JP2020132388A - 媒体搬送装置、及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙搬送経路を用紙が搬送される際、用紙から紙粉が発生する場合があり、紙粉が光センサーの構成部位に付着して検出能力が低下してしまう虞がある。 特に、用紙搬送経路の下側には重力の作用によって紙粉が落下し、そして堆積するため、光センサーの周囲に堆積した紙粉が光センサーの構成部位に移動し、付着する虞がある。【解決手段】媒体を搬送する媒体搬送経路と、媒体搬送経路を形成し、媒体を支持する媒体支持部と、媒体搬送経路と交差する検出光によって媒体支持部上を通過する媒体を検出する媒体検出手段と、を備え、媒体検出手段は、検出光の光路を構成する部位であって、媒体支持部に設けられる第1光学部位及び媒体支持部と対向して設けられる第2光学部位を備え、媒体支持部において第1光学部位の周囲には、第1光学部位における検出光の受光面より鉛直下方に位置する低位置部が設けられる。【選択図】図6

Description

本発明は、媒体を搬送する媒体搬送装置、およびこれを備えた記録装置に関する。
ファクシミリやプリンター等に代表される記録装置においては、媒体の一例である用紙の搬送経路に、用紙の先端或いは後端の通過を検出する為の検出手段が設けられる。
この検出手段としては、例えば、用紙搬送経路に向けて検出光を発する発光素子と、発光素子から発せられた光を受光する受光素子と、を一対で備える光センサーがある(例えば、特許文献1)。
特開2013−234059号公報
用紙搬送経路を用紙が搬送される際、用紙から紙粉が発生する場合があり、紙粉が光センサーの構成部位に付着して検出能力が低下してしまう虞がある。
特に、用紙搬送経路の下側には重力の作用によって紙粉が落下し、そして堆積するため、光センサーの周囲に堆積した紙粉が光センサーの構成部位に移動し、付着する虞がある。
上記課題を解決する本発明の媒体搬送装置は、鉛直方向と交差する方向に延びる、媒体を搬送する媒体搬送経路と、前記媒体搬送経路を形成し、媒体を支持する媒体支持部と、前記媒体搬送経路と交差する検出光によって前記媒体支持部上を通過する媒体を検出する媒体検出手段と、を備え、前記媒体検出手段は、前記検出光の光路を構成する部位であって、前記媒体支持部に設けられる第1光学部位及び前記媒体支持部と対向して設けられる第2光学部位を備え、前記媒体支持部において前記第1光学部位の周囲には、前記第1光学部位における前記検出光の受光面より下方に位置する低位置部が設けられることを特徴とする。
プリンターの外観斜視図。 プリンターの側断面図。 プリンターの用紙搬送経路の概略図。 検出手段の側面図。 反射板及び低位置部を−Y方向から見た図。 反射板及び低位置部の斜視図。 反射板及び低位置部の斜視図。 反射板及び低位置部の斜視図。 反射板及び低位置部の平面図。 図9のB−B断面図。 図10の他の実施形態を示す図。 図9のC−C断面相当図であって、反射板の他の実施形態を示す図。 開口部の下にトレイを設けた実施形態を示す図。
以下、本発明について概略的に説明する。
第1の態様に係る媒体搬送装置は、鉛直方向と交差する方向に延びる、媒体を搬送する媒体搬送経路と、前記媒体搬送経路を形成し、媒体を支持する媒体支持部と、前記媒体搬送経路と交差する検出光によって前記媒体支持部上を通過する媒体を検出する媒体検出手段と、を備え、前記媒体検出手段は、前記検出光の光路を構成する部位であって、前記媒体支持部に設けられる第1光学部位及び前記媒体支持部と対向して設けられる第2光学部位を備え、前記媒体支持部において前記第1光学部位の周囲には、前記第1光学部位における前記検出光の受光面より下方に位置する低位置部が設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体支持部において前記第1光学部位の周囲には、前記第1光学部位における前記検出光の受光面より下方に位置する低位置部が設けられるので、前記第1光学部位の周囲にある前記低位置部に紙粉等の異物が堆積しても、それが前記第1光学部位に移動し、付着することを抑制できる。
第2の態様は、鉛直方向と交差する方向に延びる、媒体を搬送する媒体搬送経路と、前記媒体搬送経路を形成し、媒体を支持する媒体支持部と、前記媒体搬送経路と交差する検出光によって前記媒体支持部上を通過する媒体を検出する媒体検出手段と、を備え、前記媒体検出手段は、前記検出光の光路を構成する部位であって、前記媒体支持部に設けられる第1光学部位及び前記媒体支持部と対向して設けられる第2光学部位を備え、前記媒体支持部において前記第1光学部位の周囲には、前記第1光学部位における前記検出光の受光面より下方に位置する低位置部が複数設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体支持部において前記第1光学部位の周囲には、前記第1光学部位における前記検出光の受光面より下方に位置する低位置部が複数設けられるので、前記第1光学部位の周囲にある前記低位置部に紙粉等の異物が堆積しても、それが前記第1光学部位に移動し、付着することを抑制できる。
