JP2020119560A - システム、システムの制御方法および情報提供サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】危険運転が発生しやすい危険領域をユーザに認識させ、ユーザが他車両による危険運転の被害を受けることを低減させる。【解決手段】クラウドサーバ(5)は、危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する情報取得部(521)と、複数の位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険道路情報を生成する危険道路判定部(522)と、危険道路情報を表示装置(6)に送信する危険道路情報送信制御部(523)とを備えている。【選択図】図1
Description
本発明は自動車の運転を支援するためのシステム、自動車の運転を支援するためのシステムの制御方法および自動車の運転を支援するための情報提供サーバに関する。
現在、危険運転によって、甚大な事故が発生することを抑制する技術が求められており、自車両の危険運転を検知する技術が従来技術として知られている。例えば、特許文献1には、他車両の運転者が煽り運転の常習者か否かに着目し、自車両の運転者が自己防衛を行い、予防安全を向上することを目的とした技術が開示されている。
詳細には、特許文献1に開示されている運転支援装置は、自車両の後方を走行する他車両を撮影し、撮影した画像に基づいて他車両が自車両に対して煽り運転状態であるか否か判定する。そして、煽り運転状態が継続的である場合に、他車両に関する情報を自車両の運転者に対して提供する。
しかしながら、特許文献1に開示されているような技術は、車両の運転者が煽り運転の対象となることを事前に防ぐことに観点を置いた技術ではない。そのため、或る運転者が危険運転の被害を受けることを事前に防ぐことはできないといった問題が生じる。
本発明の一態様は、前記の問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、危険運転が発生しやすい場所を運転者に認識させ、当該運転者が危険運転の被害を受けることを低減させることにある。
前記の課題を解決するために、(1)本発明の一実施形態は、走行する車両を撮像した撮像データから判定した危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する情報処理装置と、上記情報処理装置から取得した複数の上記位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険領域情報を生成する情報提供サーバと、上記危険領域情報が示す上記危険領域を地図上に表示する表示装置とを含むことを特徴とするシステム。
(2)本発明のある実施形態は、前記(1)の構成に加え、上記情報処理装置は当該危険運転が発生した日時を示す時間情報を取得し、上記情報提供サーバは、上記情報処理装置から取得した上記時間情報を用いて所定の期間において発生した危険運転の上記位置情報に応じて上記危険領域を特定することを特徴とするシステム。
(3)本発明のある実施形態は、前記(1)または前記(2)の構成に加え、上記情報処理装置は、当該危険運転の種類を上記撮像データから判定し、上記情報提供サーバは上記情報処理装置が判定した上記危険運転の種類ごとに上記危険領域を特定し、上記表示装置は上記情報処理装置が判定した上記危険運転の種類ごとに上記危険領域を地図上に表示することを特徴とするシステム。
(4)本発明のある実施形態は、前記(1)から前記(3)の何れかの構成に加え、上記情報提供サーバは、上記位置情報が示す位置にある道路の種類に応じて、上記危険領域の範囲を決定することを特徴とするシステム。
(5)本発明のある実施形態は、前記(1)から前記(4)の何れかの構成に加え、上記情報提供サーバは、上記位置情報を新たに取得した場合に上記危険領域情報を更新し、上記表示装置は、更新された分の上記危険領域情報を用いて、自装置が有する更新前の上記危険領域情報を更新することを特徴とするシステム。
(6)本発明のある実施形態は、前記(1)から前記(5)の何れかの構成に加え、上記表示装置はカーナビゲーション装置であり、上記表示装置は、目的地までのルートとして上記危険領域を通過しないルートを表示することを特徴とするシステム。
(7)本発明のある実施形態は、前記(1)から前記(6)の何れかの構成に加え、上記走行する車両を撮像した撮像データは、上記危険運転の被害を受けている車両に設置されている撮像装置および上記危険運転の被害を受けている車両以外の位置に設置されている撮像装置の少なくとも1つによって撮像された撮像データであることを特徴とするシステム。
(8)本発明のある実施形態は、走行する車両を撮像した撮像データから判定した危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、上記位置情報取得ステップにて取得した複数の上記位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険領域情報を生成する生成ステップと、上記危険領域情報を用いて上記危険領域が示された地図を表示する表示ステップとを含むことを特徴とするシステムの制御方法。
(9)本発明のある実施形態は、前記(8)の構成に加え、当該危険運転が発生した日時を示す時間情報を取得する時間情報取得ステップをさらに含み、上記危険領域は上記時間情報取得ステップにて取得された上記時間情報を用いて所定の期間において発生した危険運転の上記位置情報に応じて特定さていることを特徴とするシステムの制御方法。
(10)本発明のある実施形態は、前記(8)または(9)の構成に加え、当該危険運転の種類を上記撮像データから判定する種類判定ステップをさらに含み、上記危険領域は上記種類判定ステップにて判定された上記危険運転の種類を用いて特定され、上記表示ステップにて、上記種類判定ステップにて判定された上記危険運転の種類ごとに上記危険領域を地図上に表示することを特徴とするシステムの制御方法。
(11)本発明のある実施形態は、前記(8)から(10)の何れかの構成に加え、上記生成ステップにて、上記位置情報が示す位置にある道路の種類に応じて、上記危険領域の特定範囲を決定することを特徴とするシステムの制御方法。
(12)本発明のある実施形態は、前記(8)から(11)の何れかの構成に加え、上記位置情報を新たに取得した場合に、情報提供サーバが上記危険領域情報を更新するステップと、更新された分の上記危険領域情報を用いて、表示装置が自装置が有する更新前の上記危険領域情報を更新するステップとを含む、ことを特徴とするシステムの制御方法。
(13)本発明のある実施形態は、前記(8)から(12)の何れかの構成に加え、上記表示ステップにて、カーナビゲーション装置において目的地までのルートとして上記危険領域を通過しないルートを表示することを特徴とするシステムの制御方法。
(14)本発明のある実施形態は、前記(8)から(13)の何れかの構成に加え、上記走行する車両を撮像した撮像データは、上記危険運転の被害を受けている車両に設置されている撮像装置および上記危険運転の被害を受けている車両以外の位置に設置されている撮像装置の少なくとも1つによって撮像された撮像データであることを特徴とするシステムの制御方法。
(15)本発明のある実施形態は、危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する取得部と、複数の上記位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険領域情報を生成する危険領域特定部と、上記危険領域情報を外部機器に送信する送信部とを備えていることを特徴とする情報提供サーバ。
