JP7438767B2 - ミラーユニット - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 浜松ホトニクス株式会社がモスコーンセンターで「光学ユニット」に関するチラシ(資料1および2)を配布(配布日:平成30年1月30日/配布場所:モスコーンセンター(アメリカ合衆国 94103 カリフォルニア州 サンフランシスコ ハワードストリート 747))
本発明は、ミラーユニットに関する。
ミラーユニットとして、可動部上にミラー面が設けられた光走査デバイスと、光走査デバイスを囲むように配置された枠部材と、枠部材の開口を塞ぐ平板状の窓部材と、を備えるものが知られている(例えば特許文献1参照)。光は外部から窓部材を介してミラー面に入射してミラー面で反射され、窓部材を介して外部に出射する。
特開2017-215352号公報
特許文献1に記載のミラーユニットでは、枠部材を構成する互いに向かい合う一対の壁部の一方の高さが他方よりも高く形成されており、枠部材上に配置された窓部材がミラー面に対して傾斜している。窓部材がミラー面に対して傾斜していると、窓部材で反射した光が進む方向をミラー面で反射した光が進む方向とは異ならせることができ、窓部材で反射した光がノイズ光となるのを抑制することができる。
一方、上述したミラーユニットのようにミラー面が設けられた可動部を揺動させて光を走査する構成においては、ミラー面の角度によっては窓部材への光の入射角度が大きくなり、窓部材から出射する光の屈折角度が大きくなる。特に、上述したように窓部材が傾斜している構成においては、窓部材への光の入射角度が一層大きくなる。そのため、高精度な光走査を実現するためには、窓部材での屈折の影響を考慮する必要がある。そこで、窓部材を薄く形成して窓部材における屈折量を低減することで、窓部材での屈折の影響を抑制することが考えられる。しかしながら、窓部材を薄く形成すると、窓部材の強度が低下し、窓部材が破損し易くなる。そのため、窓部材の破損を抑制することが求められる。また、上述したようなミラーユニットには、信頼性の向上が併せて求められる。
本発明は、ノイズ光を低減しつつ、窓部材の破損を抑制することができると共に、信頼性の向上を図ることができるミラーユニットを提供することを目的とする。
本発明のミラーユニットは、ベースと、可動部、及び可動部上に設けられたミラー面を有し、ベース上に配置された光走査デバイスと、第1方向から見た場合に光走査デバイスを囲むようにベース上に配置された枠部材と、枠部材の開口を覆うように枠部材上に配置された平板状の窓部材と、光走査デバイスに電気的に接続された配線部と、を備え、枠部材は、第1方向に垂直な第2方向において互いに向かい合う第1壁部及び第2壁部と、第1方向及び第2方向の双方に垂直な第3方向において互いに向かい合う第3壁部及び第4壁部と、を有し、第1壁部の高さは、第2壁部の高さよりも高く、窓部材は、第1壁部の頂面上及び第2壁部の頂面上に配置され、ミラー面に対して傾斜しており、第1壁部、第2壁部、第3壁部及び第4壁部のいずれか1つを第1参照壁部とすると、ミラー面を通り第1参照壁部に垂直な断面において、ミラー面における第1参照壁部側の第1端と、窓部材において枠部材とは反対側の外表面と第1側面とにより第1参照壁部側に形成された第1角部とを通る第1直線が、第1参照壁部と交差しており、配線部は、ベースの内部を延在する部分を有し、枠部材の外側へ引き出されている。
このミラーユニットでは、第1壁部の高さが第2壁部の高さよりも高く、窓部材が、第1壁部の頂面上及び第2壁部の頂面上に配置され、ミラー面に対して傾斜している。これにより、窓部材で反射した光が進む方向をミラー面で反射した光が進む方向とは異ならせることができ、窓部材で反射した光がノイズ光となるのを抑制することができる。また、第1壁部、第2壁部、第3壁部及び第4壁部のいずれか1つを第1参照壁部とすると、ミラー面を通り第1参照壁部に垂直な断面において、ミラー面における第1参照壁部側の第1端と、窓部材において外表面と第1側面とにより第1参照壁部側に形成された第1角部とを通る第1直線が、第1参照壁部と交差している。第1直線が第1壁部と交差するように構成することで、第1参照壁部が窓部材に対して相対的に厚く形成される。これにより、厚く形成された第1参照壁部によって窓部材を支持することができ、窓部材の破損を抑制することができる。一方、第1参照壁部を厚く形成する場合、小型化の観点から、光走査デバイス側に向けて第1参照壁部の厚さを広げることが考えられるが、その場合、ベース上において枠部材の内側に位置する部分の面積が狭くなる。そのような狭い部分に光走査デバイスとの電気的接続のための配線部を形成しようとすると、配線部にショート等の不具合が生じるおそれがある。これに対し、このミラーユニットでは、配線部が、ベースの内部を延在する部分を有し、枠部材の外側へ引き出されている。このようにベースの内部に配線部を形成することで、配線部にショート等の不具合が生じるのを抑制することができる。また、例えばベースと枠部材との間をベースの表面に沿って延在するように配線部を形成する場合と比べて、配線部の劣化を抑制することができると共に、ベースと枠部材との間の接合部に配線部が影響を与えるのを抑制することができる。よって、このミラーユニットによれば、ノイズ光を低減しつつ、窓部材の破損を抑制することができると共に、信頼性の向上を図ることができる。
窓部材は、枠部材に接合されており、窓部材の厚さは、窓部材と枠部材とが接合されている幅よりも小さくてもよい。この場合、窓部材を薄く形成することができ、窓部材での屈折の影響を抑制することができる。
第1壁部、第2壁部、第3壁部及び第4壁部のうち、第1参照壁部と向かい合うものを第2参照壁部とすると、上記断面において、ミラー面における第2参照壁部側の第2端と、窓部材において外表面と第2側面とにより第2参照壁部側に形成された第2角部とを通る第2直線が、第2参照壁部と交差していてもよい。この場合、第2参照壁部が窓部材に対して相対的に厚く形成されるため、厚く形成された第2参照壁部によって窓部材を支持することができ、窓部材の破損を一層確実に抑制することができる。
配線部は、第1方向から見た場合に第1参照壁部と重なるように、ベースの内部を延在していてもよい。厚く形成された第1参照壁部側に配線部を引き出そうとすると上述した配線部の劣化等が生じ易くなるが、このミラーユニットでは、ベースの内部に配線部が形成されているため、配線部の劣化等を確実に抑制することができる。
