JP2020117168A - 無人飛行体用給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無人飛行体に継続して運搬作業を行わせるとともに、緊急で給電が必要な場合にも対応することができる無人飛行体用給電システムを提供する。【解決手段】無人飛行体用給電システムは、運搬作業を行う無人飛行体1と、無人飛行体1に追従しながら無線送電する無人給電車3と、を備える。無人飛行体1は、飛行制御部と、荷保持部と、受電部18と、蓄電池と、蓄電量判定部と、を有する。無人飛行体1は、蓄電量判定部によって蓄電池の蓄電量が所定の蓄電量以下であると判定されると、給電されるために無人給電車3のもとに移動する。無人給電車3は、無人飛行体1およびその位置を検出する飛行体検出部31と、検出された無人飛行体1の位置に基づいて無人飛行体1に無線送電する送電部35と、無人飛行体1に追従するための走行装置36と、を有する。【選択図】図1

Description

運搬作業を行う無人飛行体に給電する無人飛行体用給電システムに関する。
従来、屋外または屋内において運搬作業を行う無人飛行体が開発されてきた(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の無人飛行体は、ホバリング可能であるとともに自律飛行可能である。この無人飛行体は、把持装置を装着し、装着した把持装置によって荷を吸着し、荷とともに移動して運搬作業を行う。この無人飛行体は、空中を飛行するので運搬車よりも移動速度が速く、運搬作業を行うのに適している。
ところで、無人飛行体は、蓄電容量が少なく、運搬作業を長時間連続して行うことができない。そこで、例えば、特許文献2に記載のピッキングシステムには、運搬作業に向けて複数の無人飛行体が待機する出発部に無人飛行体を給電する給電手段が設けられている。複数の無人飛行体は、この出発部において運搬作業の合間に給電されることにより、運搬作業を行う際に電力不足になることを防止している。
しかしながら、給電される間、無人飛行体が次の運搬作業を行えないことは、稼働率の観点から好ましくないので問題であった。また、運搬作業中に電力を大幅に消費し緊急で給電が必要な場合もある。
特開2018−114822号公報 特開2018−016435号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、無人飛行体に継続して運搬作業を行わせるとともに、緊急で給電が必要な場合にも対応することができる無人飛行体用給電システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る無人飛行体用給電システムは、
運搬作業を行う無人飛行体と、前記無人飛行体に追従しながら無線送電することにより給電する無人給電車と、を備え、
前記無人飛行体は、
自機の飛行を制御する飛行制御部と、
前記運搬作業に係る荷を保持する荷保持部と、
無線送電された電力を受電する受電部と、
前記受電部によって受電された電力を蓄電する蓄電池と、
前記蓄電池の蓄電量が所定の蓄電量以下であるか否かを判定する蓄電量判定部と、を有し、
前記蓄電量判定部によって前記蓄電池の蓄電量が前記所定の蓄電量以下であると判定されると、給電されるために前記無人給電車のもとに移動し、
前記無人給電車は、
前記無人飛行体およびその位置を検出する飛行体検出部と、
検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に無線送電する送電部と、
検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に追従するための走行装置と、を有する。
上記給電システムは、例えば、
前記無人飛行体が、複数であって、
前記無人給電車が、
前記飛行体検出部によって検出された前記複数の無人飛行体の位置に基づいて、前記複数の無人飛行体から自車に最も近い前記無人飛行体を特定する飛行体特定部をさらに有し、
特定された前記無人飛行体を給電する。
上記給電システムは、例えば、
前記無人飛行体が、
前記蓄電量判定部によって前記蓄電池の蓄電量が前記所定の蓄電量以下であると判定された場合、前記無人給電車に給電命令を送信する給電命令送信部をさらに有し、
前記無人給電車は、前記給電命令を受信すると、前記給電命令を送信した前記無人飛行体を優先して給電する。
上記給電システムは、好ましくは、
