JP4830969B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器に関するものである。
近年、加熱調理器においても他社との競争が激しくなり、またグローバル展開も行われ海外他社とも対等に戦っていくためには、よい商品を低価格でお客様に提供していかなければならなくなってきている。そのためにメーカーとして、各々の構成部品をできうる限り少なく、あるいはできうる限り安く作らなければならない。一つの手段として、部品の小型化や経済的な寸法取りで金型費、部品コストの削減ができる。お客様の要望に応えるためには、これらの実現で安くて、よい商品を作ることが必要不可欠となってきた。
従来、この種の加熱調理器のトップ部の構成としては、例えば天板の全周を枠体で覆っている(例えば、特許文献1参照)。また、枠体と前板を繋ぐのに両者の間に突出部を設けた部材を形成させたりしている(例えば、特許文献2参照)。
図16、17は、特許文献1に記載された従来の加熱調理器のトップ部の構成を示すものである。図16、17において、鍋等を載置するセラミックプレート等で構成された天板1が天板支持板2により支持され、天板1の端面は全周一つの部品である枠体3により覆われている。
図18〜20は、特許文献2に記載された従来の加熱調理器のトップ部の構成を示すものである。
図18〜20において、鍋等を載置するセラミックプレート等で構成された天板4の端面を複数の枠体5で覆っている。複数の枠体5の間には繋ぎ部材6が構成され、一方の枠体5に内嵌合されている。天板4は天板支持板7によって下から支持されている。
特開2005−265211号公報 特開2006−59743号公報
しかしながら、前記従来の構成では、天板1の端面を全周覆うのに大きな一体となった枠体3という部品を必要とするため、金型費がかかるとか、また枠体3内の材料は不要で捨ててしまうため、コストアップの原因となるという課題を有していた。また、もう一つの従来の構成においても、金型費、部品コスト削減のため、部品を分割して構成させているが、その分部品間の継ぎ目が生じてしまい、そこからの水浸入という問題がある。具体的構成でいうと、複数の枠体5の間に、繋ぎ部材6が狭着されているが、枠体5と繋ぎ部材6の隙間から水が浸入した際、本体内部の基板等の充電部までは浸入しないが、天板支持板7内には浸入してしまい、天板支持板7の外周部全体に水がたまり、衛生的によくないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、繋ぎ部材近傍において、天板支持板上に塗布されている周回状の接着材Aから繋ぎ部材を包囲するように塗布された接着材Bをも設けることで、本体内に水が入らない信頼性が高く清潔な機器と低価格の機器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、鍋を載置する天板と、前記天板外周部を覆設する枠体と、前記枠体とは別体で前記天板の一辺を覆設する前板と、前記枠体と前記前板との間にはどちらか一方を内嵌合させ、かつもう一方は前記枠体あるいは前記前板端面と係合する繋ぎ部材と、前記天板を下方から支持する天板支持板と、を備え、前記天板と前記天板支持板との間には両者を周回状に接着する接着材Aを設け、前記繋ぎ部材近傍において前記天板支持板上に塗布されている周回状の前記接着材Aから前記繋ぎ部材を包囲するように塗布された接着材Bをも設けることで、本体内に水が入らないようにすることを目的とする。
本発明の加熱調理器は、繋ぎ部材近傍において、天板支持板上に塗布されている周回状の接着材Aから繋ぎ部材を包囲するように塗布された接着材Bをも設けることで、たとえ、枠体及び前板と繋ぎ部材との隙間から水が浸入したとしても、接着材Aと接着材Bと繋ぎ部材によって本体内への水浸入をブロックするため、本体内に水がたまることはない。さらに、枠体、前板、繋ぎ部材の下面には全周シール材を構成しているため、キャビネット内にも水の入らない機器をも提供できる。また、枠体と前板を2つに分割することで、部品を小さくすることができるため、金型費の抑えることができ、低価格でお客様の求めやすい機器を提供することができる。
第1の発明は、鍋を載置する天板と、前記天板外周部を覆設する枠体と、前記枠体とは別体で前記天板の一辺を覆設する前板と、前記枠体と前記前板との間にはどちらか一方を内嵌合させ、かつもう一方は前記枠体あるいは前記前板端面と係合する繋ぎ部材と、前記天板を下方から支持する天板支持板とを備え、前記天板と前記天板支持板の間には両者を周回状に接着する接着材Aを設け、前記繋ぎ部材近傍においては前記天板支持板上に塗布されている周回状の前記接着材Aから前記繋ぎ部材を包囲するように塗布された接着材Bを設けた構成とすることで、本体内に水が入らないので、信頼性が高く清潔な機器を提供することができ、また低価格でお客様の求めやすい機器をも提供することができる。
