JP2022157856A - 鋳造スイングアーム - Google Patents

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Abstract

【課題】内部を中空とする鋳造スイングアームにおいて剛性を担保しながら新しいデザイン性を持った鋳造スイングアームを提供する。【解決手段】鋳造スイングアームは、ピボット部(45、46)と、前記ピボット部(45、46)から後方に延びる左右のアーム部(41、42)と、前記左右のアーム部(41、42)を接続するクロス部(43)と、を備える鋳造スイングアームにおいて、前記アーム部(41、42)は、上壁(41A、42A)、下壁(41B、42B)、外壁(41C、42C)、および、内壁(41D、42D)を有し、内部を中空とする内部空間(16A)を有し、前記アーム部(41、42)の外壁(41C、42C)に前記内部空間(16A)に向かって入り込む凹部(51)が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、鋳造スイングアームに関する。
従来、鋳造スイングアームにおいて、凹部を形成して軽量化することが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1では、鋳造スイングアームにおいて、内部を中空とせず外側壁および内側壁に凹部を形成している。なお、特許文献1の鋳造スイングアームは、上下型とスライド型を使用して形成されている。
特開2020-117192号公報
しかしながら、凹部により軽量化する構造では、スイングアームの外周を形成する壁部が少なくなるため、外周形状が制限され易くてデザイン性が制限され易い。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、内部を中空とする鋳造スイングアームにおいて剛性を担保しながら新しいデザイン性を持った鋳造スイングアームを提供することを目的とする。
鋳造スイングアームは、ピボット部と、前記ピボット部から後方に延びる左右のアーム部と、前記左右のアーム部を接続するクロス部と、を備える鋳造スイングアームにおいて、前記アーム部は、上壁、下壁、外壁、および、内壁を有し、内部を中空とする内部空間を有し、前記アーム部の外壁に前記内部空間に向かって入り込む凹部が形成されていることを特徴とする。
内部を中空とする鋳造スイングアームにおいて剛性を担保しながら新しいデザイン性を持った鋳造スイングアームを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 スイングアーム及び後輪の周辺を示す鞍乗り型車両を左後方から見た斜視図である。 スイングアームを左後方から見た斜視図である。 スイングアームを左方から見た側面図である。 図5は、図4のV-V線断面図である。 図4のVI-VI線断面を示す斜視図である。 図5のVII-VII線の位置に対応するクロス部の断面図である。 クロス部の内部を前上方から見た斜視図である。 スイングアームの鋳造装置の模式的な説明図である。 図9のX-X線断面図である。 鋳造装置を型開きした状態を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
本実施の形態では、フロントフレーム19は、ヘッドパイプ18から後下方に延びる左右一対のメインフレーム19aと、メインフレーム19aの後端部から下方に延びるピボットフレーム19bと、ヘッドパイプ18においてメインフレーム19aの前端の下方の位置から下方に延びるダウンフレーム19cと、ダウンフレーム19cの下端から後下方に延びた後に後方に延びてピボットフレーム19bの下端部に接続される左右一対のロアフレーム19dと、を備える。
リアフレーム20は、左右のピボットフレーム19bの上部から後上がりに車両後端部まで延びる左右一対のシートフレーム20aと、左右のピボットフレーム19bの上下方向中間部からシートフレーム20aの後端部まで延びる左右一対のリアサブフレーム20bと、を備える。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11及びパワーユニット12等によって構成される車体を覆う車体カバー30を備える。
