JPH04272035A

JPH04272035A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH04272035A
Application number: JP5596791A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Koshimizu; 小清水　義之
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1991-02-27
Filing date: 1991-02-27
Publication date: 1992-09-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
画像形成装置に係り、詳しくは画像形成装置におけるカ
セットの装着機構に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の画像形成装置、例えば複写機では
、一般に、記録材をカセットに多量に収納しておき、装
置本体内または外部に取付ける構成になっている。特に
、近時、省スペースの観点から、装置本体内にカセット
を装着しているものが多いが、取外すか、引き出すとき
に、本体から手前側または側方の何れか一方にのみ、取
外しまたは引き出すようになっていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、一方向にのみカセットを引き出すために、装
置本体の設置場所の制約を受ける欠点があった。また、
手前（前方）側にのみカセットを引き抜く場合には、通
路をそれだけ塞ぐ等の欠点がある。

【０００４】装置本体を幾ら小型化しても、上記のよう
に、カセット引き抜き方向が単一であると、結局装置本
体の設置必要スペースが大きくなったり、またはカセッ
トに記録材を補充する操作性を著しく阻害するという欠
点があった。

【０００５】そこで、本発明は、カセットを２方向に引
き抜くようにして、設置スペースが少ない、またはカセ
ットへの記録材補充が容易な画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、前記の事情に
鑑みてなされたものであって、例えば図１を参照して示
すと、本体（１ａ）に記録材（Ｐ）を収納するカセット
（２）を有する画像形成装置（１）において、前記カセ
ット（２）を引き出す第１の引出し方向と、該第１の引
出し方向に直交する第２の引出し方向と、を有し、前記
何れか一方の引出し方向に前記カセット（２）を引き出
すときには、前記カセット（２）のガイド手段（７ｂ，
６ｂ）となり、他方に前記カセット（２）を引き出すと
きには該カセット（２）の引出し把手手段（６ａ，７ａ
）に置換えられる置換え部材（６，７）を備えたことを
特徴とする。

【０００７】

【作用】以上の構成に基づき、カセット（２）に収納さ
れた記録材（Ｐ）に画像形成装置（１）により画像を形
成する。そこで、カセット（２）は画像形成装置（１）
の互いに直交する第１の引出し方向と第２の引出し方向
に抜き差しする。そして、何れか一方にカセット（２）
を置換え部材（７，６）の一部をガイド手段（７ｂ，６
ｂ）として抜き差しし、他方にカセット（　　）を抜き
差しするときには、前記置換え部材（７，６）を前記カ
セット（２）に取付けて、その一部を把手手段（７ａ，
６ａ）とする。

【０００８】なお、前記カッコ内の符号は例示であって
、何等本発明を限定するものではない。

【０００９】

【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例を説明す
る。

【００１０】図１及び図２に複写機１が示されている。この複写機１の下部にカセット２が取付けられており、
図１においては、手前側に抜き差しし、図２においては
左側に抜き差しするようになっている。そして、カセッ
ト２には、図１に示すように、左側板の外側にダブテー
ル状のと突条２ａが設けられ、右側板には角型の突条２
ｂが設けられており、これら突起２ａ，２ｂを案内する
溝３ａ，３ｂが複写機本体１ａの下部のカセット挿入孔
３の両側面に設けられている。

【００１１】また、同様に、図２に示すように、カセッ
ト２の手前側にダブテール状の突条２ｃが設けられ、向
う側に角型の突条２ｄが設けられており、これ等突条２
ｃ，２ｄを案内する溝５ａ，５ｂがカセット挿入孔５の
両側面に設けられている。

【００１２】また、手前側のカセット挿入孔３を塞ぐカ
バー６には、外側中央に把手６ａが設けられると共に、
図１に示すように、カバー６がカセット挿入孔３を塞い
だときに、前記溝５ａに続く溝６ｂが形成されている。

【００１３】同様に、左側のカセット挿入孔５を塞ぐカ
バー７には、外側中央に把手７ａが設けられると共に、
図２に示すように、カバー７がカセット挿入孔５を塞い
だときには、前記溝３ａに続く溝７ｂが形成されている
。

【００１４】次に、本実施例の作用を説明する。

【００１５】カセット２をカセット挿入孔３に挿入する
場合には、先ず、カバー７で、カセット挿入孔５を塞ぎ
、カバー７の溝７ｂと本体１ａの溝３ａとを合わせる。

【００１６】ついで、カセット２の突条２ｃにカバー６
を取付け、記録材Ｐをカセット２に収納する。

【００１７】ついで、カセット２の突条２ａ，２ｂを溝
３ａ，３ｂに所定量挿入すると、溝３ａと７ｂ及び溝３
ｂに案内されて、カセット２が本体１ａに装着される。カセット２を把手６ａにより引き出すと、カセット２は
本体１ａから取り出せる。

【００１８】また、同様にカセット２をカセット挿入孔
５に挿入する場合には、先ず、カバー６で、カセット挿
入孔３を塞ぎ、カバー６の溝６ｂと本体１ａの溝５ａと
を合わせ、カセット２の突条２ａにカバー７を取付けた
後、記録材Ｐをカセット２に収納する。

【００１９】ついで、カセット２の突条２ｃ，２ｄを溝
５ａ，５ｂに所定量挿入すると、溝５ａと６ｂ及び溝５
ｂに案内されて、カセット２が本体１ａに装着される。カセット２を把手７ａにより引き出すと、カセット２は
本体１ａから取り出せる。

【００２０】なお、左側からの挿入孔５は一般に、排紙
の方向に向いている。後面及び給紙面の方向を含めた何
れか２方向の装着・引き抜きも、可能である。

【００２１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カセットの引出し方向を互いに直交する２方向のカセッ
ト挿入孔を設け、置換え部材により、何れか一方方向の
カセットガイド手段と把手手段とを置換えさせることに
より、カセットを２方向以上に選択引出が可能となるの
で、スペースの制約が少い方向を選択してカセットを引
き抜けるため、記録材のカセットへの補充を容易にでき
ると共に、装置本体の設置場所の制約を大幅に軽減し、
設置スペースを低減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例における手前側カセット引き出
し状態を示す斜視図。

【図２】その右側カセット引き出し状態を示す斜視図。

【符号の説明】

１　　　　　　　　画像形成装置（複写機）１ａ　　　
　　　本体２　　　　　　　　カセット６，７　　　　　　　　　　置換え部材（カバー）６ａ
，７ａ　　　　　　把手手段（把手）６ｂ，７ｂ　　　
　　　ガイド手段（溝）Ｐ　　　　　　　　記録材

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　本体に記録材を収納するカセットを有
する画像形成装置において、前記カセットを引出す第１
の引出し方向と、該第１の引出し方向に直交する第２の
引出し方向と、を有し、前記何れか一方の引出し方向に
前記カセットを引き出すときには、前記カセットのガイ
ド手段となり、他方に前記カセットを引き出すときには
、該カセットの引出し把手手段に置換えられる置換え部
材を備えることを特徴とする画像形成装置。