前記無人飛行体が、前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行高度と、給電時における所定の飛行高度とを比較する高度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部が、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記高度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行高度が前記所定の飛行高度になるように前記無人飛行体の飛行高度を制御する。
上記給電システムは、好ましくは、
前記無人飛行体が、前記無人給電車が前記自機に追従可能な所定の飛行経路を記憶している記憶部をさらに有し、
前記飛行制御部が、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記無人飛行体を前記所定の飛行経路に沿って飛行させる。
上記給電システムは、好ましくは、
前記無人飛行体が、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行速度と、給電時における所定の飛行速度とを比較する速度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部が、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記速度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行速度が前記所定の飛行速度になるように前記無人飛行体の飛行速度を制御する。
本発明に係る給電システムは、無人飛行体に継続して運搬作業を行わせることができ、しかも、緊急時には無人飛行体が自ら給電を求めに向かうので、緊急で給電が必要な場合にも対応することができる。
一実施形態に係る給電システムを示す概略側面図である。 AおよびBは無人飛行体を示し、Aは上から見た斜視図であり、Bは下から見た斜視図であり、Cは受電部を示す下面図である。 図1の給電システムを示すブロック図である。 図1の無人給電車の給電手順を示すフロー図である。 Aは非給電時の無人飛行体の動作を示す概略上面図であり、Bは給電時の無人飛行体および無人給電車の動作を示す概略上面図である。
以下、図を参照しつつ、本発明に係る無人飛行体用給電システムの一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る給電システムを示す概略側面図である。複数の無人飛行体1は、屋内において荷Wを運搬する(参照符号1は、複数の無人飛行体1のうちの任意の1機または複数機を示す参照符号として用いられる)。無人給電車3は、複数の無人飛行体1に無線送電するとともに、複数の無人飛行体1のいずれか1機に追従しながら無線送電することにより給電する。
<無人飛行体>
図2AおよびBに示すように、無人飛行体1は、円板状の本体10と、本体10の側面から水平に延在する4本のアーム12と、4本のアーム12の先端側それぞれに設けられたモータ13と、モータ13に設けられた回転翼14と、本体10の上面に設けられた略八角柱状の上部ユニット15と、本体10の下面に設けられた2つのスキッド16と、2つのスキッド16の間に設けられた荷保持部17と、荷保持部17の下面に設けられた受電部18と、を有する。
上部ユニット15には、無人飛行体1の位置を検出するためのカメラ15aおよび照明部15bが設けられている。天井C全体には、無人飛行体1の位置を認識するためのマーカ(図示略)が複数設けられている。照明部15bが無人飛行体1の上方を照射し、カメラ15aが照明部15bによって照らされたマーカを含む天井Cを撮像して上方画像を生成する。
荷保持部17は、運搬作業に係る荷Wを保持する。荷保持部17は、荷Wが載置される載置面を有するが単なる一例であって、荷Wを保持することができれば、その構成を特に限定されない。
図2Cに示すように、受電部18は、複数のレクテナ18aによって構成されている。レクテナ18aは、無人給電車3から送信されたマイクロ波を受信して直流電流に変換する。
図3に示すように、無人飛行体1は、蓄電池20と、制御装置21と、高度センサ(図示略)と、速度センサ(図示略)と、通信手段(図示略)と、をさらに有する。
蓄電池20は、受電部18に電気的に接続されている。蓄電池20は、レクテナ18aによって変換された直流電流を蓄電するとともに、モータ13に電力を供給する。蓄電池20は、鉛蓄電池またはアルカリ蓄電池でもよい。
制御装置21は、飛行制御部210と、記憶部211と、自機位置検出部212と、蓄電量判定部213と、給電命令送信部214と、高度比較部215と、速度比較部216と、を有する。
