JP2020133263A - 床構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】重量衝撃音を簡易な構成で吸収可能であるとともに、経時劣化による衝撃音吸収性能の低下も抑制可能な床構造を提供すること。【解決手段】床FLを支持する床構造体10と、床構造体10の上面に設けられ、水平方向(矢印Y方向)に間隔を空けて配置された複数の第1支持部材21と、第1支持部材21に支持されて、床構造体10との間に上下方向の隙間CL1を空けて配置されて床面に沿って設けられた第1面材31と、第1面材31の上面に設けられ、水平方向で第1支持部材21とは異なる位置に配置された複数の第2支持部材22と、第2支持部材22に支持されて、第1面材31との間に上下方向の隙間CL2を空けて配置されて床面に沿って設けられた第2面材32と、を備える床構造とした。【選択図】図1

Description

本開示は、床構造に関するものである。
従来から、床の遮音対策が提案されており、このような床構造として、複数の面材を上下に併設したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の床構造は、チャンネル状の支持材を挟んでその上下に、薄板鋼板製の上側面材と下側面材とを重ねてパネル床が形成され、パネル床の上面に複数の支持脚が起立され、支持脚に支持されて上側面材の上方に間隔を空けて配置された床材とを備える。また、支持脚は、水平方向で支持材と重なる位置で、その上方位置に配置され、かつ、支持脚は、ゴム製の台座を介して上側面材に固定されている。
したがって、この従来技術では、床材の表面の任意の位置で発生した床衝撃音は、支持脚を介して支持材に直接に伝搬され、その伝播時にゴム製の台座により吸収されるために、床衝撃音レベルを低減可能となっている。
特開2009−167640号公報
しかしながら、上述の従来技術は、床材に入力された衝撃音は、床材から支持脚のゴム製の台座まで伝達されて吸収する構造であり、台座に達するまでの間で吸収することができない。そのため、スプーンの落下などの軽くて硬い衝撃音を低減させることはできても、子供の飛び跳ねなどによる重量衝撃音の遮音性能を十分得ることができない。
加えて、ゴムなどの弾性材を用いて衝撃音を吸収する構造では、弾性材が経時劣化すると衝撃音の吸収性能も低下するおそれがある。
本開示は、重量衝撃音を簡易な構成で吸収可能であるとともに、経時劣化による衝撃音吸収性能の低下も抑制可能な床構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本開示の床構造は、床を支持する床構造体と、前記床構造体の上面に設けられ、水平方向に間隔を空けて配置された複数の第1支持部材と、前記第1支持部材に支持されて、前記床構造体との間に上下方向の間隔を空けて配置されて床面に沿って設けられた第1面材と、前記第1面材の上面に設けられ、水平方向で前記第1支持部材とは異なる位置に配置された複数の第2支持部材と、前記第2支持部材に支持されて、前記第1面材との間に上下方向の間隔を空けて配置されて前記床面に沿って設けられた第2面材と、を備える。
本開示の床構造では、重量衝撃音の吸収が可能であるとともに、経時劣化による衝撃音吸収性能の低下も抑制可能である。
実施の形態1の床構造を適用した床FLを示す断面図である。 実施の形態1の床構造における第1支持部材21、第2支持部材22の配置の説明図である。 実施の形態1の床構造における第1支持部材21、第2支持部材22の配置の説明図であって、図2Aとは異なる例を示す。 実施の形態1において水平方向で第2支持部材22と同一位置に衝撃力が入力した場合の作用説明図である。 実施の形態1において水平方向で第2支持部材22とは異なる位置に衝撃力が入力した場合の作用説明図である。 実施の形態2の床構造を適用した床FLを示す断面図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の床構造を示す断面図である。
この床構造は、例えば、建物の二階あるいは三階の床FLに適用されたもので、床構造体10と、第1支持部材21と、第1面材31と、第2支持部材22と、第2面材32と、床仕上材40とを備える。
