JP2009113432A - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】インクジェットプリンタにおいて、運搬時等に振動や衝撃が加わってもキャリッジが支持レール部から脱落しないようにすると共に、製造コストを低くする。
【解決手段】筐体10の内部では、キャリッジ41が円形断面を有するシャフト44により保持されている。キャリッジ41は、その上部の摺接部41aが、キャリッジ41の背方に立設されたキャリッジフレーム45の上部から前方に断面鉤形状に延設された支持レール部45aに摺接するようにして、回動しないように配置されている。キャリッジ41にはキャリッジフレーム45に向け略水平に突出する脱落防止片41dが形成されており、キャリッジフレーム45には脱落防止片41dの下方に前方に突出する突起部45bが形成されている。振動や衝撃等が加わっても、突起部45bに脱落防止片41dが当接し摺接部41aが支持レール部45aに摺接したまま保持される。
【選択図】図2
【解決手段】筐体10の内部では、キャリッジ41が円形断面を有するシャフト44により保持されている。キャリッジ41は、その上部の摺接部41aが、キャリッジ41の背方に立設されたキャリッジフレーム45の上部から前方に断面鉤形状に延設された支持レール部45aに摺接するようにして、回動しないように配置されている。キャリッジ41にはキャリッジフレーム45に向け略水平に突出する脱落防止片41dが形成されており、キャリッジフレーム45には脱落防止片41dの下方に前方に突出する突起部45bが形成されている。振動や衝撃等が加わっても、突起部45bに脱落防止片41dが当接し摺接部41aが支持レール部45aに摺接したまま保持される。
【選択図】図2
Description
本発明は、インクを吐出するノズルが搭載されたキャリッジを主走査方向に往復移動させることにより記録紙上に画像をプリントするインクジェットプリンタに関し、特に、キャリッジが略円形断面を有するシャフトに摺動可能に保持されているものに関する。
従来より、キャリッジを主走査方向の所定の移動経路内で往復移動させながら、記録紙に向けてキャリッジからインクを吐出することにより、記録紙に画像を形成(プリント)する機能を有するインクジェットプリンタが用いられている(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照)。このようなインクジェットプリンタとしては、キャリッジ駆動時の抵抗を少なくして高速且つスムーズにキャリッジを往復移動させるため、キャリッジが円形断面を有するシャフトに摺動可能に保持された構造を有するものがある。
図5,図6は、上記のようなキャリッジ保持構造の一例を示す。インクカートリッジ等が搭載され、下部に設けられた記録ヘッド843からインクを吐出するキャリッジ841は、記録紙Pの搬送方向(図5に矢印で示す)に対し直交する主走査方向が長手方向となるように配置されたシャフト844に、摺動可能に配置されている。また、図6に示すように、キャリッジ841の上部には摺接部841aが設けられており、キャリッジ841は、この摺接部841aが、キャリッジ841の背後に設けられたキャリッジフレーム845から、前方に、断面鉤形状に、主走査方向にわたり延設された支持レール部845aに当接するようにして配置されている。シャフト844は円形断面を有するため、キャリッジ841には、その自重によりシャフト844周りに回動するモーメントが生じているが、摺接部841aが支持レール部845aに当接していることにより、キャリッジ841がシャフト844に対し回動せず、記録ヘッド843と記録紙Pとの距離が、常に略一定となるように構成されている。
ところで、このような構造を有するインクジェットプリンタでは、プリンタの輸送時又は運搬時に振動や衝撃が加わると、一時的にシャフト844やキャリッジフレーム845が弾性変形することがある。キャリッジフレーム845が、例えばその主走査方向両端部近傍部位にてプリンタ本体の他のフレームに接続されている場合、キャリッジフレーム845やそれに支持されたシャフト844の変形量は、それらの主走査方向中央部で特に大きくなる。このとき、キャリッジ841が、特に、主走査方向中央部となる移動経路中央付近に位置していると、キャリッジフレーム845の変形に伴って支持レール部845aが歪んだり、シャフト844が歪んだりし、摺接部841aが支持レール部845aから外れ、図7に示すように、キャリッジ841が支持レール部845aから脱落してシャフト844を軸に回動し、それ以後、キャリッジ841を駆動できなくなるおそれがある。
