JP2020114161A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直結線を設けることなく通信に異常が生じたときにより適正に対応する。【解決手段】第1マイコンと第1制御回路を第1通信線により接続し、第2マイコンと第2制御回路を第2通信線で接続し、第1マイコンと第2マイコンをマイコン間通信線により接続し、第1制御回路と第2制御回路とを相互通信線により接続し、第1駆動回路と第2駆動回路とを遮断用通信線により接続する。第1通信線と第2通信線のうちの一方の通信に異常が生じたときに、相互通信線による通信が正常であり、且つ、異常が生じている系の制御回路に異常が生じていないときには異常が生じている経路を回避して指令を送信し、相互通信線による通信に異常が生じていたり、異常が生じている系の制御回路の演算処理に異常が生じているときには、異常が生じていない系の駆動回路から異常が生じている系の駆動回路に遮断信号を出力してインバータを遮断する。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置に関し、詳しくは、第1モータを駆動する第1インバータと第2モータを駆動する第2インバータとを制御する制御装置に関する。
従来、この種の制御装置としては、エンジンと2つのモータとを有するハイブリッド自動車の制御装置として、ハイブリッド用電子制御ユニットと、2つのモータを駆動する2つのインバータを制御するモータ用電子制御ユニットと、エンジン用電子制御ユニットと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この制御装置では、ハイブリッド用電子制御ユニットは、モータ用電子制御ユニットと通信線で接続されていると共に、直結線によりモータ用電子制御ユニットを経由して2つのインバータに接続されており、モータ用電子制御ユニットとの通信に異常が生じたときには、直結線によりインバータをシャットダウンする。
特開2017−056851号公報
しかしながら、上述の制御装置では、通信線とは別に直結線を設ける必要があり、構造が複雑化したり、コスト高となったりする。一方、フェールセーフを考慮すると、通信に異常が生じたときに、より適正に対応するためには二重化するなどの冗長化が不可欠となる。
本発明の制御装置は、直結線を設けることなく通信に異常が生じたときにより適正に対応することを主目的とする。
本発明の制御装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の制御装置は、
第1モータを駆動する第1インバータと第2モータを駆動する第2インバータとを制御する制御装置であって、
前記第1インバータを制御するための第1マイクロコンピュータと、
前記第2インバータを制御するための第2マイクロコンピュータと、
前記第1マイクロコンピュータと第1通信線により接続され、前記第1マイクロコンピュータからの指令に基づいてフィードバック制御による前記第1インバータのスイッチング制御に必要な制御情報を演算する第1演算回路と、前記第1演算回路により演算された制御情報に基づいて前記第1インバータを駆動する第1駆動回路とを有する第1制御回路と、
前記第2マイクロコンピュータと第2通信線により接続され、前記第2マイクロコンピュータからの指令に基づいてフィードバック制御による前記第2インバータのスイッチング制御に必要な制御情報を演算する第2演算回路と、前記第2演算回路により演算された制御情報に基づいて前記第2インバータを駆動する第2駆動回路とを有する第2制御回路と、
を備え、
前記第1マイクロコンピュータと前記第2マイクロコンピュータは、マイコン間通信線により接続されており、
前記第1制御回路と前記第2制御回路は、相互通信線により接続されており、
前記第1駆動回路と前記第2駆動回路は、遮断用通信線により接続されており、
前記第1マイクロコンピュータと前記第2マイクロコンピュータの一方で前記第1通信線と前記第2通信線のうちの一方の通信線による通信に異常が生じたと判定したとき、
前記相互通信線による前記第1制御回路と前記第2制御回路との通信が正常であり、且つ、前記一方の通信線に接続された制御回路に異常が生じていないときには、前記一方の通信線に接続されたマイクロコンピュータから前記マイコン間通信線、他の通信線に接続されたマイクロコンピュータ、前記他の通信線、前記他の通信線に接続された制御回路、前記相互通信線、前記一方の通信線に接続された制御回路の経路を用いて指令を送信し、
