JP2020125740A - 回転駆動機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸線方向の寸法が小さい回転駆動機構を提供する。【解決手段】回転駆動機構5は、被駆動ギア7を有する第1回転体8と、被駆動ギア7と噛み合う小径ギア9を有する第2回転体10と、第1、第2回転体8、10を回転可能に支持するボディ12と、第1回転体8に回転力を付与する弾性部材14とを備える。弾性部材14の一端の第1係止部15は、第2基準平面18で隔てられた空間19内でボディ12に取り付けられており、弾性部材14は、第3基準平面20で隔てられた空間21まで延在している。【選択図】図1

Description

本発明は、回転可能に支持された回転体に対して弾性部材により一方向に回転させる回転力を付与する回転駆動機構に関する。
従来、被駆動ギアとしてのスロットルギアと、このスロットルギアと噛み合う小径ギアと、スロットルギアの一方向への所定角度を超えた回転を阻止するストッパと、スロットルギアに該一方向への付勢力を付与するリターンスプリングとを備える回転駆動機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の回転駆動機構は、内燃機関の吸入空気量を制御するスロットル弁を備えたスロットルボディにおいて、スロットル弁を、同一回転軸上に設けられたスロットルギアを介して開閉駆動するために用いられる。
リターンスプリングは、板ばねにより構成されており、一端が固定端としてスロットルボディに固定され、他端が自由端として、スロットルギアに当接し、スロットルギアに上述の付勢力を付与する。デフォルトストッパは、スロットル弁のデフォルト開度を規定している。
特開2011−1861号公報
しかしながら、上記特許文献1の回転駆動機構によれば、スロットル弁の開閉動作に際して、リターンスプリングとしての板ばねに対し、その屈曲部や固定端などの局所において比較的大きい応力が付与される。このため、リターンスプリングとして、比較的幅の広い板ばねを使用する必要があるので、回転駆動機構の回転軸方向の寸法が大きくなる。
本発明の目的は、かかる従来技術の課題に鑑み、回転軸方向の寸法が小さい回転駆動機構を提供することにある。
本発明の回転駆動機構は、
第1回転軸線を中心として回転可能な被駆動ギアを有する第1回転体と、
前記第1回転軸線に略平行な第2回転軸線を中心として回転可能で、前記被駆動ギアと噛み合う小径ギアを有する第2回転体と、
前記第1回転体及び前記第2回転体をそれぞれ前記第1回転軸線及び前記第2回転軸線の周りで回転可能に支持するボディと、
前記ボディに取り付けられた第1係止部を一端に有し、前記第1回転体に取り付けられた第2係止部を他端に有し、前記第1回転体に対して一方向の回転力を付与する弾性部材とを備える回転駆動機構において、
前記第1係止部は、前記第1回転軸線及び前記第2回転軸線を含む第1基準平面に直交しかつ前記第2回転軸線を含む第2基準平面で隔てられた前記第1回転軸線と反対側の空間内で前記ボディに取り付けられており、
前記弾性部材は、前記第1基準平面と直交しかつ前記第1回転軸線を含む第3基準平面で隔てられた前記第2回転軸線と反対側の空間まで延在していることを特徴とする。
この構成において、小径ギアが駆動されると、その駆動力が被駆動ギアに伝達されるので、第1回転体は、弾性部材の回転力に抗して回転する。この間、弾性部材は、第1回転体に対して回転方向と反対方向の付勢力を与えながら徐々に変形してゆく。
この変形は、第2基準平面と第3基準平面との間の距離を超える長い区間にわたって行われるので、弾性部材に過度な屈曲が生じることはない。すなわち、弾性部材の各部が分担して弾性変形することにより、第1回転体に対し、それが回転する角度範囲にわたって比較的一定の付勢力が付与される。
すなわち、弾性部材は、回転力を付与するための変形が短い区間に集中して過度な屈曲を生じることはない。したがって、弾性部材の幅を増やす必要なく、所望の回転力を第1回転体に与えることができる。
本発明において、前記第2回転体は、前記小径ギアよりも径が大きく、該小径ギアと一体的に前記第2回転軸線の周りで回転する大径ギアを備え、
前記弾性部材は、前記第1回転軸線に沿った方向に幅を有する帯状の部材であり、
前記大径ギア及び前記弾性部材は、前記第1基準平面と直交する方向に見て、少なくとも一部が重なっていてもよい。
