JP2020115751A - 天然芝フィールド育成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】上下方向に積層することで育成に必要な屋外スペースの面積を低減することができ、競技場の近隣地に広大な育成スペースが不要となる。【解決手段】分割フィールド3Bを搬入出可能なフィールド搬入部14を有するとともに、自然光Kを内部に取り込み可能なように設けられたタワー部10と、タワー部10の上下方向に複数の段数で設けられ、各段において分割フィールド3Bを着脱可能に収納する収納保持部4と、タワー部10内で分割フィールド3Bを上下移動させる揚重設備と、を備え、収納保持部4に収納された分割フィールド3Bは、少なくともタワー部10から取り込まれた自然光Kが当たる状態で配置された構成で、天然芝フィールド3を有するアリーナ2の近傍に設置可能で、分割フィールド3Bを上下に配列させた状態で収納して育成する天然芝フィールド育成システムを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、天然芝フィールド育成システムに関する。
従来、野球、サッカー、ラグビー、又はテニス等の競技を観覧するための観客席を備えた競技場として、グラウンド(ピッチ)に天然芝が植生されたものがある。このようなフィールドの天然芝は、一般的に温度、光、水、養分(肥料)、空気、土壌の要素がバランスよく適切な条件により良好に育成する必要がある。ところで、天然芝フィールドを有する多目的アリーナでは、上記競技以外の目的で使用すると、天然芝を傷めてしまうおそれがあった。
そこで、天然芝フィールドをアリーナの外の屋外へ移動させて、日照を確保して芝の育成が可能な設備が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1,2には、アリーナ内で競技が行われない場合には天然芝フィールドを全体、あるいは分割した状態でアリーナ外の屋外の芝育成スペースに搬送し、その芝育成スペースにおいて自然光の下で育成する方法について記載されている。この場合には、アリーナ内において天然芝フィールドを設置しない状態で他の目的で使用可能とすることができる。
特開平4−327868号公報 特開平7−48940号公報
しかしながら、従来の特許文献1、2に示すようなアリーナ外の芝育成スペースに天然芝フィールドを搬送して育成する管理方法では、アリーナの近くに少なくとも天然芝フィールドと同等以上の広大な敷地面積が必要であり、屋外に十分なスペースが確保できないと育成を十分に行うことが難しいという問題があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、上下方向に積層することで育成に必要な屋外スペースの面積を低減することができ、競技場の近隣地に広大な育成スペースが不要となる天然芝フィールド育成システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る天然芝フィールド育成システムは、天然芝を有する天然芝フィールドを備えた競技場の近傍に設置可能で、複数に分割された分割フィールドを上下に配列させた状態で収納して育成するための天然芝フィールド育成システムであって、前記分割フィールドを搬入出可能なフィールド搬入部を有するとともに、自然光を内部に取り込み可能なように設けられた建屋と、該建屋の上下方向に複数の段数で設けられ、各段において前記分割フィールドを着脱可能に収納する収納保持部と、前記建屋内で前記分割フィールドを上下移動させる揚重設備と、を備え、前記収納保持部に収納された前記分割フィールドは、少なくとも前記建屋から取り込まれた自然光が当たる状態で配置されていることを特徴としている。
本発明に係る天然芝フィールド育成システムでは、天然芝フィールドを搬送可能な大きさに分割した全ての分割フィールドを建屋内に搬入し、揚重設備を使用して上下方向に複数段で縦置きに配列した状態で収納保持部に収納し、その縦置きの状態で収納された各分割フィールドに対して自然光を当てて天然芝を育成することができる。そして、分割フィールドを上下方向に積層することで建屋の必要建築面積を小さくすることができるので、競技場の近隣地に例えば競技場で使用する天然芝フィールドと同等の広大な設置スペースが不要となる。そのため、競技場の近くに天然芝フィールドの育成に必要な広大な敷地を確保することなく、例えば都市部において競技場を建設することが可能となる。