第2の発明は、特に第1の発明の前記天板と前記枠体との間及び前記天板と前記前板の間には両者を接着する接着材Cを設けた構成とすることで、天板上で溢した水に対しても、本体内に水が入らないので、信頼性が高く清潔な機器を提供することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明の前記前板と前記繋ぎ部材と前記天板支持板の間には、前記部品間を充満する接着材Dを設けた構成とすることで、より確実に本体内に水が入らないので、信頼性が高く清潔な機器を提供することができる。
第4の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明の前記繋ぎ部材において、先端には、前記前板によって覆設されるL状の突起を設けた構成とすることで、本体内に水が入らず、また繋ぎ部材が剥がれない信頼性が高く清潔な機器を提供することができる。
第5の発明は、特に第1〜4のいずれか1つの発明の前記枠体、前記前板、前記繋ぎ部材、前記天板支持板の下面は略同一面に構成され、全周つながるとともに、前記枠体、前記前板、前記繋ぎ部材の下面にはシール材を全周に設けた構成とすることで、キャビネット内に水の浸入しにくい信頼性の高い機器を提供することができる。
第6の発明は、特に第1〜5のいずれか1つの発明の前記接着材A、前記接着材Bは前記天板支持板上に一筆書きに塗布された構成とすることで、確実に安定して接着材A、接着材Bをつなげることができるため、確実に本体内へのシールができる信頼性が高く清潔な機器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜5は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の斜視図、天板、枠体を外した上面図、詳細上面図、詳細断面図、詳細側面図を示すものである。
図1〜5において、鍋等を載置するセラミックプレート等で構成された天板11の端部がコの字状の枠体12により、覆設されている。枠体12は直線状のものを2ヶ所内曲げし、天板11の3辺を覆設している。天板11の残りの1辺は、操作部13を有する前板14で覆っている。枠体12の端部には、枠体12と内嵌合している樹脂やゴムで構成された繋ぎ部材15を設けており、繋ぎ部材15のもう一方の端部には、突出部が設けられ、前板14の端面と係合されている。天板11は天板支持板16によって下方から支持され、枠体12のコの字形状により、天板支持板16とともに狭着されている。天板支持板16の外周部には全周を絞った段差A17とその内周部には接着材A18を塗布する周回状の段差B19を設け、シリコンゴム等の耐熱性の接着材A18により、天板11と全周接着されている。繋ぎ部材15の近傍において、天板支持板16上には接着材A18から延長されて塗布された接着材B20が塗布され、一部は繋ぎ部材15の後方に横方向の向きに、もう一部は繋ぎ部材15の前方に斜め手前方向に直線状に塗布されている。製品を動作させる充電部を有する基板21が基板支持体22の中に配置され、外郭23によって支持されている。製品はキャビネット24に設置されている。
以上のように構成された加熱調理器のトップ部の構成について、以下その動作、作用を説明する。
まず、上記構成において、キッチンからの水等が枠体12及び前板14と繋ぎ部材15の隙間から浸入したと考える。水は前記隙間から入り、さらに本体内へ入ろうとするが、天板支持板16の段差17内に塗布された接着材B20により、シールされているためそれ以上中に浸入することができない。また、接着材B20は、接着材A18から延長されて塗布され、かつ2方向(横方向、斜め手前方向)に塗布されているため、繋ぎ部材15の近傍は、接着材A18、接着材B20、繋ぎ部材15、天板支持板16、枠体11、前板14で狭い範囲で完全に囲われている。これにより、たとえ隙間から水が入ったとしても、この領域内で水がせき止められ、これ以上本体内部へ水浸入することがない。このことで、当然操作部13や本体内の基板21の充電部に水が付着することがないだけでなく、トップ部の天板支持板16内部の段差A17内にも水がたまることがない。
また、実施の形態1ではトップ部の部品構成として、一体の枠体を2回内曲げして構成させている。この枠体を作成するには、平らな板金をコの字に曲げ、さらに内曲げするだけなので、比較的安価な機械で作成でき、また前板に至っては従来の1/5以下の大きさの金型で作成できるため、大幅な金型費の削減が実現できる。
以上のように、本実施の形態においては、繋ぎ部材近傍において、天板支持板上に塗布されている周回状の接着材Aから繋ぎ部材を包囲するように塗布された接着材Bをも設けることで、本体内に水が入らない信頼性が高く清潔な機器と低価格の機器を提供することができる。
