JP2020122963A - ミラーユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズ光を低減しつつ、光走査デバイスによる走査可能範囲を広くすることができるミラーユニットを提供する。【解決手段】ミラーユニット100は、光走査デバイス1、枠部材43及び窓部材44を備える。枠部材43は、X軸方向において互いに向かい合う第1壁部51及び第2壁部52を有する。第1壁部51の高さH1は、第2壁部52の高さH2よりも高い。窓部材44は、第1壁部51の頂面51a上及び第2壁部52の頂面52a上に配置され、光走査デバイス1のミラー面7aに対して傾斜している。ミラー面7aを通り且つX軸方向及びZ軸方向の双方に平行な断面において、ミラー面7aにおける第1壁部51側の第1端P1と、窓部材44において枠部材43とは反対側の外表面44aと第1側面44cとにより第1壁部51側に形成された第1角部61とを通る第1直線L1から、第1壁部51が離れている。【選択図】図1

Description

本発明は、ミラーユニットに関する。
ミラーユニットとして、可動部上にミラー面が設けられた光走査デバイスと、光走査デバイスを囲むように配置された枠部材と、枠部材の開口を塞ぐ平板状の窓部材と、を備えるものが知られている(例えば特許文献1参照)。光は外部から窓部材を介してミラー面に入射してミラー面で反射され、窓部材を介して外部に出射する。
特開2017−215352号公報
特許文献1に記載のミラーユニットでは、枠部材を構成する互いに向かい合う一対の壁部の一方の高さが他方よりも高く形成されており、枠部材上に配置された窓部材がミラー面に対して傾斜している。窓部材がミラー面に対して傾斜していると、窓部材で反射した光が進む方向をミラー面で反射した光が進む方向とは異ならせることができ、窓部材で反射した光がノイズ光となるのを抑制することができる。しかしながら、枠部材を構成する壁部のうち高く形成された部分によってミラー面からの光が遮られてしまい、光走査デバイスにより光を走査可能な範囲が制限されるおそれがある。
本発明は、ノイズ光を低減しつつ、光走査デバイスによる走査可能範囲を広くすることができるミラーユニットを提供することを目的とする。
本発明のミラーユニットは、所定の軸線周りに揺動可能に構成された可動部、及び可動部上に設けられたミラー面を有する光走査デバイスと、第1方向から見た場合にミラー面を囲むように配置された枠部材と、枠部材の開口を覆うように枠部材上に配置された平板状の窓部材と、を備え、枠部材は、第1方向に垂直な第2方向において互いに向かい合う第1壁部及び第2壁部を有し、第1壁部の高さは、第2壁部の高さよりも高く、窓部材は、第1壁部の頂面上及び第2壁部の頂面上に配置され、ミラー面に対して傾斜しており、ミラー面を通り且つ第1方向及び第2方向の双方に平行な断面において、ミラー面における第1壁部側の第1端と、窓部材において枠部材とは反対側の外表面と第1側面とにより第1壁部側に形成された第1角部とを通る第1直線から、第1壁部が離れている。
このミラーユニットでは、第1壁部の高さが第2壁部の高さよりも高く、窓部材が、第1壁部の頂面上及び第2壁部の頂面上に配置され、ミラー面に対して傾斜している。これにより、窓部材で反射した光が進む方向をミラー面で反射した光が進む方向とは異ならせることができ、窓部材で反射した光がノイズ光となるのを抑制することができる。また、ミラー面を通り且つ第1方向及び第2方向の双方に平行な断面において、ミラー面における第1壁部側の第1端と、窓部材において枠部材とは反対側の外表面と第1側面とにより第1壁部側に形成された第1角部とを通る第1直線から、第1壁部が離れている。これにより、第2壁部よりも高さが高い第1壁部によってミラー面からの光が遮られるのを回避することができ、窓部材の外表面の全体を光走査に利用することができる。よって、このミラーユニットによれば、ノイズ光を低減しつつ、光走査デバイスによる走査可能範囲を広くすることができる。
軸線は、第3方向に平行であり、可動部が軸線周りに最大振れ角まで回転した状態において、第1直線から第1壁部が離れていてもよい。この場合、光走査デバイスによる走査可能範囲を一層広くすることができる。