これによれば、大径ギアと弾性部材とが第1基準平面と直交する方向において重複しているので、例えば、弾性部材を大径ギアの幅を含む空間において、該重複を許容しつつ配置することも可能となる。これにより、回転駆動機構の第1回転軸線に沿った方向の寸法を小さくすることができる。
この場合、前記ボディは、前記弾性部材が前記第1基準平面と反対側から当接し、該弾性部材よりも該第1基準平面側に配置され、該第1基準平面に直交する方向に幅を有する当接ブロックを備え、
前記当接ブロックの少なくとも一部は、前記第1基準平面に平行で前記大径ギアの歯先円を通る2つの面のうちの前記第1基準平面よりも前記第1係止部側に位置する面である第4基準平面よりも該第1基準平面側にあってもよい。
この構成において、弾性部材が当接ブロックから第1基準平面に向かう方向に変位するとき、当接ブロックは、弾性部材から該方向の力を受ける。このため、当接ブロックは、受ける力に対抗し得る強度を確保するに足る厚みを、第1基準平面に直交する方向において備える必要がある。
この点、上記構成では、当接ブロックの存在する範囲が、大径ギアの歯先円を通る第4基準平面よりも第1基準平面側の領域にまで及んでいる。これにより、当接ブロックは、必要とされる強度を満たすと同時に、回転駆動機構の第1基準平面に直交する方向における寸法の増加を最小限に抑えることができる。
さらに、この場合、前記被駆動ギアは、前記第1回転軸線に沿った方向において該被駆動ギアよりも前記大径ギア側に設けられて前記第2係止部を取り付けるための回転係止部を備え、
前記回転係止部及び前記第2係止部は、前記第1回転体が回転する範囲において該大径ギアと干渉しない位置に配置されてもよい。
これによれば、第1係止部だけでなく、第2係止部も大径ギアのギア幅を含む空間に配置することができるので、回転駆動機構の第1回転軸線に沿った方向の寸法を確実に小さくすることができる。
本発明の流体制御弁は、
上記の本発明の回転駆動機構と、略円筒形状の内壁面を有する流路と、前記流路内で回転することにより該流路の開口面積を変化させる弁体と、該弁体を該流路内で回転し得るように支持する弁軸とを備える流体制御弁であって、
前記回転駆動機構の第1回転体は、前記弁軸と一体的に回転するように該弁軸に連結され、
前記回転駆動機構のボディは、前記弁軸を支持する軸支持部を備え、
前記軸支持部は、前記流路の内壁面から外方へ前記第1回転体の第1回転軸線に沿った方向に延在しており、
前記回転駆動機構は、前記第1回転体において、前記第1回転軸線に沿った方向に見た場合に該第1回転体の被駆動ギアよりも前記流路が配置される側に設けられた回転係止部を備え、
前記回転駆動機構の第2係止部は、前記第1回転軸線に沿った方向の幅を有する帯状の部材で構成され、
前記第2係止部の少なくとも一部は、前記第1回転軸線に沿った方向において前記軸支持部が延在する範囲内に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、第2係止部を、軸支持部を含む空間に配置することができるので、回転駆動機構の第1回転軸線に沿った方向の寸法を小さくすることができる。
本発明の第1実施形態に係る回転駆動機構を有する流体制御弁の要部を示す正面図である。 図1のII−II線断面図である。 本発明の第2実施形態に係る回転駆動機構を有する流体制御弁の要部を示す断面図である。 図4Aは、図1の状態から第1回転体が45°程度回転した状態を示す図であり、図4Bは、図1の状態から第1回転体が90°程度回転した状態を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る回転駆動機構を有する流体制御弁の要部を示す。この流体制御弁1は、内燃機関の吸気量を制御するために用いられる。なお、図1及び図2においては、流体制御弁1のカバーを外した状態で示している。
図1及び図2に示すように、流体制御弁1は、略円筒形状の内壁面を有し、内燃機関への吸気が通る流路2と、流路2内で回転することにより流路2の開口面積を変化させる弁体3と、弁体3を流路2内で回転し得るように支持する弁軸4と、弁軸4を回転させる回転駆動機構5とを備える。
回転駆動機構5は、第1回転軸線6を中心として回転可能な被駆動ギア7を有する第1回転体8と、被駆動ギア7と噛み合う小径ギア9を有する第2回転体10とを備える。第2回転体10は、第1回転軸線6に略平行な第2回転軸線11を中心として回転可能である。第1回転体8は、弁軸4と一体的に回転するように弁軸4に連結される。
