JP2020117192A - 鋳造スイングアーム - Google Patents

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勇太 石坂
Yuta Ishizaka
勇太 石坂
裕嗣 久保山
Hirotsugu Kuboyama
裕嗣 久保山
正明 川▲崎▼
Masaaki Kawasaki
正明 川▲崎▼
信一 細越
Shinichi Hosokoshi
信一 細越
貴充 畠山
Takamitsu Hatakeyama
貴充 畠山
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Abstract

【課題】外観自由度を持たせつつ、軽量化された鋳造スイングアームを提供する。【解決手段】ピボット部(31)と、ピボット部(31)から後方に延びる左右のアーム部(32、33)と、左右のアーム部(32、33)を接続するクロスメンバ(34)と、を備える鋳造スイングアームであって、左右のアーム部(32、33)は、クロスメンバ(34)に接続されるクロス部(32B、33B)と、クロス部(32B、33B)から前方に延びる前アーム部(32A、33A)と、後方に延びる後アーム部(32C、33C)からなり、後アーム部(32C、33C)には、幅方向内側に開放する内向き凹部(43、44)が形成されるとともに、クロス部(32B、33B)には、幅方向外側に開放する外向き凹部(41A、42A)が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、鋳造スイングアームに関する。
従来、鋳造により製造された鋳造スイングアームにおいて、凹部を形成して軽量化することが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、スイングアームの前後方向全体に、幅方向外側に開放する外向きの凹部を形成し、軽量化している。
特開2008−81107号公報
スイングアームは幅方向外側に露出し易い。よって、外向きに開放された外向き凹部は幅方向外側から見えやすく、外観に与える影響が大きいという課題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、外観自由度を持たせつつ、軽量化された鋳造スイングアームを提供することを目的とする。
鋳造スイングアームは、ピボット部(31)と、前記ピボット部(31)から後方に延びる左右のアーム部(32、33)と、前記左右のアーム部(32、33)を接続するクロスメンバ(34)と、を備える鋳造スイングアームにおいて、前記左右のアーム部(32、33)は、前記クロスメンバ(34)に接続されるクロス部(32B、33B)と、前記クロス部(32B、33B)から前方に延びる前アーム部(32A、33A)と、後方に延びる後アーム部(32C、33C)からなり、前記後アーム部(32C、33C)には、幅方向内側に開放する内向き凹部(43、44)が形成されるとともに、前記クロス部(32B、33B)には、幅方向外側に開放する外向き凹部(41A、42A)が形成されることを特徴とする。
上記構成において、前記外向き凹部(41A、42A)は、幅方向において、前記クロスメンバ(34)の内側まで延び、左右の前記外向き凹部(41A、42A)の間には、上壁(51C)と、下壁(52C)とを接続する縦壁(53E)が設けられてもよい。
また、上記構成において、前記クロスメンバ(34)は、クッション受け部(35)を有するとともに、上面視で前記クッション受け部(35)と重なる位置に縦壁(53E)があってもよい。
また、上記構成において、前記前アーム部(32A,33A)には、外向き凹部(41B、42B)が形成されてもよい。
また、上記構成において、前記クロス部(32B、33B)に形成される前記外向き凹部(41A、42A)と、前記前アーム部(32A、33A)に形成される前記外向き凹部(41B、42B)と、は繋がっていてもよい。
また、上記構成において、前記内向き凹部(43、44)は、上壁(51D、51E)と下壁(52D、52E)と前記上壁(51D、51E)と前記下壁(52D、52E)とをつなぐ縦壁(53G、53H)からなり、前記縦壁(53G、53H)は、前記後アーム部(32C、33C)の幅方向中央(L1、L2)よりも幅方向外側にオフセットされることにより車幅中心側へ開口するコ字断面形状を形成してもよい。
また、上記構成において、前記外向き凹部(41A、41B、42A、42B)は、上壁(51A、51B、51C)と下壁(52A、52B、52C)と、縦壁(53A、53B、53C、53D、53E)からなり、車幅外方側へ開口するコ字断面形状を有してもよい。