危険運転が発生しやすい危険領域をユーザに認識させることができ、ユーザが他車両による危険運転の被害を受けることを低減させることができる。
〔実施形態1〕
(危険領域表示システム1)
図2は、本実施形態1に係る危険領域表示システム1の一例を示す図である。危険領域表示システム1は、発生した危険運転の位置を示す位置情報に基づいて危険領域を特定し、当該危険領域を地図上に表示するものである。図2に示すように、危険領域表示システム1は、情報処理装置200、クラウドサーバ(情報提供サーバ)5および表示装置6を含んでいる。
(危険領域表示システム1)
図2は、本実施形態1に係る危険領域表示システム1の一例を示す図である。危険領域表示システム1は、発生した危険運転の位置を示す位置情報に基づいて危険領域を特定し、当該危険領域を地図上に表示するものである。図2に示すように、危険領域表示システム1は、情報処理装置200、クラウドサーバ(情報提供サーバ)5および表示装置6を含んでいる。
情報処理装置200は、走行する車両を撮像した撮像データから危険運転が発生したか否かを判定する。情報処理装置200は危険運転が発生したと判定すると、危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する。図2に示す例では、情報処理装置200は自動車2または2aの車載カメラに搭載されている。本実施形態においては、自動車2は危険運転の被害を受けている自動車以外の自動車である。また、自動車2aは危険運転の被害を受けている自動車である。図3は自動車2が搭載している車載カメラ20による撮像範囲Rの一例を示す図である。図3に示す例では、自動車2が搭載している車載カメラ20が、自動車2aに対する自動車2bによる危険運転である煽り運転を撮像している例を示している。また、危険運転を撮像する撮像装置および情報処理装置200は電柱や建造物等に設置されていてもよい。
換言すると、上記撮像データは、危険運転の被害を受けている車両に設置されている撮像装置および危険運転の被害を受けている車両以外の位置に設置されている撮像装置の少なくとも1つによって撮像された撮像データである。
危険運転を撮像する撮像装置および情報処理装置200が危険運転の被害を受けている自動車に搭載されている場合、危険運転を行っている車両の詳細な挙動を撮像することができる。また、危険運転を撮像する撮像装置および情報処理装置200が危険運転の被害を受けている自動車以外の位置に設置されている場合、危険運転を行っている車両の全体を撮像することができる。上記の構成によれば、危険運転の発生の有無の判定の精度を高めることができる。
情報処理装置200は車載カメラが備えているカメラ21が撮像した撮像データから危険運転が発生したか否かを判定する。また、図2に示す例では、情報処理装置200は危険運転が発生したと判定すると、衛星航法システム3を用いて航法衛星31からGPS(Global Positioning System)信号等を受信することによって位置情報を取得する。
情報処理装置200は取得した位置情報をクラウドサーバ5に出力する。例えば、危険領域表示システム1は複数の情報処理装置200を含み、クラウドサーバ5は各情報処理装置200が取得した位置情報を受信する。
クラウドサーバ5は情報処理装置200から受信した複数の位置情報に応じて危険領域(危険運転の多い区間、危険運転の多いエリア)を特定し、当該危険領域を示す危険領域情報を生成する。クラウドサーバ5は危険領域情報を表示装置6に出力する。表示装置6は危険領域情報が示す危険領域を地図上に表示する。
情報処理装置200、クラウドサーバ5および表示装置6は、例えば、広域通信網4で通信が接続されてもよい。また、情報処理装置200は、スマートフォン7等の中継機器を介して、クラウドサーバ5と通信してもよい。情報処理装置200とスマートフォン7とは、例えばBluetooth(登録商標)のような短距離通信網で通信が接続されてもよい。
上記の構成によれば、ユーザは表示装置6に表示された危険領域を確認することで、危険運転が発生しやすい危険領域を認識することができる。例えば、ユーザは危険運転が発生しやすい領域を通過することを避けることによって、他車両による危険運転の被害を受けることを低減することができる。
(車載カメラ20の構成)
次に、車載カメラ20の構成の一例について説明する。図4は車載カメラ20および情報処理装置200の要部構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、車載カメラ20は、カメラ21、映像記憶部22および情報処理装置200を備えている。
次に、車載カメラ20の構成の一例について説明する。図4は車載カメラ20および情報処理装置200の要部構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、車載カメラ20は、カメラ21、映像記憶部22および情報処理装置200を備えている。
車載カメラ20は、例えば、ドライブレコーダー、スマートフォン等であってもよく、自動車の周囲を撮像できる構成であれば特に限定されない。
カメラ21は車載カメラ20が搭載されている自動車の周囲を撮像する。カメラ21は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ、CCD(Changed coupled Device)イメージセンサ等を適用してもよい。
映像記憶部22はカメラ21が撮像した映像データ(撮像データ)を格納するものである。例えば、情報処理装置200によって危険運転の判定に用いられた映像は、当該判定後にユーザが危険運転を視認するために使用されてもよい。また、危険運転が発生したと判定された時点の映像を含む所定の長さの時間の映像データのみが映像記憶部22に格納されていてもよい。
(情報処理装置200)
図4に示すように、情報処理装置200は制御部201、記憶部202、位置情報受信部203、時計204および通信部205を備えている。
図4に示すように、情報処理装置200は制御部201、記憶部202、位置情報受信部203、時計204および通信部205を備えている。
(制御部201)
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。制御部201は、映像取得部2011、車両検出部2012、危険運転判定部2013および危険運転情報取得部2014を備えている。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。制御部201は、映像取得部2011、車両検出部2012、危険運転判定部2013および危険運転情報取得部2014を備えている。
(映像取得部2011)
映像取得部2011はカメラ21が撮像した映像データを取得し、車両検出部2012に出力する。
映像取得部2011はカメラ21が撮像した映像データを取得し、車両検出部2012に出力する。
(車両検出部2012)
車両検出部2012は、カメラ21が撮像した映像に映った車両を検出する。車両検出部2012は映像から車両を検出できればよく、その検出方法は特に限定されない。例えば、車両検出部2012はパターン認識等によって映像から車両を検出してもよい。
車両検出部2012は、カメラ21が撮像した映像に映った車両を検出する。車両検出部2012は映像から車両を検出できればよく、その検出方法は特に限定されない。例えば、車両検出部2012はパターン認識等によって映像から車両を検出してもよい。
(危険運転判定部2013)
