JP5610266B2 - 部品保持部材及び画像形成装置 - Google Patents

部品保持部材及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5610266B2
JP5610266B2 JP2010015276A JP2010015276A JP5610266B2 JP 5610266 B2 JP5610266 B2 JP 5610266B2 JP 2010015276 A JP2010015276 A JP 2010015276A JP 2010015276 A JP2010015276 A JP 2010015276A JP 5610266 B2 JP5610266 B2 JP 5610266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
holding member
component holding
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010015276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011154171A (ja
Inventor
真美 秋山
真美 秋山
祐樹 佐藤
祐樹 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010015276A priority Critical patent/JP5610266B2/ja
Publication of JP2011154171A publication Critical patent/JP2011154171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5610266B2 publication Critical patent/JP5610266B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、着脱可能な記媒体等の部品を保持する部品保持部材、及び、この部品保持部材を備えた複写機、プリンタ、FAXなどの画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置は、ユーザの要望によりオプションでアプリケーションを追加することができるようになっており、アプリケーションの追加は、一般的にSDカードなどの着脱可能な記憶媒体からプログラムやデータをインストールして行われる。アプリケーションをインストールするために用いられた記憶媒体は、通常再度使用されることはないが、再インストールが必要となる場合に備えて保管しておく必要がある。この記憶媒体の保管にあたり、ユーザに保管の負荷をかけないようにすることが望ましい。このため、記憶媒体などの部品をユーザが触れることがない装置内部に保管しておくことができる画像形成装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、商品やブランドを表示する部材の内側の空洞部に部品を入れ、クッション機能を有する可撓性部材、例えば、発泡ウレタンフォームや発泡ポリスチレンフォームなどの発泡性材料によって挟み込んで、いわゆる、サンドイッチ構造により部品を固定保持する構造を有する画像形成装置が提案されている。これにより、部品を本体筐体の内部に保管しておくことができ、しかもサービスマンによる保守点検の際には、保管されている部品を簡単に取り出して利用することができるため、保守点検の際の利便性を向上させることができる。また、同文献には、保管対象の部品がSDカードやICタグなどの薄いカード型の部品の場合には、発泡性材料に複数の切り込みを形成しておき、その切り込みに薄いカード型の部品を挟み込んで保持し、部品を保持した発泡性材料をカバー内側の空洞部に嵌め込んで固定する構成を有する画像形成装置が提案されている。
上記特許文献1で提案された可撓性部材として用いられる発泡性材料は、そのクッション機能を利用して装置内部の空洞部に部品を嵌め込んで簡単に固定することができ、しかも加工が容易で安価であるという利点を有している。しかしながら、発泡性材料で部品を挟み込んで保持する場合に、堅固に保持することは難しいので、保持している部品が重力や振動の影響で緩んだり、落下したりしないように発泡性材料を設置することが望ましい。例えば、商品やブランドを表示する部材の内側の空洞部に部品を入れて発泡性材料で挟み込んで保持する場合には、発泡性材料の挟み込み挿入方向を重力方向にする。また、発泡性材料に形成された切り込みに部品を挟み込んで保持する場合には、部品の挿入保持方向を重力方向にする。