鋳造スイングアームは、ピボット部と、前記ピボット部から後方に延びる左右のアーム部と、前記左右のアーム部を接続するクロスメンバと、を備える鋳造スイングアームにおいて、前記左右のアーム部は、前記クロスメンバに接続されるクロス部と、前記クロス部から前方に延びる前アーム部と、後方に延びる後アーム部からなり、前記後アーム部には、幅方向内側に開放する内向き凹部が形成されるとともに、前記クロス部には、幅方向外側に開放する外向き凹部が形成される。この構成によれば、鋳造スイングアームについて、外観性を維持しながら軽量化することができる。
上記構成において、前記外向き凹部は、幅方向において、前記クロスメンバの内側まで延び、左右の前記外向き凹部の間には、上壁と、下壁とを接続する縦壁が設けられてもよい。この構成によれば、凹部形成により、鋳造スイングアームの軽量化をすることができる。
また、上記構成において、前記クロスメンバは、クッション受け部を有するとともに、上面視で前記クッション受け部と重なる位置に縦壁があってもよい。この構成によれば、鋳造スイングアームの剛性をあげることができる。
また、上記構成において、前記前アーム部には、外向き凹部が形成されてもよい。この構成によれば、鋳造スイングアームの軽量化をすることができる。
また、上記構成において、前記クロス部に形成される前記外向き凹部と、前記前アーム部に形成される前記外向き凹部と、は繋がっていてもよい。この構成によれば、鋳造スイングアームの軽量化ができると共に、鋳造スイングアームをしなりやすくできる。
また、上記構成において、前記内向き凹部は、上壁と下壁と前記上壁と前記下壁とをつなぐ縦壁からなり、前記縦壁は、前記後アーム部の幅方向中央よりも幅方向外側にオフセットされることにより車幅中心側へ開口するコ字断面形状を形成してもよい。この構成によれば、鋳造スイングアームについて、外観性を維持しながら軽量化することができる。
また、上記構成において、前記外向き凹部は、上壁と下壁と、縦壁からなり、車幅外方側へ開口するコ字断面形状を有してもよい。この構成によれば、鋳造スイングアームについて、軽量化することができる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 スイングアームを左前上方から見た斜視図である。 スイングアームの左側面図である。 スイングアームの平面図である。 スイングアームの底面図である。 図3のVI−VI線断面図である。 図4のVII−VII線断面図である。 図4のVIII−VIII線断面図である。 スイングアームを右後下方から見た斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレームFにパワーユニットとしてのエンジン10が支持され、前輪2を操舵可能に支持する操舵系11が車体フレームFの前端に操舵可能に支持され、後輪(車輪)3を支持するスイングアーム12が車体フレームFの後部側に設けられる車両である。自動二輪車1は、運転者が跨るようにして着座するシート13が車体フレームFの後部の上方に設けられる鞍乗り型車両である。
車体フレームFは、操舵系11を支持するヘッドパイプ(不図示)と、このヘッドパイプから後下がりに後方へ延びる左右一対のメインフレーム14と、メインフレーム14の後端部から下方に延びる左右一対のピボットフレーム15と、メインフレーム14の後端部から後方に延びるシートフレーム16とを備える。
自動二輪車1は、左右のピボットフレーム15を車幅方向(左右方向)に連結するピボット軸17を備える。ピボット軸17は車幅方向に延びる。
スイングアーム12の前端は、ピボット軸17に軸支される。スイングアーム12は、ピボット軸17を中心に上下方向に揺動可能である。スイングアーム12は、筒状のリアクッションユニット9を介して車体フレームFに連結される。
後輪3は、スイングアーム12の後端部に設けられる車軸18に軸支される。
左右のピボットフレーム15の後下部には、後方に延びるステップホルダ20がそれぞれ設けられる。左右のステップホルダ20には、シート13に着座した運転者が足を乗せるメインステップ21がそれぞれ取り付けられる。メインステップ21は、ピボットフレーム15の後方に位置する。左右のステップホルダ20には、後上方に延びる板状のヒールガード22がそれぞれ設けられる。ステップホルダ20とヒールガード22は、スイングアーム12の前部を車幅方向外側から覆っており、ステップホルダ20とヒールガード22は、スイングアーム12の前部に対して、車両側面視で重複する。左側のステップホルダ20の下方には、シフトペダル23が回動可能に支持されている。なお、右側のステップホルダ(不図示)の下方には、ブレーキペダル(不図示)が回動可能に支持されている。