また、建屋内に各分割フィールドが収納された状態の屋内で天然芝を育成できるので、育成中の天然芝上に飛来したゴミが付着するようなことがなく、育成にかかる管理を容易に行うことができる。しかも、屋内で天然芝フィールドを育成できるので、自然光や通風量の管理がしやすく、さらに雪の影響を受けずに育成できるという利点がある。
さらに、アリーナ等の競技場の屋根に天然芝フィールドを揚重して育成する方法のように、アリーナの屋根との接続部分の遮音等の複雑な構造が不要なうえ、育成に必要な設備や作業を屋根上で行う必要がなく作業効率の向上を図ることができる。
また、本発明に係る天然芝フィールド育成システムは、前記建屋の外壁の少なくとも一部は、自然光を透過する素材により形成されていることが好ましい。
この場合には、建屋の外壁が例えばガラスや樹脂等の自然光の透過性を有する素材から形成されているので、その外壁から透過した自然光を収納保持部に収納されている分割フィールドに当てることができる。
また、この場合には、各分割フィールドの育成状態を建屋の外部から視認することも可能となる。
また、本発明に係る天然芝フィールド育成システムは、前記建屋内において前記分割フィールドを載置可能なパレットが設けられていることが好ましい。
この場合には、パレット上に分割フィールドが配置され、パレットとともに分割フィールドを搬送することができるので、パレットに対して搬送機構を設けることができる。例えば水平移動用の車輪や上下方向の搬送時の昇降機構等をパレットに装備することが可能となる。
また、パレットに天然芝の育成に必要な設備を装備しておくことで、上下の各段にパレットとともに分割フィールドを収納した状態で、パレットの直下に収納される分割フィールドに対して効果的に育成することができる。
また、本発明に係る天然芝フィールド育成システムは、前記建屋には、前記収納保持部に収納された前記分割フィールドに対して自然光を当てる自然光照射手段が設けられていてもよい。
この場合には、例えば太陽光を各分割フィールドの天然芝に対して照射することが可能な自然光照射手段を設けることで、収納保持部に収納されている分割フィールドに対してより効率よく自然光を当てることができる。
また、本発明に係る天然芝フィールド育成システムは、自然光照射手段は、自然光を前記収納保持部に収納された前記分割フィールドに向けて反射する反射装置であることを特徴としてもよい。
このような構成により、太陽光を反射装置に反射させて各分割フィールドの天然芝に向けて確実に照射することができ、収納保持部に収納されている分割フィールドに対してより効率よく自然光を当てることができる。
また、本発明に係る天然芝フィールド育成システムは、前記反射装置は、太陽の位置に合わせて傾斜角度が変動する追尾機構を有することを特徴としてもよい。
この場合には、太陽の移動に合わせて反射装置の追尾機構の傾斜角度を変動させて追尾させることができるので、太陽の向きに関わらず最適な量の自然光を各分割フィールドに当てることができる。
また、本発明に係る天然芝フィールド育成システムは、前記競技場は、前記分割フィールドを屋外との間で搬送可能な搬送路を有し、前記建屋の前記フィールド搬入部は、前記競技場の前記搬送路に直接接続されていることを特徴としてもよい。
この場合には、分割フィールドを搬送路を介して直接、競技場と建屋との間で搬送することができる。
また、本発明に係る天然芝フィールド育成システムは、前記収納保持部の段数は、前記天然芝フィールドの分割数よりも多いことを特徴としてもよい。
この場合には、空いている収納保持部において予備の分割フィールドを育成しておくことができるので、例えば病害虫等の天然芝に不測の事態が生じた場合であっても、予備の分割フィールドを使用することができる。
また、予備の収納保持部が設けられているので、苗種の異なる天然芝フィールドを育成し保有しておくことも可能となり、例えば季節、競技別などに応じた天然芝フィールドを使い分けることもできる。
また、本発明に係る天然芝フィールド育成システムは、前記建屋には、上下方向に設けられる複数段の床部が設けられ、前記各床部には、上下に貫通するとともに前記分割フィールドを上下に通過可能な床開口部が設けられていることを特徴としてもよい。
この場合には、各分割フィールドは床開口部を通過させて所定の収納保持部によって保持されて収納される。収納されている分割フィールドは、床開口部を形成する床部からアクセスが可能となるため、この床部を使用して育成にかかる管理を効率よく行うことができる。
本発明の天然芝フィールド育成システムによれば、上下方向に積層することで育成に必要な屋外スペースの面積を低減することができ、競技場の近隣地に広大な育成スペースが不要となる。