このように部品の挿入方向の制約を受けることなく、可撓性部材として用いられる発泡性材料で部品を堅固に保持することは難しかった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、部品の挿入方向に制約を受けることなく、記媒体などの部品を堅固に保持することができる部品保持部材及びこれを備えた画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、部品を着脱可能に保持する部品保持部を一つ以上備える部品保持部材であって、上記部品保持部は、部品を挿入して収容可能なスリット状の部品収容空間を形成するように該部品収容空間の厚さ方向において互いに対向させて設けられた複数の壁部を備え、該互いに対向する複数の壁部のうち一方の壁部は、該部品収容空間側の内壁面の部品挿入方向奥側に突起が形成された可撓性の部品押え部を有し、該複数の壁部のうち該部品押え部を有しない他方の壁部は、部品挿入方向手前側の端部に部分的な切り欠きを有し、上記部品押え部は、上記一方の壁部が部品挿入方向に貫通した切り欠きで分断され上記部品が挿入されたときに撓むように上記部品収容空間の部品挿入方向に直交する幅方向における該一方の壁部の端部から中央側に部分的に延ばして形成された片持ち形状部分の自由端部であることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項の部品保持部材において、上記切り欠きの幅は、部品挿入方向手前側が広くなっていることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1又は2の部品保持部材において、上記部品保持部は、部品挿入方向奥側に、上記部品収容空間に挿入される部品の先端部が突き当たる部品突き当て部を有することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1、2又は3の部品保持部材において、上記部品保持部は、部品挿入方向と上記複数の壁部の互いに対向する対向方向とに直交する方向から上記部品収容空間に面する壁部をさらに有し、該部品収容空間が少なくとも4つの壁面で囲まれるように形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、装置本体内部に部品保持部材を備えた画像形成装置であって、請求項1乃至のいずれかの部品保持部材を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項の画像形成装置において、上記部品保持部材を、通常使用時には装置外部には露出しない箇所であって、保守点検時には容易にアクセスできる箇所に備えたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項5又は6の画像形成装置において、上記部品保持部材を、装置を制御する電子部品が格納されたコントローラボックス内に備えたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項5、6又は7の画像形成装置において、上記部品保持部材を、原稿を搬送する自動原稿搬送装置内に備えたことを特徴とするものである。
本発明においては、部品保持部のスリット状の部品収容空間に部品を挿入すると、部品押え部が撓み、部品押え部に形成された突起と、部品押え部を有する壁部と対向する壁部の壁面又はその対向する壁部が有する部品押え部の突起との間に部品を挟み込んで堅固に保持することができる。
本発明によれば、部品の挿入方向に制約を受けることなく、記媒体などの部品を堅固に保持することができる部品保持部材及びこれを備えた画像形成装置を提供することができるという優れた効果がある。
本発明の実施形態に係る部品保持部材としての記憶媒体保持部材の構成を示す斜視図。 媒体保持部材を図1中の矢視A方向から見た側面図。 媒体保持部材のスリットにそれぞれ記媒体を挿入した状態を示す斜視図。 本実施形態に係る複写機を裏側から見た概略構成を示す斜視図。 複写機の内部に搭載されるコントローラボックスを複写機の外部に引き出した状態の概略構成を示す斜視図。 図示しないスキャナに対して開状態の自動原稿搬送装置を下側から見た斜視図。 自動原稿搬送装置から原稿押えを取り外した状態の斜視図。
以下、本発明を適用した部品保持部材の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る部品保持部材としての記憶媒体保持部材1の構成を示す斜視図である。図2は、記媒体保持部材1を図1中の矢視A方向から見た側面図である。図示の例は、部品として薄いカード型の記媒体を収納して保持する部品保持部材の一例である。
図1において、記媒体保持部材1は、記媒体を着脱可能に保持する部品保持部2を並列に3箇備えており、同時に3枚の記媒体を保持することができるようになっている。この部品保持部2は3箇に限らず、1箇以上備えていればよい。部品保持部2は、記媒体を挿入して収容可能なスリット状の部品収容空間3を形成するように互いに対向させて設けられた複数の壁部4、5を備えており、これらの複数の壁部4、5の少なくとも一方の壁部4は、部品収容空間3側の内壁面に突起4aが形成された可撓性の部品押え部4bを有している。突起4aと対向する壁部5の壁面5aとの間のスリット幅が最も小さく、挿入される記媒体の厚さよりも小さくなっている。上記部品押え部4bは、その部品押え部4bを有する壁部4が記媒体挿入方向に貫通した切り欠き4cで分断され、記媒体が挿入されたときに撓むように形成された自由端部となっている。このため、部品押え部4bは記媒体と当接して容易に撓むことができる。そして、部品収容空間3に記媒体を挿入すると、記媒体が突起4aに当接して部品押え部4bを押し広げるため、部品押え部4bが撓み、その復元力によって、突起4aと対向する壁面5aとの間で記媒体を堅固に保持することができる。