エンジン10は、メインフレーム14の下方且つピボットフレーム15の前方に配置される。エンジン10の出力は、エンジン10の出力軸(不図示)と後輪3との間に掛け渡される駆動チェーン19によって、後輪3に伝達される。
図2は、スイングアーム12を左前方側から見た斜視図である。
スイングアーム12は、鋳造により製造される鋳造スイングアームである。スイングアーム12は、HPDC(High Pressure Die Casting)により製造可能である。
スイングアーム12は、車幅方向に延びる円筒状のピボット部31を備える。ピボット部31には、ピボット軸17(図1参照)が挿通される。ピボット部31の左部(車幅方向の一側部)には、外観が略角柱状で後方に延びる左側アーム部(車幅方向一側アーム部)32が形成されている。ピボット部31の右部(車幅方向の他側部)には、外観が略角柱状で後方に延びる右側アーム部(車幅方向他側アーム部)33が形成されている。左右のアーム部32、33間には、アーム部32、33間を車幅方向に接続するクロスメンバ部(クロスメンバ)34が形成されている。
クロスメンバ部34の上部には、クッション受け部35が形成されている。クッション受け部35は、左右一対の連結部35A、35Bを備える。連結部35A、35Bは上方に突出する片状に形成される。各連結部35A、35Bには、不図示の軸部材が挿通され、リアクッションユニット9(図1参照)の下端が回動可能に連結される。なお、本実施形態では、クッション受け部35がスイングアーム12の上部に形成されるが、スイングアーム12の下部に形成されてもよい。すなわち、リアクッションユニットが、不図示のリンクを介して、スイングアーム12の下部のユニット受部に連結されてもよい。
ピボット部31、アーム部32、33、クロスメンバ部34、および、クッション受け部35は、一体に形成されている。
図3は、スイングアーム12の左側面図である。
左側アーム部32は、ピボット部31から後方に延びる前アーム部32Aを備える。前アーム部32Aは後方になるに連れて上下方向の幅が大きくなっている。前アーム部32Aの後部には、後方に延びるクロス部32Bが一体に形成される。クロス部32Bには、車幅方向内側のクロスメンバ部34(図2参照)が一体に接続されている。クロス部32Bの後部には、後方に延びる後アーム部32Cが一体に形成されている。後アーム部32Cは後方になるに連れて上下方向の幅が小さくなっている。
前アーム部32Aおよびクロス部32Bには、車幅方向外側から車幅方向内側に凹んだ形状の外向き凹部41が形成されている。外向き凹部41は、前後方向に長い開口部41Cを通じて、幅方向外側に外向き凹部41の内部を開放する。外向き凹部41により、スイングアーム12の前アーム部32Aおよびクロス部32Bが肉抜きされた形状となり、スイングアーム12は軽量化される。
外向き凹部41は、クロス部32Bに形成されたクロス凹部(外向き凹部)41Aと、前アーム部32Aに形成された拡張凹部(外向き凹部)41Bと、を備える。拡張凹部41Bは、クロス凹部41Aから前方に延びている。クロス凹部41Aと拡張凹部41Bとは繋がっており、前アーム部32Aおよびクロス部32Bに大きな外向き凹部41を形成できる。外向き凹部41により、スイングアーム12の軽量化ができると共に、前アーム部32Aおよびクロス部32Bをしなりやすくできる。
クロス部32Bよりも後方の後アーム部32Cには、車幅方向内側から車幅方向外側に凹んだ形状の内向き凹部43が形成されている。内向き凹部43により、スイングアーム12の後アーム部32Cが肉抜きされた形状となり、スイングアーム12は軽量化される。内向き凹部43は、内向き凹部43の内部を車幅方向内側に開放する。内向き凹部43は、車幅方向外側から見えにくい凹部形状である。よって、スイングアーム12の外観性を維持しながら軽量化することができる。
ここで、外向き凹部41は車幅方向外側に開放されるが、外向き凹部41が形成されるスイングアーム12の前部は、図1に示すように、車体フレームFに連結される。このため、スイングアーム12の前部は、車体に支持された部材、例えば、ヒールガード22などにより隠れ易くなっており、スイングアーム12の前側に、車幅方向外側に露出する外向き凹部41が形成されても、自動二輪車1のスイングアーム12の外観性を維持することが出来る。
また、左右のアーム部32、33は、上下幅よりも左右幅が小さい略角柱状であり、上下方向に凹む凹み形状よりも、車幅方向に凹む外向き凹部41、42や内向き凹部43、44により、剛性や強度に寄与し難い肉厚形状、いわゆる駄肉を少なくし易くなっている。よって、前側の外向き凹部41、42と、後側の内向き凹部43、44により、鋳造のスイングアーム12について、外観性を維持しながら軽量化することができる。