第1回転体8及び第2回転体10は、それぞれボディ12によって、第1回転軸線6及び第2回転軸線11の周りで回転可能に支持される。ボディ12には、第1回転体8の回転可能範囲の一方を制限する回転制限部13が設けられる。
また、回転駆動機構5は、第1回転体8に対して回転制限部13に向かう方向、すなわち一方向の回転力を付与する弾性部材14を備える。弾性部材14は、ボディ12に取り付けられた第1係止部15を一端に備え、第1回転体8に取り付けられた第2係止部16を他端に備える。なお、図2においては、第1回転軸線6及び第2回転軸線11を含む第1基準平面17より下側の弾性部材14の部分の位置を2点鎖線で示している。
第1係止部15は、第1基準平面17に直交しかつ第2回転軸線11を含む第2基準平面18で隔てられた、第1回転軸線6と反対側の空間19内でボディ12に取り付けられる。弾性部材14は、第1基準平面17と直交しかつ第1回転軸線6を含む第3基準平面20で隔てられた、第2回転軸線11と反対側の空間21まで延在する。
弾性部材14は、外力が付与されていない場合には、第2係止部16側が半円状に曲げられている図1の状態よりもやや直線状に延びた状態にある。したがって、弾性部材14は、このやや直線状に延びた状態から、図1のように第1係止部15及び第2係止部16が取り付けられてボディ12内に配置された状態になると、第1回転体8に対して矢印Y方向の回転力を付与する状態となる。
第2回転体10は、小径ギア9よりも径が大きく、小径ギア9と一体的に第2回転軸線11の周りで回転する大径ギア22を備える。小径ギア9及び大径ギア22としては、樹脂成型品のギアを用いてもよいが、本実施形態では、金属製のギア、例えばステンレス鋼材をプレス加工して形成したギアが用いられる。
大径ギア22には、モータ23の回転軸に設けられたピニオンギア24が噛み合っており、モータ23の回転力が大径ギア22に伝達されるようになっている。
弾性部材14は、第1回転軸線6に沿った方向に幅を有する帯状の部材、例えば板ばねを用いて構成される。大径ギア22及び弾性部材14は、第1基準平面17と直交する方向に見た場合、図2に示すように、少なくとも一部が重なっている。弾性部材14の第2係止部16は、第1回転軸線6に沿った方向の幅を有する帯状の部材で構成される。
第2係止部16は、例えば、弾性部材14の端部を、第1回転軸線6に沿った方向に延びた筒状に丸めることにより形成される。この場合、第2係止部16は、第1回転体8の中心部近傍から第1回転軸線6に沿った方向に沿って流路2と反対方向に突出した回転係止部25に嵌合させることにより、第1回転体8に取り付けることができる。
ボディ12は、弾性部材14よりも第1基準平面17側に配置されて第1基準平面17に直交する方向に幅を有する当接ブロック26を備える。当接ブロック26は、弾性部材14が第1基準平面17と反対側から当接ブロック26に当接することにより、弾性部材14が大径ギア22の向きに受ける力を当接ブロック26が受け止めるようになっている。
当接ブロック26の少なくとも一部は、第1基準平面17に平行で大径ギア22の歯先円を通る2つの面のうちの第1基準平面17よりも第1係止部15側に位置する面である第4基準平面27よりも第1基準平面17側に位置する。
また、ボディ12は、弁軸4を支持する軸支持部28を備え、軸支持部28は、流路2の内壁面から外方へ第1回転体8の第1回転軸線6に沿った方向に延在する。
この構成において、モータ23が駆動していない状態においては、第1回転体8は、弾性部材14により付与される回転力によって、矢印Y方向に付勢されて回転制限部13に当接しており、弁体3は、流路2を閉じている状態にある。
この状態において、モータ23が、弾性部材14の付勢力に抗して回転するように駆動されると、その回転力は、ピニオンギア24、大径ギア22及び小径ギア9を経て被駆動ギア7に伝達される。これにより、第1回転体8は、矢印Yと反対方向に回転され、モータ23の駆動量に応じた開度で弁体3が開く。
