JP2020138766A - 緩衝材 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器を保護するとともに取り扱いやすい緩衝材を提供する。【解決手段】開口が設けられ保持部材(1002)が収容された電子機器の筐体(2)内に配設された場合に保持部材(1002)を避けるように屈曲し、複数の側面及び隣接する側面同士でなされる複数の角部を有する屈曲部位を備えた緩衝材(20)であって、屈曲部位の一の角部と、該角部と略頂角の位置にある対向角部と、の任意の組み合わせによってなした角部間の距離のうち最長となる第1最長距離(d1)と、屈曲部位の一の角部と、該角部に対向する対向側面と、の任意の組み合わせによってなした角部から対向側面に下ろした垂線の長さのうち最長となる第2最長距離(d2)と、屈曲部位の一の側面と他の側面との任意の組み合わせによってなした一の側面から他の側面に下ろした垂線の長さのうち最長となる第3最長距離(d3)と、の中で最も短いものが開口の幅より短い。【選択図】図4

Description

本明細書の開示は、電子機器に用いる緩衝材に関する。
電子機器の中には、手の爪等に印刷をするネイルプリンタ(例えば、特許文献1を参照)やラベルテープに印刷するラベルプリンタが知られている。この種の電子機器は、インクジェットヘッドといった印刷機構やテープカートリッジといった消耗品が筐体内に収容されている構造のものがある。
特開平11−56452号公報
消耗品や印刷機構を筐体内に保持している電子機器は、例えば、振動や落下等による衝撃等の外力をうけた場合に、筐体内における消耗品や印刷機構を保持する保持部材の位置が変動し、該保持部材を含む、筐体内の各種部品等に傷や破損が生じることがある。このため、製造された電子機器を梱包する際には、例えば、保護用のテープや厚紙等の緩衝材を用いて、振動等の外力による保持部材の位置の変動を防いでいる。
ここで、緩衝材が電子機器の筐体内部に配置されている場合、電子機器を利用時には緩衝材を筐体外に取り出す必要があり、取り出しやすさ及び電子機器内部の保護の両方を確保して設計することは容易ではなかった。
本発明の一側面における利点は、上記の実情を踏まえたものであり、電子機器を保護するとともに取り扱いやすい緩衝材を提供することである。
本発明の一態様に係る緩衝材は、電子機器を保護する緩衝材であって、媒体を挿入する挿入口を含む開口が設けられている筐体と、前記筐体内に収容された保持部材と、を有する前記電子機器の前記筐体内に配設された場合に、前記筐体内に保持されている前記保持部材を避けるように屈曲し、複数の側面及び隣接する側面同士でなされる複数の角部を有する屈曲部位を備え、前記屈曲部位の前記複数の角部のうちの一の角部と、前記一の角部と略頂角の位置にある対向角部と、の任意の組み合わせによってなした前記一の角部と前記対向角部との間の複数の距離のうち最長となる第1最長距離と、前記屈曲部位の前記複数の角部のうちの一の角部と、前記一の角部に対向する対向側面と、の任意の組み合わせによってなした前記一の角部から対向側面に下ろした垂線の長さとなる複数の距離のうち最長となる第2最長距離と、前記屈曲部位の複数の側面のうち、一の側面と他の側面との任意の組み合わせによってなした前記一の側面から前記他の側面に下ろした垂線の長さとなる複数の距離のうち最長となる第3最長距離と、の中で最も短いものが前記開口の幅より短い緩衝材である。
上記の態様によれば、電子機器を保護するとともに取り扱いやすい緩衝材を提供することが可能となる。
印刷装置の斜視図である。 印刷装置の側面図である。 印刷装置内部の主要な機構を上から見た図である。 印刷装置内に緩衝材が配設された状態を上から見た図である。 内部に緩衝材が配設された筐体の正面図である。 緩衝材の形状を説明する図(その1)である。 緩衝材の形状を説明する図(その2)である。 緩衝材の形状を説明する図(その3)である。 緩衝材の取り出し方法を説明する図(その1)である。 緩衝材の取り出し方法を説明する図(その2)である。 緩衝材の取り出し方法を説明する図(その3)である。 緩衝材の取り出し方法を説明する図(その4)である。
まず、図1〜図3を参照しながら、一実施形態に係る電子機器としての印刷装置の構成について説明する。図1は、便宜上前面に配された蓋5を外した印刷装置1の斜視図である。図2は、印刷装置1の側面図である。図3は、印刷装置1の内部の主要な機構を上から見た図である。なお、図1の印刷装置1は、蓋5を省略している。図1に示したX方向、Y方向及びZ方向は互いに直交する方向であり、図1中の矢印方向を+方向、矢印と反対方向を−方向とする。また、図2のY方向及びZ方向はそれぞれ図1のY方向及びZ方向と一致し、図3におけるX方向及びY方向はそれぞれ図1のX方向及びY方向と一致する。
