溝に配置される、請求項1から5のいずれか1つに記載の加熱調理器。
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