図2は、スイングアーム16及び後輪15の周辺を示す鞍乗り型車両を左後方から見た斜視図である。
パワーユニット12の出力軸(不図示)にはドライブスプロケット(不図示)が固定される。
後輪15(車輪)にはドリブンスプロケット32が固定される。
上記駆動力伝達部材は、ドライブスプロケットとドリブンスプロケット32とを接続する無端状のチェーン33である。
スイングアーム16には、チェーン33を上方側から覆うチェーンカバー34が取り付けられる。
鞍乗り型車両10は、スイングアーム16と車体との間に掛け渡されるクッションユニット35(図1参照)を備える。
クッションユニット35は、上下方向に延在する棒状である。クッションユニット35の上端部は、車体に接続される。クッションユニット35の下端部は、リンク機構36を介してスイングアーム16に接続される。
図3は、スイングアーム16を左後方から見た斜視図である。
図1~図3に示すように、スイングアーム16は、車両前後方向に延びる左右一対のアーム部41、42と、アーム部41、42の前後方向の中間部でアーム部41、42間を左右方向(車幅方向)に接続するクロス部43と、アーム部41、42の前端部に設けられるピボット部45、46と、を備える。
後輪15は、クロス部43の後方において左右のアーム部41、42の間に配置される。後輪15は、アーム部41、42の後端部を車幅方向に接続する車軸15aに支持される。
ドリブンスプロケット32は、後輪15における左右の一方側(左側)の側面に設けられる。
チェーン33は、左右の一方側(左側)のアーム部41に沿って車両前後方向に延びる。
スイングアーム16には、チェーンカバー34が取り付けられる。チェーンカバー34は、アーム部41に沿って設けられる。
図4は、スイングアーム16を左方から見た側面図である。図5は、図4のV-V線断面図である。
本実施の形態のスイングアーム16は、鋳造により得られる鋳造スイングアームである。スイングアーム16は、内部が中空であり、内部空間16A(図5参照)を有する。
スイングアーム16では、各アーム部41、42は、略四角筒状で後方に延びる。クロス部43は、略四角筒状で左右方向に延びる。ピボット部45、46は、略円筒状で左右方向に延びる。
各アーム部41、42の後端部には、アクスル締付部47、48が形成される。アクスル締付部47、48には、前後方向に沿って開口する長孔47A、48Aが形成される。長孔47A、48Aはアーム部41、42を左右方向に貫通する。長孔47A、48Aには、後輪15の車軸15aが挿通される。車軸15aは、アジャスタープレート37(図2参照)で前後方向の位置が設定される。
左側のアーム部41の後部上方には、前後一対のカバー締結片49A、49Bが形成されている。カバー締結片49A、49Bにはチェーンカバー34(図2参照)が締結される。
右側のアーム部42の内壁42Dには、ブレーキ回り止め部50が形成される。ブレーキ回り止め部50は、内壁42Dから車幅方向内側に突出している。ブレーキ回り止め部50には、不図示の後輪ブレーキが固定される。ブレーキ回り止め部50により、不図示の後輪ブレーキが車軸15aと一体に回転することが規制される。
クロス部43の下部には、クッション支持部44が形成されている。クッション支持部44は、左右一対の支持板部44A、44Bを備える。支持板部44A、44Bは、下方に突出する。支持板部44A、44Bは、左右幅を有する板状であり、側面視で山なり形状に形成される。各支持板部44A、44Bには、不図示の軸部材が挿通され、リンク機構36が連結される。すなわち、クッションユニット35の下端部が、リンク機構36を介してスイングアーム16のクッション支持部44に接続される。本実施の形態のスイングアーム16では、支持板部44A、44Bの後部に、後処理部44A1、44B1が形成されている。
アーム部41、42は、上壁41A、42A、下壁41B、42B、外壁(車幅方向外側壁)41C、42C、および、内壁(車幅方向内側壁)41D、42D、を有する。クロス部43は、上壁43A、下壁43B、前壁43C、および、後壁43D、を有する。上壁41A~43A、下壁41B~43B、外壁41C、42C、内壁41D、42D、前壁43C、後壁43Dの厚みは、支持板部44A、44Bの厚みよりも薄い。