図1〜図3に示した印刷装置1は、インクジェット方式の印刷装置の一例であり、手の爪等の印刷媒体における所定領域に印刷を行うネイルプリンタである。印刷装置1は、筐体2の側面のうちの1つの側面2a(以下「前面」という)に、印刷媒体となる爪を有する指を挿入する挿入口301を有する指固定部材3が設置される開口201が形成されている。筐体2の前面2aの開口201は、前面2aの略上半分の一部を開口する開口窓201aと前面2aの略下半分を開口する開口窓201bとを有している。開口窓201aは、保持部材1002にインクジェットヘッド15を着脱できる程度の幅及び高さを有しており、開口窓201bは、印刷をするために挿入口301に挿入される指を挿入口301に挿入でき、且つ当該指と同じ手の残りの指を載置台17,18に載置できる程度の幅及び高さを有する。筐体2には、前面2aの開口201を開閉する蓋5が取り付けられている。該蓋5は、筐体2の前面2aの上辺部にヒンジ6により取り付けられている。
筐体2内には、図3に示したように、第1の駆動ユニット(第1のキャリッジ)10と、第2の駆動ユニット(第2のキャリッジ)11とが収納されている。また、筐体2内には、図3には示していない電気部品、各種機構の機械部品等が収容されている。
第1の駆動ユニット10は、インクカートリッジと一体型のインクジェットヘッド15を被保持部材として、第1の方向に沿って移動可能な態様で保持し、第2の駆動ユニット11は、第1の駆動ユニット10を第1の方向と直交する第2の方向に沿って移動可能な態様で保持する。本実施形態では、第1の方向を+X方向及び−X方向とし、第2の方向を+Y方向及び−Y方向とする。すなわち、筐体2の前面は、−Y方向の端面となる側面の1つである。
第1の駆動ユニット10は第1の方向を軸心方向とするガイドシャフト1001を有する。インクジェットヘッド15を保持する保持部材1002は、取付部材1003により、ガイドシャフト1001の軸心方向(すなわち第1の方向)に沿って移動可能な状態でガイドシャフト1001に取り付けられている。また、図示は省略するが、第1の駆動ユニット10は、DCモータ等の第1のモータと、該第1のモータの回転を第1の方向の運動に変換するギヤ等の変換機構とを有する。保持部材1002は、該変換機構のベルトと連結しており、第1のモータが回転することにより第1の方向に沿って移動する。印刷時において、保持部材1002が、例えば、図3に実線で示した最も右方となる位置HPの−Y方向となる位置PH1から、二点鎖線で示した最も左方となる位置PH2まで移動している間、或いは位置PH2から位置PH1まで移動している間に、インクジェットヘッド15が印刷を行う。また、図示は省略するが、第1の駆動ユニット10は、第1の方向における保持部材1002(インクジェットヘッド15)の位置の計測に用いるエンコーダを有する。
第2の駆動ユニット11は、第2の方向を軸心方向とするガイドシャフト1101,1102を有する。第1の駆動ユニット10は、取付部材1004,1005により、ガイドシャフト1101,1102の軸心方向(すなわち第2の方向)に沿って移動可能な状態でガイドシャフト1101,1102に取り付けられている。また、第2の駆動ユニット11は、ステッピングモータ等の第2のモータ(図示せず)と、該第2のモータの回転を第2の方向の運動に変換するギヤ等の変換機構とを有する。第1の駆動ユニット10は、取付部材1006,1007により該変換機構のベルト1103,1104と連結しており、第2のモータが回転することにより第2の方向に沿って移動する。第1の駆動ユニット10は、図3に二点鎖線で示した最前位置まで移動可能である。
図3に実線で示した第1の駆動ユニット10の保持部材1002の位置HP、すなわち、筐体2の前面2aから最も遠方となり、かつ最も右方となる位置は、ホームポジション等と呼ばれる位置HPであり、印刷装置1の電源がオフのときや、印刷処理及びクリーニング処理を行っていない待機状態であるときの保持部材1002の位置である。保持部材1002がホームポジションに位置する場合、保持部材1002により保持されるインクジェットヘッド15におけるノズル面は、筐体2内に設けられたキャップ部材(図示せず)で覆われる。これにより、インクジェットヘッド15のノズル面の乾燥やインクの目詰まりを防止する。