第3の態様は、第2の態様において、複数の前記低位置部は、前記第1光学部位に対し、媒体搬送方向と交差する方向である第1方向に位置する第1低位置部と、前記第1方向に対し反対方向である第2方向に位置する第2低位置部と、を含み、前記第1低位置部に対し前記第1方向に、媒体を支持する第1リブが設けられ、前記第2低位置部に対し前記第2方向に、媒体を支持する第2リブが設けられ、前記第1リブ及び前記第2リブの高さは、媒体搬送方向において第1位置を境にして上流が前記受光面より高く、下流が前記受光面より低く形成され、媒体搬送方向において前記第1位置より下流に、前記検出光の受光位置が含まれることを特徴とする。
本態様によれば、媒体は前記第1光学部位の両側において前記第1リブと前記第2リブとで支持されるが、前記第1リブ及び前記第2リブの高さは、媒体搬送方向において第1位置を境にして上流が前記受光面より高く、下流が前記受光面より低く形成され、媒体搬送方向において前記第1位置より下流に、前記検出光の受光位置が含まれるので、前記受光面における前記受光位置に紙粉等の異物が付着しても、それを媒体先端によって掻き取ることができる。
第4の態様は、第2の態様において、複数の前記低位置部のうち一つは、前記第1光学部位に対し、媒体搬送方向の下流に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、複数の前記低位置部のうち一つは、前記第1光学部位に対し、媒体搬送方向の下流に設けられるので、媒体先端によって掻き取った紙粉等の異物を前記低位置部に落とすことができ、媒体先端によって掻き取った紙粉等の異物が再び前記第1光学部位に付着することを抑制できる。
第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記第1光学部位は、前記媒体支持部に対し固定される、前記検出光を反射する反射板で構成されることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1光学部位が、前記媒体支持部に対し固定される、前記検出光を反射する反射板で構成される装置において、上述した第1から第4の態様のいずれかの作用効果が得られる。
第6の態様は、第5の態様において、前記反射板は、媒体搬送方向の上流端部に、下方に向けて折れ曲がる折れ曲がり部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記反射板は、媒体搬送方向の上流端部に、下方に向けて折れ曲がる折れ曲がり部を備えるので、当該折れ曲がり部により、媒体先端の前記反射板への引っ掛かりを抑制できる。
第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記媒体支持部において前記第1光学部位の周囲には、下方に開口する開口部が設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体支持部において前記第1光学部位の周囲には、下方に開口する開口部が設けられるので、紙粉等の異物が前記開口部に入り込むことで、前記第1光学部位への紙粉等の付着を抑制できる。
第8の態様は、第7の態様において、前記開口部の下には、着脱可能なトレイが設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記開口部の下には、着脱可能なトレイが設けられているので、前記開口部に入り込んで落下する紙粉等の異物を前記トレイに堆積させ、そして前記トレイを取り外して回収することができ、ひいては装置寿命を延ばすことができる。
第9の態様は、第1から第8の態様のいずれかにおいて、前記低位置部には、プラスまたはマイナスの電位が付与されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記低位置部には、プラスまたはマイナスの電位が付与されているので、前記低位置部の周囲に電界を生じさせることで紙粉等の異物を前記低位置部に積極的に付着させることができる。その結果、前記第1光学部位への紙粉等の付着をより効果的に抑制できる。
第10の態様は、第2の態様のいずれかにおいて、前記受光面は、水平方向に対して所定角度を成す傾斜面であることを特徴とする。
本態様によれば、前記受光面は、水平方向に対して所定角度を成す傾斜面であるので、前記受光面に付着した紙粉等の異物を下方に落下させる様に促すことができる。
第11の態様は、第10の態様において、前記受光面は、媒体搬送方向の上流方向に向く傾斜を成し、前記受光面に対し媒体搬送方向の上流に、複数の前記低位置部のうちの一つが配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記受光面に付着した紙粉等の異物を前記低位置部に落下させることができ、これにより前記第1光学部位への紙粉等の付着を抑制できる。