スイングアーム16には、上壁41A~43A、下壁41B~43B、外壁41C、42C、内壁41D、42D、前壁43C、後壁43Dなどで囲まれた内部が中空の内部空間16A(図5参照)が形成されている。内部空間16Aは、略H字形状である。
図6は、図4のVI-VI線断面を示す斜視図である。図6では、左側のアーム部41を示す。
左側のアーム部41において、外壁41Cは、上壁41Aと面取り部41Eを持って接続される。面取り部41Eは、上方に進むに連れて車幅方向内側に傾斜している。
また、外壁41Cは、下壁41Bと面取り部41Fを持って接続される。面取り部41Fは、下方に進むに連れて車幅方向内側に傾斜している。
アーム部41は、上下幅よりも左右幅が小さい略四角筒状である。アーム部41は、図4に示すように、側面視において、ピボット部45から後方に延びる前アーム部41Gと、前アーム部41Gから後方に延びる後アーム部41Hとを備える。前アーム部41Gは、クッション支持部44の後方まで延びる。前アーム部41Gは後方に進むに連れて上下幅(上下方向の長さ)が大きくなっている。後アーム部41Hは、クッション支持部44よりも後方に位置する。後アーム部41Hは、後方に進むに連れて上下幅が小さくなっている。
アーム部41の外壁41C(左側面)には、内部空間16Aに向かって入り込む凹部51が形成されている。すなわち、外壁41Cの外表面41C1が車幅方向内側に凹んで凹部51が形成されている。凹部51は、上側の面取り部41Eと下側の面取り部41Fとの間に形成されている。凹部51は、アーム部41に沿って前後方向に延びている。凹部51は、クロス部43の前後に渡って設けられる。凹部51は、前アーム部41Gと、後アーム部41Hとに連続して形成されている。
凹部51の上下幅は前後方向の部位によって幅が異なる。本実施の形態では、凹部51の上下幅は、アーム部41の上下幅に応じて幅が異なっている。凹部51の上下幅は、前アーム部41Gでは、前方から後方に進むに連れて上下幅が大きくなっており、後アーム部41Hでは、前方から後方に進むに連れて上下幅が小さくなっている。
詳細には、凹部51は、前後方向に延びる下辺52と、下辺52に対向して上方に設けられる上辺53と、下辺52の前後両端と上辺53の前後両端をそれぞれ接続する前辺54および後辺55とを備える。
下辺52は、前後方向に直線状に延びている。一方、上辺53は、山なり形状であり、前後両端から前後中途部に向かうに連れて上方に傾斜している。前辺54および後辺55は、上下方向に直線状に延びている。本実施の形態では、前辺54および後辺55が、下辺52と上辺53との間の上下幅で最小となる部分である。下辺52、上辺53、前辺54および後辺55の囲み形状により、車幅方向外側に開口する凹部51の開口形状が形成される。
また、凹部51は、その深さ、すなわち、面取り部41E、41Fの車幅方向の外端部41E1、41F1(図6参照)を基準として、車幅方向内側に凹む量が前後方向の部位によって異なっている。本実施の形態では、凹部51は、外壁41Cの車幅方向内端面に対応する底面56を有する。底面56は、前辺54から延びる前底面56Aと、前底面56Aから後方に延びる中間底面56Bと、中間底面56Bから後方に延びる後底面56Cと、を備える。前底面56Aは、支持板部44A、44Bよりも前方に位置する。後底面56Cは支持板部44A、44Bよりも後方に位置する。後底面56Cは、前側のカバー締結片49Aよりも後方に形成されている。
本実施の形態では、凹部51の深さは、前底面56の位置では、後方に進むに連れて深くなっている。凹部51の深さは、後底面56Cの位置では、前方に進むに連れて深くなっている。凹部51の深さは、中間底面56Bの位置では、均一に形成されている。よって、凹部51の深さは、前底面56と、後底面56Cの位置では、中間底面56Bの位置に比べれば全体として浅くなっている。
なお、上側の面取り部41Eにおいて、車幅方向の外端部41E1は、上側の面取り部41Eの下端部でもある。また、下側の面取り部41Fにおいて、車幅方向の外端部41F1は、下側の面取り部41Fの上端部でもある。
細部は異なるが、右側のアーム部42の基本構成も、左側のアーム部41と同様である。すなわち、右側のアーム部42にも、左側のアーム部41と同様に、外壁42Cには、凹部51に対応する凹部51(図10参照)や、面取り部41E、41Fに対応する面取り部42E、42F(図10参照)が形成されている。右側のアーム部42は、左側のアーム部41よりも最大の上下幅が大きくなっている(図4参照)。
