JP2020137447A - 米飯処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】決められた量の具材を効率よくシート状の米飯に供給できる巻き寿司製造装置を得る。【解決手段】米飯が貯留されるホッパ1と、ホッパ1から所定量の米飯を供給する米飯供給部2,4,6と、米飯供給部2,4,6から供給されたシート状の米飯Rを受容する成形プレート8と、装置の総重量を計測するロードセルと、成形プレート8においてシート状の米飯Rに具材が供給されたことでのロードセルによる計測値の増加幅が所定範囲内であれば次工程への移行を許可する制御を行う制御部10とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、米飯処理装置に関し、特に具材が供給される米飯の処理に関するものである。
計量された米飯に具材を供給し、これを所定の形状に成形して海苔巻きやおむすびなどを製造する米飯処理装置が知られている。
このような米飯処理装置において、米飯は装置側で所定量に計量された上で成形プレート(海苔巻きの場合)や成形型(おむすびの場合)などに供給されるが、米飯に供給される具材については、作業者が秤を用いて計量して供給したり、作業者の経験に基づいた目分量で供給している。
なお、計量された米飯に具材を供給する米飯処理装置としては、例えば、特許文献1(特開2013−039057号公報)に記載されたものが知られている。
特開2013−039057号公報
ここで、米飯処理装置において安定した品質の米飯製品を効率よく生産するために、具材供給においては、決められた量の具材を短時間で米飯へ供給することが求められる。
しかしながら、前述した技術において、具材を秤で計量して供給する場合は、手間がかかるために生産性が上がらなくなる。また、作業者の目分量で供給する場合は、作業者の経験値に左右されるために、技量によって具材の供給精度が大きく変化してしまい、安定した品質の米飯製品を得ることができない。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、決められた量の具材を効率よく米飯に供給することのできる米飯処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の米飯処理装置は、米飯が貯留される貯留部と、前記貯留部から所定量の米飯を供給する米飯供給部と、前記米飯供給部から供給された米飯を受容する米飯受容部と、前記米飯受容部に受容された米飯を含む重量を計測する計測手段と、前記米飯受容部において米飯に具材が供給されたことでの前記計測手段による計測値の増加幅が所定範囲内であれば次工程への移行を許可する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の本発明の米飯処理装置は、請求項1記載の発明において、前記計測手段は、装置の総重量を計測する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の本発明の米飯処理装置は、請求項2記載の発明において、前記計測手段は、装置の脚部にそれぞれ設置された計測器である、ことを特徴とする。
請求項4に記載の本発明の米飯処理装置は、請求項1記載の発明において、前記計測手段は、前記米飯受容部での重量を計測する、ことを特徴とする。
請求項5に記載の本発明の米飯処理装置は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、前記米飯供給部は、前記貯留部内の米飯を所定サイズのシート状にして前記米飯受容部に供給し、前記米飯受容部は、複数の板状部材が相互に屈曲自在に結合されてシート状の米飯が載置される成形プレートであり、前記成形プレートを巻き込むように屈曲させる屈曲手段をさらに有し、前記制御手段は、前記成形プレート上のシート状の米飯に具材が供給されたことでの前記計測手段による計測値の増加幅が所定範囲内であれば、前記屈曲手段により前記成形プレートを巻き込むように屈曲させて巻き寿司を製造する制御を実行する、ことを特徴とする。
請求項6に記載の本発明の米飯処理装置は、請求項5記載の発明において、前記米飯供給部が前記米飯受容部に供給するシート状の米飯のサイズを選択可能な選択手段をさらに備え、前記制御手段は、前記成形プレート上のシート状の米飯に具材が供給されたことでの前記計測手段による計測値の増加幅が、前記選択手段で選択された米飯重量に対応した所定範囲内であれば、前記屈曲手段により前記成形プレートを巻き込むように屈曲させて巻き寿司を製造する、ことを特徴とする。