上記断面において、ミラー面における第2壁部側の第2端と、窓部材において外表面と第2側面とにより第2壁部側に形成された第2角部とを通る第2直線から、第2壁部が離れていてもよい。この場合、光走査デバイスによる走査可能範囲をより一層広くすることができる。
第1壁部の内側面と窓部材における枠部材側の内表面との間の境界部には、第1壁部と窓部材との間の接合材によりフィレットが形成されており、上記断面において、第1直線からフィレットが離れていてもよい。この場合、光走査デバイスによる走査可能範囲をより一層広くすることができる。
窓部材の厚さは、第1壁部の厚さよりも薄くてもよい。この場合、窓部材での屈折が光走査に与える影響を低減することができる。
本発明によれば、ノイズ光を低減しつつ、光走査デバイスによる走査可能範囲を広くすることができるミラーユニットを提供することが可能となる。
実施形態に係るミラーユニットの断面図である。 光走査デバイスの平面図である。 可動部が回転した状態におけるミラーユニットの断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
[ミラーユニットの全体構成]
図1に示されるように、ミラーユニット100は、光走査デバイス1と、光走査デバイス1を収容するパッケージ40と、を備えている。パッケージ40は、ベース42と、枠部材43と、窓部材44と、を有している。
ベース42は、例えば、窒化アルミニウム又は酸化アルミニウム等の非磁性材料により矩形板状に形成されている。ベース42は、主面42aと、主面42aとは反対側の裏面42bと、を有している。主面42aは、パッケージ40の内面の一部を構成する面である。主面42aには、凹部42cが形成されている。凹部42cの底面には、凹部42dが形成されている。光走査デバイス1は、ベース42上に、より具体的には凹部42cの底面上に配置されている。ベース42の裏面42b側には、後述する光走査デバイス1の第1駆動用コイル11及び第2駆動用コイル12に作用する磁界を発生させる磁界発生部(図示省略)が配置されている。磁界発生部は、例えば、ハルバッハ配列がとられた永久磁石を含んで構成されている。
枠部材43は、ベース42の主面42aに垂直なZ軸方向(第1方向)から見た場合に光走査デバイス1を囲むように(後述するミラー面7aを囲むように)、主面42a上に配置されている。枠部材43は、例えば、窒化アルミニウム又は酸化アルミニウム等の非磁性材料により矩形枠状に形成されている。
窓部材44は、例えば、ガラス等の透光性材料により形成された矩形平板状の基材の両表面に反射防止膜が形成されることで構成されている。窓部材44は、枠部材43の一方の開口43aを覆うように枠部材43上に配置され、ベース42及び光走査デバイス1とZ軸方向において向かい合っている。窓部材44は、開口43aを気密に封止するように、例えば低融点ガラス等の接合材45により枠部材43に接合されている。
ベース42は、枠部材43の他方の開口43bを気密に封止するように、例えば低融点ガラス等の接合材46により枠部材43に接合されている。これにより、パッケージ40内が気密に封止されている。ベース42及び枠部材43は、単一の部材を構成するように一体的に形成されていてもよい。
接合材45,46による接合は、低融点ガラスによる接合以外に、例えば、樹脂接着剤、低温はんだ(Sn/Pb、Sn/Cu系)、低温ロウ材(Au/Sn合金、Au/Ge合金等)、高温ロウ材(Ag系等)、プロジェクション溶接、シームシール溶接、レーザ溶接、電子ビーム溶接等による接合であってもよい。
[光走査デバイスの構成]
図2に示されるように、光走査デバイス1は、支持部2と、支持部2に対して揺動可能な可動部10と、を有している。可動部10は、第1可動部3と、第2可動部4と、一対の第1連結部5と、一対の第2連結部6と、ミラー7と、を有している。支持部2、第1可動部3、第2可動部4、一対の第1連結部5及び一対の第2連結部6は、例えばSOI(Silicon on Insulator)基板により一体的に形成されている。つまり、光走査デバイス1は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイスとして構成されている。
