JP2018003303A - 遮音床用リブ材と遮音床構造 - Google Patents

遮音床用リブ材と遮音床構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 セメント系の床材を用いた建築構造物において、床の遮音性能を向上させることができる遮音床構造を提供すること。【解決手段】 セメント系床材を用いた建築構造物における遮音床構造であって、セメント系床材の上面に所定間隔で設置される緩衝材と、緩衝材の上部に設置して長手方向に延びるリブ材と、リブ材の上部に設置される床材と、を備え、緩衝材は、隣り合う緩衝材が支持面積の異なる大きさで形成されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、セメント系床材を用いた建築構造物における遮音床用リブ材と遮音床構造に関する。
従来、建築構造物であるプレハブ系の建築構造物である集合住宅などにおいては、軽量気泡コンクリート(ALC)や押出成形セメント板などのセメント系床材を梁上に敷設し、その上に木質系床材を仕上げ材として敷設することが行われている。このような集合住宅などにおいては、特に上層階の音が下層階にあたえる影響は顕著であり、従来より床の遮音性能を上げるべく、種々の材料の組合せによる工法が取られている。
床の衝撃音には、軽量衝撃音と重量衝撃音があり、軽量衝撃音については、床の仕上げ材(フローリング材)等によって改善の余地があるが、重量衝撃音については、施工時の床材の材質によって決まってしまう。このため、設計段階から重量衝撃音に対する遮音性能の優れた床材を選定して施工する必要がある。
重量衝撃音を緩和させる構造として、セメント系床材の上に緩衝材やリブを設けて遮音性能を向上させる構造や、押出成形セメント板の床パネルに砂状体を封入して遮音性能を向上させる構造等が提案されているが、施工性やコスト面で採用が難しい場合がある。
特に、重量衝撃音の低音域(250Hz以下)の音の遮音は難しく、従来は床材の厚みを上げて重量を増やすことにより遮音性能を確保することなどが行われている。しかし、床材の重量が増加すると床を支える下地鉄骨を大きくする必要があり、コストアップ及び居室面積の減少につながる。
また、プレハブ系の住宅では、部材が規格化されていることから、床材の種類によって厚みやモジュールを変えることができず、決められた範囲内で必要な遮音性能を得なければならない。遮音性能によって部材寸法が変われば、部材の種類によって躯体の設計を変更しなければならず、規格化することによって施工性とコストダウンを図っているプレハブ住宅では、大幅なコストアップになってしまう。
この種の先行技術として、コンクリート板の上面にリブを形成し、そのリブ上に防振材として、遮音材、制振マット、床板材を重合して配置した床構造がある(例えば、特許文献1参照)。
また、他の先行技術として、セメント板床材の上面に間隔を隔てて複数のリブが設けられ、このリブの上面に緩衝材を介して床材が敷設された遮音床構造がある(例えば、特許文献2参照)。この遮音床構造では、このリブ同士の間に形成されるリブ空間が、このリブの延びる方向の端面で開口し、この開口から床衝撃音が抜けるようにしている。
なお、他の先行技術として、天井板の上面に上載されて固定される第一吸音体と、天井の下地材の上面に上載されて固定される第二吸音体とによって、上階の床衝撃音を吸収する天井の吸音構造もある(例えば、特許文献3参照)。
特開2015−214804号公報 特開2015−074964号公報 特開2015−148108号公報
しかし、上記特許文献1の構造では、コンクリート板にリブが形成されているため、リブの位置が固定化されてしまい、遮音材や床材の配置などの自由度が下がる。このため、設計の自由度も制限される。
また、上記特許文献2の構造では、空気伝搬の抜けを作ることにより遮音性能の向上を図ることができるが、建築構造物の構造によっては必要な遮音性能を得ることが難しい場合がある。
なお、上記特許文献3の構造では、天井板に重量物を敷設することになり、天井板の天井下地材への取り付け強度が必要となる。また、天井板に重量物を敷設されていることにより長期の耐久性も必要となる。
そこで、本発明は、セメント系の床材を用いた建築構造物において、床の遮音性能を向上させることができる遮音床用リブ材と遮音床構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る遮音床用リブ材は、セメント系床材を用いた建築構造物における遮音床用リブ材であって、前記セメント系床材の上面側に設置される支持面積の異なる複数種類のピース状の緩衝材が混合して長手方向に所定間隔で貼着されている。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「セメント系床材」は、軽量気泡コンクリート(ALC)、押出成形セメント板、PC板、RC造などを含む。
