JP2020115120A - スマート水質測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用及び保持管理が便利でコスト負担のない環境ストレス誘発物質測定装置を用いたスマート水質測定システムを提供する。【解決手段】水質測定対象のサンプル試料の水質情報を測定する測定部100と、測定部100によって測定された水質情報(サンプル試料の環境ストレス誘発物質が含まれているか否かを示す情報を含む)からサンプル試料の汚染度を判断するコンピュータ200と、コンピュータ200から水質情報及びサンプル試料の汚染度を受信して格納及び管理するサーバ300と、サーバ300に測定部100の測定動作を制御するための制御命令を送信するモバイル端末400とを含むスマート水質測定システムを開示する。【選択図】図1

Description

本発明は、水質測定システムに関し、より詳しくは、環境ストレス誘発物質測定装置を用いて水産物養殖場の水質状態をリアルタイムに分析できる水産物養殖のためのスマート水質測定システムに関する。
環境ストレスは、水産物養殖場の養殖生物の成長を阻害し、さらに、生態環境を破壊し得る要素として流失した飼料によるストレス又は魚介類の分泌物質によるストレスなどを意味する。
このような水産物養殖場内の環境ストレス誘発物質の増加は、養殖場内部の養殖生物の大量斃死を引き起こし、外部に流出する養殖場の排出水は生態環境の破壊につながる問題である。
最近、水質汚染の最小化と共に水質汚染に対して即刻対策を立てるために水質状態をリアルタイムに測定するための水質汚染測定及びモニタリングシステムの設置が増加している。
従来技術において、下記の特許文献1に開示したように、光学センサを用いて水質汚染をモニタリングするシステムがある。しかし、この技術に用いられる光学センサを介して測定可能な水質情報は水素イオン濃度(pH)、酸化還元電位(ORP)、溶存酸素(DO)、又は、ナトリウム(Sodium)のように国内技術で測定し易い情報に過ぎない程度である。
NH4、NO2-、又はNO3-のような水質情報は、大体高価な外国技術が適用された製品を用いているため、購入及び手続が複雑で保持に多くのコストが費やされる。
特許文献1における従来技術は、また、センサ周辺に汚染物質が蓄積され、センサの正確度及び精密度が低下するという問題があり、これを解決するために、センサの周辺に配置されたブラシなどを用いて周期的に洗浄する物理的な洗浄方法が開示されている。しかし、周期的な洗浄装置は、汚染の激しい時期には洗浄が不充分で水質測定の正確度及び精密度が低下してしまう問題が依然として存在している。
公開特許2005−108734号公報
本発明の一実施形態によれば、水産物養殖場内の水質状態分析に適するように魚類、貝類養殖場海水に含まれている酸化マンガン(例えば、Mn(II))、酸化鉄(例えば、F
e(II))、尿酸(Uric acid)、コバルト(Co)、グルタミン酸(Glut
amic acid)、アスコルビン酸塩(Ascorbic acid)、ラクタム系抗生物質(Lactam antibiotics)、又は、海水中の有機汚染物質と赤潮を発生させるred tide phytoplankton(Chattonella marina)などを測定することのできる環境ストレス誘発物質測定装置を用いて水質状態をリアルタイムに分析できるスマート水質測定システムが提供される。
本発明の一実施形態によれば、使用及び保持管理が便利でコスト負担のない環境ストレス誘発物質測定装置を用いたスマート水質測定システムが提供される。
また、本発明の一実施形態によれば、サンプル試料がセンサユニットに供給される前にサンプル試料をフィルタリングすることで、センサユニットの正確度と精密度を高めることのできる環境ストレス誘発物質測定装置を用いて水質状態をリアルタイムに分析できるスマート水質測定システムが提供される。
本発明の一実施形態によれば、スマート水質測定システムであって、水質測定対象サンプル試料の水質情報を測定する測定部と、測定部によって測定された水質情報(サンプル試料に環境ストレス誘発物質が含まれているか否かを示す情報を含む)からサンプル試料の汚染度を判断するコンピュータと、コンピュータから前記水質情報及び前記サンプル試料の汚染度を受信して格納及び管理するサーバと、サーバに測定部の測定動作を制御するための制御命令を送信するモバイル端末とを含むスマート水質測定システムが提供され得る。
上述した実施形態において、サーバは、前記制御命令をコンピュータに送信し、コンピュータは、前記制御命令に応じて測定部の動作を制御し、測定部は、環境ストレス誘発物質測定装置を含み、環境ストレス誘発物質測定装置は、検出しようとする環境ストレス誘発物質との化学発光反応によって光を放出できる試薬を前記サンプル試料に混合し、混合物(試薬とサンプル試料との混合物)から発生する光を測定することで、前記サンプル試料に環境ストレス誘発物質が含まれているかを測定し得る。
上述した実施形態において、前記制御命令は、水質測定開始命令、水質測定中止命令、及び周期的な水質測定命令を含み、前記水質測定開始命令は、測定部がサンプル試料に対する水質情報の測定を開始するようにする命令であり、前記水質測定中止命令は、測定部がサンプル試料の水質情報測定動作を中止するようにする命令であり、前記周期的な水質測定命令は、測定部がサンプル試料に対する水質情報の測定を周期的にするようにする。
上述した実施形態において、環境ストレス誘発物質測定装置は、試薬供給経路を介して発光試薬をセンサユニットに定量に供給する試薬供給部と、サンプル供給経路を介してサンプル試料が供給されてサンプル試料をセンサユニットに定量に供給するサンプル定量供給部と、前記試薬供給部と前記サンプル定量供給部から前記発光試薬と前記サンプル試料が供給されるセンサユニットとを含み、前記センサユニットは、前記発光試薬と前記サンプル試料が互いに混合して化学発光反応できる空間を提供するフローセル(flow cell)と、前記化学発光反応によって放出される光を検出できる光検出部とを含むように構成される。
上述した実施形態において、環境ストレス誘発物質測定装置は、サンプル供給経路上の前記サンプル定量供給部の上流に位置するフィルタ部をさらに含み、フィルタ部は、前記サンプル試料が供給されて前記サンプル試料をフィルタリングし、前記フィルタリングされた処理水を前記サンプル定量供給部に供給し得る。