第1可動部3は、例えば矩形板状に形成されている。第2可動部4は、光軸方向Aから見た場合に隙間を介して第1可動部3を囲むように、例えば矩形環状に形成されている。支持部2は、光軸方向Aから見た場合に隙間を介して第2可動部4を囲むように、例えば矩形枠状に形成されている。つまり、支持部2は、光軸方向Aから見た場合に第1可動部3及び第2可動部4を囲むように枠状に形成されている。
第1可動部3は、第1軸線X1周りに揺動可能となるように、一対の第1連結部5を介して第2可動部4に連結されている。つまり、第1可動部3は、支持部2において第1軸線X1周りに揺動可能となるように支持されている。第1可動部3は、第1部分31と、第2部分32と、を含んでいる。第1部分31は、光軸方向Aから見た場合に例えば円形状に形成されている。第2部分32は、光軸方向Aから見た場合に例えば矩形環状に形成されている。第1部分31は、光軸方向Aから見た場合に第2部分32に囲まれており、複数(この例では2つ)の接続部分33を介して第2部分32と接続されている。つまり、第1部分31と第2部分32との間には、複数の接続部分33を除いて隙間が形成されている。
接続部分33は、例えば、第2部分32の矩形状の内縁のうち第2軸線X2と交差する2辺の中央部に位置している。すなわち、この例では、接続部分33は、第2軸線X2上に位置している。第1部分31は、少なくとも第2軸線X2に沿った方向において第2部分32に接続されていればよい。
第2可動部4は、第2軸線X2周りに揺動可能となるように、一対の第2連結部6を介して支持部2に連結されている。つまり、第2可動部4は、支持部2において第2軸線X2周りに揺動可能となるように支持されている。第1軸線X1及び第2軸線X2は、光軸方向Aに垂直であり、互いに交差している(この例では互いに直交している)。なお、第1部分31は、光軸方向Aから見た場合に矩形状又は多角形状に形成されていてもよい。第1部分31は、光軸方向Aから見た場合に、円形状(例えば楕円形状)に形成されていてもよい。第2部分32は、光軸方向Aから見た場合に五角形以上の多角形環状又は円環状に形成されていてもよい。
一対の第1連結部5は、第1可動部3の第2部分32と第2可動部4との間の隙間において、第1可動部3を挟むように第1軸線X1上に配置されている。各第1連結部5は、トーションバーとして機能する。一対の第2連結部6は、第2可動部4と支持部2との間の隙間において、第2可動部4を挟むように第2軸線X2上に配置されている。各第2連結部6は、トーションバーとして機能する。
ミラー7は、第1可動部3の第1部分31上に設けられている。ミラー7は、第1軸線X1と第2軸線X2との交点を含むように、第1部分31におけるベース42とは反対側(窓部材44側)の表面上に形成されている。ミラー7は、例えば、アルミニウム、アルミニウム系合金、金又は銀等の金属材料により、円形、楕円形又は矩形の膜状に形成されている。ミラー7における第1可動部3とは反対側の表面は、光軸方向Aと垂直に延在するミラー面7aを構成している。ミラー面7aの中心(幾何中心、重心)は、光軸方向Aから見た場合に、第1軸線X1と第2軸線X2との交点に一致している。このように、複数の接続部分33を介して第2部分32と接続された第1部分31にミラー7が設けられているため、第1可動部3が共振周波数レベルで第1軸線X1周りに揺動しても、ミラー7に撓み等の変形が生じるのを抑制することができる。
ミラー面7aの外縁から第1部分31の外縁までの距離は、接続部分33の幅よりも小さい。接続部分33の幅とは、接続部分33の延在方向(この例では第2軸線X2に沿った方向)に垂直な方向(この例では第1軸線X1に沿った方向)に沿っての長さである。第1可動部3は、第2部分32及び接続部分33を有していなくてもよい。ミラー面7aの外縁から第1部分31の外縁までの距離は、第2連結部6の幅よりも小さくてもよい。第2連結部6の幅とは、第2連結部6の延在方向(この例では第2軸線X2に沿った方向)に垂直な方向(この例では第1軸線X1に沿った方向)に沿っての長さである。
更に、光走査デバイス1は、第1駆動用コイル11と、第2駆動用コイル12と、配線15a,15bと、配線16a,16bと、電極パッド21a,21bと、電極パッド22a,22bと、を有している。図2では、説明の便宜上、第1駆動用コイル11及び第2駆動用コイル12が一点鎖線で示され、配線15a,15b及び配線16a,16bが実線で示されている。