印刷処理を行う際には、第1の駆動ユニット10が筐体2の前面2a側(−Y方向)の印刷開始位置まで移動した後、保持部材1002(インクジェットヘッド15)を第1の方向(+X方向又は−X方向)に移動させる動作と、第1の駆動ユニット10(インクジェットヘッド15)を−Y方向に所定距離だけ移動させる動作とを繰り返しながら、印刷媒体である、指固定部材3に置かれた指の爪に向けてインクを吐出する。
また、印刷装置1は、保持部材1002のホームポジションの左方となる位置において、インクジェットヘッド15のノズル面に対するメンテナンス(例えば、既知のパージ処理及びワイプ処理)を行うことが可能となっている。
このような印刷装置1は、上記のように、電源オフ時に、保持部材1002を筐体2の前面2aから最も遠方となるホームポジションに位置させる。
ところが、印刷装置1に振動や落下による衝撃等の外力が加わると、保持部材1002の位置が変動する。このため、例えば、工場で梱包した印刷装置1を販売店等に輸送する際、或いは印刷装置1の購入者が再度梱包した印刷装置1を輸送する際等に、保持部材1002の位置が固定されていないと、輸送中に保持部材1002の位置が変動し、保持部材1002を含む筐体2内の各種部品に傷や破損が発生するおそれがある。
以下、図4〜図8を参照して、電子機器としての印刷装置1を保護する、本実施形態に係る緩衝材の構成を説明する。図4は、印刷装置1内に緩衝材20が配設された状態を上から見た図である。図5は、内部に緩衝材20が配設された筐体2の正面図である。図6は、緩衝材20の形状を説明する図(その1)である。図7は、緩衝材20の形状を説明する図(その2)である。図8は、緩衝材20の形状を説明する図(その3)である。図4のX方向及びY方向は、それぞれ、図1のX方向及びY方向と一致する。図5及び図8のX方向及びZ方向は、それぞれ、図1のX方向及びZ方向と一致する。図6及び図7のY方向及びZ方向は、それぞれ、図1のY方向及びZ方向と一致する。
図4及び図6に示すように、本実施形態に係る緩衝材20は、平板状の基部21と、基部21の下面側に設けられ、基台12,13上に設置される設置面としての第1の面20aを有する第1の段差部22と、基部21の上面側に設けられている第2の段差部23と、を有している。基部21は、矩形部位と、矩形部位に一体化して連結されている屈曲部位と、を有している。基部21の矩形部位は、側面としての第3の面20c、第4の面20d、第5の面20g及び第7の面20iをそれぞれ有し、基部21の屈曲部位は、側面としての第2の面20b、第10の面20e、第8の面20l、第11の面20m及び第9の面20nを有している。また緩衝材20は、保持部材1002の位置がホームポジションHPである状態で筐体2内に配設されている状態で、筐体2の前面2aの方向(−Y方向)への第1の駆動ユニット10の移動を規制するとともに、筐体2の左側の方向(−X方向)への保持部材1002の移動を規制している。緩衝材20は、筐体2内に設けられ、指固定部材3の挿入口301を通る第2の方向の軸を境として第1の方向の両側に位置する基台12,13上に、それぞれの基台12,13と接するように配設される。すなわち、緩衝材20は、筐体2内に配設した場合に、筐体2内に設けられ、指固定部材3の挿入口301を通る第2の方向の軸を境として第1の方向の両側に位置する基台12,13のそれぞれと接する第1の面20aを有する。第1の段差部22及び第2の段差部23は、Z方向或いは−Z方向において、それぞれ基部21との間に段差を生じるような構造を有している。
また、本実施形態に係る緩衝材20は、筐体2内に配設して蓋5を閉じた場合に、第1の駆動ユニット10の背板部1010に当接または近接する第2の面20b、及び蓋5の筐体内部側を向いた面と当接または近接する第3の面20cを有する。つまり、緩衝材20は、第3の面20cが蓋5に当接または近接していることによって、印刷装置1に外力が加わっても、印刷装置1内で−Y方向への移動量がないまたは極小なので、後述する緩衝材20の第6の面20h、第7の面20i、第5の面20gの少なくとも1つが保持部材1002を支える。したがって保持部材1002が過度に−Y方向に移動することがなく、保持部材1002や第2の方向の運動に変換する変換機構が移動に起因した損傷を回避することができる。また緩衝材20は、発泡スチロールといった柔軟性のある素材を有しているので、保持部材1002の移動に伴う力を吸収して保持部材1002の移動を停止させるので保持部材1002は急停止しても損傷することはない。なお、図中、緩衝材20の第1の段差部22は、保持部材1002に当接していないが、保持部材1002に当接または近接するように設計することによって第1の段差部22が保持部材1002を保護してもよい。