このような問題点について、キャリッジ841の脱落防止策としては、例えば、特許文献1に開示されているようにキャリッジの一部に係止可能なキャリッジロック部材を設けること等により、輸送中にキャリッジ841を移動経路の側部近傍で移動しないように固定しておくこと等が考えられる。このほか、キャリッジ841を固定可能な構造としては、例えば、キャリッジとガイド軸の端部にそれぞれリンク棒保持部又はそれに嵌合するリンク棒を設けた構造が特許文献2に開示されており、また、キャリッジから筐体側壁に係合するレバーを設けた構造が特許文献3に開示されている。しかしながら、これらの構造では、キャリッジ841を固定するために新たな可動部品等を設けるため、製造コストが増加してしまうという問題が発生する。また、キャリッジにキャリッジをロックするための部材を設けた場合、キャリッジの重量が重くなり、キャリッジを高速で往復移動させにくくなる。
また、キャリッジ841の脱落防止策として、例えば新品出荷時には、キャリッジ841が移動しないように、厚紙等をストッパとしてプリンタの筐体内部に配置すればよい。しかしながら、この場合、出荷前にストッパをセットする手間がかかる。また、出荷後においてはその厚紙等が廃棄されてしまうことが多く、その後の運搬時等には、なお、上記問題が発生しうる。さらにまた、キャリッジ841の広い部位でシャフト44に保持されるように構成した場合、シャフト44が撓みにくく、キャリッジ41が脱落しにくくなると考えられるが、この場合、キャリッジ841が大型化することから、製造コストが高くなる。
特開2005−231074号公報
特開2002−211065号公報
特開2006−192697号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、運搬時等に振動や衝撃が加わったときにキャリッジが支持レール部から脱落することを防止することができる低コストで製造可能なインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、筐体と、前記筐体内部に収納され、記録紙を一枚ずつ筐体内部に給紙し副走査方向に搬送する記録紙搬送機構と、前記記録紙搬送機構により搬送される記録紙に向けてインクを吐出しその記録紙上にプリントする記録ヘッドを搭載し、副走査方向に略直交する主走査方向に往復移動するキャリッジと、前記筐体内部に主走査方向が長手方向となるように配置され、略円形断面を有しており、前記キャリッジを摺動可能に保持するシャフトと、前記筐体内部の前記キャリッジの背方に、前記移動経路に沿って立設されており、前記シャフトの両側部近傍部位を保持するキャリッジフレームとを備え、前記キャリッジフレームには、その上部から前方に延設され先端部で下方に折れ曲がる断面鉤形状を有する支持レール部が形成されており、前記キャリッジは、その一部に形成された摺接部の前端部が前記支持レール部の背面に摺接するようにして配置され、往復移動時に前記シャフトを中心として回転しないように支持されているインクジェットプリンタにおいて、前記キャリッジは、その背面から前記キャリッジフレームの表面近傍まで突出するように形成された脱落防止片を有し、前記キャリッジフレームには、前記脱落防止片の下方で前記脱落防止片に近接する位置に前記キャリッジフレームに向け立設された1つ又は2つ以上の突起部が設けられており、前記キャリッジは、前記脱落防止片が前記突起部に当接するとき、前記摺接部が前記支持レール部に摺接している状態が保たれるように構成されているものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記突起部は、前記シャフトの主走査方向略中央部に対応する位置に1つのみ配置されているものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記キャリッジフレームは板金部材を用いて形成されており、前記突起部は、前記キャリッジフレームの一部を前方に折り曲げることにより当該キャリッジフレームと一体に形成されているものである。
請求項1の発明によれば、インクジェットプリンタの輸送運搬時等に振動や衝撃等が加わってキャリッジフレームやシャフトが変形しても、脱落防止片が突起部に当接することにより、摺接部が支持レール部に摺接している状態が保たれるので、摺接部が支持レール部から外れてキャリッジが脱落することを防止することができる。キャリッジやキャリッジフレームに可動部品等を設けることなく、キャリッジの脱落を防止することができるので、プリンタの製造コストを低減することができる。
請求項2の発明によれば、振動や衝撃等によるキャリッジフレームやシャフトの変形量が比較的大きくなる部位に突起部が配置されており、脱落する可能性が高くなる主走査方向略中央部付近にキャリッジがあるときに脱落防止片が突起部に当接するので、より効果的にキャリッジの脱落を防止することができる。