上述した実施形態において、また、フィルタ部は、マスキングエージェント(Masking agent)が含まれた吸着性樹脂コラム(resin column)から構成され、前記発光試薬と前記サンプル試料の化学発光反応を干渉する干渉物質が前記マスキングエージェント(Masking agent)によってフィルタリングされ得る。
本発明のスマート水質測定システムに含まれる環境ストレス誘発物質測定装置のセンサユニットは、簡単な構成によって使用及び管理が容易となる効果がある。
本発明の一実施形態に係るセンサユニットは、化学発光センサから構成されることによって、魚類、貝類養殖場海水に含まれている酸化マンガン(例えば、Mn(II))、酸化
鉄(例えば、Fe(II))、尿酸(Uric acid)、コバルト(Co)、グルタミ
ン酸(Glutamic acid)、アスコルビン酸塩(Ascorbic acid)、又は、ラクタム系抗生物質(Lactam antibiotics)、又は、海水中の有機汚染物質と赤潮を発生させるred tide phytoplankton(Chattonella marina)などを測定することのできる環境ストレス誘発物質測定装置を用いたスマート水質測定システムを提供することができる。
特に、サンプル試料がセンサユニットに供給される前にフィルタ部に含まれたマスキングエージェント(Masking agent)を介して環境ストレス誘発物質測定に妨害となる物質をターゲット(標的化)して除去することから、より正確な測定が可能である。
本発明の一実施形態に係るスマート水質測定システムを説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る環境ストレス誘発物質測定装置の構造を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るサンプル定量供給部を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るセンサユニットの例示的な構造を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係るセンサユニットの構造を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る発光試薬と干渉物質によるマスキングエージェント(Masking agent)を説明するための表である。
以上の本発明の目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付の図面に関する以下の好ましい実施形態によって容易に理解されるのであろう。しかし、本発明は、ここで説明される実施形態に限定されることなく、別の形態に具体化されることもできる。むしろ、ここで紹介される実施形態は、開示された内容が徹底かつ完全になるように、そして、当業者に本発明の思想が十分伝えられるようにするために提供される。
本明細書において、いずれかの構成要素が他の構成要素上にあると言及される場合、それは他の構成要素上に直接形成されてもよく、又はその間に第3の構成要素が介在することもできることを意味する。また、図面において、構成要素の厚さは、技術的な内容の効果的な説明のために誇張されたものであり得る。
本明細書において、第1、第2などの用語が構成要素を記述するために使用された場合、これらの構成要素がこのような用語によって限定されることはない。この用語は、単にいずれかの構成要素を他の構成要素と区別させるために用いられているだけである。ここで説明されて例示される実施形態は、その相補的な実施形態も含む。
本明細書において、単数型は文書で特に言及しない限り複数型も含む。明細書で用いられる「含む(comprise)」及び/又は「含んでいる(comprising)」は、言及された構成要素は1つ以上の他の構成要素の存在又は追加を排除しない。
本明細書において、「及び/又は」は「及び」又は「又は」を意味し、例えば、「構成要素A及び/又は構成要素B」を含むことは構成要素A、構成要素B、又は、構成要素Aと構成要素Bを含む(すなわち、構成要素Aと構成要素Bのうち少なくとも1つを含む)という意味として用いられる。
いずれかのエレメント、構成要素、装置又はシステムがプログラム又はソフトウェアからなる構成要素を含むと言及された場合、明示的な言及がなくても、そのエレメント、構成要素、装置、又は、システムは、そのプログラム又はソフトウェアが実行又は動作するために必要なハードウェア(例えば、メモリ、CPUなど)や他のプログラム又はソフトウェア(例えば、オペレーティングシステムやハードウェアを駆動するために必要なドライバなど)を含むものとして理解されなければならない。また、いずれかのエレメント(又は、構成要素)が実現されることにおいて、特別な言及がない限り、そのエレメント(又は、構成要素)は、ソフトウェア、ハードウェア、又は、ソフトウェア及びハードウェアはいずれの形態であっても実現され得るものとして理解されなければならない。
用語の定義
本明細書に用いられる信号又は命令の「伝送」、「通信」、「送信」の他に、これに類似する意味の用語は、一構成要素から他の構成要素に信号又は命令が直接伝達されるだけではなく、他の構成要素を経て伝達されるものも含まれる。特に、信号又は命令を一構成要素に「伝送」又は「送信」することは、その信号又は命令の最終の目的先を指示するものであり、直接的な目的先を意味するものではない。これは信号又は命令の「受信」においても同一である。
本明細書において、流体が流れる経路上に構成要素Aが構成要素Bの「上流」に位置するということは、前記流体が構成要素Aを先に通過した後構成要素Bを通過するように、構成要素Aと構成要素Bが前記経路に配置又は構成されていることを意味するものとして使用することにする。
本明細書において、流体が流れる経路上に構成要素Bが構成要素Aの「下流」に位置するということは、前記流体が構成要素Aを先に通過した後構成要素Bを通過するように、構成要素Aと構成要素Bが前記経路に配置又は構成されていることを意味するものとして使用することにする。
本明細書において、いずれかの「経路上」に構成要素Aが位置しているということは、経路に流れる流体が構成要素Aに流入されたり又は構成要素Aから流出するように構成要素Aと経路が互いに有機的に配置又は構成されていることを意味する。
本明細書において、「経路」又は「配管」は、流体が流れることができるように空間を提供するものであり、例えば、流体が漏れることなく移動できるように密閉された内部空間を有するパイプラインのようなものであってもよい。
本明細書において、「連通」は、流体が移動できるように経路又は配管が連結されていることを意味し、「不通」は、流体が移動できないように経路又は配管が互いに連結されていないことを意味する。