後アーム部32Cの後端部には、アクスル締付部45が形成される。アクスル締付部45には、前後方向に沿って開口する長孔45Cが形成される。長孔45Cは後アーム部32Cを車幅方向に貫通する。長孔45Cには、後輪3の車軸18が挿通される。車軸18は、不図示のアジャスタープレートで前後方向の位置が設定される。
図4は、スイングアーム12の平面図である。図5は、スイングアーム12の底面図である。図6は、図3のVI−VI線断面図である。
図2〜図6に示すように、右側アーム部33の基本的な構成は、左側アーム部32と同様である。右側アーム部33は、左側アーム部32の前アーム部32A、クロス部32B、および、後アーム部32Cに対応して、前アーム部33A、クロス部33B、および、後アーム部33Cを備える。また、右側アーム部33には、左側アーム部32の外向き凹部41、内向き凹部43、および、アクスル締付部45に対応して、外向き凹部42、内向き凹部44、および、アクスル締付部46が形成される。
図3〜図6に示すように、スイングアーム12は、上下方向で対向する上壁51と下壁52を有する。また、スイングアーム12は、上壁51と下壁52との間を接続する上下方向に延びる縦壁53(図6参照)を有する。上壁51、下壁52、および、縦壁53により、左側アーム部32、右側アーム部33、および、クロスメンバ部34は構成される。
図4に示すように、上壁51は、左側の前アーム部32Aに対応する部分としての左側の上壁アーム前部51Aを有する。同様に、上壁51は、右側の前アーム部33A、クロスメンバ部34、左側の後アーム部32C、および、右側の後アーム部33Cに対応する部分として、右側の上壁アーム前部51B、上壁クロス部51C、左側の上壁アーム後部51D、および、右側の上壁アーム後部51Eを有する。
図5に示すように、下壁52は、左側の前アーム部32Aに対応する部分としての左側の下壁アーム前部52Aを有する。同様に、下壁52は、右側の前アーム部33A、クロスメンバ部34、左側の後アーム部32C、および、右側の後アーム部33Cに対応する部分として、右側の下壁アーム前部52B、下壁クロス部52C、左側の下壁アーム後部52D、および、右側の下壁アーム後部52Eを有する。
図6に示すように、縦壁53は、ピボット部31に沿って延びる縦壁ピボット部53Aを有する。縦壁ピボット部53Aの幅方向中央側には、左右一対の縦壁アーム前部53B、53Cが形成されている。縦壁アーム前部53B、53Cは後方に延びている。縦壁アーム前部53B、53Cの後端には、左右の縦壁アーム前部53B、53Cの後端間を接続し且つ後方に断面湾曲状に凹んだ縦壁クロス前部53Dが形成されている。
縦壁ピボット部53Aと、縦壁アーム前部53B、53Cと、縦壁クロス前部53Dとにより囲まれた空間により、孔部36が構成される。
縦壁クロス前部53Dの幅方向中央部には、後方に延びる縦壁仕切部53Eが形成される。縦壁仕切部53Eの後端には、車幅方向両側に延びる縦壁クロス後部53Fが形成される。縦壁クロス後部53Fは、車幅方向外側になるに連れて後方に湾曲する断面U字状に形成される。縦壁クロス後部53Fの車幅方向外端には、後方に延びる縦壁アーム後部53G、53Hが形成される。
図7は、図4のVII−VII線断面図である。
図4〜図7に示すように、左側の外向き凹部41は、左側の上壁アーム前部51A、上壁クロス部51C、左側の下壁アーム前部52A、下壁クロス部52C、縦壁ピボット部53A、左側の縦壁アーム前部53B、縦壁クロス前部53D、縦壁仕切部53E、および、縦壁クロス後部53Fに囲まれた空間形状により、その凹み形状が構成される。
また、右側の外向き凹部42は、右側の上壁アーム前部51B、上壁クロス部51C、右側の下壁アーム前部52B、下壁クロス部52C、縦壁ピボット部53A、右側の縦壁アーム前部53C、縦壁クロス前部53D、縦壁仕切部53E、および、縦壁クロス後部53Fに囲まれた空間形状により、その凹み形状が構成される。
図6に示すように、外向き凹部41、42の開口部41C、42Cは、断面U字状の縦壁クロス後部53Fの頂点、つまりは、縦壁仕切部53Eの後端よりも後方で開口する。
外向き凹部41、42のクロス凹部41A、42Aは、幅方向において、クロスメンバ部34の内側まで延びており、拡張凹部41B、42Bよりも車幅方向内側まで延びている。左側のクロス凹部41Aと右側のクロス凹部42Aとの間には、縦壁仕切部53Eが配置される。クロスメンバ部34を、クロス凹部41A、42Aの凹部形状により中空状にできて、スイングアーム12を軽量化できる。