飛行制御部210は、各モータ13の回転数を制御することにより、無人飛行体1のホバリングを可能にするとともに、無人飛行体1の飛行方向、飛行高度および飛行速度を制御する。
記憶部211は、マーカを含む天井C全体の画像(以下、単に「天井画像」という)を位置情報とともに予め記憶している。
自機位置検出部212は、カメラ15aが撮像した上方画像と、天井画像とを照合し、天井画像中のいずれの位置に上方画像が存在するのかを探索するテンプレートマッチングを行う。自機位置検出部212は、テンプレートマッチングの結果に基づいて無人飛行体1の水平方向の位置を検出する。さらに、自機位置検出部212は、高度センサによって無人飛行体1の高度を検出する。
蓄電量判定部213は、蓄電池20の蓄電量Qが所定の蓄電量RQ以下(Q≦RQ)であるか否かを判定する。無人飛行体1は、蓄電量判定部213によって蓄電池20の蓄電量Qが所定の蓄電量RQ以下(Q≦RQ)であると判定されると、給電されるために無人給電車3のもとに移動する。所定の蓄電量RQは、例えば、蓄電池20の蓄電容量の10%でもよいが単なる一例であって、これに限定されない。なお、無人飛行体1による無人給電車3の位置の特定については、後に説明するように無人給電車3から受信する位置情報に基づく。
給電命令送信部214は、蓄電量判定部213によって蓄電池20の蓄電量Qが所定の蓄電量RQ以下(Q≦RQ)であると判定された場合、通信手段によって無人給電車3に給電命令を送信する。本実施形態では、給電命令送信部214は、蓄電池20の蓄電量Qが所定の蓄電量RQ以下であると判定され、かつ、無人飛行体1が無人給電車3のもとに到着したとき、無人給電車3に給電命令を送信する。
記憶部211は、さらに給電時における無人飛行体1の所定の飛行高度および所定の飛行速度を記憶している。マイクロ波による給電効率は、送電側と受電側との距離に依存する。そこで、無人飛行体1と当該無人飛行体1に追従する無人給電車3との距離を一定範囲内に保ちマイクロ波による給電効率を高く保持することができるように、給電時における無人飛行体1の飛行高度および飛行速度が予め定められている。したがって、所定の飛行高度は、後述する送電部35よりもやや高い高度に定められている。また、所定の飛行速度は、無人給電車3の走行速度と同じか、やや遅く定められている。
高度比較部215は、高度センサによって検出された無人飛行体1の高度と、所定の飛行高度とを比較し、その比較結果を飛行制御部210に出力する。
速度比較部216は、速度センサによって検出された無人飛行体1の飛行速度と所定の飛行速度とを比較し、その比較結果を飛行制御部210に出力する。
飛行制御部210は、高度比較部215および速度比較部216による比較結果に基づいて、給電時における無人飛行体1の飛行高度および飛行速度を所定の飛行高度および所定の飛行速度になるよう制御する。
記憶部211は、さらに運搬情報を記憶する。運搬情報には、荷取位置および荷置位置が含まれている。また、記憶部211は、さらに無人飛行体1の給電時の所定の飛行経路(以下、「給電用飛行経路」という)を記憶している。給電用飛行経路は、無人給電車3が無人飛行体1を追従することができるよう倉庫内のレイアウトと無人給電車3の走行特性とに基づいて、予め定められている。
飛行制御部210は、給電時における無人飛行体1が給電用飛行経路を飛行するよう無人飛行体1の飛行方向を制御する。
<無人給電車>
図1および図3に示すように、無人給電車3は、本体30と、飛行体検出部31と、自車位置検出部32と、飛行体特定部33と、蓄電池34と、送電部35と、走行装置36と、通信手段(図示略)と、を備える。
飛行体検出部31は、上カメラ311および解析部(図示略)を有する。上カメラ311は、本体30の上部に設けられている。上カメラ311は、無人給電車3の周囲を撮像し、周囲画像を生成する。解析部は、周囲画像に基づいて、複数の無人飛行体1およびその位置を検出する。
自車位置検出部32は、公知のレーザ誘導方式によって無人給電車3の位置を検出するが単なる一例であって、無人給電車3の位置を検出する方式は、特に限定されない。自車位置検出部32は、レーザスキャナ321および解析部(図示略)を有する。レーザスキャナ321は、本体30の上部に設けられている。レーザスキャナ321は、水平方向に360度回転しながらレーザを送信し、屋内の所定箇所に複数配置された反射板によって反射されたレーザを受信する。解析部は、レーザスキャナ321の送受信の方向を解析することにより複数の反射板と無人給電車3との位置関係を特定し、この位置関係に基づいて無人給電車3の位置を検出する。無人給電車3は、検出した自車3の位置を通信手段によって無人飛行体1に送信する。