なお、ここでの説明は右前方のみで説明しているが、当然対称の位置にある左前方においても、同様の効果が得られる。
また、接着材Aと接着材Bとで繋ぎ部材を包囲するようにと示しているが、接着材Bで包囲している部分を満たしてしまう(2本の径路を持たず1本で多くの接着材Bで繋ぎ部材のところを満たしてしまう)ことでも同様の効果が得られる。
また、本実施の形態では、組み込み型の機器で説明しているが、据え置き型の機器でも同様の効果が得られる。
また、ここで枠体は、一体のものを2回曲げての構成としているが、この枠体を3分割して天板の各面を別の枠体にして、各々の継ぎ目をこの繋ぎ部材で繋いでも、同様の効果が得られる(枠体の分割数は問わない)し、さらに金型費を削減することができるため、低価格の機器を提供できる。
また、接着材A、接着材Bを天板支持体上に塗布しているため(一部品への塗布でバラつきが少ない)、最小限の塗布量で安定したシールを行うことができる。
また、接着材A、接着材Bと別名で記しているが、材料は同じで塗布される経路が違うため別名にしている。但し、材料が必ずしも同じでなくてはならないことはない。
(実施の形態2)
図6、7は本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の上面図、詳細断面図を示すものである。
図6、7において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。枠体12と天板11あるいは前板14と天板11の間の空間にシリコン等の耐熱性の接着材C25が塗布され、両者を接着しかつ天板11上からの水浸入に対するシールをも兼ねている。
以上のように構成された加熱調理器のトップ部の構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1を参照とする。天板11上から水をこぼし、枠体12と天板11の継ぎ目に水がきた時を考える。その際枠体12と天板11の間及び前板14と天板11の間の空間には、全周接着材C25が塗布されているため、本体内への水浸入を防ぐことができる。さらに、接着材B20の効果により、繋ぎ部材15と枠体12、前板14との隙間からの水浸入も防止できる。
以上のように、本実施の形態においては、天板と枠体及び天板と前板の間には両者を接着する接着材Cを設けることで、天板上で溢した水に対しても、本体内に水が入らないので、信頼性が高く清潔な機器を提供することができる。
また、接着材Cはシリコン製等の液状に問わず、シールテープを挟み込んでシールさせても同様の効果が得られる。
また、接着材Cも接着材A、接着材Bと同様に、材料は同じで塗布される経路が違うため別名にしている。但し、材料が必ずしも同じでなくてはならないことはない。
当然、実施の形態1に記した同様の効果も得られる。
(実施の形態3)
図8、9は本発明の第3の実施の形態における加熱調理器の詳細断面図、前板の詳細上面図を示すものである。
図8、9において、基本的な構成は実施の形態2と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。繋ぎ部材15の近傍において前板14と繋ぎ部材15と天板支持板16の段差A17で囲われた領域に、接着材D26が充満されている。前記構成を実現するために、実施の形態1の接着材A18と接着材B20の構成に加えて、さらに前板14の繋ぎ部材15との係合部27に予め接着材D26を塗布しておき、その状態で繋ぎ部材15及び枠体12、天板11、天板支持板16がユニットになった部品に組み付ける。
以上のように構成された加熱調理器のトップの構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態2の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態2を参照とする。天板11上から水をこぼして、前板14と繋ぎ部材15の継ぎ目に水がきた時を考える。その際、前板14と繋ぎ部材15と天板支持板16とで囲まれた領域には接着材D26が満たされているため、上記隙間からの水は、接着材D26によりブロックされ、本体内に浸入しない。さらに、接着材B20の効果により、繋ぎ部材15と枠体12、前板14との隙間からの水浸入も防止できるため、確実に本体内への水浸入を防止することができる。
以上のように、本実施の形態においては、前板と繋ぎ部材と天板支持板の間には、部品間を充満する接着材Dを設けた構成とすることで、より確実に本体内に水が入らないので、信頼性が高く清潔な機器を提供することができる。
また、接着材Dも接着材A、接着材Bと同様に、材料は同じで塗布される経路が違うため別名にしている。但し、材料が必ずしも同じでなくてはならないことはない。
当然、実施の形態1、2に記した同様の効果も得られる。
(実施の形態4)
図10、11は本発明の第4の実施の形態における加熱調理器の詳細上面図、繋ぎ部材の斜視図を示すものである。