縦壁仕切部53Eは、図4に示すように、上面視でクッション受け部35と位置が重複する。縦壁仕切部53Eがあることにより、スイングアーム12のクロスメンバ部34の剛性をあげることができる。クッション受け部35のあるクロスメンバ部34は、リアクッションユニット9から上下方向の力を受け易いが、剛性があがっておりスイングアーム12が変形し難くなっている。なお、前述したように、クッション受部がスイングアーム12の下部に設けられてもよいが、クッション受部が下部に設けられた場合にも、縦壁仕切部53Eが上面視で、下部のクッション受部と位置が重複することになり、クロスメンバ部34の剛性を上げることができる。
図6に示すように、外向き凹部41、42の拡張凹部41B、42Bは、仕切り状の縦壁補強部53B1、53C1に仕切られる。縦壁補強部53B1、53C1は、縦壁アーム前部53B、53Cの前後方向中途部から車幅方向外側に延びる。縦壁補強部53B1、53C1があることにより、スイングアーム12の前アーム部32A、33Aの剛性をあげることができる。
図7に示すように、外向き凹部41、42は、クロスメンバ部34よりも前方では、縦壁アーム前部53B、53Cと、縦壁アーム前部53B、53Cの上下両端からそれぞれ車幅方向外側に延びる上壁アーム前部51A、51Bおよび下壁アーム前部52A、52Bにより構成されており、コ字断面状に開口する。前アーム部32A、33Aが外向き凹部41、42によりコ字断面状であることで、軽量化することができる。
図8は、図4のVIII−VIII線断面図である。
図4〜図6、図8に示すように、左側の内向き凹部43は、左側の上壁アーム後部51D、左側の下壁アーム後部52D、および、左側の縦壁アーム後部53Gに囲まれた空間形状により、その凹み形状が構成される。
また、右側の内向き凹部44は、右側の上壁アーム後部51E、右側の下壁アーム後部52E、および、右側の縦壁アーム後部53Hに囲まれた空間形状により、その凹み形状が構成される。
図6に示すように、縦壁アーム後部53G、53Hには、内向き凹部43、44の凹み形状底面に対応する外端部53G1、53H1が形成されている。外端部53G1、53H1は、後アーム部32C、33Cの幅方向中心を示す仮想線L1、L2よりも外側にオフセットしている。
したがって、図8に示すように、左右の内向き凹部43、44は、上壁アーム後部51D、51E、下壁アーム後部52D、52E、および、縦壁アーム後部53G、53Hの外端部53G1、53H1により、車幅方向中心側にコ字断面状に開口する。
したがって、左右の後アーム部32C、33Cを、軽量化することができる。
なお、本実施の形態の仮想線L1、L2は、前後方向の位置における後アーム部32C、33Cの車幅方向に二等分した位置を示す線である。
図6に示すように、内向き凹部43、44の前端には、前端傾斜壁43A、44Aが形成される。また、内向き凹部43、44の後端には、後端傾斜壁43B、44Bが形成される。前端傾斜壁43A、44Aおよび後端傾斜壁43B、44Bは、後方になるに連れて車幅方向内側に傾斜している。前端傾斜壁43A、44Aおよび後端傾斜壁43B、44Bは、内抜きスライド型63、64の抜き勾配に対応して形成される。
左側の内向き凹部43の内部には、ブレーキ回り止め部47が形成される。ブレーキ回り止め部47は、内向き凹部43の内端面43Cよりも車幅方向内側に突出している。ブレーキ回り止め部47の前側面47Aは、後端傾斜壁43Bよりも緩やかに傾斜している。ブレーキ回り止め部47には、不図示の後輪ブレーキが固定される。ブレーキ回り止め部47により、不図示の後輪ブレーキが車軸18と一体に回転することが規制される。
図2、図3に示すように、内向き凹部43、44は、後アーム部32C、33Cに沿って延びる前後方向に長い開口部43D、44Dを有する。開口部43D、44Dは、前側開口部43D1、44D1と、前側開口部43D1、44D1から後方に延びる後側開口部43D2、44D2と、後側開口部43D2、44D2から後方に延びる後端開口部43D3、44D3と、を有する。
前側開口部43D1、44D1は、前方から後方に進むに連れて上下方向の開口幅が緩やかに広がる。
後側開口部43D2、44D2は、前方から後方に進むに連れて上下方向の開口幅が緩やかに狭まる。