飛行体特定部33は、飛行体検出部31によって検出された無人飛行体1の位置に基づいて、複数の無人飛行体1から無人給電車3に最も近い無人飛行体1を特定する。例えば、図1の場合、飛行体特定部33は、無人給電車3に最も近い無人飛行体1として左方の無人飛行体1を特定する。
蓄電池34は、送電部35に電力を供給する。蓄電池34は、鉛蓄電池またはアルカリ蓄電池でもよい。
送電部35は、無人給電車3の上部に設けられている。送電部35は、飛行体特定部33によって特定された無人飛行体1の位置にマイクロ波を送信することにより、無人飛行体1に無線送電する。また、送電部35は、無人飛行体1に対する給電が完了すると、マイクロ波の送信を停止する。送電部35は、フェーズドアレイアンテナによって構成されていてもよいが、単なる一例であってこれに限定されない。
給電完了は、例えば、蓄電池20の蓄電量Qが蓄電容量の80%に達したときとしてもよく、蓄電池20の蓄電量Qが蓄電容量の100%に達したときである必要はない。
飛行体特定部33は、無人飛行体1に対する給電が完了し、送電部35による無線送電が停止されると、給電が完了した無人飛行体1を除く複数の無人飛行体1から、無人給電車3に最も近い無人飛行体1を特定する。
走行装置36は、動力部(図示略)と、車輪360と、操舵部361と、を有する。無人給電車3は、動力部の動力によって車輪360を回転させて走行する。操舵部361は、無人飛行体1の位置に基づいて、無人給電車3が無人飛行体1を追従することができるように車輪360を操舵する。走行装置36は、無人飛行体1に対する給電が完了すると、無人飛行体1に対する追従を停止する。動力部は、例えば、蓄電池34によって担われてもよいし、別の蓄電池で構成されていてもよい。
続いて、図4のフロー図を参照しつつ、無人給電車3の給電の手順を説明する。
まず、無人給電車3は、飛行体検出部31によって複数の無人飛行体1およびその位置を検出する(S1)。
次に、無人給電車3は、飛行体特定部33によって自車3に最も近い無人飛行体1を特定する(S2)。
次に、無人給電車3は、特定された無人飛行体1を追従しながら無線送電する(S3)。このように、無人給電車3は、最も近くの無人飛行体1に追従しながら無線送電し、相対的に遠い無人飛行体1に給電しないことにより、給電効率を高めることができる。
無人給電車3は、給電命令を受信しない場合(S4のNo)、無人飛行体1に対する給電が完了するまで給電中の無人飛行体1を含む他の無人飛行体1の位置を検出し(S5のNo、S1)、最も近い無人飛行体1を特定し(S2)、特定した無人飛行体1に追従しながら無線送電する(S3)。通常、無人給電車3は、無人飛行体1から離されることなく追従しているので、特定される無人飛行体1の変更は行われない。したがって、無人給電車3は、同じ無人飛行体1の位置情報を更新しながら追従することになる。
次に、無人給電車3は、無人飛行体1への給電が完了すると(S5のYes)、無人飛行体1に対する追従および無線送電を停止する(S6)。
次に、無人給電車3は、給電が完了した無人飛行体1を除く他の複数の無人飛行体1の位置を飛行体検出部31によって検出する(S7)。次いで、無人給電車3は、他の複数の無人飛行体1から自車3に最も近い無人飛行体1を特定し(S2)、特定した無人飛行体1に追従しながら無線送電する(S3)。
一方、複数の無人飛行体1のうちのいずれかの蓄電量Qが所定の蓄電量RQ以下(Q≦RQ)になり、この無人飛行体1が無人給電車3のもとまで移動してくる場合がある。この場合、無人給電車3は、移動してきた無人飛行体1から給電命令を受信すると(S4のYes)、特定された無人飛行体1への追従および無線送電を停止する(S8)。
次に、無人給電車3は、給電命令を送信した無人飛行体1に追従しながら無線送電する(S9)。このように、無人飛行体1は、蓄電量Qが所定の蓄電量RQ以下(Q≦RQ)に減少した場合には、自ら無人給電車3のもとに移動し、給電命令を送信することにより、優先的に無人給電車3から給電されるので電力不足になることを防止することができる。しかも、この無人飛行体1は、無人給電車3に追従されながら無線送電されるので、運搬作業を継続することができる。
無人給電車3は、この無人飛行体1に対する給電が完了するまで追従しながら無線送電する(S10のNo、S9)。無人給電車3は、この無人飛行体1に対する給電が完了すると(S10のYes)、追従および給電を停止し(S6)、この無人飛行体1を除く他の複数の無人飛行体1の位置を検出し(S7)、他の複数の無人飛行体1から自車3に最も近い無人飛行体1を特定し(S2)、特定した無人飛行体1に追従しながら無線送電する(S3)。