本明細書において、「環境ストレス誘発物質」は、水産物養殖場の生態環境を破壊し得る汚染物質として、養殖場海水に含まれている酸化マンガン(例えば、Mn(II))、酸
化鉄(例えば、Fe(II))、尿酸(Uric acid)、コバルト(Co)、グルタ
ミン酸(Glutamic acid)、アスコルビン酸塩(Ascorbic acid)、ラクタム系抗生物質(Lactam antibiotics)、及び/又は海水中の有機汚染物質と赤潮を発生させるred tide phytoplankton(Chattonella marina)などを含む。
水質情報は、サンプル試料の水温、塩度、DO(溶存酸素量)、BOD(生物化学的酸素要求量)、COD(化学的酸素要求量)、pH(水素イオン濃度)及びサンプル試料に環境ストレス誘発物質が含まれているか否かを示す情報を含む。
以下、図面を参照して本発明を詳説する。次の特定の実施形態を記述することにおいて、様々な特定的な内容は発明をさらに具体的に説明して理解を助けるために作成された。しかし、本発明を理解できるほど、この分野の知識を有する当業者はこのような様々な特定的な内容がなくても使用され得ることを認知することができる。一部の例では、発明を記述することにおいて、周知でありながら発明と大きく関連のない部分は、本発明の説明において混沌を防ぐために記述しないことを予め言及しておく。
本発明は、水産物養殖場で採取したサンプル試料内に水温、塩度、DO(溶存酸素量)、BOD(生物化学的酸素要求量)、COD(化学的酸素要求量)、pH(水素イオン濃度)だけではなく、環境ストレス誘発物質のような水質情報を測定して測定値が水質環境基準に適切であるかを判断できるよう、水質をモニタリングして管理するためのスマート水質測定システムに関する。例えば、環境基準は、水域の自然状態と水資源の質を保全するために用途ごとに規定された基準であり得る。
図1は、本発明の一実施形態に係るスマート水質測定システムを説明するための図である。
図1を参照すると、スマート水質測定システムは、測定部100、コンピュータ200、サーバ300、及びモバイル端末400を含む。これらの構成要素は、ネットワークによって接続され、ネットワークは、例えば、Wi−Fi、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、3G、4G、LTE、又はそれらの2以上の組合せによって構成される。
測定部100は、水質測定対象サンプル試料の水質情報を測定する複数の装置を含む。
一実施形態によれば、測定部100は、水温測定装置110、塩度測定装置120、DO(溶存酸素量)測定装置130、pH(水素イオン濃度)測定装置140、及び環境ストレス誘発物質測定装置150を含む。
水温測定装置110、塩度測定装置120、DO(溶存酸素量)測定装置130、pH(水素イオン濃度)測定装置140は、サンプル試料内の水温、塩度、DO(溶存酸素量)、pH(水素イオン濃度)を測定するためのそれぞれのセンサから構成される。ただし、これらの装置は、本発明を理解できる程度にこの分野の知識を有する当業者によく知られた技術で実現可能であるため、その詳説は省略することにする。
環境ストレス誘発物質測定装置150は、検出しようとする環境ストレス誘発物質との化学発光反応によって光を放出できる試薬をサンプル試料に混合し、混合物(試薬とサンプル試料との混合物)から発生する光を測定することで、サンプル試料に環境ストレス誘発物質が含まれているかを測定する。一方、環境ストレス誘発物質測定装置150に対する例示的な構成及び動作については図2〜図6を参照して後述する。
コンピュータ200は、増幅部201、ADコンバータ203、コンピュータプロセッサ205、及びその他のリソース(ソフトウェア及びハードウェア)(図示せず)を含み、これらは互いに動作的(operatively)に接続されている。
増幅部201は、オペアンプ(Operational Amplifier)のように入力と出力との間に一定の関数関係を有する演算を行うことができるように製造された信号増幅器であり得る。
ADコンバータ203は、アナログ信号をデジタル信号に切り替える装置であり、本実施形態において、ADコンバータ203は、増幅部201から受信したアナログ信号をデジタル信号に切り替える。
コンピュータ200は、測定部100によって測定された水質情報からサンプル試料の汚染度を判断する。
一実施形態によれば、コンピュータ200は、環境ストレス誘発物質測定装置150を構成する光検出部154から電気的信号を水質情報として受信する。
後述するが、光検出部154は、検出された光の強度を電気的信号に切り替えることのできる装置である。サンプル試料と環境ストレス誘発物質との化学発光反応によって光が放出され、光検出部154がこれを検出すると、これを電気的信号に変換してコンピュータ200に送信する。本実施形態において、コンピュータ200がこの電気的信号を受信したことは、化学発光反応によって光が放出されたことで、これは、サンプル試料に環境ストレス誘発物質が含まれていることを意味する。コンピュータ200は、光検出部154から受信した電気的信号を増幅部201によって増幅させ、増幅された信号をADコンバータ203によりデジタル信号に切り替えてコンピュータプロセッサ205を介して処理することができる。
すなわち、コンピュータ200は、光検出部154から電気信号を受信すれば、サンプル試料が汚染されたと判断することができる。
一実施形態によれば、コンピュータ200は、水温測定装置110、塩度測定装置120、DO(溶存酸素量)測定装置130、又はpH(水素イオン濃度)測定装置140からサンプル試料内の水温データ、塩度データ、DO(溶存酸素量)データ、又はpH(水素イオン濃度)データを水質情報として受信する。本実施形態において、コンピュータ200は、受信した水質情報が予め決定された環境基準に適しない数値の水温、塩度、DO(溶存酸素量)、pH(水素イオン濃度)である場合、サンプル試料が汚染されたと判断する。
サーバ300は、コンピュータ200から水質情報及びコンピュータ200が判断したサンプル試料の汚染度を受信かつ格納し、管理(削除、変更、更新、追加)する。
モバイル端末400は、サービスプログラム401、ユーザ入出力装置403、記憶装置405、オペレーティングシステム(OS:Operating System)407、及びその他のリソース(ソフトウェア及びハードウェア)409を含む。オペレーティングシステム407は、ハードウェアとアプリケーションを動作的に接続させることができる。