床構造体10は、床FLを支持する構造体であって、例えば、床梁や床版を用いることができる。本実施の形態1では、床構造体10として、水平方向の一方向(図2A、図2Bの矢印X方向)に間隔を空けて略平行に配置された床梁11、11に、その直交方向(図2A、図2Bの矢印Y方向)に間隔を空けて複数の根太12を架け渡したものを用いている。
なお、床梁11は、H型の断面の形状のものを示しているが、C型、四角筒状などのチャンネル状の金属製のものや、矩形断面の木製のものを用いることができる。また、床版としては、鉄筋コンクリート製、プレストレス・コンクリート製、鋼製、鋼とコンクリートによる合成のものなどを用いることができる。また、各図において、矢印UPは上方を示し、矢印DNは下方を示す。
第1支持部材21は、合板、遮音シート、減衰ゴムなどを用いることができ、本実施の形態1では、アスファルトシートを用いている。また、第1支持部材21は、図2Aに示すように、一枚一枚分離した矩形板状や、図2Bに示すような帯状に形成されている。なお、図2A、図2Bは、床FLを上方から見た場合の、第1支持部材21および第2支持部材22の位置を、同一平面上に表した説明図である。
そして、第1支持部材21は、図1に示すように、床構造体10の上面に、水平方向の一方(矢印Y方向)に所定の間隔を空けて配置されている。この第1支持部材21同士の水平方向の間隔は、後述するように第1面材31の上下方向の弾性たわみ変形を許容するために、150mm以上かつ900mm以下の寸法が確保されている。
また、図2Aに示すように、第1支持部材21を矩形板状に形成したものは、矢印Yの方向に直交する矢印Xの方向の間隔も、上記の150mm以上かつ900mm以下の寸法としている。なお、第1支持部材21は、本実施の形態1ではその接着性により床構造体10へ取り付けられているが、素材によっては、接着剤を用いたり、ビスやスクリュウなどの締結具を用いたりして取り付けてもよい。
第1面材31は、木質系の合板や、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート(ALC)などが用いられ、その下面が第1支持部材21に支持されて床FLの床面に沿って配置されている。この第1面材31は、上方から衝撃力が加わった際に、弾性撓み変形により衝撃力吸収効果を得ることができるよう薄板状のものが用いられている。そして、第1面材31と根太12との間には、第1支持部材21の厚み寸法の隙間CL1が形成されている。なお、第1面材31は、第1支持部材21に接着されているが、第1支持部材21の素材によっては、接着剤を用いたり、ビス、スクリュウなどの締結具を用いたりして取り付けることができる。また、第1面材31を、締結具を用いて第1支持部材21および床構造体10の根太12に対して取り付けることもできる。
第2支持部材22は、第1支持部材21と同様に合板、遮音シート、減衰ゴムを用いることができるが、本実施の形態1では、減衰ゴム製のものを用いるものとする。また、第2支持部材22は、第1支持部材21と同様に矩形の板状(図2A参照)や、帯状(図2B参照)に形成されている。
さらに、第2支持部材22は、図2A,図2Bに示すように、水平方向で、第1支持部材21とは異なる位置に配置されている。詳細には、図2Aに示すように両支持部材21、22を略正方形の矩形に形成した場合は、第2支持部材22は、第1支持部材21に対して、水平方向の2方向、すなわち、矢印Xの方向と矢印Yの方向との両方向に一定の間隔を空けて配置されている。
また、図2Bに示すように、第1支持部材21および第2支持部材22を帯状に形成した場合は、第2支持部材22は、第1支持部材21に対して、矢印Yの方向いおいて第1支持部材21同士の間の中央位置で第1支持部材21と略平行に配置されている。
なお、第2支持部材22の第1面材31への取り付けも、接着による取り付けや、ビス、スクリュウなどの締結具を用いた取り付けを用いることができる。