筐体2の前面2aから第1の駆動ユニット10の背板部1010までの距離Lが、該前面2aから保持部材1002の背面までの距離よりも長くなる位置にあるため、保持部材1002の背面と背板部1010との間には、例えば、第1の駆動ユニット10のガイドシャフト1001や、保持部材1002の第1の方向における位置の計測に用いるエンコーダのスケール(フィルム部材)1011等の機械部品が配設されている。このため、緩衝材20は、例えば、第1の駆動ユニット10のガイドシャフト1001やフィルム部材1011等の機械部品の配設された空間に対応する部分が切り欠いてある形状になっている。これにより、例えば、第1の駆動ユニット10のガイドシャフト1001の表面に塗布されたグリスが緩衝材20に付着してとられることを防止することができる。また、緩衝材20がフィルム部材1011に接触してフィルム部材1011が変形した状態が長時間継続されることを防げ、フィルム部材1011を利用した保持部材1002の位置の計測精度の劣化を防げる。
また、第1の駆動ユニット10の天板部1015における下面には、プリント回路板等の電気部品が取り付けられていることがある。更に、図5及び図6に示すように、筐体2内部における印刷領域の上方には、印刷領域に挿入された指の爪の位置の計測に用いる電機部品としてカメラ16が配設されている。このため、緩衝材20は、筐体2の内部に配設された各種電気部品から離間する形状にする。これにより、例えば、緩衝材が電機部品と接触することにより電気部品に傷や破損が発生すること(例えば、カメラ16の撮像面に傷がつくこと、プリント回路板の配線の断線や電子部品の剥離等)を防げる。
機械部品及び電気部品との接触を回避するため、緩衝材20は、例えば、第2の面20b及び第3の面20cを有する平板状の基部21の下面に、機械部品または電気部品が配設された空間が切り欠いてあるとともに第1の面20aを構成する第1の段差部22と、該基部21の上面に機械部品または電気部品が配設された空間が切り欠いてある第2の段差部23とが設けられている。
第1の段差部22の厚さT2は、図6に示したように、第1の段差部22の下面(第1の面20a)が筐体2内の基台12,13と接触したときに、基部21の下面が緩衝材20との接触を避けるべき機械部品(例えば、ガイドシャフト1001やエンコーダのフィルム部材1011等)から所定の距離ΔZ以上離間する厚さとする。また、図5及び図8等に示したように、筐体2の前面2aの開口201における左右方向(第1の方向)の寸法が、基台12,13の上面から所定の高さとなる位置を境として上方と下方とで異なり、かつ上方の寸法が下方の寸法よりも短い形状になっている。ここで、緩衝材20の第1の段差部22は、基台12,13の上面と、開口窓201b及び開口窓201aの境界と、の間から挿入や排出を行うので、第1の段差部22の厚さT2は、基台12,13の上面から開口窓201bと開口窓201aとの境界までの距離H2以下に設定され、更に、第1の段差部22の幅(緩衝材を筐体内に配設した状態での左右方向(第1の方向)の寸法)W2は、筐体2の前面2aの開口窓201bの幅寸法WBよりも短く設定されている。また、緩衝材20の基部21の下面には、ガイドシャフト1001等との接触を回避するための段差(凹部)が形成されている。
緩衝材20における基部21の厚さT1は、第1の段差部22の下面(第1の面20a)が筐体2内の基台12,13と接触したときに基部21の上面が第1の駆動ユニット10の天板部1015の下面に取り付けられたプリント回路板等の電気部品や、印刷領域の上方に設置されたカメラ16から所定の距離だけ離間する厚さとする。また、基部21の平面形状は、図4に示したように、筐体2内に配設したときに筐体2の前面2aと保持部材1002との間に位置する矩形部位と、該矩形部位における保持部材1002側の端部から該保持部材1002の左方側に屈曲して第1の駆動ユニット10の背板部1010に向けて延出する屈曲部位とを含む形状とする。矩形部位の平面形状は、筐体2内に配設したときに第1の方向と略平行になる辺及び第2の方向と略平行になる辺とで構成される。このとき、基部21における第3の面20c側の矩形部位の幅は、図8に示したように、第2の段差部23の第3の面20c側の幅W3と、基部21の矩形部位における左側端部の第4の面20dと第2の段差部23の左側端部との間の距離W1と、基部21の右側端部と第2の段差部23の右側端部との間の距離ΔWと、の和になる。この基部21における第3の面20c側の幅(W1+W3+ΔW)は、前面2aの略上半分の一部を開口する開口窓201aの幅WAよりも短い。