ここで、サービスプログラム401、ユーザ入出力装置403、記憶装置405、オペレーティングシステム407、及びその他のリソース(ソフトウェア及びハードウェア)409は、互いに動作的に接続されている。
モバイル端末400は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレットPC、PDAフォン、ノート型パソコンなどのようにコンピュータプロセッサ、メモリ、表示部、ハードウェア、ソフトウェア、カメラ、及びアプリケーションを含んでいる様々な装置で実現することができる。ここで、スマートフォンは、PCのような機能と共に高級機能を提供する携帯電話を意味し、スマートウォッチは、一般の時計よりも向上した機能が備えられている埋め込みシステムの手首ウォッチを意味し、タブレットPCは、タッチスクリーンを主入力装置として装着した携帯用PC(パーソナルコンピュータ)であり、PDAフォンは、移動通信モジュールが備えられたPDA(PDA、Personal Digital Assistant)(個人情報端末)を意味する。
モバイル端末400は、サーバ300に測定部100の測定動作を制御するための制御命令を送信し、サーバ300は、この制御命令をコンピュータ200に送信し、コンピュータ200は、この制御命令に応じて測定部100の動作を制御する。ここで、制御命令は、水質測定開始命令、水質測定中止命令、及び周期的な水質測定命令を含む。すなわち、ユーザは、モバイル端末400を介してサンプル試料の水質測定を開始、中止、又は周期的な水質測定の設定を介してリアルタイムにサンプル試料の水質を管理することができる。
一実施形態によれば、モバイル端末400がサーバ300に水質測定開始命令を送信すると、サーバ300は、水質測定開始命令をコンピュータ200に送信する。コンピュータ200は、サーバ300が受信した水質測定開始命令に応じて、測定部100が水質測定を開始するように測定部100の動作を制御することができる。
例えば、コンピュータ200は、サーバ300が受信した水質測定開始命令に応じて、環境ストレス誘発物質測定装置150が水質測定を開始するように環境ストレス誘発物質測定装置150を制御することができる。
一実施形態によれば、モバイル端末400がサーバ300に水質測定中止命令を送信すると、サーバ300は、水質測定中止命令をコンピュータ200に送信する。コンピュータ200は、サーバ300が受信した水質測定中止命令に応じて、測定部100が水質測定を中止するように測定部100の動作を制御することができる。
一実施形態によれば、モバイル端末400がサーバ300に周期的な水質測定命令を送信することができる。例えば、ユーザがモバイル端末400の入出力装置403を介して一定の時間(10分)ごとに一回ずつサンプル試料の水質情報を測定するよう設定することで、周期的な水質測定命令が可能である。コンピュータ200は、サーバ300が受けた周期的な水質測定命令に応じて、測定部100がユーザの設定した一定の時間(10分)を周期にサンプル試料の水質情報を測定するよう測定部100の動作を制御することができる。
以下では、図2及び図6を参照して環境ストレス誘発物質測定装置150について詳細に説明する。
図2に示すように、本発明の一実施形態に係る環境ストレス誘発物質測定装置150は、センサユニット159に発光試薬を定量に供給する試薬供給部151と、センサユニット159にサンプル試料を定量に供給するサンプル定量供給部157を含む。
サンプル試料に発光試薬で検出可能な環境ストレス誘発物質が含まれている場合、発光試薬と環境ストレス誘発物質の化学発光反応によって光が放出されることにより、環境ストレス誘発物質の存在の有無を確認することができる。さらに、実施形態によって、環境ストレス誘発物質の量も把握することができる。
発光試薬と検出対象の化学発光反応は、電気的に励起された生成物を作って、生成された物質が励起状態から基底状態に復帰しながら直接光を放出したり、励起状態のエネルギーを他の分子に転移させながら光出する現象である。
このような化学発光反応は一般的に反応速度が遅いため、短い時間で肉眼に確認し難い。したがって、発光試薬に適切な触媒を用いて反応を促進させることができるが、本願発明では、検出可能な環境ストレス誘発物質がこのような触媒の役割を果たし、本発明の「検出対象」とは、サンプル試料に含まれている環境ストレス誘発物質を意味する。
以下の本発明の実施形態ではこのような環境ストレス誘発物質を検出できる環境ストレス誘発物質測定装置150の具体的な構成を説明する。
一方、本願明細書で検出対象と反応すれば、光を放出する「発光試薬」はLuminol(ルミノール)のように化学発光反応ができる化合物として「狭義の発光試薬」及び様々な化合物の混合によって化学発光反応できる混合物として「光の発光試薬」を全て含む意味で用いられる。区別の実益がない場合に「発光試薬」として説明することにする。
図2は、本発明の一実施形態に係る環境ストレス誘発物質測定装置の構造を説明するための図である。
図2を参照すると、一実施形態に係る環境ストレス誘発物質測定装置150は、試薬供給部151、複数のチューブ連動式ポンプ153、フィルタ部155、サンプル定量供給部157、及びセンサユニット159を含む。ここで、試薬供給部151と、チューブ連動式ポンプ153の一部は試薬供給経路上に位置し、試薬供給部151は、チューブ連動式ポンプ153の上流に位置する。また、フィルタ部155とサンプル定量供給部157はサンプル供給経路上に位置し、フィルタ部155はサンプル定量供給部157の上流に位置する。一方、センサユニット159は、サンプル供給経路と試薬供給経路が互いに合流する地点に位置する。
センサユニット159は、試薬供給部151から定量の発光試薬が供給され、サンプル定量供給部157から定量のサンプル試料が供給され、そのような発光試薬とサンプル試料が混合する構成を有し、発光試薬とサンプル試料が混合されたもの(以下、「混合物」と称する)から光を検出することで、サンプル試料に含まれている検出対象を検出することができる。
一実施形態によれば、試薬供給部151は発光試薬を格納し、試薬供給経路を介して発光試薬をセンサユニット159へ定量に供給する。
本発明の実施形態において、「試薬供給経路」とは、試薬供給部151に格納された発光試薬が移動できる空間を提供する構成要素を意味する。「試薬供給経路」は、例えば、流体が漏れることなく移動できるよう、密閉された内部空間を有するパイプラインのようなものである。