第1駆動用コイル11は、第1可動部3の第2部分32に設けられている。第1駆動用コイル11は、光軸方向Aから見た場合におけるミラー7の外側の領域(すなわち、第2部分32)においてスパイラル状(渦巻き状)に複数回巻かれている。第1駆動用コイル11には、磁界発生部により発生させられる磁界が作用する。
第1駆動用コイル11は、第1可動部3の表面に形成された溝内に配置されている。つまり、第1駆動用コイル11は、第1可動部3に埋め込まれている。第1駆動用コイル11の一端は、配線15aを介して電極パッド21aに接続されている。配線15aは、第1可動部3から、一方の第1連結部5、第2可動部4及び一方の第2連結部6を介して、支持部2まで延在している。配線15a及び電極パッド21aは、例えば、タングステン、アルミニウム、金、銀、銅又はアルミニウム系合金等の金属材料により一体的に形成されている。
第1駆動用コイル11の他端は、配線15bを介して電極パッド21bに接続されている。配線15bは、第1可動部3から、他方の第1連結部5、第2可動部4及び他方の第2連結部6を介して、支持部2まで延在している。配線15b及び電極パッド21bは、例えば、タングステン、アルミニウム、金、銀、銅又はアルミニウム系合金等の金属材料により一体的に形成されている。
第2駆動用コイル12は、第2可動部4に設けられている。第2駆動用コイル12は、第2可動部4においてスパイラル状(渦巻き状)に複数回巻かれている。第2駆動用コイル12には、磁界発生部により発生させられる磁界が作用する。第2駆動用コイル12は、第2可動部4の表面に形成された溝内に配置されている。つまり、第2駆動用コイル12は、第2可動部4に埋め込まれている。
第2駆動用コイル12の一端は、配線16aを介して電極パッド22aに接続されている。配線16aは、第2可動部4から、一方の第2連結部6を介して、支持部2に延在している。配線16a及び電極パッド22aは、例えば、タングステン、アルミニウム、金、銀、銅又はアルミニウム系合金等の金属材料により一体的に形成されている。
第2駆動用コイル12の他端は、配線16bを介して電極パッド22bに接続されている。配線16bは、第2可動部4から、他方の第2連結部6を介して、支持部2に延在している。配線16b及び電極パッド22bは、例えば、タングステン、アルミニウム、金、銀、銅又はアルミニウム系合金等の金属材料により一体的に形成されている。
以下、光走査デバイス1における可動部10の動作の例として、第1例〜第5例を説明する。第1例では、第1駆動用コイル11に高周波数の駆動電流が印加される。このとき、第1駆動用コイル11には、磁界発生部により発生させられた磁界が作用しているため、第1駆動用コイル11にローレンツ力が発生する。これにより、第1可動部3は、例えば、共振周波数レベルで第1軸線X1周りにおいて揺動させられる。
また、第2駆動用コイル12には、一定の大きさの駆動電流が印加される。このとき、第2駆動用コイル12には、磁界発生部により発生させられた磁界が作用しているため、第2駆動用コイル12にローレンツ力が発生する。これにより、第2可動部4は、例えば、駆動電流の大きさに応じて第2軸線X2周りにおいて回転させられ、その状態で停止させられる。これにより、光走査デバイス1によれば、所定の光源からの光をミラー面7aにより反射させて走査することができる。光は外部から窓部材44を介してミラー面7aに入射してミラー面7aで反射され、窓部材44を介して外部に出射する。第1例では、第1可動部3が共振周波数で揺動されると共に第2可動部4が静的に用いられる。
第2例では、第1例の第1可動部3の動作と同様に、第1駆動用コイル11に高周波数の駆動電流が印加されることによって第1可動部3が共振周波数に応じて揺動されると共に、第2駆動用コイル12に高周波数の駆動電流が印加されることによって第2可動部4が共振周波数に応じて揺動される。このように、第2例では、第1可動部3及び第2可動部4の両方が、共振周波数で揺動される。