配線部は、第1方向から見た場合に枠部材の内側に位置する領域においてベース上に設けられた電極パッドを有し、第1壁部、第2壁部、第3壁部及び第4壁部のうち、第1参照壁部と向かい合うものを第2参照壁部とすると、光走査デバイスと第1参照壁部との間の距離は、光走査デバイスと第2参照壁部との間の距離よりも長く、電極パッドは、ベース上において光走査デバイスと第1参照壁部との間に配置されていてもよい。この場合、電極パッドを配置するためのスペースを確保することができる。
第1参照壁部は、第1壁部であり、第2参照壁部は、第2壁部であってもよい。この場合、第1壁部が第2壁部と比べて光走査デバイスから離れているため、第2壁部よりも高さが高い第1壁部によってミラー面からの光が遮られるのを抑制することができる。
配線部は、第1方向から見た場合に枠部材の内側に位置する第1領域において光走査デバイスに電気的に接続され、第1方向から見た場合に枠部材と重なる第2領域においてベースの内部を延在し、第1方向から見た場合に枠部材の外側に位置する第3領域へ引き出されていてもよい。この場合、上述した配線部の劣化等を一層確実に抑制することができる。
本発明によれば、ノイズ光を低減しつつ、窓部材の破損を抑制することができると共に、信頼性の向上を図ることができるミラーユニットを提供することが可能となる。
実施形態に係るミラーユニットの平面図である。 図1のII-II線に沿っての断面図である。 図1のIII-III線に沿っての断面図である。 図1のIV-IV線に沿っての断面図である。 光走査デバイスの平面図である。 変形例に係るミラーユニットの断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
[ミラーユニットの全体構成]
図1~図3に示されるように、ミラーユニット100は、光走査デバイス1と、光走査デバイス1を収容するパッケージ40と、を備えている。パッケージ40は、ベース42と、枠部材43と、窓部材44と、を有している。
ベース42は、例えば、窒化アルミニウム又は酸化アルミニウム等の非磁性材料により矩形板状に形成されている。ベース42は、主面42aと、主面42aとは反対側の裏面42bと、を有している。主面42aは、パッケージ40の内面の一部を構成する面である。主面42aには、凹部42cが形成されている。凹部42cの底面には、凹部42dが形成されている。光走査デバイス1は、ベース42上に、より具体的には凹部42cの底面上に配置されている。ベース42の裏面42b側には、後述する光走査デバイス1の第1駆動用コイル11及び第2駆動用コイル12に作用する磁界を発生させる磁界発生部(図示省略)が配置されている。磁界発生部は、例えば、ハルバッハ配列がとられた永久磁石を含んで構成されている。
枠部材43は、ベース42の主面42aに垂直なZ軸方向(第1方向)から見た場合に光走査デバイス1を囲むように、主面42a上に配置されている。枠部材43は、例えば、窒化アルミニウム又は酸化アルミニウム等の非磁性材料により矩形枠状に形成されている。
窓部材44は、例えば、ガラス等の透光性材料により形成された矩形平板状の基材の両表面に反射防止膜が形成されることで構成されている。窓部材44は、枠部材43の一方の開口43aを覆うように枠部材43上に配置され、ベース42及び光走査デバイス1とZ軸方向において向かい合っている。窓部材44は、開口43aを気密に封止するように、例えば低融点ガラス等の接合材45により枠部材43に接合されている。
ベース42は、枠部材43の他方の開口43bを気密に封止するように、例えば低融点ガラス等の接合材46により枠部材43に接合されている。これにより、パッケージ40内が気密に封止されている。ベース42及び枠部材43は、単一の部材を構成するように一体的に形成されていてもよい。
接合材45,46による接合は、低融点ガラスによる接合以外に、例えば、樹脂接着剤、低温はんだ(Sn/Pb、Sn/Cu系)、低温ロウ材(Au/Sn合金、Au/Ge合金等)、高温ロウ材(Ag系等)、プロジェクション溶接、シームシール溶接、レーザ溶接、電子ビーム溶接等による接合であってもよい。
[光走査デバイスの構成]
図5に示されるように、光走査デバイス1は、支持部2と、支持部2に対して揺動可能な可動部10と、を有している。可動部10は、第1可動部3と、第2可動部4と、一対の第1連結部5と、一対の第2連結部6と、ミラー7と、を有している。支持部2、第1可動部3、第2可動部4、一対の第1連結部5及び一対の第2連結部6は、例えばSOI(Silicon on Insulator)基板により一体的に形成されている。つまり、光走査デバイス1は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイスとして構成されている。
第1可動部3は、例えば矩形板状に形成されている。第2可動部4は、光軸方向Aから見た場合に隙間を介して第1可動部3を囲むように、例えば矩形環状に形成されている。支持部2は、光軸方向Aから見た場合に隙間を介して第2可動部4を囲むように、例えば矩形枠状に形成されている。つまり、支持部2は、光軸方向Aから見た場合に第1可動部3及び第2可動部4を囲むように枠状に形成されている。
第1可動部3は、第1軸線X1周りに揺動可能となるように、一対の第1連結部5を介して第2可動部4に連結されている。つまり、第1可動部3は、支持部2において第1軸線X1周りに揺動可能となるように支持されている。第1可動部3は、第1部分31と、第2部分32と、を含んでいる。第1部分31は、光軸方向Aから見た場合に例えば円形状に形成されている。第2部分32は、光軸方向Aから見た場合に例えば矩形環状に形成されている。第1部分31は、光軸方向Aから見た場合に第2部分32に囲まれており、複数(この例では2つ)の接続部分33を介して第2部分32と接続されている。つまり、第1部分31と第2部分32との間には、複数の接続部分33を除いて隙間が形成されている。
接続部分33は、例えば、第2部分32の矩形状の内縁のうち第2軸線X2と交差する2辺の中央部に位置している。すなわち、この例では、接続部分33は、第2軸線X2上に位置している。第1部分31は、少なくとも第2軸線X2に沿った方向において第2部分32に接続されていればよい。