一実施形態によれば、チューブ連動式ポンプ153a,153b,153cは、試薬供給経路上の試薬供給部151の下流に配置され、試薬供給部151から試薬をポンピングしてセンサユニット159側に供給し、供給される発光試薬の供給量を制御する。
例えば、チューブ連動式ポンプ153a,153b,153cは、試薬供給部151で決定された時間の間に予め決定された量(以下、「定量」)の発光試薬をセンサユニット159に供給する。
本実施形態によれば、試薬供給部151は複数構成されてもよい。図2に示すように、試薬供給部151は、第1試薬R1を供給する第1試薬供給部151a、第2試薬R2を供給する第2試薬供給部151b、及び第3試薬R3を供給する第3試薬供給部151cを含む。第1試薬供給部151aは、第1試薬R1を第1定量でセンサユニット159に供給し、第2試薬供給部151bは第2試薬R2を第2定量でセンサユニット159に供給し、第3試薬供給部151cは第3試薬R3を第3定量でサンプル定量供給部157に供給するよう構成される。
本実施形態によると、それぞれのチューブ連動式ポンプ153a,153b,153cは、それぞれの試薬供給部151a,151b,151cに連結されたそれぞれの試薬供給経路上に配置され、それぞれの試薬供給部151a,151b,151cから供給する試薬の量を制御することができる。
本実施形態によれば、一実施形態に係る環境ストレス誘発物質測定装置150は、試薬供給経路上に位置するT型の配管161をさらに含む。T型の配管161は、入力として少なくとも2つの流体が入力され、入力された2つの流体を混合して出力できる構成を有する。T型の配管161は、チューブ連動式ポンプ153a,153bの下流に位置し、センサユニット159の上流に位置する。
一方、T型の配管161は、チューブ連動式ポンプ153aの出力とチューブ連動式ポンプ153bの出力が入力され、互いに混合して出力する。T型の配管161の出力は、センサユニット159に供給される。
例えば、図2に示すように、T型の配管161によってそれぞれの試薬供給部151a,151bに連結されたそれぞれのチューブ連動式ポンプ153a,153bが連結され、チューブ連動式ポンプ153a,153bによって出力された試薬R1、R2が混合した状態でセンサユニット159に供給される。また、チューブ連動式ポンプ153cにより出力された試薬R3は、サンプル定量供給部157に供給される。
ただし、これは例示的なものに過ぎず、必要な試薬だけを混合するように構成することも可能である。
一実施形態によれば、第1試薬R1、第2試薬R2、及び第3試薬R3は、それぞれ異なる機能を有する試薬であり、センサユニット159に供給される試薬は、第1試薬R1、第2試薬R2又は第3試薬R3のうち少なくとも1つ以上が含まれた混合物から構成される。例えば、試薬供給部151がセンサユニット159に供給する発光試薬は、第1試薬R1又は第2試薬R2のうち少なくとも1つ以上が含まれた混合物から構成されてもよく、試薬供給部151がサンプル定量供給部157に供給する発光試薬は第3試薬R3から構成されてもよい。
一実施形態によれば、第1試薬R1は、化学発光できる化合物として狭義の発光試薬であり、第2試薬R2と第3試薬R3は、第1試薬R1の化学発光を活性化させる活性剤から構成される。
一実施形態によれば、第2試薬R2は、第1試薬R1が化学発光するように第1試薬R1と化学発光反応を起こす酸化剤又は還元剤のうちの1つで構成される。
一実施形態によれば、第3試薬R3は、第1試薬R1が化学発光するように第1試薬R1と化学発光反応を起こす塩基性又は酸性化合物で構成される。第3試薬R3は、効率的な反応のためには、強塩基性又は強酸性化合物から構成されることが好ましい。一方、第3試薬R3は、サンプル定量供給部157に供給されてサンプル定量供給部157内で担体として作用することができる。
発光試薬は、検出対象に応じて様々な試薬を使用することができる。例えば、Luminol、Lucigenin、Luciferin、Acridinium、Oxalate又はruthenium系列のいずれか1つを使用することができる。ただし、これは例示に過ぎず、これに制限されることなく検出対象と反応して発光できる様々な発光試薬が使用される。
サンプル定量供給部157は、サンプル供給経路を介してサンプル試料が供給されてセンサユニット159に定量のサンプル試料を供給する。
「サンプル供給経路」とは、サンプル定量供給部157が供給されたサンプル試料が移動できる空間を提供する構成要素を意味する。例えば、流体が漏れることなく移動できるように、密閉された内部空間を有するパイプラインであってもよい。
一実施形態によれば、サンプル定量供給部157には、サンプル供給経路上に配置されたサンプルリザーバRからサンプル試料が供給される。チューブ連動式ポンプ153dは、サンプルリザーバRに連結されるようにサンプル供給経路上に配置され、サンプルリザーバRに格納されたサンプル試料をポンピングしてフィルタ部155に供給し、サンプルリザーバRからフィルタ部155に供給されるサンプル試料の供給量を制御することができる。
本実施形態によれば、一実施形態に係る環境ストレス誘発物質測定装置150は、サンプル供給経路上に位置するフィルタ部155をさらに含む。
フィルタ部155は、サンプル供給経路上でサンプル定量供給部157の上流に位置する。フィルタ部155は、サンプルリザーバRから供給されたサンプル試料をフィルタリングし、フィルタリングされたサンプル試料(処理水)をサンプル定量供給部157に供給する。
一実施形態によれば、フィルタ部155は、マスキングエージェント(Masking agent)の含まれている吸着性樹脂コラム(resin column)又は抽出コイル(extraction coil)から構成される。マスキングエージェント(Masking agent)は、サンプル試料のうち検出対象物質と発光試薬との化学発光反応を干渉する干渉物質をフィルタリングするための物質を意味する。
フィルタ部155は、マスキングエージェント(Masking agent)を用いてサンプル試料のうち干渉物質を除去したり、サンプル試料のうち検出対象物質のみを抽出する方式でフィルタリングすることができる。
検出しようとする環境ストレス誘発物質の種類に応じて様々な発光試薬が使用され、発光試薬に応じて反応を干渉する干渉物質の種類も変わり得る。マスキングエージェント(Masking agent)は、発光試薬に係る干渉物質をターゲット(標的化)して除去するよう多様に構成され得るため、より正確かつ精密な検出が可能である。