第12の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録手段と、媒体を搬送する、第1から第11の態様のいずれかに係る前記媒体搬送装置とを備えたことを特徴とする。
本態様によれば、媒体に記録を行う記録部を備える記録装置において、第1から第11の態様のいずれかと同様の作用効果が得られる。
以下、本発明を具体的に説明する。
以下では記録装置の一例としてインクジェットプリンター1について説明する。以下、インクジェットプリンター1を単にプリンター1という。
尚、各図において示すX−Y−Z座標系は、X軸方向が記録ヘッド10の走査方向であり、記録が行われる記録用紙の幅方向でもあり、また装置幅方向でもある。プリンター1と対面して+X方向が左方向となり、−X方向が右方向となる。
Y軸方向は装置奥行方向であり、概ね記録時の用紙搬送方向に沿う方向である。+Y方向は装置背面から前面に向かう方向であり、−Y方向は装置前面から背面に向かう方向である。本実施形態ではプリンター1の周囲を構成する側面のうち、排出トレイ19が設けられた側面が装置前面となる。
Z軸方向は鉛直方向に沿う方向であり、装置高さ方向である。+Z方向が鉛直上方向であり、−Z方向が鉛直下方向である。
以下、図1〜図3を参照して、プリンター1の全体構成について説明する。
図1に示すプリンター1は、記録ユニット2と、液体格納ユニット3と、を備えて構成されている。
記録ユニット2は、媒体の一例としての記録用紙に記録を行う記録ヘッド10と、記録用紙を搬送する搬送経路を備えた用紙搬送装置9(図2)と、を含む各種構成部を内部に備えている。尚、記録用紙を搬送する観点において、プリンター1の全体が記録用紙を搬送する搬送装置と捉えることもできる。
記録ヘッド10には、図3に示す様に複数のインク吐出ノズル11が設けられている。記録ヘッド10は、X軸方向に移動可能なキャリッジ27に搭載されており、X軸方向に移動しながらインク吐出ノズル11から液体の一例であるインクを記録用紙に吐出して記録を行う、所謂インクジェット式の記録ヘッドとして構成されている。
プリンター1は、記録機能だけでなく、原稿の読み取り機能、すなわちスキャナーを備える複合機として構成されている。本実施形態においては、記録ユニット2の上部にスキャナー部4が設けられている。尚、図1〜図3では、スキャナー部4の詳細な構成の図示は省略する。
装置上部前方には、図1に示すようにスキャナー部4を含むプリンター1を操作する操作部5が設けられている。
図1に示す液体格納ユニット3には、記録ヘッド10に供給するインクを収容した不図示の液体収容体が格納されている。インクは、液体格納ユニット3に格納された液体収容体から不図示のチューブを介して記録ヘッド10に供給される。
記録ユニット2には、図2に示す記録ヘッド10に向けて記録用紙を供給する上部供給機構7が設けられている。装置上部の後方には、図2に示す上部供給機構7へ記録用紙をセットする用紙セット部8を開閉する上部カバー2aが設けられている。図2に示すように上部カバー2aを開くことにより、用紙セット部8への記録用紙のセットが可能となる。
また、記録ユニット2の下方には、図2に示すように用紙トレイ6が設けられており、用紙トレイ6から記録ヘッド10に向けて記録用紙を供給する下部供給機構12が設けられている。記録ヘッド10は、上部供給機構7または下部供給機構12によって供給される記録用紙に記録を実行する。
尚、プリンター1には、記録ユニット2に内蔵される用紙トレイ6の他、記録ユニット2の下部、或いは、液体格納ユニット3の下部に増設用の用紙収容ユニット(不図示)を設けることも可能である。
続いて、図3を参照してプリンター1において記録用紙を搬送する用紙搬送装置9の用紙搬送経路について説明する。
図3において、符号T1で示す実線は、用紙トレイ6から下部供給機構12によって給送される記録用紙の搬送経路を示している。以下、この経路を用紙搬送経路T1と言う。また、符号T2で示す一点鎖線は、上部供給機構7によって給送される記録用紙の搬送経路を示している。以下、この経路を用紙搬送経路T2と言う。
また、プリンター1は、記録用紙の第1面への記録後に当該記録用紙を反転して、第1面の反対面である第2面への記録を行う、所謂、両面記録を実行可能に構成されている。図3において符号T3で示す点線は、両面記録を実行する際に、第1面への記録後の記録用紙を反転する際に記録用紙がスイッチバックされる経路を示している。以下、この経路をスイッチバック経路T3と言う。
用紙搬送装置9には、用紙搬送経路において記録用紙の先端及び後端の通過を検出する検出手段40が設けられている。本発明の特徴となる検出手段40については、用紙搬送経路について説明した後に詳説する。
以下において、用紙搬送経路T1、用紙搬送経路T2、スイッチバック経路T3の順に説明する。
用紙搬送経路T1には、用紙搬送装置9を構成する下部供給機構12、反転ローラー20、送りローラー21、上流搬送ローラー対30、第1搬送ローラー対31、及び第2搬送ローラー対32が設けられている。