<給電方法>
次に、図5を参照して、倉庫内における給電システムの給電方法について説明する。図5Aは、非給電時における無人飛行体1の運搬作業の一例を示す概略上面図である。倉庫には、荷載置部を有する複数の棚5が、それぞれ設置されている。また、倉庫内には、複数(本実施形態では3機)の無人飛行体1a、1b、1cが配置されている。無人飛行体1a、1b、1cは、それぞれ運搬情報に基づいて運搬作業を行う。
例えば、無人飛行体1aは、荷取位置P1において荷Wを受取り、荷置位置P2に移動する。無人飛行体1aは、非給電時には、最短距離である飛行経路D1を飛行して荷取位置P1から荷置位置P2に移動する。具体的には、無人飛行体1aは、荷Wを保持すると、飛行制御部210によって荷取位置P1から棚5の上方まで上昇し、荷取位置P1の上方から荷置位置P2の上方まで水平に飛行してから荷置位置P2まで下降する。これにより、無人飛行体1aは、棚5を迂回して飛行するよりも早く移動することができるので、移動時間を短縮することができる。
図5Bは、給電時における無人飛行体1および無人給電車3の動作の一例を示す概略上面図である。無人給電車3は、飛行体検出部31によって無人飛行体1a、1b、1cおよびそれらの位置を検出する。無人給電車3は、飛行体特定部33によって、例えば、自車3に最も近い無人飛行体1として無人飛行体1aを特定すると、無人飛行体1aに追従しながら無線送電する。
無人飛行体1aは、給電時には、飛行制御部210によって飛行高度および飛行速度を所定の飛行高度および飛行速度に制御しつつ、給電用飛行経路D2に沿って棚5を迂回しながら荷取位置P1から荷置位置P2まで飛行する。これにより、無人給電車3が、無人飛行体1aから離されることなく追従することができる。無人給電車3は、好ましくは、無人飛行体1aの真下に位置するよう無人飛行体1aに追従する。この位置関係によれば、受電部18と送電部35が正対状態となり送信されたマイクロ波が効率よく受電部18に吸収されるので、給電効率を高めることができる。
無人飛行体1aに対する給電中において、例えば、無人飛行体1aと無人給電車3が位置P3に差し掛かったときに、無人飛行体1cから無人給電車3に給電命令が送信されると、無人給電車3は、無人飛行体1aへの給電を停止するとともに無人飛行体1cへの追従および無線送電を開始する。無人飛行体1aは、給電用飛行経路D2から最短距離である飛行経路D3に飛行経路を変更し荷置位置P2まで飛行する。
このように、給電システムは、無人給電車3によって無人飛行体1を追従しながら無線送電するので、無人飛行体1に連続して運搬作業を行わせることができる。また、給電システムは、蓄電量Qが所定の蓄電量RQ以下(Q≦RQ)になった無人飛行体1への給電を他の無人飛行体1より優先して行うことにより、緊急で給電が必要な場合にも対応することができる。さらに、給電システムは、無人給電車3に最も近い無人飛行体1を給電対象とするので、給電効率を高く保持することができる。
以上、本発明に係る給電システムの一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
(1)無人飛行体1が自機位置を検出する方法は、特に限定されない。例えば、SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)技術によって、無人飛行体1の位置を検出してもよい。
(2)自機位置検出部212がカメラ15aの撮像した上方画像からマーカを認識できるのであれば、照明部15bは、無人飛行体1に設けられていなくてもよい。
(3)受電部18は、無人給電車3によって送信されたマイクロ波を効率的に受電できるのであれば、本体10に設けられてもよく、設けられる位置を特に限定されない。
(4)飛行体検出部31は、無人飛行体1を検出するためのレーダをカメラの代わりに有していてもよいし、またはカメラとともに有していてもよい。
(5)無人飛行体1は、複数でない場合、給電命令送信部214がなくてもよい。この場合、無人飛行体1は、蓄電量Qが所定の蓄電量RQ以下になると、無人給電車3のもとに向かい、無人給電車3によって検出され給電される。
(6)無人飛行体1は、無人給電車3の位置を検出する給電車検出装置を有していてもよい。この場合、無人飛行体1は、給電車検出装置によって検出された無人給電車3の位置に基づいて、無人給電車3のもとへ向かってもよい。給電車検出装置は、例えば、カメラもしくはレーダまたはその両方を有していてもよい。
1 無人飛行体
10 本体
12 アーム
13 モータ
14 回転翼
15 上部ユニット
16 スキッド
17 荷保持部
18 受電部
18a レクテナ
20 蓄電池
21 制御装置
210 飛行制御部
211 記憶部
212 自機位置検出部
213 蓄電量判定部
214 給電命令送信部
215 高度比較部
216 速度比較部
3 無人給電車
30 本体
31 飛行体検出部
311 上カメラ
32 自車位置検出部
321 レーザスキャナ
33 飛行体特定部
34 蓄電池
35 送電部
36 走行装置
360 車輪
361 操舵部
C 天井
W 荷

Claims (6)

  1. 無人飛行体用給電システムであって、
    運搬作業を行う無人飛行体と、前記無人飛行体に追従しながら無線送電することにより給電する無人給電車と、を備え、
    前記無人飛行体は、
    自機の飛行を制御する飛行制御部と、
    前記運搬作業に係る荷を保持する荷保持部と、
    無線送電された電力を受電する受電部と、
    前記受電部によって受電された電力を蓄電する蓄電池と、
    前記蓄電池の蓄電量が所定の蓄電量以下であるか否かを判定する蓄電量判定部と、を有し、
    前記蓄電量判定部によって前記蓄電池の蓄電量が前記所定の蓄電量以下であると判定されると、給電されるために前記無人給電車のもとに移動し、
    前記無人給電車は、
    前記無人飛行体およびその位置を検出する飛行体検出部と、
    検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に無線送電する送電部と、
    検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に追従するための走行装置と、を有する
    ことを特徴とする給電システム。
  2. 前記無人飛行体は、複数であって、
    前記無人給電車は、
    前記飛行体検出部によって検出された前記複数の無人飛行体の位置に基づいて、前記複数の無人飛行体から自車に最も近い前記無人飛行体を特定する飛行体特定部をさらに有し、
    特定された前記無人飛行体を給電する
    ことを特徴とする請求項1に記載の給電システム。
  3. 前記無人飛行体は、
    前記蓄電量判定部によって前記蓄電池の蓄電量が前記所定の蓄電量以下であると判定された場合、前記無人給電車に給電命令を送信する給電命令送信部をさらに有し、
    前記無人給電車は、前記給電命令を受信すると、前記給電命令を送信した前記無人飛行体を優先して給電する
    ことを特徴とする請求項2に記載の給電システム。
  4. 前記無人飛行体は、前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行高度と、給電時における所定の飛行高度とを比較する高度比較部をさらに有し、
    前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記高度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行高度が前記所定の飛行高度になるように前記無人飛行体の飛行高度を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の給電システム。
  5. 前記無人飛行体は、前記無人給電車が前記自機に追従可能な所定の飛行経路を記憶している記憶部をさらに有し、
    前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記無人飛行体を前記所定の飛行経路に沿って飛行させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の給電システム。
  6. 前記無人飛行体は、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行速度と、給電時における所定の飛行速度とを比較する速度比較部をさらに有し、
    前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記速度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行速度が前記所定の飛行速度になるように前記無人飛行体の飛行速度を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の給電システム。
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