図7は、図5のVII-VII線の位置に対応するクロス部43の断面図である。図8は、クロス部43の内部を前上方から見た斜視図である。
クロス部43の下壁43Bには、支持板部44A、44Bが形成されている。前壁43Cと後壁43Dは、左右両端で、各アーム部41、42の内壁41D、42Dに接続されている。
前壁43Cには、前後方向に貫通する幅木孔43C1が形成されている(図5参照)。
クロス部43の内周部、すなわち、上壁43Aと、下壁43Bと、前壁43Cと、後壁43Dとの内面には、各壁43A~43Dの内面に対して内部空間16Aの内側に向けて突出する補強リブ61、62が形成されている。補強リブ61、62は、上側補強リブ61D、62D(61Dは、図10参照)と、上側補強リブ61D、62Dに対向する下側補強リブ61E、62Eと、を備える。上側補強リブ61D、62Dは、前壁43C、上壁43A、および、後壁43Dに形成されている。また、下側補強リブ61E、62Eは、前壁43C、下壁43B、および、後壁43Dに形成されている。
下側補強リブ61E、62Eは、支持板部44A、44Bと連なるように形成される。図5に示すように、左側の下側補強リブ61Eは、左側の支持板部44Aの車幅方向外側に重複するように形成されている。右側の下側補強リブ62Eは、右側の支持板部44Bの車幅方向外側に重複するように形成されている。各下側補強リブ61E、62Eは、クロス部43内において、右側のアーム部42側にオフセットしており、左側のアーム部41よりも大きさが大きくなり易い右側のアーム部42側に位置する。左側の補強リブ61は、幅木孔43C1の左端の位置に対応している。
ここで、車両中心線L(図5参照)に対して、左右の支持板部44A、44Bは車幅方向に均等に設けられ、左右の下側補強リブ61E、62Eも車幅方向に均等に設けられている。しかし、右側の下側補強リブ62Eは、右側のアーム部42の内面形状に沿って延びている。右側の下側補強リブ62Eは、断面視(図5参照)で、左側の下側補強リブ61Eに比べて前後方向に長くなっている。
図5に示すように、各下側補強リブ61E、62Eは、下壁43Bの部分では、支持板部44A、44Bに重複する位置から車幅方向外側に進むに連れて上方向に傾斜する第一面61A、62Aを備える。第一面61A、62Aは、車幅方向では、支持板部44A、44Bの車幅方向外端の位置あたりまで形成されている。第一面61A、62Aの車幅方向外端には、第一面61A、62Aよりも緩い傾斜角度で下方に傾斜する第二面61B、62Bが形成されている。第二面61B、62Bは、支持板部44A、44Bとは重複しない位置まで車幅方向に形成されている。第二面61B、62Bの車幅方向外端には、第一面61A、62Aよりも急な傾斜角度で下壁43Bに向かって下方に傾斜する第三面61C、62Cが形成されている。
図7に示すように、後壁43Dは、上下方向の中途部分から下方(クッション支持部44側)に行くほど厚み(肉厚)が厚くなる。後壁43Dは、下壁43Bから上方に延びるに連れて厚みが小さくなるように形成される後壁下部43D1と、後壁下部43D1から上方に延びる後壁上部43D2とを備える。後壁上部43D2は、前壁43Cや、上壁43A、下壁43Bと同様な厚みに形成されている。
図5に示すように、アーム部41、42の内壁41D、42Dには、クロス部43よりも前側で厚み方向に貫通する幅木孔41D1、42D1が形成されている。また、内壁41D、42Dには、クロス部43よりも後側で厚み方向に貫通する幅木孔41D2、42D2が形成されている。
図9は、スイングアーム16の鋳造装置100の模式的な説明図である。図10は、図9のX-X線断面図である。
鋳造装置100は、金型部110と、金型部110に、溶融金属、いわゆる、湯を供給する供給部120とを備える。金型部110は、上型111、下型112、左型(側面型)113と、右型(側面型)114とを有する。上型111、下型112、左型113と、右型114との内面には、スイングアーム16の外面形状に応じた内面形状が形成されている。よって、本実施の形態の鋳造装置100は、スライド型を設けておらず、スライド型を用いずにスイングアーム16の外面形状を形成する。なお、本実施の形態の鋳造装置100では、スイングアーム16の下壁41B~43B側、すなわち、クッション支持部44側が上型111側となるように鋳造される。