また、部品保持部2は、記媒体の挿入方向奥側に、部品収容空間3に挿入される記媒体の先端部が突き当たる部品突き当て部としての底面6を有している。図示の例では、部品突き当て部として、記媒体挿入方向奥側の部品収容空間3の中央部と両端部に底面6が形成されていて、記媒体の挿入方向の位置決めを容易に行うことができる。
また、部品押え部4bを有する壁4と対向する部品押え部を有しない壁部5には、部分的な切り欠き5bが形成されている。図示の例では、切り欠きの幅が、記媒体の挿入方向手前側が奥側に比べて広くなっている部分的な切り欠き5bが形成されている。
さらに、記媒体保持部材1を画像形成装置の筐体にネジ止めするための取付け孔7aと位置決め用ガイド7bとが形成されている。
また、上記部品保持部2は、記媒体の挿入方向と上記複数の壁部4、5の互いに対向する対向方向とに直交する方向から上記部品収容空間3に面する壁部8、9をさらに有しており、部品収容空間3が少なくとも4つの壁面で囲まれるように形成されている。4つの壁面で囲まれることにより、部品収容空間3に挿入された記媒体は、壁部8、9により移動が制限され、複数の壁部4、5の互いに対向する対向方向と直交する方向に移動することなく保持される。
なお、図示の例では、部品押え部4bを有する壁部4と対向する壁部5は、部品押え部を有しないが、この壁部5にも同様に、突起が形成された部品押え部を設けてもよい。
図2において、部品押え部4bを有する壁部4の記媒体の挿入方向に貫通した切り欠き4cの幅は、記媒体の挿入方向手前側が奥側に比べて広くなっている。また、上述したように、部品押え部4bを有する壁部4と対向する部品押え部を有しない壁部5には、部分的な切り欠き5bが形成されている。このように、対向する両壁部4、5それぞれの記媒体の挿入方向手前側が切り欠けているので、記媒体を挿入又は取り外す際、作業者の指が入りやすく、記媒体側面のつまむ部分の面積を十分に確保することができ、作業性が良好である。また、複数の部品保持部2を設ける場合にその間隔を狭くしても作業性を損なわず、省スペース化を図ることができる。
上記記媒体保持部材1は、例えばABS樹脂からなる樹脂成型品である。部品押え部4bを有する壁部4の肉厚や形状を適宜設定することによって、記媒体の保持力と、着脱時に必要な力とを調整することができる。なお、記媒体保持部材1は、ABS樹脂に限らず、ポリプロピレンやポリスチレン等の他の汎用プラスチック用樹脂や、ポリアセタールやポリカーボネート等のエンジニアリングプラスチック用樹脂からなる樹脂成型品であってもよい。また、ウレタンゴムやシリコンゴム等のゴムからなる成型品であってもよい。さらに、鉄やアルミニウムなどの金属材料を精密板金加工したものであってもよい。
図3は、記媒体保持部材1の部品収容空間3にそれぞれ記媒体Mを挿入した状態を示す斜視図である。図示の記媒体MはSDカードの例を示しているが、ICタグなど他の種類のメモリカードであってもよい。記媒体Mはその先端部が底面6に突き当たるまで挿入され、底面6と部品収容空間3を形成する壁部4、5とによって回転することなく位置決め保持される。このとき記媒体Mが突起4aに当接して部品押え部4bを押し広げるため、部品押え部4bが撓み、その復元力によって、突起4aと対向する壁面5aとの間で記媒体Mを堅固に保持することができる。これにより、記媒体Mは、記媒体保持部材1の部品収容空間3の内側で固定され、例えば、記媒体保持部材1自体を反転させて記媒体Mが下側に向いたとしても落下することはなく、記媒体保持部材1の姿勢によらず記媒体Mを堅固に保持して収納することができる。
次に、上記記憶媒体保持部材1を画像形成装置である複写機の内部に取付けた実施形態について具体的に説明する。図4は本実施形態に係る複写機100を裏側から見た概略構成を示す斜視図である。
図4に示すように、本実施形態に係る複写機100は、制御用の電子部品が格納されたコントローラボックス101と、原稿を搬送する自動原稿搬送装置110と、原稿の画像を読み取る画像読取部を備えたスキャナ120と、スキャナ120により読み取られた原稿の画像を記録紙に記録する画像形成ユニット130とを備えている。なお、コントローラボックス101には本来保護カバーが取付けられているが、図示の例は保護カバーを省略した状態を示している。自動原稿搬送装置110は、スキャナ120上に開閉機構(例えばヒンジ)111を介して開閉自在に取付けられ、スキャナ120は、画像形成ユニット130の上部に固定されている。また、この複写機100は、画像形成ユニット130により画像を形成された記録紙を排出する排紙トレイ140、ユーザによる入力操作を行う図示しない操作部等も備えている。なお、画像形成ユニット130の構成については、従来公知の電子写真方式、インクジェット方式等の方式を採用することができ、その詳細な説明は省略する。
