JP2020121586A - ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 応答の遅れを抑制することができるブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 ブレーキ装置2は、液圧式ブレーキ4および電動ブレーキ20を備えている。フロント液圧装置用ECU10は、液圧式ブレーキ4のブレーキパッド4A,4BのディスクロータDへの押圧力をブレーキペダル6の操作によらず調整可能となっている。リア電動ブレーキ用ECU11は、電動ブレーキ20のブレーキパッド22,23とディスクロータDのクリアランス量をブレーキペダル6の操作によらず調整可能となっている。フロント液圧装置用ECU10およびリア電動ブレーキ用ECU11は、横加加速度の変化に応じてアクセルペダルの操作によらず車両1の加減速制御が実施されたとき、クリアランスを非制動状態に比して小さくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動車等の車両に制動力を付与するブレーキ装置に関する。
特許文献1には、車両の各輪の駆動力を独立に制御する制御手段と、横加加速度に基づいて加減速指令値を算出する加減速指令演算手段と、横加加速度に基づいて車両ヨーモーメント指令値を算出するヨーモーメント指令演算手段と、加減速指令値に基づき4輪のうちの左右輪に略同一の駆動力を発生させて加減速を制御する第1のモード(G−Vectoring制御)と、ヨーモーメント指令値に基づき4輪のうちの左右輪に異なる駆動力を発生させてヨーモーメントを制御する第2のモード(Moment+制御)とを有する車両が開示されている。
特開2014−69766号公報
上記従来技術によれば、第1のモードの後に第2のモードが実施される構成となっている。しかしながら、第1のモード実施後にパッドのクリアランスが大きい場合、第2のモードの応答が遅れるという問題があった。
本発明は、上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、応答の遅れを抑制することができるブレーキ装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、制動部材の被制動部材への押圧力、または前記制動部材と前記被制動部材のクリアランス量をブレーキペダルの操作によらず調整可能な制御装置を有するブレーキ装置であって、前記制御装置は、横加加速度の変化に応じて車両の加減速制御が実施されたとき、前記クリアランス量を非制動時に比して小さくすることを特徴としている。
また、他の発明は、制動要求に基づき、被制動部材に押圧される制動部材を移動させるピストンへ電動モータの駆動により発生する推力を伝達するブレーキ機構と、前記電動モータの駆動を制御すると共に、非制動状態のときに前記制動部材と前記被制動部材とのクリアランスが所定量となる位置に前記ピストンを移動させる制御装置と、を備えるブレーキ装置において、前記制御装置は、横加加速度の変化に応じてアクセルペダルの操作によらず車両の加減速制御が実施されたとき、前記クリアランスを非制動状態に比して小さくすることを特徴としている。
本発明によれば、応答の遅れを抑制することができる。
本発明の実施形態によるブレーキ装置を適用した車両のシステム構成を示す図である。 電動ブレーキを示す断面図である。 電動ブレーキのクリアランス制御を示す流れ図である。 液圧式ブレーキの液圧制御を示す流れ図である。 G−Vectoring制御およびMoment+制御の基本動作を示す説明図である。
以下、実施形態によるブレーキ装置を、四輪自動車に適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照して説明する。
図1は、実施形態によるブレーキ装置2を適用した車両1のシステム構成を示す図である。車両1に搭載されたブレーキ装置2は、左側の前輪3Lおよび右側の前輪3Rに対応して設けられた液圧式ブレーキ4(フロント制動機構)と、左側の後輪5Lおよび右側の後輪5Rに対応して設けられた電動ブレーキ20(リア制動機構)とを備えている。また、運転者のブレーキペダル6の操作量を計測する液圧センサ7およびペダルストロークセンサ8には、メインECU9が接続されている。メインECU9は、液圧センサ7およびペダルストロークセンサ8からの信号の入力を受けて、予め定められた制御プログラムにより各輪(4輪)に対しての目標制動力の演算を行う。メインECU9は、算出した制動力に基づいて、フロント2輪それぞれに対しての制動指令をフロント液圧装置用ECU10へCAN12(Controller area network)を介して送信する。メインECU9は、算出した制動力に基づいて、リア2輪それぞれに対しての制動指令をリア電動ブレーキ用ECU11へCAN12を介して送信する。メインECU9、フロント液圧装置用ECU10およびリア電動ブレーキ用ECU11は、制御装置を構成している。
また、メインECU9は、前輪3L,3Rおよび後輪5L,5Rのそれぞれの近傍に設けられている、車輪速度センサ13と接続され各輪の車輪速度を検出することができる。リア電動ブレーキ用ECU11は、電動モータ39の駆動を制動指令に基づいて制御する。コンバインセンサ14は、互いに直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)の加速度を計測する。
また、液圧式ブレーキ4は、液圧に応じてブレーキパッド4A,4BをディスクロータDに押圧することによって、制動力を発生させる。フロント液圧装置用ECU10は、液圧調整機構10Aを制御することによって、ブレーキパッド4A,4B(制動部材)のディスクロータD(被制動部材)への押圧力をブレーキペダル6の操作によらず調整可能となっている。液圧調整機構10Aは、例えば横滑り防止装置(ESC)でもよく、電動倍力装置でもよい。フロント液圧装置用ECU10は、予めメモリ(図示せず)に格納された図4に示す液圧制御等のプログラムを実行する。
メインECU9は、例えばマイクロコンピュータによって構成されている。メインECU9は、特開2014−69766公報に記載されたG−Vectoring制御およびMoment+制御を実行する。G−Vectoring制御およびMoment+制御の介入条件に関する横加加速度は、コンバインセンサ14にて検出した横加速度により算出する。
このとき、G−Vectoring制御は、横加加速度に応じて車両の減速度を制御する。G−Vectoring制御では、横加速度が増加するハンドルを切り込んだときに、左右輪に同一の制動力を発生させる。従って、メインECU9は、ハンドルを切り込んだときに、G−Vectoring制御に基づく制動力を算出し、制動力に応じた制動指令をフロント液圧装置用ECU10およびリア電動ブレーキ用ECU11へ送信する。これにより、G−Vectoring制御では、横加速度が増加するときに、全ての車輪(4輪)に横加加速度に応じた制動力を発生させる。これに加え、メインECU9は、G−Vectoring制御の開始と完了を示す信号を、フロント液圧装置用ECU10およびリア電動ブレーキ用ECU11へ送信する。
一方、Moment+制御は、車両の横加加速度に応じてヨーモーメントを制御する。Moment+制御では、横加速度が減少するハンドルを切り戻すときに、旋回逆方向のヨーモーメントを発生させるように、左右輪に異なる制動力を発生させる。具体的には、Moment+制御では、横加加速度に応じて旋回内側の車輪に比べて旋回外側の車輪に対する制動力を増加させる。従って、メインECU9は、ハンドルを切り戻すときに、Moment+制御に基づく制動力を算出し、制動力に応じた制動指令をフロント液圧装置用ECU10およびリア電動ブレーキ用ECU11へ送信する。これにより、Moment+制御では、横加速度が減少するときに、横加加速度に応じて旋回逆方向のヨーモーメントを発生させるように、旋回外側の2輪に制動力を発生させる。
次に、電動ブレーキ20の具体的に構成について、図1および図2を参照して説明する。
電動ブレーキ20は、制動要求に基づき、ディスクロータD(被制動部材)に押圧されるブレーキパッド22,23(制動部材)を移動させるピストン32に電動モータ39の駆動により発生する推力を伝達するブレーキ機構21と、電動モータ39の駆動を制御すると共に、非制動状態のときにブレーキパッド22,23とディスクロータDとのクリアランスが所定量となる位置にピストン32を移動させる制御装置としてのリア電動ブレーキ用ECU11と、を備えている。このとき、リア電動ブレーキ用ECU11は、ブレーキパッド22,23とディスクロータDのクリアランス量をブレーキペダル6の操作によらず調整可能となっている。また、電動ブレーキ20は、ピストン32への推力を検出する推力センサ44と、電動モータ39の回転位置を検出する回転角センサ46と、を備えている。
図2に示すように、ブレーキ機構21は、一対のインナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23と、キャリパ24とを備えている。インナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23は、車両1の回転部に取り付けられるディスクロータDを挟んで軸方向両側に配置されている。電動ブレーキ20は、キャリパ浮動型として構成されている。なお、一対のインナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23と、キャリパ24とは、車両1のナックル等の非回転部に固定されたブラケット25に、支持されている。
ブラケット25は、インナブレーキパッド22とアウタブレーキパッド23とをそれぞれ独立して支持するインナ側支持部26とアウタ側支持部27とを備えている。インナブレーキパッド22は、インナ側支持部26の内側にディスクロータDの軸方向に沿って移動自在に支持されている。アウタブレーキパッド23は、アウタ側支持部27の内側にディスクロータDの軸方向に沿って移動自在に支持されている。
キャリパ24は、キャリパ24の主体であるキャリパ本体28と、キャリパ本体28と並ぶように配置された電動モータ39とを備えている。キャリパ本体28には、車両内側のインナブレーキパッド22に対向する基端部に配置され、インナブレーキパッド22に対向して開口する円筒状のシリンダ部29と、シリンダ部29からディスクロータDを跨いでアウタ側に延び、車両外側のアウタブレーキパッド23に対向する先端側に配置される爪部30とが一体的に形成されている。
シリンダ部29には、有底のシリンダ31が形成されている。ピストン32は、インナブレーキパッド22を押圧するものであって、有底のカップ状に形成されている。ピストン32は、その底部33がインナブレーキパッド22に対向するようにシリンダ31内に収容されている。
キャリパ本体28のシリンダ部29の底壁側には、ギヤハウジング34が配置されている。ギヤハウジング34の内部には、平歯多段減速機構35、遊星歯車減速機構36および制御基板38が収容されている。制御基板38には、例えばマイクロコンピュータからなる制御装置としてのリア電動ブレーキ用ECU11が設けられている。
リア電動ブレーキ用ECU11は、電動モータ39の駆動を、制動指令に基づいて制御する。また、リア電動ブレーキ用ECU11は、予めメモリ(図示せず)に格納された図3に示すクリアランス制御等のプログラムを実行する。
キャリパ本体28には、電動モータ39と、電動モータ39からの回転トルクを増力する伝達機構である、平歯多段減速機構35および遊星歯車減速機構36と、平歯多段減速機構35および遊星歯車減速機構36からの回転が伝達されてピストン32に推力を付与するボールねじ機構41と、ピストン32からインナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23への推力(押圧力)に対する反力を検出する推力センサ44と、ボールねじ機構41のプッシュロッド42がピストン32を推進するとき、プッシュロッド42に対する後退方向への回転力を蓄える戻し機構45と、電動モータ39の回転軸40の回転角を検出する回転角センサ46と、制動時にピストン32からインナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23への推力を保持する推力保持機構47と、が備えられている。推力センサ44は、ピストン32への推力を検出する推力検出手段を構成している。推力センサ44は、ボールねじ機構41を構成するベースナット43とシリンダ31の底部に挟み込まれるように設置されている。
平歯多段減速機構35および遊星歯車減速機構36は、電動モータ39の回転を、所定の減速比で減速、増強して、遊星歯車減速機構36のキャリア37に伝達する。キャリア37からの回転は、ボールねじ機構41のプッシュロッド42に伝達される。
ボールねじ機構41は、平歯多段減速機構35および遊星歯車減速機構36からの回転運動、即ち電動モータ39の回転運動を直線運動(以下、便宜上直動という)に変換し、ピストン32に推力を付与するものである。ボールねじ機構41は、平歯多段減速機構35および遊星歯車減速機構36からの回転運動が伝達される、軸部材としてのプッシュロッド42と、プッシュロッド42の外周面にねじ係合される、ナット部材としてのベースナット43と、から構成されている。ベースナット43は、シリンダ31に対して相対回転しないように、図示しない嵌合部によって嵌合されている。プッシュロッド42は、ベースナット43を推力センサ44に押し付けながら、ベースナット43に対して相対回転しながら前進することができる。さらに、プッシュロッド42は、先端に取り付けられたスラスト軸受を介してピストン32と相対回転可能なように接続されている。このため、ピストン32を前進させることができ、ピストン32によってインナブレーキパッド22をディスクロータDに押し付けることができる。
戻し機構45は、フェールオープン機構と称することもある。戻し機構45は、制動中、電動モータ39や制御基板38等が失陥した場合に、ピストン32によるインナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23からディスクロータDへの制動力を開放するものである。
回転角センサ46は、電動モータ39の回転軸40の回転角度を検出するものである。回転角センサ46は、電動モータ39の回転軸40に取り付けられた磁石部材と、磁気検出ICチップ(いずれも図示せず)と、を備えている。回転する磁石部材からの磁束の変化を磁気検出ICチップにより検出することで、制御基板38により、電動モータ39の回転軸40の回転角度を演算して検出することができる。回転角センサ46は、電動モータ39の回転位置を検出する回転位置検出手段を構成している。
リターンスプリング48は、コイルスプリングで構成されている。リターンスプリング48は、プッシュロッド42に対して後退方向の回転力を蓄えることができる。電流センサ49は、制御基板38上のモータ駆動回路内に、電動モータ39に供給されるモータ電流を検出可能なように取り付けられている。電流センサ49は、モータ電流に応じた信号を出力する。
次に、電動ブレーキ20において、通常走行における制動および制動解除の作用について説明する。
通常走行における制動時には、リア電動ブレーキ用ECU11からの指令により、電動モータ39が駆動されて、その正方向、即ち制動方向(増力方向)の回転が、平歯多段減速機構35および遊星歯車減速機構36を経由することで所定の減速比で減速、増強されて遊星歯車減速機構36のキャリア37に伝達される。そして、キャリア37からの回転が、ボールねじ機構41のプッシュロッド42に伝達される。
続いて、キャリア37の回転に伴ってプッシュロッド42が回転し始めると、プッシュロッド42がベースナット43を推力センサ44に押し付けると共に、ベースナット43に対して相対回転しながら前進するようになる。プッシュロッド42がベースナット43に対して相対回転しながら前進すると、ピストン32が前進して、ピストン32によりインナブレーキパッド22をディスクロータDに押し付ける。そして、ピストン32によるインナブレーキパッド22への押圧力に対する反力により、キャリパ本体28がブラケット25に対して図2における右方向に移動して、爪部30に取り付けられたアウタブレーキパッド23をディスクロータDに押し付ける。この結果、ディスクロータDがインナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23により挟みつけられて摩擦力が発生し、ひいては、車両1の制動力が発生することになる。
引き続き、ディスクロータDがインナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23により挟みつけられて制動力が発生し始めると、その反力が、インナブレーキパッド22側からはプッシュロッド42およびベースナット43を経由して、アウタブレーキパッド23側からは爪部30およびシリンダ31の底部を経由して、推力センサ44に付与される。そして、推力センサ44により、ピストン32の前進によるインナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23からディスクロータDへの推力が検出される。
そして、これ以降リターンスプリング48にプッシュロッド42に対する後退方向への回転力が蓄えられる。その後、回転角センサ46および推力センサ44等からの検出信号により電動モータ39の駆動が制御されて、制動状態が確立される。
一方、制動解除時には、リア電動ブレーキ用ECU11からの指令により、電動モータ39の回転軸40が逆方向、即ち制動解除方向(減力方向)に回転すると共に、その逆方向の回転が平歯多段減速機構35および遊星歯車減速機構36を介してプッシュロッド42に伝達される。その結果、プッシュロッド42が逆方向に相対回転しながら後退し始めることで、ディスクロータDへの推力が減少し、推力により圧縮されていたインナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23の復元力によりキャリパ本体28がブラケット25に対して図2における左方向に移動すると共に、ピストン32が後退する。これにより、リターンスプリング48が初期状態に戻り、ディスクロータDへのインナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23による制動力が解除される。
ピストン32のパッドの復元力による後退は、インナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23の復元力が、それぞれのパッドとブラケット間に存在する摺動抵抗と、ピストン32とシリンダ31間に存在する摺動抵抗の和と釣り合うまでなされる。それ以降、さらにピストン32を後退させるためには、電動モータ39を減力方向にさらに駆動してプッシュロッド42をさらに後退させ、ピストン内壁面に存在する溝に嵌合し、ピストン32とプッシュロッド42の直動方向の相対変位量を規制するための止め輪を介してピストン32が後退するよう力を伝達させる必要がある。
インナブレーキパッド22およびアウタブレーキパッド23がパッドとブラケット間や、ピストン32とシリンダ31間の摺動抵抗によって後退しなくなることによって発生するディスクロータDとの間の残存推力は、車両走行時、即ちディスクロータDが回転する際の抵抗トルク(引き摺りトルク)となり、車両1の燃費に影響を及ぼす。そのため、電動ブレーキ20においては、メインECU9からの制動指令が無くなった、または無い場合は、電動モータ39を減力方向に駆動し、ピストン32とインナブレーキパッド22からの間に間隔(クリアランス)を設けることにより、残存推力を低減させ、引き摺りトルクを低減させることが可能である。図示していないが、ピストン32とインナブレーキパッド22を一体となって直動するように嵌合させることで、ディスクロータDとインナブレーキパッド22の間にクリアランスを設けることも可能である。インナブレーキパッド22とアウタブレーキパッド23の間にディスクロータDから離間する方向に力が付勢されたばねを設ける等の方法によってディスクロータDとアウタブレーキパッド23との間にクリアランスを設けることも可能である。これらの方法によってさらに引き摺りトルクを低減させることが可能である。
このように、電動ブレーキ20は、ピストン32の位置制御および推力制御(制動力制御)を実施するために、電動モータ39の回転角を検出できる回転角センサ46、ピストン32の推力を検出できる推力センサ44(制動力センサ)、およびモータ電流を検出する電流センサ49を備えている。
本実施形態によるブレーキ装置2は、上述の如き構成を有する。次に、電動ブレーキ20のクリアランス制御について、図3を参照して説明する。なお、図3に示すクリアランス制御は、例えばG−Vectoring制御が開始されると起動し、所定の周期毎に繰り返し実行される。また、図3に示す流れ図のステップは、それぞれ「S」という表記を用い、例えばステップ1を「S1」として示す。
S1では、G−Vectoring制御が完了したか否かを判断する。G−Vectoring制御が完了した場合には、S1で「YES」と判定し、S2に移行する。G−Vectoring制御が完了していない場合は、S1で「NO」と判定し、リターンする。
S2では、旋回外側に位置する電動ブレーキ20のクリアランス量がG−Vectoring制御完了後の第1クリアランス指定量(例えば、0.1mm)に達したか否かを判断する。このとき、G−Vectoring制御完了後の第1クリアランス指定量は、非制動時の第2クリアランス指定量よりも小さい値になっている。
クリアランス量が第1クリアランス指定量に達した場合には、S2で「YES」と判定し、S4に移行する。クリアランス量が第1クリアランス指定量に達していない場合には、S2で「NO」と判定し、S3に移行する。なお、S2の判定結果が「NO」から「YES」に切り替わった時点で、タイマは時間の計測を開始する。