この構成により、支持面積の異なる複数種類のピース状緩衝材が予めリブ材に貼着されているので、緩衝材及びリブ材の施工性を向上させることができる。しかも、支持面積が異なる緩衝材が混合して長手方向に所定間隔で貼着されているので、これらの緩衝材によって荷重を支持するとともに、衝撃音が抜ける広い空間を形成することができる。
また、前記複数種類の緩衝材は、第1の支持面積を有する第1緩衝材と、前記第1の支持面積より小さい第2の支持面積を有する第2緩衝材とを含み、前記第1緩衝材と前記第2緩衝材とが交互に設置されていてもよい。このように構成すれば、大きい支持面積の第1緩衝材で荷重を受け、小さい支持面積の第2緩衝材で荷重を支持するとともに、第1緩衝材との間の衝撃音が抜ける広い空間を形成することができる。
一方、本発明に係る遮音床構造は、セメント系床材を用いた建築構造物における遮音床構造であって、前記セメント系床材の上面に所定間隔で設置される緩衝材と、前記緩衝材の上部に設置して長手方向に延びるリブ材と、前記リブ材の上部に設置される床材と、を備え、前記緩衝材は、隣り合う該緩衝材が支持面積の異なる大きさで形成されている。
この構成により、セメント系床材の上面に設置した緩衝材が、隣り合う位置で支持面積が異なるので、緩衝材での衝撃音の低減に加えて、緩衝材の間から衝撃音が抜けやすくなり、衝撃音を効果的に低減することができる。
また、異なる大きさの前記緩衝材は、前記リブ材の下面に貼着されていてもよい。このように構成すれば、異なる大きさの緩衝材が隣り合うようにリブ材に予め貼着しておき、施工性を向上させることができる。
また、異なる大きさの前記緩衝材は、少なくとも第1の支持面積を有する第1緩衝材と、前記第1の支持面積より小さい第2の支持面積を有する第2緩衝材とを含み、前記第1緩衝材と前記第2緩衝材とが長手方向に交互に設置されていてもよい。このように構成すれば、小さい支持面積の第2緩衝材によって、第1緩衝材との間に衝撃音が抜ける空間を大きくしつつ、荷重を支持する面積を確保することができる。
また、前記第2緩衝材の支持面積が前記第1緩衝材の支持面積よりも5〜60%小さい支持面積で形成されていてもよい。このように構成すれば、小さい支持面積の第2緩衝材を、衝撃音が抜ける空間の確保と荷重を支持する面積の確保とを適切に両立させることができる。
また、前記リブ材と前記床材との間に制振材をさらに備えていてもよい。このように構成すれば、リブ材と床材との間の制振材の組み合わせにより、目的とする遮音性能に合わせた部材を用いることで、遮音性能に合わせた設計が容易にできる。
また、前記制振材は、前記リブ材の間の下面側に貼着された下面ボードをさらに備えていてもよい。このように構成すれば、制振材の下面側に貼着された下面ボードによって、セメント系床材への衝撃音の伝搬をさらに低減することができる。
また、前記セメント系床材の下方に位置する天井構造の天井下地材の上部に、該天井下地材で支持する天井用制振材を設置していてもよい。このように構成すれば、セメント系床材の上方に設置した緩衝材、制振材と、下方に設置した天井用制振材との組み合わせによって、床から天井までの厚みを上げることなく、より効果的に遮音性能を向上することができる。
また、前記天井用制振材は、前記セメント系床材の平方メートル当たりの重量に対して、2〜25%の範囲の重量で設置されていてもよい。このように構成すれば、セメント系床材の重量に対して所定重量の天井用制振材を組み合わせることによって、天井下地材の重量負荷を適切な範囲にして遮音性能を向上させることができる。