本発明の第1実施形態によるアリーナに設けられる天然芝フィールド育成システムの縦断面図である。 図1に示すアリーナと天然芝フィールド育成システムを上方から見た平面図であって、アリーナの屋根を省略した図である。 図1に示すA−A線断面図で天然芝フィールド育成システムにおける建屋の縦断面図であって、分割フィールドの収納前の状態を示す図である。 図3に示す建屋の縦断面図であって、各収納保持部に分割フィールドを収納した状態を示す図である。 図4に示すB−B線断面図である。 図3に示すC−C線矢視図である。 建屋の搬入部を示す平面図である。 建屋の搬入部における分割フィールドの搬送状態を示す斜視図である。 第2実施形態による天然芝フィールド育成システムにおける建屋の縦断面図であって、図4に対応する図である。 第3実施形態による天然芝フィールド育成システムにおける建屋の縦断面図であって、図4に対応する図である。 第4実施形態による天然芝フィールド育成システムにおける建屋の縦断面図であって、図4に対応する図である。 第5実施形態による天然芝フィールド育成システムにおける建屋の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態による天然芝フィールド育成システムについて、図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2に示すように、本実施形態による天然芝フィールド育成システム1は、サッカーやラグビー等の競技用の天然芝フィールド3を有するアリーナ2(競技場)の近隣の一部のスペースに設置され、アリーナ2で使用する天然芝フィールド3をアリーナ2の外で育成する保守管理のためのシステムである。
天然芝フィールド3は、例えば鋼板からなる台板に基盤となる土壌層を設け、その土壌層に天然芝を密に植え込んで構成されている。
なお、本実施形態による天然芝フィールド育成システム1で育成する天然芝フィールド3の天然芝は、天然芝100%のみではなく、天然芝と人工芝の融合させたハイブリッド芝であってもよい。
ここで、天然芝フィールド3において、アリーナ2のフィールド内に配置されている状態のものを符号「3A」とし、天然芝フィールド3Aを分割した状態の分割フィールドを符号「3B」でとし、それぞれ区別して用いる。
アリーナ2は、天然芝フィールド3Aの周囲を囲む環状のスタンド21と、スタンド21の上方を覆う屋根22と、を備えている。
スタンド21は、階段式の観客席であって、天然芝フィールド3側から外側になるにつれて高くなるように構成されている。スタンド21の外周上部には複数の屋根柱23が配置されており、この屋根柱23によって屋根22が支持されている。
スタンド21の一部には、スタンド21を内外に連通して分割フィールド3Bを搬入出可能な搬送路24が設けられている。搬送路24のフィールド側の内側開口24aには、階段式の着脱式スタンド21Aが着脱自在に配置されている。着脱式スタンド21Aは、天然芝フィールド3を分割した分割フィールド3Bをアリーナ2の内外への搬送時に離脱することにより内側開口24aを開放する。
搬送路24は、アリーナ2の隣接地に設置されている天然芝フィールド育成システム1のフィールド搬入部14(後述する)に向けて延びる延長路24cを有している。その延長路24cが前述のフィールド搬入部14に接続されている。搬送路24には、アリーナ2のフィールドと天然芝フィールド育成システム1との間で、分割フィールド3Bを載置可能なパレット6を走行移動させるための搬送設備(後述するガイドレール15)が設置されている。
屋根22は、例えばトラス構造によって構成されており、スタンド21の上方を覆うとともにアリーナ2内の天然芝フィールド3Aの上方を開放した形状をなしている。
天然芝フィールド3Aは、搬送可能な大きさに複数(図2では二点鎖線で示す12分割)に縦横に分割されていて、アリーナ2内ではそれら分割された分割フィールド3Bを組み合わせた状態で配置されている。
天然芝フィールド3Aは、本実施形態においてサッカー等の競技やイベントを行なう長方形状の領域を形成している。図2では、サッカー用のフィールドを示している。
図1及び図2に示すように、天然芝フィールド育成システム1は、アリーナ2の近隣地に設置され、搬送路24の外側開口24bに接続されている。
天然芝フィールド育成システム1は、図3乃至図5に示すように、分割フィールド3Bを搬入出可能なフィールド搬入部14を有するとともに、自然光Kを内部に取り込み可能に設けられたタワー部10(建屋)と、タワー部10の上下方向に複数の段数で設けられ、各段において分割フィールド3Bを着脱可能に収納する収納保持部4(図3及び図4参照)と、タワー部10内で分割フィールド3Bを上下移動させる揚重設備5(図5参照)と、を備えている。