また、基部21において、第1の駆動ユニット10の背板部1010に当接または近接する第2の面20b側の屈曲部位は、矩形部位の第4の面20dに一体となるよう連結している。基部21の屈曲部位は、第2の方向において第2の面20bに近づくほど第1の方向おける幅が長くなる、つまり図4に示すように、筐体2内に設置された状態で第1の方向及び第2の方向のいずれにも平行でなく、第1の方向及び第2の方向に対して傾斜している傾斜側面としての第10の面20eを左側に有し、第1の方向において第10の面20eの対向する右側に第2の方向に沿った第8の面20lを有している。なお基部21は、保持部材1002を保護する保護面として機能する第8の面20lにおいて、保持部材1002が不用意に−X方向に移動することを抑制している。緩衝材20をXY面方向において任意に回転させて、開口窓201aから基部21の屈曲部を筐体2内に取り出すまたは挿入する際に、基部21の屈曲部位の中で最も幅が長い部位の幅W4は、図12に示すように、屈曲部位における第2の面20b及び第8の面20lの境界となる角部20fと、角部20fから第10の面20eに下ろされた垂線の長さになる。幅W4は、筐体2の前面2aの開口窓201aの幅WAよりも短くなるよう設定されている。図12に示すように、屈曲部位を筐体2の外側に引き出すためには、1)屈曲部位の複数の角部のうちの一の角部と、一の角部と略頂角の位置にある対向角部と、の任意の組み合わせによってなした一の角部と対向角部との間の複数の距離のうち最長となる最長距離d1と、2)屈曲部位の複数の角部のうちの一の角部と、一の角部に対向する対向側面と、の任意の組み合わせによってなした一の角部から対向側面に下ろした垂線の長さとなる複数の距離のうち最長となる最長距離d2と、3)屈曲部位の複数の側面のうち、一の側面と他の側面との任意の組み合わせによってなした前記一の側面から前記他の側面に下ろした垂線の長さとなる複数の距離のうち最長となる最長距離d3と、の中で最も短いものが、開口窓201aの幅WAより短い必要がある。加えて屈曲部位のうち当該最も短い(図中d2)部位が第1の方向に沿っているときに、その他の複数の最長距離(図中d1、d3)の部位における第1の方向に沿っている長さが、当該最も短い(図中d2)部位の長さと等しいか短く設定されている。図12に示すように、最長距離d2が最長距離d1及び最長距離d3よりも短いので、最長距離d2つまり幅W4の長さ方向が、第1の方向に平行となるよう緩衝材20を回転させてから、平衡状態を維持しつつ緩衝材20を−Y方向に沿って取り出すことで、緩衝材20が、開口窓201aを定義する筐体2に接触しにくくなり好ましい。
緩衝材20における第2の段差部23の厚さT3は、Z方向における緩衝材20の厚さ(T1+T2+T3)が筐体2内の基台12,13の上面から筐体2の前面2aの開口201における上端までの距離H1よりも短くなるように設定されている。また、第2の段差部23は、緩衝材20を筐体2内に配設したときに−Z方向から見た平面形状が第1の方向と平行になる辺と第2の方向と平行になる辺とによる矩形形状となり、かつ、閉じている蓋5側を向いた面が蓋5と当接または近接する直方体状の形状とする。このとき、第2の段差部23の厚さT3及び幅W3は、図6及び図8に示したように、筐体2内のカメラ16と所定の距離だけ離間し、かつ筐体2の前面2aとの干渉を回避することが可能な組み合わせとなっている。
更に、本実施形態に係る緩衝材20は、筐体2内に配設したときに、図7に示したように、基部21における保持部材1002と対向し、保持部材1002を保護する保護面として機能する第5の面20g、及び第2の段差部23における保持部材1002と対向し、保持部材1002を保護する保護面として機能する第6の面20hが、それぞれ、保持部材1002に当接または近接するように、基部21及び第2の段差部23が設定されている。なお、図7に示したように、保持部材1002にインクジェットヘッド15の意図しない脱落を防止するためのストラップ部材1020が設けられている場合、基部21及び第2の段差部23における保持部材1002と対向する面には、該部材1020の第2の方向の突出に応じて第5の面20gより第2方向に凹み、保持部材1002を保護する保護面として機能する第7の面20iが形成されている。
上記の緩衝材20は、筐体2内の金属部品や樹脂部品、及び筐体2を保護するため、発泡スチロールといった発泡材や弾性体材料といった軽量且つ衝撃吸収性に優れた部材で形成されている。これにより、外力が筐体2に加わっても緩衝材20が筐体2内の各種部品の移動を抑えるとともに各種部品を移動する力を吸収するので各種部品が損傷することを防ぐことができる。