本発明によれば、セメント系の床材を用いた建築構造物において、緩衝材による衝撃音の低減と衝撃音の抜けとによって遮音性能を向上させることが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る遮音床構造を示す断面図である。 図2は、図1に示す遮音床構造の斜視図である。 図3は、図1に示す遮音床構造におけるリブ材の一例を示す斜視図である。 図4は、本発明の第2実施形態に係る遮音床構造を示す断面図である。 図5は、図4に示す遮音床構造の斜視図である。 図6は、図5に示す遮音床構造における床下地材の分割例を示す斜視図である。 図7は、本発明の第3実施形態に係る遮音床構造を示す断面図である。 図8は、図7に示す遮音床構造の斜視図である。 図9は、本発明の第4実施形態に係る遮音床構造を示す断面図である。 図10は、本発明の一実施形態における実施例1の遮音効果を示すグラフである。 図11は、本発明の一実施形態における実施例2の遮音効果を示すグラフである。 図12は、本発明の一実施形態における実施例3の遮音効果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、遮音床用リブ材20を用いた建築構造物の遮音床構造1を説明する。また、セメント系床材として押出成形セメント板10を用いた例を説明する。さらに、制振材30を備えた遮音床構造1を例に説明する。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における上下左右方向の概念は、図1に示す遮音床構造1に向かった状態における前後左右方向の概念と一致するものとする。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る遮音床構造1を示す断面図である。図2は、図1に示す遮音床構造1の斜視図である。図示するように、第1実施形態に係る遮音床構造1は、押出成形セメント板10が梁11の上部に取り付けられてセメント系床材を構成している。
遮音床構造1は、押出成形セメント板10(床パネル)の上面に、支持面積の異なる複数種類のピース状の緩衝材22,23が所定間隔を空けて複数個が設置され、その上部に長尺状のリブ材21が設置されている。リブ材21は、押出成形セメント板10の上面で一方向(押出成形セメント板10の長手方向)に延びるように平行に設置されている。緩衝材22,23はリブ材21に貼着されており、これらによって遮音床用リブ材20となっている(図3)。緩衝材22,23とリブ材21は、図示しないビスやピンによって床材に固定されている。リブ材21の上部には、制振材30(制振シート)が設けられている。制振材30の上部には床下地材31が設けられ、床下地材31の上部には床仕上げ材32が設けられている。
図3は、上記遮音床構造1におけるリブ材20の例を示す斜視図である。この実施形態では、支持面積の異なる複数種類のピース状の緩衝材22,23として、第1の支持面積を有する第1緩衝材22と、この第1の支持面積より小さい第2の支持面積を有する第2緩衝材とが混合するように用いられている。そして、リブ材21の下面に、上記ピース状の緩衝材22,23が長手方向に所定間隔で交互に貼着された遮音床用リブ材20となっている。緩衝材22,23は、隣り合う緩衝材22,23が支持面積の異なる大きさで形成され、複数種類の緩衝材22,23が交互に取り付けられている。この実施形態では、支持面積が異なる大きさの緩衝材22,23(以下、単に「大きさの異なる緩衝材」ともいう)として、大きい支持面積の第1緩衝材22と小さい支持面積の第2緩衝材23とを有している。そして、隣り合う緩衝材22,23が、異なる大きさとなっている。小さい第2緩衝材23と、大きい第1緩衝材22との支持面積の差としては、小さい第2緩衝材23の支持面積が大きい第1緩衝材22の支持面積よりも5〜60%小さい支持面積に設定される。これにより、大きい支持面積の第1緩衝材22との間の空間を広くできる。小さい第2緩衝材23の支持面積としては、例えば、大きい第1緩衝材22との支持面積よりも15〜35%小さい支持面積がより好ましい。この程度の支持面積差とすることで、第2緩衝材23による荷重支持と広い空間の確保を適切に両立させることができる。なお、複数種類の緩衝材22,23としては、大きい支持面積の第1緩衝材22と小さい支持面積の第2緩衝材23とを含み、これらの中間の大きさの支持面積の緩衝材を含むようにもできる。
また、この実施形態のように、リブ材21に緩衝材22,23を予め貼着して遮音床用リブ材20としておくことで、施工現場で緩衝材22,23を押出成形セメント板10に取り付ける必要がないので、施工性を向上させることができる。
上記緩衝材22,23としては、天然ゴム、合成天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、多硫化ゴムと、これら全ての発泡体を用いることができる。緩衝材22,23としては、JIS K6253におけるデュロメータ タイプAの硬度が30〜70のものを用いる。
なお、この実施形態の緩衝材22,23は、いずれも平面視を四角形としているが、丸形、ひし形、多角形など、どのような形状でもよい。