後端開口部43D3、44D3は、前方から後方に進むに連れて上下方向の開口幅が急激に狭まる。後端開口部43D3、44D3の前後方向における開口幅の変化する大きさは、前側開口部43D1、44D1や後側開口部43D2、44D2の変化する大きさに比べて大きくなっている。内向き凹部43、44の開口部43D、44Dの開口幅を前後方向で変化させることで、内向き凹部43、44の周囲の上壁アーム後部51D、51Eや下壁アーム後部52D、52Eの肉厚を前後方向で変化させることができ、後アーム部32C、33Cの部分に生じる応力を小さくできる。
図6に示すように、縦壁クロス後部53Fは、略円弧状に湾曲している。鋳造により製造される本実施形態のスイングアーム12では、形状自由度が高く、クロスメンバ部34を円弧状の湾曲形状にすることができる。よって、クロスメンバ部34を法規上の最大外径のタイヤに沿わせた湾曲形状とすることで、最大外径のタイヤとの接触を回避しつつ、クロスメンバ部34の強度、剛性を確保することができる。
図9は、スイングアーム12を右後下方から見た斜視図である。
図6、図9に示すように、後アーム部32C、33Cのアクスル締付部45、46は、後アーム部32C、33Cの車幅方向外面が内側に凹んだ形状の装着部45B、46Bを有する。装着部45B、46Bには、車軸18が挿通されるアジャスタープレート(不図示)が装着される。装着部45B、46Bの前部には、前後方向に延びるボルト孔45D、46Dが形成されている。ボルト孔45D、46Dには、図示しないボルトが締結される。図示しないボルトの締結量により、アジャスタープレート(不図示)の前後方向の位置が設定され、車軸18の前後方向の位置が調整される。
アクスル締付部45、46の内面45A、46Aは、内向き凹部43、44の内端面43C、44Cから連続的に延びており、平滑に形成される。本実施形態では、内向き凹部43、44の内端面43C、44Cと、アクスル締付部45、46の内面45A、46Aとは、連続的で一体的な平滑面を構成する。
次に、本実施の形態のスイングアーム12の鋳造方法の一例を示す。
図6に示すように、スイングアーム12は、スイングアーム12の外面形状に応じたキャビティを形成する複数の鋳型を用いて鋳造する。
複数の鋳型として、本実施の形態では、スイングアーム12の上壁51等を形成する上型(不図示)と、スイングアームの下壁52などを形成する下型(不図示)とを用いる。また、本実施の形態では、複数の鋳型として、スイングアーム12の車幅方向外側に抜かれる外抜き型61、62と、スイングアーム12の車幅方向内側に抜かれる内抜きスライド型63、64と、スイングアーム12の車幅方向外側に抜かれる第2の外抜き型65、66と、を用いる。
外抜き型61、62は、左右の前アーム部32A、33Aの車幅方向外側の形状に対応する外形を有している。外抜き型61、62は、外向き凹部41、42の中空形状に対応する外形を有する。外抜き型61、62は、外向き凹部41、42の位置に対応して配置される。
内抜きスライド型63、64は、後アーム部32C、33Cの車幅方向内側の形状に対応する外形を有している。内抜きスライド型63、64は、内向き凹部43、44の中空形状に対応する凸部63A、64Aと、アクスル締付部45、46の内面45A、46Aに対応する外形面63B、64Bと、を有する。内抜きスライド型63、64は、内向き凹部43、44の位置に応じて配置される。
第2の外抜き型65、66は、アクスル締付部45、46の装着部45B、46Bの形状に対応する外形を有している。第2の外抜き型65、66は、内抜きスライド型63、64の外形面63B、64Bに対して間隔を空けて配置され、アクスル締付部45、46の装着部45B、46Bの位置に対応して配置される。
上型(不図示)、下型(不図示)、外抜き型61、62、内抜きスライド型63、64、および、第2の外抜き型65、66で形成された隙間に溶融金属を高速で充填する。そして、充填後には、高圧を付与して溶融金属を所定時間冷却し、溶融金属の凝固後に型開きを行う。これにより、スイングアーム12を製造する。
この際に、外抜き型61、62は、矢印A1、A2で示すように車幅方向外側に抜く。これにより、外向き凹部41、42を形成する。また、第2の外抜き型65、66は矢印A5、A6で示すように幅方向外側に抜く。これにより、アクスル締付部45、46の装着部45B、46Bを形成する。なお、ボルト孔45D、46Dは後加工により形成可能である。
内抜きスライド型63、64は、矢印A3、A4で示すように、幅方向内側抜く際に後方に傾斜させながら移動させる。そして、後アーム部32C、32Cから十分に離間した後に、内抜きスライド型63、64を後方にスライドさせて抜く。これにより、内抜きスライド型63、64は、後アーム部32C、33Cとの接触を回避した状態で抜くことができ、内向き凹部43、44を形成することができる。