また、本天然芝フィールド育成システム1では、搬送時に分割フィールド3Bを載置させて搬送するためのパレット6が設けられている。すなわち、分割フィールド3Bは、搬送時にパレット6に載置された状態で、搬送路24(図1及図2参照)に沿って横移動することによりアリーナ2のフィールドとタワー部10のフィールド搬入部14との間で搬送され、かつタワー部10において揚重設備5によって上下方向に搬送される。
パレット6は、平面視で分割フィールド3Bと略同形の矩形平板状の架台である(図8参照)。パレット6の下面には、図示しない車輪が設けられていて、後述する搬送路24に敷設されるガイドレール15に沿って横移動可能である。また、パレット6は、上述した図5に示す揚重設備5によって吊り上げ可能となっている。
タワー部10は、図3乃至図5に示すように、地上から上方に向けて設置される外壁11と、上下方向に設けられる複数段の床部12と、地下部13と、を備えている。
タワー部10の天壁には、外壁11の上端を覆う屋根16が設けられている。各床部12には、上下に貫通するとともに分割フィールド3Bを上下に通過可能な床開口部12aが設けられている。
床部12は、上下方向に間隔をあけて設けられている。本実施形態では、パレット6と分割フィールド3Bとは平面視でほぼ同形状である。床開口部12aは、平面視で天然芝フィールド3Bより僅かに外形が大きな矩形状をなしている。
床部12は、収納された分割フィールド3Bを育成するための設備が設けられ、分割フィールド3Bにアクセスする作業場や資材置き場として使用される。ここで、図6の符号Mは、分割フィールド3Bの育成に必要な照明等の資材を示している。
各床部12に形成される床開口部12aには、その長辺部に沿って複数の支柱17が設けられている。これら支柱17は、タワー部10の基礎から屋根16まで延び、屋根16および各床部12を支持している。
収納保持部4は、図6に示すように、上方から見た平面視で床開口部12aの両長辺側の側縁部12bに沿った位置に複数設けられ、パレット6を下方より保持する。
外壁11は、自然光Kを透過するガラスや、例えば旭硝子社製のETFE(テトラフルオロエチレンとエチレン共重合体(4フッ化エチレン・エチレン共重合樹脂)等の素材により形成されている。これにより、収納保持部4に収納された各段の分割フィールド3Bは、少なくともタワー部10から取り込まれた自然光Kが当たる状態で配置されている。
地下部13には、図1に示すように、アリーナ2の搬送路24に直接接続されるとともに、タワー部10内で上下方向に貫通する床開口部12a(図3参照)によって形成される上下貫通路に連通するフィールド搬入部14が設けられている。
フィールド搬入部14には、図7に示すように、搬送路24に繋がるガイドレール15(図5参照)が配置されている。ガイドレール15は、アリーナ2の搬送路24の内側まで連続して敷設され、分割フィールド3Bを載置させたパレット6を案内する。
フィールド搬入部14には、図7及び図8に示すように、パレット6と共に分割フィールド3Bを揚重設備5で吊り上げための吊上げ領域である。フィールド搬入部14の底盤14bには、揚重設備5の後述するガーダー52を収納する一対の凹溝14aが形成されている。フィールド搬入部14に搬送されたパレット6は、凹溝14a内に収納されたガーダー52の上方に位置するように配置され、ガーダー52を上昇させることでガーダー52とともに下方から持ち上げられるようになっている。
揚重設備5は、図5に示すように、屋根16の下面に設けられたワイヤ巻上げ装置51と、ワイヤ53の下端に設けられた一対のガーダー52と、を有している。ガーダー52は、パレット6の短辺の長さよりも大きな長尺部材からなり、その長手方向の両端それぞれにワイヤ53が掛止されている。
収納保持部4は、図6及び図8に示すように、タワー部10の支柱17に設けられ、水平方向に向けて突出する係止片42が床開口部12aの内方に突出するように設けられている。収納保持部4は、支柱17の延在方向の軸線周りに回転可能に取り付けられる回転固定筒41と、回転固定筒41から外方に向けて突出した前記係止片42と、を備えている。収納保持部4は、図示しない駆動装置により回転駆動する。
係止片42は、床開口部12aの内方に突出する収納位置P1と、床開口部12aの内方に突出しない退避位置P0と、の間で回動可能に設けられている。収納位置P1は、係止片42が上面視で床開口部12aの長辺に対して直交する方向に突出した位置である。係止片42は、収納位置P1においてパレット6を下方から支持している。つまり、パレット6は、係止片42が収納位置P1の状態で複数の係止片42上に載置されて収納される。退避位置P0は、係止片42が上面視で床開口部12aの長辺に対して平行に延ばされた位置であって、床部12にパレット6を収容しない不使用時の位置となる。