危険運転判定部2013は、記憶部202に格納されている危険運転判定モデル2021に基づいて、車両検出部2012で検出した車両が危険運転を行っているか否かについて判定を行う。危険運転判定部2013は車両検出部2012によって検出された車両が危険運転を行っていると判定すると、危険運転が発生したことを示す信号を危険運転情報取得部2014に出力する。
危険運転判定部2013は、記憶部202に格納されている危険運転判定モデル2021に基づいて、車両検出部2012で検出した車両が危険運転を行っているか否かについて判定を行う。危険運転判定部2013は車両検出部2012によって検出された車両が危険運転を行っていると判定すると、危険運転が発生したことを示す信号を危険運転情報取得部2014に出力する。
(危険運転判定モデル2021)
ここで、危険運転判定モデル2021について説明する。本実施形態では、情報処理装置200は機械学習により教師モデルである危険運転判定モデル2021を生成してもよい。機械学習には、公知技術であるディープラーニング等の公知のアルゴリズムを用いてもよい。
ここで、危険運転判定モデル2021について説明する。本実施形態では、情報処理装置200は機械学習により教師モデルである危険運転判定モデル2021を生成してもよい。機械学習には、公知技術であるディープラーニング等の公知のアルゴリズムを用いてもよい。
詳細には、カメラ21等を用いて予め危険運転の正例を撮像し、該当する撮像データを用いて機械学習を実行することで危険運転判定モデル2021を生成する。例えば、情報処理装置200は煽り運転が行われている状態で撮像した映像から、映像に映った車両の車間距離が所定の距離以下である場合を煽り運転の正例としてモデル化する。危険運転の被害を受けている自動車が自車両である場合には、上記「車間距離」は、自車両と映像に映った他車両との車間距離である。また、危険運転の被害を受けている自動車が自車両以外の車両ある場合には、上記「車間距離」は、映像に映った第1の他車両と第1の他車両とは異なる映像に映った第2の他車両との車間距離である。
また、情報処理装置200は危険運転の種類ごとに危険運転判定モデル2021となる教師モデルを生成してもよい。例えば、情報処理装置200は、危険運転の種類として、蛇行運転、急ハンドル、速度制限超過等の運転の正例を所定の基準に基づいてモデル化する。
すなわち、危険運転判定部2013は危険運転の種類を撮像データから判定する。危険運転判定部2013は判定した危険運転の種類を示す信号を危険運転情報取得部2014に出力してもよい。
(危険運転情報取得部2014)
危険運転情報取得部2014は、危険運転判定部2013から危険運転が発生したことを示す信号を受信すると、位置情報受信部203を介して衛星航法システムに基づく位置情報として例えばGPS信号を受信する。これにより、現在位置を示す位置情報として地球上の経度及び緯度を取得することができる。当該位置情報は危険運転が発生した位置を示す位置情報として扱われる。
危険運転情報取得部2014は、危険運転判定部2013から危険運転が発生したことを示す信号を受信すると、位置情報受信部203を介して衛星航法システムに基づく位置情報として例えばGPS信号を受信する。これにより、現在位置を示す位置情報として地球上の経度及び緯度を取得することができる。当該位置情報は危険運転が発生した位置を示す位置情報として扱われる。
また、危険運転情報取得部2014は、危険運転判定部2013から危険運転が発生したことを示す信号を受信すると、時計204から現時点の日時を示す時間情報を取得する。当該時間情報は危険運転が発生した日時を示す時間情報として扱われる。
危険運転情報取得部2014は、上記位置情報、時間情報および危険運転の種類を示す信号を、通信部205を介してクラウドサーバ5に出力する。なお、上記位置情報、時間情報および危険運転の種類を示す信号は所定の間隔で送信されてもよいし、車載カメラ20を搭載している自動車のエンジンが切られたタイミングで送信されてもよい。
(位置情報受信部203)
衛星航法システムに基づく位置情報としてGPS信号等を受信し、当該信号を危険運転情報取得部2014に出力する。
衛星航法システムに基づく位置情報としてGPS信号等を受信し、当該信号を危険運転情報取得部2014に出力する。
(時計204)
時計204は日時を測定するものである。危険運転情報取得部2014の指示に従い、測定した日時を危険運転情報取得部2014に出力する。
時計204は日時を測定するものである。危険運転情報取得部2014の指示に従い、測定した日時を危険運転情報取得部2014に出力する。
(通信部205)
通信部205は、広域通信網4等を介して外部機器との通信を行うものである。本実施形態では特に、クラウドサーバ5と通信を行う。
通信部205は、広域通信網4等を介して外部機器との通信を行うものである。本実施形態では特に、クラウドサーバ5と通信を行う。
(クラウドサーバ5の構成)
次に、クラウドサーバ5の構成について説明する。図1はクラウドサーバ5の要部構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、クラウドサーバ5は、通信部51、制御部52および記憶部53を備えている。
次に、クラウドサーバ5の構成について説明する。図1はクラウドサーバ5の要部構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、クラウドサーバ5は、通信部51、制御部52および記憶部53を備えている。
(通信部51)
通信部51は、広域通信網4等を介して外部機器との通信を行うものである。本実施形態では特に、複数の情報処理装置200および表示装置6と通信を行う。
通信部51は、広域通信網4等を介して外部機器との通信を行うものである。本実施形態では特に、複数の情報処理装置200および表示装置6と通信を行う。
(制御部52)
制御部52は、CPU、RAM、ROM等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。制御部52は、情報取得部(取得部)521、危険道路判定部(危険領域特定部)522および危険道路情報送信制御部(送信部)523を備えている。
制御部52は、CPU、RAM、ROM等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。制御部52は、情報取得部(取得部)521、危険道路判定部(危険領域特定部)522および危険道路情報送信制御部(送信部)523を備えている。
(情報取得部521)
情報取得部521は、複数の情報処理装置200から出力された危険運転の位置情報を示す信号、危険運転の時間情報を示す信号および危険運転の種類を示す信号を、通信部51を介して取得する。情報取得部521は上記各情報を取得すると、発生した危険運転の位置、時間および種類を示す危険運転発生情報531を更新する。危険運転発生情報531は記憶部53に格納されており、情報処理装置200から過去に取得した危険運転の発生情報(位置、時間および種類)が示されている。情報取得部521は、危険運転発生情報531を更新すると、危険運転発生情報531を更新したことを示す信号を危険道路判定部522に出力する。
情報取得部521は、複数の情報処理装置200から出力された危険運転の位置情報を示す信号、危険運転の時間情報を示す信号および危険運転の種類を示す信号を、通信部51を介して取得する。情報取得部521は上記各情報を取得すると、発生した危険運転の位置、時間および種類を示す危険運転発生情報531を更新する。危険運転発生情報531は記憶部53に格納されており、情報処理装置200から過去に取得した危険運転の発生情報(位置、時間および種類)が示されている。情報取得部521は、危険運転発生情報531を更新すると、危険運転発生情報531を更新したことを示す信号を危険道路判定部522に出力する。