第3例では、第1例の第2可動部4の動作と同様に、第1駆動用コイル11に対して一定の大きさの駆動電流が印加されることによって、第1可動部3が駆動電流の大きさに応じて第1軸線X1周りにおいて回転させられて停止させられると共に、第2駆動用コイル12に対して一定の大きさの駆動電流が印加されることによって、第2可動部4が駆動電流の大きさに応じて第2軸線X2周りにおいて回転させられて停止させられる。このように、第3例では、第1可動部3及び第2可動部4の両方が、静的に用いられる。
第4例及び第5例では、第1可動部3のみが駆動される。第4例では、第1駆動用コイル11に高周波数の駆動電流が印加されることにより、第1可動部3が共振周波数に応じて揺動される。第5例では、第1駆動用コイル11に対して一定の大きさの駆動電流が印加されることによって、第1可動部3が駆動電流の大きさに応じて第1軸線X1周りにおいて回転させられて停止させられる。第4例及び第5例は、例えば第2可動部4が設けられていない場合等に用いられ得る。
上述したとおり、光走査デバイス1は、ベース42上に配置されている。支持部2が凹部42cの底面に固定され、第1可動部3及び第2可動部4が凹部42dの底面と向かい合っている。凹部42dが設けられていることにより、第1可動部3及び第2可動部4がベース42に干渉することなく揺動可能となっている。
[パッケージの構成]
図1及び図3に示されるように、枠部材43は、第1壁部51と、第2壁部52と、第3壁部53と、第4壁部54と、を有している。各壁部51〜54は、平板状に形成されており、同一の厚さを有している。第1壁部51と第2壁部52は、互いに平行に延在し、Z軸方向に垂直なX軸方向(第2方向)において互いに向かい合っている。第3壁部53と第4壁部54とは、互いに平行に延在し、Z軸方向及びX軸方向の双方に垂直なY軸方向(第3方向)において互いに向かい合っている。第3壁部53は、第1壁部51の一端及び第2壁部52の一端に接続されており、第4壁部54は、第1壁部51の他端及び第2壁部52の他端に接続されている。第3壁部53及び第4壁部54は、例えば同一の形状を有している。
第1壁部51におけるベース42とは反対側の頂面51aは、第2壁部52から離れるにつれてベース42の主面42aから遠ざかるように、主面42aに対して傾斜している。第2壁部52におけるベース42とは反対側の頂面52aは、第1壁部51に近づくにつれてベース42の主面42aから遠ざかるように、主面42aに対して傾斜している。第1壁部51の高さH1は、第2壁部52の高さH2よりも高い。第1壁部51の高さH1は、主面42aから頂面51aまでの距離の最大値であり、第2壁部52の高さH2は、主面42aから頂面52aまでの距離の最大値である。
第3壁部53におけるベース42とは反対側の頂面53aは、Y軸方向から見た場合に、第1壁部51に近づくにつれてベース42の主面42aから遠ざかるように、主面42aに対して傾斜している。第4壁部54におけるベース42とは反対側の頂面54aは、Y軸方向から見た場合に、第1壁部51に近づくにつれてベース42の主面42aから遠ざかるように、主面42aに対して傾斜している。
頂面51a〜54aは、面一となっており、同一平面上に位置している。窓部材44は、頂面51a〜54a上に配置されることにより、第2壁部52から第1壁部51へ向かうにつれて主面42aから遠ざかるように、主面42a(ミラー面7a)に対して傾斜している。換言すれば、各頂面51a〜54aは、窓部材44の傾斜に応じた角度で傾斜している。
なお、第1壁部51は、複数の部分により構成されていてもよい。これらの複数の部分は、互いの間に隙間が設けられて別体に形成されていてもよい。実施形態では頂面51aの全体が平坦に形成されているが、頂面51aに切欠き、凹部又は凸部等が形成されることにより、頂面51aが複数の領域に分割されていてもよい。必ずしも頂面51aの全体が、窓部材44の傾斜に応じた角度で傾斜していなくてもよい。例えば、頂面51a内の2点を結んだ直線が窓部材44の傾斜に応じた角度で傾斜していればよい。これらの点は、第2壁部52〜第4壁部54についても同様である。窓部材44は、頂面51a〜54aの全体において枠部材43に接合されていなくてもよく、頂面51a〜54aの少なくとも一部において枠部材43に接合されていればよい。