より具体的には、上記の各条件を満たすよう設定された緩衝材20を筐体2内に配設することにより、保持部材1002及び第1の駆動ユニット10の筐体2の前面2a側への移動を規制することができる。このため、本実施形態に係る緩衝材20は、梱包した印刷装置1の輸送中等に振動や落下による衝撃等の外力が加わり保持部材1002の位置が変動することによる、保持部材1002を含む筐体2内の各種部品に傷や破損が発生することを防げる。
更に、緩衝材20は、指固定部材3の挿入口301を通る第2の方向の軸を境として第1の方向の両側に位置する各基台12,13と接触した状態で筐体2内に配設される。また、緩衝材20における第3の面20cは、筐体2の前面2aに形成された開口201を通り蓋5と当接または近接し、第3の面20cと反対側の第2の面20bは、第1の駆動ユニット10の背板部1010に当接または近接し、更に緩衝材20の高さ(W1+W2+W3)が十分高く、筐体2内の空間を充足しているので、第2の方向を回転軸とする緩衝材20の回転(ローリング)及び第1の方向を回転軸とする緩衝材20の回転(ピッチング)を防ぐことができる。また図4に示すように、第9の面20nと、筐体2内に設置された状態で第1の方向及び第2の方向のいずれにも平行でなく、第1の方向及び第2の方向に対して傾斜している傾斜側面としての第11の面20mと、がそれぞれ背板部1010の屈曲した形状に合わせて背板部1010に接触または近接しているので厚さ方向(Z方向)を回転軸とする緩衝材20の回転(ヨーイング)を防ぐことができる。よって、本実施形態に係る緩衝材20は、筐体2内で所望の位置に配設し続けることで各種部品に傷や破損が発生することを防げる。
しかも、上記の条件を満たす形状の緩衝材20を筐体2内に配設した場合、筐体2の前面2aの開口201から緩衝材20を容易に取り出すことができる。
以下、図9〜図12を参照して、筐体2内に配設された緩衝材20の取り出し方法を説明する。図9は、緩衝材20の取り出し方法を説明する図(その1)である。図10は、緩衝材20の取り出し方法を説明する図(その2)である。図11は、緩衝材20の取り出し方法を説明する図(その3)である。図12は、緩衝材20の取り出し方法を説明する図(その4)である。図9〜図12の各図におけるX方向及びY方向は、それぞれ、図1のX方向及びY方向と一致する。また、図9〜図12における筐体2の断面は、基部21と同じ高さ位置での断面である。
筐体2内に配設された緩衝材20を取り出す際には、まず、筐体2に取り付けられた蓋5を開き、筐体2の前面2aに形成された開口201を開放する。その後、図9に示すように、緩衝材20を、筐体2の前面2aと略垂直な方向(−Y方向)に引き出す。このとき、緩衝材2における基部21の矩形部位、第1の段差部22、及び第2の段差部23の厚さ及び幅がそれぞれ上述の条件を満たしている場合、緩衝材20は、基部21の矩形部位と屈曲部位との境界の近傍まで引き出すことができる。つまり、前面2aの略上半分の一部を開口する開口窓201aから、比較的幅が狭い基部21の矩形部位及び第2の段差部23を引き出し、前面2aの略下半分を開口する開口窓201bから比較的幅が広い第1の段差部22を引き出している。
ここで、基部21における矩形部位の幅(W1+W3+ΔW)が筐体2の開口窓201aの幅よりも小さいため、図9の状態で、矩形部位が開口201を通っている状態の緩衝材20を、厚さ方向(Z方向)を回転軸として回転させることができる。このため、例えば、基部21の矩形部位における左側面(第4の面20d)と屈曲部位の第10の面20eとの接続部分の近傍を通るZ方向の回転軸周りで緩衝材20を緩衝材20の厚さ方向で見て、時計回りに回転させながら第1の方向及び第2の方向に動かすことで、図10に示すように、基部21の矩形部位における右側面の角部20jが開口窓201aを通過可能な状態にすることができる。このような状態から、緩衝材20の回転、並びに第1の方向及び第2の方向への移動を続けると、図11に示すように、基部21の矩形部位における右側面の角部20j、及び第2の段差部23の右側面の角部20kが開口窓201aを通過して筐体2の外部へと移動する。