第2面材32は、第1面材31と同様に、木質系の合板や軽量気泡コンクリート(ALC)が用いられ、その下面が第2支持部材22に支持されて床FLの床面に沿って配置されている。また、第2面材32は、第1面材31と同様に、人間の足などから衝撃力が加わった際に、弾性撓み変形による衝撃力吸収効果を得ることができる薄板状のものが用いられている。そして、第1面材31と根太12との間には、第1支持部材21の厚み寸法の隙間CL1が形成されている。
なお、第2面材32の第2支持部材22への取り付けも、接着による取り付けや、ビス、スクリュウなどの締結具を用いた取り付けを用いることができる。また、第2面材32を、締結具を用いて第2支持部材22および第1面材31に対して取り付けることもできる。
床仕上材40は、第2面材32の上面を覆って設けられたもので、例えば、木質系、樹脂系、繊維系の周知の仕上げ材を用いている。
(実施の形態1の作用)
次に、床FLに上方から衝撃力F11、F21が加わった場合の、実施の形態1の作用を図3A,図3Bに基づいて説明する。
図3Aは、衝撃力F11の入力位置が、水平方向で第2支持部材22と同じ位置の場合を示し、図3Bは、衝撃力F21の入力位置が、水平方向で第2支持部材22、22同士の間の位置の場合を示している。
図3Aに示すように、第2支持部材22の上方から第2面材32に比較的大きな衝撃力F11が入力した場合、その下方に位置する減衰ゴム製の第2支持部材22が圧縮方向に弾性変形し、かつ、第1面材31と第2面材32とが、下方に弾性的に撓み変形する。この場合、第2面材32の撓み変形量は、第2支持部材22により制限されるが、第1面材31は、その下方に隙間CL1があるため、第2支持部材22を介して入力された衝撃力F11により第1支持部材21,21を支点として相対的に大きく撓み変形する。なお、第1面材31へは、減衰ゴム製の第2支持部材22に吸収された衝撃力F12が入力される。
そして、第1面材31へ入力された衝撃力F12は、第1支持部材21,21に分散された分散力F13、F13として床構造体10に伝達される。
このように、衝撃力F11は、第2支持部材22の弾性的な圧縮変形、および、第1面材31、第2面材32の弾性的な撓み変形により吸収され、かつ、第1支持部材21,21に分散されて、床構造体10へ伝達される。また、その際、アスファルトシート製の第1支持部材21において吸音される。
したがって、床構造体10へ伝達される衝撃力を低減でき、しかも、第2面材32への入力直後の初期から衝撃力を低減できるため、効率的に衝撃音の発生を抑制できる。また、衝撃力F11が小さい場合も、上記の第1支持部材21および第2支持部材22による吸収と、複数の第1支持部材21、21による分散で、衝撃音を低減することができる。
次に、図3Bに示すように、衝撃力F21の入力位置が、水平方向で第2支持部材22、22同士の間の位置の場合について説明する。
この場合、衝撃力F21が比較的大きい場合、衝撃力F21の入力位置では、第2面材32の下方に隙間CL2が存在するため、第2面材32は、第2支持部材22、22を支点として下方に弾性的に撓み変形し、衝撃力F21を一部吸収する。
さらに、衝撃力F21は、第2面材32から複数の第2支持部材22,22に分散されて分散力F22、F22として第1面材31に伝達される。この分散力F22は、第2面材32の撓み変形に加え、第2支持部材22、22の圧縮方向への弾性変形により吸収されるため、単に衝撃力F21を分散したものよりも低減されて分散される。
そして、第1面材31は、分散力F22により第1支持部材21,21を支点として、下方に弾性的に撓み変形する。さらに、第1面材31に伝達された衝撃力F21は、複数の第1支持部材21、21に分散力F23として分散されて、床構造体10に伝達される。
したがって、衝撃力F21は、第2面材32、第2支持部材22、第2面材32の撓み変形により吸収され、さらに、複数の第2支持部材22,22および第1支持部材21,21により分散および吸収されるため、床構造体10へ伝わる衝撃力を低減できる。これにより、衝撃音の発生を抑制できる。特に、この図3Bに示す例の場合は、両面材31,32の変形量が多くなるとともに、両支持部材21、22による分散も多くなるため、より衝撃力および衝撃音を低減できる。
また、衝撃力F21が小さい場合も、上記の両支持部材21、22による吸収と、両支持部材21、21、22、22による分散で、衝撃音を低減することができる。