前記相互通信線による前記第1制御回路と前記第2制御回路との通信に異常が生じているとき、または、且つ、前記一方の通信線に接続された制御回路に異常が生じているときには、前記第1通信線と前記第2通信線のうちの前記一方の通信線とは異なる他方の通信線に接続された制御回路の駆動回路から前記一方の通信線に接続された制御回路の駆動回路に遮断信号を送信する、
ことを特徴とする。
この本発明の制御装置では、第1モータを駆動する制御系として、第1モータを駆動する第1インバータを制御するための第1マイクロコンピュータと、第1マイクロコンピュータと第1通信線により接続され、第1マイクロコンピュータからの指令に基づいてフィードバック制御による第1インバータのスイッチング制御に必要な制御情報を演算する第1演算回路と、第1演算回路により演算された制御情報に基づいて第1インバータを駆動する第1駆動回路とを有する第1制御回路と、を備える。第2モータを駆動する制御系として、第2モータを駆動する第2インバータを制御するための第2マイクロコンピュータと、第2マイクロコンピュータと第2通信線により接続され、第2マイクロコンピュータからの指令に基づいてフィードバック制御による第2インバータのスイッチング制御に必要な制御情報を演算する第2演算回路と、第2演算回路により演算された制御情報に基づいて第2インバータを駆動する第2駆動回路とを有する第2制御回路と、を備える。そして、第1マイクロコンピュータと第2マイクロコンピュータとをマイコン間通信線により接続し、第1制御回路と第2制御回路とを相互通信線により接続し、第1駆動回路と第2駆動回路とを遮断用通信線により接続する。そして、第1マイクロコンピュータと第2マイクロコンピュータの一方で第1通信線と第2通信線のうちの一方の通信線による通信に異常が生じたと判定したときには以下の(1)(2)を実行する。(1)相互通信線による第1制御回路と第2制御回路との通信が正常であり、且つ、一方の通信線に接続された制御回路に異常が生じていないときには、一方の通信線に接続されたマイクロコンピュータからマイコン間通信線、他の通信線に接続されたマイクロコンピュータ、他の通信線、他の通信線に接続された制御回路、相互通信線、一方の通信線に接続された制御回路の経路を用いて指令を送信する。即ち、通信異常を生じた一方の通信線を回避する経路により指令を送信するのである。これにより、第1通信線と第2通信線のうちの一方の通信線による通信に異常が生じたときでも、通信異常が生じた制御系のモータを駆動制御することができる。(2)相互通信線による第1制御回路と第2制御回路との通信に異常が生じているとき、または、且つ、一方の通信線に接続された制御回路に異常が生じているときには、第1通信線と第2通信線のうちの一方の通信線とは異なる他方の通信線に接続された制御回路の駆動回路から一方の通信線に接続された制御回路の駆動回路に遮断信号を送信する。これにより、直結線を設けることなく通信異常を生じた制御系のインバータを遮断することができる。なお、相互通信線による第1制御回路と第2制御回路との通信に異常が生じているときにも通信異常を生じた制御系のインバータを遮断するのは、通信異常が生じた一方の通信線に接続された制御回路に異常が生じているか否かを確認することができないことや、相互通信線により指令を送信できないことに基づく。
本発明の制御装置において、前記第1通信線と前記第2通信線の双方に異常が生じていないときでも、前記第1制御回路と前記第2制御回路のうちの一方の制御回路に異常が生じているときには、前記一方の制御回路とは異なる他方の制御回路の駆動回路から前記一方の制御回路の駆動回路に遮断信号を送信するものとしてもよい。こうすれば、第1制御回路と第2制御回路のうちの一方の制御回路に異常が生じたときに、異常が生じた制御系のインバータを遮断することができる。
本発明の一実施例としての制御装置20の構成の概略を示す構成図である。 メインECU20の第1マイコン22や第2マイコン24により実行される異常時制御の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての制御装置20の構成の概略を示す構成図である。実施例の制御装置20は、第1モータMG1を駆動する第1インバータINV1のスイッチング制御を行なうと共に、第2モータMG2を駆動する第2インバータINV2のスイッチング制御を行なう制御装置として構成されており、例えばハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される。実施例の制御装置20は、メイン電子制御ユニット(以下、「メインECU」という。)30と、サブ電子制御ユニット(以下、「サブECU」という。)40と、を備える。