その後、緩衝材20の回転を更に続けると、基部21の屈曲部位における先端部分、言い換えると、基部21において第10の面20eから最も遠い、第2の面20bの右端側の角部20fが筐体2の開口201に接近する。ここで、上記のように、角部20fから屈曲部位の第10の面20eに下ろした垂線の幅W4が開口窓201aの幅よりも小さいので、図12に示したように、屈曲部位も開口201を通過させることができる。よって、本実施形態に係る緩衝材20は、筐体2の前面2aに形成された開口201を通して、印刷装置1の外部に容易に取り出すことができる。なお、上記では、基部21の厚さT1が、基台12,13の上面から開口窓201bと開口窓201aとの境界までの距離H2より長く設定されているが、短く設定され、且つ幅W4が開口窓201bの幅より短ければ、図11の段階から第1の段差部22を抜いた状態で−Z方向に緩衝材20を移動させ、開口窓201bから基部21の屈曲部位を取り出すことができるので、幅W4が必ずしも開口窓201aの幅WAより短い必要はない。
また、詳細な説明は省略するが、上記の取り出し方法とは逆の手順により、印刷装置1から取り出した緩衝材20を、再度印刷装置1内に配設することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る緩衝材20は、印刷装置1内のインクジェットヘッド保持部材1002の位置の変動を防止することができる。また、本実施形態に係る緩衝材20は、印刷装置1(筐体2)を分解することなく、筐体2の前面2aに形成された開口201を通して容易に取り出すことができる。更に、発泡材や弾性体材料等により緩衝材20を形成することにより、印刷装置1から取り出した後も緩衝材20の形状を維持することが可能なため、印刷装置1から取り出した緩衝材20を、再度印刷装置1内に配設して使用することができる。よって、本実施形態に係る緩衝材20は、印刷装置1内のインクジェットヘッド保持部材1002の位置の変動を防止することができ、かつ印刷装置1から取り出した後で再度利用することができる。すなわち、本実施形態に係る緩衝材20は、従来の保護用のテープや厚紙等の緩衝材と比べて、電子機器を保護するとともに取り扱いやすいという利点を有する。
更に、本実施形態に係る緩衝材20は、筐体2内に配設されたプリント回路板やカメラ等の電気部品、及び第1の駆動ユニット10等の機械部品との接触を回避する段差を設けている。このため、緩衝材20が接触することによる、電気部品や機械部品の傷や破損の発生を防ぐことができる。また、段差を設けて機械部品との接触を回避しているため、機械部品に塗布されたグリスが緩衝材20に付着してとられてしまうことによる、機械部品の動作不良等を防ぐことができる。このため、緩衝材20の出し入れをすることによる製品性能の劣化を防ぐことができる。
なお、上述した緩衝材20の形状及び寸法は、印刷装置1(筐体2)内の各種部品のレイアウトや筐体2の前面2aに形成された開口201の形状等に応じて適宜変更可能である。また、本実施形態に係る印刷装置1において印刷の対象となる印刷媒体は、手の爪や他の棒状の物体に限らず、別の任意の形状であってもよい。また、上述した緩衝材20は、例示した印刷装置1に限らず、消耗品や印刷機構等を筐体内に保持している他の電子機器の保護にも利用可能である。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
電子機器を保護する緩衝材であって、
媒体を挿入する挿入口を含む開口が設けられている筐体と、前記筐体内に収容された保持部材と、を有する前記電子機器の前記筐体内に配設された場合に、前記筐体内に保持されている前記保持部材を避けるように屈曲し、複数の側面及び隣接する側面同士でなされる複数の角部を有する屈曲部位を備え、
前記屈曲部位の前記複数の角部のうちの一の角部と、前記一の角部と略頂角の位置にある対向角部と、の任意の組み合わせによってなした前記一の角部と前記対向角部との間の複数の距離のうち最長となる第1最長距離と、前記屈曲部位の前記複数の角部のうちの一の角部と、前記一の角部に対向する対向側面と、の任意の組み合わせによってなした前記一の角部から対向側面に下ろした垂線の長さとなる複数の距離のうち最長となる第2最長距離と、前記屈曲部位の複数の側面のうち、一の側面と他の側面との任意の組み合わせによってなした前記一の側面から前記他の側面に下ろした垂線の長さとなる複数の距離のうち最長となる第3最長距離と、の中で最も短いものが前記開口の幅より短い、
ことを特徴とする緩衝材。
[付記2]
付記1に記載の緩衝材であって、
前記屈曲部位は、矩形部位を有する基部に設けられ、
前記基部の下面側に設けられ、前記基部との間に厚さ方向の段差を有する第1の段差部と、前記基部の上面側に設けられ、前記基部との間に厚さ方向の段差を有する第2の段差部と、のうちの少なくとも一方を更に有する、
ことを特徴とする緩衝材。
[付記3]
付記2に記載の緩衝材であって、
前記基部、前記第1の段差部及び前記第2の段差部のうちの少なくともいずれかが前記保持部材に当接または近接することで前記保持部材を保護する保護面を有している、