第2可動部4は、第2軸線X2周りに揺動可能となるように、一対の第2連結部6を介して支持部2に連結されている。つまり、第2可動部4は、支持部2において第2軸線X2周りに揺動可能となるように支持されている。第1軸線X1及び第2軸線X2は、光軸方向Aに垂直であり、互いに交差している(この例では互いに直交している)。なお、第1部分31は、光軸方向Aから見た場合に矩形状又は多角形状に形成されていてもよい。第1部分31は、光軸方向Aから見た場合に、円形状(例えば楕円形状)に形成されていてもよい。第2部分32は、光軸方向Aから見た場合に五角形以上の多角形環状又は円環状に形成されていてもよい。
一対の第1連結部5は、第1可動部3の第2部分32と第2可動部4との間の隙間において、第1可動部3を挟むように第1軸線X1上に配置されている。各第1連結部5は、トーションバーとして機能する。一対の第2連結部6は、第2可動部4と支持部2との間の隙間において、第2可動部4を挟むように第2軸線X2上に配置されている。各第2連結部6は、トーションバーとして機能する。
ミラー7は、第1可動部3の第1部分31上に設けられている。ミラー7は、第1軸線X1と第2軸線X2との交点を含むように、第1部分31におけるベース42とは反対側(窓部材44側)の表面上に形成されている。ミラー7は、例えば、アルミニウム、アルミニウム系合金、金又は銀等の金属材料により、円形、楕円形又は矩形の膜状に形成されている。ミラー7における第1可動部3とは反対側の表面は、光軸方向Aと垂直に延在するミラー面7aを構成している。ミラー面7aの中心(幾何中心、重心)は、光軸方向Aから見た場合に、第1軸線X1と第2軸線X2との交点に一致している。このように、複数の接続部分33を介して第2部分32と接続された第1部分31にミラー7が設けられているため、第1可動部3が共振周波数レベルで第1軸線X1周りに揺動しても、ミラー7に撓み等の変形が生じるのを抑制することができる。
ミラー面7aの外縁から第1部分31の外縁までの距離は、接続部分33の幅よりも小さい。接続部分33の幅とは、接続部分33の延在方向(この例では第2軸線X2に沿った方向)に垂直な方向(この例では第1軸線X1に沿った方向)に沿っての長さである。第1可動部3は、第2部分32及び接続部分33を有していなくてもよい。ミラー面7aの外縁から第1部分31の外縁までの距離は、第2連結部6の幅よりも小さくてもよい。第2連結部6の幅とは、第2連結部6の延在方向(この例では第2軸線X2に沿った方向)に垂直な方向(この例では第1軸線X1に沿った方向)に沿っての長さである。
更に、光走査デバイス1は、第1駆動用コイル11と、第2駆動用コイル12と、配線15a,15bと、配線16a,16bと、電極パッド21a,21bと、電極パッド22a,22bと、を有している。図2では、説明の便宜上、第1駆動用コイル11及び第2駆動用コイル12が一点鎖線で示され、配線15a,15b及び配線16a,16bが実線で示されている。
第1駆動用コイル11は、第1可動部3の第2部分32に設けられている。第1駆動用コイル11は、光軸方向Aから見た場合におけるミラー7の外側の領域(すなわち、第2部分32)においてスパイラル状(渦巻き状)に複数回巻かれている。第1駆動用コイル11には、磁界発生部により発生させられる磁界が作用する。
第1駆動用コイル11は、第1可動部3の表面に形成された溝内に配置されている。つまり、第1駆動用コイル11は、第1可動部3に埋め込まれている。第1駆動用コイル11の一端は、配線15aを介して電極パッド21aに接続されている。配線15aは、第1可動部3から、一方の第1連結部5、第2可動部4及び一方の第2連結部6を介して、支持部2まで延在している。配線15a及び電極パッド21aは、例えば、タングステン、アルミニウム、金、銀、銅又はアルミニウム系合金等の金属材料により一体的に形成されている。
第1駆動用コイル11の他端は、配線15bを介して電極パッド21bに接続されている。配線15bは、第1可動部3から、他方の第1連結部5、第2可動部4及び他方の第2連結部6を介して、支持部2まで延在している。配線15b及び電極パッド21bは、例えば、タングステン、アルミニウム、金、銀、銅又はアルミニウム系合金等の金属材料により一体的に形成されている。
第2駆動用コイル12は、第2可動部4に設けられている。第2駆動用コイル12は、第2可動部4においてスパイラル状(渦巻き状)に複数回巻かれている。第2駆動用コイル12には、磁界発生部により発生させられる磁界が作用する。第2駆動用コイル12は、第2可動部4の表面に形成された溝内に配置されている。つまり、第2駆動用コイル12は、第2可動部4に埋め込まれている。
第2駆動用コイル12の一端は、配線16aを介して電極パッド22aに接続されている。配線16aは、第2可動部4から、一方の第2連結部6を介して、支持部2に延在している。配線16a及び電極パッド22aは、例えば、タングステン、アルミニウム、金、銀、銅又はアルミニウム系合金等の金属材料により一体的に形成されている。
第2駆動用コイル12の他端は、配線16bを介して電極パッド22bに接続されている。配線16bは、第2可動部4から、他方の第2連結部6を介して、支持部2に延在している。配線16b及び電極パッド22bは、例えば、タングステン、アルミニウム、金、銀、銅又はアルミニウム系合金等の金属材料により一体的に形成されている。
電極パッド21a,21b,22a,22bの数及び配置は、図4に示される例に限られない。図4の例のように、電極パッド21aが可動部10に対して第2軸線X2の一方側に配置され、電極パッド21bが可動部10に対して第2軸線X2の他方側に配置されてもよいし、或いは、電極パッド21a,21bの双方が可動部10に対して第2軸線X2の一方側又は他方側に配置されてもよい。後者の場合、配線15a,15bは、同一の第2連結部6上を延在してもよい。これらの点は、電極パッド22a,22b及び配線16a,16bについても同様である。
以下、光走査デバイス1における可動部10の動作の例として、第1例~第5例を説明する。第1例では、第1駆動用コイル11に高周波数の駆動電流が印加される。このとき、第1駆動用コイル11には、磁界発生部により発生させられた磁界が作用しているため、第1駆動用コイル11にローレンツ力が発生する。これにより、第1可動部3は、例えば、共振周波数レベルで第1軸線X1周りにおいて揺動させられる。
