JP2011121695A - 媒体収容装置及び画像形成装置 - Google Patents

媒体収容装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011121695A
JP2011121695A JP2009280324A JP2009280324A JP2011121695A JP 2011121695 A JP2011121695 A JP 2011121695A JP 2009280324 A JP2009280324 A JP 2009280324A JP 2009280324 A JP2009280324 A JP 2009280324A JP 2011121695 A JP2011121695 A JP 2011121695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gripping
container body
holding
supported
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009280324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5487925B2 (ja
Inventor
Shuichi Amamoto
秀一 天本
Akira Kikuta
章 菊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2009280324A priority Critical patent/JP5487925B2/ja
Publication of JP2011121695A publication Critical patent/JP2011121695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5487925B2 publication Critical patent/JP5487925B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】媒体収容容器を複数の方向から引き出し可能とする構成を小型化すること。
【解決手段】第1の着脱方向と第2の着脱方向とを含む複数の着脱方向に移動可能な容器本体(51)と、第1の着脱方向に移動する場合に容器本体(51)に装着されて、使用者に把持される第1の把持部材(71)と、第2の着脱方向に移動する場合に容器本体(51)に装着されて、使用者に把持される第2の把持部材(72)と、第1の把持部材(71)に設けられ、容器本体(51)が第2の着脱方向に移動する場合に、容器本体(51)の第2の被案内部(58)を案内する第1の案内部材(81c)と、第2の把持部材(72)に設けられ、容器本体(51)が第1の着脱方向に移動する場合に、容器本体(51)の第1の被案内部(59)を案内する第2の案内部材(81c)と、を備えた媒体収容装置(U2)。
【選択図】図7

Description

本発明は、媒体収容装置及び画像形成装置に関する。
画像形成装置において、画像が記録される媒体が収容される媒体収容容器、いわゆる給紙カセットに関する技術として、以下の特許文献1〜4に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開2005−255363号公報には、画像形成装置(20)に対して、複数の方向から着脱可能な給紙カセット(10)に関する技術が記載されており、給紙カセット(10)では、カセットフレーム(11)に対してカセット把手(14)がスナップフィット等で固定されており、給紙方向に直交する幅方向に給紙カセット(10)が引き出される場合には、カセット把手(14)の上端から上方に突出する一対の筐体係合ガイド(14b)が支持穴(21d)に沿ってガイドされて引き出されると共に、給紙方向に沿って給紙カセット(10)が引き出される場合には、カセット把手(14)の上端の筐体係合ガイド(14b)が装置本体(21)の支持穴(21d)に引っ掛かってカセット把手(14)が画像形成装置(20)に残される構成が記載されている。
特許文献2としての特開2005−280980号公報には、例えばA4サイズの用紙を収容する給紙カセット(21)に対して、A3サイズ等の長尺のシートが、給紙カセットの引き出し方向に対して直交する方向に延びる状態で収容するために、プリンタ(1)の4隅の支柱の1つが存在せず、長尺シートを給紙カセット(21)を収容した状態で引き出し可能とする技術が記載されている。また、特許文献1には、給紙カセット(21)の引き出し方向奥側に形成された係合部(44a)に引っ掛かる補助足(41)を、給紙カセット(21)の引き出し動作に連動させて移動させ、給紙カセット(21)が引き出された状態で、支柱が存在しない隅の位置に補助足(41)を移動させ、給紙カセット(21)を押し込む際に、補助足(41)を引っ掛けて押し込む技術も記載されている。
特許文献3としての特開2008−90046号公報には、画像形成装置本体(12)の下端に、四隅のうちの1つが開放された空間部(70)が形成され、空間部(70)には空間部(70)のシート搬送方向の長さよりも長いシート供給カセット(55)が装着されており、シート供給カセット(55)はレールに沿ってシート搬送方向に直交する方向に着脱される構成が記載されている。
特許文献4としての特開平7−117868号公報には、給紙カセット(3)が収容される画像形成装置(1)の収容凹所(2)の内底面(2a)にガイド溝(5,6)を格子状に形成し、給紙カセット(3)の底面から下方に突出する突片(10)がガイド溝(5,6)にガイドされることで、給紙カセットが前方と左方の2方向から着脱可能とする技術が記載されている。また、収容凹所(2a)に位置決め用の凹部(20a〜20d)を形成し、給紙カセット(3)に凸部(21c)を形成したりする技術も記載されている。
特開2005−255363号公報(「0034」〜「0046」、図1〜図3) 特開2005−280980号公報(「0027」〜「0028」、「0034」〜「0037」、図1〜図5) 特開2008−90046号公報(「0024」〜「0026」、図2〜図3) 特開平7−117868号公報(「0006」〜「0014」、図2〜図7)
本発明は、媒体収容容器を複数の方向から引き出し可能とする構成を小型化することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の媒体収容装置は、
媒体を収容する容器本体であって、前記容器本体が収容される容器収容部に対して、第1の着脱方向と前記第1の着脱方向とは異なる第2の着脱方向とを少なくとも含む複数の着脱方向に移動可能に支持された前記容器本体と、
前記容器本体の前記第1の方向の端部に配置され、前記容器本体が前記第2の着脱方向に移動する場合に前記容器本体から離脱すると共に、前記容器本体が前記第1の着脱方向に移動する場合に前記容器本体に装着されて、前記容器本体を移動させる使用者に把持される第1の把持部材と、
前記容器本体の前記第2の方向の端部に配置され、前記容器本体が前記第1の着脱方向に移動する場合に前記容器本体から離脱すると共に、前記容器本体が前記第2の着脱方向に移動する場合に前記容器本体に装着されて、前記容器本体を移動させる使用者に把持される第2の把持部材と、
前記第1の把持部材に設けられ、前記容器本体が前記第2の着脱方向に移動する場合に、前記容器本体に設けられた第2の被案内部を案内する第1の案内部材と、
前記第2の把持部材に設けられ、前記容器本体が前記第1の着脱方向に移動する場合に、前記容器本体に設けられた第1の被案内部を案内する第2の案内部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の媒体収容装置において、
前記第1の把持部材に設けられ、前記容器本体に設けられた前記第1の被固定部に対して係合、離脱可能に支持された第1の固定部と、
前記第2の把持部材に設けられ、前記容器本体に設けられた前記第2の被固定部に対して係合、離脱可能に支持された第2の固定部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の媒体収容装置において、
前記第1の把持部材に設けられ、前記第1の固定部に連動して移動可能に支持された第1の把持部であって、前記第1の固定部が前記第1の被固定部に係合する収容係合位置と、前記第1の把持部が使用者に把持されて前記第1の固定部が前記第1の被固定部から離脱する収容離脱位置と、の間で移動可能に支持された前記第1の把持部と、