(危険道路判定部522)
危険道路判定部522は複数の危険運転の位置情報に応じて危険領域を特定(判定)する。危険道路判定部522は特定した危険領域を示す危険道路情報(危険領域情報)533を生成する。危険道路判定部522は、危険運転発生情報531が更新されたことを示す信号の受信をトリガとして危険道路情報533の生成および更新を行ってもよい。生成された危険道路情報533は記憶部53に格納される。危険道路情報533が示す危険領域は、ユーザに対して表示される地図にマッピングされる。
危険道路判定部522は複数の危険運転の位置情報に応じて危険領域を特定(判定)する。危険道路判定部522は特定した危険領域を示す危険道路情報(危険領域情報)533を生成する。危険道路判定部522は、危険運転発生情報531が更新されたことを示す信号の受信をトリガとして危険道路情報533の生成および更新を行ってもよい。生成された危険道路情報533は記憶部53に格納される。危険道路情報533が示す危険領域は、ユーザに対して表示される地図にマッピングされる。
危険道路判定部522は記憶部53に格納されている地図532に示されている道路が危険領域であるか否かを判定する。例えば、危険道路判定部522は危険運転発生情報531が示す危険運転が発生した位置を地図532にマッピングする。そして、危険道路判定部522は地図532における所定の領域における危険運転発生の件数に応じて、当該領域の危険度のランク分けを行ってもよい。例えば、当該領域の危険度を、危険であるか危険でないかの2段階にランク分けしてもよい。また、当該領域の危険度を複数の段階に分けてランク分けしてもよい。危険道路情報533には各危険領域のランクが含まれていてもよい。
例えば、危険道路判定部522は幹線道路の距離が1kmの区間において、危険運転の発生数が所定の数以上である場合、当該区間を危険領域(危険区間)と判定してもよい。また、危険領域の判定対象が生活道路である場合、危険領域の判定対象を道路の区画ではなく半径500mの領域等としてもよい。
換言すると、危険運転発生の位置にある道路の種類に応じて、上記危険領域の範囲を道路の区間または道路を含む周辺領域に決定する。上記の構成によれば、危険運転が生じた道路の種類に応じて特定する危険領域の範囲を変更することができる。
また、危険道路判定部522は危険運転の種類ごとに危険領域を特定してもよい。また、危険領域に特定する範囲を危険運転の種類に応じて変更してもよい。例えば、危険運転が速度制限超過の場合、当該危険運転を行っている車両は広範囲に危険を及ぼす可能性が高い。そのため、危険運転が速度制限超過の場合、危険運転の発生位置から所定の間隔を設けた位置までを危険領域に特定してもよい。
また、危険道路判定部522は、危険運転発生情報531が示す危険運転の発生時間を用いて、所定の期間において発生した危険運転の位置に応じて危険領域を特定してもよい。
例えば、現時点から1年前までの期間内に発生した危険運転の位置に基づいて危険領域を特定してもよい。上記の構成よれば、最近の危険運転の発生傾向を加味した危険領域を特定することができる。
また、上記所定の期間を、特定の時間帯(夜間)、大型連休期間等の特定の期間としてもよい。上記の構成によれば、特定の期間において危険運転が発生しやすい領域を危険領域とすることができる。
(危険道路情報533の更新)
危険道路判定部522は情報取得部521が位置情報を新たに取得した場合、上記位置情報が示す位置を含む領域について、危険領域の判定を行う。上記判定において、当該領域の危険度のランクに変更が生じた等の場合に、当該判定結果に応じて危険領域情報を更新する。
危険道路判定部522は情報取得部521が位置情報を新たに取得した場合、上記位置情報が示す位置を含む領域について、危険領域の判定を行う。上記判定において、当該領域の危険度のランクに変更が生じた等の場合に、当該判定結果に応じて危険領域情報を更新する。
(危険道路情報送信制御部523)
危険道路情報送信制御部523は表示装置6からのリクエストに応じて、通信部51を介して表示装置6に危険道路情報533を送信する。なお、過去に、表示装置6に危険道路情報533を送信している場合は、表示装置6が有している危険道路情報533から更新された分の危険道路情報533のみを送信してもよい。また、表示装置6が位置している場所から所定の範囲の危険道路情報533のみを送信してもよい。この場合、危険道路情報送信制御部523は当該所定の範囲に危険領域があるか否かを判定し、当該所定の範囲に危険領域がある場合に危険道路情報533を送信してもよい。
危険道路情報送信制御部523は表示装置6からのリクエストに応じて、通信部51を介して表示装置6に危険道路情報533を送信する。なお、過去に、表示装置6に危険道路情報533を送信している場合は、表示装置6が有している危険道路情報533から更新された分の危険道路情報533のみを送信してもよい。また、表示装置6が位置している場所から所定の範囲の危険道路情報533のみを送信してもよい。この場合、危険道路情報送信制御部523は当該所定の範囲に危険領域があるか否かを判定し、当該所定の範囲に危険領域がある場合に危険道路情報533を送信してもよい。
(記憶部53)
記憶部53は、上述の危険運転発生情報531、地図532、危険道路情報533等が格納されている。
記憶部53は、上述の危険運転発生情報531、地図532、危険道路情報533等が格納されている。
(表示装置6の構成)
次に、表示装置6の構成について説明する。図5は表示装置6の要部構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、表示装置6は、操作部61、通信部62、表示部63、制御部64および記憶部65を備えている。
次に、表示装置6の構成について説明する。図5は表示装置6の要部構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、表示装置6は、操作部61、通信部62、表示部63、制御部64および記憶部65を備えている。
(操作部61)
操作部61はユーザの操作を受け付ける。本実施形態では特に、危険領域がマッピングされている地図の表示のための操作などを受け付ける。
操作部61はユーザの操作を受け付ける。本実施形態では特に、危険領域がマッピングされている地図の表示のための操作などを受け付ける。
(通信部62)
通信部62は、広域通信網4等を介して外部機器との通信を行うものである。本実施形態では特に、クラウドサーバ5と通信を行う。
通信部62は、広域通信網4等を介して外部機器との通信を行うものである。本実施形態では特に、クラウドサーバ5と通信を行う。
(表示部63)
表示部63は、画像を表示することができるように構成され、例えば、液晶パネルおよびバックライトユニットを備える液晶ディスプレイによって実現される。本実施形態では特に、危険領域がマッピングされている地図の画像などが表示される。
表示部63は、画像を表示することができるように構成され、例えば、液晶パネルおよびバックライトユニットを備える液晶ディスプレイによって実現される。本実施形態では特に、危険領域がマッピングされている地図の画像などが表示される。
(制御部64)
制御部64は、CPU、RAM、ROM等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。制御部64は、操作受付部641、危険道路情報取得部642および表示画像生成部643を備えている。
制御部64は、CPU、RAM、ROM等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。制御部64は、操作受付部641、危険道路情報取得部642および表示画像生成部643を備えている。