符号P1は、用紙トレイ6にセットされた用紙束を表している。下部供給機構12は、用紙トレイ6にセットされた用紙束P1を1枚ずつ送り出す。下部供給機構12は、ピックアップローラー16、下部給送ローラー17、及び下部分離ローラー18を備えている。
用紙トレイ6に収容された用紙束P1は、用紙トレイ6からピックアップローラー16によってピックアップされた後、下部給送ローラー17と下部分離ローラー18とでニップされて、反転ローラー20に向けて送り出される。
反転ローラー20は、その外周面で記録用紙を反転させつつ搬送するローラーである。符号22及び符号24で示すローラーは、それぞれ反転ローラー20との間で記録用紙をニップする第1反転従動ローラー及び第3反転従動ローラーである。記録用紙は、反転ローラー20によって反転されて、用紙トレイ6において上を向いていた面が下を向いた状態で送りローラー21に向けて送られる。
反転ローラー20の下流には、送りローラー21が設けられている。尚、反転ローラー20及び送りローラー21は、不図示の駆動源によって駆動される。
符号25で示すローラーは、送りローラー21との間で記録用紙をニップする第1送り従動ローラーである。記録用紙は、送りローラー21と第1送り従動ローラー25とによってニップされて、送りローラー21の下流に位置する上流搬送ローラー対30に送られる。
上流搬送ローラー対30は、駆動ローラー30aと、従動ローラー30bと、を備えて構成されている。
用紙搬送方向において、記録ヘッド10の下流には、記録用紙を搬送する第1搬送ローラー対31及び第2搬送ローラー対32が設けられている。第1搬送ローラー対31は、第1搬送駆動ローラー31aと、第1搬送従動ローラー31bとを備えて構成されている。第2搬送ローラー対32は、第2搬送駆動ローラー32aと、第2搬送従動ローラー32bとを備えて構成されている。
駆動ローラー30a、第1搬送駆動ローラー31a、第2搬送駆動ローラー32a、のこれらは、不図示のモーターによって回転駆動される。
記録ヘッド10に対向する位置には、記録用紙を支持する、媒体支持部としての支持部材50が設けられている。支持部材50に支持されつつ記録領域Kを通過する記録用紙に対して、記録ヘッド10の複数のインク吐出ノズル11からインクが吐出されて記録が行われる。
記録ヘッド10による記録後の記録用紙は、第1搬送ローラー対31及び第2搬送ローラー対32によって排出トレイ19に排出される。
続いて、同じく図3を参照して、用紙セット部8から上部供給機構7によって給送される記録用紙の搬送経路である用紙搬送経路T2について説明する。
上部供給機構7によって給送される記録用紙は、用紙セット部8にセットされる。用紙セット部8には複数枚の記録用紙をセット可能である。図3において、用紙セット部8にセットされた用紙束を符号P2で示している。もちろん、用紙セット部8には一枚の記録用紙をセットすることも可能である。
用紙セット部8は、用紙搬送方向の上流に設けられる回動軸8aに対して揺動するホッパーとして形成されている。図2において、用紙セット部8の上流には、用紙束P2の後端側を支持するペーパーサポート34が設けられている。ペーパーサポート34は、図2においてペーパーサポート34の下方に位置する収納部35に収納可能、且つ、収納部35から引き出し可能に構成されている。上部供給機構7による給紙を行う場合には、ペーパーサポート34が収納部35から引き出され、上部供給機構7の非使用時には、ペーパーサポート34が収納部35に収納されて、上部カバー2aを閉じることができる。
図3に戻り、用紙セット部8の下流には、上部供給機構7を構成する上部給送ローラー13、上部分離ローラー14、及び下流給送ローラー対15が設けられている。
用紙セット部8は、先端が上部給送ローラー13に近づくように揺動し、用紙セット部8にセットされた用紙束P2の最上位の記録用紙が上部給送ローラー13の回転によって下流に給送される。上部分離ローラー14は、上部給送ローラー13との間で記録用紙をニップして、複数の記録用紙を1枚に分離する。
上部給送ローラー13によって給送される記録用紙は、更に下流給送ローラー対15によって下流に送られる。下流給送ローラー対15は、駆動ローラー15aと、これに従動回転する従動ローラー15bとを備えて構成される。
用紙搬送経路T2は、送りローラー21と第1送り従動ローラー25とのニップ位置の上流の第1合流部G1において、前述した用紙搬送経路T1に合流する。
用紙搬送経路T2を搬送される記録用紙は、第1合流部G1から用紙搬送経路T1に入り、その後は用紙トレイ6から給送された記録用紙と同様、上流搬送ローラー対30によって記録領域Kに送られて記録ヘッド10による記録が行われた後、第1搬送ローラー対31及び第2搬送ローラー対32によって排出トレイ19に排出される。
続いて、両面記録を行う場合の搬送経路であるスイッチバック経路T3について説明する。