(実施の形態1の効果)
以下に、実施の形態1の床構造の効果を列挙する。
(1)実施の形態1の床構造は、
床FLを支持する床構造体10と、
床構造体10の上面に設けられ、水平方向(矢印Y方向)に間隔を空けて配置された複数の第1支持部材21と、
第1支持部材21に支持されて、床構造体10との間に上下方向の隙間CL1を空けて配置されて床面に沿って設けられた第1面材31と、
第1面材31の上面に設けられ、水平方向で第1支持部材21とは異なる位置に配置された複数の第2支持部材22と、
第2支持部材22に支持されて、第1面材31との間に上下方向の隙間CL2を空けて配置されて床面に沿って設けられた第2面材32と、を備える。
したがって、床FLに対して上方から衝撃力がどの位置に加わっても、両面材31,32の弾性的な撓み変形により吸収でき、しかも、各支持部材21,22により分散されて、床構造体10に伝達されるため、床構造体10に伝達される衝撃力を低減できる。これにより、階下への軽量衝撃音および重量衝撃音の伝達を低減できる。
しかも、各面材31,32の変形により衝撃力の吸収を行うため、早い段階で衝撃力の吸収を行うものであり、床構造体10に伝達された後に、衝撃力の吸収や制振を行うものと比較して、省スペース、省コストで衝撃音を低減できる。
加えて、基本的には、各面材31,32の弾性変形と、各支持部材21,22による分散とにより衝撃音の低減を図っているため、弾性部材を主として衝撃音の低減を行うものと比較して、経年による性能劣化を抑制できる。すなわち、実施の形態1では、第2支持部材22として、減衰ゴム製のものを用いているが、仮に、経時劣化による衝撃吸収性が低下したとしても、上記のように分散による衝撃吸収性は確保しており、衝撃音の低減性能の低下を抑制できる。
さらに、本実施の形態1は、上記のように各面材31,32と各支持部材21,22といった単純で軽量の部材により構成したため、制振ダンパなどの重量物を用いるものと比較して、施工性にも優れる。
(2)実施の形態1の床構造は、
図2Bに示すように、第1支持部材21と第2支持部材22とは、水平方向で一定方向(図2Bの矢印Xの方向)に延びる帯状に形成され、かつ、延びる方向の直交方向(矢印Yの方向)に間隔を空けて配置され、第2支持部材22は、水平方向で、第1支持部材21,21同士の間の位置に配置されている。
したがって、第2面材32へ入力された衝撃力が、両支持部材22,21に対して直列に伝達されることなく、確実に分散できる。しかも、第1面材31と床構造体10との間に、第1面材31が撓み変形するための隙間CL1を確実に確保できるとともに、第1面材31と第2面材32との間に、第2面材32が撓み変形するための隙間CL2を確実に確保できる。
(3)実施の形態1の床構造は、
図2Aに示すように、第1支持部材21と第2支持部材22とは、矩形に形成され水平方向の一方向(矢印Yの方向)とこれに直交する方向(矢印Xの方向)とに間隔を空けて配置され、第2支持部材22は、水平方向で、第1支持部材21,21同士の間の位置に配置されている。
したがって、上記(2)と同様の作用効果を得ることができる。
(4)実施の形態1の床構造は、
第2支持部材22が、減衰ゴムにより形成されている。
したがって、第2面材32から第1面材31に衝撃力を伝達する時点で、衝撃力を吸収し、早期に衝撃力の低減を図り、衝撃音を低減できる。
(他の実施の形態)
以下に、他の実施の形態について説明する。なお、他の実施の形態の説明するにあたり、相互に共通する構成には共通する符号を付して、説明を省略し相違点についてのみ説明する。
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1の変形例であり、床構造体10および第1面材31の上面において、各支持部材21、22の間に、上方に位置する各面材31,32との間に空隙を残して、鋼板などの高密度材51,52を敷き詰めている。
実施の形態2では、床FLに衝撃力が加わって振動が床構造体10に伝達される際に、重量を有した高密度材51,52を振動させることで、エネルギが吸収される。したがって、衝撃力および衝撃音の低減性能がさらに向上する。