請求項7に記載の本発明の米飯処理装置は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、前記米飯供給部は、前記貯留部内の所定量の米飯を落下させて前記米飯受容部に供給し、前記米飯受容部は、米飯の落下位置に対して進退可能に設けられて前記米飯供給部から供給された米飯を所定の形状に成形する成形型である、ことを特徴とする。
請求項8に記載の本発明の米飯処理装置は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、前記米飯供給部は、前記貯留部内の所定量の米飯を落下させて前記米飯受容部に供給し、前記米飯受容部は、米飯の落下位置に設置された容器である、ことを特徴とする。
本発明によれば、米飯に具材が供給される前と具材が供給された後との重量を計測手段で計測し、その増加幅が所定範囲であれば次工程への移行が許可されるようになっているので、決められた量の具材を効率よく米飯に供給することが可能になる。
本発明の一実施の形態における巻き寿司製造装置を示す斜視図である。 図1の巻き寿司製造装置の断面図である。 図1の巻き寿司製造装置においてフロントカバーを外した斜視図である。 図1の巻き寿司製造装置における動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態におけるおむすび製造装置を示す斜視図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係る巻き寿司製造装置(米飯処理装置)Mは、米飯R(例えば、炊飯され酢や砂糖等の調味料が混合された米飯R)が貯留されるホッパ(貯留部)1と、ホッパ1から供給された米飯Rを解す米飯解し部(米飯供給部の一部)2と、米飯解し部2で解された米飯Rをローラ5(5a,5b)を用いて上方より下方へシート状に圧縮して送り出す送出ローラユニット(米飯供給部の一部)4と、送出ローラユニット4によって送り出される連続したシート状の米飯Rを搬送方向と直交する方向に分割する分割シャッタ(米飯供給部の一部)6と、前後方向に延びるガイドレール(図示せず)上を往復移動するプレート装着部7に装着されて進退移動し、分割シャッタ6で分割されたシート状の米飯Rが載置される成形プレート(米飯受容部)8とを備えている。また、巻き寿司製造装置Mの右側手前には、巻き寿司の製造時に押下されるスタートボタン9が配置されている。なお、スタートボタン9は、巻き寿司製造装置Mの右側手前および左側手前の2箇所に配置することができる。この場合、2箇所のスタートボタン9を同時に押下した場合に動作開始となる。
なお、米飯解し部2は、複数の解し羽根3を有しており、解し羽根3の回転によってホッパ1からの米飯Rを解しながら送出ローラユニット4に供給する。また、送出ローラユニット4は、複数対のローラ5a,5bが米飯Rの供給方向に沿って配置されている。これら複数対のローラ5a,5bは、米飯Rの供給方向の上流側から下流側に向かって間隔が狭められるように配置されており、駆動手段(図示せず)により回転駆動されることで米飯Rをシート状に圧縮しながら下方に移送する。
図2および図3に示すように、前述した送出ローラユニット4は、巻き寿司製造装置Mに形成されたユニット収容室12内に着脱可能に収容されている。ユニット収容室12は前方に開口しており、フロントカバー13が取り付けられると当該ユニット収容室12が閉塞され、内部に位置する送出ローラユニット4が隠蔽される。
装置底面の4箇所に取り付けられた脚部20には、荷重によるひずみで電気的に重量を計測する図示しないロードセル(計測器)が設けられている。そして、これら4つのロードセルで、巻き寿司製造装置Mの総重量を計測する計測手段が構成される。すなわち、ロードセルが4箇所の脚部20に設けられていることから、各ロードセルで計測された重量を足し合わせると巻き寿司製造装置Mの総重量が求められるからである。したがって、巻き寿司製造装置Mに米飯Rが導入されているときには、その米飯Rを含んだ重量が計測される。
なお、計測手段は、前述した米飯受容部である成形プレート8に載置されたシート状の米飯Rを含む重量(つまり、米飯Rの重量、および米飯Rに具材が供給されたならば米飯Rと具材の重量)を計測できるようになっていれば足りる。よって、成形プレート8における重量を計測できるようになっていてもよい。したがって、本実施の形態のように、巻き寿司製造装置Mの総重量を計測する計測手段ではなくてもよいし、巻き寿司製造装置Mの総重量を計測する計測手段であっても、脚部20に設置されたロードセルに限定されるものではない。
但し、巻き寿司製造装置Mの総重量を計測する計測手段を採用すれば、米飯Rを投入する前後の重量変動から装置内の米飯Rの残量が把握できるので、残量検知計としての機能を持たせることができる。