窓部材44は、外表面44aと、内表面44bと、第1側面44cと、第2側面44dと、第3側面と、第4側面と、を有している。外表面44aは、枠部材43とは反対側の表面であり、内表面44bは、枠部材43側の表面である。外表面44aと内表面44bとは、互いに平行に延在している。第1側面44c、第2側面44d、第3側面及び第4側面は、外表面44a及び内表面44bと垂直に延在し、外表面44a及び内表面44bに連続している。窓部材44は、内表面44bが頂面51a〜54aと向かい合うように、枠部材43上に配置されている。第1側面44c、第2側面44d、第3側面及び第4側面は、それぞれ、頂面51a、頂面52a、頂面53a及び頂面54a上に位置している。
窓部材44は、外表面44aと第1側面44cとにより第1壁部51側に形成された第1角部61と、外表面44aと第2側面44dとにより第2壁部52側に形成された第2角部62と、を有している。Z軸方向から見た場合に、第1角部61は、頂面51aと重なっており、第2角部62は、頂面52aと重なっている。窓部材44の厚さT44は、第1壁部51の厚さT51及び第2壁部52の厚さT52よりも薄い。この例では、第1壁部51の厚さT51は、第2壁部52の厚さT52と等しい。なお、この例では第1側面44cが平坦面であるが、第1側面44cは湾曲面であってもよい。この場合、第1角部61は、平坦な外表面44aと、湾曲した第1側面44cとの間の境界部に形成される。同様に、第2側面44dは湾曲面であってもよい。この場合、第2角部62は、平坦な外表面44aと、湾曲した第2側面44dとの間の境界部に形成される。
第1壁部51の内側面51bと窓部材44の内表面44bとの間の境界部には、第1壁部51と窓部材44との間の接合材45によりフィレット65が形成されている。第2壁部52の内側面52bと窓部材44の内表面44bとの間の境界部には、第2壁部52と窓部材44との間の接合材45によりフィレット66が形成されている。フィレット65,66は、接合材45が枠部材43と窓部材44との間からパッケージ40の内側に向けてはみ出すことにより形成されている。
図1及び図3を参照しつつ、各部材の位置関係について説明する。光走査デバイス1は、例えば、第1軸線X1がX軸方向と平行になり且つ第2軸線X2がY軸方向と平行になるように配置されている。図1及び図3では、ミラー面7aの中心を通り且つX軸方向及びZ軸方向の双方に平行な断面(Y軸方向に垂直な断面)が示されている。以下、当該断面における各部の位置関係について説明する。
図1では、可動部10が第1軸線X1周り及び第2軸線X2周りに回転していない非回転状態(非駆動状態、初期状態)が示されている。非回転状態では、第1可動部3が第1軸線X1周りに回転しておらず、且つ第2可動部4が第2軸線X2周りに回転していない。非回転状態において、ミラー面7aは、ベース42の主面42aに平行である。
非回転状態においては、ミラー面7aにおける第1壁部51側の端部である第1端P1と、第1角部61の頂点とを通る第1直線L1から、第1壁部51が離れている。すなわち、第1直線L1は、第1壁部51と交差していない。また、非回転状態においては、ミラー面7aにおける第2壁部52側の端部である第2端P2と、第2角部62の頂点とを通る第2直線L2から、第2壁部52が離れている。すなわち、第2直線L2は、第2壁部52と交差していない。更に、非回転状態においては、第1直線L1からフィレット65が離れていると共に、第2直線L2からフィレット66が離れている。すなわち、第1直線L1がフィレット65と交差しておらず、且つ第2直線L2がフィレット66と交差していない。
図3では、第2可動部4が第2軸線X2周りに最大振れ角まで回転した状態が示されている。この状態では、第1可動部3は第1軸線X1周りに回転していない。図3に示される状態においても、第1直線L1から第1壁部51が離れていると共に、第1直線L1からフィレット65が離れている。また、第2直線L2から第2壁部52が離れていると共に、第2直線L2からフィレット66が離れている。