上記リブ材21としては、木材、セメント製スレートボード、合成樹脂製のものを長尺に加工したものを用いることができる。
図1,2に示すように、上記第1緩衝材22と第2緩衝材23とが交互に貼着されたリブ材21は、押出成形セメント板10の上面に取り付けられるときに、緩衝材22,23が千鳥配置となるように、複数本を配置するようにしてもよい。
また、上記制振材30としては、高比重ゴム、アスファルトシート、塩化ビニール(合成樹脂製)で厚さ4〜12mmのシート状の制振シートを用いることができる。制振材30としては、これらの制振シートでアルミニウムなどの金属箔をサンドイッチしたものを用いることもできる。さらに、上記床下地材31としては、パーティクルボード、合板などを用いることができる。上記床仕上げ材32としては、木製フローリング材やクッション製フローリング材など従来のものを用いることができる。制振材30と床下地材31は、床下地材31からリブ材21へ貫通する図示しないビスによって固定される。
この実施形態の遮音床構造1によれば、大きい第1緩衝材22で押出成形セメント板10(床パネル)の荷重を支えるとともに衝撃を緩和し、小さい第2緩衝材23で大きい第1緩衝材22の間における床仕上げ材32の沈み込み防止と衝撃を緩和し、緩衝材22,23から押出成形セメント板10への衝撃音の伝わり方を効果的に低減できる。そして、小さい第2緩衝材23によって、押出成形セメント板10と制振材30との間の衝撃音が抜ける空間を広く取ることで、多方向への衝撃音の抜けを効果的に行うことができる。これにより効果的に衝撃音を低減することができる。その上、制振材30による衝撃音の低減効果により効果的に衝撃音を低減することができる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係る遮音床構造2を示す断面図である。図5は、図4に示す遮音床構造2の斜視図である。なお、上記第1実施形態の遮音床構造1と同一の構成には同一符号を付して説明する。
図示するように、この実施形態の遮音床構造2は、制振材30の下面側におけるリブ材21の間に、下面ボード33が貼着されている。下面ボード33としては、セメント製スレートボード、木材ボード、合成樹脂製ボード、金属板などを用いることができる。他の構成は、上記第1実施形態の遮音床構造1と同一であり、押出成形セメント板10の上面に、ピース状の緩衝材22,23が所定間隔を空けて複数個が設置され、その緩衝材22,23の上部に長尺状のリブ材21が設けられている。リブ材21の上部には制振材30が設けられ、制振材30の下面側におけるリブ材21の間に、下面ボード33が貼着されている。制振材30の上部には床下地材31が設けられ、床下地材31の上部には床仕上げ材32が設けられている。
図6は、図5に示す遮音床構造2における床下地材31の分割例を示す斜視図である。上記床下地材31に制振材30と下面ボード33を貼り付けた場合、床下地材31の重量が重くなる。このため、図示するように、下面ボード33を設ける場合、例えば、床下地材31をリブ材21の位置で分割するようにすればよい。このようにすれば、床下地材31の分割端部をリブ材21で支持し、固定するようにできる。
この実施形態の遮音床構造2によれば、上記第1実施形態の遮音床構造1における効果に加え、制振材30の下面側に貼着された下面ボード33によっても衝撃音の伝搬をさらに低減することができる。よって、押出成形セメント板10への衝撃音の伝搬をさらに低減して遮音効果を向上させることができる。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態に係る遮音床構造3を示す断面図である。図8は、図7に示す遮音床構造3の斜視図である。この実施形態は、上記第2実施形態の遮音床構造2に天井構造40を組み合わせたものである。上記第2実施形態と同一の構成には同一符号を付して説明する。
図示するように、押出成形セメント板10の上部における構成は、上記第2実施形態と同一であり、押出成形セメント板10の上面に、ピース状の緩衝材22,23が所定間隔を空けて複数個が設置され、その緩衝材22,23の上部に長尺状のリブ材21が設けられている。リブ材21の上部には制振材30が設けられ、制振材30の下面側におけるリブ材21の間に、下面ボード33が貼着されている。制振材30の上部には床下地材31が設けられ、床下地材31の上部には床仕上げ材32が設けられている。