図10、11において、基本的な構成は実施の形態3と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。繋ぎ部材28の先端にはL状の突起29が設けられ、突起29は前板14のフランジ30によって覆設されている。
以上のように構成された加熱調理器のトップの構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態3の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態3を参照とする。上記構成において繋ぎ部材15は枠体側は枠体12に内嵌合し、反対側は前板14の係合部27によって、係合されている。つまり、両者は枠体12及び前板14によって固定される。繋ぎ部材15の横方向側の先端は、前板14のフランジ30に覆設されている。ところが、先端はL状の突起29があるため、例えば、横方向に繋ぎ部材28を引っ掛けて取り外そうとしても、L字の突起29が前板14の係合部27の板で引っ掛かり、抜けることはない。さらに、実施の形態3のように、接着材A18、接着材B20、接着材D26により、確実に本体内へのシールができる。
以上のように、本実施の形態においては、前板によって覆設されるL状の突起を設けることで、本体内に水が入らず、また繋ぎ部材が剥がれない信頼性が高く清潔な機器を提供することができる。
当然、実施の形態1〜3に記した同様の効果も得られる。
(実施の形態5)
図12、13は本発明の第5の実施の形態における加熱調理器の詳細断面図、トップ部の裏面図を示すものである。
図12、13において、基本的な構成は実施の形態4と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。枠体下面31、前板下面32、繋ぎ部材下面33は略同一面で繋がり、各下面には全周にシール材34が塗布されている。
以上のように構成された加熱調理器のトップの構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態4の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態4を参照とする。天板11上からキャビネット24に水をこぼしたことを考える。枠体12とキャビネット24の間に水が浸入していくのであるが、枠体12の下面31には、シール材34が塗布されており、キャビネット24との隙間は埋められているので、キャビネット24内に水浸入することはない。これは、前板下面32、繋ぎ部材下面33のところでも、同じくシールされているため同様にキャビネット24内に水浸入することはない。枠体下面31、繋ぎ部材下面33あるいは前板下面32、繋ぎ部材下面33の繋ぎ目においては、どちらか一方を重ね合わせたり、また繋ぎ目を接着材で埋めたりすることにより、全周繋ぎ合せることができるため、シール性は確保される。
以上のように、本実施の形態においては、枠体、前板、繋ぎ部材の下面は略同一面に構成され、全周つながるとともに、枠体、前板、繋ぎ部材の下面にはシール材を全周に設けることで、キャビネット内に水の浸入しにくい信頼性の高い機器を提供することができる。
なお、シール材は発泡シリコンのようなものだけでなく、シールテープを貼り付けてもいいし、ゴムパッキンを嵌めてもよい。当然、実施の形態1〜4に記した同様の効果も得られる。
(実施の形態6)
図14、15は、本発明の第6の実施の形態における加熱調理器の天板を外した上面図、接着材塗布自動機の斜視図を示すものである。
図14、15において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。接着材A18と接着材B20は、接着材塗布自動機35の塗布用ノズル36によって、天板支持板16上に一筆書きで自動塗布される。
以上のように構成された加熱調理器のトップの構成と接着材の塗布方法について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1を参照とする。天板支持体16が接着材塗布自動機35上にセットされる。接着材塗布自動機35により、天板支持板16上の段差B18上に塗布用ノズル36が周回状に動作し、接着材A18が塗布される。塗布用ノズル36は、一定のスピードで一定量の接着材A18を塗布し続けるため、途切れることなく安定した量の接着材A18を塗布する。そして、繋ぎ部材15がセットされる位置に近づいた際、周回状の経路から接着材B20が塗布される経路に移り、横方向に塗布をする。その後、端部まで塗布すると、同じ経路をたどって、また周回状の経路に戻る。さらに、そのあと、接着材B20が塗布される斜め手前の方向に経路を変え、端部まで塗布する。そして、端部まで行くと、先ほどと同様に同じ経路をたどって、また周回状の経路に戻る。さらに、周回状の経路に戻った塗布用ノズル36は、始点の位置を少し越えたところで、塗布を停止し、接着材A18は一筆書きで、一周確実につながった接着及びシールを実現させることができる。また、接着材A18と接着材B20を確実につなげることができる。このことにより、隙間からの水浸入に対し、確実に接着材A、Bにより外部へシャットアウトできる構成を実現できる。