前記第2の把持部材に設けられ、前記第2の固定部に連動して移動可能に支持された第2の把持部であって、前記第2の固定部が前記第2の被固定部に係合する収容係合位置と、前記第2の把持部が使用者に把持されて前記第2の固定部が前記第2の被固定部から離脱する収容離脱位置と、の間で移動可能に支持された前記第2の把持部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の媒体収容装置において、
前記第1の把持部材に対応して前記容器本体に設けられた第1の把持固定部と、
前記第2の把持部材に対応して前記容器本体に設けられた第2の把持固定部と、
前記第1の把持部材に設けられ、前記第1の把持固定部に対して着脱可能に支持された第1の把持着脱部と、
前記第2の把持部材に設けられ、前記第2の把持固定部に対して着脱可能に支持された第2の把持着脱部と、
前記第1の把持部材に設けられ、前記第1の把持着脱部に連動して移動可能に支持された第1の把持部であって、前記第1の把持固定部と前記第1の把持着脱部とが離脱する把持離脱位置と、前記第1の把持部が使用者に把持されて前記第1の把持固定部と前記第1の把持着脱部とが装着される把持装着位置と、の間で移動可能に支持された前記第1の把持部と、
前記第2の把持部材に設けられ、前記第2の把持着脱部に連動して移動可能に支持された第2の把持部であって、前記第2の把持固定部と前記第2の把持着脱部とが離脱する把持離脱位置と、前記第2の把持部が使用者に把持されて前記第2の把持固定部と前記第2の把持着脱部とが装着される把持装着位置と、の間で移動可能に支持された前記第2の把持部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の媒体収容装置において、
前記第1の把持部材に対応して、前記容器収容部に設けられた第1の保持解除部と、
前記第2の把持部材に対応して、前記容器収容部に設けられた第2の保持解除部と、
前記第1の把持部材に設けられ、前記第1の把持部に対して移動可能に支持された第1の保持部材であって、前記把持装着位置に移動した前記第1の把持部に係合して前記第1の把持部を前記把持装着位置に保持する保持位置と、前記第1の保持解除部に係合して前記第1の把持部との係合が解除される保持解除位置と、の間で移動可能に支持された第1の保持部材と、
前記第2の把持部材に設けられ、前記第2の把持部に対して移動可能に支持された第2の保持部材であって、前記把持装着位置に移動した前記第2の把持部に係合して前記第2の把持部を前記把持装着位置に保持する保持位置と、前記第2の保持解除部に係合して前記第2の把持部との係合が解除される保持解除位置と、の間で移動可能に支持された第2の保持部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項6に記載の発明の画像形成装置は、
媒体に画像を記録する画像記録部と、
前記画像記録部に搬送される媒体が収容される請求項1ないし5のいずれかに記載の媒体収容装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1、6に記載の発明によれば、容器本体の被案内部を案内する案内部材を各把持部材に設けない場合に比べて、媒体収容容器を複数の方向から引き出し可能とする構成を小型化することができる。
請求項2に記載の発明によれば、被固定部と固定部とで把持部材を固定しない場合に比べて、把持部材が媒体収容装置から脱落することを防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、把持部に連動して固定部が移動しない場合に比べて、把持されて着脱される把持部材の固定を解除しつつ、着脱されない把持部材の固定を保持することができる。
請求項4に記載の発明によれば、把持部に連動して把持着脱部が移動しない場合に比べて、把持された把持部が支持されている把持部材と容器本体とを連結でき、把持されていない把持部材と容器本体との連結が解除された状態とすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、保持解除部に係合していない状態では把持部を把持装着位置に保持して、把持部材と容器本体との装着状態を保持することができる。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視説明図である。 図2は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図3は実施例1の給紙部の斜視説明図である。 図4は図3に示す状態から給紙トレイが第2の離脱方向である右方向に引き出される途中の状態の説明図である。 図5は図4に示す状態から給紙トレイがさらに右方向に引き出された状態の説明図である。 図6は容器収容部の要部説明図である。 図7は給紙トレイが第1の離脱方向である前方に引き出された状態の説明図である。 図8は給紙トレイが第3の離脱方向である左方に引き出された状態の説明図である。 図9は実施例1の給紙トレイの要部説明図である。 図10は給紙トレイの昇降プレートの要部説明図であり、図10Aは昇降プレートが降下位置に移動した状態の説明図、図10Bは昇降プレートが上昇位置に移動した状態の説明図である。 図11は実施例1のハンドルの斜視説明図である。 図12は実施例1のハンドルのリンク機構の部分を斜め下方から見た説明図である。 図13は実施例1のリンク機構の要部説明図であり、トレイ本体が装着された状態の説明図である。 図14は実施例1のリンク機構の要部説明図であり、トレイ本体が引き出された状態における画像形成装置本体に残されたハンドルのリンク機構の説明図である。 図15は実施例1のリンク機構の平面図であり、トレイ本体にハンドルが連結された状態におけるリンク機構の説明図である。 図16は実施例1のリンク機構の平面図であり、トレイ本体が引き出された状態における画像形成装置本体に残されたハンドルのリンク機構の説明図である。 図17は実施例1のリンク機構を前方から見た図であり、トレイ本体にハンドルが連結されて引き出された状態におけるリンク機構の説明図である。 図18は実施例1のリンク機構を前方から見た図であり、トレイ本体が引き出された状態における画像形成装置本体に残されたハンドルのリンク機構の説明図である。 図19は実施例1のリンク機構を側方から見た図であり、トレイ本体にハンドルが連結されて引き出された状態におけるリンク機構の説明図である。 図20は実施例1のリンク機構を側方から見た図であり、トレイ本体が引き出された状態における画像形成装置本体に残されたハンドルのリンク機構の説明図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視説明図である。
図2は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1、図2において、実施例1の画像形成装置の一例としてのデジタルプリンタUは、画像形成装置本体U1を有し、画像形成装置本体U1の上面に排出部の一例としてのシート排出トレイTRhが設けられている。プリンタ本体U1の下部には、媒体収容装置の一例としての給紙部U2が支持されており、給紙部U2には、画像が記録される媒体の一例としての記録シートSが収容される給紙カセットTR1が収容されている。
図2において、前記画像形成装置本体U1は、ユーザが入力操作する操作部UIを有している。
画像形成装置本体U1は、制御部C、および、前記制御部Cにより制御される書込駆動回路の一例としてのLED駆動回路DLや、画像処理部GS、電源回路E等を有している。
画像処理部GSは、外部の情報処理装置の一例としてのホストコンピュータHC等から入力された画像情報を、Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:黒の4色の書込用の画像情報に変換して一時的に記憶し、画像情報を予め設定された時期に潜像形成用の画像情報としてLED駆動回路DLに出力する。
LED駆動回路DLは、入力された画像情報に応じてLED駆動信号を、Y,M,C,Kの各色の潜像形成装置LHy,LHm,LHc,LHkに出力する。実施例1の潜像形成装置LHy〜LHkは、発光素子の一例としての発光ダイオードが記録シートSの幅方向に沿って線状に配列された構成、いわゆるLEDプリントヘッド:LPHにより構成されている。前記潜像形成装置LHy〜LHkは、LED駆動信号に応じて画像書き込み光の一例としてのLEDビームを照射する。なお、前記操作部UI、画像処理部GSおよびLED駆動信号出力装置DLと、後述の帯電ロールCRy〜CRk、転写ロールT1y〜T1kに電圧を印加する電源回路E等の動作は、制御部Cにより制御される。