そして、この遮音床構造3の押出成形セメント板10の下方に位置する下階の天井構造40に、天井用制振材41が設置されている。天井用制振材41は、天井材42が設けられる天井下地材43(野縁)の上面に設けられている。天井用制振材41は、天井下地材43(「天井下地材受」を含む)の上面で、この天井下地材43にのみ接するように設置されている。このため、天井用制振材41の荷重は天井材42には掛からない。
天井用制振材41としては、樹脂製袋、不織布製袋などに制振材料を充填したものである。制振材料としては、樹脂ペレット、樹脂製ビーズ(発泡、未発泡のもの)、砂、砕石、軽石、火山礫、スラグ、金属片、陶磁器質粉砕粒、セメント製品粉砕粒(ALC、押出成形セメント板、スレートボード等)などを用いることができる。天井用制振材41の重量としては、押出成形セメント板10(セメント系床材)の平方メートル当たりの重量に対して、2〜25%の範囲になるようにするのが好ましい。
この実施形態の遮音床構造3によれば、天井用制振材41により、床で衝撃音(振動)が発生した場合に、階下の天井下地材43に伝搬し、天井下地材43が振動するエネルギーを天井用制振材41の制振材料を振動させるエネルギーとして吸収させる。これにより、この遮音床構造3によれば、上記第2実施形態の遮音床構造3における効果に加え、衝撃音による天井下地材43の振動が低減されるので、衝撃音の伝搬を低減することができる。よって、さらに遮音効果を向上させることができる。
なお、この実施形態の天井用制振材41は、天井材42をまたいで天井下地材43にのみに接するように全面に配置しているが、例えば、天井用制振材41を短冊状として天井下地材43の上部のみに設置するようにしてもよい。
(第4実施形態)
図9は、第4実施形態に係る遮音床構造4を示す断面図である。なお、上記第2実施形態と同一の構成には同一符号を付して説明する。この実施形態は、リフォームの場合の、鉄筋コンクリート構造床50(セメント系床材)における遮音床構造4の例である。
鉄筋コンクリート構造床50におけるリフォームの場合には、二重床となるように支持脚51を設置し、その支持脚51によって二重床板52を支持させる。二重床板52としては、パーティクルボード、合板などを用いることができる。
そして、この二重床板52の上部に、上記第2実施形態と同一の遮音床構造2が設けられている。具体的には、二重床板52の上面に、ピース状の緩衝材22,23が所定間隔を空けて複数個が設置され、その緩衝材22,23の上部に長尺状のリブ材21が設けられている。リブ材21の上部には制振材30が設けられ、制振材30の下面側におけるリブ材21の間に、下面ボード33が貼着されている。制振材30の上部には床下地材31が設けられ、床下地材31の上部には床仕上げ材32が設けられている。
また、この実施形態では、上記第3実施形態と同様に、下階の天井構造40における天井下地材43(野縁)の上面に、天井用制振材41が設置されている。天井用制振材41は、上記第3実施形態と同一であるため、説明は省略する。
この実施形態の遮音床構造4によれば、リフォーム建築物においても、上記第3実施形態と同様に、上記第2実施形態の遮音床構造3における効果に加え、衝撃音による天井下地材43の振動が低減されるので、衝撃音の伝搬を低減することができる。よって、遮音効果の高い遮音床構造4を構成することができる。
(実施例1の遮音効果)
図10は、実施例1の遮音効果を示すグラフである。縦軸には床衝撃音レベル(dB)を示し、横軸にはオクターブバンド中心周波数(Hz)を示している。
比較例1の試験体は、床材としては、幅500mm、長さ2000mm、厚さ100mmの押出成形セメント板10を8枚、梁11の上部に取り付けた。緩衝材22及びリブ材21としては、長さ2000mm、幅70mm、厚さ20mmの木製のリブ材21に、45mm×45mmで厚さ10mmの合成ゴム製で硬度が40の緩衝材22を24個、長手方向は均等幅で、幅方向は中央部になるように取り付けた。
この緩衝材22を取り付けたリブ材21を、緩衝材22を下にして押出成形セメント板10の長手方向に平行に250mmピッチで、12箇所をピンにより取り付けた。ピンの取り付けは、2つおきに緩衝材22の中央部を貫通するよう、リブ材21から押出成形セメント板10に貫く貫通穴を設けて取り付けた。そして、その上に床下地材31として厚さ15mmのパーティクルボードと、その上に床仕上げ材32として厚さ12mmのフローリング材を貼り付けたもので、床衝撃音レベルを測定した。
一方、実施例1の試験体は、床材としては、幅500mm、長さ2000mm、厚さ100mmの押出成形セメント板10を8枚、梁11の上部に取り付けた。緩衝材22,23及びリブ材21としては、長さ2000mm、幅70mm、厚さ20mmの木製のリブ材21に、45mm×45mmで厚さ10mmの第1緩衝材22と30mm×30mmで厚さ10mmの第2緩衝材23として、合成ゴム製で硬度が40のものをそれぞれ12個貼着した。緩衝材22,23は、リブ材21の長手方向は交互に均等幅で、幅方向は中央部になるように貼着した。この緩衝材22,23を貼着したリブ材21を、緩衝材22,23を下にして押出成形セメント板10の長手方向に平行に250mmピッチで、12箇所をピンにより取り付けた。ピンの取り付けは、45mm×45mmの大きさの第1緩衝材22の中央部を貫通するよう、リブ材21から押出成形セメント板10に貫く貫通穴を設けて取り付けた。そして、その上に床下地材31として厚さ15mmのパーティクルボードを貼り付け、その上に床仕上げ材32として厚さ12mmのフローリング材を貼り付けた構造で、床衝撃音レベルを測定した。
比較例1の結果は「□」で示し、実施例1の結果は「○」で示している。この実施例1の遮音効果としては、比較例1と比較して低音域で0.3dB程度〜0.8dB程度、床衝撃音レベルを低減させることができる。
(実施例2の遮音効果)
図11は、実施例2の遮音効果を示すグラフである。縦軸には床衝撃音レベル(dB)を示し、横軸にはオクターブバンド中心周波数(Hz)を示している。
実施例2の試験体は、床材としては、幅500mm、長さ2000mm、厚さ100mmの押出成形セメント板10を8枚、梁11の上部に取り付けた。緩衝材22,23及びリブ材21としては、長さ2000mm、幅70mm、厚さ20mmの木製のリブ材21に、45mm×45mmで厚さ10mmの第1緩衝材22と30mm×30mmで厚さ10mmの第2緩衝材23として、合成ゴム製で硬度が40のものをそれぞれ12個貼着した。緩衝材22,23は、リブ材21の長手方向には交互に均等幅に、幅方向は中央部になるように貼着した。この緩衝材22,23を貼着したリブ材21を、緩衝材22,23を下にして押出成形セメント板10の長手方向に平行に250mmピッチで、12箇所をピンにより取り付けた。ピンの取り付けは、45mm×45mmの大きさの第1緩衝材22の中央部を貫通するよう、リブ材21から押出成形セメント板10に貫く貫通穴を設けて取り付けた。
そして、リブ材21の上に制振材30としての厚さ12mmのアスファルトシートを設けている。制振材30には、リブ材21が接する部分の間に下面ボード33を貼り付けている。この制振材30の上に、床下地材31として厚さ15mmのパーティクルボードを貼り付け、その上に床仕上げ材32として厚さ12mmのフローリング材を貼り付けた構造で、床衝撃音レベルを測定した。
実施例2では、上記実施例1の結果と比較した。実施例1の結果は「□」で示し、実施例2の結果は「○」で示している。実施例2の遮音効果としては、実施例1と比較して、制振材30を用いることで低音域において1.5dB程度〜2.7dB程度、床衝撃音レベルを低減させることができる。
(実施例3の遮音効果)
図12は、実施例3の遮音効果を示すグラフである。縦軸には床衝撃音レベル(dB)を示し、横軸にはオクターブバンド中心周波数(Hz)を示している。
実施例3では、実施例1の構成に、天井用制振材41として、樹脂ペレットで9kg/m、軽石で9kg/m、軽石で18kg/m、となった制振材料を不織布に充填した3種類のものを、それぞれ個別に天井下地材43のみに接するように設置して床衝撃音レベルを測定した。
実施例3では、上記実施例1のデータと比較した。実施例1の結果は「□」で示し、実施例3の樹脂ペレットを用いた結果は「○」で示し、実施例3の軽石(9kg/m)を用いた結果は「△」で示し、実施例3の軽石(18kg/m)を用いた結果は「◇」で示している。実施例3は、データが多いため、縦軸の床衝撃音レベル(dB)を広げたグラフとしている。
実施例3の遮音効果としては、上記実施例1の結果と比較して低音域で0〜0.9dB程度、床衝撃音レベルを低減させることができる。床衝撃音レベルを大きく低減させるものではないが、天井用制振材41を組み合わせることで低音域の低減効果に改善が見られる。
(総括)
以上のように、上記遮音床構造1〜4によれば、セメント系床材である押出成形セメント板10の上面に設置されるピース状の緩衝材22,23を、支持面積の大きさが異なるようにすることで、緩衝材22,23による衝撃音の低減と、緩衝材22,23の間の空間からの衝撃音の抜けを効果的に行うようにでき、より効果的に衝撃音を低減することが可能となる。しかも、床全体の厚みを上げることなく遮音性能を向上することが可能なな遮音床構造1〜4を構成できる。
また、目的とする遮音性能に合わせた制振材30を組み合わせることで、遮音性能に合わせたコスト設計が容易に可能となる。
さらに、天井用制振材41を組み合わせることによって、低音域の衝撃音をさらに低減することができ、より遮音性能を向上させることが可能となる。
なお、上記した実施形態では、セメント系床材として押出成形セメント板10を例に説明したが、軽量気泡コンクリート(ALC)、PC板、RC床など、セメント系床材であれば同様に適用することができ、セメント系床材は上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記した実施形態では、緩衝材22,23がリブ材21に貼着された遮音床用リブ材20を例に説明したが、緩衝材22,23とリブ材21とを個々に設置する構成であってもよく、緩衝材22,23とリブ材21の構成は、上記実施形態に限定されるものではない。
さらに、上記した実施形態では、リブ材21を押出成形セメント板10の長手方向に配置する例を説明したが、リブ材21は押出成形セメント板10の長手方向と交差する方向に配置してもよく、リブ材21の配置方向は上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記した実施形態は一例を示しており、セメント系床材(軽量気泡コンクリート(ALC)、押出成形セメント板、PC板、RC造)の上面側における遮音床構造のみであっても、遮音床構造とセメント系床材の下面側における天井構造とを組み合わせたものでもよく、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
1〜4 遮音床構造
10 押出成形セメント板
11 梁
20 遮音床用リブ材
21 リブ材
22 緩衝材(第1緩衝材)
23 緩衝材(第2緩衝材)
30 制振材
31 床下地材
32 床仕上げ材
33 下面ボード
40 天井構造
41 天井用制振材
42 天井材
43 天井下地材
50 鉄筋コンクリート構造床
51 支持脚
52 二重床板

Claims (10)

  1. セメント系床材を用いた建築構造物における遮音床用リブ材であって、
    前記セメント系床材の上面側に設置される支持面積の異なる複数種類のピース状の緩衝材が混合して長手方向に所定間隔で貼着されている、
    ことを特徴とする遮音床用リブ材。
  2. 前記複数種類の緩衝材は、第1の支持面積を有する第1緩衝材と、前記第1の支持面積より小さい第2の支持面積を有する第2緩衝材とを含み、
    前記第1緩衝材と前記第2緩衝材とが交互に設置されている、
    請求項1に記載の遮音床用リブ材。
  3. セメント系床材を用いた建築構造物における遮音床構造であって、
    前記セメント系床材の上面に所定間隔で設置される緩衝材と、
    前記緩衝材の上部に設置して長手方向に延びるリブ材と、
    前記リブ材の上部に設置される床材と、を備え、
    前記緩衝材は、隣り合う該緩衝材が支持面積の異なる大きさで形成されている、
    ことを特徴とする遮音床構造。
  4. 支持面積の異なる大きさの前記緩衝材は、前記リブ材の下面に貼着されている、
    請求項3に記載の遮音床構造。
  5. 異なる大きさの前記緩衝材は、少なくとも第1の支持面積を有する第1緩衝材と、前記第1の支持面積より小さい第2の支持面積を有する第2緩衝材とを含み、
    前記第1緩衝材と前記第2緩衝材とが長手方向に交互に設置されている、
    請求項3又は4に記載の遮音床構造。
  6. 前記第2緩衝材の支持面積が前記第1緩衝材の支持面積よりも5〜60%小さい支持面積で形成されている、
    請求項5に記載の遮音床構造。
  7. 前記リブ材と前記床材との間に制振材をさらに備えている、
    請求項3〜6のいずれか1項に記載の遮音床構造。
  8. 前記制振材は、前記リブ材の間の下面側に貼着された下面ボードをさらに備えている、
    請求項7に記載の遮音床構造。
  9. 前記セメント系床材の下方に位置する天井構造の天井下地材の上部に、該天井下地材で支持する天井用制振材を設置している、
    請求項3〜8のいずれか1項に記載の遮音床構造。
  10. 前記天井用制振材は、前記セメント系床材の平方メートル当たりの重量に対して、2〜25%の範囲の重量で設置されている、
    請求項9に記載の遮音床構造。
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