両面記録を行う場合、記録用紙の第1面に記録が行われた後、図3に示す上流搬送ローラー対30、第1搬送ローラー対31、及び第2搬送ローラー対32を、記録時の回転方向とは逆方向に回転させる。このことによって、記録用紙は記録ヘッド10によって記録を行う場合の用紙搬送方向である+Y方向とは反対の−Y方向に搬送され、スイッチバック経路T3に入る。
スイッチバック経路T3において、記録用紙は、送りローラー21と第2送り従動ローラー26とにニップされて−Y方向に搬送され、更に、反転ローラー20と第2反転従動ローラー23とにニップされて−Y方向に搬送される。
スイッチバック経路T3は、反転ローラー20と第3反転従動ローラー24とのニップ位置の上流の第2合流部G2において用紙搬送経路T1に合流しており、記録用紙は、用紙搬送経路T1に入るとともに反転ローラー20によって反転されて搬送される。このことによって、記録用紙は、直近の記録面である第1面が下を向き、第2面が上側、すなわち、記録ヘッド10に対向する姿勢で記録領域Kに送られる。
記録領域Kにおいて記録ヘッド10による第2面への記録が行われた後、記録用紙は、排出トレイ19に向けて排出される。
続いて、プリンター1の用紙搬送経路T1において第1搬送ローラー対31と第2搬送ローラー対32との間に設けられた検出手段40について説明する。検出手段40は、用紙搬送経路T1と交差する検出光によって記録用紙を検出する手段であり、本実施形態では光学センサーである。
尚、以下では、検出手段の一例として第1搬送ローラー対31と第2搬送ローラー対32との間に設けられた検出手段40について説明するが、プリンター1においてはその他の位置にも検出手段(不図示)が設けられており、その検出手段に対し、以降説明する各実施形態を適用することもできる。
以下、図4以降を参照して検出手段40及び支持部材50について詳説する。図4に示す様に用紙搬送経路T1において第1搬送ローラー対31と第2搬送ローラー対32との間の経路部分は鉛直方向と交差する方向に延びており、本実施形態では下流に向かってやや上り傾斜を成している。
用紙搬送経路T1を形成する支持部材50は図3を参照しつつ説明した様に記録ヘッド10と対向する位置において記録用紙を支持することに加え、更に第1搬送ローラー対31と第2搬送ローラー対32との間で記録用紙の特に先端を支持する様に構成されている。即ち、支持部材50は記録ヘッド10と対向する領域から更に下流に延設されている(図13も参照)。支持部材50は、本実施形態では全体が樹脂材料によって一体的に形成されている。
第1搬送ローラー対31と第2搬送ローラー対32との間において用紙搬送経路T1の上には支持部材33が設けられ、支持部材33によって第1搬送従動ローラー31bと第2搬送従動ローラー32bとが支持されている。
また、支持部材33には検出手段40を構成する基板43が設けられている。基板43には検出光を発する発光素子41と検出光を受ける受光素子42とが設けられている。
検出手段40は、検出光の光路を構成する部位であって、用紙搬送経路T1を挟んで一方に配置される第1光学部位及び他方に配置される第2光学部位を備えており、本実施形態では、第2光学部位は検出光を発する発光素子41及び検出光を受ける受光素子42を備えて構成され、第1光学部位は反射板45を備えて構成される。反射板45の表面は、検出光を反射する反射面45aとなる。
発光素子41から発せられた検出光は、反射板45に向かう。符号S1で示す矢印は、発光素子41から反射板45に向かう検出光の向きを示している。
反射板45に到達した検出光は、反射板45の反射面45aで反射し、受光素子42に向かう。符号S2で示す矢印は、反射板45から受光素子42に向かう検出光の向きを示している。
尚、反射板45は検出光を積極的に反射させる様に高い反射率を有し、例えば鏡面で形成され、記録用紙が検出光の光路を遮ると相対的に反射率が下がり、これにより記録用紙先端の通過、或いは後端の通過を検知できる。但し、逆に反射板45を低反射面、例えば黒色面やシボ面で形成し、記録用紙が検出光の光路を遮ると相対的に反射率が上がる様にしても良い。
以下、反射板45の取り付け構造について図5〜図9を参照して詳説する。図5に示す様に第2搬送駆動ローラー32aは軸32cに対しX軸方向に適宜の間隔で複数設けられており、インクを吸収した記録用紙は第2搬送駆動ローラー32aの位置で山となり、二つの第2搬送駆動ローラー32aの間で谷となる様に、波状に変形する。図5において符号Pを付す二点鎖線は記録用紙を示しており、以下では記録用紙を記録用紙Pと称する。X軸方向において反射板45は、この谷となる位置に設けられる。尚、第1搬送駆動ローラー31aも同様に、軸31c(図4参照)に対しX軸方向に適宜の間隔で複数設けられており、X軸方向における位置は、図示は省略するが第2搬送駆動ローラー32aと同じ位置である。
図6、図7、図8、図9に示す様に支持部材50には反射板載置部51が設けられている。反射板載置部51は平坦面として形成され、その上面に反射板45を設ける。反射板45は、例えば両面テープや接着材等の固定手段によって反射板載置部51に固定することができる。