また、内抜きスライド型63、64は後アーム部32C、33Cの内面略全体を形成する一体品であり、内向き凹部43、44の内端面43C、44Cおよびアクスル締付部45、46の内面45A、46Aは一体的で平滑な面に形成される。本実施の形態では、アクスル締付部45、46の内面45A、46Aは、内向き凹部43、44を形成する内抜きスライド型63、64によって形成される。
つまり、鋳造時には、後アーム部32C、33Cの内向き凹部43、44の内端面43C、44Cと、内向き凹部43、44よりも後方の内面45A、46Aとの位置には、鋳型の分割面が存在しないため、型と型との間に生じる筋状の出張り形状、いわゆる、パーティングラインが生じない。内端面43C、44Cと、内面45A、46Aは、パーティングラインが生じない非パーティングライン面である。
なお、外向き凹部41、42よりも後方の縦壁アーム後部53G、53Hの外面には、上型(不図示)と下型(不図示)の分割面が存在し、パーティングラインが生じる。縦壁アーム後部53G、53Hの外面は、パーティングライン面である。
アクスル締付部45、46の内面45A、46Aは、車軸18を回転可能に支持する軸受部材(不図示)などを幅方向に押し付ける部分でもあり、ガタツキがない平滑な面にする必要がある。本実施の形態では、鋳造時に、内抜きスライド型63、64で、内向き凹部43、44を形成する際に、平滑な内面45A、46Aを形成することができる。このため、アクスル締付部45、46の内面45A、46Aを平滑にする加工が不要になり、工数が削減され、スイングアーム12の作成が簡易にできる。
以上説明したように、本発明を適用した本実施の形態によれば、ピボット部31と、ピボット部31から後方に延びる左右のアーム部32、33と、左右のアーム部32、33を接続するクロスメンバ部34と、を備えるスイングアーム(鋳造スイングアーム)12において、左右のアーム部32、33は、クロスメンバ部34に接続されるクロス部32B、33Bと、クロス部32B、33Bから前方に延びる前アーム部32A、33Aと、後方に延びる後アーム部32C、33Cからなり、後アーム部32C、33Cには、幅方向内側に開放する内向き凹部43、44が形成されるとともに、クロス部32B、33Bには、幅方向外側に開放する外向き凹部41、42のクロス凹部41A、42Aが形成される。したがって、鋳造により製造されたスイングアーム12について、外観自由度を持たせることができ、外観性を維持しながら軽量化することができる。
本実施の形態では、外向き凹部41、42のクロス凹部41A、42Aは、幅方向において、クロスメンバ部34の内側まで延び、左右の外向き凹部41、42の間には、上壁クロス部51Cと、下壁クロス部52Cとを接続する縦壁仕切部53Eが設けられる。したがって、クロスメンバ部34の内側まで延びるクロス凹部41A、42Aの形成により、スイングアーム12の軽量化をすることができる。
本実施の形態では、クロスメンバ部34は、クッション受け部35を有するとともに、上面視でクッション受け部35と重なる位置に縦壁仕切部53Eがある。したがって、スイングアーム12の剛性をあげることができる。
本実施の形態では、前アーム部32A、33Aには、外向き凹部41、42の拡張凹部41B、42Bが形成される。したがって、スイングアーム12の軽量化をすることができる。
本実施の形態では、クロス部32B、33Bに形成されるクロス凹部41A、42Aと、前アーム部32A、33Aに形成される拡張凹部41B、42Bと、は繋がっている。したがって、スイングアーム12の軽量化ができると共に、スイングアーム12をしなりやすくできる。
本実施の形態では、内向き凹部43、44は、上壁アーム後部51D、51Eと、下壁アーム後部52D、52Eと、上壁アーム後部51D、51Eと下壁アーム後部52D、52Eとをつなぐ縦壁アーム後部53G、53Hからなり、縦壁アーム後部53G、53Hは、後アーム部32C、33Cの幅方向中央の仮想線L1、L2よりも幅方向外側にオフセットされることにより車幅中心側へ開口するコ字断面形状を形成する。したがって、スイングアーム12について、外観性を維持しながら軽量化することができる。
また、本実施の形態では、クロス凹部41A、42Aと拡張凹部41B、42Bで構成される外向き凹部41、42は、上壁アーム前部51A、51B、下壁アーム前部52A、52B、縦壁ピボット部53A、縦壁アーム前部53B、53C、縦壁クロス前部53D、縦壁仕切部53Eからなり、車幅外方側へ開口するコ字断面形状を有する。したがって、スイングアーム12について、軽量化することができる。
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