図4Aに第1回転体8が回転制限部13に当接した状態から45°程度回転した状態を、図4Bに第1回転体8が回転制限部13に当接した状態から90°程度回転した状態をそれぞれ示す。弾性部材14の当接ブロック26と当接する箇所よりも第2系止部16側の部位であって、第1回転体8の回転軸線を取り囲むように配置される部位は、第1回転体8の回転にともない第1回転体8の回転軸に巻き取られるように変形して、第1回転体8を矢印Y方向に付勢する力が増加する。
また、モータ23を逆方向に回転させると、弾性部材14によっても付勢されて、第1回転体8は、矢印Y方向に回転し、弁体3の開度が小さくなる。
したがって、モータ23の駆動を制御することにより、弁体3の開度を調節し、流路2を流れる流体の流量を制御することができる。この間、弾性部材14は、弁体3の開度に応じて変形するが、弾性部材14の第1係止部15側は、第1系止部15がボディ12に系止されるとともに弾性部材14が当接ブロック26に当接することにより変位が抑制される。
なお、図1、図4A、図4Bに示すように、弾性部材14が変形するのにともなって、弾性部材14と当接ブロック26が当接する箇所は第1基準平面17に沿った方向に変化していくものの、当接ブロック26の弾性部材14と当接する部位は弾性部材14の側に凸となった緩やかな曲線状態となるように形成されており、弾性部材14が当接ブロック26のどの箇所に当接しても弾性部材14に局所的な大きな応力がかからないように配慮されている。
また、弁体3の開度に応じて、弾性部材14の第2係止部16側は、その全体にわたって曲率が多少変化するが、局所的な変化は小さい。したがって、弁体3の開閉駆動に応じて弾性部材14に生じる局所的な応力は、さほど大きくはならない。
以上のように、本実施形態によれば、弾性部材14は、第2基準平面18と第3基準平面20との間の距離を超える範囲にわたって延在している。このため、弾性部材14を、容易に回転駆動機構5内に過度な屈曲が生じないようにして配置することができる。したがって、弾性部材14として、第1回転軸線6に沿った方向の幅が小さくても板厚が厚く、少しの変形でも高い反発力を得ることのできる板ばねを使用することができる。
また、大径ギア22と弾性部材14とが第1基準平面17と直交する方向において重複しているので、例えば、弾性部材14を大径ギア22の幅を含む空間において、該重複を許容しつつ配置することも可能となる。これにより、回転駆動機構5の第1回転軸線6に沿った方向の寸法を小さくすることができる。
また、当接ブロック26の存在する範囲が、大径ギア22と干渉しないように、第4基準平面27よりも第1基準平面17側の領域にまで及んでいる。これにより、当接ブロック26は、必要とされる強度を満たすと同時に、回転駆動機構5の第1基準平面17に直交する方向における寸法の増加を最小限に抑えることができる。
また、本実施形態では、第2回転体10を構成する小径ギア9及び大径ギア22として、金属製のギアを用いているので、樹脂製のギアを用いる場合に比べて、第2回転軸線11に沿った方向の第2回転体10の幅を薄くしても十分な強度が得られる。このため、第2回転軸線11に沿った方向の寸法を小さくすることができる。
図3は、本発明の第2実施形態に係る流体制御弁1bを示す。図3に示すように、この流体制御弁1bにおいては、回転係止部25は、第1回転体8bにおける第1回転軸線6に沿った方向において被駆動ギア7よりも大径ギア22側、すなわち被駆動ギア7よりも流路2が配置される側に設けられる。そして、回転係止部25及び第2係止部16は、第1回転体8が回転する範囲において大径ギア22と干渉しない位置に配置される。
このような、大径ギア22と干渉しない位置は、例えば、第1回転体8が回転する回転角度の範囲が240°以下である場合には、図1のように大径ギア22の径が大きい場合でも、容易に確保することができる。
この場合、第2係止部16の少なくとも一部が、第1回転軸線6に沿った方向において軸支持部28が延在する範囲内に配置されてもよい。この場合、弾性部材14bは、第1実施形態の場合(図2参照)に比べて、第1基準平面17に垂直な方向に見て、ほぼ直線状に延びた形態を有する。他の点については、第1実施形態の場合と同様である。
本実施形態によれば、第1係止部15だけでなく、第2係止部16も大径ギア22のギア幅を含む空間に配置することができるので、回転駆動機構5の第1回転軸線6に沿った方向の寸法を確実に小さくすることができる。