(操作受付部641)
操作受付部641は、危険領域がマッピングされている地図の表示のためのユーザ操作を操作部61を介して受け付ける。当該操作を受け付けると、通信部62を介してクラウドサーバ5に危険道路情報533の送信をリクエストする。
操作受付部641は、危険領域がマッピングされている地図の表示のためのユーザ操作を操作部61を介して受け付ける。当該操作を受け付けると、通信部62を介してクラウドサーバ5に危険道路情報533の送信をリクエストする。
(危険道路情報取得部642)
危険道路情報取得部642は通信部62を介して危険道路情報533を取得し、取得した危険道路情報533を記憶部65に格納する。
危険道路情報取得部642は通信部62を介して危険道路情報533を取得し、取得した危険道路情報533を記憶部65に格納する。
なお、過去に、表示装置6が危険道路情報533を受信している場合は、表示装置6が有している危険道路情報533から更新された分の危険道路情報533のみを送信してもよい。この場合、危険道路情報取得部642は受信した更新された分の危険道路情報533を用いて、記憶部65に格納されている危険道路情報533を更新する。上記の構成によれば、危険領域情報の更新および危険領域情報の送信を効率よく行うことができる。
危険道路情報取得部642は危険道路情報533を記憶部65に格納する、または、記憶部65に格納されている危険道路情報533を更新すると、表示画像生成部643に表示画像生成を指示する。
(表示画像生成部643)
表示画像生成部643は、記憶部65に格納されている危険道路情報533および地図データである地図652を用いて危険領域がマッピングされている地図の画像を生成し、表示部63に当該画像を表示させる。
表示画像生成部643は、記憶部65に格納されている危険道路情報533および地図データである地図652を用いて危険領域がマッピングされている地図の画像を生成し、表示部63に当該画像を表示させる。
例えば、表示画像生成部643は、危険道路情報533が示す危険領域を危険運転の種類ごとに地図上に表示した画像を生成してもよい。
上記の構成によれば、当該画像を確認することで、ユーザは各種類の危険運転が発生しやすい危険領域を認識することができる。
上記のクラウドサーバ5の構成によれば、例えば、表示装置6を介してユーザは危険運転が発生しやすい危険領域を認識することができる。そのため、ユーザが他車両による危険運転の被害を受けることを低減することができる。
(危険領域表示システム1の処理の流れ)
次に、危険領域表示システム1の処理の流れの一例について説明する。
次に、危険領域表示システム1の処理の流れの一例について説明する。
(情報処理装置200における処理の流れ)
図6は情報処理装置200における処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6に示すように、映像取得部2011は映像データを取得する(S1)。続いて、危険運転判定部2013は他車両の危険運転を判定(検出)する(S2)。危険運転が発生したと判定した場合(S2でYES)、危険運転情報取得部2014は、危険運転が発生した位置情報、危険運転が発生した時間情報および発生した危険運転の種類を取得し(S3:位置情報取得ステップ、時間情報取得ステップ、種類判定ステップ)、クラウドサーバ5に送信し(S4)、処理は終了する。なお、危険運転が発生していないと判定した場合(S2でNO)、処理はS1に戻る。
図6は情報処理装置200における処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6に示すように、映像取得部2011は映像データを取得する(S1)。続いて、危険運転判定部2013は他車両の危険運転を判定(検出)する(S2)。危険運転が発生したと判定した場合(S2でYES)、危険運転情報取得部2014は、危険運転が発生した位置情報、危険運転が発生した時間情報および発生した危険運転の種類を取得し(S3:位置情報取得ステップ、時間情報取得ステップ、種類判定ステップ)、クラウドサーバ5に送信し(S4)、処理は終了する。なお、危険運転が発生していないと判定した場合(S2でNO)、処理はS1に戻る。
(クラウドサーバ5における処理の流れ)
次に、クラウドサーバ5における処理の流れについて説明する。図7はクラウドサーバ5における処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7に示すように、情報取得部521は、位置情報、時間情報および発生した危険運転の種類を取得する(S11)。続いて、情報取得部521は取得した情報を用いて危険運転発生情報531を更新する(S12)。続いて、危険道路判定部522は危険領域を特定することによって、危険領域があるか否かを判定する(S13)。危険領域がある場合(S13でYES)、危険道路判定部522は危険道路情報533を生成または更新し(S14:生成ステップ、更新するステップ)、処理は終了する。なお、危険領域がない場合(S13でNO)、処理は終了する。
次に、クラウドサーバ5における処理の流れについて説明する。図7はクラウドサーバ5における処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7に示すように、情報取得部521は、位置情報、時間情報および発生した危険運転の種類を取得する(S11)。続いて、情報取得部521は取得した情報を用いて危険運転発生情報531を更新する(S12)。続いて、危険道路判定部522は危険領域を特定することによって、危険領域があるか否かを判定する(S13)。危険領域がある場合(S13でYES)、危険道路判定部522は危険道路情報533を生成または更新し(S14:生成ステップ、更新するステップ)、処理は終了する。なお、危険領域がない場合(S13でNO)、処理は終了する。
(表示装置6における処理の流れ)
次に、表示装置6における処理の流れについて説明する。図8は表示装置6における処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8に示すように、危険道路情報取得部642はクラウドサーバ5から危険道路情報533を取得する(S21)。続いて、表示画像生成部643は表示画像を生成し(S22)、表示部63に当該表示画像を表示させる(S23:表示ステップ)。
次に、表示装置6における処理の流れについて説明する。図8は表示装置6における処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8に示すように、危険道路情報取得部642はクラウドサーバ5から危険道路情報533を取得する(S21)。続いて、表示画像生成部643は表示画像を生成し(S22)、表示部63に当該表示画像を表示させる(S23:表示ステップ)。
(表示画像の例)
次に、図9を用いて、表示装置6の表示部63に表示される表示画像について説明する。図9の(a)および(b)は、表示装置6が表示する危険領域がマッピングされた地図を示す表示画像の一例を示す図である。
次に、図9を用いて、表示装置6の表示部63に表示される表示画像について説明する。図9の(a)および(b)は、表示装置6が表示する危険領域がマッピングされた地図を示す表示画像の一例を示す図である。
図9の(a)に示す表示画像P1は、危険道路情報533が示す危険領域を地図上にマッピングしたものである。例えば、表示画像において、危険道路判定部522が判定した危険領域のランクに応じて、それぞれの危険領域が色分けされて表示されても良い。表示画像P1に示すように、幹線道路のおける危険領域については、幹線道路の該当区間を色分けして表示し、危険領域が生活道路の場合は、該当領域を色分けして表示している。