図5は、複写機100の内部に搭載されるコントローラボックス101を複写機100の外部に引き出した状態の概略構成を示す斜視図である。コントローラボックス101は図中B方向に移動して複写機100の内部から引き出される。
図5において、コントローラボックス101の内部に配設されたブラケット102に記媒体保持部材1がネジ103によりネジ止めされている。ブラケット102の図示しない位置決め孔に記媒体保持部材1の位置決め用ガイド7bが係合しているので、記媒体保持部材1を1本のネジ103で簡単かつ確実に取付けることができる。記媒体Mは、コントローラボックス101内に取付けられた記媒体保持部材1に水平方向に挿入され、部品押え部4bの突起4aと対向する壁面5aとの間で堅固に保持されるので、コントローラボックス101の格納動作や引出し動作を行っても緩んで落下することはない。このようにコントローラボックス101がオプションの増設などのために簡単に引き出される構成となっていれば、通常使用時にはコントローラボックス101を複写機100の内部に格納しておき、ユーザが意識することなく保管の必要な記媒体Mを収納しておくことができる。
図6は、スキャナ120(不図示)に対して開状態の自動原稿搬送装置110を下側から見た斜視図である。自動原稿搬送装置110には、スキャナ120の原稿載置台と対向する面に原稿押え112が図示しない面ファスナーにより取付けられている。
図7は、自動原稿搬送装置110から原稿押え112を取り外した状態の斜視図であり、図6と比べて自動原稿搬送装置110の上下方向が逆になった状態を示している。
図7において、自動原稿搬送装置110から面ファスナーにより取付けられた原稿押え112を取り外した内側の原稿押え112と干渉しない凹部113に、記媒体保持部材1が取付けられている。凹部113の図示しない位置決め孔に記媒体保持部材1の位置決め用ガイド7bが係合しており、記媒体保持部材1を1本のネジ114で簡単かつ確実に取付けることができる。スキャナ120に対して自動原稿搬送装置110を閉じると、記媒体保持部材1の部品保持部2に保持された記媒体Mは、収容時の挿入方向と重力方向とが逆になるが、記媒体Mは堅固に保持されているので、落下することはない。また、通常使用時は面ファスナをはがして原稿押え112を取り外すことはないので、ユーザが意識することなく、保管の必要な記媒体Mを収納しておくことができる。コントローラボックス101内に設置した記媒体保持部材1と併せて用いることで、保管すべき記媒体Mが増えた場合にも記媒体保持部材1を追加して機内での収納場所を増やすことができる。
以上、本実施形態によれば、記媒体Mを記媒体保持部材1の部品収容空間3に挿入すると、部品押え部4bが撓み、部品押え部4bに形成された突起4aと、部品押え部4bを有する壁部4と対向する壁部5の壁面5a又はその対向する壁部5が有する部品押え部の突起との間に記媒体Mを挟み込んで堅固に保持することができる。
また、部品押え部4bは、その部品押え部4bを有する壁部4が記媒体挿入方向に貫通した切り欠き4cで分断され、記媒体Mが挿入されたときに撓むように形成された自由端部となっている。このため、部品押え部4bは記媒体Mと当接して容易に撓むことができる。
また、部品押え部4bを有する壁部4の記媒体Mの挿入方向に貫通した切り欠き4cの幅は、記媒体Mの挿入方向手前側が奥側に比べて広くなっている。このため、記媒体Mを挿入又は取り外す際、作業者の指が入りやすく、作業性が良好である。
また、部品押え部4bを有する壁部4と対向する部品押え部を有しない壁部5には、部分的な切り欠き5bが形成されているので、記媒体Mを挿入又は取り外す際、作業者の指がさらに入りやすく、記媒体側面のつまむ部分の面積を十分に確保することができ、作業性が良好である。また、複数の部品保持部2を設ける場合に、複数の部品保持部2の設置間隔を狭くしても作業性を損なわず、省スペース化を図ることができる。
また、部品保持部2は、記媒体Mの挿入方向奥側に、部品収容空間3に挿入される記媒体Mの先端部が突き当たる部品突き当て部としての底面6を有しているので、記媒体Mの挿入方向の位置決めを容易に行うことができる。
また、部品保持部2は、記媒体Mの挿入方向と上記複数の壁部4、5の互いに対向する対向方向とに直交する方向から上記部品収容空間3に面する壁部8、9をさらに有しており、部品収容空間3が少なくとも4つの壁面で囲まれるように形成されている。これにより、部品収容空間3に挿入された記媒体Mは、壁部8、9により移動が制限され、複数の壁部4、5の互いに対向する対向方向と直交する方向に移動することなく保持される。
また、複写機100の内部に上記記媒体保持部材1を備えることによって、装置内部に記媒体Mを堅固に保持して収納しておくことができる。
また、複写機100の通常使用時には装置外部には露出しない箇所であって、保守点検時には容易にアクセスできる箇所に、記媒体保持部材1を備えることで、ユーザが意識することなく保管の必要な記媒体Mを収納しておくことができる。例えば、記媒体保持部材1をコントローラボックス101や、自動原稿搬送装置110の内部に取付けて、記媒体Mを収納しておくことができる。