さらに、巻き寿司製造装置Mには、送出ローラユニット4、分割シャッタ6、プレート装着部7、成形プレート8および後述する駆動手段といった装置全体の駆動を制御するマイクロコンピュータ等で構成される制御部(制御手段)10を備えている。この制御部10は、成形プレート8でのシート状の米飯Rに具材が供給されたことによる重量の増加幅(つまり、ロードセルによる計測値の増加幅)が所定範囲内かどうかを判断しており、範囲内であれば次工程への移行が許可される。なお、制御部10による動作制御の詳細は後述する。
巻き寿司製造装置Mの前面側には、液晶表示部を備えるタッチパネル11が設けられている。そして、ユーザがタッチパネル11を操作することにより、後述する巻き寿司の大きさに応じたシート状の米飯Rの厚さおよび長さ、つまりシート状の米飯Rのサイズが設定可能になっている。すなわち、タッチパネル11は、シート状の米飯Rのサイズを選択可能な選択手段としての機能を有している。なお、設定内容に応じてローラ5の回転速度と分割シャッタ6の分割タイミングが規定され、これにより、設定内容に合った厚さの連続したシート状の米飯Rが送出ローラユニット4から送り出され、当該シート状の米飯Rが設定内容に合った長さに分割シャッタ6で分割される。
なお、タッチパネル11には、このような選択手段としての機能は備えられていなくてもよい。この場合には、一種類のサイズ(太さ)の巻き寿司だけが製造されることになる。
ここで、図3に示すように、成形プレート8は、例えば表面がフッ素樹脂等でコーティングされた金属製で矩形の複数枚の板状部材8aがヒンジ8bを介して相互に屈曲自在に結合された構造を有している。
この成形プレート8は、内側に位置する一部の(本実施の形態では1枚の)板状部材8a−1がネジ14および座金板15によりプレート装着部7に固定されている。また、それ以外の板状部材8aは底面がプレート装着部7に支持されており、全体として成形プレート8は展開した状態となっている。そして、固定された板状部材8a−1以外の板状部材8aは上方に屈曲自在となる。
なお、巻き寿司は、太巻き、中巻き、細巻きなどで径が異なっているため、本実施の形態の成形プレート8も、これらに対応して太巻き用成形プレート、中巻き用成形プレート、細巻き用成形プレートというように異なるサイズの成形プレート8が用意され、巻き寿司の径に応じて交換可能になっている。また、成形プレート8は、移動方向に対する前後長が異なっており、幅は巻き寿司の大きさにかかわらず共通になっている。
そして、前述のように、選択手段としてのタッチパネル11により巻き寿司のサイズ(太さ)が設定可能になっており、例えば太巻きを選択した場合には18cm×18cm(米飯重量:300g)、中巻きを選択した場合には18cm×15cm(米飯重量:200g)、細巻きを選択した場合には18cm×10cm(米飯重量:100g)のシート状の米飯Rが製造されて成形プレート8上に(詳しくは、板海苔が載せられた成形プレート8上に)供給される。
成形プレート8の下方からは、移動方向に対して前後に位置するようにして、プレート装着部7に形成された突起片7aが突出している。また、成形プレート8の移動方向に対して左右となる位置には、前述した座金板15の屈曲部である突起片15aが立設されている。そして、これらの突起片7a,15aに囲まれた成形プレート8の領域がシート状の米飯Rが載置される領域となり、作業者にとっては板海苔を載せる際の位置決めとして機能する。
図2に示すように、前進端に位置する成形プレート8の下方には、プレート装着部7に装着された成形プレート8をローラ状の突上部16aで突き上げて当該成形プレート8を巻き込むように屈曲させる突上ローラユニット16(屈曲手段)が配置されている。なお、突上ローラユニット16は、駆動モータ17に駆動されて成形プレート8を屈曲させる。
次に、巻き寿司製造装置Mにおける巻き寿司の製造プロセスについて、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、前述のように、巻き寿司製造装置Mは制御部10による制御の下で動作している。
先ず、米飯Rがホッパ1に投入されると(ステップS1)、脚部20に設けられた4つのロードセルにより重量がそれぞれ計測されて足し合わされ、巻き寿司製造装置Mの総重量(つまり、後述するように、成形プレート8に供給されたシート状の米飯Rに具材が供給される前における巻き寿司製造装置Mの総重量)が計測される(ステップS2)。なお、このときに取得された計測値を第1の計測値とする。
次に、作業者により選択手段としてのタッチパネル11が操作され、成形プレート8に供給されるシート状の米飯Rのサイズが選択される(ステップS3)。ここでは、太巻きが選択されたものとする。