反射板載置部51に対し、第1方向である+X方向には第1低位置部52aが設けられ、また反射板載置部51に対し、第2方向である−X方向には第2低位置部52bが設けられている。第1低位置部52a及び第2低位置部52bの上面は、本実施形態では平坦面であり、また同じ高さとなるように形成されている。
また、第1低位置部52aに対し+X方向には、記録用紙Pを支持する第1リブ55が設けられ、更に第2低位置部52bに対し−X方向には、記録用紙Pを支持する第2リブ56が設けられている。第1リブ55と第2リブ56は、ともにY軸方向に延設され、Z軸方向の高さが同じになるように形成されている。
第1低位置部52a及び第2低位置部52bは、反射板載置部51よりもZ軸方向の高さが低い。ここで、第1低位置部52a及び第2低位置部52bが、反射板載置部51よりもZ軸方向の高さが低いとは、Y軸方向の或る位置において第1低位置部52a及び第2低位置部52bが、反射板載置部51よりも高さが低いという意味である。そしてこの関係は、第1低位置部52a及び第2低位置部52bと、反射板載置部51との関係では、Y軸方向のいずれの位置であっても成立する。
そして反射板載置部51は、第1リブ55及び第2リブ56よりも高さが低い。反射板載置部51が、第1リブ55及び第2リブ56よりも高さが低いとは、Y軸方向の或る位置において反射板載置部51が、第1リブ55及び第2リブ56よりも高さが低いという意味である。そしてこの関係は、反射板載置部51と、第1リブ55及び第2リブ56との関係では、Y軸方向のいずれの位置であっても成立する。
また第1低位置部52a及び第2低位置部52bに対し−Y方向には、X軸方向に延びる規制リブ58が設けられている。規制リブ58は、第1低位置部52a及び第2低位置部52bの−Y方向端部よりも上方に突出している。規制リブ58は、X軸方向において反射板載置部51の位置で途切れており、間隔59が設けられている。そしてこの間隔59に、反射板45の凸部45bが入り込んでいる。そして規制リブ58に対し、反射板45の凸部45bを除く部分の−Y方向縁部が当接することで(図10参照)、反射板45のY軸方向の位置が定まる様に構成されている。
支持部材50において規制リブ58aに対し−Y方向は鉛直下方に延びる壁となっており、間隔59に対しては、図9に示す様に第3低位置部52cが位置している。尚、図9では開口が形成された領域をハッチングで示している。本実施形態では、第3低位置部52cの周囲に開口部53bが設けられ、また第1リブ55、第2リブ56、第1低位置部52a、第2低位置部52b、及び反射板載置部51に対し+Y方向には、開口部53aが設けられている。
以上の様に本実施形態では、支持部材50において第1光学部位としての反射板45の周囲には、反射板45における検出光の受光面である反射面45aより下方に位置する第1低位置部52a及び第2低位置部52bが設けられるので、紙粉等の異物が第1低位置部52a及び第2低位置部52bに堆積しても、それが反射板45の反射面45aに移動し、付着することを抑制できる。特に、第1リブ55及び第2リブ56は記録用紙Pと接するため、第1リブ55と第1低位置部52aとによって形成される角部や、第2リブ56と第2低位置部52bとによって形成される角部などに紙粉等が溜まりやすいが、その様な紙粉に対し反射板45が高い場所に位置することとなるので、紙粉等の異物が第1低位置部52a或いは第2低位置部52bから反射板45に移動することを抑制できる。
尚、反射板45の周囲において低位置部は本実施形態のように複数設けても良いし、一つのみ設けても良い。
本実施形態において反射面45aは、水平方向に対して所定角度を成す傾斜面である。従って反射面45aに付着した紙粉等の異物を例えば装置の振動や衝撃等によって下方に落下させる様に促すことができる。そして反射面45aは、用紙搬送方向の上流方向に向く、すなわち上流方向が低くなる傾斜を成しており、反射面45aに対し用紙搬送方向の上流に、第3低位置部52cが配置されているので、反射面45aに付着した紙粉等の異物を第3低位置部52cに落下させることができ、これにより反射面45aへの紙粉等の付着を抑制できる。
尚、図10において符号Q1で示す一点鎖線は、第1搬送ローラー対31における用紙ニップ位置N1と第2搬送ローラー対32における用紙ニップ位置N2とを結ぶ直線であり、第1リブ55、第2リブ56、及び反射面45aは、直線Q1より上に突出しない位置にある。
また、符号Q2で示す二点鎖線は、第1搬送ローラー対31における用紙ニップ位置N1での、第1搬送駆動ローラー31a及び第1搬送従動ローラー31bの共通接線である。即ち直線Q2は、第1搬送ローラー対31から送り出された記録用紙Pの先端が向かう方向であり、この直線Q2は、反射面45aと交差する位置関係にある。
図10において位置Rは、検出光の受光位置を示しており、受光位置Rは直線Q2が反射面45aと交差する位置より下流にある。