請求項3の発明によれば、突起部をキャリッジフレームと同一の部材で一体に形成することができるので、インクジェットプリンタの製造工程を簡素化することができ、製造コストをさらに低減することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は、本実施形態に係るインクジェットプリンタを示す。このインクジェットプリンタ(以下、プリンタと称する)1は、画像形成部4が、インクを吐出する記録ヘッド43を下面に有するインクカートリッジ40が搭載されたキャリッジ41を、主走査方向(図1に矢印Aで示す)に往復移動させることにより、主走査方向と直交する副走査方向(図2に矢印Bで示す)に搬送される記録紙Pに画像を形成するものである。プリンタ1は、筐体10と、筐体10の上背部に設けられプリントされる記録紙Pが装填されるサポート部材2と、サポート部材2に装填された記録紙Pを筐体10の内部に給紙し副走査方向に搬送する記録紙搬送機構3と、キャリッジ41等を有し筐体10の内部に収納されている画像形成部4と、筐体10の前面下方に設けられ、プリントされた記録紙Pが排出される排紙トレイ5とを有している。筐体10の前面には、前方に開口し、プリントされた記録紙Pが排出される排紙口15が形成されている。排紙トレイ5は、この排紙口15の下方に配置されている。このプリンタ1は、例えば外部のパーソナルコンピュータ(図示せず)等と接続されており、このパーソナルコンピュータ等から送信されるディジタル画像データ及びコマンド等に基づいて、記録紙Pにプリントする機能を有している。
サポート部材2は、板形状に形成されており、回動軸部2aにて、筐体10の上背部に回動可能に軸支されている。排紙トレイ5は、本実施形態において、筐体10に対し前後方向に摺動可能に取り付けられている。プリンタ1は、プリントしない収納時や運搬時等には、サポート部材2を筐体10の上面に沿うような閉姿勢として、且つ、排紙トレイ5を筐体10内に向けスライドさせて筐体10内に収納した状態にして、よりコンパクトに収納し、容易に運搬することができるように構成されている。
記録紙搬送機構3は、サポート部材2に保持された記録紙Pを画像形成部4による画像形成位置まで搬送する第1搬送機構3aと、画像形成部4によって画像が形成された記録紙を排紙トレイ5に搬送する第2搬送機構3bと、第1搬送機構3a及び第2搬送機構3bを駆動するためのフィードモータ30等で構成されている。第1搬送機構3aは、サポート部材2に載置された記録紙Pを筐体10の内部に送出するピックアップローラ31と、インクが吐出される部位となるプラテン35の上流側に設けられ、ピックアップローラ31によって送出された記録紙Pをプラテン35側に送出する給紙ローラ32と、記録紙Pを給紙ローラ32に押圧する押圧ローラ33等によって構成されている。また、第2搬送機構3bは、プラテン35にて画像形成部4により画像が形成された記録紙Pを排紙トレイ5に搬送する排紙ローラ38と、記録紙Pを排紙ローラ38に押圧するスターホイール39等によって構成されている。
画像形成部4は、インクが充填されたインクカートリッジ40と、インクカートリッジ40を支持しながら、主走査方向に往復移動するキャリッジ41と、キャリッジ41を駆動するキャリッジ駆動モータ42等によって構成されている。インクカートリッジ40の下面には、プラテン35上に搬送された記録紙Pにインクを吐出する記録ヘッド43が設けられている。キャリッジ41は、主走査方向が長手方向になるように、主走査方向に略平行に配設され円形断面を有するシャフト44によって、摺動自在に支持されている。
キャリッジ41は、キャリッジ駆動モータ42に駆動されて、シャフト44に沿って所定の移動範囲を往復移動する。移動範囲としては、例えば、筐体10内部の左側面近傍に設定されたホームポジションを基点とし、そのホームポジションから、例えばA4サイズの記録紙Pが縦方向に給紙される場合における記録紙Pの幅寸法を超える程度にキャリッジ41が移動した位置までの区間を含む範囲が設定されている。なお、キャリッジ駆動モータ42の出力は、ベルト等を介してキャリッジ41に伝達される。
ここで、図2に示すように、キャリッジ41の背方には、例えば鋼板等の板金部材を用いて形成されたキャリッジフレーム45が、副走査方向に直交するような姿勢で立設されている。キャリッジフレーム45は、筐体10の内部でキャリッジ41の移動経路に沿うように配置されており、その左右両端部近傍部位で筐体10又は他のフレーム部材等に接着又は連結されている。キャリッジフレーム45には、例えば、キャリッジ駆動モータ42や、記録紙搬送機構3及び画像形成部4等の制御を行う制御回路が搭載された回路基板50等が取り付けられている。シャフト44は、その両端部が、前方に向け略垂直に折り曲げられたキャリッジフレーム45の両側部に保持されている。筐体10は、その上面が、キャリッジフレーム45及び支持レール部45aの上部に近接するように、低い位置に形成されており、プリンタ1の小型化が図られている。