メインECU30は、第1マイクロコンピュータ(以下、「第1マイコン」という。)32と、第2マイクロコンピュータ(以下、「第2マイコン」という。)34と、を備える。第1マイコン32は、第1モータMG1を駆動制御するための周知のマイクロコンピュータとして構成されており、第1モータMG1から出力すべきトルクの目標値としてのトルク指令を演算する。第2マイコン34は、第2モータMG2を駆動制御するための周知のマイクロコンピュータとして構成されており、第2モータMG2から出力すべきトルクの目標値としてのトルク指令を演算する。第1マイコン32と第2マイコン34は、マイコン間通信線35により接続されており、相互に情報を通信できるようになっている。
サブECU40は、第1制御回路42と第2制御回路44とを備える。第1制御回路42は、高速通信線36により第1マイコン32に接続されており、第1演算回路42aと第1駆動回路42bとを備える。第1演算回路42aは、第1マイコン32からの第1モータMG1のトルク指令と第1モータMG1に印加される相電流と第1モータMG1の回転角とに基づくフィードバック制御により第1インバータINV1の図示しないスイッチング素子のスイッチングパターンを演算する。第1駆動回路42bは、第1演算回路42aにより演算されたスイッチングパターンに基づいて第1インバータINV1のスイッチング素子のスイッチングを行なう。
第2制御回路44は、高速通信線38により第2マイコン34に接続されており、第2演算回路44aと第2駆動回路44bとを備える。第2演算回路44aは、第2マイコン34からの第2モータMG2のトルク指令と第2モータMG2に印加される相電流と第2モータMG2の回転角とに基づくフィードバック制御により第2インバータINV2の図示しないスイッチング素子のスイッチングパターンを演算する。第2駆動回路44bは、第2演算回路44aにより演算されたスイッチングパターンに基づいて第2インバータINV2のスイッチング素子のスイッチングを行なう。
第1制御回路42と第2制御回路44は、相互通信線45により接続されており、相互に情報の通信ができるようになっている。第1制御回路42は、相互通信線45を用いた通信により第2制御回路44の第2演算回路44aによる演算に異常が生じているか否かの監視を行なう。第2制御回路44は、相互通信線45を用いた通信により第1制御回路42の第1演算回路42aによる演算に異常が生じているか否かの監視を行なう。
第1制御回路42の第1駆動回路42bと第2制御回路44の第2駆動回路44bは、遮断用通信線46により接続されている。第1駆動回路42bは、第2駆動回路44bに遮断信号を出力することにより第2駆動回路44bを駆動して第2インバータINV2を遮断することができる。一方、第2駆動回路44bは、第1駆動回路42bに遮断信号を出力することにより第1駆動回路42bを駆動して第1インバータINV1を遮断することができる。
次に、こうして構成された実施例の制御装置20の動作、特に異常が生じたときの動作について説明する。図2は、メインECU20の第1マイコン32や第2マイコン34により実行される異常時制御の一例を示すフローチャートである。
異常時制御では、第1マイコン32や第2マイコン34は、まず、第1高速通信線36および第2高速通信線38による通信に異常が生じているか否かを判定する(ステップS100)。第1高速通信線36および第2高速通信線38による通信に異常は生じていないと判定したときには、第1制御回路42の第1演算回路42aによる演算処理に異常が生じているか否か、第2制御回路44の第2演算回路44aによる演算処理に異常が生じているか否かを判定する(ステップS110)。第1演算回路42aによる演算処理にも第2演算回路44aによる演算処理にも異常は生じていないと判定したときには、通常処理を実行し(ステップS120)、本制御を終了する。通常処理は、第1モータMG1を第1マイコン32および第1制御回路42により制御し、第2モータMG2を第2マイコン34および第2制御回路44により制御する処理である。