図6は、検出対象による発光試薬、干渉物質、及びマスキングエージェント(Masking agent)を示す表である。以下は、図6を参照して具体的な例を説明することにする。
例1)検出対象が尿酸(Uric acid)である場合
サンプル試料のうち、環境ストレス誘発物質に該当する尿酸(Uric acid)を検出するために、発光試薬は、第1試薬R1としてOctyl phenyl Polyglycol ether、第2試薬R2としてKMnO4、第3試薬R3としてHNO3を使用する。この発光試薬が尿酸と化学発光反応するために干渉となる物質はアスコルビン酸塩(Ascorbic acid)であり、これに対するマスキングエージェントとして酸化鉄の一種類である3価鉄イオン(Fe(III))を使用する。
例2)検出対象が2価コバルトイオン(Co(II))である場合
サンプル試料のうち、環境ストレス誘発物質に該当する2価コバルトイオン(Co(II
))を検出するために、発光試薬は、第1試薬R1としてLuminol、第2試薬R2としてH22、第3試薬R3としてNaOHを使用する。この発光試薬が2価コバルトイオン(Co(II))と化学発光反応するために干渉となる物質は3価鉄イオン(Fe(
III))であり、これに対するマスキングエージェントとしてアスコルビン酸塩(Asco
rbic acid)を使用する。
例3)検出対象が1−glutamic acidである場合
サンプル試料のうち、環境ストレス誘発物質に該当する1−glutamic acidを検出するために、発光試薬は第1試薬R1としてPeroxyoxlate、第2試薬R2としてH22、第3試薬R3としてHNO3を使用する。この発光試薬が1−glutamic acidと化学発光反応するために干渉となる物質は、1価カリウムイオン(K(I))と2価マグネシウム(Mg(II))であり、これに対するマスキングエ
ージェントとしてペリレン(Perylene)を使用する。
以下は、図3を参照してサンプル定量供給部157の動作を詳細に説明することにする。
図3を参照すると、サンプル定量供給部157は、サンプル試料を定量供給するように構成される。例えば、Position AとPosition Bという位置変更によってサンプル試料を定量供給することのできる6方向バルブで構成される。以下では、サンプル定量供給部157が6方向バルブで構成されると仮定し、サンプル定量供給部157の作用について説明する。
サンプル定量供給部157は、流体を入力又は出力することのできる6個のポートP1、P2、P3、P4、P5、P6を備えた本体Bと、配管L1、L2、L3、L4を含む。ここで、配管L1、L2、L3、L4は、本体Bの外部に位置し、ポート間を連通したり、又は外部経路(又は、配管)と連通するためのものである。
第1配管L1は、第1ポート(又は「サンプル側ポート」とも称する)P1と、サンプル試薬経路、具体的にはフィルタ部155の出力との連通のための経路であり、第2配管L2は、第2ポートP2と第5ポートP5との連通のための経路であり、第3配管L3は、第3ポート(又は「センサ側ポート」とも称する)P3と、サンプル試薬経路、具体的にはセンサユニット159の入力との連通のための経路であり、第4配管L4は、第4ポートP4と担体(carrier)リザーバ(図示せず)との連通のための経路であり、第5配管L5は、第6ポートP6と排出部(図示せず)との連通のための経路である。
すなわち、第1配管L1は、フィルタ部155から出力されるサンプル試料が第1ポートP1に入力されるようにするものであり、第3配管L3は、第3ポートP3に出力されるサンプル試料をセンサユニット159に入力されるようにするためのものである。
上述した配管L1、L2、L3、L4に流体が常に流れるのではなく、本体B内のポートの内部連結によって、配管L1、L2、L3、L4のうちの一部に流体が流れ、残りは流体が流れることなく詰まった状態になる。ここで、内部連結は、本体Bに含まれた6方向バルブ(図示せず)の動作(ここでは、矢印方向にバルブの動作を説明している)によって内部連結が変更される。一方、内部連結は、本発明の実施形態において、Position AからPosition Bに定義される。
Position Aでは、本体Bで第1ポートP1と第2ポートP2が互いに連通されるように内部的に連結され、また、第5ポートP5と第6ポートP6が互いに連通されるように内部的に連結される。ここで、第3ポートP3と第2ポートP2は互いに内部的に不通であり、第4ポートP4と第5ポートP5も互いに内部的に不通である。
一方、本発明の説明の目的のために、Position Aになるようにバルブ(図示せず)が位置する場合、サンプル定量供給部157が定量充填動作を行っていると言及する。定量充填動作は、サンプル試料を定量だけ充填する動作であり、本実施形態においてサンプル試料は、例えば、第2配管L2に充填されてもよい。
Position Bにおいては、本体Bで第1ポートP1と第6ポートP6が互いに連通されるように内部的に連結され、また、第2ポートP2と第3ポートP3が互いに連通されるように内部的に連結され、第4ポートP4と第5ポートP5が互いに連通されるように内部的に連結される。ここで、第3ポートP3と第2ポートP2は互いに内部的に不通であり、第5ポートP5と第6ポートP6も互いに内部的に不通である。
一方、本発明の説明の目的のために、Position Bになるようバルブが位置する場合、サンプル定量供給部157が定量供給動作を行っていると言及する。すなわち、定量供給動作は、定量充填動作において定量だけ充填されたサンプル試料をセンサユニット159に供給する動作である。
Position A状態(すなわち、定量充填動作状態)では、チューブ連動式ポンプ153を介して第1配管L1に供給されたサンプル試料は、第1ポートP1、第2ポートP2、第2配管L2、第5ポートP5、第6ポートP6、及び第5配管L5を経由して外部に排出され、そして、担体は、第4配管L4、第4ポートP4、第3ポートP3、及び第3配管L3を経由してセンサユニット159に提供される。
一方、第5配管L5を介してサンプル試料が外部に排出される瞬間の後、Position B状態(すなわち、定量供給動作状態)に切り替えられる。
Position AからPosition Bに変更されれば、チューブ連動式ポンプ153を介して第1配管L1に供給されたサンプル試料は、第1ポートP1、第6ポートP6、第5配管L5を経由して外部に排出される。また、担体が第4配管L4に供給されれば、担体によって第2配管に充填されていたサンプル試料は、第3ポートP3を介してセンサユニット159に供給される。具体的に、担体が第4配管L4に供給されれば、担体は、第4ポートP4、第5ポートP5、第2配管L2、第2ポートP2、第3ポートP3、及び第3配管L3を経由しながらセンサユニット159に提供される。