1 記媒体保持部材
2 部品保持部
3 部品収容空間
4 壁部
4a 突起
4b 部品押え部
4c 切り欠き
5 壁部
5a 壁面
5b 部分的な切り欠き
6 底面
7a 取付け孔
7b 位置決め用ガイド
8、9 壁部
100 複写機
101 コントローラボックス
102 ブラケット
103 取付けネジ
110 自動原稿搬送装置
111 開閉機構
112 原稿押え
113 自動原稿搬送装置内部の凹部
114 取付けネジ
120 スキャナ
130 画像形成ユニット
140 排紙トレイ
特開2007−249156号公報

Claims (8)

  1. 部品を着脱可能に保持する部品保持部を一つ以上備える部品保持部材であって、
    上記部品保持部は、部品を挿入して収容可能なスリット状の部品収容空間を形成するように該部品収容空間の厚さ方向において互いに対向させて設けられた複数の壁部を備え、
    該互いに対向する複数の壁部のうち一方の壁部は、該部品収容空間側の内壁面の部品挿入方向奥側に突起が形成された可撓性の部品押え部を有し、
    該複数の壁部のうち該部品押え部を有しない他方の壁部は、部品挿入方向手前側の端部に部分的な切り欠きを有し、
    記部品押え部は、上記一方の壁部が部品挿入方向に貫通した切り欠きで分断され上記部品が挿入されたときに撓むように上記部品収容空間の部品挿入方向に直交する幅方向における該一方の壁部の端部から中央側に部分的に延ばして形成された片持ち形状部分の自由端部であることを特徴とする部品保持部材。
  2. 請求項の部品保持部材において、
    上記切り欠きの幅は、部品挿入方向手前側が広くなっていることを特徴とする部品保持部材。
  3. 請求項1又は2の部品保持部材において、
    上記部品保持部は、部品挿入方向奥側に、上記部品収容空間に挿入される部品の先端部が突き当たる部品突き当て部を有することを特徴とする部品保持部材。
  4. 請求項1、2又は3の部品保持部材において、
    上記部品保持部は、部品挿入方向と上記複数の壁部の互いに対向する対向方向とに直交する方向から上記部品収容空間に面する壁部をさらに有し、該部品収容空間が少なくとも4つの壁面で囲まれるように形成されていることを特徴とする部品保持部材。
  5. 装置本体内部に部品保持部材を備えた画像形成装置であって、
    請求項1乃至のいずれかの部品保持部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項の画像形成装置において、
    上記部品保持部材を、通常使用時には装置外部には露出しない箇所であって、保守点検時には容易にアクセスできる箇所に備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5又は6の画像形成装置において、
    上記部品保持部材を、装置を制御する電子部品が格納されたコントローラボックス内に備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5、6又は7の画像形成装置において、
    上記部品保持部材を、原稿を搬送する自動原稿搬送装置内に備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2010015276A 2010-01-27 2010-01-27 部品保持部材及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5610266B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010015276A JP5610266B2 (ja) 2010-01-27 2010-01-27 部品保持部材及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010015276A JP5610266B2 (ja) 2010-01-27 2010-01-27 部品保持部材及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011154171A JP2011154171A (ja) 2011-08-11
JP5610266B2 true JP5610266B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=44540196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010015276A Expired - Fee Related JP5610266B2 (ja) 2010-01-27 2010-01-27 部品保持部材及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5610266B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7478694B2 (ja) 2021-03-08 2024-05-07 株式会社日立製作所 回転磁場発生装置、磁気冷凍装置、および水素液化装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013186169A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP6230226B2 (ja) 2012-11-29 2017-11-15 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0420131U (ja) * 1990-06-07 1992-02-20
JPH0448544U (ja) * 1990-08-31 1992-04-24
JPH1178165A (ja) * 1997-09-12 1999-03-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置の外装カバー構造
JP2001222695A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Sony Corp メモリーカードホルダー
JP3691727B2 (ja) * 2000-05-31 2005-09-07 シャープ株式会社 携帯形電子機器
JP2002190004A (ja) * 2000-12-22 2002-07-05 Sharp Corp Icカード装置及びicカード用アダプタ
JP2003341178A (ja) * 2002-05-30 2003-12-03 Ricoh Co Ltd コンピュータ周辺機器
JP2005091388A (ja) * 2003-09-11 2005-04-07 Ricoh Co Ltd 前ドアーを有する機器
JP4486877B2 (ja) * 2004-12-20 2010-06-23 株式会社リコー 画像形成装置
JP2006210276A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Smk Corp メモリーカード用コネクタ
JP4117311B2 (ja) * 2005-09-28 2008-07-16 京セラミタ株式会社 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7478694B2 (ja) 2021-03-08 2024-05-07 株式会社日立製作所 回転磁場発生装置、磁気冷凍装置、および水素液化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011154171A (ja) 2011-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1738914A2 (en) Printer
JP5610266B2 (ja) 部品保持部材及び画像形成装置
JP2008120588A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
US20110291350A1 (en) Sheet supplying apparatus and sheet-supply tray
EP3778246A1 (en) Printing cartridge, tape guide, and printing device
US20070291455A1 (en) Apparatus for tool-less removal of pcb assembly
EP2343602B1 (en) Image forming apparatus
CN108016903B (zh) 薄片体堆放装置和包括薄片体堆放装置的图像形成装置
CN101920602A (zh) 打印机
CN209765270U (zh) 一种碳粉盒
TWI227470B (en) Hard disk cartridge
JPH04272035A (ja) 画像形成装置
JP6893445B2 (ja) カードリーダ
JP7276375B2 (ja) 画像形成装置
JP2008003439A (ja) 画像形成装置
JP2005301181A (ja) 画像形成装置
JP5760656B2 (ja) 開閉装置
JPH06135574A (ja) 給紙カセット
JP4627285B2 (ja) 説明書等の収納構造及びこれを用いた画像形成装置
JP2009068554A (ja) 部材の取付構造、画像形成装置
JP2541022B2 (ja) 画像形成装置の給紙トレイ
EP4242006A1 (en) Cartridge
JPH0927685A (ja) 電子機器
KR102429616B1 (ko) 수용체 및 테이프 리본 세트
US20230286302A1 (en) Cartridge

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140821

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5610266

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees