JP2020129481A - リチウムイオン二次電池と活物質材料の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、ここに開示されるリチウムイオン二次電池1の構成を示す切欠き斜視図である。このリチウムイオン二次電池1は、正極30と負極40とを含む捲回型電極体20が非水電解液(図示せず)とともに電池ケース10に収容されることで構成されている。図中のWは、電池ケース10および捲回型電極体20の幅方向を示し、図2に示す捲回型電極体20の捲回軸WLと一致している。捲回型電極体20は、正極30と負極40と2枚のセパレータ50とを備えている。
そして、積l×mは、活物質の任意の断面を電子顕微鏡によって観察したときの、イオン伝導層と上記活物質との接触面の断面長さと、イオン伝導層の最大厚みとの積を、異なる10個以上のイオン伝導層について測定したときの算術平均値(nm2)である。
また、比m/lは、活物質の任意の断面を電子顕微鏡によって観察したときの、イオン伝導層と上記活物質との接触面の断面長さに対する、イオン伝導層の最大厚みの比を、異なる10個以上のイオン伝導層について測定したときの算術平均値(−)である。
これらの値は、例えば、電極材料100を構成する複数の粒子を樹脂に埋設し、任意の面で切断することで当該複数の粒子について断面が切り出された観察試料を用意し、この観察試料を電子顕微鏡で観察することにより測定することができる。
S1:物質粒子102の表面の一部をリチウムイオン伝導体で被覆してイオン伝導層104を形成する。
S2:次いで、イオン伝導層104が形成された活物質粒子102の表面の他の一部を金属酸化物で被覆して、イオン伝導層104に隣接するように金属酸化物層106を形成する。
なお、本明細書において「平均粒子径」とは、特に断りのない限り、レーザ回折散乱法によって得られる体積基準の粒度分布における累積50%粒子径(D50)である。また、当該粒度分布における小粒径側からの累積10%に相当する粒子径をD10、累積90%に相当する粒子径をD90、最大頻度径をDmaxという。
(例1)ニッケル、コバルト、マンガンのそれぞれの硫酸塩をNi:Co:Mnのモル比が1:1:1となるようにイオン交換水に溶解し、水酸化ナトリウムで中和することで、正極活物質の前駆体を晶出させた。この前駆体を含む水溶液に水酸化リチウムを加えて混合し、次いでリン酸水素二アンモニウム水溶液を所定の割合で加えて混合した後、エバポレータで乾燥し、800℃で15時間焼成して粉砕することで、平均粒子径が10μmの粉末材料を得た。この粉末材料をXRD分析したところ、正極活物質であるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物(層状岩塩型結晶構造、LiNi0.33Co0.33Mn0.33O2:LNMC)の表面に、イオン伝導体であるLi3PO4が、LNMC100質量部に対して0.5質量部の割合で析出して被覆層を形成していることが確認された。その後、バレルスパッタリング装置を用い、得られた粉末材料を回転させながら、ターゲット板:TiO2、反応ガス:酸素含有Arガス、の条件でスパッタコーティングすることで、そこの粉末材料の表面にTiO2層を形成した。これにより、表面にLi3PO4層とTiO2層とを備える例1の正極材料を得た。
例1において、前駆体水溶液に加えるリン酸水素二アンモニウム水溶液に代えて、硫酸アンモニウム水溶液(例2)、タングステン酸アンモニウム水溶液(例3)、ケイ酸ナトリウム水溶液(例4)、塩化コバルト(II)水溶液(例5)、アルミン酸アンモニウム水溶液(例6)、塩化チタン水溶液(例7)をそれぞれ用いた。これにより、例1の正極材料におけるLi3PO4に代えて、硫酸リチウム(Li2SO4)(例2)、タングステン酸リチウム(Li2WO4)(例3)、ケイ酸リチウム(Li2SiO3)(例4)、コバルト酸リチウム(Li2CoO2)(例5)、アルミン酸リチウム(LiAlO2)(例6)、チタン酸リチウム(Li4Ti5O12)(例7)を備える正極材料を得た。
例1におけるバレルスパッタリングにおけるターゲット板を、Al2O3板(例8)、SiO2板(例9)、WO3板(例10)にそれぞれ代えてバレルスパッタリングを行った。これにより、粉末材料の表面に、TiO2層に代えて、それぞれAl2O3(例8)、SiO2(例9)、WO3(例10)からなる金属酸化物層を備える正極材料を得た。