ここで、第2配管L2に格納された全てのサンプル試料がセンサユニット159に供給されれば、その後、Position A状態(すなわち、定量充填動作状態)に切り替えられる。
以上、前述した方式により、Position AとPosition Bに動作が交番的に切り替えられながらサンプル試料が定量だけセンサユニット159に供給される。
図4は、発明の一実施形態に係るセンサユニットの例示的な構造を説明するための図である。
図4を参照すると、センサユニット159は、発光試薬とサンプル試料が互いに混合して化学発光反応できる空間を提供するフローセル(flow cell)152と、化学発光反応によって放出される光を検出できる光検出部154を含む。
一実施形態によれば、センサユニット159は、アルミニウム板(aluminum plate)のように柔軟な材質の基板上にフローセル152と光検出部154を実装させる形態で製造することができる。
フローセル152は、発光試薬とサンプル試料を収容することができ、気密が保持される内部空間を有する反応チャンバー152aから構成される。反応チャンバー152aは、光が透過する透明な材質から形成されるが、内部空間から放出される光は、反応チャンバー152aの一部(以下、「光透過部」)を介してのみ透過されるように、光が透過する一部を除いた他の部分(以下、「光不透過部」)は、不透明な材質152bで取り囲まれるように構成される。
反応チャンバー152aは、耐久性と透過度の優れた透明ガラス(例えば、ホウケイ酸(borosilicate))又は透明プラスチック(例えば、アクリル酸プラスチック(acrylic plastic))から構成される。
一実施形態によれば、反応チャンバー152aは、光が透過されるように許容された光透過部の以外には光が漏れないように、black PVCのように不透明な材質152bの材料で取り囲まれるように構成される。
光検出部154は、反応チャンバー152aで光が透過されるように許容された光透過部を完全に覆う形式にフローセル152と結合する。
一実施形態によれば、光検出部154には、反応チャンバー152aの光透過部を介して透過する光が流入される光流入ホール(PMT hole)が形成され、この光流入ホール(PMT hole)と反応チャンバー152aの光透過部が対応する位置で光検出部154はフローセル152と気密に結合されている。ここで、光流入ホールは、反応チャンバー152aの光透過部で流出される光が光検出部154にのみ伝えられるよう、反応チャンバー152aの光透過部を完全に覆うことができるサイズと、反応チャンバー152aの光透過部と密着して結合されるように構成されることが好ましい。
一実施形態によれば、光検出部154は、反応チャンバー152aの光透過部から入射される光を検出すれば、検出された光の強度を電気的信号に変換して出力するコンバータを含む。コンバータは、例えば、光電子増幅管(PMT:Photo Multiplier Tube)、光電子増配管(photomultiplier)、フォトダイオード(photodiode)、又はフォトトランジスタ(photo transistor)から構成される。
つまり、光検出部154は、光、すなわち、光を受けて電気的信号に切り替える装置であり、追加的に光及び/又は電気的信号を増幅する素子をさらに含み得る。
図1を参照すると、環境ストレス誘発物質測定装置150で測定された水質情報は、光検出部154で出力された電気的信号であり、この電気的信号がコンピュータ200に送信される。コンピュータ200は、この電気的信号特性を分析してサンプル試料の汚染度を判断することができる。
例えば、コンピュータ200は、電気的信号の強度を基準値(環境ストレス誘発物質ごとに予め決定された値)と比較することで、サンプル試料に検出しようとする環境ストレス誘発物質が含まれているか否かが分かる。また、コンピュータ200は電気的信号の強度が基準値よりどれ程大きいかを分析することで、検出しようとする環境ストレス誘発物質の量も判断することができる。
発光試薬は、検出対象である環境ストレス誘発物質の種類に応じて様々な試薬を使用できる。したがって、基準値は、環境ストレス誘発物質による発光試薬ごとに予め決定された値を意味する。
図5は、本発明の他の実施形態に係るセンサユニットの構造を説明するための図である。
図5を参照すると、センサユニット159は、発光試薬とサンプル試料が互いに混合して化学発光反応できる空間を提供するフローセル152、化学発光反応によって放出される光を検出できる複数の光検出部154a,154b,154c及び光波長分割器156を含む。
図5の実施形態と図2〜図4を参照して説明した実施形態を比較すると、図5の実施形態は光波長分割器156をさらに含み、また、センサユニット159が複数の光検出部を含む点で両者の差がある。以下は、差異を中心に図5に示す実施形態を説明する。
図5に示す実施形態によれば、図5に示されたセンサユニット159は、試薬供給部151で供給する発光試薬に化学発光できる化合物(狭義の発光試薬)が1つ以上含まれている場合、発光試薬の種類による検出対象を確認できるように構成されたものである。
発光試薬の種類に応じて放出する光の波長が異なるため、フローセル152で反応する発光試薬が複数である場合、互いに異なる波長を有する光が放出される。
光波長分割器156は、互いに異なる波長の光が含まれた光信号を受ければ、波長に応じて光を分割する光学的な素子である。
一実施形態によれば、光波長分割器156は、フローセル152から放出される光が入射され、入射された光を互いに異なる波長に分割して放出する。
光波長分割器156とフローセル152は、フローセル152から放出される光が外部に流出されることなく全て光波長分割器156に流入するように結合している。
一方、光波長分割器156で分割された互いに異なる波長の光は、それぞれ個別的に複数の光検出部154a,154b,154cに提供される。
複数の光検出部154a,154b,154cのそれぞれは、光波長分割器156によって分割されたそれぞれの波長の光が個別的に入力されて光を検出するように構成され、これによって発光試薬の種類に応じる検出対象を確認することができる。
図5における複数の光検出部154a,154b,154cのそれぞれの動作及び構成は図2〜図4の説明を参照すればよい。
