JP2020132088A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行中でも燃料消費量に関する情報を把握しやすいエコ表示部が設けられたメータ装置を備える鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】前輪(WF)を操舵可能に支持する左右一対のフロントフォーク(16)の上端がトップブリッジ(10)で固定されると共に、車両の状態を表示するメータ装置(40)が取り付けられ、該メータ装置(40)の表示面(74)に燃料消費量に関する情報を表示するエコ表示部(80)が設けられた鞍乗型車両(1)において、メータ装置(40)をトップブリッジ(10)の車体前方に配設し、エコ表示部(80)を、表示面(74)の正面視で車幅方向中央かつ上方寄りの位置に配設する。エコ表示部(80)の周囲に、該エコ表示部(80)が設けられている領域と他の領域とを隔てる囲い部(90)を設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、鞍乗型車に係り、特に、燃料消費量の度合を表示するエコ表示部が設けられたメータ装置を備える鞍乗型車両に関する。
従来から、鞍乗型車用の速度や積算距離等を運転者が視認するためのメータ装置に、燃料消費量の度合を表示する「エコ表示部」を設けた構成が知られている。
特許文献1には、運転者がニーグリップできる燃料タンクを備えた鞍乗型車両に取り付けられるメータ装置において、放射状に並んで全体で円形をなす複数のセグメント表示の点灯数によって燃料消費量の大小を示すエコ表示部が設けられた構成が開示されている。
特開2012−13452号公報
しかし、特許文献1のメータ装置では、速度計、エンジン回転計、時計および積算距離計がエコ表示部の周囲を囲うように近接配置され、かつエコ表示部がメータ装置の車幅方向中央から右側にオフセットして配置されていることから、走行中に車体前方を視認する運転者がわずかに視線をずらしたのみでエコ表示部が示す情報を瞬時に把握するためには、依然として工夫の余地があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、走行中でも燃料消費量に関する情報を把握しやすいエコ表示部が設けられたメータ装置を備える鞍乗型車両を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、前輪(WF)を操舵可能に支持する左右一対のフロントフォーク(16)の上端がトップブリッジ(10)で固定されると共に、車両の状態を表示するメータ装置(40)が取り付けられ、該メータ装置(40)の表示面(74)に燃料消費量に関する情報を表示するエコ表示部(80)が設けられた鞍乗型車両(1)において、前記メータ装置(40)が、前記トップブリッジ(10)の車体前方に配設されており、前記エコ表示部(80)が、前記表示面(74)の正面視で、車幅方向中央かつ上方寄りの位置に配設されている点に第1の特徴がある。
また、前記エコ表示部(80)の周囲に、該エコ表示部(80)が設けられている領域と他の領域とを隔てる囲い部(90)が設けられている点に第2の特徴がある。
また、前記囲い部(90)が、前記エコ表示部(80)の上縁に接する上側枠(90a)と、前記エコ表示部(80)の左縁に接する左側枠(90b)と、前記エコ表示部(80)の右縁に接する右側枠(90c)と、前記エコ表示部(80)の下縁に接する下側枠(90d)とからなる点に第3の特徴がある。
また、前記メータ装置(40)は、前記表示面(74)の一部を囲うカバー部材(60)を備えており、前記囲い部(90)の上側枠(90a)が、前記カバー部材(60)と一体に形成されている点に第4の特徴がある。
また、前記エコ表示部(80)が、前記表示面(74)の正面視で、下方側の車幅方向寸法より上方側の車幅方向寸法の方が大きくなるように構成されている点に第5の特徴がある。
また、前記エコ表示部(80)が、前記表示面(74)と同一面上に設けられている点に第6の特徴がある。
さらに、前記表示面(74)の上縁(74a)が、車幅方向に指向する平坦な形状をなしている点に第7の特徴がある。
第1の特徴によれば、前輪(WF)を操舵可能に支持する左右一対のフロントフォーク(16)の上端がトップブリッジ(10)で固定されると共に、車両の状態を表示するメータ装置(40)が取り付けられ、該メータ装置(40)の表示面(74)に燃料消費量に関する情報を表示するエコ表示部(80)が設けられた鞍乗型車両(1)において、前記メータ装置(40)が、前記トップブリッジ(10)の車体前方に配設されており、前記エコ表示部(80)が、前記表示面(74)の正面視で、車幅方向中央かつ上方寄りの位置に配設されているので、運転者からメータ装置までの距離が長くなりやすいモータサイクル型の鞍乗型車両でも、走行中に車体の前方に向ける視線をわずかに下方にずらすことで、エコ表示部を容易に視認することが可能となる。これにより、走行中に目線を大きくずらさなくともエコ表示部を確認しやすくなり、より燃料消費量の少ない運転を心がけやすくなる。