各潜像形成装置LHy〜LHkの下方に配置された回転駆動する像保持体の一例としての感光体PRy,PRm,PRc,PRkは、その表面が帯電領域Q1y,Q1m,Q1c,Q1kにおいて、帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkにより一様に帯電される。帯電された感光体PRy〜PRkは、潜像書込位置Q2y,Q2m,Q2c,Q2kにおいて潜像形成装置LHy〜LhHkにより静電潜像が形成される。フルカラー画像を形成する場合は、Y,M,C,Kの4色の画像に対応した静電潜像が順次形成され、モノクロ画像の場合は、K画像に対応した静電潜像のみが形成される。
静電潜像が形成された感光体PRy〜PRkは、現像領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて現像装置Gy,Gm,Gc,Gk内の現像剤により、静電潜像が可視像の一例としてのトナー像に現像される。
各感光体PRy〜PRkの下方には、無端状の媒体搬送部材の一例としての転写搬送ベルトBが配置されている。転写搬送ベルトBは、駆動部材の一例としての駆動ロールRdと、従動部材の一例としての従動ロールRfとの間で張架されており、駆動ロールRdの駆動に伴って、転写搬送ベルトBの表面が、Y,M,C,Kの各色の感光体PRy〜PRkと対向する転写領域Q4y〜Q4kを順に通過する。
各転写領域Q4y〜Q4kには、転写搬送ベルトBの裏面側に、転写装置の一例としての転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kが配置されている。
図2において、媒体収容部の一例としての給紙トレイTR1には、媒体の一例としての記録シートSが収容されており、給紙トレイTR1の給紙側上部である右上部には、媒体を送り出す給紙装置Kが支持されている。前記給紙装置Kは、記録シートSに接触して取り出す取り出し部材の一例としてのピックアップロールRpを有し、ピックアップロールRpは、給紙時期に合わせて給紙トレイTR1に積載された記録シートSを取り出す。取り出された記録シートSは、搬送部材の一例としてのフィードロールRs1および分離部材の一例としてのリタードロールRs2を有する捌き部材の一例としてのさばきロールRsで1枚づつ分離されて、媒体搬送路の一例としてのシート搬送路SHに搬送される。
シート搬送路SHに搬送された記録シートSは、時期調整部材の一例としてのレジロールRrに搬送される。レジロールRrは、記録シートSを各転写領域Q4y〜Q4kに向けて、予め設定された時期に搬送する。
各転写領域Q4y〜Q4kを通過する記録シートSには、各転写ロールT1y〜T1kに印加された転写電圧により、感光体PRy〜PRk表面のトナー像が転写される。転写後の感光体PRy〜PRkの表面に残留したトナーは、像保持体用の清掃器の一例としての感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkにより回収され、クリーニングされる。
各転写領域Q4y〜Q4kにおいて未定着のトナー像が転写された記録シートSは、トナー像が未定着の状態で定着領域Q5に搬送される。定着装置Fは、加熱回転部材の一例
としての加熱ロールFhと加圧回転部材の一例としての加圧ロールFpとが接触する定着
領域Q5でトナー像を加熱、加圧し、定着する。定着トナー像が形成された記録シートS
は、媒体搬送部材の一例としての搬送ロールRaにより排出部材の一例としての排紙ロールR1に搬送され、排出口Haからシート排出トレイTRhに排出される。
前記ピックアップロールRp、さばきロールRs、シート搬送ロールRaおよび排出ロ
ールR1により、媒体搬送部材の一例としてのシート搬送部材Rp,Rs,Ra,R1が構成されている。
前記感光体PRy〜PRk、帯電ロールCRy〜CRk、潜像形成装置LHy〜LHk、現像装置Gy〜Gk、転写装置T1y〜T1kおよび定着装置Fにより、記録シートSに画像を記録する実施例1の画像記録部が構成されている。
(給紙部U2の説明)
図3は実施例1の給紙部の斜視説明図である。
図4は図3に示す状態から給紙トレイが第2の離脱方向である右方向に引き出される途中の状態の説明図である。
図5は図4に示す状態から給紙トレイがさらに右方向に引き出された状態の説明図である。
図6は容器収容部の要部説明図である。
図7は給紙トレイが第1の離脱方向である前方に引き出された状態の説明図である。
図8は給紙トレイが第3の離脱方向である左方に引き出された状態の説明図である。
図3〜図6において、実施例1の給紙部U2は、画像形成装置本体U1の後端の後端壁1と、前端に配置された左右一対の柱部2,3と、底部4とを有する。後端壁1、柱部2,3と底部4とに囲まれた空間により容器収容部の一例としてのトレイ収容室6が構成されている。図6、図7において、柱部2,3の間には、第1の着脱方向の一例としての前方向に開口する前着脱口7が形成されている。図5、図6において、右側の柱部3と後端壁1の右端との間には、第2の着脱方向の一例としての右方向に開口する右着脱口8が形成されている。また、図6、図8において、左側の柱部2と後端壁1の左端との間には、第3の着脱方向の一例としての左方向に開口する左着脱口9が形成されている。
図6において、右側の柱部3の前端には、右方、すなわち前着脱口7の外側に向けて凹んだ第1の停止部の一例としての第1のハンドルストッパ11が形成されている。右側の柱部3の左側面の下端部には、第1の本体案内部の一例として、第1の着脱方向に沿った前端から後端まで延びる第1の本体ガイド溝12が形成されている。右側の柱部3の左側面の上端部には、前端から後方に延びる第1の解除案内部の一例としての第1のアンロックガイド13が形成されており、第1のアンロックガイド13の後端には、第1の保持解除部の一例としての突起状の第1のアクチュエータ突起14が形成されている。第1のアクチュエータ突起14の後方の斜め下側には、第1の被固定部の一例として、凹部状の第1のラッチ凹部16が形成されている。第1の本体ガイド溝12と第1のアンロックガイド13との間の右側面には、第1の積載部降下部材の一例として、扇形状の第1のプレート降下板17が支持されている。第1のプレート降下板17は、第1の案内面の一例として、後側上端から前側下端に向けて円弧状の降下ガイド面17aが形成されている。
左側の柱部2の右側面には、右側の柱部3の左側面と対を成す形状に形成されており、第1のハンドルストッパ11、第1の本体ガイド溝12、第1のアンロックガイド13、第1のアクチュエータ突起14、第1のラッチ凹部16が配置されている。すなわち、実施例1では、前着脱口7の左右両側に、左右一対の第1のハンドルストッパ11、第1の本体ガイド溝12、第1のアンロックガイド13、第1のアクチュエータ突起14、第1のラッチ凹部16が配置されている。
図6において、右側の柱部3の右端には、第1のハンドルストッパ11と同様にして、前方、すなわち右着脱口9の外側に向けて凹んだ第2の停止部の一例としての第2のハンドルストッパ21が形成されている。同様にして、右側の柱部3の後側面には、第1の着脱方向である前後方向に沿って形成された第1の本体ガイド溝12と同様に、第2の着脱方向である左方向に沿って形成された第2の本体案内部の一例としての第2の本体ガイド溝22が形成されている。また、第1のアンロックガイド13、第1のアクチュエータ突起14、第1のラッチ凹部16、第1のプレート降下板17と同様に構成された第2の解除案内部の一例としての第2のアンロックガイド23、第2の保持解除部の一例としての第2のアクチュエータ突起24、第2の被固定部の一例としての第2のラッチ凹部26が配置されている。
図4、図5において、後端壁1の右端には、右側の柱部3の各部21〜27に対応して、第2のハンドルストッパ31、第2の本体ガイド溝32、第2のアンロックガイド33、第2のアクチュエータ突起34、第2のラッチ凹部36、第2のプレート降下板37が配置されている。
第2のラッチ凹部36の左方には、第3の積載部降下部材の一例として、扇形状の第3のプレート降下板38が支持されている。第3のプレート降下板38は、左側下端から右側上端に向けて円弧状に形成された第3の案内面の一例としての第3のガイド面38aが形成されている。前記第3のプレート降下板38の右端部の下方には、前方に突出する板状の積載部上昇部材の一例としてのプレート上昇片39が配置されている。