ことを特徴とする緩衝材。
[付記4]
付記2または3に記載の緩衝材であって、
前記第1の段差部の幅は、前記電子機器の前記開口のうちの第1開口幅より短く、
前記基部の幅は、前記電子機器の前記開口のうちの第2開口幅より短い、
ことを特徴とする緩衝材。
[付記5]
付記1乃至4のいずれか1つに記載の緩衝材であって、
前記屈曲部位のうち、前記第1最長距離の部位と、前記第2最長距離の部位と、前記第3最長距離の部位と、の中で最も短い部位が前記電子機器の前記開口の幅方向に沿っている状態において、前記第1最長距離の部位と、前記第2最長距離の部位と、前記第3最長距離の部位と、の中で前記最も短い部位以外の部位の前記幅方向に沿った長さが、前記最も短い部位の長さと等しいか短い、
ことを特徴とする緩衝材。
1 印刷装置
2 筐体
2a 前面
201 開口
201a,201b 開口窓
3 指固定部材
301 挿入口
5 蓋
6 ヒンジ
10 第1の駆動ユニット
1001 ガイドシャフト
1002 保持部材
1003,1004,1005,1006,1007 取付部材
1010 背板部
1011 フィルム部材
1015 天板部
1020 ストラップ部材
11 第2の駆動ユニット
1101,1102 ガイドシャフト
1103,1104 ベルト
12,13 基台
15 インクジェットヘッド
16 カメラ
17,18 載置台
20 緩衝材
20a 第1の面
20b 第2の面
20c 第3の面
20d 第4の面
20e 第10の面
20g 第5の面
20h 第6の面
20i 第7の面
20l 第8の面
20m 第11の面
20n 第9の面
20f,20j,20k 角部
21 基部
22 第1の段差部
23 第2の段差部

Claims (5)

  1. 電子機器を保護する緩衝材であって、
    媒体を挿入する挿入口を含む開口が設けられている筐体と、前記筐体内に収容された保持部材と、を有する前記電子機器の前記筐体内に配設された場合に、前記筐体内に保持されている前記保持部材を避けるように屈曲し、複数の側面及び隣接する側面同士でなされる複数の角部を有する屈曲部位を備え、
    前記屈曲部位の前記複数の角部のうちの一の角部と、前記一の角部と略頂角の位置にある対向角部と、の任意の組み合わせによってなした前記一の角部と前記対向角部との間の複数の距離のうち最長となる第1最長距離と、前記屈曲部位の前記複数の角部のうちの一の角部と、前記一の角部に対向する対向側面と、の任意の組み合わせによってなした前記一の角部から対向側面に下ろした垂線の長さとなる複数の距離のうち最長となる第2最長距離と、前記屈曲部位の複数の側面のうち、一の側面と他の側面との任意の組み合わせによってなした前記一の側面から前記他の側面に下ろした垂線の長さとなる複数の距離のうち最長となる第3最長距離と、の中で最も短いものが前記開口の幅より短い、
    ことを特徴とする緩衝材。
  2. 請求項1に記載の緩衝材であって、
    前記屈曲部位は、矩形部位を有する基部に設けられ、
    前記基部の下面側に設けられ、前記基部との間に厚さ方向の段差を有する第1の段差部と、前記基部の上面側に設けられ、前記基部との間に厚さ方向の段差を有する第2の段差部と、のうちの少なくとも一方を更に有する、
    ことを特徴とする緩衝材。
  3. 請求項2に記載の緩衝材であって、
    前記基部、前記第1の段差部及び前記第2の段差部のうちの少なくともいずれかが前記保持部材に当接または近接することで前記保持部材を保護する保護面を有している、
    ことを特徴とする緩衝材。
  4. 請求項2または3に記載の緩衝材であって、
    前記第1の段差部の幅は、前記電子機器の前記開口のうちの第1開口幅より短く、
    前記基部の幅は、前記電子機器の前記開口のうちの第2開口幅より短い、
    ことを特徴とする緩衝材。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の緩衝材であって、
    前記屈曲部位のうち、前記第1最長距離の部位と、前記第2最長距離の部位と、前記第3最長距離の部位と、の中で最も短い部位が前記電子機器の前記開口の幅方向に沿っている状態において、前記第1最長距離の部位と、前記第2最長距離の部位と、前記第3最長距離の部位と、の中で前記最も短い部位以外の部位の前記幅方向に沿った長さが、前記最も短い部位の長さと等しいか短い、
    ことを特徴とする緩衝材。
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