ステップS100で第1高速通信線36と第2高速通信線38とのうち一方の通信に異常が生じていると判定したときには、第1制御回路42と第2制御回路44との相互通信線45による相互通信に異常が生じているか否か、第1高速通信線36と第2高速通信線38のうちの異常が生じた高速通信線に接続された制御回路の演算回路による演算処理に異常が生じているか否かを判定する(ステップS130)。第1制御回路42と第2制御回路44との相互通信線45による相互通信に異常が生じているか、あるいは、異常が生じた高速通信線に接続された制御回路の演算回路による演算処理に異常が生じていると判定したときには、高速通信線の通信に異常が生じていない制御系の駆動回路から異常が生じている制御系の駆動回路に遮断用通信線46を用いて遮断信号を送信して異常が生じている制御系の駆動回路によりその系のインバータを遮断し(ステップS140)、本制御を終了する。これは、異常が生じた高速通信線に接続された制御回路の演算回路による演算処理に異常が生じているときには適正にインバータを駆動することができないこと、第1制御回路42と第2制御回路44との相互通信線45による相互通信に異常が生じているときには異常が生じた高速通信線に接続された制御回路の演算回路による演算処理に異常が生じているか否かを判定することができないために適正にインバータを駆動することができないと考えられることに基づく。
ステップS130で第1制御回路42と第2制御回路44との相互通信線45による相互通信には異常が生じていないと判定すると共に、異常が生じた高速通信線に接続された制御回路の演算回路による演算処理にも異常が生じていないと判定したときには、単なる通信異常と判断し、通信異常を生じた高速通信線を回避してトルク指令を送信して制限付きの駆動処理とし(ステップS150)、本制御を終了する。例えば、第1高速通信線36に異常が生じているときには、第1マイコン32により演算された第1モータMG1のトルク指令は、第1マイコン32からマイコン間通信線35、第2マイコン34、第2高速通信線38、第2制御回路44、相互通信線45を介して第1制御回路42に送信される。このように通信異常を生じた高速通信線を回避して指令を送信する必要から送信に時間を要する場合が生じる。このため、通常の制御に代えて制限付きの制御、例えば、トルク増大時の変化率に制限を課したりトルクの最大値に制限を課したりする制御を実行するのである。
ステップS110で第1演算回路42aによる演算処理と第2演算回路44aによる演算処理とのうちの一方に異常が生じていると判定したときには、演算処理に異常が生じていない制御系の駆動回路から異常が生じている制御系の駆動回路に遮断用通信線46を用いて遮断信号を送信して異常が生じている制御系の駆動回路によりその系のインバータを遮断し(ステップS140)、本制御を終了する。
以上説明した実施例の制御装置20では、第1高速通信線36と第2高速通信線38とのうち一方の通信に異常が生じていると判定したときに、第1制御回路42と第2制御回路44との相互通信線45による相互通信に異常が生じているか、あるいは、異常が生じた高速通信線に接続された制御回路の演算回路による演算処理に異常が生じていると判定したときには、高速通信線の通信に異常が生じていない制御系の駆動回路から異常が生じている制御系の駆動回路に遮断用通信線46を用いて遮断信号を送信して異常が生じている制御系の駆動回路によりその系のインバータを遮断する。これにより、直結線を設けることなく通信異常を生じた制御系のインバータを遮断することができる。
また、実施例の制御装置20では、第1高速通信線36と第2高速通信線38とのうち一方の通信に異常が生じていると判定したときに、第1制御回路42と第2制御回路44との相互通信線45による相互通信には異常が生じていないと判定すると共に、異常が生じた高速通信線に接続された制御回路の演算回路による演算処理にも異常が生じていないと判定したときには、通信異常を生じた高速通信線を回避してトルク指令を送信して制限付きの駆動処理を行なう。これにより、第1高速通信線36と第2高速通信線38のうちの一方の通信線による通信に異常が生じたときでも、通信異常が生じた制御系のモータを駆動制御することができる。