図6において、左側の柱部2には、前記ハンドルストッパ11,21,31と同様に構成された第3の停止部の一例としての第3のハンドルストッパ41が形成されている。したがって、本体ガイド溝12,22,32、アンロックガイド13,23,33、アクチュエータ突起14,24,34、ラッチ凹部16,26,36と同様に、左着脱口9に対応して、第3の本体案内部の一例としての第3の本体ガイド溝42、第3の解除案内部の一例としての第3のアンロックガイド43、第3の保持解除部の一例としての第3のアクチュエータ突起44、第3の被固定部の一例としての第3のラッチ凹部46が配置されている。
また、図6、図8において、後端壁1の左端には、第3のハンドルストッパ41、第3のアンロックガイド43、第3のアクチュエータ突起44、第3のラッチ凹部46に対応して、第3のハンドルストッパ41、第3のアンロックガイド43、第3のアクチュエータ突起44、第3のラッチ凹部46が配置されている。なお、後端壁1の第3の本体ガイド溝は、第2の本体ガイド溝32と共通化されている。
(容器本体の説明)
図9は実施例1の給紙トレイの要部説明図である。
図10は給紙トレイの昇降プレートの要部説明図であり、図10Aは昇降プレートが降下位置に移動した状態の説明図、図10Bは昇降プレートが上昇位置に移動した状態の説明図である。
図3〜図10において、トレイ収容室6には、給紙トレイTR1の容器本体の一例としての箱形のトレイ本体51が収容されている。トレイ本体51は、容器底面52と、容器底面52の前後左右の縁から上方に延びる容器前壁53、容器後壁54、容器右壁56、容器左壁57と、を有する。容器前壁53および容器後壁54の下端部外側には、第2の被案内部の一例として、外方に突出し且つ左右方向に延びる前後一対の第2リブ58が形成されており、容器右壁56および容器左壁57の下端部外側には、第1の被案内部の一例として、外方に突出し且つ前後方向に延びる左右一対の第1リブ59が形成されている。
図2〜図9において、容器底面52上には、記録シートSが積載されると共に、記録シートSの給紙側端部を上昇させてピックアップロールRpに接触させるための積載板の一例としての昇降プレート61が支持されている。昇降プレート61は、左端部の回転中心61aを中心として容器前壁53および容器後壁54に回転可能に支持されている。図10において、昇降プレート61の右端部には、前後一対の開口61bが形成されている。また、昇降プレート61の下面と容器底面52との間には、昇降プレート61を上方に付勢する付勢部材の一例としてのバネ62が支持されている。
また、容器底面52には、昇降プレート61の開口61bに対応して底面開口52aが形成されている。容器底面52の下面側には、後端壁1のプレート上昇片39に対応する位置に、前後方向に延びる降下保持部材63が前後方向に移動可能に支持されている。降下保持部材63の後端部は、容器後壁54を貫通して後方に延びており、後端にはプレート上昇片39に接触可能な接触部63aが形成されている。また、降下保持部材63には、各開口52a,61bに対応して、上方に延びて昇降プレート61の開口61bの後縁に引っ掛け可能な引っ掛け部の一例としての引っ掛け爪63bが形成されている。また、降下保持部材63の前端と、容器前壁53の後面との間には、降下保持部材63を後方に付勢する降下保持バネ64が装着されている。
図7〜図10において、容器前壁53の上端には、第1の把持固定部の一例として、後面から前方に凹んだ形状の第1のハンドル固定凹部53aが左右一対形成されている。
また、容器前壁53および容器後壁54の右端部には、上下方向に延びる押し下げ長孔54bが形成されている。押し下げ長孔54bには、第2の押し下げ部材を兼ねる第3の押し下げ部材の一例として、壁54を貫通して前後方向に延びる押し下げ突起67が上下方向に移動可能に支持されている。前記押し下げ突起67は、内端が昇降プレート61の上面に接触可能に支持されており、外端が第2のプレート降下板37および第3のプレート降下板38のガイド面37a,38aに接触可能に支持されている。
容器右壁56には、第2の把持固定部の一例として、第1のハンドル固定凹部53aと同様に形成された第2のハンドル固定凹部56aが形成されている。また、図7〜図9において、容器右壁56には、容器右壁56を貫通し且つ上下方向に延びる押し下げ長孔56bが形成されており、押し下げ長孔56bには、第1の押し下げ部材の一例としての押し下げ突起68が上下方向に移動可能に支持されている。
前記押し下げ突起68は、内端が昇降プレート61の上面に接触可能に支持されており、外端が第1のプレート降下板17のガイド面17aに接触可能に支持されている。
容器左壁57には、第3の把持固定部の一例として、各ハンドル固定凹部53a,56aと同様に形成された第3のハンドル固定凹部57aが形成されている。
したがって、実施例1の昇降プレート61では、トレイ本体51が前方に移動すると、降下保持部材63の接触部63aがプレート上昇片39から離間して降下保持バネ64の弾性力で図10Bに示す降下解除位置から図10Aに示す降下保持位置に移動する。そして、右押し下げ突起68が第1のプレート降下板17のガイド面17aに沿って下方に押し下げられると、昇降プレート61がバネ62の弾性力に抗して図10Bに示す積載上昇位置から下降し、開口61bを引っ掛け爪63bが貫通して引っ掛かる。したがって、昇降プレート61が図10Aに示す積載下降位置に保持される。
同様に、トレイ本体51が右方、または、左方に移動すると、押し下げ突起67がプレート昇降板27,37,38に接触して、押し下げられ、昇降プレート61が積載上昇位置から積載下降位置に移動する。
なお、トレイ本体51がトレイ収容室6に収容されると、降下保持部材63が図10Bに示す降下解除位置に移動して、昇降プレート61がバネ62の弾性力で上昇する。昇降板は反力を受けるので、固定された後壁と柱部にのみ設けている。
(ハンドルの説明)
図11は実施例1のハンドルの斜視説明図である。
図3〜図5、図7〜図9、図11において、実施例1の給紙トレイTR1では、各着脱口7〜9にはそれぞれ、第1の把持部材の一例としての前ハンドル71と、第2の把持部材の一例としての右ハンドル72と、第3の把持部材の一例としての左ハンドル73とが配置されている。
各ハンドル71〜73は同様に構成されているため、以降の説明では、右ハンドル72についてのみ詳細に説明して、前ハンドル71および左ハンドル73については詳細な説明は省略する。
図9、図11において、右ハンドル72は、トレイ本体51に対向する対向壁81と、対向壁81の上端に接続された頂壁82と、頂壁82の両端から下方に延びる側壁83と、対向壁81の反対側で画像形成装置本体U1の外表面に露出する外壁84とを有する。
図11において、対向壁81の上端部には、第2の着脱貫通部の一例として、第2のハンドル固定凹部56aに対応する位置に形成された開口状の第2のレバー貫通口81aが形成されている。また、第2のレバー貫通口81aの下方の前後両端部には、第2の施錠通過口の一例として、開口状の第2のスライド通過口81bが形成されている。また、第2のスライド通過口81bの下方には、第2の案内部材の一例として、前後方向に延びてトレイ本体51の第1リブ59が嵌まり且つ前後方向に移動する場合に案内する第2のガイド溝81cが形成されている。
前記右ハンドル72の頂壁82には、前後方向中央部に凹部82aが形成されており、前記リタードロールRs2が回転不能な状態で支持されている。
前記前後側壁83の上端部には、第2のアンロックガイド23,33に対応して外方に突出して形成され、第2のアンロックガイド23,33に案内される第2の解除被案内部の一例としての第2のアクチュエータカバー部83aが形成されている。前記第2のアクチュエータカバー部83aは、左方が開放された略コの字形状に形成されており、内部には、側壁83を前後方向に貫通し且つ長方形状の開口により構成された第2の保持貫通口の一例としてのアクチュエータ貫通口83bが形成されている。
前記第2のアクチュエータカバー83aの斜め左下側には、第2の固定部通過口の一例として、開口状のラッチ通過口83cが形成されている。前後両側壁83の下端部には、第2の容器案内部の一例として、前後方向外側に突出し且つ左右方向に延びる第2のハンドルリブ83dが形成されており、第2のハンドルリブ83dは第2の本体ガイド溝22,32に嵌って、右ハンドル72が左右方向に移動可能に案内される。図9に示すように、前記第2のハンドルリブ83dは、右ハンドル72がトレイ本体51に接続された状態で、トレイ本体51の第2リブ58の延長上に接続されるように形成されている。
図12は実施例1のハンドルのリンク機構の部分を斜め下方から見た説明図である。