以上のように、本実施の形態においては、接着材A、接着材Bは一筆書きに塗布された構成とすることで、確実に安定して接着材A、接着材Bをつなげることができるため、確実に本体内へのシールができる信頼性が高く清潔な機器を提供することができる。
当然、実施の形態1〜5に記した同様の効果も得られる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器のトップ部の構成により、天板を有するあらゆる調理機器の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の天板、枠体を外した上面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の詳細上面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の詳細断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の詳細側面図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の上面図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の詳細断面図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の詳細断面図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の前板の詳細上面図 本発明の実施の形態4における加熱調理器の詳細上面図 本発明の実施の形態4における加熱調理器の繋ぎ部材の上面図 本発明の実施の形態5における加熱調理器の詳細断面図 本発明の実施の形態5における加熱調理器のトップ部の裏面図 本発明の実施の形態6における加熱調理器の天板を外した上面図 本発明の実施の形態6における接着材塗布自動機の斜視図 従来の加熱調理器の斜視図 従来の加熱調理器の詳細断面図 従来の加熱調理器の斜視図 従来の加熱調理器の詳細断面図 従来の加熱調理器の詳細斜視図
符号の説明
11 天板
12 枠体
13 操作部
14 前板
15、28 繋ぎ部材
16 天板支持板
17 段差A
18 接着材A
19 段差B
20 接着材B
21 基板
22 基板支持体
23 外郭
24 キャビネット
25 接着材C
26 接着材D
27 係合部
29 L字の突起
30 フランジ
31 枠体下面
32 前板下面
33 繋ぎ部材下面
34 シール材
35 接着材塗布自動機
36 塗布用ノズル

Claims (6)

  1. 鍋を載置する天板と前記天板外周部を覆設する枠体と前記枠体とは別体で前記天板の一辺を覆設する前板と前記枠体と前記前板との間にはどちらか一方を内嵌合させ、かつもう一方は前記枠体あるいは前記前板端面と係合する繋ぎ部材と前記天板を下方から支持する天板支持板とを備え、前記天板と前記天板支持板の間には両者を周回状に接着する接着材Aを設け、前記繋ぎ部材近傍においては前記天板支持板上に塗布されている周回状の前記接着材Aから前記繋ぎ部材を包囲するように塗布された接着材Bをも有する加熱調理器。
  2. 前記天板と前記枠体との間及び前記天板と前記前板の間には両者を接着する接着材Cを設けた請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記前板と前記繋ぎ部材と前記天板支持板の間には、前記部品間を充満する接着材Dを設けた請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記繋ぎ部材の先端には、前記前板によって覆設されるL状の突起を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 前記枠体、前記前板、前記繋ぎ部材、前記天板支持板の下面は略同一面に構成され、全周つながるとともに、前記枠体、前記前板、前記繋ぎ部材の下面にはシール材を全周に設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記接着材A、前記接着材Bは前記天板支持板上に一筆書きに塗布された請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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