なお、上記第1及び第2の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記第1及び第2の実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。
31 ピボット部
32 左側アーム部(アーム部)
32A 前アーム部
32B クロス部
32C 後アーム部
33 右側アーム部(アーム部)
33A 前アーム部
33B クロス部
33C 後アーム部
34 クロスメンバ部(クロスメンバ)
35 クッション受け部
41 左側の外向き凹部
41A クロス凹部(外向き凹部)
41B 拡張凹部(外向き凹部)
42 右側の外向き凹部
42A クロス凹部(外向き凹部)
42B 拡張凹部(外向き凹部)
43 左側の内向き凹部
44 右側の内向き凹部
51 上壁
51A 左側の上壁アーム前部(上壁)
51B 右側の上壁アーム前部(上壁)
51C 上壁クロス部(上壁)
51D 左側の上壁アーム後部(上壁)
51E 右側の上壁アーム後部(上壁)
52 下壁
52A 左側の下壁アーム前部(下壁)
52B 右側の下壁アーム前部(下壁)
52C 下壁クロス部(下壁)
52D 左側の下壁アーム後部(下壁)
52E 右側の下壁アーム後部(下壁)
53 縦壁
53A 縦壁ピボット部(縦壁)
53B 左側の縦壁アーム前部(縦壁)
53C 右側の縦壁アーム前部(縦壁)
53D 縦壁クロス前部(縦壁)
53E 縦壁仕切部(縦壁)
53G 左側の縦壁アーム後部(縦壁)
53H 右側の縦壁アーム後部(縦壁)
L1、L2 仮想線(幅方向中央)

Claims (7)

  1. ピボット部(31)と、前記ピボット部(31)から後方に延びる左右のアーム部(32、33)と、前記左右のアーム部(32、33)を接続するクロスメンバ(34)と、を備える鋳造スイングアームにおいて、
    前記左右のアーム部(32、33)は、前記クロスメンバ(34)に接続されるクロス部(32B、33B)と、前記クロス部(32B、33B)から前方に延びる前アーム部(32A、33A)と、後方に延びる後アーム部(32C、33C)からなり、
    前記後アーム部(32C、33C)には、幅方向内側に開放する内向き凹部(43、44)が形成されるとともに、
    前記クロス部(32B、33B)には、幅方向外側に開放する外向き凹部(41A、42A)が形成されることを特徴とする鋳造スイングアーム。
  2. 前記外向き凹部(41A、42A)は、幅方向において、前記クロスメンバ(34)の内側まで延び、
    左右の前記外向き凹部(41A、42A)の間には、上壁(51C)と、下壁(52C)とを接続する縦壁(53E)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の鋳造スイングアーム。
  3. 前記クロスメンバ(34)は、クッション受け部(35)を有するとともに、上面視で前記クッション受け部(35)と重なる位置に縦壁(53E)があることを特徴とする請求項2に記載の鋳造スイングアーム。
  4. 前記前アーム部(32A,33A)には、外向き凹部(41B、42B)が形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の鋳造スイングアーム。
  5. 前記クロス部(32B、33B)に形成される前記外向き凹部(41A、42A)と、前記前アーム部(32A、33A)に形成される前記外向き凹部(41B、42B)と、は繋がっていることを特徴とする請求項4に記載の鋳造スイングアーム。
  6. 前記内向き凹部(43、44)は、上壁(51D、51E)と下壁(52D、52E)と前記上壁(51D、51E)と前記下壁(52D、52E)とをつなぐ縦壁(53G、53H)からなり、
    前記縦壁(53G、53H)は、前記後アーム部(32C、33C)の幅方向中央(L1、L2)よりも幅方向外側にオフセットされることにより車幅中心側へ開口するコ字断面形状を形成することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の鋳造スイングアーム。
  7. 前記外向き凹部(41A、41B、42A、42B)は、上壁(51A、51B、51C)と下壁(52A、52B、52C)と、縦壁(53A、53B、53C、53D、53E)からなり、
    車幅外方側へ開口するコ字断面形状を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の鋳造スイングアーム。
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