JP2020139304A - 網ユニット、及び、網戸 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本実施形態の網戸1は、図1に示すように、建物等に設けられる建具2が有する引き違い障子2aの屋外側に、スライド可能に設けられている。
ナノファイバー51は、ポリカーボネート系ポリウレタンからなり、エレクトロスピニング法により網材50にコーティングされている。ここで、ナノファイバーは、エーテル系ポリウレタンであっても構わない。
通気性試験の手順は以下の通りである。
1.約200mm×200mmの試験片を5枚調整してフラジール形試験機に取り付ける。
2.圧力差4Pa、12Paの際の通過する空気量(cm3/cm2/s)を求める。
花粉粒子の捕集(ろ過)効率の試験方法は、日本衛生材料工業連合会に加盟している全国マスク工業会の規定試験方法を準用している。具体的には、一定の空気流量を吸引している状態で、ほぼ水平に配置されているナノファイバーコーティング網またはノンコーティング網(以下、試験網材という)の上方から整粒装置により整粒された試験粉体(花粉代替粒子)を一定の速度で落下させる。試験網材に捕捉された粒子質量と、試験網材を通過した粒子質量と、を測定し、(式1)から花粉粒子の捕集(ろ過)効率を算出する。
試験粉体(花粉粒子):石松子(APPIE標準粉体)
試験流量:28.3L/min
試験粉体量:75±5mg
試験粉体速度:20±5mg/min
試験室の温湿度:20±5℃、50±10%RH
上記実施形態においては、張設具を面ファスナー7とした例を挙げて説明したが、例えば、張設具は両面テープやゴムチューブであっても構わない。
網材にナノファイバーがコーティングされた網と、前記網が開口を覆う状態に当該網を張設する張設具と、を備えていることを特徴とする網ユニットである。
このような網ユニットによれば、ナノファイバーがポリカーボネート系ポリウレタンまたはエーテル系ポリウレタンなので、耐候性を備えた網ユニットを提供することが可能である。
このような網ユニットによれば、ナノファイバーが、エレクトロスピニング法により直接コーティングされているので、ナノファイバーをコーティングする為に接着材が使用されない。このため、ナノファイバーのみを網材に付着させるので、絡み合うナノファイバー間が接着材等で埋められることなく、細かな開孔が形成される。このため、高い捕集性と、より高い通気性及び網越しの視認性を備えることが可能である。
このような網ユニットによれば、複数の縦線材と複数の横線材との交点は融着されているので、縦線材の間隔及び横線材の間隔が広がる、または、狭まることがない。このため、ナノファイバーのコーティング作業時等においても、縦線材の間隔及び横線材の間隔が均一に保たれるので、ナノファイバーのコーティングむらが生じ難い。このため、より高い捕集性、通気性、視認性を備えた網ユニットを提供することが可能である。
このような網ユニットによれば、開口を囲んで配置される面ファスナーの雄係止要素を、ナノファイバーがコーティングされている網の網目に貫通されることにより容易に網を取り付けることが可能である。また、微細物質が付着した網を容易に外すことが可能である。このため、網の交換も容易である。
このような網戸を取り付けた窓に、通気性及び網越しの視認性を確保しつつ微細物質の高い捕集性を備えることが可能である。
7a 雄係止要素、8 網ユニット、50 網材、50a 縦線材、
50b 横線材、51 ナノファイバー、
Claims (7)
- 網材にナノファイバーがコーティングされた網と、
前記網が開口を覆う状態に当該網を張設する張設具と、
を備えていることを特徴とする網ユニット。 - 請求項1に記載の網ユニットであって、
前記網材は、複数の縦線材と複数の横線材とが格子状をなしており、
互いに隣り合う前記縦線材の間隔と、互いに隣り合う前記横線材の間隔とは、相違することを特徴とする網ユニット。 - 請求項1または請求項2に記載の網ユニットであって、
前記ナノファイバーはポリカーボネート系ポリウレタンまたはエーテル系ポリウレタンでなることを特徴とする網ユニット。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の網ユニットであって、
前記ナノファイバーは、エレクトロスピニング法により前記網材に直接コーティングされていることを特徴とする網ユニット。 - 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の網ユニットであって、
前記複数の縦線材と前記複数の横線材との交点は融着されていることを特徴とする網ユニット。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の網ユニットであって、
前記張設具は、前記開口を囲んで配置される面ファスナーの雄係止要素であることを特徴とする網ユニット。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の網ユニットの前記網が、
前記張設具により枠体に張設されていることを特徴とする網戸。
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