上型111、下型112、左型113と、右型114とが閉じることにより、スイングアーム16の外形形状に応じた空間であるキャビティ115が形成される。キャビティ115には、中子116が配置される。中子116は、砂等の粒子状材料を硬化剤等を用いて、スイングアーム16の内部空間16Aに応じた形状に成形し硬化させたものである。中子116には、各幅木孔41D1~43C1に応じた柱状の被支持部116Aが形成されている。
上型111には、クッション支持部44に応じた支持部成形面111Aが形成されている。また、左型113と、右型114とには、面取り部41E、41F、42E、42F、を形成する面取り部成形面113A、113B、114A、114Bがそれぞれ形成されている。
面取り部成形面113A、114Aの上端が、左型113や右型114が上型111と接触する接触部である。すなわち、面取り部41F、42Fの下端部41F2、42F2(鞍乗り型車両10に搭載時の下端部)に、パーティングラインが設定されている。同様に、面取り部成形面113B、114Bの下端部が、左型113や右型114が下型112と接触する接触部である。すなわち、面取り部41E、42Eの上端部41E2、42E2(鞍乗り型車両10に搭載時の上端部)に、パーティングラインが設定されている。本実施の形態では、パーティングラインをアーム部41,42の角という目立たない位置に生じさせることができる。よって、スイングアーム16の上壁41A~43A、下壁41B~43B、外壁41C、42Cの外表面には、パーティングラインが設定されておらず、上壁41A~43A、下壁41B~43B、外壁41C、42Cが非パーティングライン面となる。
また、左型113と、右型114とには、凹部51、51に対応して、凹部形成面113C、114Cが形成されている。凹部形成面113C、114Cは前後方向において、側方への突出量や上下幅が凹部51、51に応じて異なっている。
中子116には、補強リブ61、62に対応する凹面116B、116Cが形成されている。凹面116B、116Cには、補強リブ61、62の下側補強リブ61E、62Eの第一面61A、62A、第二面61B、62B、および、第三面61C、62Cに対応して、第一面116B1、116C1、第二面116B2、116C2、および、第三面116B3、116C3が形成されている。
図9に示すように、上型111および下型112には、供給部120に接続され金型部110のキャビティ115内に湯を流入させる流路117、118、119が形成されている。
第一の流路117は、クッション支持部44に向けて延びる。第一の流路117は、その途中で分岐し、左右の支持板部44A、44Bの後処理部44A1、44B1に向けて延びる。第一の流路117は、後処理部44A1、44B1に対応するゲート117A、117Bでキャビティ115に連通する。ゲート117A、117Bは、中子116の凹面116B、116Cに対向する。
第二の流路118は、左側のアクスル締付部47に向けて延びる。第二の流路118は、アーム部41の内壁41D側に対応するゲート118Aでキャビティ115に連通する。
第三の流路119は、右側のアクスル締付部48に向けて延びる。第三の流路119は、アーム部42の内壁42D側に対応するゲート119Aでキャビティ115に連通する。
図11は、鋳造装置100を型開きした状態を示す模式図である。
図9~図11に示すように、供給部120から湯が供給されると、湯は、矢印Z(図9参照)で示すように流路117~119を流れ、各ゲート117A~119Aを通じて、上型111、下型112、左型113、右型114、および、中子116の間の隙間で形成されたキャビティ115内に流入する。そして、キャビティ115内に湯が充填されて、湯の凝固後に型開きが行われると、図11に示すように、スイングアーム16と、流路117~119に応じた形状の不要部130とが一体に鋳造される。不要部130は除去され、スイングアーム16の支持板部44A、44Bには後処理部44A1、44B1が設けられる。また、中子116が除去され、スイングアーム16には、内部空間16Aが形成される。本実施の形態の鋳造装置100により、ピボット部45、46やアクスル締付部47、48を一体に備えたスイングアーム16が鋳造される。