第2の特徴によれば、前記エコ表示部(80)の周囲に、該エコ表示部(80)が設けられている領域と他の領域とを隔てる囲い部(90)が設けられているので、囲い部によってエコ表示部を際立たせて、エコ表示部の視認性を高めることが可能となる。
第3の特徴によれば、前記囲い部(90)が、前記エコ表示部(80)の上縁に接する上側枠(90a)と、前記エコ表示部(80)の左縁に接する左側枠(90b)と、前記エコ表示部(80)の右縁に接する右側枠(90c)と、前記エコ表示部(80)の下縁に接する下側枠(90d)とからなるので、エコ表示部が他の表示面から独立しているように視認させることが可能となる。
第4の特徴によれば、前記メータ装置(40)は、前記表示面(74)の一部を囲うカバー部材(60)を備えており、前記囲い部(90)の上側枠(90a)が、前記カバー部材(60)と一体に形成されているので、エコ表示部を囲む囲い部が、表示面の上部から下方に延びてエコ表示部を囲む構成となり、エコ表示部をより一層際立たせることが可能となる。
第5の特徴によれば、前記エコ表示部(80)が、前記表示面(74)の正面視で、下方側の車幅方向寸法より上方側の車幅方向寸法の方が大きくなるように構成されているので、エコ表示部の車体上方側を幅広とすることで、走行中に車体の前方に向ける視線をわずかにずらした際のエコ表示部の視認性が高められる。
第6の特徴によれば、前記エコ表示部(80)が、前記表示面(74)と同一面上に設けられているので、表示面を構成する表示装置の一部をエコ表示部として利用して品点数および組立工数を低減しつつ、囲み部を設けることでエコ表示部が別個独立した表示装置であるように視認させて、高級感を高めることが可能となる。
第7の特徴によれば、前記表示面(74)の上縁(74a)が、車幅方向に指向する平坦な形状をなしているので、メータ装置の上縁から下方に向かってエコ表示部が突出しているように視認させることができ、エコ表示部の視認性をより一層高めることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の右側面図である。 自動二輪車の一部拡大正面図である。 自動二輪車の一部拡大左側面図である。 運転者の目線から見たメータ装置まわりの構成を示す俯瞰図である。 メータ装置の正面図である。 エコ表示部の第1表示例である。 エコ表示部の第2表示例である。 エコ表示部の第3表示例である。 エコ表示部の第4表示例である。 エコ表示部の第5表示例である。 エコ表示部の第6表示例である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両としての自動二輪車1の右側面図である。自動二輪車1の車体フレーム2は、ヘッドパイプ44から車体後方に延出して下方に湾曲する車幅方向中央のメインフレーム3を有する。メインフレーム3の下端部には、スイングアーム21を揺動自在に軸支するピボット56が設けられている。
ヘッドパイプ44には、不図示のステアリングステムが回転自在に軸支されており、ステアリングステムの上下には、左右一対のフロントフォーク16を支持するトップブリッジ10およびボトムブリッジ45が固定されている。トップブリッジ10には、左右対称形状のハンドルバー7を有する操向ハンドル5が固定されており、操向ハンドル5には、左右一対のバックミラー6が取り付けられている。フロントフォーク16の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されており、フロントフォーク16の中間位置には、前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ15が配設されている。
メインフレーム3の後方上部には、左右一対の上側シートフレーム28および下側シートフレーム29が取り付けられている。メインフレーム3の下部には、単気筒の4サイクルエンジンと変速機とを一体に構成したパワーユニットPが取り付けられている。ピボット56に揺動自在に軸支されるスイングアーム21は、左右一対のリヤクッション22によって下側シートフレーム29に吊り下げられている。
パワーユニットPの回転駆動力は、チェーンカバー20に覆われる不図示のドライブチェーンを介して後輪WRに伝達される。パワーユニットPの背面側にはスロットルバルブおよび燃料噴射装置を含むスロットルボディ48が取り付けられており、パワーユニットPの燃焼ガスは、排気管17を介して車体後方のマフラに導かれる。メインフレーム3の下端部にはサイドスタンド18およびセンタスタンド19が揺動自在に軸支されている。