また、表示画像には当該危険領域において発生している危険運転の種類が示されていてもよい。
図9の(b)に示す表示画像P2は、危険運転が発生した地点をそのまま地図上にマッピングしたものである。すなわち、危険道路情報533は危険運転が発生した位置を示す位置情報を含んでいてもよい。
上記の構成によれば、危険運転が発生した位置、危険運転の発生の頻度が高い危険領域等をマッピングした地図の画像を運転者に表示することで、運転者が煽り運転等の危険運転の被害を受ける前に運転者に注意喚起を行うことができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(危険領域表示システム1)
本実施形態2に係る危険領域表示システム1は情報処理装置200、クラウドサーバ5およびカーナビ(表示装置、カーナビゲーション装置)6aを含んでいる。情報処理装置200およびクラウドサーバ5については、実施形態1にて説明した構成と同様のためここでの説明は繰り返さない。
本実施形態2に係る危険領域表示システム1は情報処理装置200、クラウドサーバ5およびカーナビ(表示装置、カーナビゲーション装置)6aを含んでいる。情報処理装置200およびクラウドサーバ5については、実施形態1にて説明した構成と同様のためここでの説明は繰り返さない。
カーナビ6aはカーナビゲーション装置であり、目的地までのルートとしてクラウドサーバ5が特定した危険領域を通過しないルートを表示する。図10はカーナビ6aが表示する表示画像の一例を示す図である。図10に示すように表示画像P3には危険区画(領域)を避けたルートが推奨ルートとして表示されている。なお、図10に示す表示画像P3上には、説明の便宜上、破線にて危険区画を通過するルートを示しているがカーナビ6aが表示する表示画像中には破線にて示されているルートは表示されていないものとする。上記の構成によれば、ユーザが他車両による危険運転の被害を受けることを低減することができる。
(カーナビ6aの構成)
次に、カーナビ6aの構成について説明する。図11はカーナビ6aの要部構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、カーナビ6aは、操作部61、通信部62、表示部63、制御部64aおよび記憶部65を備えている。なお、通信部62および表示部63の構成については実施形態1にて説明した構成と同様のため、ここでの説明は繰り返さない。
次に、カーナビ6aの構成について説明する。図11はカーナビ6aの要部構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、カーナビ6aは、操作部61、通信部62、表示部63、制御部64aおよび記憶部65を備えている。なお、通信部62および表示部63の構成については実施形態1にて説明した構成と同様のため、ここでの説明は繰り返さない。
(操作部61)
操作部61はユーザの操作を受け付ける。本実施形態では特に、目的地等の操作入力を含むルート検索の操作入力などを受け付ける。
操作部61はユーザの操作を受け付ける。本実施形態では特に、目的地等の操作入力を含むルート検索の操作入力などを受け付ける。
(制御部64a)
制御部64aは、CPU、RAM、ROM等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。制御部64aは、操作受付部641、危険道路情報取得部642、表示画像生成部643a、ルート検索部644aおよび危険領域判定部645aを備えている。
制御部64aは、CPU、RAM、ROM等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。制御部64aは、操作受付部641、危険道路情報取得部642、表示画像生成部643a、ルート検索部644aおよび危険領域判定部645aを備えている。
(操作受付部641)
操作受付部641は、ルート検索のユーザ操作を操作部61を介して受け付ける。当該操作を受け付けると、通信部62を介してクラウドサーバ5に危険道路情報533の送信をリクエストする。
操作受付部641は、ルート検索のユーザ操作を操作部61を介して受け付ける。当該操作を受け付けると、通信部62を介してクラウドサーバ5に危険道路情報533の送信をリクエストする。
(危険道路情報取得部642)
ここでは、実施形態1にて説明した危険道路情報取得部642と異なる構成についてのみ説明する。本実施形態にかかる危険道路情報取得部642は危険道路情報533を記憶部65に格納する、または、記憶部65に格納されている危険道路情報533を更新すると、ルート検索部644aにルート検索を指示する。
ここでは、実施形態1にて説明した危険道路情報取得部642と異なる構成についてのみ説明する。本実施形態にかかる危険道路情報取得部642は危険道路情報533を記憶部65に格納する、または、記憶部65に格納されている危険道路情報533を更新すると、ルート検索部644aにルート検索を指示する。
(ルート検索部644a)
ルート検索部644aは、ユーザが入力した目的地および現在位置等からルートを検索する。例えば、ルート検索部644aは、記憶部65に格納されている地図データである地図652等を参照して、ユーザが入力した目的地および現在位置等から目的地へのルートを検索してもよい。ルート検索部644aは、検索したルートを示す情報を危険領域判定部645aに出力する。
ルート検索部644aは、ユーザが入力した目的地および現在位置等からルートを検索する。例えば、ルート検索部644aは、記憶部65に格納されている地図データである地図652等を参照して、ユーザが入力した目的地および現在位置等から目的地へのルートを検索してもよい。ルート検索部644aは、検索したルートを示す情報を危険領域判定部645aに出力する。
(危険領域判定部645a)
危険領域判定部645aは、記憶部65に格納されている危険道路情報533、地図データである地図652等を用いて、ルート検索部644aが検索したルート上に危険領域があるか否かを判定する。換言すると、危険領域判定部645aは、ルート検索部644aが検索したルートが危険領域を通過するルートであるか否かを判定する。ルート検索部644aが検索したルート上に危険領域がある場合、危険領域判定部645aは他のルートの検索をルート検索部644aに指示する。ルート検索部644aが検索したルート上に危険領域がない場合、危険領域判定部645aは当該ルートを示す信号を表示画像生成部643aに出力する。
危険領域判定部645aは、記憶部65に格納されている危険道路情報533、地図データである地図652等を用いて、ルート検索部644aが検索したルート上に危険領域があるか否かを判定する。換言すると、危険領域判定部645aは、ルート検索部644aが検索したルートが危険領域を通過するルートであるか否かを判定する。ルート検索部644aが検索したルート上に危険領域がある場合、危険領域判定部645aは他のルートの検索をルート検索部644aに指示する。ルート検索部644aが検索したルート上に危険領域がない場合、危険領域判定部645aは当該ルートを示す信号を表示画像生成部643aに出力する。
(表示画像生成部643a)
表示画像生成部643aは、危険領域判定部645aから受信した信号が示すルート、記憶部65に格納されている危険道路情報取得部642および地図652等を用いて危険区画(領域)を避けたルートが表示されている表示画像を生成し、表示部63に当該表示画像を表示させる。例えば、表示画像生成部643aが生成する表示画像には、危険区画(領域)が表示されていてもよい。
表示画像生成部643aは、危険領域判定部645aから受信した信号が示すルート、記憶部65に格納されている危険道路情報取得部642および地図652等を用いて危険区画(領域)を避けたルートが表示されている表示画像を生成し、表示部63に当該表示画像を表示させる。例えば、表示画像生成部643aが生成する表示画像には、危険区画(領域)が表示されていてもよい。
(カーナビ6aにおける処理の流れ)
次に、カーナビ6aにおける処理の流れについて説明する。図12はカーナビ6aにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12に示すように、危険道路情報取得部642はクラウドサーバ5から危険道路情報533を取得する(S21)。続いて、ルート検索部644aは、目的地までの推奨ルートを検索する(S31)。当該ルート検索の方法は特に限定されず、公知の技術を用いることができる。続いて、危険領域判定部645aは、危険道路情報533を参照し、ステップS31にて検索された推奨ルートが、危険区間または危険領域を通過するルートであるか否かを判定する(S32)。推奨ルートが危険区間または危険領域を通過するルートでない場合(S32でNO)、表示画像生成部643aは表示画像を生成し(S22)、表示部63に表示画像を表示させ(S23)、処理は終了する。なお、推奨ルートが危険区間または危険領域を通過するルートである場合(S32でYES)、処理はS31に戻る。
次に、カーナビ6aにおける処理の流れについて説明する。図12はカーナビ6aにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12に示すように、危険道路情報取得部642はクラウドサーバ5から危険道路情報533を取得する(S21)。続いて、ルート検索部644aは、目的地までの推奨ルートを検索する(S31)。当該ルート検索の方法は特に限定されず、公知の技術を用いることができる。続いて、危険領域判定部645aは、危険道路情報533を参照し、ステップS31にて検索された推奨ルートが、危険区間または危険領域を通過するルートであるか否かを判定する(S32)。推奨ルートが危険区間または危険領域を通過するルートでない場合(S32でNO)、表示画像生成部643aは表示画像を生成し(S22)、表示部63に表示画像を表示させ(S23)、処理は終了する。なお、推奨ルートが危険区間または危険領域を通過するルートである場合(S32でYES)、処理はS31に戻る。
〔ソフトウェアによる実現例〕
情報処理装置200、クラウドサーバ5、表示装置6およびカーナビ6a装置10の制御ブロック(制御部201、52、64および64a)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
情報処理装置200、クラウドサーバ5、表示装置6およびカーナビ6a装置10の制御ブロック(制御部201、52、64および64a)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報処理装置200、クラウドサーバ5、表示装置6およびカーナビ6a装置10は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るシステム(危険領域表示システム1)は、走行する車両を撮像した撮像データから判定した危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する情報処理装置(200)と、上記情報処理装置から取得した複数の上記位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険領域情報(危険道路情報533)を生成する情報提供サーバ(クラウドサーバ5)と、上記危険領域情報が示す上記危険領域を地図上に表示する表示装置(表示装置6、カーナビ6a)とを含む。
本発明の態様1に係るシステム(危険領域表示システム1)は、走行する車両を撮像した撮像データから判定した危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する情報処理装置(200)と、上記情報処理装置から取得した複数の上記位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険領域情報(危険道路情報533)を生成する情報提供サーバ(クラウドサーバ5)と、上記危険領域情報が示す上記危険領域を地図上に表示する表示装置(表示装置6、カーナビ6a)とを含む。
本発明の態様2に係るシステムは、前記態様1において、上記情報処理装置は当該危険運転が発生した日時を示す時間情報を取得し、上記情報提供サーバは、上記情報処理装置から取得した上記時間情報を用いて所定の期間において発生した危険運転の上記位置情報に応じて上記危険領域を特定してもよい。
本発明の態様3に係るシステムは、前記態様1において、上記情報処理装置は、当該危険運転の種類を上記撮像データから判定し、上記情報提供サーバは上記情報処理装置が判定した上記危険運転の種類ごとに上記危険領域を特定し、上記表示装置は上記情報処理装置が判定した上記危険運転の種類ごとに上記危険領域を地図上に表示してもよい。
本発明の態様4に係るシステムは、前記態様1において、上記情報提供サーバは、上記位置情報が示す位置にある道路の種類に応じて、上記危険領域の範囲を決定してよい。
本発明の態様5に係るシステムは、前記態様1において、上記情報提供サーバは、上記位置情報を新たに取得した場合に上記危険領域情報を更新し、上記表示装置は、更新された分の上記危険領域情報を用いて、自装置が有する更新前の上記危険領域情報を更新してもよい。
本発明の態様6に係るシステムは、前記態様1において、上記表示装置はカーナビゲーション装置(カーナビ6a)であり、上記表示装置は、目的地までのルートとして上記危険領域を通過しないルートを表示してもよい。
本発明の態様7に係るシステムは、前記態様1において、上記走行する車両を撮像した撮像データは、上記危険運転の被害を受けている車両に設置されている撮像装置および上記危険運転の被害を受けている車両以外の位置に設置されている撮像装置の少なくとも1つによって撮像された撮像データであってもよい。
本発明の態様8に係るシステムの制御方法は、走行する車両を撮像した撮像データから判定した危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップ(S3)と、上記位置情報取得ステップにて取得した複数の上記位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険領域情報を生成する生成ステップ(S14)と、上記危険領域情報を用いて上記危険領域が示された地図を表示する表示ステップ(S23)とを含む。
本発明の態様9に係るシステムの制御方法は、前記態様8において、当該危険運転が発生した日時を示す時間情報を取得する時間情報取得ステップ(S3)をさらに含み、上記危険領域は上記時間情報取得ステップにて取得された上記時間情報を用いて所定の期間において発生した危険運転の上記位置情報に応じて特定されてもよい。
本発明の態様10に係るシステムの制御方法は、前記態様8において、当該危険運転の種類を上記撮像データから判定する種類判定ステップ(S3)をさらに含み、上記危険領域は上記種類判定ステップにて判定された上記危険運転の種類を用いて特定され、上記表示ステップにて、上記種類判定ステップにて判定された上記危険運転の種類ごとに上記危険領域を地図上に表示してもよい。
本発明の態様11に係るシステムの制御方法は、前記態様8において、上記生成ステップにて、上記位置情報が示す位置にある道路の種類に応じて、上記危険領域の特定範囲を決定してもよい。