このように構成される天然芝フィールド育成システム1では、上述したように自然光Kを外壁11から収納される分割フィールド3Bに当てることによる設備以外に、天然芝の育成に必要な各種育成設備が設けられている。
このような育成設備として、例えば、換気通風設備、スプリンクラーやドライミスト噴霧装置等の散水調湿設備、放射パネル等の温度調節設備、グローライト等の人工照明設備、カメラ等のモニタリング設備が挙げられる。これらの育成設備は、床部12に設けたり、パレット6に装備することができる。パレット6に育成設備を設けた場合には、上下の各床部12にパレット6とともに分割フィールド3Bを収納した状態で、パレット6の直下に収納される分割フィールド3Bに対して育成設備の機能を発揮させることができる。
次に、上述した天然芝フィールド育成システム1を用い、分割フィールド3Bをアリーナ2のフィールド内からタワー部10内に搬送して育成するまでの方法について、図面を用いて詳細に説明する。
先ず、図1及び図2に示すように、アリーナ2内の天然芝フィールド3Aを育成する際には、複数の分割フィールド3Bをそれぞれパレット6に載置するとともに、着脱式スタンド21Aを取り外し、搬送路24の内側開口24aを開放する。そして、分割フィールド3Bを載置させたパレット6を順次、搬送路24内を移動させて天然芝フィールド育成システム1のフィールド搬入部14に搬送する。このとき、図5、図7及び図8に示すように、フィールド搬入部14では、パレット6が搬入される前に、揚重設備5のガーダー52を底盤14bの凹溝14aに収納させた状態で待機させておく。また、図6に示すように、各床部12に設けられる収納保持部4の係止片42を退避位置P0にしておく。
次に、図5に示すように、フィールド搬入部14にパレット6が配置したときに、ワイヤ巻上げ装置51でワイヤ53を巻き上げることで、ガーダー52とともにパレット6を吊り上げられる。そして、吊り上げたパレット6は、最上段の床部12の床開口部12aから順次下方の床部12へ収納保持部4に保持させて収納する。つまり、収納する位置の床部12において、吊り上げたパレット6を床開口部12aよりも上方の位置まで一旦吊り上げ、図6に示すように、その収納位置に備えられている複数の収納保持部4の係止片42を回動させて収納位置P1とする。
その後、吊り上げられているパレット6を下降させると、パレット6が床開口部12aの内側に突出している係止片42上に載置され、ガーダー52がパレット6から離れて、再びフィールド搬入部14の凹溝14aに収納される位置まで下降させる。これにより、パレット6に載置された分割フィールド3Bが、所定位置に収納される。
そして、すべての分割フィールド3Bを収納保持部4によって収納し、タワー部10内においてタワー部10の外壁11から透過される自然光Kを当てることにより育成が行われる。
なお、育成後にアリーナ2のフィールドに分割フィールド3Bを戻して天然芝フィールド3Aとして配置する際には、分割フィールド3Bをタワー部10内に搬入したときと逆の手順により行う。すなわち、先ず、最下段に収納されているパレット6を揚重設備5のガーダー52で吊り上げ、その位置の床開口部12aの内側に突出している収納保持部4の係止片42を収納位置P1から退避位置P0へ回動させる。そして、その床開口部12aに対して吊り上げているパレット6を下方に通過させてフィールド搬入部14に吊り下ろし、搬送路24を移動させてアリーナ2のフィールドの所定位置へ搬送する。この作業をタワー部10内に収納されている分割フィールド3Bに対して繰り返し行うことでアリーナ2のフィールドに育成された天然芝フィールド3Aを再び設置することができる。
次に、上述した天然芝フィールド育成システムの作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態による天然芝フィールド育成システム1では、図5に示すように、天然芝フィールド3を搬送可能な大きさに分割した全ての分割フィールド3Bをタワー部10内に搬入し、揚重設備5を使用して上下方向に複数段で縦置きに配列した状態で収納保持部4に収納し、その縦置きの状態で収納された各分割フィールド3Bに対して自然光Kを当てて天然芝を育成することができる。
そして、タワー部10の必要建築面積は、分割フィールド3Bを上下方向に積層することでタワー部10の必要建築面積を小さくすることができる。具体的には、図2に示すように、タワー部10の必要建築面積が1つの分割フィールド3Bを収納可能な面積に基づく大きさとなるので、アリーナ2の近隣地に例えばアリーナ2で使用する天然芝フィールド3Aと同等の広大な設置スペースが不要となる。そのため、アリーナ2の近くに天然芝フィールド3の育成に必要な広大な敷地を確保することなく、例えば都市部において競技場を建設することが可能となる。
また、タワー部10内に各分割フィールド3Bが収納された状態の屋内で天然芝を育成できるので、育成中の天然芝上に飛来したゴミが付着するようなことがなく、育成にかかる管理を容易に行うことができる。
しかも、屋内で天然芝フィールド3を育成できるので、自然光Kや通風量の管理がしやすく、さらに雪の影響を受けずに育成できるという利点がある。
さらに、アリーナ等の競技場の屋根に天然芝フィールドを揚重して育成する方法のように、アリーナ2の屋根との接続部分の遮音等の複雑な構造が不要なうえ、育成に必要な設備や作業を屋根上で行う必要がなく作業効率の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、タワー部10の外壁11が例えばガラスや樹脂等の自然光Kの透過性を有する素材から形成されているので、その外壁11から透過した自然光Kを収納保持部4に収納されている分割フィールド3Bの天然芝に当てることができる。
また、この場合には、各分割フィールド3Bの育成状態をタワー部10の外部から視認することも可能となる。
さらに、本実施形態では、パレット6上に分割フィールド3Bが配置され、パレット6とともに分割フィールド3Bを搬送することができるので、パレット6に対して搬送機構を設けることができる。例えば水平移動用の車輪や上下方向の搬送時の昇降機構等をパレット6に装備することが可能となる。
さらにまた、本実施形態では、パレット6に天然芝の育成に必要な設備を装備しておくことで、上下の各段にパレット6とともに分割フィールド3Bを収納した状態で、パレット6の直下に収納される分割フィールド3Bに対して効果的に育成することができる。
また、本実施形態では、タワー部10のフィールド搬入部14がアリーナ2の搬送路24に直接接続されているので、分割フィールド3Bを搬送路24を介して直接、アリーナ2競技場と建屋との間で搬送することができる。
さらに、本実施形態では、各分割フィールド3Bは床部12に形成される床開口部12aを通過させて所定の収納保持部4によって保持されて収納される。収納されている分割フィールド3Bは、床開口部12aを形成する床部12からアクセスが可能とるため、この床部12を使用して育成にかかる管理を効率よく行うことができる。
上述のように本実施形態による天然芝フィールド育成システム1では、上下方向に積層することで育成に必要な屋外スペースの面積を低減することができ、アリーナ2の近隣地に広大な育成スペースが不要となる。
次に、他の実施形態による天然芝フィールド育成システムについて説明する。なお、上述した第1実施形態の構成要素と同一機能を有する構成要素には同一符号を付し、これらについては、説明が重複するので詳しい説明は省略する。
(第2実施形態)
図9に示す第2実施形態による天然芝フィールド育成システム1Aでは、タワー部10の内側に収納保持部4に収納された分割フィールド3Bの天然芝に向けて太陽光からなる自然光Kを反射させて当てる反射装置7(自然光照射手段)を備えている。
反射装置7は、第1反射板71を備え、分割フィールド3B毎に設けられている。そして、本実施形態では、パレット6の裏面にも第2反射板61が設けられている。反射装置7の第1反射板71でタワー部10の外壁11を透過した自然光Kを第2反射板61に向けて反射させ、第2反射板61で反射した自然光Kが当該パレット6の直下に位置する分割フィールド3Bの上面(天然芝)に当たるように配置されている。
第2実施形態では、自然光Kを反射装置7の第1反射板71に反射させて、第2反射板61を介して各分割フィールド3Bの天然芝に向けて確実に照射することができ、収納保持部4に収納されている分割フィールド3Bに対してより効率よく自然光Kを当てることができる。
(第3実施形態)
次に、図10に示す第3実施形態による天然芝フィールド育成システム1Bは、上述した第2実施形態の反射装置7に加え、太陽の位置に合わせて第3反射板72の傾斜角度が変動する追尾型反射装置7A(追尾機構)を設けたものである。
追尾型反射装置7Aは、タワー部10の屋上に設けられ、太陽光の射す角度に応じて第3反射板72が傾動し、常に太陽光を直接、反射装置7の第1反射板71に向けて反射させる構成となっている。
第3実施形態では、太陽の移動に合わせて追尾型反射装置7Aの第3反射板72の傾斜角度を変動させて追尾させることができるので、太陽の向きに関わらず最適な量の自然光を各分割フィールド3Bの上面(天然芝)に当てることができる。
(第4実施形態)
次に、図11に示す第4実施形態による天然芝フィールド育成システム1Cは、タワー部10内に設けられる収納保持部4の段数を天然芝フィールド3の分割数(分割フィールド3Bの数量)よりも多く設けられたものである。つまり、第4実施形態では4つの予備の分割フィールド3B(図11に示す二点鎖線の分割フィールド3B)の収納部がタワー部10に設けられた構成であり、上述した第1実施形態のタワー部10よりも収納保持部4が4段多く配置され、その分、タワー部10の高さが高くなっている。
本第4実施形態では、空いている収納保持部4において予備の分割フィールド3Bを育成しておくことができるので、例えば病害虫等の天然芝に不測の事態が生じた場合であっても、予備の分割フィールド3Bを使用することができる。
また、予備の収納保持部4が設けられているので、苗種の異なる天然芝フィールド3を育成し保有しておくことも可能となり、例えば季節、競技別などに応じた天然芝フィールド3を使い分けることもできる。
(第5実施形態)
次に、図12に示すように、第5実施形態による天然芝フィールド育成システム1Dは、タワー部10内に収納保持部4を複数段配列した収納保持ユニット4Aを2ユニット設けた構成となっている。
この場合には、上述した第1〜第4実施形態のタワー部10に比べて設置面積は大きくなるがタワー部10の高さを抑えることができる。
以上、本発明による天然芝フィールド育成システムの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、タワー部10の外壁11の少なくとも一部が自然光Kを透過する素材により形成しているが、このような素材であることに限定されることはなく、また自然光Kがタワー部10の内部に取り込まれる構成に制限されることはない。例えば、屋根16を自然光Kが透過可能な素材として建屋内部に取り込み、建屋内の反射部材を使用して屋根16から取り入れた自然光Kを各分割フィールド3Bの天然芝に当たるような構成とすることも可能である。
また、本実施形態では、パレット6を使用し、パレット6に分割フィールド3Bを載置させてアリーナ2とタワー部10との間の搬送路24で搬送する構成や、タワー部10の上下搬送を搬送する構成としているが、パレット6を用いることに限定されることはない。例えば分割フィールド3Bの下面に直接、例えば車輪や吊り上げ治具等の搬送設備を装備し、パレット6を省略するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、アリーナ2に搬送路24を設け、その搬送路24が直接、タワー部10のフィールド搬入部14に接続された構成としているが、このような搬送路24によって双方が繋がっていない構成であってもかまわない。つまり、アリーナ2と天然芝フィールド育成システム1との間が離れていて、例えば車両や台車等を使用してアリーナ2のフィールドから分割フィールド3Bを天然芝フィールド育成システム1のフィールド搬入部14との間で搬送させるようにしてもよい。
さらにまた、アリーナ2に設けられる搬送路24の位置や構造についてもとくに制限されることはない。つまり、本実施形態のような、スタンド21の一部を着脱可能とした着脱スタンド21Aを設け、着脱スタンド21Aを取り外した状態で搬送路24の内側開口24aを開放する構成に限定されず、例えばアリーナ2のフィールドの地下に屋外に連絡する搬送路を設ける構成であってもよい。
また、反射装置7(自然光照射手段)や追尾型反射装置(追尾機構)の構成、設置位置、数量等は、上述した実施形態に限定されることはなく、適宜設定することができる。
さらに、本実施形態では、タワー部10において床開口部12aを形成した床部12が上下方向に複数段で設けられているが、この床部12を省略することも可能である。すなわち、収納保持部4のみが上下方向に複数段で配置されるようなストック設備であってもよい。
また、天然芝フィールド育成システムの建屋内における分割フィールドの積層方法についても、上述した第1実施形態や第5実施形態のように分割フィールド3Bが上方からみて横にずれることなく、各分割フィールドの中心が同軸上に一致した状態で上下に重なるように配置される方法に限定されることはない。
例えば、建屋内で上下方向に複数段に収納される分割フィールドを順次、水平方向にずらした状態で積層して配置してもよい。この場合には、各分割フィールドの天然芝の上方にさらに上側の分割フィールドが重ならない領域が形成されるので、各分割フィールドの天然芝により効率よく自然光を当てることができる。