なお、第1可動部3の表面を鏡面加工することによりミラー面7aが形成されている場合、ミラー面7aの端部は、加工された領域の端部である。或いは、反射膜が形成されずに、第1可動部3の表面自体がミラー面7aを構成する場合、ミラー面7aの端部は、第1可動部3の端部である。上記実施形態では、ミラー面7aの中心を通りY軸方向に垂直な断面において、第1可動部3が第1連結部5に繋がっている。この場合、第1可動部3の端部は、第1可動部3と第1連結部5との間の境界上に位置する。実施形態のように、第1可動部3が第1部分31及び第1部分31を囲む第2部分32を有し、ミラー面7aが第1部分31上に設けられている場合、ミラー面7aの端部は、第1部分31の端部の近傍に位置する。
[作用及び効果]
ミラーユニット100では、第1壁部51の高さH1が第2壁部52の高さH2よりも高く、窓部材44が、第1壁部51の頂面51a上及び第2壁部52の頂面52a上に配置され、ミラー面7aに対して傾斜している。これにより、窓部材44で反射した光が進む方向をミラー面7aで反射した光が進む方向とは異ならせることができ、窓部材44で反射した光がノイズ光となるのを抑制することができる。また、ミラー面7aを通り且つX軸方向及びZ軸方向の双方に平行な断面において、ミラー面7aにおける第1壁部51側の第1端P1と、窓部材44において外表面44aと第1側面44cとにより第1壁部51側に形成された第1角部61とを通る第1直線L1から、第1壁部51が離れている。これにより、第2壁部52よりも高さが高い第1壁部51によってミラー面7aからの光が遮られるのを回避することができ、窓部材44の外表面44aの全体を光走査に利用することができる。よって、ミラーユニット100によれば、ノイズ光を低減しつつ、光走査デバイス1による走査可能範囲を広くすることができる。
可動部10が第2軸線X2周りに最大振れ角まで回転した状態において、第1直線L1から第1壁部51が離れている。これにより、光走査デバイス1による走査可能範囲を一層広くすることができる。
図1に示される断面において、ミラー面7aにおける第2壁部52側の第2端P2と、窓部材44において外表面44aと第2側面44dとにより第2壁部52側に形成された第2角部62とを通る第2直線L2から、第2壁部52が離れている。これにより、光走査デバイス1による走査可能範囲をより一層広くすることができる。
図1に示される断面において、第1直線L1からフィレット65が離れている。これにより、光走査デバイス1による走査可能範囲をより一層広くすることができる。
窓部材44の厚さT44が、第1壁部51の厚さT51よりも薄い。これにより、窓部材44での屈折が光走査に与える影響を低減することができる。すなわち、第1直線L1から第1壁部51を離すためには、窓部材44を厚くして第1角部61を第1壁部51から遠ざけることが考えられるが、窓部材44を厚く形成すると、窓部材44での屈折量が大きくなり、高精度な光走査を実現できなくなるおそれがある。これに対し、ミラーユニット100では、窓部材44が薄く形成されているため、窓部材44での屈折量を低減することができ、高精度な光走査を実現することができる。特に、ミラーユニット100においては、窓部材44での屈折の影響を低減することが極めて重要となる。これは、ミラーユニット100のようにミラー面7aが設けられた可動部10を揺動させて光を走査する構成においては、ミラー面7aの角度によっては窓部材44への光の入射角度が大きくなり、窓部材44から出射する光の屈折角度が大きくなるためである。また、ミラーユニット100のように窓部材44が傾斜している構成においては、窓部材44への光の入射角度が一層大きくなるためである。
窓部材44の第1側面44cが、Y軸方向から見た場合に、第1壁部51から離れるにつれて、X軸方向において第1壁部51に対して第2壁部52が位置する側に向かうように(第2壁部52に近づくように)、傾斜している。これにより、第1壁部51側の第1角部61をX軸方向においてミラー面7aに近づけることができる。その結果、可動部10を第2軸線X2周りに揺動させた場合に、光を遮り易い第1壁部51から第1直線L1を離間させ易くなる。
本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、各構成の材料及び形状には、上述した材料及び形状に限らず、様々な材料及び形状を採用することができる。第1壁部51の厚さT51は、第2壁部52の厚さT52と異なっていてもよい。実施形態の光走査デバイス1では可動部10が電磁力により駆動されたが、可動部10は静電力又は圧電素子により駆動されてもよい。枠部材43は、Z軸方向から見た場合にミラー面7aを囲むように、支持部2上に配置されていてもよい。