図3〜図5、図7〜図9、図12において、右ハンドル72の外壁84の前後両端には、第2の被停止部の一例として、第2のハンドルストッパ21,31に対応して、前後外側に張り出した第2の張出部84aが形成されている。したがって、右ハンドル72は、挿入時に、第2の張出部84aが第2のハンドルストッパ21,31に接触して停止される。また、外壁84の前後方向中央部には、第2の把持収容部の一例として、前後方向に延びる凹み状の第2のグリップ収容室84bが形成されている。図12において、前記グリップ収容部84bの前後方向外側には、第2の連動収容部の一例として、第2のリンク収容室84cが形成されており、第2のグリップ収容室84bと第2のリンク収容室84cとの間は、第2の仕切壁84dで仕切られている。
図13は実施例1のリンク機構の要部説明図であり、トレイ本体が装着された状態の説明図である。
図14は実施例1のリンク機構の要部説明図であり、トレイ本体が引き出された状態における画像形成装置本体に残されたハンドルのリンク機構の説明図である。
図15は実施例1のリンク機構の平面図であり、トレイ本体にハンドルが連結された状態におけるリンク機構の説明図である。
図16は実施例1のリンク機構の平面図であり、トレイ本体が引き出された状態における画像形成装置本体に残されたハンドルのリンク機構の説明図である。
図17は実施例1のリンク機構を前方から見た図であり、トレイ本体にハンドルが連結されて引き出された状態におけるリンク機構の説明図である。
図18は実施例1のリンク機構を前方から見た図であり、トレイ本体が引き出された状態における画像形成装置本体に残されたハンドルのリンク機構の説明図である。
図19は実施例1のリンク機構を側方から見た図であり、トレイ本体にハンドルが連結されて引き出された状態におけるリンク機構の説明図である。
図20は実施例1のリンク機構を側方から見た図であり、トレイ本体が引き出された状態における画像形成装置本体に残されたハンドルのリンク機構の説明図である。
図12〜図20において、グリップ収容室84bには、第2の把持部の一例としての第2のグリップ86が収容されている。第2のグリップ86は、前後方向に延び且つグリップ収容室84bに回転可能に支持された軸部86aを有する。軸部86aには、下方に延びて、利用者に把持される第2の把持部本体の一例としてのグリップ本体86bが形成されており、軸部86aからトレイ本体51側には、水平方向に延びる板状の板状部86cが形成されている。
前記板状部86cのトレイ本体側51の端部には、第2の把持着脱部の一例として、第2のレバー貫通口81aを貫通してトレイ本体51の第2のハンドル固定凹部56aに着脱可能な第2レバー86dが前後一対形成されている。また、第2レバー86dに対してトレイ本体51の内側には、第2の仕切壁84dを貫通して第2のリンク収容室84c内に延びる第2の連動連結部の一例としての第2のリンク連結部86eが形成されている。
したがって、実施例1の第2のグリップ86は、図19に示すように第2のハンドル固定凹部56aに対して第2レバー86dが引っ掛かって右ハンドル72がトレイ本体51に装着された把持装着位置と、図20に示すように第2のハンドル固定凹部56aに対して第2レバー86dが外れて右ハンドル72がトレイ本体51に対して離脱した把持離脱位置との間を移動可能に支持されている。
なお、以下に実施例1の右ハンドル72のリンク機構の説明を行うが、前後のリンク機構は、前後対称に配置されているだけで、同様に構成されているため、前側のリンク機構についてのみ詳細に説明を行い、後側のリンク機構については詳細な説明は省略する。
図12〜図14において、前記第2のリンク連結部86eには、第2の下方連結部材の一例として、下方に延びる第2のI字リンク87の上端が回転可能に連結されている。前記I字リンク87の下端には、前方に延びる外方連結部材の一例として、前方に延びる横向きのT字形状の第2のT字リンク88が連結されている。第2のT字リンク88は、前側下端の回転中心88aにおいて対向壁81に回転可能に支持されている。第2のT字リンク88には、I字リンク87との連結部88bの近傍には、バネ連結部88cが形成されている。前記バネ連結部88cには、把持付勢部材の一例として、バネ連結部88cを上方に付勢するハンドル付勢バネ89の一端が連結されており、ハンドル付勢バネ89の他端は、対後壁81の右側面に形成されたバネ装着部81dに支持されている。
図12、図17、図18において、前記第2のT字リンク88の前側上端には、連結部の一例として、長孔状のラッチ連結部88dが形成されている。
図12、図17、図18において、ラッチ連結部88dの前側には、第2の固定部の一例としての第2のハンドルラッチ91が配置されている。前記第2のハンドルラッチ91は、下端の回転中心部91aで対向壁81に回転可能に支持されており、上端部の後側には、長孔状のラッチ連結部88dに嵌った状態でラッチ連結部88dに沿って移動可能な連結突起91bが形成されている。第2のハンドルラッチ91の上端部の前側には、第2のラッチ凹部36に対応して形成されたラッチ部91cが形成されている。前記ラッチ部91cは、ラッチ通過口83cを貫通して、外方に突出可能に構成されている。第2のハンドルラッチ91には、ラッチ部91cの前側に上方に突出する被接触部の一例としてアクチュエータ接触部91dが形成されている。
したがって、ハンドルラッチ91は、図13、図17に示すようにラッチ部91cがラッチ凹部36から離脱してリンク収容室84c側に退避した収容離脱位置と、図14、図18に示すようにラッチ部91cがラッチ凹部36に嵌った状態で係合する収容係合位置と、の間で、回転中心部91aを中心として回転移動可能に支持されている。
図12〜図20において、第2のT字リンク88および第2のハンドルラッチ91の上方には、第2の保持部材の一例として、第2のアクチュエータ92が配置されている。前記第2のアクチュエータ92は、前端部の回転中心92aを中心として頂壁82の下面に回転可能に支持されている。図13〜図16に示すように、第2のアクチュエータ92は、平面視で略直角三角形状に形成されており、前端部の右端には、第2の解除接触部の一例として、前方に延びる第2のアクチュエータ部92bが形成されている。前記第2のアクチュエータ部92bは、アクチュエータ貫通口83bを貫通して、外方に突出し、前側の第2のアクチュエータ突起34に接触可能に構成されている。図13、図14、図17、図18において、第2のアクチュエータ92の前端の左端には、固定規制部の一例として、下方に突起したラッチ規制部92cが形成されている。
図12、図15〜図18において、回転中心92aの部分には、第2のアクチュエータ部92bが左方に移動する方向にアクチュエータ92を回転させる力を付与する弾性部材の一例としての第2ネジリバネ93が支持されている。
したがって、実施例1のアクチュエータ92は、図13、図15、図17、図19に示すように、第2ネジリバネ93の弾性力で第2のアクチュエータ92が回転して、ラッチ規制部92cがハンドルラッチ91のアクチュエータ接触部91dに接触して、ハンドルラッチ91を収容離脱位置に保持する保持位置と、図14、図16、図18、図20に示すように、第2のアクチュエータ部92bが第2のアクチュエータ突起34に接触して押されて右方に回転し、第2ネジリバネ93の弾性力に抗して第2のアクチュエータ92が回転して、ラッチ規制部92cがハンドルラッチ91のアクチュエータ接触部91dから右方に退避して、ハンドルラッチ91の収容係合位置への移動を可能にする保持解除位置と、の間で移動可能に支持されている。
図12〜図20において、I字リンク87の下方には、第2のスライド通過口81bに対応して、第2の固定保持部材の一例としての第2のスライダ94が配置されている。前記スライダ94は、I字リンク87およびT字リンク88の連結部88bの下端に接触可能な第2のスライダ本体94aと、保持接触部の一例として、第2のスライダ本体94aよりも左方に延び且つスライド通過口81bを貫通して左方に延びてトレイ本体51の外表面に接触可能な第2のスライド接触部94bと、を有する。前記第2のスライダ94の右側面には、第2の保持付勢部材の一例としての第2のスライダ付勢バネ96の一端が支持されており、スライダ付勢バネ96の他端は仕切壁84dに形成されたバネ支持部84d1に支持されている。
したがって、実施例1の第2のスライダ94は、図13、図15、図19に示すように、スライド接触部94bがトレイ本体51に接触してスライダ付勢バネ96が縮み且つスライダ本体94aがI字リンク87の下方から右方に退避した保持退避位置と、図14、図16、図20に示すように、トレイ本体51がスライド接触部94bから離れてスライダ付勢バネ96が伸び且つスライダ本体94aがI字リンク87の下方に進入してI字リンク87の移動を規制する移動規制位置と、の間で移動可能に支持されている。