図3は、キャリッジフレーム45とキャリッジ41を示す。キャリッジフレーム45の上部には、前方に延設されその先端部が下方に折れ曲がるような断面鉤形状に形成された支持レール部45aが形成されている。図2に示すように、キャリッジ41の上背部には、摺接部41aが上方に向け突設されており、その摺接部41aの前方に、ストッパ部41bが上方に向け突設されている。摺接部41aは、その前面の一部が、支持レール部45aに摺接するように前方に突出するように形成されている。キャリッジ41は、キャリッジ41がシャフト44に支持され配置された状態で、この支持レール部45aの背面に摺接部41aの前端部が摺接するようにして配置される。すなわち、本実施形態において、シャフト44が円形断面を有するため、キャリッジ41にはその重力によりシャフト44を中心に回動するようにモーメントが働くが、摺接部41aが支持レール部45aに当接することにより、キャリッジ41は回動しないように支持される。キャリッジ41がこのように回動しないように配置された状態で、ストッパ部41bは、支持レール部45aの前面から僅かに前方に離れた位置に位置するように形成されている。これにより、プリンタ1の姿勢が傾いた場合等に、キャリッジ41が、摺接部41aと支持レール部45aとが離れる方向に大きく回動することが防止されている。キャリッジ41の駆動時には、キャリッジ41は、このように記録ヘッド43と記録紙Pとの距離が常に一定となるように支持された状態で、摺接部41aを支持レール部45aに摺接させながら、シャフト44に沿って往復移動する。円形断面のシャフト44を用いることにより、キャリッジ41が高速に安定して移動可能である。
ここで、本実施形態において、図3に示すように、キャリッジフレーム45のうち、シャフト44の主走査方向略中央部に対応する主走査方向略中央部の所定位置には、前方に突出するように、1つの突起部45bが設けられている。また、キャリッジ41には、キャリッジ41本体の上背部からキャリッジフレーム45の表面近傍まで、略水平に突出するように形成された脱落防止片41dが設けられている。脱落防止片41dは、キャリッジ41の本体と一体に形成されている。図2に示すように、突起部45bは、脱落防止片41dの下方に、この脱落防止片41dに上下方向に近接するように形成されている。
図4は、キャリッジフレーム45の突起部45bが形成されている部位を示す。脱落防止片41dは、例えば、キャリッジ41の略全幅にわたりキャリッジフレーム45に向け突出するように形成されている。突起部45bは、本実施形態において、例えば、キャリッジフレーム45の板金部の一部を打ち抜くことによりキャリッジフレーム45に矩形の舌片部を形成し、その舌片部を前方に折り曲げることにより、キャリッジフレーム45に一体に形成されている。キャリッジ41が取り付けられて記録紙Pに画像を形成可能な状態において、突起部45bは、その上端部と脱落防止片41dの下面との上下方向の距離が、支持レール部45aの下端部とキャリッジ41の摺接部41aが当接する部位との上下方向の距離よりも小さくなるように形成されている。
このプリンタ1では、このように、キャリッジフレーム45に突起部45bが設けられており、キャリッジ41に脱落防止片41dが設けられているので、突起部45bの上方に脱落防止片41dがあるような、キャリッジ41がシャフト44の主走査方向略中央部に位置する状態で、プリンタ1に振動や衝撃等が加わってキャリッジフレーム45やシャフト44が変形しても、脱落防止片41dが突起部45bに当接することにより、摺接部41aが支持レール部45aに摺接している状態が保たれる。従って、摺接部41aが支持レール部45aから外れてキャリッジ41が脱落することを防止することができ、常に画像形成可能な状態を保つことができる。キャリッジ41やキャリッジフレーム45に可動部品等を設けることなく、キャリッジ41の脱落を防止することができるので、プリンタ1の製造コストを低減することができる。
また、本実施形態では、キャリッジ41が振動や衝撃等により脱落する可能性が比較的高くなるような主走査方向略中央部付近にあるときに、脱落防止片41dが突起部45bに当接するので、キャリッジフレーム45に1つの突起部45bを設けるだけで、より効果的にキャリッジ41の脱落を防止することが可能になる。突起部45bは、キャリッジフレーム45と同一の板金部材を用いてキャリッジフレーム45と一体に形成されているので、プリンタ1の製造工程を簡素化することができ、プリンタ1の製造コストをさらに低減することができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、突起部は、上述とは異なる形状に形成されていてもよく、2箇所以上に設けられていてもよい。また、突起部は、キャリッジフレームとは別の部材を用いて構成されたものをキャリッジフレームに配置することにより、キャリッジフレームに設けられていてもよい。
1 インクジェットプリンタ
3 記録紙搬送機構
10 筐体
40 インクカートリッジ
41 キャリッジ
41a 摺接部
41d 脱落防止片
43 記録ヘッド
44 シャフト
45 キャリッジフレーム
45a 支持レール部
45b 突起部
A 主走査方向
B 副走査方向
P 記録紙
3 記録紙搬送機構
10 筐体
40 インクカートリッジ
41 キャリッジ
41a 摺接部
41d 脱落防止片
43 記録ヘッド
44 シャフト
45 キャリッジフレーム
45a 支持レール部
45b 突起部
A 主走査方向
B 副走査方向
P 記録紙
Claims (3)
- 筐体と、
前記筐体内部に収納され、記録紙を一枚ずつ筐体内部に給紙し副走査方向に搬送する記録紙搬送機構と、
前記記録紙搬送機構により搬送される記録紙に向けてインクを吐出しその記録紙上にプリントする記録ヘッドを搭載し、副走査方向に略直交する主走査方向に往復移動するキャリッジと、
前記筐体内部に主走査方向が長手方向となるように配置され、略円形断面を有しており、前記キャリッジを摺動可能に保持するシャフトと、
前記筐体内部の前記キャリッジの背方に、前記移動経路に沿って立設されており、前記シャフトの両側部近傍部位を保持するキャリッジフレームとを備え、
前記キャリッジフレームには、その上部から前方に延設され先端部で下方に折れ曲がる断面鉤形状を有する支持レール部が形成されており、
前記キャリッジは、その一部に形成された摺接部の前端部が前記支持レール部の背面に摺接するようにして配置され、往復移動時に前記シャフトを中心として回転しないように支持されているインクジェットプリンタにおいて、
前記キャリッジは、その背面から前記キャリッジフレームの表面近傍まで突出するように形成された脱落防止片を有し、
前記キャリッジフレームには、前記脱落防止片の下方で前記脱落防止片に近接する位置に前記キャリッジフレームに向け立設された1つ又は2つ以上の突起部が設けられており、
前記キャリッジは、前記脱落防止片が前記突起部に当接するとき、前記摺接部が前記支持レール部に摺接している状態が保たれるように構成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記突起部は、前記シャフトの主走査方向略中央部に対応する位置に1つのみ配置されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
- 前記キャリッジフレームは板金部材を用いて形成されており、前記突起部は、前記キャリッジフレームの一部を前方に折り曲げることにより当該キャリッジフレームと一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007291215A JP2009113432A (ja) | 2007-11-08 | 2007-11-08 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007291215A JP2009113432A (ja) | 2007-11-08 | 2007-11-08 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009113432A true JP2009113432A (ja) | 2009-05-28 |
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ID=40781106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007291215A Withdrawn JP2009113432A (ja) | 2007-11-08 | 2007-11-08 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009113432A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015123677A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
JP2018144329A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | キヤノン株式会社 | プリント装置およびキャリッジ装置 |
-
2007
- 2007-11-08 JP JP2007291215A patent/JP2009113432A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018144329A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | キヤノン株式会社 | プリント装置およびキャリッジ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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