また、第2駆動用コイル12には、一定の大きさの駆動電流が印加される。このとき、第2駆動用コイル12には、磁界発生部により発生させられた磁界が作用しているため、第2駆動用コイル12にローレンツ力が発生する。これにより、第2可動部4は、例えば、駆動電流の大きさに応じて第2軸線X2周りにおいて回転させられ、その状態で停止させられる。これにより、光走査デバイス1によれば、所定の光源からの光をミラー面7aにより反射させて走査することができる。光は外部から窓部材44を介してミラー面7aに入射してミラー面7aで反射され、窓部材44を介して外部に出射する。第1例では、第1可動部3が共振周波数で揺動されると共に第2可動部4が静的に用いられる。
第2例では、第1例の第1可動部3の動作と同様に、第1駆動用コイル11に高周波数の駆動電流が印加されることによって第1可動部3が共振周波数に応じて揺動されると共に、第2駆動用コイル12に高周波数の駆動電流が印加されることによって第2可動部4が共振周波数に応じて揺動される。このように、第2例では、第1可動部3及び第2可動部4の両方が、共振周波数で揺動される。
第3例では、第1例の第2可動部4の動作と同様に、第1駆動用コイル11に対して一定の大きさの駆動電流が印加されることによって、第1可動部3が駆動電流の大きさに応じて第1軸線X1周りにおいて回転させられて停止させられると共に、第2駆動用コイル12に対して一定の大きさの駆動電流が印加されることによって、第2可動部4が駆動電流の大きさに応じて第2軸線X2周りにおいて回転させられて停止させられる。このように、第3例では、第1可動部3及び第2可動部4の両方が、静的に用いられる。
第4例及び第5例では、第1可動部3のみが駆動される。第4例では、第1駆動用コイル11に高周波数の駆動電流が印加されることにより、第1可動部3が共振周波数に応じて揺動される。第5例では、第1駆動用コイル11に対して一定の大きさの駆動電流が印加されることによって、第1可動部3が駆動電流の大きさに応じて第1軸線X1周りにおいて回転させられて停止させられる。第4例及び第5例は、例えば第2可動部4が設けられていない場合等に用いられ得る。
上述したとおり、光走査デバイス1は、ベース42上に配置されている。支持部2が凹部42cの底面に固定され、第1可動部3及び第2可動部4が凹部42dの底面と向かい合っている。凹部42dが設けられていることにより、第1可動部3及び第2可動部4がベース42に干渉することなく揺動可能となっている。
[パッケージの構成]
図1~図4に示されるように、枠部材43は、第1壁部51と、第2壁部52と、第3壁部53と、第4壁部54と、を有している。各壁部51~54は、平板状に形成されており、同一の厚さを有している。第1壁部51と第2壁部52は、互いに平行に延在し、Z軸方向に垂直なX軸方向(第2方向)において互いに向かい合っている。第3壁部53と第4壁部54とは、互いに平行に延在し、Z軸方向及びX軸方向の双方に垂直なY軸方向(第3方向)において互いに向かい合っている。第3壁部53は、第1壁部51の一端及び第2壁部52の一端に接続されており、第4壁部54は、第1壁部51の他端及び第2壁部52の他端に接続されている。第3壁部53及び第4壁部54は、例えば同一の形状を有している。
第1壁部51におけるベース42とは反対側の頂面51aは、第2壁部52から離れるにつれてベース42の主面42aから遠ざかるように、主面42aに対して傾斜している。第2壁部52におけるベース42とは反対側の頂面52aは、第1壁部51に近づくにつれてベース42の主面42aから遠ざかるように、主面42aに対して傾斜している。第1壁部51の高さH1は、第2壁部52の高さH2よりも高い。第1壁部51の高さH1は、主面42aから頂面51aまでの距離の最大値であり、第2壁部52の高さH2は、主面42aから頂面52aまでの距離の最大値である。
第3壁部53におけるベース42とは反対側の頂面53aは、Y軸方向から見た場合に、第1壁部51に近づくにつれてベース42の主面42aから遠ざかるように、主面42aに対して傾斜している。第4壁部54におけるベース42とは反対側の頂面54aは、Y軸方向から見た場合に、第1壁部51に近づくにつれてベース42の主面42aから遠ざかるように、主面42aに対して傾斜している。第3壁部53の高さは、第4壁部54の高さと等しい。
頂面51a~54aは、面一となっており、同一平面上に位置している。窓部材44は、頂面51a~54a上に配置されることにより、第2壁部52から第1壁部51へ向かうにつれて主面42aから遠ざかるように、主面42a(ミラー面7a)に対して傾斜している。換言すれば、各頂面51a~54aは、窓部材44の傾斜に応じた角度で傾斜している。
なお、第1壁部51は、複数の部分により構成されていてもよい。これらの複数の部分は、互いの間に隙間が設けられて別体に形成されていてもよい。実施形態では頂面51aの全体が平坦に形成されているが、頂面51aに切欠き、凹部又は凸部等が形成されることにより、頂面51aが複数の領域に分割されていてもよい。必ずしも頂面51aの全体が、窓部材44の傾斜に応じた角度で傾斜していなくてもよい。例えば、頂面51a内の2点を結んだ直線が窓部材44の傾斜に応じた角度で傾斜していればよい。これらの点は、第2壁部52~第4壁部54についても同様である。窓部材44は、頂面51a~54aの全体において枠部材43に接合されていなくてもよく、頂面51a~54aの少なくとも一部において枠部材43に接合されていればよい。
窓部材44は、外表面44aと、内表面44bと、第1側面44cと、第2側面44dと、第3側面44eと、第4側面44fと、を有している。外表面44aは、枠部材43とは反対側の表面であり、内表面44bは、枠部材43側の表面である。外表面44aと内表面44bとは、互いに平行に延在している。各側面44c~44fは、外表面44a及び内表面44bと垂直に延在し、外表面44a及び内表面44bに連続している。窓部材44は、内表面44bが頂面51a~54aと向かい合うように、枠部材43上に配置されている。第1側面44c、第2側面44d、第3側面44e及び第4側面44fは、それぞれ、頂面51a、頂面52a、頂面53a及び頂面54a上に位置している。