尚、本実施形態では受光位置Rは、第1リブ55及び第2リブ56より僅かに低い位置にある。但し、図5を参照しつつ説明したようにX軸方向において反射板45の位置で記録用紙Pには谷が形成されるので、記録用紙Pの先端は受光位置Rに接触し易い構成となっている。記録用紙Pの先端が受光位置Rに接すると、記録用紙Pの先端によって反射面45aに付着した紙粉等の異物を掻き取ることができる。
尚、第1リブ及び第2リブの他の実施形態として、図11に示す第1リブ55A及び第2リブ56Aのように、用紙搬送方向において第1位置Y1を境にして上流が反射面45aより高く、下流が反射面45aより低くなるように形成し、第1位置Y1より下流に、受光位置Rが含まれる様に構成することもできる。
この様にすることで、記録用紙Pの先端が、反射面45aにより確実に接触し易くなり、記録用紙Pの先端によって反射面45aに付着した紙粉等の異物をより確実に掻き取ることができる。
また、図9を参照しつつ説明した様に、反射板45の周囲には、下方に開口する開口部53a、53bが設けられるので、紙粉等の異物が開口部53a、53bに入り込むことで、反射板45への紙粉等の付着を抑制できる。
特に本実施形態では、開口部53aは反射板45に対し用紙搬送方向の下流に設けられているので、記録用紙Pの先端で掻き取った紙粉等の異物を開口部53aに落とすことができる。
尚、開口部は、反射板45の周囲において本実施形態のように複数設けても良いし、一つのみ設けても良い。また、上述した低位置部を設けずに、開口部を設ける構成も採用できる。
また、反射板45に対し用紙搬送方向の下流に位置する開口部53aを、有底部としても良い。即ちこの有底部は、第1低位置部52a及び第2低位置部52bと同様に、反射面45aより低い低位置部となる。この様に開口部を低位置部としても、紙粉等の異物が反射板45に付着することを抑制できる。反射板45に対し用紙搬送方向の上流に位置する開口部53bも、同様に低位置部としても良い。
また、X軸方向において第1リブ55と反射板載置部51との間に開口部を設けるとともに、第2リブ56と反射板載置部51との間に開口部を設けても良い
尚、開口部53a、53bの下に、図13に示す様に着脱可能なトレイ65を設けても良い。これにより、開口部53a、53bに入り込んで落下する紙粉等の異物をトレイ65に堆積させ、そしてトレイ65を取り外して回収することができ、ひいては装置寿命を延ばすことができる。
尚、反射板は、図12に示す反射板46のように、用紙搬送方向の上流端部に、下方に向けて折れ曲がる折れ曲がり部46bを設けても良い。尚、図12は、図10及び図11とは異なり図9のC−C断面に相当する。この様に折れ曲がり部46bを設けることで、記録用紙Pの先端の、反射板46への引っ掛かりを抑制でき、記録用紙Pの先端を円滑に反射面46aに案内することができる。
尚、第1低位置部52a及び第2低位置部52bには、プラスまたはマイナスの電位を付与しても良い。第1低位置部52a、52bに、プラスまたはマイナスの電位を付与することで、第1低位置部52a、52bの周囲に電界を生じさせることができ、これにより紙粉等の異物を第1低位置部52a、52bに積極的に付着させることができる。その結果、反射板45への紙粉等の付着をより効果的に抑制できる。
尚、第1低位置部52a、第2低位置部52bにプラスまたはマイナスの電位を付与することに代えて、粘着テープや粘着材を設け、これにより紙粉等を保持する様に構成することもできる。
本発明は上記において説明した各実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では第1光学部位を反射板45で構成し、第2光学部位を発光素子41及び受光素子42で構成したが、その逆に第1光学部位を発光素子41及び受光素子42で構成し、第2光学部位を反射板45で構成しても良い。或いは、反射板45を設けずに、第1光学部位を発光素子41で構成し、第2光学部位を受光素子42で構成しても良いし、その逆に第1光学部位を受光素子42で構成し、第2光学部位を発光素子41で構成しても良い。
その際、第2光学部位には、紙粉等が直接付着しないように、検出光を透過させるカバーを設けることが好ましい。
1…インクジェットプリンター、2…記録ユニット、3…液体格納ユニット、4…スキャナー部、5…操作部、6…記録用紙トレイ、7…上部供給機構、8…用紙セット部、9…用紙搬送装置、10…記録ヘッド、11…インク吐出ノズル、12…下部供給機構、13…上部給送ローラー、14…上部分離ローラー、15…下流給送ローラー対、15a…駆動ローラー、15b…従動ローラー、16…ピックアップローラー、17…下部給送ローラー、18…下部分離ローラー、19…排出トレイ、20…反転ローラー、21…送りローラー、22…第1反転従動ローラー、23…第2反転従動ローラー、24…第3反転従動ローラー、25…第1送り従動ローラー、26…第2送り従動ローラー、27…キャリッジ、30…上流搬送ローラー対、30a…駆動ローラー、30b…従動ローラー、31…第1搬送ローラー対、31a…第1搬送駆動ローラー、31b…第1搬送従動ローラー、32…第2搬送ローラー対、32a…第2搬送駆動ローラー、32b…第2搬送従動ローラー、33…支持部材、34…ペーパーサポート、35…収納部、40…検出手段、41…発光素子、42…受光素子、43…基板、45…反射板、45a…反射面、45b…凸部、50…支持部材、51…反射板載置部、52a…第1低位置部、52b…第2低位置部、52c…第3低位置部、53a、53b…開口部、55…第1リブ、56…第2リブ、58…規制リブ、59…間隔、65…トレイ、S1、S2…光路、T1…用紙搬送経路、T2…用紙搬送経路、T3…スイッチバック経路、G1…第1合流部、G2…第2合流部