ヘッドパイプ44の前方には、防風スクリーン9およびヘッドライト12を支持するフロントカウル8が取り付けられている。フロントカウル8の車幅方向外側には、左右一対の前側ウインカ装置11が配設されており、フロントカウル8の下端部には、前側ライセンスプレート13を支持するホルダ部材14が取り付けられている。
メインフレーム3の上部には、燃料タンク43が配設されている。燃料タンク43の前前方寄りの位置には、左右一対のサイドシュラウド4が取り付けられており、燃料タンク43の後方には、前席と後席とを一体に形成したシート54が配設されている。燃料タンク43の下方には、スロットルボディ48の後方に連結されるエアクリーナボックス(不図示)の車幅方向両側を覆う左右一対のサイドカバー55が配設されている。サイドカバー55の後方には、上側シートフレーム28および下側シートフレーム29を覆うリヤカウル57が配設されている。
リヤカウル57の後方上部にはグラブバー27が配設されており、リヤカウル57の後端部にはテールライト26が取り付けられている。リヤカウル57の下部には、左右一対の後側ウインカ装置25および後側ライセンスプレート23を支持するリヤフェンダ24が固定されている。
図2は、自動二輪車1の一部拡大正面図である。また、図3は自動二輪車1の一部拡大左側面図である。車幅方向右側の操向ハンドル5には前輪ブレーキレバー31が揺動可能に取り付けられ、車幅方向左側の操向ハンドル5にはクラッチレバー32が揺動可能に取り付けられている。メータ装置40は、操向ハンドル5を構成するハンドルバー7の車体前方かつ防風スクリーン9の車体後方側に配設されている。前側ライセンスプレート13は、フロントカウル8の下部に取り付けられたホルダ部材14に対し、締結部材13aによって固定されている。
図4は、運転者の目線から見たメータ装置40まわりの構成を示す俯瞰図である。操向ハンドル5を構成するハンドルバー7は、クランプ部材10aを介してトップブリッジ10の上部に固定されている。トップブリッジ10は、車幅方向外側寄りの位置でフロントフォーク16の上端部に固定されると共に、車幅方向中央後方寄りのステムナット37によって不図示のステアリングステムに固定されている。
ヘッドライト12の周囲を覆うフロントカウル8は、トップブリッジ10の車体前方に配設されている。フロントカウル8の内側には、メータ装置40を支持するインナカウル78が取り付けられており、メータ装置40の後方には、イグニッションスイッチのキーシリンダ38が配設されている。
図5は、メータ装置40の正面図である。メータ装置40は、車両に関する種々の情報を示す表示面74が設けられた表示装置に、有色不透明の樹脂等からなるカバー部材60(点描ハッチング部)を取り付けた構成とされる。カバー部材60の車幅方向左右には、表示事項の選択スイッチ66および決定スイッチ67が配設されている。
表示面74には、セグメント表示方式の時計70、距離計71、エンジン回転計72、速度計73、シフトインジケータ75、燃料計76が設けられるほか、上方寄りの位置には、左右一対のフラッシャランプ作動灯61、オイル警告灯62、ニュートラル灯63、エンジン警告灯64、ハイビーム灯65が配設されている。そして、表示面74の車幅方向中央かつ上方寄りの位置に、燃料消費量に関する情報を表示するエコ表示部80が設けられている。
本実施形態に係るメータ装置40では、エコ表示部80が、表示面74の正面視で、車幅方向中央かつ上方寄りの位置に配設されていることで、運転者からメータ装置40までの距離が長くなりやすいモータサイクル型の鞍乗型車両でも、走行中に車体の前方に向ける視線をわずかに下方にずらすことで、エコ表示部80を容易に視認することが可能となる。これにより、走行中に目線を大きくずらさなくともエコ表示部80を確認しやすくなり、より燃料消費量の少ない運転を心がけやすくなる。
本実施形態では、エコ表示部80の周囲に、エコ表示部80が設けられている領域と他の領域とを隔てる囲い部90が設けられている。これにより、エコ表示部80を際立たせて、エコ表示部80の視認性を高めている。囲い部90は、エコ表示部80の上縁に接する上側枠90aと、エコ表示部80の左縁に接する左側枠90bと、エコ表示部80の右縁に接する右側枠90cと、エコ表示部80の下縁に接する下側枠90dとからなる。エコ表示部80は、実際には、速度計73や各種警告灯が設けられた表示面74と同一平面上に設けられているが、囲い部90を設けることで、エコ表示部80が他の表示面74から独立しているように視認させることを可能としている。
囲い部90は、カバー部材60と一体に形成されている。換言すれば、囲い部90は、上側枠90aにおいてカバー部材60と連結されている。これにより、囲い部90が、表示面74の上部から下方に延びてエコ表示部80を囲む構成となり、エコ表示部80をより一層際立たせることを可能としている。そして、表示面74を構成する表示装置の一部をエコ表示部80として利用して部品点数および組立工数を低減しつつ、囲み部80を設けることでエコ表示部80が別個独立した表示装置であるように視認させ、高級感を高めることを可能としている。
また、エコ表示部80は、表示面74の正面視で、下方側の車幅方向寸法より上方側の車幅方向寸法の方が大きくなるように構成されている。本実施形態では、エコ表示部80を、車体上方側を幅広とする略台形とすることで、走行中の視線をわずかにずらした際の視認性を高めている。
本実施形態では、表示面74の上縁74aが、車幅方向に指向する平坦な形状をなしている。これにより、メータ装置40の上縁から下方に向かってエコ表示部80が突出しているように視認させることができ、エコ表示部80の視認性がより一層高められている。
以下、図6〜11を参照して、エコ表示部80の表示例を示す。エコ表示部80は、表示面74に設けられる他の表示と同様、セグメント形式や液晶画面表示で構成できる。
図6は、エコ表示部80の第1表示例である。第1表示例は、燃料消費量が少ない、または、燃費計測値が向上するにつれて表示範囲が中央から左右対称に増えるパターンである。表示形式は、セグメント表示をオンオフさせるほか、表示範囲の増減を無段階に示したり、濃度のグラデーションを組み合わせることで高級感を高めることができる。
図7は、エコ表示部80の第2表示例である。第2表示例は、燃費計測値が向上するにつれて同心円が中心から径方向外側に向かって大きくなるパターンである。この表示例では、走行中の運転者の視線に近い位置に表示変化の中心があることで、視認性をより高めることを可能とする。
図8は、エコ表示部80の第3表示例を示す。第3表示例は、燃費計測値が向上するにつれて横長の表示範囲が上方に向かって増えるパターンである。この表示例では、上方に向かって表示範囲の車幅方向寸法も増えることで、視認性がより高められる。
図9は、エコ表示部80の第4表示例を示す。第4表示例は、燃費計測値が向上するにつれて表示範囲が右方に向かって増えるパターンである。この表示例では、表示範囲が左右非対称となることで、表示範囲の増減を認識しやすくして視認性が高められる。
図10は、エコ表示部80の第5表示例を示す。第5表示例は、燃費計測値が向上するにつれて、葉を示すイラストが緑等の特定の色に変化するパターンである。この表示例では、イラストの形状認識効果により視認性が高められる。イラストの変化は、色の変化や同色での濃淡のほか、イラストの表示そのものをオンオフさせてもよい。
図11は、エコ表示部80の第6表示例を示す。第6表示例は、燃費計測値をそのままデジタル表示するパターンである。この表示例では、左側に平均燃費計測値を表示し、右側に現在の瞬間燃費計測値を表示している。このように数値を直接表示した場合でも、エコ表示部80が表示面の車幅方向中央かつ上方寄りの位置に配設されていることで、走行中に車体の前方に向ける視線をわずかにずらしたのみで、具体的な燃費計測値を認識することが可能となる。
なお、自動二輪車の形態、メータ装置の形状や配置、メータ装置の取付構造、カバー部材や表示面の形状、囲み部の形状、エコ表示部の表示態様、エコ表示部とメータ装置の上端部との距離、防風スクリーンの形状、エコ表示部と防風スクリーン上端部との距離等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。本発明に係るメータ装置は、鞍乗型の三輪車や四輪車等に適用することが可能である。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)、5…操向ハンドル、7…ハンドルバー、8…フロントカウル、16…フロントフォーク、10…トップブリッジ、40…メータ装置、60…カバー部材、74…表示面、74a…表示面の上縁、80…エコ表示部、90…囲い部、90a…囲い部の上側枠、90b…囲い部の左側枠、90c…囲い部の右側枠、90d…囲い部の下側枠、WF…前輪
第6の特徴によれば、前記エコ表示部(80)が、前記表示面(74)と同一面上に設けられているので、表示面を構成する表示装置の一部をエコ表示部として利用して品点数および組立工数を低減しつつ、囲部を設けることでエコ表示部が別個独立した表示装置であるように視認させて、高級感を高めることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両としての自動二輪車1の側面図である。自動二輪車1の車体フレーム2は、ヘッドパイプ44から車体後方に延出して下方に湾曲する車幅方向中央のメインフレーム3を有する。メインフレーム3の下端部には、スイングアーム21を揺動自在に軸支するピボット56が設けられている。