(2−1)実施の形態2の床構造は、
床構造体10と第1面材31との上面には、その上方に位置する各面材31,32との間に間隔を空けて、水平方向で各支持部材21,22の間に板状の高密度材51,52が敷設されている。
したがって、衝撃力および衝撃音の低減性能がさらに向上する。また、実施の形態2の床構造では、実施の形態1と同様に、上記(1)〜(4)の効果も得られる。
以上、図面を参照して、本開示の床構造を実施するための形態を図面に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本開示の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本開示に含まれる。
例えば、実施の形態では、床を支持する床構造体10としては、床梁11と根太12とにより形成されたものを示したが、これに限定されず、床版を用いてもよい。
また、実施の形態では、第1支持部材21と第2支持部材22との両方が矩形のものや帯状のものを示したが、これに限定されず、一方を矩形として、もう一方を帯状としてもよい。また、各支持部材21,22が一つ一つ分離されたものの場合、その形状は矩形に限定されるものではなく、円形などの他の形状を用いてもよい。
また、両支持部材21,22、両面材31,32は、実施の形態で示したもの以外の素材のものを用いてもよい。両面材31,32は、要は、衝撃力の入力時に弾性的に撓み変形するものであればよい。また、両支持部材21、22は、各面材31、32が撓み変形する際に、支点となることができる剛性を有していればよい。さらに、実施の形態では、第2支持部材22を減衰ゴムにより形成したものを示したが、第1支持部材21も減衰ゴムにより形成してもよい。あるいは、両支持部材21、22は、共に減衰ゴム以外の素材により形成してもよい。
また、実施の形態では、高密度材として鋼鈑を示したが、これに限定されるものではなく、他の金属や、樹脂材、コンクリートなどを用いることができる。
10 床構造体
21 第1支持部材
22 第2支持部材
31 第1面材
32 第2面材
51 高密度材
52 高密度材
CL1 隙間
CL2 隙間
FL 床

Claims (5)

  1. 床を支持する床構造体と、
    前記床構造体の上面に設けられ、水平方向に間隔を空けて配置された複数の第1支持部材と、
    前記第1支持部材に支持されて、前記床構造体との間に上下方向の間隔を空けて配置されて床面に沿って設けられた第1面材と、
    前記第1面材の上面に設けられ、水平方向で前記第1支持部材とは異なる位置に配置された複数の第2支持部材と、
    前記第2支持部材に支持されて、前記第1面材との間に上下方向の間隔を空けて配置されて前記床面に沿って設けられた第2面材と、
    を備える床構造。
  2. 請求項1に記載の床構造において、
    前記床構造体と前記第1面材との少なくとも一方の上面には、水平方向で各支持部材の間に、その上方に位置する各面材との間に間隔を空けて板状の高密度材が敷設されている床構造。
  3. 請求項1に記載の床構造において、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、水平方向で一定方向に延びる帯状に形成され、かつ、前記延びる方向の直交方向に間隔を空けて配置され、
    前記第2支持部材は、水平方向で、前記第1支持部材同士の間の位置に配置されている床構造。
  4. 請求項1に記載の床構造において、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、矩形に形成され水平方向の一方向とこれに直交する方向とに間隔を空けて配置され、
    前記第2支持部材は、水平方向で、前記第1支持部材同士の間の位置に配置されている床構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の床構造において、
    前記第2支持部材は、減衰ゴムにより形成されている床構造。

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