窓部材44には、切欠きが形成されていてもよい。切欠きは、例えば、外表面44aに形成され、外表面44aの縁部に沿って延在していてもよい。切欠きは、例えば断面矩形状に形成されていてもよい。この場合、窓部材44は、図1の断面において、外表面44aと切欠きの内面とにより第1壁部51側に形成された第1角部と、外表面44aと切欠きの内面とにより第2壁部52側に形成された第2角部と、切欠きの内面と第1側面44cとにより形成された第3角部と、切欠きの内面と第2側面44dとにより形成された第4角部と、有し得る。この場合、図1の断面において、ミラー面7aにおける第1壁部51側の第1端P1と、第1角部とを通る直線から、第1壁部51が離れていてもよい。これにより、上記実施形態と同様に、第2壁部52よりも高さが高い第1壁部51によってミラー面7aからの光が遮られるのを回避することができる。図1の断面において、ミラー面7aにおける第2壁部52側の第2端P2と、第2角部とを通る直線から、第2壁部52が離れていてもよい。これにより、上記実施形態と同様に、光走査デバイス1による走査可能範囲をより一層広くすることができる。図1の断面において、第1端P1と第3角部とを通る直線から第1壁部51が離れていてもよいし、離れていなくてもよい。図1の断面において、第2端P2と第4角部とを通る直線から第2壁部52が離れていてもよいし、離れていなくてもよい。窓部材44の外表面44aとは、光走査デバイス1に対して最も外側に位置する表面を意味し、切欠きの内面を含まない。
1…光走査デバイス、7a…ミラー面、10…可動部、43…枠部材、43a…開口、44…窓部材、44a…外表面、44b…内表面、44c…第1側面、44d…第2側面、45…接合材、51…第1壁部、51a…頂面、51b…内側面、52…第2壁部、52a…頂面、61…第1角部、62…第2角部、65…フィレット、100…ミラーユニット、L1…第1直線、L2…第2直線、P1…第1端、P2…第2端。

Claims (5)

  1. 所定の軸線周りに揺動可能に構成された可動部、及び前記可動部上に設けられたミラー面を有する光走査デバイスと、
    第1方向から見た場合に前記ミラー面を囲むように配置された枠部材と、
    前記枠部材の開口を覆うように前記枠部材上に配置された平板状の窓部材と、を備え、
    前記枠部材は、前記第1方向に垂直な第2方向において互いに向かい合う第1壁部及び第2壁部を有し、
    前記第1壁部の高さは、前記第2壁部の高さよりも高く、
    前記窓部材は、前記第1壁部の頂面上及び前記第2壁部の頂面上に配置され、前記ミラー面に対して傾斜しており、
    前記ミラー面を通り且つ前記第1方向及び前記第2方向の双方に平行な断面において、前記ミラー面における前記第1壁部側の第1端と、前記窓部材において前記枠部材とは反対側の外表面と第1側面とにより前記第1壁部側に形成された第1角部とを通る第1直線から、前記第1壁部が離れている、ミラーユニット。
  2. 前記軸線は、前記第1方向及び前記第2方向の双方に垂直であり、
    前記可動部が前記軸線周りに最大振れ角まで回転した状態において、前記第1直線から前記第1壁部が離れている、請求項1に記載のミラーユニット。
  3. 前記断面において、前記ミラー面における前記第2壁部側の第2端と、前記窓部材において前記外表面と第2側面とにより前記第2壁部側に形成された第2角部とを通る第2直線から、前記第2壁部が離れている、請求項1又は2に記載のミラーユニット。
  4. 前記第1壁部の内側面と前記窓部材における前記枠部材側の内表面との間の境界部には、前記第1壁部と前記窓部材との間の接合材によりフィレットが形成されており、
    前記断面において、前記第1直線から前記フィレットが離れている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のミラーユニット。
  5. 前記窓部材の厚さは、前記第1壁部の厚さよりも薄い、請求項1〜4のいずれか一項に記載のミラーユニット。
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