ここで、第一の流路117では、キャビティ115内にゲート117A、117Bから湯が流入する。よって、第一の流路117からは、支持板部44A、44Bの厚みに応じた流量の湯が流入可能となっている。しかしながら、湯の流入方向で支持板部44A、44Bよりも下流側に対応するクロス部43の下壁43Bなどの厚みは、支持板部44A、44Bに比べて薄い。本実施の形態では、中子116に、補強リブ61、62に対応する凹面116B、116Cが形成されているため、支持板部44A、44Bから下壁43Bに向けて流量が徐々に変化し易く、支持板部44A、44Bから下壁43Bに対応する位置への湯回りが良好とすることができ、厚みの違いのあるキャビティ115内での湯周りを考慮した形状となっている。
また、クロス部43の後壁43Dには後壁下部43D1に対応して、支持板部44A、44B側から湯の流入方向の下流側に向けて徐々にキャビティ115の空間が狭くなっており、ゲート117A、117Bからの湯の流量が、徐々に後壁上部43D2や上壁43Aなどの厚みに応じた流量となり易く、湯回りが良好となっている。よって、支持板部44A、44Bから急激に流量が変化する形状に比べて、湯回りが良好となっており、良好にスイングアーム16が鋳造される。
内部空間16Aを有するスイングアーム16において、内部空間16A側に凹む凹部51などを後加工では設け難いが、本実施の形態では、内部空間16Aを有するスイングアーム16が凹部51や面取り部41E、42E、41F、42Fを有している。よって、本実施の形態では、剛性を担保しながら新しいデザイン性を持った鋳造スイングアームを提供することができる。
以上説明したように、本発明を適用した本実施の形態によれば、ピボット部45、46と、ピボット部45、46から後方に延びる左右のアーム部41、42と、左右のアーム部41、42を接続するクロス部43と、を備えるスイングアーム16において、アーム部41、42は、上壁41A、42A、下壁41B、42B、外壁41C、42C、および、内壁41D、42Dを有し、内部を中空とする内部空間16Aを有し、アーム部41、42の外壁41C、42Cに内部空間16Aに向かって入り込む凹部51が形成されている。したがって、内部を中空とする鋳造のスイングアーム16において剛性を担保しながら新しいデザイン性を持った鋳造のスイングアーム16を提供することができる。
本実施の形態では、クロス部43は、アーム部41、42の前後中間部に位置し、凹部51はクロス部43の前後に渡って設けられる。したがって、スイングアーム16に、剛性を担保しながら、外壁41C、42Cの外表面(アーム部側面)の全長に渡って新しいデザイン性を持たせることができる。
また、本実施の形態では、凹部51は前後方向の部位によって深さが異なる。したがって、スイングアーム16に、剛性を担保しながら新しいデザイン性を持たせることができる。
また、本実施の形態では、凹部51の上下幅は前後方向の部位によって幅が異なる。したがって、スイングアーム16の形状に沿った形状変化をアーム部側面に設けることで、剛性を担保しながら新しいデザイン性を持たせることができる。
また、本実施の形態では、外壁41C、42Cは、上壁41A、42Aと下壁41B、42Bとのそれぞれと面取り部41E、41F、42E、42Fを持って接続される。したがって、スイングアーム16の外壁41C、42Cの外表面(側面)と、上壁41A、42A、下壁41B、42Bの外表面(上下面)とのつながりを滑らかにすることができ、剛性を担保しながら新しいデザイン性を持たせることができる。
また、本実施の形態では、クロス部43にクッション支持部44を有し、クロス部43の内部に設けられる補強リブ61、62はクッション支持部44と連なるように形成される。したがって、強度が必要なクッション支持部44の内部に補強リブ61、62を設けることで、スイングアーム16に剛性を持たせつつ、スイングアーム16の鋳造精度を良好にし易くできる。
また、本実施の形態では、クロス部43の後壁43Dは、上下方向の中途部分から下方に行くほど肉厚が厚くなる。したがって、スイングアーム16に剛性を持たせつつ、スイングアーム16の鋳造精度を良好にし易くできる。
また、本実施の形態では、上型111、下型112、左型113、および、右型114で形成されるスイングアーム16である。したがって、鋳造のスイングアーム16に、アーム部側面の形状自由度を持たせることができる。
また、本実施の形態では、面取り部41E、42Eの上端部41E2、42E2をパーティングラインとし、面取り部41F、42Fの下端部41F2、42F2をパーティングラインとする。したがって、パーティングラインを目立たない位置に生じさせることができる。
[他の実施の形態]
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
本実施の形態では、クッション支持部44がスイングアーム16のクロス部43の下部に形成されるが、クッション支持部44がクロス部43の上部に形成されてもよい。
本実施の形態では、補強リブ61、62は、上側補強リブ61D、62Dと、下側補強リブ61E、62Eと、を備える構成を説明した。しかし、補強リブ61、62は、上側補強リブ61D、62Dと下側補強リブ61E、62Eとが一体の形状でもよく、例えば、補強リブ61、62が、各壁43A~43Dに連続して形成されて断面視で環状に形成された構成でもよい。
本実施の形態の鋳造装置100は、上型111、下型112、左型113、および、右型114、を備え、スライド型を設けないが、鋳造スイングアームの構造によってはスライド型を設けてもよく、スライド型を使用してスイングアームを鋳造してもよい。
本実施の形態のスイングアーム16では、アーム部41、42の内部空間16Aに向かって入り込む凹部51は、向かうだけで内部空間16Aに入る凹部51ではないが、内部空間16Aに入る凹部51でもよい。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として前輪13と後輪15とを有する自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)ピボット部と、前記ピボット部から後方に延びる左右のアーム部と、前記左右のアーム部を接続するクロス部と、を備える鋳造スイングアームにおいて、前記アーム部は、上壁、下壁、外壁、および、内壁を有し、内部を中空とする内部空間を有し、前記アーム部の外壁に前記内部空間に向かって入り込む凹部が形成されていることを特徴とする鋳造スイングアーム。
この構成によれば、内部を中空とする鋳造スイングアームにおいて剛性を担保しながら新しいデザイン性を持った鋳造スイングアームを提供することができる。
(構成2)前記クロス部は、前記アーム部の前後中間部に位置し、前記凹部は前記クロス部の前後に渡って設けられることを特徴とする構成1に記載の鋳造スイングアーム。
この構成によれば、鋳造スイングアームに、剛性を担保しながら、アーム部側面の全長に渡って新しいデザイン性を持たせることができる。
(構成3)前記凹部は部位によって深さが異なることを特徴とする構成1又は2に記載の鋳造スイングアーム。
この構成によれば、鋳造スイングアームに、剛性を担保しながら新しいデザイン性を持たせることができる。
(構成4)前記凹部の上下幅は部位によって幅が異なることを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載の鋳造スイングアーム。
この構成によれば、鋳造スイングアームの形状に沿った形状変化をアーム部側面に設けることで、剛性を担保しながら新しいデザイン性を持たせることができる。
(構成5)前記外壁は、前記上壁と前記下壁とのそれぞれと面取り部を持って接続されることを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載の鋳造スイングアーム。
この構成によれば、鋳造スイングアームの側面と上下面とのつながりを滑らかにすることができ、剛性を担保しながら新しいデザイン性を持たせることができる。
(構成6)前記クロス部にクッション支持部を有し、前記クロス部の内部に設けられる補強リブは前記クッション支持部と連なるように形成されることを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載の鋳造スイングアーム。
この構成によれば、強度が必要なクッション支持部の内部に補強リブを設けることで、鋳造スイングアームに剛性を持たせつつ、鋳造スイングアームの鋳造精度を良好にし易くできる。
(構成7)前記クロス部の後壁は、上下方向の中途部分から下方に行くほど肉厚が厚くなることを特徴とする構成1乃至6のいずれかに記載の鋳造スイングアーム。
この構成によれば、鋳造スイングアームに剛性を持たせつつ、鋳造スイングアームの鋳造精度を良好にし易くできる。
(構成8)上下左右型で形成されるスイングアームであることを特徴とする構成1乃至7のいずれかに記載の鋳造スイングアーム。
この構成によれば、鋳造スイングアームに、スイングアーム側面の形状自由度を持たせることができる。
(構成9)前記面取り部の端部をパーティングラインとすることを特徴とする構成5に記載の鋳造スイングアーム。
この構成によれば、パーティングラインを目立たない位置に生じさせることができる。
10 鞍乗り型車両
16 スイングアーム(鋳造スイングアーム)
16A 内部空間
41、42 アーム部
41A、42A 上壁
41B、42B 下壁
41C、42C 外壁
41D、42D 内壁
41E、41F、42E、42F 面取り部
41E2、42E2 上端部(端部)
41F2、42F2 下端部(端部)
43 クロス部
44 クッション支持部
45、46 ピボット部
50 凹部
61、62 補強リブ
111 上型(上下左右型)
112 下型(上下左右型)
113 左型(上下左右型)
114 右型(上下左右型)

Claims (9)

  1. ピボット部(45、46)と、前記ピボット部(45、46)から後方に延びる左右のアーム部(41、42)と、前記左右のアーム部(41、42)を接続するクロス部(43)と、を備える鋳造スイングアームにおいて、
    前記アーム部(41、42)は、上壁(41A、42A)、下壁(41B、42B)、外壁(41C、42C)、および、内壁(41D、42D)を有し、内部を中空とする内部空間(16A)を有し、
    前記アーム部(41、42)の外壁(41C、42C)に前記内部空間(16A)に向かって入り込む凹部(51)が形成されていることを特徴とする鋳造スイングアーム。
  2. 前記クロス部(43)は、前記アーム部(41、42)の前後中間部に位置し、前記凹部(51)は前記クロス部(43)の前後に渡って設けられることを特徴とする請求項1に記載の鋳造スイングアーム。
  3. 前記凹部(51)は部位によって深さが異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の鋳造スイングアーム。
  4. 前記凹部(51)の上下幅は部位によって幅が異なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の鋳造スイングアーム。
  5. 前記外壁(41C、42C)は、前記上壁(41A、42A)と前記下壁(41B、42B)とのそれぞれと面取り部(41E、41F、42E、42F)を持って接続されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の鋳造スイングアーム。
  6. 前記クロス部(43)にクッション支持部(44)を有し、前記クロス部(43)の内部に設けられる補強リブ(61、62)は前記クッション支持部(44)と連なるように形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の鋳造スイングアーム。
  7. 前記クロス部(43)の後壁(43D)は、上下方向の中途部分から下方に行くほど肉厚が厚くなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の鋳造スイングアーム。
  8. 上下左右型(111、112、113、114)で形成されるスイングアーム(16)であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の鋳造スイングアーム。
  9. 前記面取り部(41E、41F、42E、42F)の端部(41E2、41F2、42E2、42F2)をパーティングラインとすることを特徴とする請求項5に記載の鋳造スイングアーム。
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