前記各符号87〜96を付した部材により、実施例1の第2のリンク機構87〜96が構成されている。
また、前述のように第2の把持部材の一例としての右ハンドル72について説明をしたが、第1の把持部材の一例としての前ハンドル71や、第3の把持部材の一例としての左ハンドル73についても、頂壁82の凹部82aやリタードロールRs2を除いて、右ハンドル72と同様に構成されており、符号81〜96を付した各部材を有している。したがって、右ハンドル72における「第2の」を、前ハンドル71においては「第1の」と読み替え、左ハンドル73においては「第3の」と読み替えたものに対応しており、前後左右の方向も対応する方向に読み替えたものに対応する。したがって、説明が重複するため、前ハンドル71や左ハンドル73については、詳細な説明は省略する。
また、トレイ本体51および各ハンドル71〜73とにより、実施例1の給紙トレイTR1が構成されている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1のプリンタUでは、トレイ本体51に収容された記録シートSが給紙された画像形成が行われ、記録シートSが無くなると、記録シートSの追加、補充が行われる。
記録シートSを補充する場合、給紙トレイTR1が画像形成装置本体U1から引き出される。このとき、実施例1の給紙トレイTR1では、プリンタUに対して、前方、右方、左方の3方向から引き出し可能となっている。
給紙トレイTR1を引き出す前の状態では、トレイ本体51の昇降プレート61は図10Bに示す積載上昇位置に移動し、降下保持部材63は降下解除位置に移動している。
また、各ハンドル71〜73では、アクチュエータ92は、アクチュエータ部92bがアクチュエータ突起14,24,34,44に接触して、図14、図16、図18、図20に示すように保持解除位置に移動している。したがって、ハンドルラッチ91の移動が規制されず、ハンドル付勢バネ89の弾性力で、I字リンク87およびT字リンク88の連結部88b側が上昇し、ハンドルラッチ91がラッチ凹部16,26,36,46に嵌った状態となる。I字リンク87の上昇に伴って、グリップ86は、図14、図20に示すように、各レバー86dが各ハンドル固定凹部53a,56a,57aから離間した把持離脱位置に移動する。
さらに、スライダ94は、スライド接触部94bがトレイ本体51に接触して、図13、図15、図19に示す保持退避位置に移動する。
給紙トレイTR1を右方から引き出す場合、まず、給紙トレイTR1の右ハンドル72が、引き出し作業を行う作業者によって把持される。作業者の把持に伴って、グリップ86が回転して把持装着位置に移動し、第2のレバー86dがハンドル固定凹部56aに引っ掛かる。グリップ86の回転に伴って、図13、図15、図17に示すように、I字リンク87が下降し、T字リンク88がハンドル付勢バネ89に抗して回転し、第2のハンドルラッチ91が第2のラッチ凹部26,36から外れる。したがって、第2のハンドルラッチ91と第2のラッチ凹部26,36との嵌り合いに伴う、右ハンドル72の移動の規制、いわゆるロックが解除され、右ハンドル72と、第2のレバー86dで連結されたトレイ本体51とが右方に移動可能になる。
右ハンドル72およびトレイ本体51が右方に移動する場合、右ハンドル72の第2のハンドルリブ83dと、トレイ本体51の第2リブ58とが、本体ガイド溝22,32および前ハンドル71に形成された第1のガイド溝81cに案内されて、右方に移動する。したがって、従来技術のように、給紙カセットの被案内部をカセットの上端または下端に形成したり、本体の底壁に溝状の案内部を形成する構成に比べて、画像形成装置本体U1に残されるハンドル71〜73にガイド溝81cを形成する実施例1の構成では、上方や下方に突起したり凹んだりせず、給紙トレイTR1の特に高さ方向が小型化され、プリンタU全体としても小型化されている。
右ハンドル72およびトレイ本体51が右方に移動すると、降下保持部材63とプレート上昇片39との接触が解除されて、降下保持位置に移動した後、トレイ本体51の押し下げ突起67がプレート昇降板37のガイド面37aにガイドされて下方に移動し、昇降プレート61が積載下降位置に降下する。
したがって、昇降プレート61が積載下降位置に保持され、底面52に沿った状態となっており、昇降プレート61が積載上昇位置に移動している場合に比べて、記録シートSの補充、積載が容易になっている。
右ハンドル72およびトレイ本体51が右方に移動すると、第2のアクチュエータ部92bと、第2のアクチュエータ突起34とが離間して、第2のネジリバネ93の弾性力で第2のアクチュエータ92が回転して、図13、図15、図17、図19に示す保持位置に移動する。したがって、この状態では、第2のアクチュエータ92のラッチ規制部92cが、ハンドルラッチ91のアクチュエータ接触部91dに接触して、ハンドルラッチ91が収容離脱位置に保持される。第2のハンドルラッチ91が固定保持位置に保持されると、各リンク87,88を介して、第2のグリップ86が把持装着位置に保持される。したがって、右ハンドル72およびトレイ本体51が、画像形成装置本体U1から引き出されて、トレイ本体51に記録シートSを補充する作業等を行うために、作業者が第2のグリップ86から手を離しても、第2のグリップ86は把持装着位置に保持され、第2レバー86dが第2のハンドル固定凹部56aに引っ掛かった状態で保持される。すなわち、右ハンドル72とトレイ本体51とが分離、脱落せず、装着された状態で保持される。
右ハンドル72およびトレイ本体51が引き出されると、前ハンドル71および左ハンドル73では、スライダ94のスライド接触部94bがトレイ本体51から離れた状態となり、スライダ付勢バネ96に押されて、図14に示す移動規制位置に移動する。この状態では、スライダ本体94aの上面とI字リンク87等の下端とが接触して、I字リンク87の下降が規制され、連結されているハンドル86の回転が規制される。また、ハンドルラッチ91も収容係合位置に保持され、ラッチ凹部16,46に嵌った状態で保持される。
したがって、右ハンドル72およびトレイ本体51が引き出された状態では、画像形成装置本体U1に残った前ハンドル71や左ハンドル73のグリップ86を把持しても、I字リンク87の下降が規制されており、グリップ86が回転せず、また、ハンドルラッチ91も収容係合位置から移動しない。よって、前ハンドル71や左ハンドル73が誤って取り外されたり、脱落してしまうことが防止されている。
右ハンドル72およびトレイ本体51が画像形成装置本体U1に装着される場合には、右ハンドル72およびトレイ本体51を左方に挿入することで、右ハンドル72の第2のハンドルリブ83dと、トレイ本体51の第2リブ58とが、本体ガイド溝22,32および前ハンドル71の第1のガイド溝81cに案内されて、左方に移動する。
そして、第2のアクチュエータ部92bが、第2のアクチュエータ突起34に接触して押され、収容離脱位置に移動すると、第2のハンドルラッチ91や各リンク87,88の移動の規制が解除される。したがって、グリップ86から作業者が手を離すと、ハンドル付勢バネ89の弾性力でI字リンク87が上方に移動して、グリップ86が把持離脱位置に移動し、右ハンドル72とトレイ本体51との連結が解除される。また、I字リンク87やT字リンク88の移動に伴って、第2のハンドルラッチ91が第2のラッチ凹部26,36に嵌って右ハンドル72が画像形成装置本体U1に固定、いわゆるラッチされる。
また、このとき、昇降プレート61も、降下保持部材63の接触部63aとプレート上昇片39との接触に伴って、バネ62の弾性力で積載上昇位置に移動し、積載された記録シートSが給紙可能な状態となる。
前ハンドル71または左ハンドル73を使用してトレイ本体51が引き出される場合も、右ハンドル72と同様であり、図7、図8に示すように、前方または左方に引き出される。