Claims (12)

  1. 鉛直方向と交差する方向に延びる、媒体を搬送する媒体搬送経路と、
    前記媒体搬送経路を形成し、媒体を支持する媒体支持部と、
    前記媒体搬送経路と交差する検出光によって前記媒体支持部上を通過する媒体を検出する媒体検出手段と、を備え、
    前記媒体検出手段は、前記検出光の光路を構成する部位であって、前記媒体支持部に設けられる第1光学部位及び前記媒体支持部と対向して設けられる第2光学部位を備え、
    前記媒体支持部において前記第1光学部位の周囲には、前記第1光学部位における前記検出光の受光面より鉛直下方に位置する低位置部が設けられる、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 請求項1に記載の媒体搬送装置において、前記低位置部が複数設けられる、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  3. 請求項2に記載の媒体搬送装置において、複数の前記低位置部は、前記第1光学部位に対し、媒体搬送方向と交差する方向である第1方向に位置する第1低位置部と、前記第1方向に対し反対方向である第2方向に位置する第2低位置部と、を含み、
    前記第1低位置部に対し前記第1方向に、媒体を支持する第1リブが設けられ、
    前記第2低位置部に対し前記第2方向に、媒体を支持する第2リブが設けられ、
    前記第1リブ及び前記第2リブの高さは、媒体搬送方向において第1位置を境にして上流が前記受光面より高く、下流が前記受光面より低く形成され、
    媒体搬送方向において前記第1位置より下流に、前記検出光の受光位置が含まれる、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  4. 請求項2に記載の媒体搬送装置において、複数の前記低位置部のうち一つは、前記第1光学部位に対し、媒体搬送方向の下流に設けられる、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の媒体搬送装置において、前記第1光学部位は、前記媒体支持部に対し固定される、前記検出光を反射する反射板で構成される、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  6. 請求項5に記載の媒体搬送装置において、前記反射板は、媒体搬送方向の上流端部に、下方に向けて折れ曲がる折れ曲がり部を備える、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の媒体搬送装置において、前記媒体支持部において前記第1光学部位の周囲には、下方に開口する開口部が設けられる、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  8. 請求項7に記載の媒体搬送装置において、前記開口部の下には、着脱可能なトレイが設けられている、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の媒体搬送装置において、前記低位置部には、プラスまたはマイナスの電位が付与されている、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  10. 請求項2に記載の媒体搬送装置において、前記受光面は、水平方向に対して所定角度を成す傾斜面である、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  11. 請求項10に記載の媒体搬送装置において、前記受光面は、媒体搬送方向の上流方向が低くなる傾斜を成し、
    前記受光面に対し媒体搬送方向の上流に、複数の前記低位置部のうちの一つが配置されている、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  12. 媒体に記録を行う記録手段と、
    媒体を搬送する、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の前記媒体搬送装置と、
    を備えた記録装置。
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