次に、作業者により成形プレート8上の所定位置に板海苔がセットされ(ステップS4)、スタートボタン9が押下されると(ステップS5)、プレート装着部7により後退位置に移動した成形プレート8上に18cm×18cm(米飯重量:300g)のサイズのシート状の米飯Rが供給される(ステップS6)。なお、米飯Rの供給後、プレート装着部7により成形プレート8が前進位置に移動する。
次に、作業者により、厚焼き玉子や干し椎茸とかんぴょうの煮物などの具材がシート状の米飯Rの上に供給されると(ステップS7)、再度4つのロードセルにより巻き寿司製造装置Mの総重量(つまり、成形プレート8に供給されたシート状の米飯Rに具材が供給された後における巻き寿司製造装置Mの総重量)が計測される(ステップS8)。なお、このときに取得された計測値を第2の計測値とする。
次に、第2の計測値における第1の計測値からの増加幅(つまり、シート状の米飯Rに供給された具材の重量)が所定の範囲内かどうかが判断される(ステップS9)。本実施の形態の巻き寿司製造装置Mでは、太巻きの場合、増加幅が例えば40g±10gであるかどうかが判断される。
そして、供給された具材の重量である増加幅が所定の範囲内と判断されれば、作業者によりスタートボタン9が押下される(ステップS10)。これにより、突上ローラユニット16が駆動されて突上部16aにより成形プレート8の前後が突き上げられる。そして、巻き込むように屈曲されると、これに合わせて成形プレート8上の海苔およびシート状の米飯Rが具材を包み込むように巻き込まれて巻き寿司が作製される(ステップS11)。その後、作成された巻き寿司を作業者が取り出し、前述したステップS2に戻る。
また、ステップS9において、供給された具材の重量が所定の範囲を下回っていると判断されれば、作業者により具材が追加され(ステップS12)、ステップS9に戻って重量が判断される。同様にして、ステップS9において、供給された具材の重量が所定の範囲を上回っていると判断されれば、作業者により具材が削減され(ステップS13)、ステップS9に戻って重量が判断される。
ここで、ステップS9で具材重量が所定の範囲内でないにもかかわらずスタートボタン9を押下した場合には、制御部10によってスタートボタン9が反応しないようになっており、次の工程であるステップS10への移行が許可されない。また、ステップS9においては、具材の供給に伴う重量変動がタッチパネル11上に逐次表示されており、具材の重量が所定範囲内に収まると、その旨が表示されるようになっている。
なお、本実施の形態の巻き寿司製造装置Mでは、タッチパネル11により巻き寿司のサイズが設定可能になっており、前述した場合では太巻きが選択されたケースが示されていた。よって、ステップS3で中巻きを選択した場合には、ステップS6で18cm×15cm(米飯重量:200g)のシート状の米飯Rが成形プレート8上に供給され、ステップS9では、第2の計測値における第1の計測値からの増加幅が例えば30g±50gかどうかが判断される。また、ステップS3で細巻きを選択した場合には、ステップS6で18cm×10cm(米飯重量:100g)のシート状の米飯Rが成形プレート8上に供給され、ステップS9では、第2の計測値における第1の計測値からの増加幅が例えば20g±50gかどうかが判断される。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、成形プレート8に載置されたシート状の米飯Rに具材が供給される前と具材が供給された後との重量をロードセルで計測し、その増加幅が所定範囲であれば次工程への移行が許可されるようになっている。
したがって、決められた量の具材を効率よくシート状の米飯Rに供給することが可能になる。これにより、具材の供給作業を短時間で行うことができるので、生産性の向上を図ることができる。また、作業者の技能に影響されることなく具材の供給作業を行うことができるので、安定した品質の米飯製品である巻き寿司を得ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
例えば、以上の説明において示された数値(シート状の米飯Rのサイズや米飯Rの重量など)は一例であり、本発明はこれらの数値に限定されるものではない。
また、以上においては、本発明の米飯処理装置を巻き寿司製造装置Mに適用した場合が説明されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、米飯に具材の供給や材料の盛り付けが行われる様々の米飯処理装置に適用することができる。したがって、米飯受容部に供給される米飯はシート状ではなくてもよい。