したがって、実施例1の給紙部U2では、給紙トレイTR1を前、右、左の3方向から引き出し、挿入が可能となっていると共に、特に、上下方向の高さが小型化されている。また、いずれか1つのハンドル71〜73が使用されて引き出された状態では、残りの2つのハンドル71〜73は、ラッチされた状態で引き出しが不能になっていると共に、引き出されたハンドル71〜73はトレイ本体TR1に対して装着された状態で保持される。したがって、画像形成装置本体U1に残ったハンドル71〜73が誤って取り外されたり、トレイ本体TR1と連結されたハンドル71〜73が外れることが防止され、作業者が誤って分解されたハンドル71〜73を組み立てる面倒が防止されている。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H08)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としてプリンタUを例示したが、これに限定されず、複写機、FAX、あるいはこれら複数の機能を備えた複合機等に適用可能である。また、電子写真方式の画像形成装置に限定されず、インクジェット記録方式やサーマルヘッド方式などをはじめリソグラフ等の印刷機等任意の画像形成方式の画像形成装置に適用可能である。また、多色現像の画像形成装置に限定されず、単色、いわゆるモノクロの画像形成装置により構成することも可能である。また、転写搬送ベルトBを使用した構成に限定されず、中間転写ベルトや中間転写ドラム等の中間転写体を使用した構成とすることも可能であり、4つの感光体を有するいわゆるタンデム型の画像形成装置に限定されず、1つの感光体に対して4つの現像器が回転する回転式、いわゆるロータリ型の画像形成装置も使用可能である。
(H02)前記実施例において、給紙部U2は、画像形成装置本体U1の下端に一体的に形成された構成を例示したが、この構成に限定されず、給紙部U2をユニット化して、画像形成装置Uに対して、追加の装置、いわゆるオプションとして着脱可能な構成とすることも可能である。
(H03)前記実施例において、昇降プレート61の構成は、実施例に例示した構成に限定されず、モータを使用して昇降させる構成等、従来公知の任意の構成を採用可能である。
(H04)前記実施例において、リンク機構87〜96は、実施例に例示した構成に限定されず、ハンドルラッチ91とグリップ86とを連動させる任意のリンク機構を採用可能である。なお、アクチュエータ92によるハンドルラッチ91やグリップ86をロック/アンロックする機構や、スライダ94によるハンドルラッチ91やグリップ86をロック/アンロックする機構は設けることが望ましいが、省略することも可能である。また、アクチュエータ92やスライダ94によるロック/アンロックの機構は、実施例に例示した構成以外の構成を採用することも可能である。例えば、アクチュエータ92とスライダ94の機構を逆にして、アクチュエータ側をスライドする構成、スライダ94側を回転する構成とすることも可能である。
(H05)前記実施例において、前、右、左の3方向から着脱可能とする構成を例示したが、この構成に限定されず、少なくとも2方向から着脱可能な任意の構成を採用可能であり、例えば、前後左右のいずれか2方向または4方向から着脱可能な構成とすることも可能である。
(H06)前記実施例において、被案内部の一例としてのリブ58,59や、案内部材の一例としてのガイド溝81c、あるいは、ハンドルリブ83dや本体ガイド溝12,22,32,42のように、リブと溝との組み合わせでガイドする構成を例示したが、この構成に限定されず、例えば、溝とリブを逆にしたり、溝と突起の組み合わせにする等、任意のガイドする構成を採用可能である。
(H07)前記実施例において、グリップ86に一体的に形成されたレバー86dを使用して、トレイ本体51とハンドル71〜73とを連結する構成を例示したが、この構成に限定されず、任意の連結機構を採用することが可能である。例えば、磁石を使用して連結したり、いわゆるスナップフィットを使用して連結することも可能である。なお、この場合、磁力やスナップフィットの連結を分離するために作業者が引き出し開始時にある程度の力が必要となるため、レバー86dを使用した構成を採用することが望ましい。また、グリップ86とレバー86dは、一体形成に限定されず、リンク等を介して連動する構成も採用可能である。
(H08)前記実施例において、プレート降下板や押し下げ突起は、実施例に例示した数や位置に限定されず、設計等に応じて任意に変更可能である。例えば、前後方向や左右方向の片側でなく、両側に配置する構成とすることも可能である。
6…容器収容部、
14…第1の保持解除部、
16…第1の被固定部、
24,34…第2の保持解除部、
26,36…第2の被固定部、
51…容器本体、
53a…第1の把持固定部、
56a…第2の把持固定部、
58…第2の被案内部、
59…第1の被案内部、
71…第1の把持部材、
72…第2の把持部材、
81c…第1の案内部材,第2の案内部材、
86…第1の把持部,第2の把持部、
86d…第1の把持着脱部,第2の把持着脱部、
91…第1の固定部,第2の固定部、
92…第1の保持部材,第2の保持部材、
S…媒体、
U…画像形成装置、
U2…媒体収容装置。

Claims (6)

  1. 媒体を収容する容器本体であって、前記容器本体が収容される容器収容部に対して、第1の着脱方向と前記第1の着脱方向とは異なる第2の着脱方向とを少なくとも含む複数の着脱方向に移動可能に支持された前記容器本体と、
    前記容器本体の前記第1の方向の端部に配置され、前記容器本体が前記第2の着脱方向に移動する場合に前記容器本体から離脱すると共に、前記容器本体が前記第1の着脱方向に移動する場合に前記容器本体に装着されて、前記容器本体を移動させる使用者に把持される第1の把持部材と、
    前記容器本体の前記第2の方向の端部に配置され、前記容器本体が前記第1の着脱方向に移動する場合に前記容器本体から離脱すると共に、前記容器本体が前記第2の着脱方向に移動する場合に前記容器本体に装着されて、前記容器本体を移動させる使用者に把持される第2の把持部材と、
    前記第1の把持部材に設けられ、前記容器本体が前記第2の着脱方向に移動する場合に、前記容器本体に設けられた第2の被案内部を案内する第1の案内部材と、
    前記第2の把持部材に設けられ、前記容器本体が前記第1の着脱方向に移動する場合に、前記容器本体に設けられた第1の被案内部を案内する第2の案内部材と、
    を備えたことを特徴とする媒体収容装置。
  2. 前記第1の把持部材に設けられ、前記容器本体に設けられた前記第1の被固定部に対して係合、離脱可能に支持された第1の固定部と、
    前記第2の把持部材に設けられ、前記容器本体に設けられた前記第2の被固定部に対して係合、離脱可能に支持された第2の固定部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の媒体収容装置。
  3. 前記第1の把持部材に設けられ、前記第1の固定部に連動して移動可能に支持された第1の把持部であって、前記第1の固定部が前記第1の被固定部に係合する収容係合位置と、前記第1の把持部が使用者に把持されて前記第1の固定部が前記第1の被固定部から離脱する収容離脱位置と、の間で移動可能に支持された前記第1の把持部と、
    前記第2の把持部材に設けられ、前記第2の固定部に連動して移動可能に支持された第2の把持部であって、前記第2の固定部が前記第2の被固定部に係合する収容係合位置と、前記第2の把持部が使用者に把持されて前記第2の固定部が前記第2の被固定部から離脱する収容離脱位置と、の間で移動可能に支持された前記第2の把持部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の媒体収容装置。
  4. 前記第1の把持部材に対応して前記容器本体に設けられた第1の把持固定部と、
    前記第2の把持部材に対応して前記容器本体に設けられた第2の把持固定部と、
    前記第1の把持部材に設けられ、前記第1の把持固定部に対して着脱可能に支持された第1の把持着脱部と、
    前記第2の把持部材に設けられ、前記第2の把持固定部に対して着脱可能に支持された第2の把持着脱部と、
    前記第1の把持部材に設けられ、前記第1の把持着脱部に連動して移動可能に支持された第1の把持部であって、前記第1の把持固定部と前記第1の把持着脱部とが離脱する把持離脱位置と、前記第1の把持部が使用者に把持されて前記第1の把持固定部と前記第1の把持着脱部とが装着される把持装着位置と、の間で移動可能に支持された前記第1の把持部と、
    前記第2の把持部材に設けられ、前記第2の把持着脱部に連動して移動可能に支持された第2の把持部であって、前記第2の把持固定部と前記第2の把持着脱部とが離脱する把持離脱位置と、前記第2の把持部が使用者に把持されて前記第2の把持固定部と前記第2の把持着脱部とが装着される把持装着位置と、の間で移動可能に支持された前記第2の把持部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の媒体収容装置。