このように本発明が属する分野で通常の知識を有する者であれば、このような明細書の記載ら様々な修正及び変形が可能であることを理解でき、したがって、本発明の範囲は、説明された実施形態に限定されて決定されることはなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められる。
100:測定部
110:水温測定装置
120:塩度測定装置
130:DO測定装置
140:pH測定装置
150:環境ストレス誘発物質測定装置
151:試薬供給部
152:フローセル(flow cell)
153:チューブ連動式ポンプ
154:光検出部
155:フィルタ部
157:サンプル定量供給部
159:センサユニット
161:T−piece(T型配管)
200:コンピュータ
201:増幅部
203:ADコンバータ
205:コンピュータプロセッサ
300:サーバ
400:モバイル端末
401:サービスプログラム
403:ユーザ入出力装置
405:記憶装置
407:オペレーティングシステム
409:その他のリソース(SW/HW)

Claims (9)

  1. スマート水質測定システムであって、
    水質測定対象のサンプル試料の水質情報を測定する測定部と、
    前記測定部によって測定された前記水質情報から前記サンプル試料の汚染度を判断するコンピュータと、
    前記コンピュータから前記水質情報及び前記サンプル試料の汚染度を受信して格納及び管理するサーバと、
    前記サーバに前記測定部の測定動作を制御するための制御命令を送信するモバイル端末と、
    を含み、
    前記水質情報は、前記サンプル試料に環境ストレス誘発物質が含まれているか否かを示す情報を含み、
    前記サーバは前記制御命令を前記コンピュータに送信し、前記コンピュータは前記制御命令に応じて前記測定部の動作を制御し、
    前記測定部は、環境ストレス誘発物質測定装置を含み、
    前記環境ストレス誘発物質測定装置は、
    前記サンプル試料に、検出しようとする前記環境ストレス誘発物質との化学発光反応によって光を放出できる試薬を混合し、前記試薬と前記サンプル試料との混合物から発生する光を測定することで、前記サンプル試料に前記環境ストレス誘発物質が含まれているかを測定する、スマート水質測定システム。
  2. 前記制御命令は、水質測定開始命令、水質測定中止命令及び周期的な水質測定命令を含み、
    前記水質測定開始命令は、前記測定部に前記サンプル試料に対する前記水質情報の測定を開始させる命令であり、
    前記水質測定中止命令は、前記測定部に前記サンプル試料の水質情報測定動作を中止させる命令であり、
    前記周期的な水質測定命令は、前記測定部に前記サンプル試料に対する前記水質情報の測定を周期的にさせる命令である、請求項1に記載のスマート水質測定システム。
  3. 前記環境ストレス誘発物質測定装置は、
    試薬供給経路を介して発光試薬をセンサユニットに定量に供給する試薬供給部と、
    サンプル供給経路を介して前記サンプル試料が供給され、前記サンプル試料を前記センサユニットに定量で供給するサンプル定量供給部と、
    前記試薬供給部と前記サンプル定量供給部から前記発光試薬と前記サンプル試料が供給される前記センサユニットと、
    を含み、
    前記センサユニットは、
    前記発光試薬と前記サンプル試料が互いに混合して化学発光反応できる空間を提供するフローセル(flow cell)と、
    前記化学発光反応によって放出される光を検出できる光検出部と、
    を含むように構成されたことを特徴とする、請求項1に記載のスマート水質測定システム。
  4. 前記光検出部は、検出した光の強度を電気的信号に変換して出力するコンバータを含み、
    前記水質情報は、前記コンバータが出力した電気的信号であり、
    前記コンピュータは、前記コンバータによって出力された電気的信号を、前記環境ストレス誘発物質ごとに予め決定された基準値と比較して前記サンプル試料の汚染度を判断することを特徴とする、請求項3に記載のスマート水質測定システム。
  5. 前記コンバータは、光電子増幅観(PMT)、フォトダイオードおよびフォトトランジスタのいずれか1つであることを特徴とする、請求項4に記載のスマート水質測定システム。
  6. 前記サンプル供給経路上の前記サンプル定量供給部の上流に位置するフィルタ部をさらに含み、
    前記フィルタ部は、前記サンプル試料が供給されて前記サンプル試料をフィルタリングし、前記フィルタリングされたサンプル試料は、前記サンプル定量供給部に供給され、
    前記フィルタ部は、マスキングエージェントが含まれた吸着性樹脂コラム(resin column)から構成され、
    前記発光試薬と前記サンプル試料の化学発光反応を干渉する干渉物質が、前記マスキングエージェントによってフィルタリングされることを特徴とする、請求項3に記載のスマート水質測定システム。
  7. 前記フローセルは、前記発光試薬と前記サンプル試料を収容し、気密が保持される内部空間を有する反応チャンバーから構成され、
    前記反応チャンバーは、光が透過できる透明な材質から形成され、前記内部空間から放出される光が、前記反応チャンバーの一部分である光透過部を通じてのみ透過できるように前記一部分を除いた他の部分である光不透過部は不透明な材質で取り囲まれるように構成され、
    前記光検出部には、前記反応チャンバーの前記光透過部を介して透過する光が流入可能な光流入ホールが形成され、
    前記反応チャンバーの前記光透過部から流出する光が前記光検出部にのみ伝達されるように、前記光流入ホールは、前記光透過部を完全に覆うことができるサイズで形成され、
    前記光流入ホールと前記光透過部が対応する位置で、前記フローセルと前記光検出部が気密に密着して結合されるように構成されたことを特徴とする、請求項3に記載のスマート水質測定システム。
  8. 前記サンプル定量供給部は、一定量の前記サンプル試料を前記センサユニットに連続的に供給する6方向バルブから構成される、請求項3に記載のスマート水質測定システム。
  9. 前記フローセルで前記化学発光反応によって放出される光を互いに異なる波長の光に分割できる光波長分割器と、
    複数の光検出部と、
    をさらに含み、
    前記複数の光検出部のそれぞれは、前記光波長分割器によって分割されたそれぞれの波長の光が個別的に入力されて光を検出する、請求項3に記載のスマート水質測定システム。
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