本発明の態様12に係るシステムの制御方法は、前記態様8において、上記位置情報を新たに取得した場合に、情報提供サーバが上記危険領域情報を更新するステップ(S14)と、更新された分の上記危険領域情報を用いて、表示装置が自装置が有する更新前の上記危険領域情報を更新するステップとを含んでいてもよい。
本発明の態様13に係るシステムの制御方法は、前記態様8において、上記表示ステップにて、カーナビゲーション装置において目的地までのルートとして上記危険領域を通過しないルートを表示してもよい。
本発明の態様14に係るシステムの制御方法は、前記態様8において、上記走行する車両を撮像した撮像データは、上記危険運転の被害を受けている車両に設置されている撮像装置および上記危険運転の被害を受けている車両以外の位置に設置されている撮像装置の少なくとも1つによって撮像された撮像データであってもよい。
本発明の態様15に係る情報提供サーバ(クラウドサーバ5)は、危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する取得部(情報取得部521)と、複数の上記位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険領域情報(危険道路情報533)を生成する危険領域特定部(危険道路判定部522)と、上記危険領域情報を外部機器(表示装置6)に送信するクラウドサーバ(危険道路情報送信制御部523)とを備えている。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせる事により、新しい技術的特徴を形成する事ができる。
1 危険領域表示システム(システム)
200 情報処理装置
5 クラウドサーバ(情報提供サーバ)
521 情報取得部(取得部)
522 危険道路判定部(危険領域特定部)
523 危険道路情報送信制御部(送信部)
533 危険道路情報(危険領域情報)
6 表示装置
6a カーナビ(表示装置、カーナビゲーション装置)
S3 位置情報取得ステップ、時間情報取得ステップ、種類判定ステップ
S14 生成ステップ、更新するステップ
S23 表示ステップ
200 情報処理装置
5 クラウドサーバ(情報提供サーバ)
521 情報取得部(取得部)
522 危険道路判定部(危険領域特定部)
523 危険道路情報送信制御部(送信部)
533 危険道路情報(危険領域情報)
6 表示装置
6a カーナビ(表示装置、カーナビゲーション装置)
S3 位置情報取得ステップ、時間情報取得ステップ、種類判定ステップ
S14 生成ステップ、更新するステップ
S23 表示ステップ
Claims (15)
- 走行する車両を撮像した撮像データから判定した危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する情報処理装置と、
上記情報処理装置から取得した複数の上記位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険領域情報を生成する情報提供サーバと、
上記危険領域情報が示す上記危険領域を地図上に表示する表示装置と
を含むことを特徴とするシステム。 - 上記情報処理装置は当該危険運転が発生した日時を示す時間情報を取得し、
上記情報提供サーバは、上記情報処理装置から取得した上記時間情報を用いて所定の期間において発生した危険運転の上記位置情報に応じて上記危険領域を特定することを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 上記情報処理装置は、当該危険運転の種類を上記撮像データから判定し、
上記情報提供サーバは上記情報処理装置が判定した上記危険運転の種類ごとに上記危険領域を特定し、
上記表示装置は上記情報処理装置が判定した上記危険運転の種類ごとに上記危険領域を地図上に表示する
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 上記情報提供サーバは、上記位置情報が示す位置にある道路の種類に応じて、上記危険領域の範囲を決定することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 上記情報提供サーバは、上記位置情報を新たに取得した場合に上記危険領域情報を更新し、
上記表示装置は、更新された分の上記危険領域情報を用いて、自装置が有する更新前の上記危険領域情報を更新することを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 上記表示装置はカーナビゲーション装置であり、
上記表示装置は、目的地までのルートとして上記危険領域を通過しないルートを表示することを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 上記走行する車両を撮像した撮像データは、上記危険運転の被害を受けている車両に設置されている撮像装置および上記危険運転の被害を受けている車両以外の位置に設置されている撮像装置の少なくとも1つによって撮像された撮像データであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 走行する車両を撮像した撮像データから判定した危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
上記位置情報取得ステップにて取得した複数の上記位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険領域情報を生成する生成ステップと、
上記危険領域情報を用いて上記危険領域が示された地図を表示する表示ステップと
を含むことを特徴とするシステムの制御方法。 - 当該危険運転が発生した日時を示す時間情報を取得する時間情報取得ステップをさらに含み、
上記危険領域は上記時間情報取得ステップにて取得された上記時間情報を用いて所定の期間において発生した危険運転の上記位置情報に応じて特定されていることを特徴とする請求項8に記載のシステムの制御方法。 - 当該危険運転の種類を上記撮像データから判定する種類判定ステップをさらに含み、
上記危険領域は上記種類判定ステップにて判定された上記危険運転の種類を用いて特定され、
上記表示ステップにて、上記種類判定ステップにて判定された上記危険運転の種類ごとに上記危険領域を地図上に表示することを特徴とする請求項8に記載のシステムの制御方法。 - 上記生成ステップにて、上記位置情報が示す位置にある道路の種類に応じて、上記危険領域の特定範囲を決定することを特徴とする請求項8に記載のシステムの制御方法。
- 上記位置情報を新たに取得した場合に、情報提供サーバが上記危険領域情報を更新するステップと、
更新された分の上記危険領域情報を用いて、表示装置が自装置が有する更新前の上記危険領域情報を更新するステップとを含む、
ことを特徴とする請求項8に記載のシステムの制御方法。 - 上記表示ステップにて、カーナビゲーション装置において目的地までのルートとして上記危険領域を通過しないルートを表示することを特徴とする請求項8に記載のシステムの制御方法。
- 上記走行する車両を撮像した撮像データは、上記危険運転の被害を受けている車両に設置されている撮像装置および上記危険運転の被害を受けている車両以外の位置に設置されている撮像装置の少なくとも1つによって撮像された撮像データであることを特徴とする請求項8に記載のシステムの制御方法。
- 危険運転が発生した位置を示す位置情報を取得する取得部と、
複数の上記位置情報に応じて特定した危険領域を示す危険領域情報を生成する危険領域特定部と、
上記危険領域情報を外部機器に送信する送信部と
を備えていることを特徴とする情報提供サーバ。
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