  5. 前記第1の把持部材に対応して、前記容器収容部に設けられた第1の保持解除部と、
    前記第2の把持部材に対応して、前記容器収容部に設けられた第2の保持解除部と、
    前記第1の把持部材に設けられ、前記第1の把持部に対して移動可能に支持された第1の保持部材であって、前記把持装着位置に移動した前記第1の把持部に係合して前記第1の把持部を前記把持装着位置に保持する保持位置と、前記第1の保持解除部に係合して前記第1の把持部との係合が解除される保持解除位置と、の間で移動可能に支持された第1の保持部材と、
    前記第2の把持部材に設けられ、前記第2の把持部に対して移動可能に支持された第2の保持部材であって、前記把持装着位置に移動した前記第2の把持部に係合して前記第2の把持部を前記把持装着位置に保持する保持位置と、前記第2の保持解除部に係合して前記第2の把持部との係合が解除される保持解除位置と、の間で移動可能に支持された第2の保持部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の媒体収容装置。
  6. 媒体に画像を記録する画像記録部と、
    前記画像記録部に搬送される媒体が収容される請求項1ないし5のいずれかに記載の媒体収容装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2009280324A 2009-12-10 2009-12-10 媒体収容装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5487925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009280324A JP5487925B2 (ja) 2009-12-10 2009-12-10 媒体収容装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009280324A JP5487925B2 (ja) 2009-12-10 2009-12-10 媒体収容装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011121695A true JP2011121695A (ja) 2011-06-23
JP5487925B2 JP5487925B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=44285995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009280324A Expired - Fee Related JP5487925B2 (ja) 2009-12-10 2009-12-10 媒体収容装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5487925B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013140264A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013147342A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Ricoh Co Ltd 給送装置及び画像形成装置
JP2013180860A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Ricoh Co Ltd 給送装置及び画像形成装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04272035A (ja) * 1991-02-27 1992-09-28 Canon Inc 画像形成装置
JPH0967029A (ja) * 1995-08-30 1997-03-11 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置
JP2010095376A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 給紙装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04272035A (ja) * 1991-02-27 1992-09-28 Canon Inc 画像形成装置
JPH0967029A (ja) * 1995-08-30 1997-03-11 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置
JP2010095376A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 給紙装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013140264A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013147342A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Ricoh Co Ltd 給送装置及び画像形成装置
JP2013180860A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Ricoh Co Ltd 給送装置及び画像形成装置
EP2634121A3 (en) * 2012-03-01 2015-12-16 Ricoh Company Ltd. Sheet feed unit and image forming apparatus including same

Also Published As

Publication number Publication date
JP5487925B2 (ja) 2014-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7731170B2 (en) Open/close mechanism for paper tray for use in image forming apparatus
US8467703B2 (en) Image forming device having detachable developing device unit
KR101721013B1 (ko) 화상 형성 장치
US8401423B2 (en) Electrophotographic image forming apparatus
JP5282791B2 (ja) 画像形成装置
JP5627317B2 (ja) カラー電子写真画像形成装置、及び感光体カートリッジ
JP5299441B2 (ja) 画像形成装置
US8514464B2 (en) Image forming apparatus
JP6303640B2 (ja) 画像形成装置
JP2010262099A (ja) 画像形成装置
JP2010018406A (ja) 引き込み装置および画像形成装置
JP2007254074A (ja) 媒体搬送装置、及び画像形成装置
JP5487925B2 (ja) 媒体収容装置及び画像形成装置
US10831147B2 (en) Image-forming apparatus including drum unit and support member for supporting developing cartridges and exposure heads
JP6541403B2 (ja) 画像形成装置
JP2017057061A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP6287893B2 (ja) 搬送装置およびこれを備える画像形成装置
JP2009132469A (ja) 画像記録媒体供給装置および画像形成装置
JP6805677B2 (ja) 開閉機構及び画像形成装置
JP6429552B2 (ja) 画像形成装置
JP2928394B2 (ja) 画像記録装置
JP5332768B2 (ja) 画像形成装置
JP2006089246A (ja) 給紙カセット
JP2006089247A (ja) 給紙カセット
JP2020064095A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5487925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees