JP2020113349A - 取付け冶具取付け方法及び取付け冶具位置決め装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】形状や品質が異なる使用者の所望のトーンアームを、基板に配設するための簡単な構成の取付け冶具取付け方法及び取付け冶具位置決め装置を提供する。【解決手段】取付冶具位置決め装置において、取付け冶具Xは、レコードプレーヤー2のターンテーブル3のセンターピン4に嵌合する垂直回転部5と、この垂直回転部に直交して一体的に設けられた所定長のアーム6と、アーム6の先端部に垂下された垂直棒7を有する取付け冶具本体8と、垂直棒の下端部を受け入れる貫通孔10が形成された基準板9cを有し、かつ、基台1の上面に設置されるトーンアーム取付け台9とから成る。トーンアーム取付け台は、使用者が所望するトーンアームの基端軸部用の貫通孔端軸部の中に垂直棒の下端部側が挿入された状態で、かつ、センターピンの同心円上の軌道に位置する垂直棒を基準にして、基台の上面に固定される。【選択図】図3
Description
本発明は、望ましくは市販のレコードプレーヤーを加工せず、他の市販のトーンアーム(例えばロングタイプ、シートタイプー等の形状や品質が違うもの)を使用するための取付け冶具取付け方法及び取付け冶具位置決め装置に関する。
近年、レコードプレーヤーの多様化か進みレコードをより良い音で聴くことができるロングアーム(例えば長いトーンアーム)の要望が高まっている。
しかし、日本国内で販売されているレコードプレーヤーの多くには、ショートアーム(短いトーンアーム)が設けられており、また、多くのショートアーム付きレコードプレーヤーのプレーヤーケースには、ロングアームを取付けるための取付け位置のスペースが設けられていない。また、ロングアームを「適正な位置」で取付けるための加工等をするのが大変であった。
さらに、ロングアームを設けたレコードプレーヤーを、サイズの小さいレコードプレーヤー用のオーディオ収納ケースに収納することができなかった。
ところで、特許文献1には、レコードプレーヤーのセンタースピンドル7に嵌合する孔1Aが先端に形成されたアーム1の基端1Bにカッタ4を嵌合し、該カッタの軸心にドリル6を設け、且つドリルを中心とする半径で刃4Cを形成して成り、該カッタには回転用のハンドル5が設けられているトーンアームの取付冶具が記載されている。
しかしながら、この特許文献1のトーンアームの取付冶具は、ドリル6、このドリルを回すためのハンドル5、調整アーム1等を備えるので、構造が複雑になると共に、トーンアームを取付けるためにレコードプレーヤー本体8に取付け孔を形成する必要がある。しだかって、市販のレコードプレーヤーのプレーヤーケースを加工せずにトーンアームを取付けることができない、市販レコードプレーヤーでは取付けられないロングアーム(長いトーンアーム)を取付けることができない等の問題点がある(符号は特許文献1のもの)。
一方、特許文献2には、取付け形状や寸法の違いのある市販のトーンアームをレコードプレーヤーの所定の位置に取付けるレコードプレーヤーのトーンアームの取付け構造が記載されている。
しかしながら、特許文献2は、本発明と課題が相違するのみならず、レコードプレーヤーの所定の位置に限定されてしまうので、規定外のロングアーム(長いトーンアーム)を取付けることができない等の問題点が特許文献1と同様にある。
本発明の主たる課題は、特許文献1及び特許文献2の問題点に鑑み、基板の上面に設置したレコードプレーヤーを極力加工しないようにして、形状や品質が異なる使用者の所望のトーンアームを、該基板に配設するための簡単な構成の取付け冶具取付け方法及び取付け冶具位置決め装置を提案することである。また前記基台の上面にトーンアーム取付け台を容易に微調整しながら取付けることができることである。また、基台の上面に位置決めしたトーンアーム取付け台を簡単に固定することができることできると共に、さらに、所望のトーンアームの基端軸部を前記取付け冶具のトーンアーム取付け台に容易に装着することができることである。
本発明の取付け冶具取付け方法は、所定幅の基台の上面にレコードプレーヤーを固定的に設置し、このレコードプレーヤーのターンテーブルのセンターピンを基準とし、使用者が所望するトーンアームを前記基台に配設するために、前記基台の上面に取付け冶具を設置する取付け冶具取付け方法であって、前記取付け冶具は、前記センターピンに嵌合する垂直回転部及びこの垂直回転部に直交して一体的に設けられた所定長のアームと、このアームの先端部に垂下された垂直棒を有する取付け冶具本体と、前記垂直棒の下端部を受け入れる基準板を有しかつ前記基台の上面に設置されるトーンアーム取付け台とから成り、少なくとも、前記取付け冶具取付け方法は、前記トーンアーム取付け台を、前記センターピンを基準にして該センターピンの同心円上の軌道に位置する前記垂直棒の下端部の位置を参照しながら前記トーンアーム取付け台を前記基台の上面で微調整するトーンアーム取付け台位置決め工程を含み、このトーンアーム取付け台位置決め工程を経た後、さらに、前記トーンアーム取付け台を前記基台の上面に固定手段を介して固定する取付け冶具固定工程を含むことを特徴とする。
上記のように構成すると、基板の上面に設置したレコードプレーヤーを極力加工しないようにして(例えばドリルで穴開けをする等をしないで)、形状や品質が異なる使用者の所望のトーンアームを、該基板に配設するための簡単な構成の取付け冶具取付け方法及び取付け冶具位置決め装置を得ることができる。また前記基台の上面にトーンアーム取付け台を容易に微調整しながら取付けることができる。また、基台の上面に位置決めしたトーンアーム取付け台を簡単に固定することができることできると共に、さらに、所望のトーンアームの基端軸部を前記取付け冶具のトーンアーム取付け台に容易に装着することができる。
上記構成に於いて、前記基台は、前記レコードプレーヤーの底面から食み出す大きさであり、この食み出し部分の上面に前記トーンアーム取付け台が位置決めされた状態で固定されることを特徴とする。このように構成すると、基台の上面に設置したレコードプレーヤーの一側面の直ぐ近くにトーンアーム取付け台を設置することができる。
また本発明の取付け冶具位置決め装置は、取付け冶具が、レコードプレーヤーのターンテーブルのセンターピンに嵌合する垂直回転部と、この垂直回転部に直交して一体的に設けられた所定長のアームと、このアームの先端部に垂下された垂直棒を有する取付け冶具本体と、前記垂直棒の下端部を受け入れる貫通孔が形成された基準板を有し、かつ、前記基台の上面に設置されるトーンアーム取付け台とから成り、前記トーンアーム取付け台は、使用者が所望するトーンアームの基端軸部用の前記貫通孔を有し、この基端軸部用貫通孔の中に前記垂直棒の下端部側が挿入された状態で、かつ、前記センターピンを基準にして該センターピンの同心円上の軌道に位置する前記垂直棒を基準にして前記基台の上面に固定されることを特徴とする。このように構成しても、装置として、簡単な構成により、基板の上面に設置したレコードプレーヤーを極力加工しないようにして、形状や品質が異なる使用者の所望のトーンアームを、該基板に配設することができる。また、前記基台の上面にトーンアーム取付け台を容易に微調整しながら取付けることができる、基台の上面に位置決めしたトーンアーム取付け台を簡単に固定することができる、所望のトーンアームの基端軸部を前記取付け冶具のトーンアーム取付け台に容易に装着することができる等の優れた効果がある。
上記構成に於いて、前記垂直棒は、上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。このように構成すると、垂直棒をトーンアーム取付け台の基準板の基端軸部用貫通孔に容易に差し込むことができる。
市販のレコードプレーヤーを加工せず、例えば市販の長さの違うトーンアーム(例えばロングトーンアーム)をトーンアーム取付け台で取付けることができる。また簡単にトーンアーム取付け台の取付け位置を微調整して「適正な位置」に固定することができる等の優れた効果がある。なお、ここでの「適正な位置」とは、レコードプレーヤーでレコードを再生する時の適正な位置であり、トーンアームの有効長(トーンアームの基端部の回転中心からカートリッジの針先までの距離)からオーバーハングの長さを引いた寸法、すなわち、ターンテーブルのスピンドルの位置からトーンアームの回転中心までの距離Lである(図3を参照)。
図1乃至図7は、本発明の第1実施形態の取付け冶具取付け方法(方法の発明)及び取付け冶具位置決め装置(物の発明)を示す各説明図である。
本発明の取付け冶具取付け方法の工程図。
本発明の取付け冶具位置決め装置の平面からの説明図。
取付け冶具位置決め装置の概略断面図。
主要部の分解斜視図。
レコードブレヤーの設置工程の説明図。
トーンアーム取付け台の設置及び位置決め工程の説明図。
トーンアーム取付け台固定工程の説明図。
図1乃至図7を参照にして本発明の第1実施形態の取付け冶具取付け方法(方法の発明)及び取付け冶具位置決め装置(物の発明)を説明する。
まず、図1は本発明の取付け冶具取付け方法の一例を示す。この図に於いて、少なくとも、基台1と、この基台1の上面に設置されるレコードプレーヤー2と、取付け冶具Xとをそれぞれ準備する。そして、この準備工程Aでは図示しない所望のトーンアーム(例えばロングトーンアーム)Yも用意しておくのが好ましい。
Bはレコードプレーヤー2を前記基台1の上面1aに設置するレコードプレーヤー設置工程である。このレコードプレーヤー設置工程Bでは、レコードプレーヤー2よりも幅広い基台1の一側壁部の縁部分を基準にして該基台1の上面1aに、好ましくは接着剤を用いてレコードプレーヤー2を固定的に設置する。このレコードプレーヤー設置工程Bでは、前記基台1の一側壁と反対側の他側壁部が、レコードプレーヤー2の他側面から所要量食み出すようにする。基台1は折り曲げ可能に接続する分割タイプでも良いが、望ましくは一枚もので、その形状と大きさは、前記レコードプレーヤー2の底面から食み出す板体であり、この食み出し部分の上面1bに、後述するトーンアーム取付け台が位置決めされた状態で固定される。
Cは基台1の上面1a、1bに取付け冶具Xを設置する取付け冶具設置工程である。この取付け冶具設置工程Cは、所定幅・所定形状の基台1の上面1aにレコードプレーヤー2を固定的に設置した後、このレコードプレーヤー2のターンテーブル3のセンターピン4を基準とし、使用者が所望するトーンアームYを前記基台1に配設するために、前記基台1の上面1a、1bに取付け冶具Xを設置する。
しかして、前記取付け冶具は、例えば図3で示すように、前記センターピン4に嵌合する垂直回転部5及びこの垂直回転部に直交して一体的に設けられた所定長Lのアーム6と、このアームの先端部に垂下された垂直棒7を有する取付け冶具本体8と、前記垂直棒7の下端部を受け入れる基準板9cを有し、かつ、前記基台1の食み出し部分の上面1bに設置されるトーンアーム取付け台9とから成る。
この取付け冶具設置工程Cでは、前記垂直回転部5の下面の中央部に下向き凹所状の嵌合部(例えば嵌合穴)5aが形成されているので、該嵌合部(例えば嵌合穴)5aが前記センターピン4に外嵌合するように合わせる。センターピン4は、周知のように、当業者に「センタースピンドル」と称されているものであるから、図3の一点鎖線で示した垂直線上の「a」点が、前記所定長のアーム6の基端部6aが回転する支点ということになる。
したがって、図3の所定長のアーム6の突出先端部6bの取付け小孔6cを貫通する垂直棒7の中心の軸心方向の一点鎖線上の「b」点が、センターピン4の同心円上の軌道ORBの位置ということになると共に、所望のトーンアームYの基端部(軸部)を貫通孔10に差し込んだ場合には、該基端部(軸部)の回転中心ということになる(図2参照)。
Dは前記取付け冶具設置工程Cの後に、所定長Lのアーム6及び垂直棒7を、前記軌道ORB上を移動するように、前記基台1の食み出し部分の上面1b上の取付け冶具本体8を微調整するトーンアーム取付け台位置決め工程である。すなわち、このトーンアーム取付け台位置決め工程Dでは、所定長Lのアーム6を、例えば左手又は右手の指で摘まみながら、かつ、目視により、トーンアーム取付け台9を、前記センターピン4を基準にして該センターピン4の同心円上の軌道ORBに位置する垂直棒7の下端部の位置を参照しながら、トーンアーム取付け台9を基台1の食み出し部分の上面1b上で微調整する。