窓部材44は、外表面44aと第1側面44cとにより第1壁部51側に形成された第1角部61と、外表面44aと第2側面44dとにより第2壁部52側に形成された第2角部62と、外表面44aと第3側面44eとにより第3壁部53側に形成された第3角部63と、外表面44aと第4側面44fとにより第4壁部54側に形成された第4角部64と、を有している。Z軸方向から見た場合に、第1角部61は、頂面51aと重なっており、第2角部62は、頂面52aと重なっている。Z軸方向から見た場合に、第3角部63は、頂面53aと重なっており、第4角部64は、頂面54aと重なっている。なお、この例では第1側面44cが平坦面であるが、第1側面44cは湾曲面であってもよい。この場合、第1角部61は、平坦な外表面44aと、湾曲した第1側面44cとの間の境界部に形成される。同様に、第2側面44dは湾曲面であってもよい。この場合、第2角部62は、平坦な外表面44aと、湾曲した第2側面44dとの間の境界部に形成される。
窓部材44の厚さT44は、第1壁部51の厚さT51、第2壁部52の厚さT52、第3壁部53の厚さT53、第4壁部54の厚さT54の各々よりも薄い。この例では、壁部51~54の厚さT51~T54は、互いに等しい。また、窓部材44の厚さT44は、窓部材44と枠部材43とが接合材45により接合されている接合領域の幅Wよりも小さい。幅Wは、各頂面51a~54aに平行で且つ枠部材43の延在方向に直交する方向に沿っての幅である。この例では、接合領域の幅Wが枠部材43の全周にわたって等しいが、接合領域の幅が枠部材43の周方向に関して変化している場合、幅Wは、接合領域の幅の最大値である。
図2及び図3を参照しつつ、各部材の位置関係について説明する。光走査デバイス1は、例えば、第1軸線X1がX軸方向と平行になり且つ第2軸線X2がY軸方向と平行になるように配置されている。図2では、ミラー面7aの中心を通り且つX軸方向及びZ軸方向の双方に平行な断面が示されている。図2の断面は、Y軸方向に垂直であり、第1壁部51及び第2壁部52に垂直である。図3では、ミラー面7aの中心を通り且つY軸方向及びZ軸方向の双方に平行な断面が示されている。図3の断面は、X軸方向に垂直であり、第3壁部53及び第4壁部54に垂直である。
図2及び図3では、可動部10が第1軸線X1周り及び第2軸線X2周りに回転していない非回転状態(非駆動状態、初期状態)が示されている。非回転状態では、第1可動部3が第1軸線X1周りに回転しておらず、且つ第2可動部4が第2軸線X2周りに回転していない。非回転状態において、ミラー面7aは、ベース42の主面42aに平行である。
図2の断面において、ミラー面7aにおける第1壁部51側の端部である第1端P1と、第1角部61の頂点とを通る第1直線L1が、第1壁部51と交差している。すなわち、第1直線L1が、第1壁部51を通っている。また、図2の断面において、ミラー面7aにおける第2壁部52側の端部である第2端P2と、第2角部62の頂点とを通る第2直線L2が、第2壁部52と交差している。すなわち、第2直線L2が、第2壁部52を通っている。
図3の断面において、ミラー面7aにおける第3壁部53側の端部である第3端P3と、第3角部63の頂点とを通る第3直線L3が、第3壁部53と交差している。すなわち、第3直線L3が、第3壁部53を通っている。また、図3の断面において、ミラー面7aにおける第4壁部54側の端部である第4端P4と、第4角部64の頂点とを通る第4直線L4が、第4壁部54と交差している。すなわち、第4直線L4が、第4壁部54を通っている。
なお、第1可動部3の表面を鏡面加工することによりミラー面7aが形成されている場合、ミラー面7aの端部は、加工された領域の端部である。或いは、反射膜が形成されずに、第1可動部3の表面自体がミラー面7aを構成する場合、ミラー面7aの端部は、第1可動部3の端部である。上記実施形態では、ミラー面7aの中心を通りY軸方向に垂直な断面において、第1可動部3が第1連結部5に繋がっている。この場合、第1可動部3の端部は、第1可動部3と第1連結部5との間の境界上に位置する。実施形態のように、第1可動部3が第1部分31及び第1部分31を囲む第2部分32を有し、ミラー面7aが第1部分31上に設けられている場合、ミラー面7aの端部は、第1部分31の端部の近傍に位置する。
[配線部]
図1及び図4に示されるように、ミラーユニット100は、光走査デバイス1に電気的に接続された配線部70を更に備えている。配線部70は、複数(この例では8つ)の内側電極パッド71と、複数(この例では9つ)の外側電極パッド72と、複数(この例では8つ)の配線73と、を有している。内側電極パッド71、外側電極パッド72及び配線73の各々は、例えば、タングステン、アルミニウム、金、銀、銅又はアルミニウム系合金等の金属材料により形成されている。
内側電極パッド71は、Z軸方向から見た場合に枠部材43の内側に位置する内側領域(第1領域)R1に設けられている。内側電極パッド71は、ベース42上に、より具体的には凹部42cの底面上に配置されている。内側電極パッド71は、凹部42cの底面上において、光走査デバイス1と第3壁部53との間に配置されている。ミラーユニット100では、Y軸方向に沿っての光走査デバイス1と第3壁部53との間の距離C1は、Y軸方向に沿っての光走査デバイス1と第4壁部54との間の距離C2よりも長くなっている(図3)。すなわち、内側電極パッド71は、第3壁部53及び第4壁部54のうち光走査デバイス1から遠い第3壁部53と、光走査デバイス1との間に配置されている。ミラーユニット100では、X軸方向に沿っての光走査デバイス1と第1壁部51との間の距離は、X軸方向に沿っての光走査デバイス1と第2壁部52との間の距離と等しい。複数の内側電極パッド71は、例えばX軸方向に沿って並んでいる。複数の内側電極パッド71は、それぞれ、ワイヤWRを介して、光走査デバイス1の電極パッド21a,21b,22a,22bのいずれかに電気的に接続されている。
外側電極パッド72は、Z軸方向から見た場合に枠部材43の外側に位置する外側領域(第3領域)R3に設けられている。外側電極パッド72は、ベース42上に、より具体的には主面42a上に配置されている。複数の外側電極パッド72は、例えば、X軸方向に沿って等間隔で並んでいる。複数の外側電極パッド72は、例えば、外部の制御装置等との電気的な接続に用いられる。
図1に示されるように、複数の配線73は、それぞれ、内側電極パッド71と外側電極パッド72とを互いに電気的に接続している。複数の配線73は、複数(この例では4つ)の配線73Aと、複数(この例では4つ)の配線73Bと、を含んでいる。
各配線73Aは、Z軸方向から見た場合にX軸方向及びY軸方向に対して傾斜して直線状に延在している。各配線73Bは、複数(この例では2つ)の屈曲部を有している。各配線73Bは、Z軸方向から見た場合にX軸方向及びY軸方向に対して傾斜して直線状に延在する一対の第1直線状部73Baと、Z軸方向から見た場合にX軸方向に沿って直線状に延在する第2直線状部73Bbと、を有している。一対の第1直線状部73Baは、配線73Bの両端に位置し、第2直線状部73Bbに接続されている。一対の第1直線状部73Baと第2直線状部73Bbとの間の境界部に、上記屈曲部が形成されている。
図4に示されるように、各配線73は、ベース42内に形成された孔42e内に配置されており、ベース42の内部を延在している。各配線73は、内側領域R1において内側電極パッド71に電気的に接続され、Z軸方向から見た場合に枠部材43と重なる重なり領域(第2領域)R2においてベース42の内部を延在し、外側領域R3へ引き出されている。すなわち、各配線73は、内側領域R1に位置する第1部分74と、重なり領域R2に位置する第2部分75と、外側領域R3に位置する第3部分76と、を有している。
第1部分74は、内側電極パッド71に接続されている。この例では、配線73及び内側電極パッド71は、互いに一体的に(1つの部材として)形成されている。換言すれば、配線73は、内側領域R1において露出するように設けられており、露出した部分が内側電極パッド71を構成している。第2部分75は、第1部分74に接続されており、第3壁部53の下側を直線状に延在している。換言すれば、配線73は、重なり領域R2において、Z軸方向から見た場合に第3壁部53と重なるように、ベース42の内部を延在している。第3部分76は、第2部分75に接続されており、重なり領域R2から外側領域R3へ引き出されて外側電極パッド72の裏面に接続されている。図4では配線73のうち配線73Aが図示されているが、配線73Aと同様に、配線73Bもベース42の内部を延在している。
[作用及び効果]
ミラーユニット100では、第1壁部51の高さH1が第2壁部52の高さH2よりも高く、窓部材44が、第1壁部51の頂面51a上及び第2壁部52の頂面52a上に配置され、ミラー面7aに対して傾斜している。これにより、窓部材44で反射した光が進む方向をミラー面7aで反射した光が進む方向とは異ならせることができ、窓部材44で反射した光がノイズ光となるのを抑制することができる。
ミラー面7aを通り第1壁部51に垂直な断面(図2)において、ミラー面7aにおける第1壁部51側の第1端P1と、窓部材44において外表面44aと第1側面44cとにより第1壁部51側に形成された第1角部61とを通る第1直線L1が、第1壁部51と交差している。当該断面(図2)において、ミラー面7aにおける第2壁部52側の第2端P2と、窓部材44において外表面44aと第2側面44dとにより第2壁部52側に形成された第2角部62とを通る第2直線L2が、第2壁部52と交差している。ミラー面7aを通り第3壁部53に垂直な断面(図3)において、ミラー面7aにおける第3壁部53側の第3端P3と、窓部材44において外表面44aと第3側面44eとにより第3壁部53側に形成された第3角部63とを通る第3直線L3が、第3壁部53と交差している。当該断面(図3)において、ミラー面7aにおける第4壁部54側の第4端P4と、窓部材44において外表面44aと第4側面44fとにより第4壁部54側に形成された第4角部64とを通る第4直線L4が、第4壁部54と交差している。直線L1~L4が壁部51~54と交差するように構成することで、各壁部51~54が窓部材44に対して相対的に厚く形成される。これにより、厚く形成された壁部51~54によって窓部材44を支持することができ、窓部材44の破損を抑制することができる。
一方、壁部51~54を厚く形成する場合、小型化の観点から、光走査デバイス1側に向けて壁部51~54の厚さを広げることが考えられるが、その場合、ベース42上において枠部材43の内側に位置する部分の面積が狭くなる。そのような狭い部分に光走査デバイス1との電気的接続のための配線部を形成しようとすると、配線部にショート等の不具合が生じるおそれがある。これに対し、ミラーユニット100では、配線部70が、ベース42の内部を延在する部分(配線73)を有し、枠部材43の外側へ引き出されている。このようにベース42の内部に配線部70を形成することで、配線部70にショート等の不具合が生じるのを抑制することができる。また、例えばベース42と枠部材43との間をベース42の主面42aに沿って延在するように配線部70を形成する場合と比べて、配線部70の劣化を抑制することができると共に、ベース42と枠部材43との間の接合部(接合材46)に配線部70が影響を与えるのを抑制することができる。よって、ミラーユニット100によれば、ノイズ光を低減しつつ、窓部材44の破損を抑制することができると共に、信頼性の向上を図ることができる。
窓部材44の厚さT44が、窓部材44と枠部材43とが接合されている幅Wよりも小さい。これにより、窓部材44を薄く形成することができ、窓部材44での屈折の影響を抑制することができる。
第1直線L1が第1壁部51と交差すると共に、第2直線L2が第2壁部52と交差している。これにより、互いに向かい合う第1壁部51及び第2壁部52の双方が窓部材44に対して相対的に厚く形成されるため、厚く形成された壁部51,52によって窓部材44を支持することができ、窓部材44の破損を一層確実に抑制することができる。また、第3直線L3が第3壁部53と交差すると共に、第4直線L4が第4壁部54と交差している。これにより、互いに向かい合う第3壁部53及び第4壁部54の双方が窓部材44に対して相対的に厚く形成されるため、厚く形成された壁部53,54によって窓部材44を支持することができ、窓部材44の破損を一層確実に抑制することができる。
配線部70が、重なり領域R2において、Z軸方向から見た場合に第3壁部53と重なるように、ベース42の内部を延在している。厚く形成された第3壁部53側に配線部70を引き出そうとすると上述した配線部70の劣化等が生じ易くなるが、ミラーユニット100では、ベース42の内部に配線部70が形成されているため、配線部70の劣化等を確実に抑制することができる。
光走査デバイス1と第3壁部53との間の距離C1が、光走査デバイス1と第4壁部54との間の距離C2よりも長く、内側電極パッド71が、ベース42上において光走査デバイス1と第3壁部53との間に配置されている。これにより、内側電極パッド71を配置するためのスペースを確保することができる。
配線部70が、Z軸方向から見た場合に枠部材43の内側に位置する内側領域R1において光走査デバイス1に電気的に接続され、Z軸方向から見た場合に枠部材43と重なる重なり領域R2においてベース42の内部を延在し、Z軸方向から見た場合に枠部材43の外側に位置する外側領域R3へ引き出されている。これにより、上述した配線部70の劣化等を一層確実に抑制することができる。
配線部70が、ベース42の裏面42b上に形成された部分を有していない。ベース42の裏面42bを磁石(磁界発生部)の上面に接着して固定する場合、第1駆動用コイル11及び第2駆動用コイル12に作用する磁力を確保するためには、ベース42を磁石に可能な限り近づけることが好ましい。ベース42の裏面42b上に形成された部分を配線部70が有していないことで、ベース42を磁石に近づけることができ、第1駆動用コイル11及び第2駆動用コイル12に作用する磁力を大きく確保することができる。
[変形例]
図6に示される配線部70Aでは、外側電極パッド72及び配線73が、内側領域R1に設けられている。外側電極パッド72は、内側領域R1においてベース42の裏面42b上に配置されている。配線73は、内側電極パッド71の裏面に接続され、ベース42の内部をZ軸方向に沿って直線状に延在し、外側電極パッド72の裏面に接続されている。このような変形例によっても、上記実施形態と同様に、上述した配線部70の劣化等を抑制することができる。
上記変形例において、外側電極パッド72は、外側領域R3においてベース42の裏面42b上に配置されていてもよい。この場合、配線73は、内側電極パッド71の裏面に接続され、ベース42の内部をZ軸方向に沿って直線状に延在し、ベース42の裏面42bに露出する第1部分と、第1部分に接続され、内側領域R1、重なり領域R2及び外側領域R3にわたって延在するように裏面42b上に設けられ、外側電極パッド72に接続された第2部分と、を有していてもよい。
上記変形例において、外側電極パッド72は、外側領域R3においてベース42の主面42a上に配置されていてもよい。この場合、配線73は、内側電極パッド71の裏面に接続され、ベース42の内部をZ軸方向に沿って直線状に延在し、ベース42の裏面42bに露出する第1部分と、第1部分に接続され、内側領域R1、重なり領域R2及び外側領域R3にわたって延在するように裏面42b上に設けられた第2部分と、第2部分に接続され、ベース42の内部をZ軸方向に沿って直線状に延在し、外側電極パッド72の裏面に接続された第3部分と、を有していてもよい。
本発明は、上記実施形態及び変形例に限られない。例えば、各構成の材料及び形状には、上述した材料及び形状に限らず、様々な材料及び形状を採用することができる。各壁部51~54の厚さT51~T54は、互いに異なっていてもよい。配線73は、内側領域R1において内側電極パッド71に電気的に接続され、重なり領域R2においてベース42の内部を延在し、外側領域R3へ引き出されていればよく、配線73の一部がベース42の表面に沿って形成された表面配線として構成されていてもよい。実施形態の光走査デバイス1では可動部10が電磁力により駆動されたが、可動部10は静電力又は圧電素子により駆動されてもよい。
上記実施形態では、第3壁部53を第1参照壁部とみなし、第4壁部54を第2参照壁部とみなすことができる。この場合、第3壁部53、第3端P3、第3側面44e、第3角部63、第3直線L3が、第1壁部、第1端、第1側面、第1角部、第1直線にそれぞれ相当し、第4壁部54、第4端P4、第4側面44f、第4角部64、第4直線L4が、第2壁部、第2端、第2側面、第2角部、第2直線にそれぞれ相当する。上記実施形態では、第3壁部53を第2参照壁部とみなし、第4壁部54を第3参照壁部とみなすこともできる。
上記実施形態では、第1壁部51を第1参照壁部とみなし、第2壁部52を第2参照壁部とみなすこともできる。この場合、第1壁部51、第1端P1、第1側面44c、第1角部61、第1直線L1が、第1壁部、第1端、第1側面、第1角部、第1直線にそれぞれ相当し、第2壁部52、第2端P2、第2側面44d、第2角部62、第2直線L2が、第2壁部、第2端、第2側面、第2角部、第2直線にそれぞれ相当する。この場合において、光走査デバイス1と第1壁部51との間の距離が、光走査デバイス1と第2壁部52との間の距離よりも長くされ、内側電極パッド71が、ベース42上において光走査デバイス1と第1壁部51との間に配置されてもよい。すなわち、内側電極パッド71が、第1壁部51及び第2壁部52のうち光走査デバイス1から遠い第1壁部51と、光走査デバイス1との間に配置されていてもよい。この場合でも、内側電極パッド71を配置するためのスペースを確保することができる。また、第1壁部51が第2壁部52と比べて光走査デバイス1から離れているため、第2壁部52よりも高さが高い第1壁部51によってミラー面7aからの光が遮られるのを抑制することができる。上記実施形態では、第1壁部51を第2参照壁部とみなし、第2壁部52を第1参照壁部とみなすこともできる。
上記実施形態では、下記(1)~(4)の全てが満たされていたが、下記(1)~(4)の少なくとも1つが満たされていればよく、その他は満たされていなくてもよい。
(1)図2の断面において第1直線L1が第1壁部51と交差する
(2)図2の断面において第2直線L2が第2壁部52と交差する
(3)図3の断面において第3直線L3が第3壁部53と交差する
(4)図3の断面において第4直線L4が第4壁部54と交差する