また、収納保持部4の構成や揚重設備5の構成についても、上述した実施形態に限定されることはなく、他の構成のものを採用してもよい。例えば、収納保持部として、上記実施形態のように係止片42を回転させることにより床開口部12aの内側に係止片42を突出させて、その突出した係止片42上にパレット6を載置させる構成に限定されることはない。シリンダ等を伸縮させる機構を採用した突出片を備えた収納保持部であってもかまわない。
また、天然芝フィールド育成システムを適用する競技場として上述した実施形態のアリーナ2に限定されることはなく、他の形状、構造の競技場であってもかまわない。例えば、上記の実施形態のアリーナ2では、屋根22における天然芝フィールド3Aの上方が開放された構成としているが、非開放型の屋根や開閉式の屋根であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1、1A、1B、1C、1D 天然芝フィールド育成システム
2 アリーナ(競技場)
3、3A 天然芝フィールド
3B 分割フィールド
4 収納保持部
5 揚重設備
6 パレット
7 反射装置(自然光照射手段)
7A 追尾型反射装置(追尾機構)
10 タワー部(建屋)
11 外壁
12 床部
12a 床開口部
14 フィールド搬入部
14a 凹溝
15 ガイドレール
24 搬送路
24a 内側開口
42 係止片
52 ガーダー
61 第2反射板
71 第1反射板
K 自然光
P0 退避位置
P1 収納位置

Claims (9)

  1. 天然芝を有する天然芝フィールドを備えた競技場の近傍に設置可能で、複数に分割された分割フィールドを上下に配列させた状態で収納して育成するための天然芝フィールド育成システムであって、
    前記分割フィールドを搬入出可能なフィールド搬入部を有するとともに、自然光を内部に取り込み可能なように設けられた建屋と、
    該建屋の上下方向に複数の段数で設けられ、各段において前記分割フィールドを着脱可能に収納する収納保持部と、
    前記建屋内で前記分割フィールドを上下移動させる揚重設備と、
    を備え、
    前記収納保持部に収納された前記分割フィールドは、少なくとも前記建屋から取り込まれた自然光が当たる状態で配置されていることを特徴とする天然芝フィールド育成システム。
  2. 前記建屋の外壁の少なくとも一部は、自然光を透過する素材により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天然芝フィールド育成システム。
  3. 前記建屋内において前記分割フィールドを載置可能なパレットが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の天然芝フィールド育成システム。
  4. 前記建屋には、前記収納保持部に収納された前記分割フィールドに対して自然光を当てる自然光照射手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の天然芝フィールド育成システム。
  5. 自然光照射手段は、自然光を前記収納保持部に収納された前記分割フィールドに向けて反射する反射装置であることを特徴とする請求項4に記載の天然芝フィールド育成システム。
  6. 前記反射装置は、太陽の位置に合わせて傾斜角度が変動する追尾機構を有することを特徴とする請求項5に記載の天然芝フィールド育成システム。
  7. 前記競技場は、前記分割フィールドを屋外との間で搬送可能な搬送路を有し、
    前記建屋の前記フィールド搬入部は、前記競技場の前記搬送路に直接接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の天然芝フィールド育成システム。
  8. 前記収納保持部の段数は、前記天然芝フィールドの分割数よりも多いことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の天然芝フィールド育成システム。
  9. 前記建屋には、上下方向に設けられる複数段の床部が設けられ、
    前記各床部には、上下に貫通するとともに前記分割フィールドを上下に通過可能な床開口部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の天然芝フィールド育成システム。
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