一例を挙げると、図5に示すように、本発明の米飯処理装置をおむすび製造装置50に適用することができる。このとき、米飯供給部51としては、ホッパ(図5では図示せず)内の所定量の米飯を落下供給させる構造を採用する。また、供給された米飯を受容する米飯受容部としては、当該米飯を所定の形状に成形する成形型52を採用する。なお、成形型52は前後にスライド移動可能なステージ53上に設置し、米飯の落下位置に対して進退可能に設ける。
このようなおむすび製造装置50においては、成形型52を後退位置に移動させて米飯供給部51から米飯を落下供給させ、次に、前進位置に移動させて米飯上に具材を供給する。その際、前述した要領で具材重量を計測する。そして、具材が適正量のときにその旨が表示部54に表示されることで次工程への移行が許可され、作業者が成形型52を閉鎖することによりおむすびに成形される。
なお、米飯受容部としては、成形型52に代えて、例えば丼やカレー皿などの容器を適用することができる。このように、米飯受容部は米飯処理装置に装着されたものではなくてもよい。
以上の説明した実施の形態の巻き寿司では、板海苔の上にシート状の米飯が供給されるようになっているが、逆に、シート状の米飯の上に板海苔を載せ、この上に具材を供給するようにしてもよい。
1 ホッパ(貯留部)
2 米飯解し部(米飯供給部の一部)
4 送出ローラユニット(米飯供給部の一部)
6 分割シャッタ(米飯供給部の一部)
7 プレート装着部
8 成形プレート(米飯受容部)
9 スタートボタン
10 制御部(制御手段)
11 タッチパネル
12 ユニット収容室
16 突上ローラユニット(屈曲手段)
17 駆動モータ
20 脚部
M 巻き寿司製造装置(米飯処理装置)
R 米飯

Claims (8)

  1. 米飯が貯留される貯留部と、
    前記貯留部から所定量の米飯を供給する米飯供給部と、
    前記米飯供給部から供給された米飯を受容する米飯受容部と、
    前記米飯受容部に受容された米飯を含む重量を計測する計測手段と、
    前記米飯受容部において米飯に具材が供給されたことでの前記計測手段による計測値の増加幅が所定範囲内であれば次工程への移行を許可する制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする米飯処理装置。
  2. 前記計測手段は、装置の総重量を計測する、
    ことを特徴とする請求項1記載の米飯処理装置。
  3. 前記計測手段は、装置の脚部にそれぞれ設置された計測器である、
    ことを特徴とする請求項2記載の米飯処理装置。
  4. 前記計測手段は、前記米飯受容部での重量を計測する、
    ことを特徴とする請求項1記載の米飯処理装置。
  5. 前記米飯供給部は、前記貯留部内の米飯を所定サイズのシート状にして前記米飯受容部に供給し、
    前記米飯受容部は、複数の板状部材が相互に屈曲自在に結合されてシート状の米飯が載置される成形プレートであり、
    前記成形プレートを巻き込むように屈曲させる屈曲手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記成形プレート上のシート状の米飯に具材が供給されたことでの前記計測手段による計測値の増加幅が所定範囲内であれば、前記屈曲手段により前記成形プレートを巻き込むように屈曲させて巻き寿司を製造する制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の米飯処理装置。
  6. 前記米飯供給部が前記米飯受容部に供給するシート状の米飯のサイズを選択可能な選択手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記成形プレート上のシート状の米飯に具材が供給されたことでの前記計測手段による計測値の増加幅が、前記選択手段で選択された米飯重量に対応した所定範囲内であれば、前記屈曲手段により前記成形プレートを巻き込むように屈曲させて巻き寿司を製造する、
    ことを特徴とする請求項5記載の米飯処理装置。
  7. 前記米飯供給部は、前記貯留部内の所定量の米飯を落下させて前記米飯受容部に供給し、
    前記米飯受容部は、米飯の落下位置に対して進退可能に設けられて前記米飯供給部から供給された米飯を所定の形状に成形する成形型である、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の米飯処理装置。
  8. 前記米飯供給部は、前記貯留部内の所定量の米飯を落下させて前記米飯受容部に供給し、
    前記米飯受容部は、米飯の落下位置に設置された容器である、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の米飯処理装置。
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