例1において、前駆体を含む水溶液に加えるリン酸水素二アンモニウム水溶液を増減させることで、下記の表1に示すように、LNMC100質量部に対してLi3PO4が0.03〜6質量部の割合で析出して被覆層を形成する正極材料を得た。
例1において、前駆体を含む水溶液に加えるリン酸水素二アンモニウム水溶液の量をを増減させるとともに、水酸化リチウムおよびリン酸水素二アンモニウム水溶液を加えたときの溶液のpHを様々に変化させることで、LNMCに析出するLi3PO4の割合と析出形状とを変化させた正極材料を得た。具体的には、下記の表1に示すように、LNMC100質量部に対してLi3PO4が0.02〜20質量部の割合で析出するとともに、LNMC表面のLi3PO4の析出状態を変化させ、上記パラメータ「l×m」が100〜20000となるように調整した。
例1において、前駆体水溶液に加えるリン酸水素二アンモニウム水溶液に加え、硫酸アンモニウム水溶液(例20)を追加して加えた。これにより、粉末材料の表面に、Li3PO4層に代えて、Li3PO4とLi2SO4(例20)からなるイオン伝導性の被覆層を備える正極材料を得た。
例1におけるバレルスパッタリングにおけるターゲット板として、Ti板とAl板とを用いてバレルスパッタリングを行った。これにより、粉末材料の表面に、TiO2層に代えて、Al2O3とTiO2とからなる複合金属酸化物層を備える正極材料を得た。
例1において、リン酸水素二アンモニウム水溶液に加えず、またバレルスパッタリングを行わないことで、Li3PO4層とTiO2層とを備えないLNMCのみからなる正極材料(例22)を得た。
例1において、バレルスパッタリングを行わないことで、Li3PO4層を備え、TiO2層は備えないLNMCからなる正極材料(例23)を得た。
例1において、リン酸水素二アンモニウム水溶液に加えないことで、Li3PO4層を備えず、TiO2層を備えるLNMCからなる正極材料(例24)を得た。
例1において、正極活物質の前駆体を晶出させたのち、当該前駆体を水溶液から取り出して、例1と同様の条件で、前駆体粉末材料の表面にTiO2層をバレルスパッタリングにより形成した。その後、TiO2層を備える前駆体を水溶液中に戻し、ひきつづき、水酸化リチウムを加えて混合し、次いでリン酸水素二アンモニウム水溶液を所定の割合で加えて混合した後、エバポレータで乾燥し、800℃で15時間焼成して粉砕することで、平均粒子径が10μmの粉末材料を得た。この粉末材料をXRD分析したところ、例1と同様のLNMCの表面に、イオン伝導体であるLi3PO4とLi4Ti5O12とがLNMC100質量部に対して合計で0.5質量部の割合で析出して被覆層を形成していることが確認された。これにより、表面にLi3PO4層とTiO2層とを備える例25の正極材料を得た。
上記で用意した各例の正極材料と、分散媒としてのN結着剤としてのスチレンブタジエン共重合体(SBR)と、導電材としてのアセチレンブラック(AB)と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)とを、LNCM:AB:PVdF=80:8:2の質量比で混合し、有機溶媒としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)と混練することで、正極ペーストを調製した。そして、得られた正極ペーストを正極集電体としてのアルミニウム箔の表面にダイコータにて塗布し、乾燥・圧延することによって正極活物質層を形成して正極とした。
[初期容量]
各例のリチウムイオン二次電池に対して、25℃の恒温槽中で、1/3Cのレートで電池電圧が4.2Vとなるまで定電流充電し、引き続き電流値が1/3Cとなるまで定電圧充電することで満充電とした。その後、1/3Cのレートで電池電圧が3.0Vとなるまで定電流放電したときの容量を測定し、初期容量とした。
25℃の恒温槽中で、上記初期容量を充電深度(State Of Charge:SOC)100%としたときに、SOC30%となるまで0.3Cで定電流充電したのち、5C、15C、30C、および45Cのレートで放電を行って10秒後の電池電圧を測定した。このときの各電流値および電圧値をプロットすることで放電時におけるI−V特性を求め、得られた直線の傾きから放電時における抵抗(Ω)を求めて初期抵抗とした。そしてこれらの初期抵抗を、例22の電池の抵抗を100としたときの相対値として、下記の表1の「電池抵抗」の欄に示した。
60℃の恒温槽中で、各例のリチウムイオン二次電池に対して、2Cの充放電レートで4.2〜3.0Vの間を500サイクル充放電した。このとき、1サイクル目と500サイクル目の放電容量を測定しておき、1サイクル目の放電容量に対する500サイクル目の放電容量の割合(%)を算出し、表1の「容量維持率」の欄に示した。
用意した各例の正極材料の構成を透過型電子顕微鏡(Transmission Electron Microscope:TEM)により観察することにより詳細に調べた。具体的には、各例の正極材料をエポキシ樹脂中に包埋し、ウルトラミクロトームで面出し加工することで正極活物質粒子の断面のTEM観察試料を用意し、観察に供した。そして各例の正極活物質粒子の表面に形成されたイオン伝導体からなる層(イオン伝導体層)を電子回折像から判別し、イオン伝導体層と正極活物質粒子との接合面の長さ(観察面長さ)lと、イオン伝導体層の最大厚みmとを測定した。そしてこれらの測定値から、イオン伝導体層の接合面長さlと最大厚みmとの積(l×m)および商(m/l)をそれぞれ算出し、表1の「l*m」および「m/l」の欄にそれぞれ示した。
用意した各例の正極材料のうち、イオン伝導体からなる層(イオン伝導体層)および/または金属酸化物からなる層(金属酸化物層)を備える例については、当該イオン伝導体および/または金属酸化物における中心元素のイオン伝導度χM、χM’をそれぞれ調べ、表1の「χM」、「χM’」の欄に示した。
30 正極
32 正極集電体
34 正極活物質層
40 負極
100 電極材料
102 活物質粒子
104 イオン伝導層
104a リチウム過剰部
104b リチウム欠乏部
106 金属酸化物層
Claims (7)
- 活物質を含む電極を備えるリチウムイオン二次電池であって、
前記活物質は表面に、金属酸化物を含む金属酸化物層と、リチウムイオン伝導体を含むイオン伝導層との二つの被覆層を備えており、
前記金属酸化物層と前記イオン伝導層とは隣接している、リチウムイオン二次電池。 - 前記金属酸化物は、酸化チタン、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、および酸化タングステンからなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項1に記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記リチウムイオン伝導体は、リン酸リチウム、硫酸リチウム、タングステン酸リチウム、ケイ酸リチウム、コバルト酸リチウム、アルミン酸リチウム、およびチタン酸リチウムからなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項1または2に記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記金属酸化物の中心元素の電気陰性度をχM’、前記リチウムイオン伝導体の中心元素の電気陰性度をχM’とするとき、これらはχM<χM’を満たす、請求項1〜3のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記活物質を100質量部としたとき、前記イオン伝導層の割合は、0.05質量部以上5質量部以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記活物質の断面を観察したとき、前記イオン伝導層と前記活物質との接触面の長さl(nm)と前記イオン伝導層の最大厚みm(nm)との積l×mは、100≦l×m≦20000を満たす、請求項1〜5のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池。
- リチウムイオンを吸蔵・放出することができる活物質粒子の表面の一部をリチウムイオン伝導体で被覆してイオン伝導層を形成すること、
次いで、前記イオン伝導層が形成された前記活物質粒子の表面の他の一部を金属酸化物で被覆して、前記イオン伝導層に隣接するように金属酸化物層を形成すること、を含む、リチウムイオン二次電池用活物質材料の製造方法。
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