さらに、実施例の制御装置20では、第1高速通信線36と第2高速通信線38とに通信の異常が生じていないと判定したときでも、第1演算回路42aによる演算処理と第2演算回路44aによる演算処理とのうちの一方に異常が生じていると判定したときには、演算処理に異常が生じていない制御系の駆動回路から異常が生じている制御系の駆動回路に遮断用通信線46を用いて遮断信号を送信して異常が生じている制御系の駆動回路によりその系のインバータを遮断する。これにより、直結線を設けることなく通信異常を生じた制御系のインバータを遮断することができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、第1モータMG1が「第1モータ」に相当し、第1インバータINV1が「第1インバータ」に相当し、第2モータMG2が「第2モータ」に相当し、第2インバータINV2が「第2インバータ」に相当する。第1マイクロコンピュータ(第1マイコン)32が「第1マイクロコンピュータ」に相当し、第2マイクロコンピュータ(第2マイコン)34が「第2マイクロコンピュータ」に相当する。第1制御回路42が「第1制御回路」に相当し、第1演算回路42aが「第1演算回路」に相当し、第1駆動回路42bが「第1駆動回路」に相当する。第2制御回路44が「第2制御回路」に相当し、第2演算回路44aが「第2演算回路」に相当し、第2駆動回路44bが「第2駆動回路」に相当する。第1高速通信線36が「第1通信線」に相当し、第2高速通信線38が「第2通信線」に相当し、マイコン間通信線35が「マイコン間通信線」に相当し、相互通信線45が「相互通信線」に相当し、遮断用通信線46が「遮断用通信線」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、制御装置の製造産業などに利用可能である。
20 制御装置、30 メイン電子制御ユニット(メインECU)、32 第1マイクロコンピュータ(第1マイコン)、34 第2マイクロコンピュータ(第2マイコン)、35 マイコン間通信線、36 第1高速通信線、38 第2高速通信線、40 サブ電子制御ユニット(サブECU)、42 第1制御回路、42a 第1演算回路、42b 第1駆動回路、44 第2制御回路、44a 第2演算回路、44b 第2駆動回路、45 相互通信線、46 遮断用通信線、INV1 第1インバータ、INV2 第2インバータ、MG1 第1モータ、MG2 第2モータ。

Claims (1)

  1. 第1モータを駆動する第1インバータと第2モータを駆動する第2インバータとを制御する制御装置であって、
    前記第1インバータを制御するための第1マイクロコンピュータと、
    前記第2インバータを制御するための第2マイクロコンピュータと、
    前記第1マイクロコンピュータと第1通信線により接続され、前記第1マイクロコンピュータからの指令に基づいてフィードバック制御による前記第1インバータのスイッチング制御に必要な制御情報を演算する第1演算回路と、前記第1演算回路により演算された制御情報に基づいて前記第1インバータを駆動する第1駆動回路とを有する第1制御回路と、
    前記第2マイクロコンピュータと第2通信線により接続され、前記第2マイクロコンピュータからの指令に基づいてフィードバック制御による前記第2インバータのスイッチング制御に必要な制御情報を演算する第2演算回路と、前記第2演算回路により演算された制御情報に基づいて前記第2インバータを駆動する第2駆動回路とを有する第2制御回路と、
    を備え、
    前記第1マイクロコンピュータと前記第2マイクロコンピュータは、マイコン間通信線により接続されており、
    前記第1制御回路と前記第2制御回路は、相互通信線により接続されており、
    前記第1駆動回路と前記第2駆動回路は、遮断用通信線により接続されており、
    前記第1マイクロコンピュータと前記第2マイクロコンピュータの一方で前記第1通信線と前記第2通信線のうちの一方の通信線による通信に異常が生じたと判定したとき、
    (1)前記相互通信線による前記第1制御回路と前記第2制御回路との通信が正常であり、且つ、前記一方の通信線に接続された制御回路に異常が生じていないときには、前記一方の通信線に接続されたマイクロコンピュータから前記マイコン間通信線、他の通信線に接続されたマイクロコンピュータ、前記他の通信線、前記他の通信線に接続された制御回路、前記相互通信線、前記一方の通信線に接続された制御回路の経路を用いて指令を送信し、
    (2)前記相互通信線による前記第1制御回路と前記第2制御回路との通信に異常が生じているとき、または、且つ、前記一方の通信線に接続された制御回路に異常が生じているときには、前記第1通信線と前記第2通信線のうちの前記一方の通信線とは異なる他方の通信線に接続された制御回路の駆動回路から前記一方の通信線に接続された制御回路の駆動回路に遮断信号を送信する、
    ことを特徴とする制御装置。
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