図2の平面図は、トーンアーム取付け台9を軌道ORBに沿って微調整している状態を示したものである。実施形態では、トーンアーム取付け台9は、その基準板9cの中心部に使用者が所望するトーンアームYの基端軸部用の前記貫通孔10を有しているので、この基端軸部用貫通孔10の中に垂直棒7の下端部側7aを挿入し、この挿入状態で、垂直棒7を水平方向にスライドさせながら、取付け冶具本体8を微調整する。なお、この時、前記貫通孔10の内周面に前記細長状の垂直棒7の外周面が接触しないようにする。もちろん、垂直棒7の外径寸法は実施形態に限定されるものではないことから、垂直棒7の外径寸法を貫通孔10の内径を考慮して適宜に設定しても良い(垂直棒7の外周面が貫通孔10の内周面に接触しても良い)。
最後にEは、取付け冶具固定工程で、この取付け冶具固定工程Eでは、トーンアーム取付け台位置決め工程Dを経た後、さらに、トーンアーム取付け台9を基台1食み出し部分の上面1bに複数本の固定手段11を介して固定する。前記固定手段11は複数本のネジを使用しているが、このネジに代えて接着剤を用いても良い。
次に、図2乃至図4を参照にして、本発明の取付け冶具位置決め装置を説明する。図4は主要部の分解斜視図なので、主に、この図4を参照にして説明する。なお、方法に用いた用語と符号は、物の発明にも通用する。したがって、重複する説明は割愛する。
図4に於いて、一番下に図示している方形又は矩形状の基台1は薄い板である。その形状及び材質如何は問わない。したがって、円形、楕円形、他の多角形等であっても良い。2は基台1の上面に設置されるレコードプレーヤーで、このレコードプレーヤー2は、ケース状の筐体2aと、筐体2aの上面に設けられた円盤状のターンテーブル3とから成り、前記ターンテーブル3の中心部には、センターピン4が突設されている。実施形態では、レコードプレーヤー2は、筐体2aの上面にショートアーム(短いトーンアーム)yを備えている。このショートアームyは、本発明の特定要件ではないから、無視をしても良い。付言すると、レコードプレーヤーはトーンアームを有しないもの等であっても良い。
取付け冶具Xは、前述した如く、取付け冶具本体8と、トーンアーム取付け台9とを備え、前記取付け冶具本体8は、センターピン4に嵌合する垂直回転部5及びこの垂直回転部に直交して一体的に設けられた所定長Lのアーム6と、このアームの先端部に垂下された垂直棒7をそれぞれ有し、基台1の上面1aに配設される。そして、前記センターピン4に前記垂直回転部5の嵌合部5aを嵌めると、垂直回転部5の下端面はターンテーブル3の上面に乗っかった格好となる。
一方、トーンアーム取付け台9は、複数個の固着具11用の孔を有する下方の取付けベース板9aと、複数本の柱状の支持部9bと、この支持部9bの上端部に水平状態に固定された上方の基準板9cとから成り、前記基準板9cの中心部には、貫通孔10が形成されている。そして、該トーンアーム取付け台9は、基台1の食み出し部分の上面1bに微調整後に前記固着具11を介して固定的に設置される。
以上の記載から、本発明の取付け冶具Xは、レコードプレーヤー2のターンテーブル3のセンターピン4に嵌合する垂直回転部5と、この垂直回転部に直交して一体的に設けられた所定長のアーム6と、このアームの先端部に垂下された垂直棒7を有する取付け冶具本体8と、前記垂直棒の下端部7aを受け入れる貫通孔10が形成された基準板9cを有し、かつ、前記基台の上面に設置されるトーンアーム取付け台と9から成り、前記トーンアーム取付け台9は、使用者が所望するトーンアームYの基端軸部用の前記貫通孔10を有し、この基端軸部用貫通孔の中に前記垂直棒7の下端部7a側が挿入された状態で、かつ、前記センターピン4を基準にして該センターピンの同心円上の軌道に位置する前記垂直棒7を基準にして前記基台1の上面に固定されるもので、取付け冶具位置決め装置は、該取付け冶具Xを含んでいる。
本発明は、例えば市販のレコードプレーヤーを加工せず、他の市販の長尺のトーンアームを使用する時における取付け冶具取付け方法及び取付け冶具位置決め装置として利用される。
X…取付け冶具、
a…垂直線上の点、
b…中心の軸心方向の一点鎖線上の点、
ORB…同心円上の軌道、
L…所定長、
Y…所望のトーンアーム、
y…短いトーンアーム、
A…準備工程、
B…レコードプレーヤー設置工程、
C…取付け冶具設置工程、
D…トーンアーム取付け台位置決め工程、
E…トーンアーム取付け冶具固定工程、
1…基台、
1a、1b…上面、
2…レコードプレーヤー、
2a…筐体、
3…ターンテーブル、
4…センターピン、
5…垂直回転部、
5a…下向き凹所状の嵌合部、
6…アーム、
6a…基端部、
6b…突出先端部、
6c…取付け小孔、
7…垂直棒、
7a…下端部側、
8…取付け冶具本体、
9…トーンアーム取付け台、
9a…取付けベース板、
9b…支持部、
9c…基準板、
10…貫通孔、
11…複数本の固定手段。
a…垂直線上の点、
b…中心の軸心方向の一点鎖線上の点、
ORB…同心円上の軌道、
L…所定長、
Y…所望のトーンアーム、
y…短いトーンアーム、
A…準備工程、
B…レコードプレーヤー設置工程、
C…取付け冶具設置工程、
D…トーンアーム取付け台位置決め工程、
E…トーンアーム取付け冶具固定工程、
1…基台、
1a、1b…上面、
2…レコードプレーヤー、
2a…筐体、
3…ターンテーブル、
4…センターピン、
5…垂直回転部、
5a…下向き凹所状の嵌合部、
6…アーム、
6a…基端部、
6b…突出先端部、
6c…取付け小孔、
7…垂直棒、
7a…下端部側、
8…取付け冶具本体、
9…トーンアーム取付け台、
9a…取付けベース板、
9b…支持部、
9c…基準板、
10…貫通孔、
11…複数本の固定手段。
Claims (4)
- 所定幅の基台の上面にレコードプレーヤーを固定的に設置し、このレコードプレーヤーのターンテーブルのセンターピンを基準とし、使用者が所望するトーンアームを前記基台に配設するために、前記基台の上面に取付け冶具を設置する取付け冶具取付け方法であって、前記取付け冶具は、前記センターピンに嵌合する垂直回転部及びこの垂直回転部に直交して一体的に設けられた所定長のアームと、このアームの先端部に垂下された垂直棒を有する取付け冶具本体と、前記垂直棒の下端部を受け入れる基準板を有しかつ前記基台の上面に設置されるトーンアーム取付け台とから成り、少なくとも、前記取付け冶具取付け方法は、前記トーンアーム取付け台を、前記センターピンを基準にして該センターピンの同心円上の軌道に位置する前記垂直棒の下端部の位置を参照しながら前記トーンアーム取付け台を前記基台の上面で微調整するトーンアーム取付け台位置決め工程を含み、このトーンアーム取付け台位置決め工程を経た後、さらに、前記トーンアーム取付け台を前記基台の上面に固定手段を介して固定する取付け冶具固定工程を含む取付け冶具取付け方法。
- 請求項1のトーンアーム取付け台の位置決め設置方法に於いて、前記基台は、前記レコードプレーヤーの底面から食み出す大きさであり、この食み出し部分の上面に前記トーンアーム取付け台が位置決めされた状態で固定されることを特徴とする取付け冶具取付け方法。
- 取付け冶具が、レコードプレーヤーのターンテーブルのセンターピンに嵌合する垂直回転部と、この垂直回転部に直交して一体的に設けられた所定長のアームと、このアームの先端部に垂下された垂直棒を有する取付け冶具本体と、前記垂直棒の下端部を受け入れる貫通孔が形成された基準板を有し、かつ、前記基台の上面に設置されるトーンアーム取付け台とから成り、前記トーンアーム取付け台は、使用者が所望するトーンアームの基端軸部用の前記貫通孔を有し、この基端軸部用貫通孔の中に前記垂直棒の下端部側が挿入された状態で、かつ、前記センターピンを基準にして該センターピンの同心円上の軌道に位置する前記垂直棒を基準にして前記基台の上面に固定される取付け冶具位置決め装置。
- 請求項3のトーンアーム取付け台の位置決め装置に於いて、前記垂直棒は、上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とする取付け冶具位置決め装置。
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JP2019002345A JP2020113349A (ja) | 2019-01-10 | 2019-01-10 | 取付け冶具取付け方法及び取付け冶具位置決め装置 |
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JP2019002345A Pending JP2020113349A (ja) | 2019-01-10 | 2019-01-10 | 取付け冶具取付け方法及び取付け冶具位置決め装置 |
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