また、第2係止部16の少なくとも一部が、軸支持部28が延在する範囲内に配置される場合には、さらに回転駆動機構5の寸法を小さくすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。例えば、弾性部材14は、板ばねによらずに、断面が円形等を有する線状の部材で構成してもよい。また、回転駆動機構は、流体制御弁のみならず、他の用途に適用してもよい。
1、1b…流体制御弁、2…流路、3…弁体、4…弁軸、5…回転駆動機構、6…第1回転軸線、7…被駆動ギア、8、8b…第1回転体、9…小径ギア、10…第2回転体、11…第2回転軸線、12…ボディ、13…回転制限部、14、14b…弾性部材、15…第1係止部、16…第2係止部、17…第1基準平面、18…第2基準平面、19…空間、20…第3基準平面、21…空間、22…大径ギア、23…モータ、24…ピニオンギア、25…回転係止部、26…当接ブロック、27…第4基準平面、28…軸支持部、Y…矢印。

Claims (5)

  1. 第1回転軸線を中心として回転可能な被駆動ギアを有する第1回転体と、
    前記第1回転軸線に略平行な第2回転軸線を中心として回転可能で、前記被駆動ギアと噛み合う小径ギアを有する第2回転体と、
    前記第1回転体及び前記第2回転体をそれぞれ前記第1回転軸線及び前記第2回転軸線の周りで回転可能に支持するボディと、
    前記ボディに取り付けられた第1係止部を一端に有し、前記第1回転体に取り付けられた第2係止部を他端に有し、前記第1回転体に対して一方向の回転力を付与する弾性部材とを備える回転駆動機構において、
    前記第1係止部は、前記第1回転軸線及び前記第2回転軸線を含む第1基準平面に直交しかつ前記第2回転軸線を含む第2基準平面で隔てられた前記第1回転軸線と反対側の空間内で前記ボディに取り付けられており、
    前記弾性部材は、前記第1基準平面と直交しかつ前記第1回転軸線を含む第3基準平面で隔てられた前記第2回転軸線と反対側の空間まで延在していることを特徴とする回転駆動機構。
  2. 前記第2回転体は、前記小径ギアよりも径が大きく、該小径ギアと一体的に前記第2回転軸線の周りで回転する大径ギアを備え、
    前記弾性部材は、前記第1回転軸線に沿った方向に幅を有する帯状の部材であり、
    前記大径ギア及び前記弾性部材は、前記第1基準平面と直交する方向に見て、少なくとも一部が重なっていていることを特徴とする請求項1に記載の回転駆動機構。
  3. 前記ボディは、前記弾性部材が前記第1基準平面と反対側から当接し、該弾性部材よりも該第1基準平面側に配置され、該第1基準平面に直交する方向に幅を有する当接ブロックを備え、
    前記当接ブロックの少なくとも一部は、前記第1基準平面に平行で前記大径ギアの歯先円を通る2つの面のうちの前記第1基準平面よりも前記第1係止部側に位置する面である第4基準平面よりも該第1基準平面側にあることを特徴とする請求項2に記載の回転駆動機構。
  4. 前記被駆動ギアは、前記第1回転軸線に沿った方向において該被駆動ギアよりも前記大径ギア側に設けられて前記第2係止部を取り付けるための回転係止部を備え、
    前記回転係止部及び前記第2係止部は、前記第1回転体が回転する範囲において該大径ギアと干渉しない位置に配置されることを特徴とする請求項2又は3に記載の回転駆動機構。
  5. 請求項1〜4のいずれかの回転駆動機構と、略円筒形状の内壁面を有する流路と、前記流路内で回転することにより該流路の開口面積を変化させる弁体と、該弁体を該流路内で回転し得るように支持する弁軸とを備える流体制御弁であって、
    前記回転駆動機構の第1回転体は、前記弁軸と一体的に回転するように該弁軸に連結され、
    前記回転駆動機構のボディは、前記弁軸を支持する軸支持部を備え、
    前記軸支持部は、前記流路の内壁面から外方へ前記第1回転体の第1回転軸線に沿った方向に延在しており、
    前記回転駆動機構は、前記第1回転体において、前記第1回転軸線に沿った方向に見た場合に該第1回転体の被駆動ギアよりも前記流路が配置される側に設けられた回転係止部を備え、
    前記回転駆動機構の第2係止部は、前記第1回転軸線に沿った方向の幅を有する帯状の部材で構成され、
    前記第2係止部の少なくとも一部は、前記第1回転軸線に沿った方向で前記軸支持部が延在する範囲内に配置されることを特徴とする流体制御弁。
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