窓部材44には、切欠きが形成されていてもよい。切欠きは、例えば、外表面44aに形成され、外表面44aの縁部に沿って延在していてもよい。切欠きは、例えば断面矩形状に形成されていてもよい。この場合、窓部材44は、図2の断面において、外表面44aと切欠きの内面とにより第1壁部51側に形成された第1角部と、外表面44aと切欠きの内面とにより第2壁部52側に形成された第2角部と、切欠きの内面と第1側面44cとにより形成された第5角部(別の第1角部)と、切欠きの内面と第2側面44dとにより形成された第6角部(別の第2角部)と、有し得る。また、窓部材44は、図3の断面において、外表面44aと切欠きの内面とにより第3壁部53側に形成された第3角部と、外表面44aと切欠きの内面とにより第4壁部54側に形成された第4角部と、切欠きの内面と第3側面44eとにより形成された第7角部(別の第3角部)と、切欠きの内面と第4側面44fとにより形成された第8角部(別の第4角部)と、有し得る。この場合、下記(5)~(8)の少なくとも1つが満たされていてもよい。(5)図2の断面において、ミラー面7aにおける第1壁部51側の第1端P1と、第1角部とを通る直線が、第1壁部51と交差する。(6)図2の断面において、ミラー面7aにおける第2壁部52側の第2端P2と、第2角部とを通る直線が、第2壁部52と交差する。(7)図3の断面において、ミラー面7aにおける第3壁部53側の第3端P3と、第3角部とを通る直線が、第3壁部53と交差する。(8)図3の断面において、ミラー面7aにおける第4壁部54側の第4端P4と、第4角部とを通る直線L4が、第4壁部54と交差していてもよい。これにより、上記実施形態と同様に、各壁部51~54を厚く形成することができる。下記(9)~(12)の少なくとも1つが満たされていてもよい。(9)図2の断面において、第1端P1と第5角部とを通る直線が第1壁部51と交差する。(10)図2の断面において、第2端P2と第6角部とを通る直線が第2壁部52と交差する。(11)図3の断面において、第3端P3と第7角部とを通る直線が第3壁部53と交差する。(12)図3の断面において、第4端P4と第8角部とを通る直線が第4壁部54と交差する。この場合にも、各壁部51~54を厚く形成することができる。上記(9)~(12)が満たされている場合、上記(5)~(8)は満たされていなくてもよい。この場合、上記(9)~(12)が満たされていることにより、各壁部51~54を厚く形成することができる。また、上記(5)~(8)が満たされていないことにより、各壁部51~54によってミラー面7aからの光が遮られるのを回避することができ、窓部材44の外表面44aの全体を光走査に利用することができる。窓部材44の外表面44aとは、光走査デバイス1とは反対側を向いた表面を意味し、切欠きの内面を含む。
1…光走査デバイス、7a…ミラー面、10…可動部、44c…第1側面、44d…第2側面、42…ベース、43…枠部材、43a…開口、44…窓部材、44a…外表面、45…接合材、51…第1壁部、51a…頂面、52…第2壁部、52a…頂面、53…第3壁部、54…第4壁部、61…第1角部、62…第2角部、63…第3角部、64…第4角部、70…配線部、71…内側電極パッド、100…ミラーユニット、C1,C2…距離、L1…第1直線、L2…第2直線、L3…第3直線、L4…第4直線、P1…第1端、P2…第2端、P3…第3端、P4…第4端、R1…内側領域(第1領域)、R2…重なり領域(第2領域)、R3…外側領域(第3領域)、W…幅。

Claims (7)

  1. ベースと、
    可動部、及び前記可動部上に設けられたミラー面を有し、前記ベース上に配置された光走査デバイスと、
    第1方向から見た場合に前記光走査デバイスを囲むように前記ベース上に配置された枠部材と、
    前記枠部材の開口を覆うように前記枠部材上に配置された平板状の窓部材と、
    前記光走査デバイスに電気的に接続された配線部と、を備え、
    前記枠部材は、前記第1方向に垂直な第2方向において互いに向かい合う第1壁部及び第2壁部と、前記第1方向及び前記第2方向の双方に垂直な第3方向において互いに向かい合う第3壁部及び第4壁部と、を有し、
    前記第1壁部の高さは、前記第2壁部の高さよりも高く、
    前記窓部材は、前記第1壁部の頂面上及び前記第2壁部の頂面上に配置され、前記ミラー面に対して傾斜しており、
    前記第1壁部、前記第2壁部、前記第3壁部及び前記第4壁部のいずれか1つを第1参照壁部とすると、前記ミラー面を通り前記第1参照壁部に垂直な断面において、前記ミラー面における前記第1参照壁部側の第1端と、前記窓部材において前記枠部材とは反対側の外表面と第1側面とにより前記第1参照壁部側に形成された第1角部とを通る第1直線が、前記第1参照壁部と交差しており、
    前記配線部は、前記ベースの内部を延在する部分を有し、前記枠部材の外側へ引き出されている、ミラーユニット。
  2. 前記窓部材は、前記枠部材に接合されており、
    前記窓部材の厚さは、前記窓部材と前記枠部材とが接合されている領域の幅よりも小さい、請求項1に記載のミラーユニット。
  3. 前記第1壁部、前記第2壁部、前記第3壁部及び前記第4壁部のうち、前記第1参照壁部と向かい合うものを第2参照壁部とすると、前記断面において、前記ミラー面における前記第2参照壁部側の第2端と、前記窓部材において前記外表面と第2側面とにより前記第2参照壁部側に形成された第2角部とを通る第2直線が、前記第2参照壁部と交差している、請求項1又は2に記載のミラーユニット。
  4. 前記配線部は、前記第1方向から見た場合に前記第1参照壁部と重なるように、前記ベースの内部を延在している、請求項1~3のいずれか一項に記載のミラーユニット。
  5. 前記配線部は、前記第1方向から見た場合に前記枠部材の内側に位置する領域において前記ベース上に設けられた電極パッドを有し、
    前記第1壁部、前記第2壁部、前記第3壁部及び前記第4壁部のうち、前記第1参照壁部と向かい合うものを第2参照壁部とすると、前記光走査デバイスと前記第1参照壁部との間の距離は、前記光走査デバイスと前記第2参照壁部との間の距離よりも長く、
    前記電極パッドは、前記ベース上において前記光走査デバイスと前記第1参照壁部との間に配置されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のミラーユニット。
  6. 前記第1参照壁部は、前記第1壁部であり、前記第2参照壁部は、前記第2壁部である、請求項5に記載のミラーユニット。
  7. 前記配線部は、前記第1方向から見た場合に前記枠部材の内側に位置する第1領域において前記光走査デバイスに電気的に接続され、前記第1方向から見た場合に前記枠部材と重なる第2領域において前記ベースの内部を延在し、前記第1方向から見た場合に前記枠部材の外側に位置する第3領域へ引き出されている、請求項1~6のいずれか一項に記載のミラーユニット。
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