メインフレーム3の上部には、燃料タンク43が配設されている。燃料タンク43の前方寄りの位置には、左右一対のサイドシュラウド4が取り付けられており、燃料タンク43の後方には、前席と後席とを一体に形成したシート54が配設されている。燃料タンク43の下方には、スロットルボディ48の後方に連結されるエアクリーナボックス(不図示)の車幅方向両側を覆う左右一対のサイドカバー55が配設されている。サイドカバー55の後方には、上側シートフレーム28および下側シートフレーム29を覆うリヤカウル57が配設されている。
本実施形態では、エコ表示部80の周囲に、エコ表示部80が設けられている領域と他の領域とを隔てる囲い部90が設けられている。これにより、エコ表示部80を際立たせて、エコ表示部80の視認性を高めている。囲い部90は、エコ表示部80の上縁に接する上側枠90aと、エコ表示部80の左縁に接する左側枠90bと、エコ表示部80の右縁に接する右側枠90cと、エコ表示部80の下縁に接する下側枠90dとからなる。エコ表示部80は、実際には、速度計73や各種警告灯が設けられた表示面74と同一平面上に設けられているが、囲い部90を設けることで、エコ表示部80が表示面74の他の部分から独立しているように視認させることを可能としている。
囲い部90は、カバー部材60と一体に形成されている。換言すれば、囲い部90は、上側枠90aにおいてカバー部材60と連結されている。これにより、囲い部90が、表示面74の上部から下方に延びてエコ表示部80を囲む構成となり、エコ表示部80をより一層際立たせることを可能としている。そして、表示面74を構成する表示装置の一部をエコ表示部80として利用して部品点数および組立工数を低減しつつ、囲90を設けることでエコ表示部80が別個独立した表示装置であるように視認させ、高級感を高めることを可能としている。
なお、自動二輪車の形態、メータ装置の形状や配置、メータ装置の取付構造、カバー部材や表示面の形状、囲部の形状、エコ表示部の表示態様、エコ表示部とメータ装置の上端部との距離、防風スクリーンの形状、エコ表示部と防風スクリーン上端部との距離等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。本発明に係るメータ装置は、鞍乗型の三輪車や四輪車等に適用することが可能である。

Claims (7)

  1. 前輪(WF)を操舵可能に支持する左右一対のフロントフォーク(16)の上端がトップブリッジ(10)で固定されると共に、車両の状態を表示するメータ装置(40)が取り付けられ、該メータ装置(40)の表示面(74)に燃料消費量に関する情報を表示するエコ表示部(80)が設けられた鞍乗型車両(1)において、
    前記メータ装置(40)が、前記トップブリッジ(10)の車体前方に配設されており、
    前記エコ表示部(80)が、前記表示面(74)の正面視で、車幅方向中央かつ上方寄りの位置に配設されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記エコ表示部(80)の周囲に、該エコ表示部(80)が設けられている領域と他の領域とを隔てる囲い部(90)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記囲い部(90)が、前記エコ表示部(80)の上縁に接する上側枠(90a)と、前記エコ表示部(80)の左縁に接する左側枠(90b)と、前記エコ表示部(80)の右縁に接する右側枠(90c)と、前記エコ表示部(80)の下縁に接する下側枠(90d)とからなることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記メータ装置(40)は、前記表示面(74)の一部を囲うカバー部材(60)を備えており、
    前記囲い部(90)の上側枠(90a)が、前記カバー部材(60)と一体に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記エコ表示部(80)が、前記表示面(74)の正面視で、下方側の車幅方向寸法より上方側の車幅方向寸法の方が大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  6. 前記エコ表示部(80)が、前記表示面(74)と同一面上に設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  7. 前記表示面(74)の上縁(74a)が、車幅方向に指向する平坦な形状をなしていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の鞍乗型車両。
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