S3では、クリアランス量がG−Vectoring制御完了後の第1クリアランス指定量に達するように、クリアランス制御を継続させる。G−Vectoring制御の実行中は、電動ブレーキ20は制動力を発生させるため、クリアランス量は最小値(ゼロ)になっている。このため、S3では、クリアランス量が第1クリアランス指定量に達するように、クリアランス量を増加させる。
S4では、定常円旋回等が継続することによる長時間引き摺りを防止するために、タイマがしきい値に到達したか否かを判断する。具体的には、クリアランス量がG−Vectoring制御完了後の第1クリアランス指定量に達した後に、規定時間が経過したか否かを判断する。規定時間は、例えば引き摺りによる車両1の燃費低下等を考慮して、予め実験的に決められている。クリアランス量がG−Vectoring制御完了後のクリアランス指定量に達した後に、規定時間が経過した場合には、S4で「YES」と判定し、S6に移行する。クリアランス量がG−Vectoring制御完了後のクリアランス指定量に達した後に、規定時間が経過していない場合には、S4で「NO」と判定し、S5に移行する。なお、S4では、判定基準に規定時間を用いたが、時間で判定する必要はなく、例えば走行距離や制御周期カウント数によって判定してもよい。
S5では、タイマをカウントアップする。なお、S4で規定する規準が走行距離や制御周期であった場合は、その単位をカウントアップする。
S6では、旋回外側のクリアランス量が非制動時の第2クリアランス指定量(例えば、0.3mm)に達したか否かを判断する。クリアランス量が第2クリアランス指定量に達した場合には、S6で「YES」と判定し、リターンする。クリアランス量が第2クリアランス指定量に達していない場合には、S6で「NO」と判定し、S7に移行する。
S7では、クリアランス量が非制動時の第2クリアランス指定量に達するように、クリアランス制御を継続する。具体的には、S7では、クリアランス量が第2クリアランス指定量に達するように、クリアランス量を増加させる。
次に、液圧式ブレーキ4の液圧制御について、図4を参照して説明する。なお、図4に示す液圧制御は、例えばG−Vectoring制御が開始されると起動し、所定の周期毎に繰り返し実行される。また、図4に示す流れ図のステップは、それぞれ「S」という表記を用い、例えばステップ21を「S21」として示す。
S21では、G−Vectoring制御が完了したか否かを判断する。G−Vectoring制御が完了した場合には、S21で「YES」と判定し、S22に移行する。G−Vectoring制御が完了していない場合は、S21で「NO」と判定し、リターンする。
S22では、旋回外側に位置する液圧式ブレーキ4の液圧がG−Vectoring制御完了後の第1液圧指定値(例えば、0.1MPa)に達したか否かを判断する。このとき、G−Vectoring制御完了後の第1液圧指定値は、非制動時の第2液圧指定値よりも高い値になっている。
液圧が第1液圧指定値に達した場合には、S22で「YES」と判定し、S24に移行する。液圧が第1液圧指定値に達していない場合には、S22で「NO」と判定し、S23に移行する。なお、S22の判定結果が「NO」から「YES」に切り替わった時点で、タイマは時間の計測を開始する。
S23では、液圧がG−Vectoring制御完了後の第1液圧指定値に達するように、液圧制御を継続させる。G−Vectoring制御の実行中は、電動ブレーキ20は制動力を発生させるため、液圧は制動力に応じて高くなっている。このため、S23では、液圧が第1液圧指定値に達するように、液圧を低下させる。
S24では、定常円旋回等が継続することによる長時間引き摺りを防止するために、タイマがしきい値に到達したか否かを判断する。具体的には、液圧がG−Vectoring制御完了後の第1液圧指定値に達した後に、規定時間が経過したか否かを判断する。液圧がG−Vectoring制御完了後の第1液圧指定値に達した後に、規定時間が経過した場合には、S24で「YES」と判定し、S26に移行する。液圧がG−Vectoring制御完了後の第1液圧指定値に達した後に、規定時間が経過していない場合には、S24で「NO」と判定し、S25に移行する。なお、S24では、判定基準に規定時間を用いたが、時間で判定する必要はなく、例えば走行距離や制御周期カウント数によって判定してもよい。
S25では、タイマをカウントアップする。なお、S24で規定する規準が走行距離や制御周期であった場合は、その単位をカウントアップする。
S26では、旋回外側の液圧が非制動時の第2液圧指定値(例えば、0MPa)に達したか否かを判断する。液圧が第2液圧指定値に達した場合には、S26で「YES」と判定し、リターンする。液圧が第2液圧指定値に達していない場合には、S26で「NO」と判定し、S27に移行する。
S27では、液圧が非制動時の第2液圧指定値に達するように、液圧制御を継続する。具体的には、S27では、液圧が第2液圧指定値に達するように、液圧を低下させる。
本実施形態によるブレーキ装置2は、上述の如き構成を有する。次に、ブレーキ装置2によるG−Vectoring制御およびMoment+制御について、図1および図5を参照して説明する。なお、図5は、左旋回の場合を例示しているが、右旋回の場合も同様である。
図5に示すように、例えば車両が直進状態から左旋回のカーブに進入すると、ドライバはハンドルを切り込み、車両の横加速度が増加する。このように旋回開始から定常旋回に入るまでの間は、メインECU9は、G−Vectoring制御を実行する。G−Vectoring制御では、メインECU9は、横加加速度に応じた制動力を算出し、制動力に応じた制動指令をフロント液圧装置用ECU10およびリア電動ブレーキ用ECU11へ送信する。これにより、車両の前輪3L,3Rおよび後輪5L,5Rに制動指令に応じた制動力が発生し、車両の操縦性の向上が図られる。
車両が定常旋回状態に移行すると、横加速度がほぼ一定になり、横加加速度はゼロになる。このため、メインECU9は、G−Vectoring制御を完了する。このとき、フロント液圧装置用ECU10は、図4に示す液圧制御を実行し、旋回外側(右側)の液圧式ブレーキ4のクリアランス量を、非制動時に比べて小さくする。これに加え、リア電動ブレーキ用ECU11は、図3に示すクリアランス制御を実行し、旋回外側(右側)の電動ブレーキ20のクリアランス量を、非制動時に比べて小さくする。
そして、車両がカーブから脱出して直進状態に移行するときには、ドライバはハンドルを切り戻し、車両の横加速度が減少する(図5参照)。このように旋回終了から直進に至るまでの間は、メインECU9は、Moment+制御を実行する。Moment+制御では、旋回逆方向のヨーモーメントを発生させるように、左右輪に異なる制動力を発生させる。具体的には、Moment+制御では、旋回内側となる左側の前輪3Lおよび後輪5Lに比べて、旋回外側となる右側の前輪3Rおよび後輪5Rに対する制動力を増加させる。
Moment+制御では、メインECU9は、横加加速度に応じて旋回逆方向のヨーモーメントを発生させる制動力を算出し、制動力に応じた制動指令をフロント液圧装置用ECU10およびリア電動ブレーキ用ECU11へ送信する。これにより、車両の旋回外側となる右側の前輪3Rおよび後輪5Rに制動指令に応じた制動力が発生し、車両挙動の安定化が図られる。
ここで、G−Vectoring制御を完了すると、液圧式ブレーキ4および電動ブレーキ20のクリアランス量は、非制動時に比べて小さくなっている。このため、G−Vectoring制御が完了した後に、Moment+制御を実行するときには、液圧式ブレーキ4および電動ブレーキ20は、メインECU9からの制動指令に応じて速やかに駆動し、制動力を発生させる。これにより、Moment+制御に対して、液圧式ブレーキ4および電動ブレーキ20の初期応答の遅れを抑制することができ、制御の遅れ感や唐突感を抑制することができる。
かくして、実施形態では、フロント液圧装置用ECU10およびリア電動ブレーキ用ECU11は、横加加速度の変化に応じてアクセルペダル(図示せず)の操作によらず車両の加減速制御が実施されたとき、ブレーキパッド4A,4B,22,23とディスクロータDとの間のクリアランスを非制動状態に比して小さくする。このとき、ハンドルを切り込んだときには、横加加速度の変化に応じてG−Vectoring制御が実行される。このため、横加加速度の変化に応じてG−Vectoring制御が実行されたときには、クリアランス量は非制動時に比して小さくなる。
一方、ハンドルを切り込んだ後には、必ずハンドルを切り戻す動作がある。ハンドルを切り戻すときには、横加加速度の変化に応じてMoment+制御が実行される。このとき、クリアランス量が非制動時に比して小さくなっているから、G−Vectoring制御に続いてMoment+制御が実行されるときに、液圧式ブレーキ4および電動ブレーキ20を速やかに動作させることができる。この結果、制動指令に対する応答遅れを抑制することができ、制御の遅れ感や唐突感を抑制することができる。
また、フロント液圧装置用ECU10およびリア電動ブレーキ用ECU11は、横加加速度の変化に応じて車両の加減速制御が実施されてから規定時間が経過すると、クリアランス量を大きくする。これにより、例えばG−Vectoring制御の完了後に定常旋回が長時間に亘って継続される場合には、クリアランスを非制動時の大きさにすることができ、ディスクロータDに対するブレーキパッド4A,4B,22,23の引き摺りが長時間に亘って発生するのを防止することができる。
なお、前記実施形態では、前輪3L,3Rに液圧式ブレーキ4を適用し、後輪5L,5Rに電動ブレーキ20を適用するものとした。本発明はこれに限らず、4輪全てに液圧式ブレーキ4を適用してもよく、4輪全てに電動ブレーキ20を適用してもよい。
前記実施形態では、G−Vectoring制御では、横加加速度に応じて車両の4輪の制動力を制御するものとした。本発明はこれに限らず、G−Vectoring制御では、横加加速度に応じて車両の4輪の駆動トルクを制御してもよい。この場合、G−Vectoring制御の完了後に限らず、G−Vectoring制御の開始段階でクリアランスを非制動時に比して小さくしてもよい。
以上説明した実施態様に基づくブレーキ装置として、例えば以下に述べる態様のものが考えられる。
第1の態様としては、制動部材の被制動部材への押圧力、または前記制動部材と前記被制動部材のクリアランス量をブレーキペダルの操作によらず調整可能な制御装置を有するブレーキ装置であって、前記制御装置は、横加加速度の変化に応じて車両の加減速制御が実施されたとき、前記クリアランス量を非制動時に比して小さくすることを特徴としている。
第2の態様としては、制動要求に基づき、被制動部材に押圧される制動部材を移動させるピストンへ電動モータの駆動により発生する推力を伝達するブレーキ機構と、前記電動モータの駆動を制御すると共に、非制動状態のときに前記制動部材と前記被制動部材とのクリアランスが所定量となる位置に前記ピストンを移動させる制御装置と、を備えるブレーキ装置において、前記制御装置は、横加加速度の変化に応じてアクセルペダルの操作によらず車両の加減速制御が実施されたとき、前記クリアランスを非制動状態に比して小さくすることを特徴としている。
第3の態様としては、第1または第2の態様において、前記制御装置は、横加加速度の変化に応じて車両の加減速制御が実施されてから規定時間が経過すると、前記クリアランス量を大きくすることを特徴としている。
4 液圧式ブレーキ
4A,4B ブレーキパッド(制動部材)
6 ブレーキペダル
9 メインECU(制御装置)
10 フロント液圧装置用ECU(制御装置)
11 リア電動ブレーキ用ECU(制御装置)
20 電動ブレーキ
21 ブレーキ機構
22 インナブレーキパッド(制動部材)
23 アウタブレーキパッド(制動部材)
24 キャリパ
32 ピストン
37 キャリア
39 電動モータ
D ディスクロータ(被制動部材)

Claims (3)

  1. 制動部材の被制動部材への押圧力、または前記制動部材と前記被制動部材のクリアランス量をブレーキペダルの操作によらず調整可能な制御装置を有するブレーキ装置であって、
    前記制御装置は、横加加速度の変化に応じて車両の加減速制御が実施されたとき、前記クリアランス量を非制動時に比して小さくすることを特徴とするブレーキ装置。
  2. 制動要求に基づき、被制動部材に押圧される制動部材を移動させるピストンへ電動モータの駆動により発生する推力を伝達するブレーキ機構と、前記電動モータの駆動を制御すると共に、非制動状態のときに前記制動部材と前記被制動部材とのクリアランスが所定量となる位置に前記ピストンを移動させる制御装置と、を備えるブレーキ装置において、
    前記制御装置は、横加加速度の変化に応じてアクセルペダルの操作によらず車両の加減速制御が実施されたとき、前記クリアランスを非制動状態に比して小さくすることを特徴とするブレーキ装置。
  3. 前記制御装置は、横加加速度の変化に応じて車両の加減速制御が実施されてから規定時間が経過すると、前記クリアランス量を大きくすることを特徴とする請求項1または2に記載のブレーキ装置。
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